JP2021190812A - 端末装置のためのコンピュータプログラム、端末装置、及び、方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】通信装置の識別情報をインターネット上のサーバに登録するための登録要求の送信が通信装置によって実行される状況において、通信装置とは異なる端末装置を利用して、当該登録の結果を知ることが可能な技術を提供する。【解決手段】端末装置は、第1の通信インターフェースを介して、登録指示を端末装置とは異なる通信装置に送信する指示送信部であって、登録指示は、通信装置の識別情報をインターネット上のサーバに登録するための登録要求の送信を通信装置に実行させる指示である、指示送信部と、登録指示が通信装置に送信された後に、少なくとも識別情報のサーバへの登録結果を確認するための確認処理を実行する確認処理実行部と、確認処理の結果を示す通知情報を出力部に出力させる出力制御部と、を備える。【選択図】図6

Description

本明細書では、通信装置の識別情報をインターネット上のサーバに登録するための技術に関する。
特許文献1には、空調機を識別する情報を遠隔管理サーバに登録する技術が開示されている。具体的には、遠隔管理サーバは、空調機からMACアドレスを受信して、MACアドレスを仮登録状態で記憶する。その後、遠隔管理サーバは、サービスマンの端末装置からのアクセスをトリガとして、上記のMACアドレスを本登録状態で記憶するのか否かを問い合わせるための本登録画面を端末装置に表示させる。本登録画面内の「登録」ボタンが押されると、上記のMACアドレスの本登録が完了する。
特開2010−034853号公報
「Device Provisioning Protocol Specification Version 1.1.13」 Wi-Fi Alliance, 2019年
上記の技術では、端末装置からのアクセスをトリガとしてMACアドレスの本登録が実行される。このため、サービスマンは、端末装置を利用して、MACアドレスの本登録の状況(例えば成功又は失敗)を知ることができる。しかし、上記の技術では、MACアドレスの仮登録(即ち、空調機から遠隔管理サーバへのMACアドレスの送信)を実行する必要がある。
MACアドレスの仮登録を実行することなく、MACアドレスの本登録を実行する構成として、例えば、空調機からのアクセスをトリガとしてMACアドレスの本登録を実行する構成が想定される。しかし、この構成では、空調機が遠隔管理サーバにアクセスするので、遠隔管理サーバにアクセスしていない端末装置を利用して、MACアドレスの本登録の状況を知ることができない。
本明細書では、通信装置の識別情報をインターネット上のサーバに登録するための登録要求の送信が通信装置によって実行される状況において、通信装置とは異なる端末装置を利用して、当該登録の結果を知ることが可能な技術を提供する。
本明細書では、端末装置のためのコンピュータプログラムが開示される。前記端末装置は、外部と通信を実行するための1個以上の通信インターフェースと、出力部と、コンピュータと、を備え、前記コンピュータプログラムは、前記コンピュータを、以下の各部、即ち、前記1個以上の通信インターフェースのうちの第1の通信インターフェースを介して、登録指示を前記端末装置とは異なる通信装置に送信する指示送信部であって、前記登録指示は、前記通信装置の識別情報をインターネット上のサーバに登録するための登録要求の送信を前記通信装置に実行させる指示である、前記指示送信部と、前記登録指示が前記通信装置に送信された後に、少なくとも前記識別情報の前記サーバへの登録結果を確認するための確認処理を実行する確認処理実行部と、前記確認処理の結果を示す通知情報を前記出力部に出力させる出力制御部と、として機能させ、前記確認処理は、前記1個以上の通信インターフェースのうちの第2の通信インターフェースを介して、前記識別情報の前記サーバへの前記登録結果を要求するための第1の確認信号を前記サーバに送信する処理と、前記第1の確認信号が前記サーバに送信されることに応じて、前記第2の通信インターフェースを介して、前記サーバから、前記識別情報の前記サーバへの前記登録結果を示す第1の応答信号を受信する処理と、を含む。
このような構成によれば、端末装置は、登録指示を通信装置に送信した後に、少なくとも識別情報の登録結果を確認するための確認処理を実行する。確認処理では、サーバから、識別情報のサーバへの登録結果を示す第1の応答信号が受信される。そして、端末装置は、確認処理の結果を示す通知情報を出力する。これにより、通信装置の識別情報をインターネット上のサーバに登録するための登録要求の送信が通信装置によって実行される状況において、通信装置とは異なる端末装置を利用して、当該登録の結果を知ることができる。
また、本明細書で開示される方法は、端末装置から登録指示を前記端末装置とは異なる通信装置に送信する第1のステップであって、前記登録指示は、前記通信装置の識別情報をインターネット上のサーバに登録するための登録要求の送信を前記通信装置に実行させる指示である、前記第1のステップと、前記登録指示が前記通信装置に送信された後に、少なくとも前記識別情報の前記サーバへの登録結果を確認するための確認処理を実行する第2のステップと、前記確認処理の結果を示す通知情報を前記端末装置の出力部に出力させる第3のステップと、を備え、前記確認処理は、前記識別情報の前記サーバへの前記登録結果を要求するための第1の確認信号を前記端末装置から前記サーバに送信する処理と、前記第1の確認信号が前記サーバに送信されることに応じて、前記識別情報の前記サーバへの前記登録結果を示す第1の応答信号を前記サーバから前記端末装置に送信する処理と、を含む。
このような構成でも、通信装置の識別情報をインターネット上のサーバに登録するための登録要求の送信が通信装置によって実行される状況において、通信装置とは異なる端末装置を利用して、当該登録の結果を知ることができる。
上記の端末装置のためのコンピュータプログラムを記憶するコンピュータ可読記録媒体、端末装置そのもの、及び、端末装置によって実行される方法も新規で有用である。また、端末装置と他の装置(例えば通信装置)とを備える通信システムも新規で有用である。
本実施例の概略を示す。 端末及びプリンタのハードウェア構成を示す。 プリンタの接続のセットアップの処理を示すシーケンス図である。 図3の続きを示すシーケンス図である。 プリンタの登録のセットアップの処理を示すシーケンス図である。 図5の続きを示すシーケンス図である。 図6の続きを示すシーケンス図である。
(通信システム2の構成;図1)
図1に示されるように、通信システム2は、2個のAP(Access Pointの略)6、7と、端末10と、3個のプリンタ100、200、300と、を備える。AP6は、無線LAN(Local Area Networkの略)を形成可能であり、インターネット8に接続されることにより、当該無線LAN上の装置(例えば端末10)とインターネット8上の装置(例えばサーバ500)との通信を中継する。AP7の構成は、AP6と同様である。各装置10、100、200、300は、AP(例えばAP6)によって形成されている無線LANに接続されることによって、当該AP及びインターネット8を介して、サーバ500と通信可能である。サーバ500は、プリンタ(例えば100)のベンダによってインターネット8上に設置される。なお、変形例では、サーバ500は、プリンタ(例えば100)のベンダとは異なる事業者によってインターネット8上に設置されてもよい。
サーバ500は、プリンタに関するサービスをプリンタのユーザに提供するためのサーバである。当該サービスは、例えば、プリンタからプリンタの状態を示す情報(例えばプリンタで利用される着色剤の残量)を受信して、当該情報を管理する管理サービスを含む。管理サービスは、例えば、現在の着色剤の残量が所定の閾値以下である場合に、着色剤を含むカートリッジをプリンタのユーザに発送するサービスである。
本実施例では、AP6、7、プリンタ100、200、300が、オフィスに設置されている状況を想定している。オフィスの管理者(即ちユーザ)は、サーバ500によって提供されるサービスを受けるために、端末10を利用して、プリンタ(例えばプリンタ100)とAP(例えばAP6)との間にWi−Fi方式に従った無線接続(以下では「Wi−Fi接続」と記載する)を確立させ、サーバ500のサービスを開始するための通信をプリンタ100に実行させる。なお、オフィスに設置されるプリンタは、3個に限らず、例えば、1個でもよいし、4個以上であってもよい。
(端末10の構成;図2)
