JP2021190429A - フィールド終端処理可能ケーブル及びプラグアセンブリ - Google Patents

Abstract

【課題】現在のフィールド終端処理可能プラグがそのサイズのためにサポートすることができないリモートデバイス内に嵌合するのに十分にコンパクトであるストレインリリーフシステム。【解決手段】ケーブルを挿入するためのストレインリリーフシステムは、メインハウジングを含み、このメインハウジングは、開口部と、内面上に、一連のランプ部と、一連のセレーションとを備える。このシステムは、メインハウジングの開口部に沿った開口部を備える回転カラーも含む。【選択図】図１

Description

本出願は、２０２０年５月２９日に出願された米国仮特許出願第６３／０３１，８６８号、及び２０２０年８月１７日に出願された米国仮特許出願第６３／０６６，４３０号に優先権を主張し、これらの全体は、本明細書に参照により援用されている。
本発明はフィールド終端処理可能ケーブル及びプラグアセンブリに関する。

フィールド終端処理可能ケーブルアセンブリにより、設置者はそれらの特定の取り付け用にカスタムレングスケーブルを作製することで、スラック管理の必要性をなくし、注文プロセスを簡素化することができる。フィールド終端処理可能コネクタを用いて、設置者は、顧客と販売業者との両方にとって複雑になる可能性のある、必要とされている、事前に終端処理されたパッチコードの部品番号を決定する必要がなく、バルクスプールのケーブルと適切な数のコネクタとを注文することができる。多用途であるが、現在の製品とそれらに対応するシールド付き製品は、標準ＲＪ４５プラグよりも大きいため、セキュリティカメラ及び無線アクセスポイントなどの一部の用途には適合することができない。これらの用途は、バルクケーブルに標準サイズの銅プラグをフィールド終端してデバイスポートに嵌合する機能から恩恵を受ける。

さらに、ケーブルコネクタは、ケーブルをコネクタのケーブル差込口領域に機械的に固定する方法を必要とする。これは、ケーブルがコネクタから抜去されること、及び／または抜去力がケーブルに加えられるときにケーブルが内部コネクタ構成要素を損傷させることを防ぐことが必要とされる。ケーブルをコネクタに固定することは、通常、リニアクランプ機構によって達成される。この設計は、そのような機構を収容するのに十分に大きい正方形の輪郭を有するコネクタには適しているが、この設計は、このケーブルストレインリリーフ方法を使用するにはコンパクトすぎる円筒形コネクタには理想的ではない。これらの従来技術のシステムもまた、通常、ケーブルジャケットに圧着するために特別な工具の使用を必要とする。必要なのは、コンパクトな円筒形コネクタに嵌合し、さまざまなケーブル直径に対応することができ、工具なしで手動で操作されることができる一体型ストレインリリーフである。

銅プラグのフィールド終端処理を可能にする製品が市場で必要とされており、この製品は、現在のフィールド終端処理可能プラグがそのサイズのためにサポートすることができないリモートデバイス内に嵌合するのに十分にコンパクトである。

ケーブルを挿入するためのストレインリリーフシステムは、メインハウジングを含み、このメインハウジングは、開口部と、内面上に、一連のランプ特徴部と、一連のセレーションとを備える。このシステムは、メインハウジングの開口部に沿った開口部を備える回転カラーも含む。回転カラーは、一連のフォロワ特徴部を含み、この一連のフォロワ特徴部は、メインハウジングの開口部に挿入されるように構成されることで、回転カラーがメインハウジングに対して回転すると、フォロワ特徴部はランプ特徴部を係合して、ストレインリリーフシステムによって挿入されたケーブルを圧縮する。回転カラーは、少なくとも１つのラチェットタブも含み、このラチェットタブは、回転カラーと外側ハウジングとの間にラチェット機能を提供するように、メインハウジングの一連のセレーションを係合するように構成される。

