JP2021188733A - スラストベアリング - Google Patents
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Abstract
【課題】無接点給電や通信に利用でき、組み立てを容易に行うことが可能なスラストベアリングを提供する。【解決手段】転動体51を挟んで互いに対向して設けられる第1軌道盤11と第2軌道盤12とを備えたスラストベアリング1は、第1軌道盤11における第2軌道盤12に対向する第1面61の外周領域に設けられる第1基板21と、第2軌道盤12における第1面61に対向する第2面62の外周領域に設けられる第2基板22と、第1基板21に設けられる第1コイル31と、第1コイル31と離間し、第1コイル31と対向した状態で第2基板22に設けられる第2コイル32と、第1軌道盤11における第1面61とは反対側の第3面63に設けられ、第1コイル31に流れる電流に応じた処理を行う制御部71が搭載される制御基板41と、を備える。【選択図】図1
Description
本発明は、転動体を挟んで互いに対向して設けられる第1軌道盤と第2軌道盤とを備えたスラストベアリングに関する。
従来、多くの機械において、回転軸を支持し、より滑らかに回転させることを目的としてベアリングが利用されてきた。このようなベアリングを電力の受け渡しや通信に利用することが検討されてきた。係る技術として、例えば下記に出典を示す特許文献1−3に記載のものがある。
特許文献1には、回転輪と固定輪との間で、非接触で信号や電力の受け渡しを行う双方向通信機能を備えた双方向通信機能付車輪用軸受が開示されている。この双方向通信機能付車輪用軸受は、複列の転走面が形成された固定輪と、固定輪の転走面と対向する転走面を形成した回転輪と、対向する転走面間に介在した複列の転動体とを備えて構成され、固定輪と回転輪の間で、非接触で双方向に通信する双方向通信手段を設け、固定輪及び回転輪方に双方向通信手段に接続されたコネクタを備えている。
特許文献2には、回転輪と固定輪との間で、非接触で電力の受け渡しを行う電力伝送装置を内蔵する電力伝送装置付車輪用軸受が開示されている。この電力伝送装置付車輪用軸受は、複列の転走面が形成された固定輪と、固定輪の転走面と対向する転走面を形成した回転輪と、対向する転走面間に介在した複列の転動体とを備えて構成され、固定輪と回転輪の間で、非接触で電力を伝達する電力伝送装置が設けられる。固定輪及び回転輪には、電力伝送装置に接続されたコネクタが備えられる。
特許文献3には、非接触で電力が伝送される撮像装置が開示されている。この撮像装置は、内輪と外輪とを有する軸受と、軸受の一方の側に設けられ、内輪に固定されるカメラ側フランジと、カメラ側フランジの側に設けられる撮像部と、軸受の他方の側に設けられ、外輪に固定される装置本体側フランジと、カメラ側フランジに収納される受電コイルと、受電コイルに対向し、装置本体側フランジに収納される送電コイルと、を備えている。
特許文献1の双方向通信手段及び特許文献2に記載の電力伝送装置は、固定輪のコネクタには1次コイルに接続された配線が設けられ、回転輪のコネクタには2次コイルに接続された配線が設けられる。また、特許文献3の受電コイルは受電側端子がカメラ側プリント基板に接続され、送電コイルは送電側端子が装置本体側プリント基板に接続される。このように特許文献1−3に記載の技術は夫々のコイルに配線が設けられる。ここで、コイルを通信に利用したり、無接点給電に利用したりする場合には、互いのコイルの位置合わせが重要である。しかしながら、特許文献1−3に記載の技術は、互いのコイルの位置合わせまで想定されておらず、組み立てを容易に行う上で改良の余地がある。
そこで、無接点給電や通信に利用でき、組み立てを容易に行うことが可能なスラストベアリングが求められる。
本発明に係るスラストベアリングの特徴構成は、転動体を挟んで互いに対向して設けられる第1軌道盤と第2軌道盤とを備えたスラストベアリングであって、前記第1軌道盤における前記第2軌道盤に対向する第1面の外周領域に設けられる第1基板と、前記第2軌道盤における前記第1面に対向する第2面の外周領域に設けられる第2基板と、前記第1基板に設けられる第1コイルと、前記第1コイルと離間し、前記第1コイルと対向した状態で前記第2基板に設けられる第2コイルと、前記第1軌道盤における前記第1面とは反対側の第3面に設けられ、前記第1コイルに流れる電流に応じた処理を行う制御部が搭載される制御基板と、を備えている点にある。