端末10は、携帯電話(例えばスマートフォン)、PDA、タブレットPC等の可搬型の端末装置である。なお、変形例では、端末10は、据置型のPC、ノートPC等であってもよい。端末10は、操作部12と、表示部14と、Wi−Fiインターフェース16と、セルラーインターフェース17と、カメラ18と、制御部30と、を備える。各部12〜30は、バス線(符号省略)に接続されている。以下では、インターフェースを単に「I/F」と記載する。カメラ18は、物体を撮影するためのデバイスであり、本実施例では、特に、AP及びプリンタのためのQRコード(登録商標)を撮影するために利用される。
操作部12は、複数のキーを備える。ユーザは、操作部12を操作することによって、様々な指示を端末10に入力することができる。表示部14は、様々な情報を表示するためのディスプレイである。なお、表示部14は、タッチパネル(即ち操作部12)として機能してもよい。
Wi−FiI/F16は、Wi−Fi規格に従った無線通信(以下では「Wi−Fi通信」と記載)を実行するための無線I/Fである。Wi−Fi規格は、例えば、IEEE(The Institute of Electrical and Electronics Engineers, Inc.の略)の802.11の規格、及び、それに準ずる規格(例えば802.11a,11b,11g,11n等)に従って、無線通信を実行するための規格である。Wi−FiI/F16は、Wi−Fi Allianceによって策定されたWFD(Wi-Fi Direct(登録商標)の略)方式をサポートしている。さらに、Wi−FiI/F16は、Wi−Fi Allianceによって策定されたDPP(Device Provisioning Protocolの略)方式をサポートしている。DPP方式は、Wi−Fi Allianceによって作成された規格書「Device Provisioning Protocol Specification Version 1.1.13」に記述されている。
セルラーI/F17は、ITU(International Telecommunication Unionの略)によって策定されたセルラー方式に従った無線通信を実行するためのI/Fである。端末10は、セルラーI/F17を介して、インターネット8上のサーバ(例えばサーバ500)との通信を実行することができる。セルラー方式は、IMT−2000(International Mobile Telecommunications-2000の略)規格に準ずる3G(第3世代移動通信システムの略)、LTE−Advanced(Long Term Evolution-Advancedの略)規格に準拠するLTE(Long Term Evolutionの略)、IMT−Advanced(International Mobile Telecommunications-Advancedの略)規格に準拠する4G(第4世代移動通信システムの略)、IMT−2020(International Mobile Telecommunications-2020の略)規格に準ずる5G(第5世代移動通信システムの略)等の通信方式である。
制御部30は、CPU32とメモリ34とを備える。CPU32は、メモリ34に記憶されているプログラム36、40に従って、様々な処理を実行する。メモリ34は、揮発性メモリ、不揮発性メモリ等によって構成される。OS(Operating System)プログラム36は、端末10の基本的な制御を実行するためのプログラムである。接続アプリケーション40(以下では単に「接続アプリ40」と記載する)は、プリンタとAPとの間にWi−Fi接続を確立させるためのプログラムであり、例えば、プリンタ100のベンダによって提供されるインターネット上のサーバ(図示省略)から端末10にインストールされる。
(プリンタ100、200、300の構成;図2)
プリンタ100は、印刷機能を実行可能な周辺装置(例えば端末10の周辺装置)である。なお、変形例では、プリンタ100は、印刷機能に加えて、スキャン機能、FAX機能等を実行可能な多機能機であってもよい。プリンタ100は、Wi−FiI/F116と、制御部130と、を備える。各部116、130は、バス線(符号省略)に接続されている。なお、プリンタ200、300(図1参照)の構成は、プリンタ100と同様である。
Wi−FiI/F116は、Wi−Fi通信を実行するための無線I/Fであり、WFD方式とDPP方式をサポートしている。Wi−FiI/F116は、2個のMACアドレス「MACpr1a」、「MACpr1b」を有する。MACアドレス「MACpr1a」は、APとのWi−Fi通信に利用されるMACアドレスである。MACアドレス「MACpr1b」は、WFD方式に従ったWi−Fi通信に利用されるMACアドレスである。なお、変形例では、プリンタ100は、MACアドレス「MACpr1a」を有する第1のWi−FiI/FとMACアドレス「MACpr1b」を有する第2のWi−FiI/F(即ち2個のWi−FiI/F)を備えていてもよい。また、他の変形例では、Wi−FiI/F116は、1個のMACアドレス「MACpr1a」のみを有していてもよい。この変形例では、APとのWi−Fi通信とWFD方式に従ったWi−Fi通信との双方において、MACアドレス「MACpr1a」が利用される。
ここで、MACアドレス「MACpr1a」とMACアドレス「MACpr1b」との間には所定の関係が存在する。所定の関係は、プリンタ100のベンダによって設定される。所定の関係は、例えば、連番の関係である。MACアドレス「MACpr1b」は、所定の関係と、MACアドレス「MACpr1a」と、に基づいて生成可能である。
制御部130は、CPU132とメモリ134とを備える。CPU132は、メモリ134に格納されているプログラム136に従って、様々な処理を実行する。メモリ134は、揮発性メモリ、不揮発性メモリ等によって構成される。
(プリンタの接続のセットアップ;図3、図4)
図3、図4を参照して、プリンタ100〜300のそれぞれについて、当該プリンタをAP(例えばAP6)に接続するセットアップについて説明する。なお、以下では、理解の容易化のために、各デバイスのCPU(例えばCPU32等)が実行する動作を、CPUを主体として記載せずに、各デバイス(例えば端末10)を主体として記載する。
図3の初期状態では、DPP方式に従った通信が端末10とAP6との間で実行済みである。この際に、端末10がDPP方式のConfiguratorとして動作し、AP6がDPP方式のEnrolleeとして動作する。Configuratorは、DPP方式のConfigurationにおいて、Configuration ObjectをEnrolleeに送信するデバイスを意味する。以下では、Configuration、Configuration Objectのことを、それぞれ、単に「Config」、「CO」と記載する。Enrolleeは、Configにおいて、ConfiguratorからCOを受信するデバイスを意味する。従って、Configuratorである端末10からEnrolleeであるAP6に第1のAP用COが送信され、第1のAP用COがAP6に記憶されている。第1のAP用COは、AP6とプリンタ(例えばプリンタ100)の間のWi−Fi通信のための無線接続を確立するために、AP6によって利用される情報である。なお、以下では、AP(例えばAP6)とプリンタ(例えばプリンタ100)との間のWi−Fi通信のための無線接続を「AP接続」と記載する。なお、本実施例では、オフィス内の装置(例えば端末10、プリンタ100、AP6)間の全ての通信は、Wi−FiI/F16、116を介して実行される。以下では、オフィス内の装置間の通信を説明する際に、「Wi−FiI/F16(又は116)を介して」という記載を省略する。
プリンタ100は、T100において、ユーザから電源ON操作を受け付け、T102において、プリンタ100とAP6との間にWi−Fi接続を確立させるための設定ボタン操作を受け付ける。この場合、プリンタ100は、T104において、QRコードを表示する。当該QRコードは、プリンタ100が記憶済みの公開鍵「PPKpr1」と、MACアドレス「MACpr1a」と、を含む情報がコード化されたコード画像である。
端末10は、T110において、プリンタ100の接続先としてAP6を選択する操作を操作部12で受け付けると、カメラ18を起動する。ここで、当該操作は、例えば、接続アプリ40に従って表示されている画面内のAP6を示す文字列(例えば、第1のAP用COに対応するGroup ID)を選択する操作である。T112では、端末10は、プリンタ100のQRコードを撮影する。そして、端末10は、T114において、接続アプリ40を利用して、撮影済みのQRコードをデコードし、公開鍵「PPKpr1」と、MACアドレス「MACpr1a」と、を取得する。換言すると、T112及びT114の処理は、端末10とプリンタ100との間で実行されるDPP方式のBootstrapping(以下では「BS」と記載する)である。なお、端末10によって実行される以下の全ての処理は、接続アプリ40によって実行される。