プラグ／ケーブルアセンブリの等角図である。 図１のプラグ／ケーブルアセンブリの分解等角図である。 図１のスプライスモジュールの分解等角図である。 図３のスプライスモジュールのコンタクトホルダーアセンブリの分解等角図である。 図４のコンタクトホルダーアセンブリからの端子の等角図である。 図３のコンタクトホルダーアセンブリからのシールドプレートの等角図である。 図３のコンタクトホルダーアセンブリのコンタクトリテーナの等角図である。 図３のコンタクトホルダーアセンブリのコンタクトリテーナの等角図である。 ワイヤキャップ内に導体がない、図１のプラグ／ケーブルアセンブリのワイヤキャップアセンブリの等角図である。 ワイヤキャップ内に導体がある、図１のプラグ／ケーブルアセンブリのワイヤキャップアセンブリの等角図である。 図３のスプライスモジュールの外側バレルの等角図である。 図１１の外側バレルの断面図である。 図３のスプライスモジュールの工場出荷時の終端エンドキャップの等角図である。 図３のユーザ終端エンドキャップの等角図である。 図１のプラグ／ケーブルアセンブリを終端することを援助するために使用されるジャック終端ツールを示す。 端子の長さが千鳥配列されている代替のコンタクトホルダーアセンブリを示す。 導体が端子に終端されている、図１６の代替のコンタクトホルダーを示す。 図３のスプライスモジュールのストレインリリーフアセンブリの等角図である。 図１８のストレインリリーフアセンブリの分解等角図である。 図１８のストレインリリーフアセンブリの側面図である。 図１８のストレインリリーフアセンブリの定常のメインハウジングの背面図である。 図１８のストレインリリーフアセンブリの回転カラーの等角図である。 フォロワ特徴部が完全に内向きに押し下げられるように、回転カラーが最大係合位置にある、図１８のストレインリリーフアセンブリの図である。 回転カラーの移動量を制限する代替の方法の等角図である。 屋外シールドされたプラグ／ケーブルアセンブリの等角図である。 図２５のプラグ／ケーブルアセンブリの分解等角図である。 図２５のプラグ／ケーブルアセンブリのスプライスモジュールの分解等角図である。 図２７のスプライスモジュールのエンドキャップの等角図である。 図２７のスプライスモジュールのワイヤキャップの等角図である。 図２７のスプライスモジュールの絶縁バレルの等角図である。 図２７のスプライスモジュールの絶縁バレルの等角図である。 図２５のプラグ／ケーブルアセンブリのスプライスモジュールの断面図である。

本発明の一部は、フィールド終端処理可能な銅プラグ／ケーブルアセンブリであり、このフィールド終端処理可能な銅プラグ／ケーブルアセンブリは、標準サイズのＲＪ４５プラグ、長さの短いケーブル、及びバルク銅ケーブル上への取り付けを可能にするフィールド終端処理可能なスプライスモジュールを備える。

図１は、標準サイズのＲＪ４５プラグ２２、ケーブル部２４、及びスプライスモジュール２６を有するプラグ／ケーブルアセンブリ２０を示す。標準サイズのＲＪ４５プラグ２２は、標準のフィールド終端処理可能なプラグが嵌合することができないリモートデバイスへの取り付けを可能にする。標準の４ペアイーサネットケーブルを備えたケーブル部２４は、用途に応じてさまざまな長さで提供されることができる。スプライスモジュール２６は、設置者が標準のＴＧジャック終端ツールのみを使用して、既存の４ペアイーサネットケーブルを現場でプラグ／ケーブルアセンブリに接続することを可能にする。

図２及び図３は、スプライスモジュール２６を備えたプラグ／ケーブルアセンブリ２０の分解図を示す。スプライスモジュール２６は、外側バレル２８、コンタクトアセンブリ３０、ワイヤキャップ３２、ストレインリリーフカラー３３、工場出荷時の終端エンドキャップ３４、及びユーザ終端エンドキャップ３６を含む。設計の意図は、ケーブル部２４が１つの端部にすでに取り付けられている状態で、スプライスモジュール２６の１つの側が販売されることである。工場出荷時の終端エンドキャップ３４は、ユーザが取り外すことができないように不正開封防止設計を備え、もう１つの端部は、設置者が既存の水平ケーブルにすばやく取り付けたり取り外したりできるように、迅速な取り付け／取り外し設計を備える。

図４は、端子３８、シールドプレート４０、及びコンタクトリテーナ４２を含むコンタクトアセンブリ３０の分解図を示す。端子３８は、円筒形のパターンで配置され、各象限は一対の端子を含んでいる。シールドプレート４０は金属構造のものであり、端子対の象限を分離して、これらの対間のクロストークを防止することが意図される。コンタクトリテーナ４２は、スプライスモジュールの外側バレル２８内で端子３８及びシールドプレート４０を位置決めし、そのうえ、電気絶縁体として機能し、ハイポットに関連する性能の問題を防止する。