このような特徴構成とすれば、第1軌道盤及び第2軌道盤の少なくともいずれか一方が回転した場合でも、第1コイルと第2コイルとの間で無接点での給電や通信をすることができる。また、第1コイルと第2コイルとが互いに対向し合うように、夫々、第1軌道盤及び第2軌道盤に設けるので、スラストベアリングの内部に第1基板及び第2基板を固定することができる。したがって、第1コイル及び第2コイルに対する外乱の影響を低減できると共に、第1コイル及び第2コイルの間隔を所期の値に維持することができ、特性を所期の状態に維持することが可能となる。また、第1軌道盤における第3面に、第1コイルを流れる電流の処理や制御を行うために必要となるIC等の部品を実装可能な制御基板を配置することができ、無接点での給電や通信に制御を容易に行うことができる。更には、例えば第1軌道盤及び第2軌道盤の夫々の外縁部に第1基板及び第2基板を接着することで、処理機能の追加等のカスタマイズやメンテナンスをし易くできる(スラストベアリングの各部に対して軽微な可能で処理機能の追加等ができる)。
また、前記第1コイル及び前記第2コイルの夫々は、前記第1軌道盤及び前記第2軌道盤の少なくともいずれか一方が回転した場合であっても、継続して互いに対向するように前記第1基板及び前記第2基板の夫々に設けられていると好適である。
このような構成とすれば、第1コイル及び第2コイルが継続して互いに対向し続けるので、効率良く無接点での給電や通信を行うことが可能となる。
また、前記第1基板、前記第2基板、前記第1軌道盤、及び前記第2軌道盤の外形が円形であって、前記第1基板の外径及び前記第2基板の外径は、夫々、前記第1軌道盤の外径及び前記第2軌道盤の外径と同じであると好適である。
このような構成とすれば、第1基板、第2基板、第1軌道盤、及び第2軌道盤の夫々の軸心を組み立て時に容易に合わせることができ、スラストベアリングの中心の位置ずれによる特性不良の影響を低減できる。また、第1コイル及び第2コイルにおける電力や信号の送受信の中心を一致させ、信号の伝達特性が改善され、コイルも容易に固定することが可能となる。
また、前記第1軌道盤、前記第2軌道盤、及び前記転動体が非金属材料で構成されていると好適である。
このような構成とすれば、第1軌道盤、第2軌道盤、及び転動体に漏れる磁束を低減することが可能となる。したがって、給電や通信の効率の悪化を抑制できる。
また、前記第1基板及び前記第2基板は、夫々、前記第1軌道盤及び前記第2軌道盤の夫々に対して磁性シートを介して設けられていると好適である。
このような構成とすれば、第1基板と第1軌道盤との間、及び、第2基板と第2軌道盤との間の磁性シートにより、第1コイルと第2コイルとの結合度が向上し、給電特性や信号の伝達特性を向上することができる。
また、前記制御基板及び前記第1基板には、夫々、同軸コネクタが設けられ、前記夫々の前記同軸コネクタ同士は、前記第1軌道盤の径方向外側に設けられる同軸ケーブルを介して接続されると好適である。
このような構成とすれば、第1コイルとの共振点を設定するための部品(例えばコンデンサ)によるマッチングを第1軌道盤の第3面に設けた制御基板上で、容易に行うことができる。また、第1基板と制御基板との接続を行うために第1軌道盤に穴をあける必要がないので、容易に接続することが可能となる。
本発明に係るスラストベアリングは、無接点給電や通信に利用可能なコイルを備え、これらのコイルの位置決めを容易に行うことができるように構成される。以下、本実施形態のスラストベアリング1について説明する。
図1はスラストベアリング1の側方断面図であり、図2は図1のII−II線の矢視図である。図1に示されるように、本実施形態のスラストベアリング1は、第1軌道盤11、第2軌道盤12、第1基板21、第2基板22、第1コイル31、第2コイル32、制御基板41、転動体51を備えて構成される。