端末10は、BSが終了すると、T120において、DPP方式のAuthentication(以下では「Auth」と記載する)をプリンタ100と実行する。具体的には、端末10は、まず、公開鍵「PPKpr1」と端末10の秘密鍵(図示省略)とを利用して共有鍵を生成し、当該共有鍵を利用して暗号化データを生成する。そして、端末10は、当該暗号化データと端末10の公開鍵(図示省略)とを含むAuth Requestをプリンタ100に送信する。当該Requestは、認証の実行をプリンタ100に要求する信号であり、さらに、端末10がConfiguratorとして動作することを示す情報を含む。以下ではRequestのことを「Req」と記載する。
プリンタ100は、端末10からAuth Reqを受信すると、Auth Reqに含まれる暗号化データの認証を実行する。プリンタ100は、認証が成功すると、成功を示すAuth Responseを端末10に送信する。当該Responseは、プリンタ100がEnrolleeとして動作することを示す情報を含む。以下では、Responseのことを「Res」と記載する。Authが実行されることにより、端末10がConfiguratorとして動作すると共に、プリンタ100がEnrolleeとして動作することが決定される。
プリンタ100は、Auth Resを端末10に送信すると(T120)、T130において、DPP方式のConfigを端末10と実行する。具体的には、Enrolleeであるプリンタ100は、Config ReqをConfiguratorである端末10に送信する。当該Reqは、第1のプリンタ用COの送信を端末10に要求する信号である。第1のプリンタ用COは、プリンタ100とAP6との間にAP接続を確立するために、プリンタ100によって利用される情報である。
端末10は、プリンタ100からConfig Reqを受信すると、第1のプリンタ用COを生成する。第1のプリンタ用COは、第1のプリンタ用Signed−Connector(以下では「SC」と記載する)を含む。そして、端末10は、第1のプリンタ用COを含むConfig Resをプリンタ100に送信する。
プリンタ100は、端末10からConfig Resを受信すると(T130)、T132において、第1のプリンタ用COをメモリ134に記憶する。
次いで、プリンタ100は、T140において、DPP方式のNetwork AccessをAP6と実行する。具体的には、プリンタ100は、メモリ134から第1のプリンタ用COを取得する。そして、プリンタ100は、第1のプリンタ用CO内の第1のプリンタ用SCを含むDPP Peer Discovery ReqをAP6に送信する。当該Reqは、認証の実行をAP6に要求する信号である。以下では、DPP Peer Discoveryのことを単に「Discovery」と記載する。
AP6は、プリンタ100からDiscovery Reqを受信すると、当該Reqに含まれる第1のプリンタ用SCを利用して認証を実行する。AP6は、認証が成功すると、接続キーを生成すると共に、第1のAP用CO内の第1のAP用SCを含むDiscovery Resをプリンタ100に送信する。
プリンタ100は、AP6からDiscovery Resを受信すると、当該Resに含まれる第1のAP用SCを利用して認証を実行する。プリンタ100は、認証が成功すると、接続キーを生成する。ここで生成される接続キーは、AP6によって生成される接続キーと同じものである。これにより、プリンタ100とAP6との間で接続キーが共有される。
プリンタ100は、接続キーを利用して、4way−handshakeの通信をAP6と実行する。この結果、T142において、プリンタ100とAP6との間にAP接続が確立される。即ち、プリンタ100(即ちWi−FiI/F116)は、AP6によって形成されている無線LANに接続される。
プリンタ100は、T142において、AP6とのAP接続を確立すると、T150において、DPP方式のDPP Status Query Result(以下では単に「Result」と記載する)を端末10に送信する。当該Resultは、プリンタ100とAP6との間にAP接続が確立されたことを示す情報を含む。
端末10は、T142において、プリンタ100からResultを受信すると、T152において、T114で取得されたMACアドレス「MACpr1a」を装置リストとしてメモリ34に記憶する。装置リストは、サーバ500に登録すべきMACアドレスのリストである。
続いて、プリンタ200とAP6との間にAP接続を確立するための処理が実行される。T212は、プリンタ200とのBSが実行される点を除いて、T112、T114と同様である。即ち、プリンタ200の公開鍵(図示省略)とプリンタ200のMACアドレス「MACpr2a」とが取得される。T220は、プリンタ200の公開鍵が利用される点と、プリンタ200との通信が実行される点を除いて、T120と同様である。T230、T232は、第2のプリンタ用COが利用される点と、プリンタ200との通信が実行される点を除いて、T130、T132と同様である。第2のプリンタ用COは、プリンタ200とAP6との間にAP接続を確立するために、プリンタ200によって利用される情報であり、第2のプリンタ用SCを含む。
T240、T242は、第2のプリンタ用SCが利用される点と、プリンタ200との通信が実行される点を除いて、T140、T142と同様である。即ち、プリンタ200とAP6との間にAP接続が確立される。
T250は、プリンタ200からResultが受信される点を除いて、T150と同様である。T252は、MACアドレス「MACpr2a」が装置リストとして記憶される点を除いて、T152と同様である。
続いて、プリンタ300とAP7との間にAP接続を確立するための処理が実行される。図4のT310は、プリンタ300の接続先としてAP7が選択される点を除いて、図3のT110と同様である。T312は、プリンタ300とのBSが実行される点を除いて、T112、T114と同様である。即ち、プリンタ300の公開鍵(図示省略)とプリンタ300のMACアドレス「MACpr3a」とが取得される。T320は、プリンタ300の公開鍵が利用される点と、プリンタ300との通信が実行される点を除いて、T120と同様である。T330、T332は、第3のプリンタ用COが利用される点と、プリンタ300との通信が実行される点を除いて、T130、T132と同様である。第3のプリンタ用COは、プリンタ200とAP7との間にAP接続を確立するために、プリンタ300によって利用される情報であり、第3のプリンタ用SCを含む。
T340、T342は、第3のプリンタ用SCと第2のAP用COが利用される点と、プリンタ300とAP7との間で通信が実行される点を除いて、T140、T142と同様である。即ち、プリンタ300とAP7との間にAP接続が確立される。ここで、第2のAP用COは、AP7とプリンタ(例えばプリンタ300)の間のWi−Fi通信のための無線接続を確立するために、AP7によって利用される情報である。第2のAP用COは、DPP方式に従った通信(即ちConfig)が端末10とAP7との間で実行されることにより、AP7に予め記憶されている。第2のAP用COは、第2のAP用SCを含む。
T350は、プリンタ200からResultが受信される点を除いて、T150と同様である。T352は、MACアドレス「MACpr3a」が記憶される点を除いて、T152と同様である。T352の時点において、装置リストには、3個のMACアドレス「MACpr1a」、「MACpr2a」「MACpr3a」が記憶されている。
続いて、プリンタの登録のセットアップ(図5〜図7参照)のための準備が実行される。なお、当該準備は、プリンタの登録のセットアップの開始前に実行されていればよく、例えば、図3の処理の開始前に予め実行されていてもよい。端末10は、T400において、当該準備を開始するための登録準備操作を操作部12で受け付けると、アカウント情報AIを入力するための入力画面(図示省略)を表示部14に表示させる。アカウント情報AIは、ユーザを示すアカウント名と、当該アカウント名の認証に利用されるパスワードと、を含む。アカウント情報AIは、図3のセットアップが開始される前に予めユーザによってサーバ500に登録されている。