図５は、既存のＴＧジャック圧接端子形状に基づいて、対向するオフセット圧接特徴部４４を含む端子３８の詳細図を示す。

図６はシールドプレート４０の詳細図を示す。長手方向のスロット４６は、２つのシールドプレート４０を交差した配置で互いに嵌合させることを可能にする。コンタクトリテーナ４２の特徴部は、タブ４８を保持し、プレートをコンタクトアセンブリ３０内に固定する。ノッチ５０は、ケーブル導体がスプライスモジュール内で交差するためのクリアランスを提供し、導体の絶縁体を意図せずに切り込むリスクを低減させる。

図７は、コンタクトリテーナ４２の内側特徴部を示す。端子３８はコンタクトポケット５２に配置され、オフセット端子の平坦部分はコンタクトポケット５２の棚部に着座し、圧接特徴部４４はコンタクトポケット５２の開口部を通過する。ノッチ５４は、シールドプレート４０のタブ４８を受容し、交差した開口部５６は、プレートがリテーナを通過することを可能にする。端子及びプレートをリテーナの半分まで配置すると、別のリテーナの半分をアセンブリ上に配置することで、ポスト５８が孔部６０との締まりばめを形成して、コンタクトアセンブリ全体を合わせて保持する。

図８は、コンタクトリテーナ４２の外側特徴部を示す。この図では、圧接特徴部４４が延在することを可能にするコンタクトポケット５２の一部を見ることができる。交差した開口部５６は、シールドプレート４０の位置決めを援助する、リブ６２を含む。周方向ノッチ６４は、外側バレル２８内のリブ特徴部に嵌合し、バレルの中央にコンタクトアセンブリを保定する。中央のボタン６６は、コンタクトリテーナの半分に構造的剛性を与え、成形中の材料の流れを助ける。キャビティ特徴部６８は、成形プロセス直後の材料の収縮を減少させる。

図９及び図１０は、導体保定特徴部７２を含む正面終端領域７０を含むワイヤキャップ３２の詳細図を示す。ユーザは、ワイヤキャップ３２の中心を通してユーザケーブルの導体７４を挿入し、各導体を対応する保定特徴部７２に挿入し、導体を外面７６と同一平面にトリミングする。ワイヤキャップがスプライスモジュールに取り付けられると、コンタクトポケット７８及びシールドプレートポケット８０は、端子３８及びシールドプレート４０のためのクリアランスを可能にする。キー付き特徴部８２は、スプライスモジュール２６の外側バレル２８中の特徴部に対応することで、ワイヤキャップを特定の配向にのみ取り付けて、工場出荷時のケーブル部とエンドユーザのケーブル部との間の極性を維持することが可能である。回転カムストレインリリーフ特徴部８４（以下で詳細に説明される）は、ケーブルジャケットの端部を支持するのに役立ち、そのうえ、ユーザ終端エンドキャップ３６がワイヤキャップを外側バレル２８に打ち込むための表面を提供する。

図１１は、外側バレル２８の詳細図を示す。ポケット８６は、エンドキャップのラッチ特徴部をバレルの端部に完全に挿入すると、これらのラッチ特徴部と係合して、それらを適所にロックする。中央のノッチ８８は、ケーブルタイを使用してスプライスモジュールを適所に固定する位置を提供する。アライメントマーク９０は、外側バレル２８内への挿入前に、ワイヤキャップ３２のキー付き特徴部８２を位置決めするのを援助する。

図１２は外側バレル２８の断面図を示す。キー溝９２は、ワイヤキャップ３２のキー付き特徴部８２とアライメントを取り、スプライスモジュール内で合わせて接続されているケーブル端部間の信号極性を維持する。棚部９４は、コンタクトアセンブリ３０を外側バレルの中心内に配置し、コンタクトリテーナ４２の周方向ノッチ６４に嵌合する。リブ９６は、スプライスモジュールの工場出荷時に終端処理された端部が取り付けられる前に、コンタクトアセンブリ３０との締まりばめを形成して、このアセンブリを適所に保持するように設計される。