第1軌道盤11及び第2軌道盤12は互いに対向して設けられる。本実施形態では第1軌道盤11は軸13と連結される。このため、第1軌道盤11はいわゆる軸軌道盤に相当する。一方、第2軌道盤12はハウジング14に組み込まれて固定される。このため、第2軌道盤12はいわゆるハウジング軌道盤に相当する。第1軌道盤11及び第2軌道盤12(図2参照)は平面視における外形が円形で構成され、互いに軸心が一致した状態で、且つ、互いに離間した状態で配置される。第1軌道盤11及び第2軌道盤12の軸心は、軸13の軸心Xとも一致している。以下では、理解を容易にするために、第1軌道盤11の軸心及び第2軌道盤12の軸心も、軸心Xとして説明する。
第1基板21は、第1軌道盤11における第2軌道盤12に対向する第1面61の外周領域に設けられる。上述したように第1軌道盤11と第2軌道盤12とは互いに離間した状態で配置される。第1面61は、第1軌道盤11が有する面のうち、第2軌道盤12と離間した状態で対向する面が相当する。第1基板21は、特に限定されるものではないが、第1軌道盤11の平面視における外縁部に設けると好適である。本実施形態では、第1基板21は平面視における外形が円形であって、径方向中央部が円形に切り抜かれた円環状態で構成される。第1基板21は、その中心が第1軌道盤11及び第2軌道盤12と同軸心上になるように配置される。したがって、第1基板21は平面視の形状がドーナツ状(円環状)であって、第1軌道盤11に配置された第1基板21を見た場合に、径方向中央部において第1軌道盤11(第1面61)が露出した状態で第1軌道盤11に設けられる。
第2基板22は、第2軌道盤12における第1軌道盤11に対向する第2面62の外周領域に設けられる。第2面62は、第2軌道盤12が有する面のうち、第1軌道盤11の第1面61と離間した状態で対向する面が相当する。第2基板22にあっても、特に限定されるものではないが、第2軌道盤12の平面視における外縁部に設けると好適である。本実施形態では、第2基板22は平面視における外形が円形であって、径方向中央部が円形に切り抜かれた円環状態で構成される。第2基板22は、その中心が第1軌道盤11及び第2軌道盤12と同軸心上になるように配置される。したがって、第2基板22は平面視の形状がドーナツ状(円環状)であって、第2軌道盤12に配置された第2基板22を見た場合に、径方向中央部において第2軌道盤12(第2面62)が露出した状態で第2軌道盤12に設けられる。
第1コイル31は第1基板21に設けられる。第1コイル31は、例えば無接点給電装置の二次コイルや、通信装置のアンテナとして利用可能である。このような第1コイル31は、第1基板21上に例えばアルミニウムや銅を用いたパターニングやスパッタリングにより構成することが可能である。第1コイル31は、二次コイルやアンテナとしての用途に応じて、厚さや長さが設定され、例えば第1基板21に全周に亘って設けると好適である。本実施形態において、第1コイル31は、その中心が第1基板21の中心と同心(第1軌道盤11の軸心Xと同軸心)になるように円環状に形成されている。
第2コイル32は第1コイル31と離間し、第1コイル31と対向した状態で第2基板22に設けられる。第2コイル32は、例えば無接点給電装置の一次コイルや、通信装置のアンテナとして利用可能である。いずれの用途であっても、第2コイル32は第1コイル31と対をなし、対向した状態で構成される。このような第2コイル32は、第2基板22上に例えばアルミニウムや銅を用いたパターニングやスパッタリングにより構成することが可能である。第2コイル32は、一次コイルやアンテナとしての用途に応じて、厚さや長さが設定され、例えば第2基板22に全周に亘って設けると好適である。本実施形態において、第2コイル32は第2基板22の中心と同心(第2軌道盤12の軸心Xと同軸心)になるように円環状に形成されている。また、第2コイル32は、平面視で第1コイル31と一致して重なるように配置されている。すなわち、第1コイル31と第2コイル32の外径と内径はいずれも一致している。ただし、第1コイル31と第2コイル32の外径と内径の一方もしくは両方が一致していなくても良い。
本実施形態では上述した第1基板21は第1軌道盤11の外径と同じ外径で構成され、第2基板22は第2軌道盤12の外径と同じ外径で構成される(図1及び図2参照)。したがって、第1軌道盤11に対する第1基板21の位置決めを適切に行うことができると共に、第2軌道盤12に対する第2基板22の位置決めを適切に行うことができる。また、第1基板21、第1軌道盤11、第2基板22、及び第2軌道盤12を、互いに同じ外径で構成することで、位置決めを適切に行うことが可能となる。