T402では、端末10は、入力画面においてアカウント情報AIの入力を受け付ける。T404では、端末10は、セルラーI/F17を介して、入力済みのアカウント情報AIを含む認証要求をサーバ500に送信する。認証要求は、アカウント情報AIの認証を要求するための信号である。なお、図面では、セルラー方式に従った無線通信(以下では、「セルラー通信」と記載)を一点鎖線で示し、Wi−Fi通信を実線で示す。
サーバ500は、T404において、端末10から認証要求を受信すると、T406において、認証要求内のアカウント情報AIの認証を実行する。本ケースでは、アカウント情報AIは、サーバ500に登録されているので、T406の認証は成功する。
T408では、サーバ500は、アカウント情報AIの認証が成功したことを示す成功通知を端末10に送信する。
端末10は、T408において、セルラーI/F17を介して、サーバ500から成功通知を受信すると、T410において、セルラーI/F17を介して、PIN(Personal Identification Numberの略)コードの生成を要求するPIN要求をサーバ500に送信する。PINコードは、プリンタのMACアドレス(例えばMACアドレス「MACpr1a」)をサーバ500に登録するための認証に利用されるコードである。
サーバ500は、T410において、端末10からPIN要求を受信すると、T412において、PINコード「1234」を生成する。そして、サーバ500は、認証済みのアカウント情報AIと関連付けて、PINコード「1234」をサーバ500のメモリ(図示省略)に記憶する。
T414では、サーバ500は、T412で生成されたPINコード「1234」を端末10に送信する。
(プリンタの登録のセットアップ;図5〜図7)
図5〜図7を参照して、プリンタ100〜300のそれぞれについて、当該プリンタの登録のセットアップについて説明する。図5の処理は、図4のT414をトリガとして開始される。なお、変形例では、図5の処理は、図3、図4の処理が実行された後にユーザによって所定の操作が実行されることをトリガとして開始されてもよい。
T500では、端末10は、メモリ34から装置リストを取得して、当該装置リストの中から登録対象のMACアドレスを選択するための選択画面SRを表示部14に表示させる。そして、T501では、端末10は、選択画面SRにおいてMACアドレス「MACpr1a」(即ちプリンタ100)を選択する操作を操作部12で受け付ける。
T502では、端末10は、上記の所定の関係に基づいて、T500において選択されたMACアドレス「MACpr1a」からプリンタ100のMACアドレス「MACpr1b」を生成する。
T504では、端末10は、生成済みのMACアドレス「MACpr1b」を利用して、4way−handshakeの通信をAP6と実行する。この結果、端末10とプリンタ100との間にWFD方式に従った無線接続(以下では「WFD接続」と記載)が確立される。なお、当該WFD接続では、プリンタ100が、WFD方式のGroup Ownerとして動作して、端末10が、WFD方式のClientとして動作する。なお、変形例では、端末10が、Group Ownerとして動作して、プリンタ100が、Clientとして動作してもよい。また、他の例では、WFD接続に限らず、例えば、Soft AP方式に従った無線接続が確立されてもよい。
T506では、端末10は、T504で確立されたWFD接続を利用して、登録指示をプリンタ100に送信する。登録指示は、プリンタ100のMACアドレス「MACpr1a」をサーバ500に登録するための登録要求の送信をプリンタ100に実行させる指示である。登録指示は、図4のT414で受信されたPINコード「1234」と、プロキシ設定情報と、を含む。プロキシ設定情報は、プリンタ100が利用すべきプロキシサーバ(図示省略)の設定に関する情報である。プロキシ設定情報は、例えば、当該プロキシサーバのIPアドレスと、当該IPアドレスをプリンタ100の所定の記憶領域に記憶させるためのコマンドと、を含む。
プリンタ100は、T506において、端末10から登録指示を受信すると、T508において、登録指示が受信されたことを示す受信通知を端末10に送信する。
端末10は、T508において、プリンタ100から受信通知を受信すると、T510において、プリンタ100とのWFD接続を切断する。そして、端末10は、MACアドレスを選択するための選択画面SRを表示部14に再び表示させる。
T521では、端末10は、選択画面SRにおいてMACアドレス「MACpr2a」(即ちプリンタ200)を選択する操作を操作部12で受け付ける。T522〜T530は、プリンタ200のMACアドレス「MACpr2b」が生成されて、MACアドレス「MACpr2b」が利用される点と、プリンタ200との通信が実行される点を除いて、T502〜T510と同様である。
T541では、端末10は、選択画面SRにおいてMACアドレス「MACpr3a」(即ちプリンタ300)を選択する操作を操作部12で受け付ける。T542〜T550は、プリンタ300のMACアドレス「MACpr3b」が生成されて、MACアドレス「MACpr3b」が利用される点と、プリンタ300との通信が実行される点を除いて、T502〜T510と同様である。
図5の処理により、プリンタ100〜300に登録指示が送信される。なお、図5の段階では、プリンタ100〜300は、受信済みの登録指示に従った処理を実行していない。続く図6において、プリンタ100〜300のそれぞれにおいて実行される処理について説明する。
プリンタ100は、図5のT506において、端末10から登録指示を受信すると、T600において、登録指示に含まれるプロキシ設定情報を利用して、プリンタ100のプロキシ設定の変更を試みる。本ケースでは、当該プロキシ設定の変更は成功する。具体的には、プロキシサーバ(図示省略)のIPアドレスがプリンタ100の所定の記憶領域に記憶される。
T602では、プリンタ100は、図3のT142で確立されたAP接続(即ちAP6によって形成されている無線LAN)を利用して、プロキシサーバを介して、登録要求をサーバ500に送信することを試行する。当該登録要求は、プリンタ100のMACアドレス「MACpr1a」と、図5のT506の登録指示に含まれるPINコード「1234」と、を含む。本ケースでは、AP6は、インターネット8に接続されている。この結果、登録要求は、AP6及びプロキシサーバを介して、インターネット8上のサーバ500に送信される。
サーバ500は、T602において、プリンタ100から登録要求を受信すると、T604において、登録要求内のPINコード「1234」の認証を実行する。本ケースでは、PINコード「1234」はサーバ500のメモリ(図示省略)に記憶されているので、当該認証は成功する。そして、サーバ500は、T604において、サーバ500のメモリからPINコード「1234」に関連付けて記憶されているアカウント情報AIを特定し、特定済みのアカウント情報AIに関連付けて、登録要求内のMACアドレス「MACpr1a」をサーバ500のメモリに記憶する(登録する)。これにより、プリンタ100のMACアドレス「MACpr1a」のサーバ500への登録が完了し、ユーザは、サーバ500によって提供されるサービスを受けることができる。
また、プリンタ200は、図5のT526において、端末10から登録指示を受信すると、T610において、登録指示に含まれるプロキシ設定情報を利用して、プリンタ200のプロキシ設定の変更を試みる。本ケースでは、当該プロキシ設定の変更は失敗し、プロキシサーバのIPアドレスがプリンタ200の所定の記憶領域に記憶されない。失敗の原因は、例えば、登録指示の一部のデータが欠落していること等である。データの欠落の原因は、例えば、登録指示の送信途中に、プリンタ200とAP6との間のAP接続が切断されること等である。この結果、プリンタ200は、プロキシサーバとの通信を実行することができず、インターネット8上のサーバ(例えばサーバ500)との通信を実行することができない。現時点では、プリンタ200は、登録要求のサーバ500への送信を実行不可能である。
また、プリンタ300は、図5のT546において、端末10から登録指示を受信すると、T620において、登録指示に含まれるプロキシ設定情報を利用して、プリンタ200のプロキシ設定の変更を試みる。本ケースでは、当該プロキシ設定の変更は成功する。
T622では、プリンタ100は、図4のT342で確立されたAP接続(即ちAP7によって形成されている無線LAN)を利用して、プロキシサーバを介して、登録要求をサーバ500に送信することを試行する。当該登録要求は、プリンタ300のMACアドレス「MACpr3a」と、PINコード「1234」と、を含む。本ケースでは、AP7は、インターネット8に接続されていない。この結果、登録要求は、AP7に受信されるものの、AP7からサーバ500に送信されない。