図１３は工場出荷時の終端エンドキャップ３４の詳細図を示す。工場出荷時の終端エンドキャップは、不正開封防止であることが意図され、スプライスモジュールのプラグ端部へのケーブル部２４の組み立て中に、Ｐａｎｄｕｉｔの製造場所にて恒久的に取り付けられる。ケーブル部２４は、開口部９８を通して挿入される。内側スリーブ１００は、外側バレル２８の内側に嵌合し、工場出荷時の終端エンドキャップラッチ１０２は、外側バレル２８のポケット８６と係合する。工場出荷時の終端エンドキャップ３４を外側バレル２８に取り付けると、内面１０４をワイヤキャップ３２のストレインリリーフ特徴部８４の背面に押し当て、ワイヤキャップを外側バレル２８に打ち込む。

図１４は、ユーザ終端エンドキャップ３６の詳細図を示す。工場出荷時の終端エンドキャップ３４とは異なり、ユーザ終端エンドキャップは、ユーザによって取り付けられ、取り外されることで、既存の水平イーサネットケーブルの処理済み終端及び未処理終端を可能にするように設計される。ユーザ終端エンドキャップラッチ１０６は、工場出荷時の終端エンドキャップ３４の工場出荷時の終端エンドキャップラッチ１０２と同様に、外側バレル２８のポケット８６にスナップ留めするが、ユーザ終端エンドキャップラッチ１０６は、エンドキャップを反時計回りに回転させると、外側バレルのポケット８６からラッチを係脱させる、ランプ特徴部１０８を含む。把持特徴部１１０は、ユーザが取り外しのためにエンドキャップを回転させることを可能にする。

図１５は、ＴＧジャック終端ツールを使用して、屋内フィールドコードアセンブリ２０上への顧客の水平ケーブル１１２の終端処理を援助することができることを示す。スプライスモジュール２６は、ＴＧジャック終端ツール１１４内に配置される。手動で容易に行われることができる限り、ユーザ終端エンドキャップ３６を外側バレル２８に打ち込んだ状態で、ＴＧジャック終端ツール１１４は、ユーザ終端エンドキャップ３６を外側バレル２８に完全に打ち込むために追加のてこの力を与え、次にケーブル導体を圧接端子に打ち込み、終端処理を完了する。

スプライスモジュールは、ケーブル導体を端子に挿入するために必要な力を低下させるために、千鳥配列された長さを有する圧接端子を利用することができる。端子の長さを千鳥配列することにより、ワイヤキャップの所与の移動距離で端子によって同時に突き刺される、ケーブル導体の数が減少する。

図１６は千鳥配列されたコンタクトアセンブリ２００の側面図を示す。複数の長い端子２０２及び短い端子２０４は、コンタクトホルダー２０６内に配置される。

図１７は、千鳥配列されたコンタクトアセンブリ２００に押し込まれる前に、ワイヤキャップ（図示せず）内に配置されるケーブル導体２０８を示す。ケーブル導体２０８は、導体が端子に押し込まれるときに、短い端子２０４によって突き刺される前に、長い端子２０２によって突き刺される。この千鳥配列により、すべてのケーブル導体を同時に突き刺すこととは対照的に、導体の絶縁体を突き刺すために必要な力が低くなる。

本発明は、円筒形コネクタでの使用のために設計されたケーブルストレインリリーフ機構である。ストレインリリーフは、さまざまなケーブル直径をサポートすることができ、工具を使用せずに操作されることができる。

図１８は、回転カムケーブルストレインリリーフ２２及びケーブル部２４を含むストレインリリーフシステム２０を示す。ストレインリリーフシステム２０は、ケーブルコネクタハウジング、またはワイヤキャップなどの内部構成要素に一体であることができる。ケーブル部２４は、回転カムケーブルストレインリリーフ２２の中心を通って挿入され、回転カムケーブルストレインリリーフ２２が作動すると内側に固定される。

