JP2021190219A - 燃料電池システム - Google Patents

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JP2021190219A
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俊明 草刈
Toshiaki Kusakari
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Toyota Motor Corp
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Abstract

【課題】エアコンプレッサの冷却性能が向上した燃料電池システムを提供することを課題とする。【解決手段】燃料電池と、前記燃料電池に酸化剤ガスとして酸素を含む空気を圧送するエアコンプレッサを含む酸化剤ガス供給系と、前記燃料電池に燃料ガスである水素ガスを供給する燃料ガス供給系と、前記エアコンプレッサから前記燃料電池に向けて流れる空気の一部と、前記燃料電池から排出された水素オフガスとを、冷媒として、前記エアコンプレッサのモータの回転軸を支持するエアベアリング内に供給する冷媒供給機構と、を備えた燃料電池システム。【選択図】図1

Description

本発明は、燃料電池システムに関する。
エアベアリングの熱を熱伝導部材を介してインペラに伝達することによって冷却されるエアコンプレッサが知られている(例えば特許文献1参照)。
特開2011−089459号公報
エアコンプレッサが高速で回転する場合には、冷却性能が不十分となる恐れがある。
本発明は、エアコンプレッサの冷却性能が向上した燃料電池システムを提供することを目的とする。
上記目的は、燃料電池と、前記燃料電池に酸化剤ガスとして酸素を含む空気を圧送するエアコンプレッサを含む酸化剤ガス供給系と、前記燃料電池に燃料ガスである水素ガスを供給する燃料ガス供給系と、前記エアコンプレッサから前記燃料電池に向けて流れる空気の一部と、前記燃料電池から排出された水素オフガスとを、冷媒として、前記エアコンプレッサのモータの回転軸を支持するエアベアリング内に供給する冷媒供給機構と、を備えた燃料電池システムによって達成できる。
本発明によれば、エアコンプレッサの冷却性能が向上した燃料電池システムを提供できる。
図1は、燃料電池システムの概略構成図である。
[燃料電池システムの概略構成]
図1は、燃料電池システム1の概略構成図である。燃料電池システム1は、例えば燃料電池自動車、電気自動車、ハイブリッド自動車などの車両に搭載されるが、車両以外の各種移動体(例えば、船舶や飛行機、ロボット等)や定置型電源にも適用可能である。燃料電池システム1は、ECU(Electronic Control Unit)3、FCスタック4、酸化剤ガス供給系10、燃料ガス供給系20を含む。
FCスタック4は、酸化剤ガスと燃料ガスの供給を受けて発電する燃料電池スタックである。FCスタック4は、固体高分子電解質型の単セルを複数積層している。単セルは、電解質膜の両面に電極を配置した発電体である膜電極接合体と、膜電極接合体を挟持する一対のセパレータと、を備える。電解質膜は、スルホン酸基を有するフッ素系樹脂材料又は炭化水素系樹脂材料で形成された固体高分子膜であり、湿潤状態において良好なプロトン伝導性を有する。電極は、カーボン担体と、スルホン酸基を有する固体高分子であって湿潤状態で良好なプロトン伝導性を有するアイオノマーと、を含んで構成されている。カーボン担体には、発電反応を促進させるための触媒(例えば白金又は白金−コバルト合金など)が担持されている。各単セルには、反応ガスや冷却水を流すためのマニホールドが設けられている。マニホールドを流れる反応ガスは、各単セルに設けられたガス流路を介して、各単セルの発電領域に供給される。
酸化剤ガス供給系10は、酸化剤ガスとして酸素を含む空気をFCスタック4に供給し、供給管11、排出管12、バイパス管13及び14、冷媒供給管15a、冷媒排出管15b、エアコンプレッサ16、インタークーラ17、三方弁18a、バイパス弁18c、背圧弁18b、及び加湿器19を含む。供給管11は、FCスタック4のカソード入口マニホールドに接続されている。排出管12は、FCスタック4のカソード出口マニホールドに接続されている。バイパス管13は、供給管11及び排出管12を連通している。バイパス管14は、加湿器19よりも上流側の供給管11と下流側の供給管11とに接続して加湿器19をバイパスしている。
冷媒供給管15aは、詳しくは後述するが、インタークーラ17よりも下流側の供給管11と、エアコンプレッサ16のモータ16cの回転軸16dを支持するエアベアリング16e内に混合ガスを供給する。冷媒排出管15bは、回転軸16dを支持するエアベアリング16fから排出された混合ガスを、タービン16bよりも下流側の排出管12に排出する。エアベアリング16e及び16fは、例えばフォイル式気体軸受である。