続いて、図5のT550の後に端末10によって実行される処理について説明する。ユーザは、プリンタ100〜300への登録指示の送信が完了すると、T640において、端末10の操作部12を操作して、確認操作を実行する。確認操作は、後述するT644以降の確認処理を実行するためのトリガである。確認処理は、プリンタ100〜300の3個のMACアドレスのサーバ500への登録結果を確認するため処理(後述するT644〜T660)と、当該登録結果が登録の失敗を示す場合に、当該失敗に対処するための処理(後述する図7のT700〜T776)と、を含む。
端末10は、T640において、確認操作を受け付けると、T644において、セルラーI/F17を介して、アカウント情報AIを含む認証要求をサーバ500に送信する。T646、T648は、図4のT406、T408と同様である。
T650では、端末10は、セルラーI/F17を介して、リスト要求をサーバ500に送信する。リスト要求は、サーバ500に登録されている1個以上のプリンタの1個以上のMACアドレスのリストを要求するための信号である。リスト要求は、アカウント情報AIを含む。
サーバ500は、T650において、端末10からリスト要求を受信すると、サーバ500のメモリ(図示省略)からリスト要求に含まれるアカウント情報AIに関連付けて記憶されてるMACアドレスを特定する。本ケースでは、プリンタ100のMACアドレス「MACpr1a」がアカウント情報AIに関連付けて記憶されているが、プリンタ200のMACアドレス「MACpr2a」及びプリンタ300のMACアドレス「MACpr3a」は記憶されていない。この結果、サーバ500は、T652において、1個のMACアドレス「MACpr1a」のみを含む登録リストを端末10に送信する。
端末10は、T652において、サーバ500から登録リストを受信すると、T660において、メモリ34に記憶されている装置リスト内の3個のMACアドレスの全ての登録が成功したのか否かを判断する。具体的には、端末10は、装置リスト内の3個のMACアドレスのそれぞれが受信済みの登録リストに含まれるのか否かを判断する。本ケースでは、装置リスト内の2個のMACアドレス「MACpr2a」、「MACpr3a」が登録リストに含まれない。この結果、端末10は、装置リスト内の3個のMACアドレスの全ての登録が成功していないと判断して(T660でNO)、図7の処理に進む。一方、仮に、装置リスト内の3個のMACアドレスが登録リストに含まれる場合に、端末10は、装置リスト内の3個のMACアドレスの全ての登録が成功したと判断して(T660でYES)、図7の処理をスキップして、T662に進む。T622では、端末10は、装置リスト内の3個のMACアドレスの全ての登録が成功したことを示す成功画面を表示部14に表示させる。T662の処理が終了すると、図6の処理、即ち、プリンタの登録のセットアップが終了する。
図7では、MACアドレスの登録が失敗したプリンタ200、300について、登録の失敗に対処するための処理が実行される。T700では、端末10は、登録が失敗した2個のMACアドレス「MACpr2a」、「MACpr3a」の中から、MACアドレス「MACpr2a」を選択する。T704では、端末10は、図5のT522、T524と同様の処理を実行して、プリンタ200とのWFD接続を確立する。
T710では、端末10は、T704で確立されたWFD接続を利用して、設定確認要求をプリンタ200に送信する。設定確認要求は、プリンタ200の現在のプロキシ設定を要求するための信号である。このような構成によれば、MACアドレスの登録が失敗したプリンタについて、MACアドレスの登録が失敗した原因がプリンタの現在のプロキシ設定の変更の失敗であるのか否かを確認することができる。
例えば、T660の判断を実行する前に、設定確認要求を全てのプリンタ100〜300に送信する比較例が想定される。この比較例では、プリンタ100のMACアドレス「MACpr1a」の登録が成功しているにも関わらず、設定確認要求がプリンタ100に不要に送信され得る。これに対して、本実施例では、設定確認要求は、T660の判断においてMACアドレスの登録が失敗したと判断されたプリンタ200、300に送信され、T660の判断においてMACアドレスの登録が成功したと判断されたプリンタ100には、送信されない。設定確認要求がプリンタ100に不要に送信されることを抑制することができる。なお、変形例では、上記の比較例の構成を採用してもよい。
本ケースでは、図6のT610で示すように、プリンタ200のプロキシ設定の変更は失敗している。この結果、端末10は、T712において、設定確認要求に対する応答として、プリンタ200からプリンタ200のプロキシ設定の変更が失敗していることを示す設定失敗通知を受信する。
端末10は、T716において、プリンタ200から設定失敗通知を受信すると、T716において、T704で確立されたWFD接続を利用して、図5のT526と同様の登録指示をプリンタ200に送信する。T720は、T530と同様である。
T730では、T716の登録指示内のプロキシ設定情報に従ったプロキシ設定の変更が成功する。T732では、プリンタ200は、図3のT242で確立されたAP接続(即ちAP6によって形成されている無線LAN)を利用して、プロキシサーバを介して、登録要求をサーバ500に送信することを試行する。当該登録要求は、プリンタ200のMACアドレス「MACpr2a」と、PINコード「1234」と、を含む。本ケースでは、AP6がインターネット8に接続されいているので、登録要求のサーバ500への送信が成功する。T734は、プリンタ200のMACアドレス「MACpr2a」が登録される点を除いて、図6のT604と同様である。
また、端末10は、T720において、プリンタ200とのWFD接続を切断すると、T740において、登録が失敗した2個のMACアドレス「MACpr2a」、「MACpr3a」の中から、残りのMACアドレス「MACpr3a」を選択する。T744では、端末10は、図5のT542、T544と同様の処理を実行して、プリンタ300とのWFD接続を確立する。
T750では、端末10は、T744で確立されたWFD接続を利用して、設定確認要求をプリンタ300に送信する。本ケースでは、図6のT620で示すように、プリンタ300のプロキシ設定の変更は成功している。この結果、端末10は、T752において、設定確認要求に対する応答として、プリンタ300からプリンタ300のプロキシ設定の変更が成功していることを示す設定成功通知を受信する。T760は、図5のT550と同様である。
T770では、端末10は、Network AccessをAP7と実行して、AP7とのAP接続を確立する。
T772では、端末10は、T770で確立されたAP接続を利用して、接続確認要求をAP7に送信する。接続確認要求は、AP7がインターネット8に接続されているのか否かを確認するための信号である。このような構成によれば、MACアドレスの登録が失敗したプリンタについて、MACアドレスの登録が失敗した原因がAP7のインターネット8への未接続であるのか否かを確認することができる。
例えば、T660の判断を実行する前に、接続確認要求を全てのAP6、7に送信する比較例が想定される。この比較例では、プリンタ100のMACアドレス「MACpr1a」の登録が成功しているにも関わらず、接続確認要求がAP6に不要に送信される。これに対して、本実施例では、接続確認要求は、T660の判断においてMACアドレスの登録が失敗したと判断されたプリンタ300に対応するAP7に送信され、T660の判断においてMACアドレスの登録が成功したと判断されたプリンタ100に対応するAP6には、送信されない。接続確認要求がAP6に不要に送信されることを抑制することができる。なお、変形例では、上記の比較例の構成が採用されてもよい。
本ケースでは、AP7は、インターネット8に接続されていない。この結果、端末10は、T774において、接続確認要求に対する応答として、AP7からAP7がインターネット8に接続されていないことを示す未接続通知を受信する。T776では、端末10は、T770で確立されたAP接続を切断する。なお、仮に、AP7がインターネット8に接続されている場合には、端末10は、AP7からAP7がインターネット8に接続されていることを示す接続済み通知を受信する。接続済み通知が受信される場合には、端末10は、AP接続を切断して、図5のT542〜T546の処理を再び実行して、登録要求の送信をプリンタ300に再び試行させる。