制御基板41は第1軌道盤11における第1面61とは反対側の第3面63に設けられ、第1コイル31に流れる電流に応じた処理を行う制御部71や制御部71とは異なる部品72が搭載される。第1軌道盤11における第1面61とは反対側の第3面63とは、第1軌道盤11が有する面のうち、第1面61の裏面であって、図1における軸13が連結される面である。第1コイル31に流れる電流とは、第1コイル31を無接点給電の二次コイルとして利用する場合には第2コイル32からの磁界に応じて流れる電流であって、第1コイル31をアンテナとして利用する場合には第2コイル32との通信により流れる電流である。したがって、制御部71は第1コイル31を無接点給電の二次コイルとして利用する場合には第2コイル32からの磁界に応じて流れる電流を、例えば直流に電流に変換するような制御をしたり、第1コイル31をアンテナとして利用する場合には第2コイル32との通信により流れる電流から、伝達された情報を抽出したりする。また、部品72とは、第1コイル31のインピーダンス整合を行うために設けられるコンデンサや抵抗器である。
転動体51は第1軌道盤11と第2軌道盤12との間に挟まれる。転動体51とは、ハウジング等に固定される第1軌道盤11に対して第2軌道盤12を、軸13を回転中心として回転可能とするものである。転動体51は、例えば球状体で構成する場合にはボールベアリングにあたる。また、転動体51は、例えば円筒状、棒状、円錐状、樽状のいずれかで構成する場合にはローラーベアリングにあたる。なお、転動体51は図2に示されるように複数設けられるが、夫々の転動体51の間には保持器(図示せず)を設けると良い。
ここで、第1軌道盤11、第2軌道盤12、及び転動体51は非金属材料で構成されると好適である。非金属材料とは、特に非磁性体が相当するが、具体的には樹脂やセラミックを用いて構成すると良い。これにより、電磁界の漏れを低減し、第1コイル31と第2コイル32との間における電力伝達、あるいは通信の効率を向上することが可能となる。
また、第1基板21及び第2基板22は、夫々、第1軌道盤11及び第2軌道盤12の夫々に対して磁性シート90を介して設けられていると好適である。これにより、第1基板21に設けられる第1コイル31と第2基板22に設けられる第2コイル32との結合度が向上し、電力や信号の伝達効率を向上することが可能となる。
制御基板41及び第1基板21には、夫々、同軸コネクタ81が設けられる。同軸コネクタ81とは、同軸ケーブル82と接続可能なコネクタである。特に本実施形態では、夫々の同軸コネクタ81同士は、第1軌道盤11の径方向外側に設けられる同軸ケーブル82を介して接続される。第1軌道盤11の径方向外側に設けられるとは、第1軌道盤11を軸方向に貫通して設けられるのではなく、第1軌道盤11の外周面よりも径方向外側に設けられることを意味する。なお、第2基板22にもケーブル83により外部と接続可能とされる。このように第1基板21と制御基板41とを同軸コネクタ81で接続するにあたり、第1基板21及び制御基板41を第1軌道盤11の外縁部に配置すると好適である。これにより、上述したように第1軌道盤11の径方向外側を介して第1基板21と制御基板41とを容易に接続することができ、第1軌道盤11に対する加工を低減することができる。
上記のように構成されるスラストベアリング1では、第1軌道盤11が第2軌道盤12に対して回転する。第1コイル31及び第2コイル32の夫々は、第1軌道盤11が第2軌道盤12に対して回転した場合であっても、継続して互いに対向するように第1基板21及び第2基板22の夫々に設けられる。これにより、第1コイル31及び第2コイル32の間で適切に、且つ、効率良く給電や通信を行うことが可能となる。
〔その他の実施形態〕
上記実施形態では、無接点給電に使用する場合には第1コイル31が二次コイルであって、第2コイル32が一次コイルであるとして説明したが、第1コイル31を一次コイルとして使用し、第2コイル32を二次コイルとして使用することも可能である。
上記実施形態では、無接点給電に使用する場合には第1コイル31が二次コイルであって、第2コイル32が一次コイルであるとして説明したが、第1コイル31を一次コイルとして使用し、第2コイル32を二次コイルとして使用することも可能である。