図１９は、定常のメインハウジング２６、及び回転カラー２８を含む回転カムケーブルストレインリリーフ２２の分解図を示す。回転カラー２８は、定常のメインハウジング２６に挿入され、定常のメインハウジング２６の内側で回転し、ケーブルの周りに締着して、ストレインリリーフを提供する。この機構の動作原理は、カムシステムに基づく。定常のメインハウジング２６は、複数のランプ特徴部３０を含む。回転カラー２８上のフォロワ特徴部３２は、ランプ特徴部３０に掛かり、フォロワ特徴部を回転カラー２８の中心軸に向かって内向きに押し進め、次に、回転カラー２８が時計回りに回動すると、ケーブルジャケットを把持する。

図２０は、定常のメインハウジング２６がキー溝３４を含むことを示し、このキー溝３４中に回転カラー２８のキー３６が嵌合し、このカラーが最大係合に近づくと、カラーの回転を制限し、フォロワ特徴部３２がランプ特徴部３０から脱落するのを防ぐ。この図は、キー溝３４内で完全に回転した位置にあるキー３６の側面図を示す。

図２１は、定常のメインハウジング２６の背面を直視した図を提供する。ランプ特徴部３０は、ハウジングの内径の周りに円形アレイで配置される。一連のセレーション３８は、定常のメインハウジング２６の縁部に沿って配置される。セレーション３８は、回転カラー２８上の特徴部と係合してラチェット機構を作製し、回転カラー２８が反時計回りに回動することでケーブルジャケットの周りで緩むのを防ぐ。再終端処理の目的で、回転カラー２８を定常のメインハウジング２６から真っ直ぐに引き戻し、ストレインリリーフを解放することができる。

図２２は、その前の段落で説明されているように、定常のメインハウジング２６の特徴部と相互作用する回転カラー２８の特徴部を示す。フォロワ特徴部３２は、定常のメインハウジング２６のランプ特徴部３０と同様の円形パターンで配置され、４つのフォロワすべてをカラーの中心に向かって同時に内向きに押し下げてケーブルジャケットを把持することを可能にする。フォロワ特徴部３２の内側上に配置された矩形パッド４０は、ストレインリリーフシステムを締着すると、ケーブルジャケットに噛み込み、ケーブルが回転カラー２８内で滑動して回転するのを防ぐことが意図される。ラチェットタブ４２は、定常のメインハウジング２６のセレーション３８と係合することで、カラーが一方向にのみ回動することを可能にする。

図２３は、フォロワ特徴部３２が完全に内向きに押し下げられているように、回転カラー２８が最大係合位置にある、ストレインリリーフシステム２０を示す。係合量は、カラーを時計回りに回転させる程度によって異なり、ストレインリリーフシステムがさまざまなケーブル直径に適合することを可能にする。

ストレインリリーフシステムは、定常のメインハウジング内で回転カラーの回転量を制限するために、さまざまな方法を使用してもよい。これは、キー溝が回転カラー上にある間、キーを定常のメインハウジング上に配置するように、キー溝へのキーの配置を逆にすることを含む。定常のメインハウジングへの回転カラーの挿入を容易にするために、キー／キー溝特徴部の数もまた異なることができる。

図２４は、回転カラー１０２が定常のメインハウジング１０４から取り外されている、ストレインリリーフシステム１００を示す。回転カラー１０２は、定常のメインハウジング１０４のキー１０８と係合するキー溝１０６を含む。定常のメインハウジング１０４が２つのキー１０８を含んだ結果、回転カラー１０２が２つのキー溝１０６を含むことに留意されたい。これらの特徴部は、定常のメインハウジング１０４内の回転カラー１０２の最大回転を制限することによって、図３で説明されているものと同じ方法で機能する。これは、カラーフォロワ１１０が定常のメインハウジング１０４のランプ特徴部１１２の端部から外れるのを防ぐ。

図２５は、標準サイズのシールドされたＲＪ４５プラグ３２２、ケーブル部３２４、及びスプライスモジュール３２６を含む、屋外フィールドコードアセンブリ３２０を示す。標準サイズのシールドされたＲＪ４５プラグ３２２は、標準のフィールドタームプラグが嵌合することができないリモートデバイスへの取り付けを可能にする。ケーブル部３２４は、標準の４ペアイーサネットケーブルであり、用途に応じてさまざまな長さで提供されることができる。スプライスモジュール３２６は、設置者が既存の４ペアイーサネットケーブルを現場でフィールドコードに接続することを可能にする。