T780は、図6のT650と同様である。T782は、登録リストが2個のMACアドレス「MACpr1a」、「MACpr2a」を含む点を除いて、図6のT652と同様である。
T790では、端末10は、T782で受信された登録リストを利用して、図6のT660と同様の判断を実行する。この結果、端末10は、MACアドレス「MACpr3a」の登録が失敗したと判断する(T660でNO)。
T792では、端末10は、T790の判断の結果を示す結果画面を表示部14に表示させる。結果画面は、3個のメッセージM1、M2、M3を含む。メッセージM1は、MACアドレス「MACpr1a」の登録が成功したことを示すメッセージ「OK」を含む。メッセージM2は、MACアドレス「MACpr2a」の登録が成功したことを示すメッセージ「OK」と、T700〜T734の処理によって登録の失敗の原因が解消済みであることを示すメッセージ「プリンタエラー解消済み」と、を含む。メッセージM3は、MACアドレス「MACpr3a」の登録が失敗したことを示すメッセージ「NG」と、T770〜T776の処理によって登録の失敗の原因がAP7のインターネット8への未接続であることを示すメッセージ「APエラー」と、を含む。T792の処理が終了すると、図7の処理が終了する。
このような構成によれば、ユーザは、メッセージM1を見て、プリンタ100のMACアドレスの登録が成功したことを知ることができる。また、ユーザは、メッセージM2を見て、プリンタ200のMACアドレスの登録が一度失敗した後に成功したことを知ることができる。また、ユーザは、メッセージM3を見て、プリンタ300のMACアドレスの登録が失敗したことと、当該失敗の原因がAP7のインターネット8への未接続であることを知ることができる。例えば、ユーザは、AP7をインターネット8に接続し、図5のT541の選択操作を再び実行する。これにより、登録要求がサーバ500に送信されて、プリンタ300のMACアドレスの登録が成功する。
(本実施例の効果)
実施例の構成によれば、端末10は、登録指示をプリンタ100〜300に送信した後に、プリンタ100〜300の3個のMACアドレスのサーバ500への登録結果を確認するために、リスト要求をサーバ500に送信して、サーバ500から登録リストを受信する(図6のT650、T652)。そして、端末10は、メモリ34に記憶されている装置リスト内の3個のMACアドレスのそれぞれが受信済みの登録リストに含まれるのか否かを判断して、その判断の結果を示すメッセージ(例えばMACアドレス「MACpr1a」の登録が成功したことを示すメッセージM1)を表示部14に表示する(図7のT792)。これにより、プリンタ100〜300のMACアドレスをインターネット8上のサーバ500に登録するための登録要求の送信が各プリンタによって実行される状況において、各プリンタとは異なる端末10を利用して、当該登録の結果を知ることができる。
また、端末10は、第1のプリンタ用COをプリンタ100に送信して、プリンタ100をAP6によって形成されている無線LANに接続させた後(図3のT130、T142)に、登録指示をプリンタ100に送信する(図5のT506)。この結果、プリンタ100は、接続済みの無線LANを利用して、登録要求をサーバ500に送信する(図6のT602)。ユーザは、端末10を操作して、プリンタ100の無線LANへの接続と、MACアドレスのサーバ500への登録と、の双方を実行することができる。即ち、ユーザは、プリンタ100を操作しなくてもよい。ユーザの利便性が向上する。
また、ユーザは、端末10を操作して、3個のプリンタ100〜300のそれぞれにプリンタ用COを送信し(図3のT130、T230、図4のT330)、3個のプリンタ100〜300のそれぞれに登録指示を送信する(図5のT506、T526、T546)。ユーザは、1個の端末10を操作して、複数個のプリンタのセットアップを実行することができる。ユーザの利便性が向上する。
また、上記の構成によれば、端末10は、セルラーI/F17を介して、リスト要求をサーバ500に送信する(図6のT650)。例えば、オフィス内の無線LANを利用してリスト要求をサーバ500に送信する比較例が想定される。この比較例では、オフィス内の無線LANがインターネット8に接続されていない状況では、リスト要求をサーバ500に送信することができない。これに対して、実施例の構成によれば、オフィス内の無線LANがインターネット8に接続されていない状況でも、セルラー方式に従った無線通信を利用して、リスト要求をサーバ500に送信することができる。MACアドレスのサーバ500への登録結果を確認できない状況が発生することを抑制することができる。なお、変形例では、比較例の構成を採用してもよい。
(対応関係)
端末10、CPU32、接続アプリ40、表示部14が、それぞれ、「端末装置」、「コンピュータ」、「コンピュータプログラム」、「出力部」の一例である。Wi−FiI/F16が、「第1の通信インターフェース(及び第3の通信インターフェース)」の一例である。セルラーI/F17が、「第2の通信インターフェース」の一例である。プリンタ100、200、300のうちのいずれかが、「通信装置」の一例であり、プリンタ100〜300が、「複数個の通信装置」の一例である。サーバ500が、「サーバ」の一例である。AP6、7のうちのいずれかが、「アクセスポイント」の一例である。プリンタのMACアドレス(例えば「MACpr1a」)が、「識別情報」の一例である。QRコード、プリンタ用CO(例えば第1のプリンタ用CO)が、それぞれ、「特定情報」、「接続情報」の一例である。図7のT792の結果画面が、「通知情報」の一例である。結果画面内のメッセージM1、メッセージM2、メッセージM3が、それぞれ、「第1のメッセージ」、「第2のメッセージ」、「第3のメッセージ」の一例である。図6のT650のリスト要求、T652の登録リストが、それぞれ、「第1の確認信号」、「第1の応答信号」の一例である。プロキシサーバのIPアドレスがプリンタの所定の記憶領域に記憶されている状態、プロキシサーバのIPアドレスがプリンタの所定の記憶領域に記憶されていない状態が、それぞれ、「第1の状態」、「第2の状態」の一例である。図7のT710の設定確認要求が、「第2の確認信号」の一例である。T712の設定失敗通知、T752の設定成功通知が、「第2の応答信号」の一例である。T770〜T774の処理、T772の接続確認要求、T774の未接続通知が、それぞれ、「特定処理」、「第3の確認信号」、「第3の応答信号」の一例である。
図5のT506、T526、T546が、「指示送信部」によって実現される処理の一例である。図6のT640〜T662、図7のT700〜T790が、「確認処理実行部」によって実現される処理の一例である。図7のT792が、「出力制御部」によって実現される処理の一例である。
以上、本明細書が開示する技術の具体例を詳細に説明したが、これらは例示に過ぎず、特許請求の範囲を限定するものではない。特許請求の範囲に記載の技術には、以上に例示した具体例を様々に変形、変更したものが含まれる。上記の実施例の変形例を以下に列挙する。
(変形例1)リスト要求の送信(図6のT650参照)に利用されるI/Fは、セルラーI/F17に限らず、例えば、以下の変形例1−1、1−2が想定される。
(変形例1−1)リスト要求は、Wi−FiI/F16を介して、AP6によって形成されている無線LANを利用して、インターネット8上のサーバ500に送信されてもよい。本変形例では、Wi−FiI/F16が、「第2の通信インターフェース」の一例であり、「第1の通信インターフェース」と「第2の通信インターフェース」は同じであってもよい。
(変形例1−2)リスト要求は、有線LANを利用して、インターネット8上のサーバ500に送信されてもよい。本変形例では、有線LANを利用した通信を実行するためのI/Fが、「第2の通信インターフェース」の一例である。
(変形例2)上記の実施例では、端末10は、結果画面を表示部14に表示する(図7のT792)。これに代えて、端末10は、メッセージM1、M2、M3を示す音声をマイクに出力させてもよい。本変形例では、マイクが、「出力部」の一例である。
(変形例3)登録指示の送信に利用されるI/Fは、Wi−FiI/F16に限らず、Wi−Fi方式とは異なる他の通信方式に従った無線通信を実行するための他のI/Fであってもよい。他の通信方式は、例えば、Bluetooth(登録商標)、NFC(Near Field Communicationの略)等の方式である。本変形例では、上記の他のI/Fが、「第1の通信インターフェース」の一例である。