エアコンプレッサ16は、コンプレッサ16a、タービン16b、及びモータ16cを有している。モータ16cが回転することによりコンプレッサ16a及びタービン16bは回転する。コンプレッサ16a及びタービン16bは、それぞれ供給管11及び排出管12上に配置される。コンプレッサ16aが回転することにより、圧縮された空気が供給管11を介してFCスタック4に供給される。タービン16bが回転することにより、FCスタック4から排出された空気が排出管12を介して外部に排出することが促進される。モータ16cの回転速度は、ECU3により制御される。また、上述したようにモータ16cの回転軸16dは、コンプレッサ16a側をエアベアリング16eにより支持されており、タービン16b側はエアベアリング16fにより支持されている。
インタークーラ17は、コンプレッサ16aよりも下流側の供給管11上に設けられている。インタークーラ17では、冷却水とコンプレッサ16aにより圧縮されて高温となった空気との間で熱交換が行われる。これにより、FCスタック4に供給される空気の量を確保することができる。
三方弁18aは、加湿器19よりも上流側での供給管11とバイパス管14との接続部位に設けられている。三方弁18aにより、加湿器19により加湿されてFCスタック4へ供給される空気の流量と、加湿器19をバイパスして加湿されることなくFCスタック4へ供給される空気の流量との比を調整することができる。背圧弁18bは、排出管12上であって、加湿器19よりも下流側であり、排出管12とバイパス管13との接続部分よりも上流側に配置されている。背圧弁18bは、FCスタック4のカソード側の背圧を調整する。バイパス弁18cは、バイパス管13に設けられている。バイパス弁18cは供給管11とバイパス管13との連通状態を切り替える。三方弁18a、背圧弁18b、及びバイパス弁18cの駆動は、ECU3により制御される。背圧弁18b及びバイパス弁18cの開度や、モータ16cの回転速度を制御することにより、FCスタック4に供給される空気の流量を調整することができる。
加湿器19は、FCスタック4から排出された酸化剤オフガスである空気中に含まれる水分を利用して、FCスタック4に供給される酸化剤ガスである空気を加湿する。加湿器19内には、供給管11と排出管12とを仕切るように水分透過膜が設けられている。この水分透過膜を介して酸化剤オフガス中の水分が酸化剤ガス側に透過することにより、酸化剤ガスが加湿される。
燃料ガス供給系20は、燃料ガスとして水素ガスをFCスタック4に供給し、不図示のタンク、供給管21、排出管22、循環管23、排水管24a、排気管24b、気液分離器25、インジェクタ26、排水弁28a、排気弁28b、循環ポンプ29、及び圧力センサPsを含む。供給管21は、タンクとFCスタック4のアノード入口マニホールドに接続されている。タンクには、燃料ガスである水素ガスが貯留されている。排出管22は、FCスタック4のアノード出口マニホールドと気液分離器25に接続されている。循環管23は、気液分離器25とインジェクタ26よりも下流側の供給管21とに接続されている。排水管24aは、気液分離器25とタービン16bよりも下流側の排出管12に接続されている。排気管24bは、気液分離器25と冷媒供給管15aに接続されている。
気液分離器25には、排出管22から排出された水素オフガスから液水を分離して貯留する。インジェクタ26は、供給管21上に設けられている。上述したように気液分離器25には排水管24a及び排気管24bが接続され、排水管24aは気液分離器25内に貯留された液水の排出に用いられ、排気管24bはFCスタック4から排出された水素オフガスをエアベアリング16eに供給するために用いられる。ここで、排気管24b内への液水の混入を防止するために、排気管24bの気液分離器25に接続された一端には、フィルタ(例えばPTFE多孔質フィルタ)が設けられている。また、排気管24b内への液水の混入を防止するために、気液分離器25に接続される排気管24bの一端の位置を、気液分離器25内で貯留された液水の液面よりも高い位置に設定してもよい。排水弁28a及び排気弁28bは、それぞれ排水管24a及び排気管24b上に設けられている。排水弁28aを開くことにより、気液分離器25に貯留された液水が排水管24a及び排出管12を介して外部へと排出される。排気弁28bを開くことにより、気液分離器25から排気管24bを介して水素オフガスが冷媒供給管15aに供給され、冷媒供給管15aを流れる空気と共にエアベアリング16eに供給される。
インジェクタ26がタンクに貯留された水素ガスを噴射することにより、FCスタック4に水素ガスが供給される。循環ポンプ29は、循環管23上に設けられている。FCスタック4から排出された水素オフガスは、循環ポンプ29によって適度に加圧され、供給管21を介してFCスタック4へ供給される。インジェクタ26、排水弁28a、排気弁28b、及び循環ポンプ29の駆動は、ECU3により制御される。圧力センサPsは、供給管21に設けられており、FCスタック4の入口圧力を検出する。圧力センサPsはECU3に電気的に接続されている。