図２６は、スプライスモジュール３２６が分解されている、屋外フィールドコードアセンブリ３２０を示す。スプライスモジュール３２６は、金属製外側バレル３２８、Ｏリング３４９、コンタクトアセンブリ３３０、ワイヤキャップ３３２、ストレインリリーフカラー３３３、ねじ付き金属製エンドキャップ３３４、接地用波ワッシャ３３６、ゴム製円筒形シール３３５、及び絶縁バレル３３７を含む。設計の意図は、スプライスモジュール３２６の１つの側が、ケーブル部３２４が１つの端部にすでに取り付けられている状態で販売されることである。この製品は、スプライスモジュールだけで販売されることもできる。

図２７は、金属製エンドキャップ３３４上のねじ付き特徴部３８だけでなく、金属製外側バレル３２８上のねじ付き特徴部３５１を示す。Ｏリング３４９を適所に保持する（明確にするために後述される）、Ｏリング溝部３５０もまた、金属製外側バレル３２８上に示されることができる。キャップが金属製外側バレル３２８上にねじ留めされると、金属製エンドキャップ３３４上の平坦特徴部３３９を使用して、Ｏリング溝部３５０内に位置しているＯリング３４９に対してシールする。

図２８は、金属製エンドキャップ３３４の内側の図を提供する。エンドキャップ３４０上の平坦特徴部を使用して、ゴム製円筒形シール３３５に対して力を加えることによってケーブルをシールするのを援助する。

図２９は、ストレインリリーフカラー３３３をワイヤキャップ３３２に挿入する方法を示す。屋外仕様の場合、ストレインリリーフはニッケルめっきされているため、シールドにも役立つ。カム動作を可能にする切り欠き特徴部３４１は、シールドケーブルブレードを引き戻す必要がある長さのインジケータである。この部分がワイヤキャップ内で回転してケーブルを係合するときにカム特徴部が近接するため、カム特徴部の面３５２がケーブルに接触し、ブレードからストレインリリーフカラー３３３への接地接続をブレードが生じる。テーパ状特徴部３４２を使用して、ゴム製円筒形シール３３５をケーブルにシールする。

図３０及び図３１は、絶縁バレル３３７の詳細図を示す。このバレルは、合わせて嵌合される２つの同じ絶縁バレル３３７で構成される。それらは、コンタクトアセンブリ３３０を金属製外側バレル３２８内の適所に保持するために２つの円形特徴部３４７を含む。絶縁バレル３３７が金属製外側バレル３２８の内側に合わせて押し込まれると、円形特徴部３４７は、コンタクトアセンブリ３３０を適所に保持するため、終端処理中に浮かない。金属製外側バレル３２８内の適所に留まるために、絶縁バレル３３７は、適所にスナップ留めするランプ特徴部３４３を含む。絶縁バレル３３７は、３つのリリーフカット特徴部３４８を含み、金属製外側バレル３２８内への挿入中にランプ特徴部３４３の内向きの偏向を可能にする。正方形特徴部３４４は、コンタクトアセンブリ３３０が適所に挿入されると、軸方向に回動しないようにする。これにより、終端のアライメントが可能になる。タブ３４５は、絶縁バレル３３７を切り欠き部３４６に差し込むと、絶縁バレル３３７を合わせて嵌合することを可能にする。

図３２は、組み立てられたスプライスモジュールの断面図を提供する。ランプ特徴部３４３によって絶縁バレル３３７を適所に保持するために、金属製バレル３５３内のスナップ溝部とともに、完全に形成されている、絶縁バレル３３７を見ることができる。テーパ状特徴部４２のためにストレインリリーフカラー３３によって圧縮されている、ゴム製円筒形シール３３５を見ることができる。ワイヤキャップ３３２中のストレインリリーフカラー３３３内へのゴム製円筒形シール３３５の圧縮は、終端処理のために導体をコンタクトアセンブリ３３０中のＩＤＣ内に押し込む。この圧縮は、金属製のエンドキャップ３３４が金属製外側バレル３２８にねじ留めされると、金属製のエンドキャップ３３４から生じる。ゴム製円筒形シール３３５から金属製エンドキャップ３３４の背面平坦部３４０への圧縮は、スプライスの内部構成要素用のＩＰ６７シールを生じる。ゴム製円筒形シール３３５がテーパ状特徴部３４２内に圧縮されると、ケーブルに対してＩＰ６７シールを生じる。テーパ状特徴部３４２を示すために、この図面に重複部分を示す。金属製エンドキャップ３３４の平坦特徴部３３９がＯリング３４９上にねじ留めされると、ＩＰ６７定格のねじに対してシールを生じる。ケーブルは、ストレインリリーフカラー３３３の切り欠きカム特徴部３４１の上部でも引き戻される必要があるブレードを備える。このブレードは、カム特徴部の面３５２が係合されると接地される。波ワッシャ３３６がこのニッケルめっきされたストレインリリーフカラー３３３と接触し、金属製エンドキャップ３３４の背面平坦部３４０に接触しないことが、スプライスの両側で起こることで、１本のケーブルからもう１本のケーブルへのシールドを完了する。