(変形例4)「登録指示」は、PINコードを含む信号に限らず、例えば、PINコードとは異なる情報(例えば、登録要求の送信を指示するコマンド、アカウント情報AI)を含む信号であってもよい。
(変形例5)「第1の状態」は、プロキシサーバのIPアドレスがプリンタの所定の記憶領域に記憶されている状態に限らない。例えば、プリンタは、インターネット8を介した通信が許可される第1のモードと、インターネット8を介した通信が禁止される第2のモードと、のうちのいずれかのモードに設定されることが可能であってもよい。そして、登録指示(図5のT506参照)は、プリンタのモードを第2のモードから第1のモードに変更するためのコマンドを含んでもよい。本変形例では、第1のモード、第2のモードが、それぞれ、「第1の状態」、「第2の状態」の一例である。
(変形例6)図7のT704〜T712の処理は実行されなくてもよい。本変形例では、「第2の確認信号」と「第2の応答信号」を省略可能である。
(変形例7)図3の処理及び図4のT310〜T352の処理は実行されなくてもよい。この場合、例えば、プリンタ100〜300は、有線LANに接続されていてもよい。本変形例では、「接続情報送信部」を省略可能である。また、本変形例では、有線LANが、「特定処理」の「LAN」の一例である。
(変形例8)「特定処理」は、図7のT772の接続確認要求の送信及びT724の応答に限らず、例えば、サーバ500へのPING信号の送信をプリンタ300に要求し、プリンタ300からPING信号の応答結果を受信することであってもよい。端末10は、当該応答結果を利用して、プリンタ300がLANを利用してサーバ500と通信可能であるのか否かを判断してもよい。当該応答結果は、例えば、当該LANがインターネット8に接続されていない場合、当該LANを形成しているAPが、プリンタ300との通信を遮断している場合等に、プリンタ300がLANを利用してサーバ500と通信不可能であることを示す。本変形例では、「第3の確認信号」と「第3の応答信号」を省略可能である。
(変形例9)図7のT770〜T776の処理は実行されなくてもよい。本変形例では、「特定処理」を省略可能である。
(変形例10)上記の実施例では、結果画面は、3個のメッセージM1〜M3を含む(図7のT792)。これに代えて、結果画面は、登録が失敗したプリンタのMACアドレスのみが含まれていてもよい。本変形例では、「第1のメッセージ」、「第2のメッセージ」、「第3のメッセージ」を省略可能である。
(変形例11)上記の実施例では、DPPの各処理(Auth等)が実行されて、第1のプリンタ用COがプリンタ100に送信される。これ代えて、DPPの各処理が実行されず、端末10からプリンタ100に、AP6の無線プロファイル(即ちSSIDとパスワード)が送信されてもよい。本変形例では、上記の無線プロファイルが、「接続情報」の一例であり、「公開鍵」を省略可能である。
(変形例12)図6のT660の判断は実行されなくてもよい。この場合、例えば、端末10は、T652によって受信される登録リスト、即ち、MACアドレス「MACpr1a」を表示部14に表示してもよい。本変形例では、ユーザは、装置リストと登録リストを見比べて、登録が失敗したMACアドレスを確認可能である。これに対して、実施例では、T660の判断が実行されて、登録の成功を示す「OK」又は登録の失敗を示す「NG」が表示される(図7のT792)。ユーザは、装置リストと登録リストを見比べる必要がない。ユーザの利便性が向上する。上記の変形例では、装置リストを利用した判断が端末10によって実行されず、登録リストが、「通知情報」の一例である。
(変形例13)上記の実施例では、端末10は、リスト要求をサーバ500に送信する(図6のT650)。これに代えて、端末10は、装置リストを含む判断要求をサーバ500に送信してもよい。そして、サーバ500は、判断要求に従って、T660と同様の判断を実行し、当該判断の結果を端末10に送信してもよい。さらに、サーバ500は、当該判断において登録が成功(又は失敗)している場合に、当該判断の結果を端末10に送信し、当該判断において登録が失敗(又は成功)している場合に、当該判断の結果を端末10に送信しなくてもよい。端末10は、当該判断の結果が受信されない場合に、登録が失敗していると判断してもよい。本変形例では、判断要求、判断の結果が、それぞれ、「第1の確認信号」、「第1の応答信号」の一例であり、「判断処理」を省略可能である。
(変形例14)プリンタ100は、図3のT104において、QRコードを表示する代わりに、以下の変形例14−1、14−2の処理を実行してもよい。
(変形例14−1)プリンタ100は、QRコードの印刷を実行してもよい。この場合、端末10は、印刷済みのQRコードを撮影することによって、公開鍵「PPKpr1」等の情報を取得する。本変形例では、QRコードの印刷が、「特定情報が通信装置によって出力される」の一例である。
(変形例14−2)プリンタ100は、所定の通信方式に従った接続を利用して、公開鍵「PPKpr1」等の情報を端末10に送信してもよい。所定の通信方式は、例えば、WFD、Bluetooth、NFC等である。本変形例では、公開鍵「PPKpr1」等の情報の送信が、「特定情報が通信装置によって出力される」の一例である。
(変形例15)上記の実施例では、端末10は、登録指示をプリンタ用COが送信されたプリンタ100〜300の全てに送信する(図5のT506、T526、T546)。これに代えて、端末10は、登録指示をプリンタ用COが送信されたプリンタ100〜300のうちの2個のプリンタ100、200に送信し、残りのプリンタ300に送信しなくてもよい。本変形例では、2個のプリンタ100、200が、「複数個の通信装置」の一例である。
(変形例16)上記の実施例では、図3〜図7の処理がソフトウェア(例えば接続アプリ40)によって実現されるが、これらの各処理の少なくとも1つが論理回路等のハードウェアによって実現されてもよい。
本明細書または図面に説明した技術要素は、単独で、あるいは各種の組合せによって技術的有用性を発揮するものであり、出願時請求項記載の組合せに限定されるものではない。また、本明細書または図面に例示した技術は複数目的を同時に達成し得るものであり、そのうちの一つの目的を達成すること自体で技術的有用性を持つものである。
2:通信システム、6、7:AP、8:インターネット、10:端末、12:操作部、14:表示部、16:Wi−FiI/F、17:セルラーI/F、18:カメラ、30:制御部、32:CPU、34:メモリ、36:プログラム、40:接続アプリ、100:プリンタ、116:Wi−FiI/F、130:制御部、132:CPU、134:メモリ、136:プログラム、200、300:プリンタ、500:サーバ、AI:アカウント情報、M1〜M3:メッセージ、SR:選択画面

Claims (16)

  1. 端末装置のためのコンピュータプログラムであって、
    前記端末装置は、
    外部と通信を実行するための1個以上の通信インターフェースと、
    出力部と、
    コンピュータと、
    を備え、
    前記コンピュータプログラムは、前記コンピュータを、以下の各部、即ち、
    前記1個以上の通信インターフェースのうちの第1の通信インターフェースを介して、登録指示を前記端末装置とは異なる通信装置に送信する指示送信部であって、前記登録指示は、前記通信装置の識別情報をインターネット上のサーバに登録するための登録要求の送信を前記通信装置に実行させる指示である、前記指示送信部と、
    前記登録指示が前記通信装置に送信された後に、少なくとも前記識別情報の前記サーバへの登録結果を確認するための確認処理を実行する確認処理実行部と、
    前記確認処理の結果を示す通知情報を前記出力部に出力させる出力制御部と、として機能させ、
    前記確認処理は、
    前記1個以上の通信インターフェースのうちの第2の通信インターフェースを介して、前記識別情報の前記サーバへの前記登録結果を要求するための第1の確認信号を前記サーバに送信する処理と、
    前記第1の確認信号が前記サーバに送信されることに応じて、前記第2の通信インターフェースを介して、前記サーバから、前記識別情報の前記サーバへの前記登録結果を示す第1の応答信号を受信する処理と、
    を含む、コンピュータプログラム。
  2. 前記通信装置は、前記登録要求の送信を実行可能な第1の状態と、前記登録要求の送信を実行不可能な第2の状態と、のどちらかに設定されることが可能であり、
    前記確認処理は、さらに、
    前記第1の通信インターフェースを介して、前記通信装置の現在の状態を要求するための第2の確認信号を前記通信装置に送信する処理と、