ECU3は、CPU(Central Processing Unit)、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)を含む。ECU3は、FCスタック4への要求出力に応じて、エアコンプレッサ16、バイパス弁18c、背圧弁18b、インジェクタ26、循環ポンプ29等を制御して、FCスタック4に供給される酸化剤ガス及び燃料ガスの流量を制御する。
尚、燃料電池システム1は、FCスタック4の発電電力をコンバータやインバータを用いて制御する電力制御系や、FCスタック4をラジエータとの間で循環させる冷却水により冷却する冷却系が設けられている。
[エアコンプレッサの冷却構造]
上述したようにエアベアリング16e内、即ちエアベアリング16eと回転軸16dの間には、コンプレッサ16aにより圧縮されインタークーラ17により冷却された空気の一部が冷媒供給管15aから供給されると共に、FCスタック4から排出された水素オフガスが排気管24b及び冷媒供給管15aから供給される。即ち、空気と水素オフガスとの混合ガスが冷媒としてエアベアリング16e内に供給される。エアベアリング16e内に供給された混合ガスは、コンプレッサ16a側から、回転軸16dと不図示のステータとの間に形成された冷媒通路内をタービン16b側に流れて、エアベアリング16f内から冷媒排出管15bに排出され、排出管12から外部へと排出される。ここで、排気管24bを介して供給される水素オフガスは排気弁28bが開いている間のみ供給される。このため、冷媒供給管15a、排気管24b、及び排気弁28bは、空気と水素オフガスとの混合ガスを冷媒としてエアベアリング16e及び16f内に供給するための冷媒供給機構に相当する。
このようにエアベアリング16e及び16fに供給される冷媒は、空気と水素オフガスとの混合ガスである。水素は、空気中に含まれる窒素や酸素よりも熱伝導率が大きい。また、一般的にコンプレッサ16aにより圧縮されてインタークーラ17で冷却された後の空気の温度よりも、水素オフガスの温度の方が低い。従って、空気のみをエアベアリング16e及び16f内に供給するよりも、モータ16cの回転軸を十分に冷却することができ、エアコンプレッサ16の冷却性能が向上する。また、空気のみならず水素オフガスをもエアベアリング16e及び16f内に供給することにより、FCスタック4に供給されずにエアベアリング16e及び16f内に供給される空気の流量を、削減することができる。これにより、FCスタック4に供給される空気の流量を確保することができ、その分だけモータ16cの仕事量を削減できるため、モータ16cの電力消費量を抑制できる。
尚、排気弁28bが全閉している状態では、エアベアリング内に水素オフガスが供給されることはないが、例えばモータ16cの回転速度が所定速度以上となった高速状態が検出された場合に、排気弁28bを開いて空気と水素オフガスとの混合ガスをエアベアリング16e及び16f内に供給するようにしてもよい。また、圧力センサPsにより検出される圧力が所定値以上の高圧となった場合に、排気弁28bを開いて、FCスタック4に供給される水素ガスの圧力を適切な値に保ちつつ、混合ガスをエアベアリング16e及び16f内に供給するようにしてもよい。また、エアベアリング16e及び16fの一方のみに空気と水素オフガスとの混合ガスを供給し、他方に空気のみを供給してもよい。
以上、本発明の実施例について詳述したが、本発明はかかる特定の実施例に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された本発明の要旨の範囲内において、種々の変形・変更が可能である。
1 燃料電池システム
3 ECU
4 FCスタック(燃料電池)
10 酸化剤ガス供給系
11、21 供給管
12、22 排出管
13、14 バイパス管
15a 冷媒供給管(冷媒供給機構)
15b 冷媒排出管(冷媒供給機構)
16 エアコンプレッサ
16a コンプレッサ
16b タービン
16c モータ
16d 回転軸
16e、16f エアベアリング
17 インタークーラ
18a 三方弁
18b 背圧弁
18c バイパス弁
20 燃料ガス供給系
23 循環管
24a 排水管
24b 排気管
25 気液分離器
26 インジェクタ
28a 排水弁
28b 排気弁
29 循環ポンプ
Ps 圧力センサ

Claims (1)

  1. 燃料電池と、
    前記燃料電池に酸化剤ガスとして酸素を含む空気を圧送するエアコンプレッサを含む酸化剤ガス供給系と、
    前記燃料電池に燃料ガスである水素ガスを供給する燃料ガス供給系と、
    前記エアコンプレッサから前記燃料電池に向けて流れる空気の一部と、前記燃料電池から排出された水素オフガスとを、冷媒として、前記エアコンプレッサのモータの回転軸を支持するエアベアリング内に供給する冷媒供給機構と、
    を備えた燃料電池システム。
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