２０ ストレインリリーフシステム
２４ ケーブル
３２ ワイヤキャップ
３４ キー溝
３６ キー
４８ タブ
５６ 開口部
７４ 導体
３２６ スプライスモジュール
３３０ コンタクトアセンブリ

Claims (6)

1. 開口部を備え、内面上に一連のランプ特徴部、及び一連のセレーションを含むメインハウジングと、
   前記メインハウジングの前記開口部に沿った開口部を備える回転カラーと、を含む、ケーブルを挿入するためのストレインリリーフシステムであって、
   前記回転カラーは前記メインハウジングの前記開口部中に挿入されるように構成される一連のフォロワ特徴部を含むことで、前記回転カラーが前記メインハウジングに対して回転すると、前記フォロワ特徴部は前記ランプ特徴部を係合して、前記ストレインリリーフシステムによって挿入された前記ケーブルを圧縮し、
   前記回転カラーは少なくとも１つのラチェットタブをさらに含み、前記少なくとも１つのラチェットタブは前記回転カラーと外側ハウジングとの間にラチェット機能を提供するように、前記メインハウジングの前記一連のセレーションを係合するように構成される、ストレインリリーフシステム。
2. 前記フォロワ特徴部もまた、前記フォロワ特徴部の内面上に矩形を有し、前記回転カラーが前記外側ハウジングに対して回転すると、前記矩形は前記ケーブルに噛み込むように構成される、請求項１に記載のストレインリリーフシステム。
3. 前記メインハウジングに対する前記回転カラーの回転量を制限するように構成される、前記メインハウジング上のキー溝と、前記回転カラー上のキーとをさらに含む、請求項１に記載のストレインリリーフシステム。
4. 前記メインハウジングに対する前記回転カラーの回転量を制限するように構成される、前記回転カラー上のキー溝と、前記メインハウジング上のキーとをさらに含む、請求項１に記載のストレインリリーフシステム。
5. 外側バレルと、
   前記外側バレル内に挿入される圧接端子を備えたコンタクトアセンブリと、
   コンタクトリテーナの前記圧接端子を係合する導体を含むように、対向側面上の前記外側バレルに挿入され、ケーブル及び前記ケーブルの個々の前記導体を保定するように構成される第一ワイヤキャップ及び第二ワイヤキャップと、
   を含む、スプライスモジュールであって、
   前記ワイヤキャップは、
   開口部を備え、内面上に一連のランプ特徴部、及び一連のセレーションを含むメインハウジングと、
   前記メインハウジングの前記開口部に沿った開口部を備える回転カラーと、
   を含み、
   前記回転カラーは前記メインハウジングの前記開口部中に挿入されるように構成される一連のフォロワ特徴部を含むことで、前記回転カラーが前記メインハウジングに対して回転すると、前記フォロワ特徴部は前記ランプ特徴部を係合して、ストレインリリーフシステムによって挿入された前記ケーブルを圧縮し、
   前記回転カラーは少なくとも１つのラチェットタブをさらに含み、前記少なくとも１つのラチェットタブは前記回転カラーと外側ハウジングとの間にラチェット機能を提供するように、前記メインハウジングの前記一連のセレーションを係合するように構成される、スプライスモジュール。
6. 前記外側バレルは、金属から構成され、前記スプライスモジュールは、前記外側バレルの前記端部上にねじで留めるように構成される２つの金属製エンキャップを含む、請求項５に記載のスプライスモジュール。

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