    前記第2の確認信号が前記通信装置に送信されることに応じて、前記第1の通信インターフェースを介して、前記通信装置から、前記通信装置の現在の状態が前記第1の状態と前記第2の状態とのどちらであるのかを示す第2の応答信号を受信する処理と、
    を含む、請求項1に記載のコンピュータプログラム。
  3. 前記識別情報が前記サーバに登録されていないことを示す前記第1の応答信号が受信される場合に、前記第2の確認信号は前記通信装置に送信され、
    前記識別情報が前記サーバに登録されていることを示す前記第1の応答信号が受信される場合に、前記第2の確認信号は前記通信装置に送信されない、請求項2に記載のコンピュータプログラム。
  4. 前記確認処理は、さらに、前記第1の通信インターフェースを介して、前記通信装置がLAN(Local Area Networkの略)を利用して前記サーバと通信可能であるのか否かを確認するための特定処理を含む、請求項1から3のいずれか一項に記載のコンピュータプログラム。
  5. 前記LANは、アクセスポイントによって形成される無線LANであり、
    前記第1の通信インターフェースは、前記無線LANを介した通信を実行するための通信インターフェースであり、
    前記特定処理は、
    前記第1の通信インターフェースを介して、前記アクセスポイントが前記インターネットに接続されているのか否かを確認するための第3の確認信号を前記アクセスポイントに送信する処理と、
    前記第3の確認信号が前記アクセスポイントに送信されることに応じて、前記第1の通信インターフェースを介して、前記アクセスポイントから、前記アクセスポイントが前記インターネットに接続されているのか否かを示す第3の応答信号を受信する処理と、
    を含む、請求項4に記載のコンピュータプログラム。
  6. 前記識別情報が前記サーバに登録されていないことを示す前記第1の応答信号が受信される場合に、前記特定処理は実行され、
    前記識別情報が前記サーバに登録されていることを示す前記第1の応答信号が受信される場合に、前記特定処理は実行されない、請求項4又は5に記載のコンピュータプログラム。
  7. 前記通信装置は、前記登録要求の送信を実行可能な第1の状態と、前記登録要求の送信を実行不可能な第2の状態と、のどちらかに設定されることが可能であり、
    前記確認処理は、さらに、
    前記第1の通信インターフェースを介して、前記通信装置の現在の状態を確認するための第2の確認信号を前記通信装置に送信する処理と、
    前記第2の確認信号が前記通信装置に送信されることに応じて、前記第1の通信インターフェースを介して、前記通信装置から、前記通信装置の現在の状態が前記第1の状態と前記第2の状態とのどちらであるのかを示す第2の応答信号を受信する処理と、
    を含み、
    前記出力制御部は、
    前記識別情報が前記サーバに登録されていることを示す前記第1の応答信号が受信される場合に、第1のメッセージを含む前記通知情報を前記出力部に出力させ、
    前記通信装置の現在の状態が前記第2の状態であることを示す前記第2の応答信号が受信される場合に、前記第1のメッセージとは異なる第2のメッセージを含む前記通知情報を前記出力部に出力させ、
    前記特定処理において、前記通信装置が前記LANを利用して前記インターネット上の前記サーバと通信不可能であることが確認される場合に、前記第1及び第2のメッセージとは異なる第3のメッセージを含む前記通知情報を前記出力部に出力させる、請求項4から6のいずれか一項に記載のコンピュータプログラム。
  8. 前記コンピュータプログラムは、前記コンピュータを、さらに、
    前記1個以上の通信インターフェースのうちの第3の通信インターフェースであって、無線LAN(Local Area Networkの略)を介した通信を実行するための前記第3の通信インターフェースを介して、接続情報を前記通信装置に送信する情報送信部であって、前記接続情報は、前記通信装置を前記無線LANに接続させるための情報である、前記情報送信部として機能させ、
    前記指示送信部は、前記接続情報が前記通信装置に送信された後に、前記登録指示を前記通信装置に送信し、
    前記登録要求は、前記無線LANを利用して、前記通信装置から前記サーバに送信される、請求項1から7のいずれか一項に記載のコンピュータプログラム。
  9. 前記情報送信部は、前記通信装置を含む複数個の通信装置のそれぞれに前記接続情報を送信し、
    前記指示送信部は、前記複数個の通信装置のそれぞれに前記登録指示を送信する、請求項8に記載のコンピュータプログラム。
  10. 前記コンピュータプログラムは、前記コンピュータを、さらに、
    前記通信装置の公開鍵を用いて得られる特定情報が前記通信装置によって出力される場合に、前記公開鍵を取得する取得部と、
    取得済みの前記公開鍵を利用した通信を実行して、前記接続情報を生成する生成部と、
    として機能させる、請求項8又は9に記載のコンピュータプログラム。
  11. 前記特定情報は、前記公開鍵と前記識別情報とを用いて得られ、
    前記取得部は、前記特定情報が前記通信装置によって出力される場合に、前記公開鍵と前記識別情報とを取得し、
    前記確認処理では、取得済みの前記識別情報を利用して、前記識別情報の前記サーバへの前記登録結果が確認される、請求項10に記載のコンピュータプログラム。
  12. 前記第1の応答信号は、前記サーバに登録されている1個以上の通信装置の1個以上の識別情報のリストを含み、
    前記確認処理は、さらに、取得済みの前記識別情報が前記リストに含まれるのか否かを判断することによって、前記識別情報が前記サーバに登録されているのか否かを判断する処理を含む、請求項11に記載のコンピュータプログラム。
  13. 前記第2の通信インターフェースは、前記第1の通信インターフェースとは異なる、請求項1から12のいずれか一項に記載のコンピュータプログラム。
  14. 前記第1の通信インターフェースは、Wi−Fi方式に従った無線通信を実行するためのインターフェースであり、
    前記第2の通信インターフェースは、セルラー方式に従った無線通信を実行するためのインターフェースである、請求項13に記載のコンピュータプログラム。
  15. 端末装置であって、
    外部と通信を実行するための1個以上の通信インターフェースと、
    出力部と、
    前記1個以上の通信インターフェースのうちの第1の通信インターフェースを介して、登録指示を前記端末装置とは異なる通信装置に送信する指示送信部であって、前記登録指示は、前記通信装置の識別情報をインターネット上のサーバに登録するための登録要求の送信を前記通信装置に実行させる指示である、前記指示送信部と、
    前記登録指示が前記通信装置に送信された後に、少なくとも前記識別情報の前記サーバへの登録結果を確認するための確認処理を実行する確認処理実行部と、
    前記確認処理の結果を示す通知情報を前記出力部に出力させる出力制御部と、を備え、
    前記確認処理は、
    前記1個以上の通信インターフェースのうちの第2の通信インターフェースを介して、前記識別情報の前記サーバへの前記登録結果を要求するための第1の確認信号を前記サーバに送信する処理と、
    前記第1の確認信号が前記サーバに送信されることに応じて、前記第2の通信インターフェースを介して、前記サーバから、前記識別情報の前記サーバへの前記登録結果を示す第1の応答信号を受信する処理と、
    を含む、端末装置。
  16. 端末装置から登録指示を前記端末装置とは異なる通信装置に送信する第1のステップであって、前記登録指示は、前記通信装置の識別情報をインターネット上のサーバに登録するための登録要求の送信を前記通信装置に実行させる指示である、前記第1のステップと、
    前記登録指示が前記通信装置に送信された後に、少なくとも前記識別情報の前記サーバへの登録結果を確認するための確認処理を実行する第2のステップと、
    前記確認処理の結果を示す通知情報を前記端末装置の出力部に出力させる第3のステップと、を備え、
    前記確認処理は、
    前記識別情報の前記サーバへの前記登録結果を要求するための第1の確認信号を前記端末装置から前記サーバに送信する処理と、
    前記第1の確認信号が前記サーバに送信されることに応じて、前記識別情報の前記サーバへの前記登録結果を示す第1の応答信号を前記サーバから前記端末装置に送信する処理と、
    を含む、方法。
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