上記実施形態では、第1軌道盤11がハウジング14に組み込まれる第2軌道盤12に対して回転するとして説明したが、第1軌道盤11をハウジング14に組み込み、第1軌道盤11に対して第2軌道盤12が回転するように構成しても良いし、第1軌道盤11及び第2軌道盤12の双方が回転するように構成することも可能である。係る場合、第1軌道盤11の第1基板21にあっても、第2基板22と同様に配線すると好適である。
上記実施形態では、第1コイル31及び第2コイル32の夫々は、第1軌道盤11及び第2軌道盤12の少なくともいずれか一方が回転した場合であっても、継続して互いに対向するように第1基板21及び第2基板22の夫々に設けられているとして説明したが、第1コイル31及び第2コイル32の夫々は、第1軌道盤11及び第2軌道盤12の少なくともいずれか一方が回転した場合に、断続的に互いに対向するように第1基板21及び第2基板22の夫々に設けられていても良い。
上記実施形態では、第1基板21、第2基板22、第1軌道盤11、及び第2軌道盤12の外形が円形であるとして説明したが、第1基板21、第2基板22、第1軌道盤11、及び第2軌道盤12のうちの少なくともいずれか一つは外形が例えば多角形等、円形でなくても良い。
上記実施形態では、第1基板21の外径及び第2基板22の外径は、夫々、第1軌道盤11の外径及び第2軌道盤12の外径と同じであるとして説明したが、第1基板21の外径は第1軌道盤11の外径と異なっていても良いし、第2基板22の外径は第2軌道盤12の外径と異なっていても良い。
上記実施形態では、第1軌道盤11、第2軌道盤12、及び転動体51が非金属材料で構成されているとして説明したが、第1軌道盤11、第2軌道盤12、及び転動体51のうち、少なくとも一つが金属材料で構成されていても良い。
上記実施形態では、第1基板21及び第2基板22は、夫々、第1軌道盤11及び第2軌道盤12の夫々に対して磁性シート90を介して設けられているとして説明したが、第1基板21及び第2基板22は、夫々、第1軌道盤11及び第2軌道盤12の夫々に対して磁性シート90を介することなく設けても良い。
上記実施形態では、制御基板41及び第1基板21には、夫々、同軸コネクタ81が設けられ、夫々の同軸コネクタ81同士は、第1軌道盤11の径方向外側に設けられる同軸ケーブル82を介して接続されるとして説明したが、制御基板41及び第1基板21には、夫々、同軸コネクタ81を設けなくても良いし、同軸ケーブル82を介して接続されなくても良い。
本発明は、転動体を挟んで互いに対向して設けられる第1軌道盤と第2軌道盤とを備えたスラストベアリングに用いることが可能である。
1:スラストベアリング
11:第1軌道盤
12:第2軌道盤
21:第1基板
22:第2基板
31:第1コイル
32:第2コイル
41:制御基板
51:転動体
61:第1面
62:第2面
63:第3面
71:制御部
81:同軸コネクタ
82:同軸ケーブル
90:磁性シート
11:第1軌道盤
12:第2軌道盤
21:第1基板
22:第2基板
31:第1コイル
32:第2コイル
41:制御基板
51:転動体
61:第1面
62:第2面
63:第3面
71:制御部
81:同軸コネクタ
82:同軸ケーブル
90:磁性シート
Claims (6)
- 転動体を挟んで互いに対向して設けられる第1軌道盤と第2軌道盤とを備えたスラストベアリングであって、
前記第1軌道盤における前記第2軌道盤に対向する第1面の外周領域に設けられる第1基板と、
前記第2軌道盤における前記第1面に対向する第2面の外周領域に設けられる第2基板と、
前記第1基板に設けられる第1コイルと、
前記第1コイルと離間し、前記第1コイルと対向した状態で前記第2基板に設けられる第2コイルと、
前記第1軌道盤における前記第1面とは反対側の第3面に設けられ、前記第1コイルに流れる電流に応じた処理を行う制御部が搭載される制御基板と、
を備えるスラストベアリング。 - 前記第1コイル及び前記第2コイルの夫々は、前記第1軌道盤及び前記第2軌道盤の少なくともいずれか一方が回転した場合であっても、継続して互いに対向するように前記第1基板及び前記第2基板の夫々に設けられている請求項1に記載のスラストベアリング。
- 前記第1基板、前記第2基板、前記第1軌道盤、及び前記第2軌道盤の外形が円形であって、
前記第1基板の外径及び前記第2基板の外径は、夫々、前記第1軌道盤の外径及び前記第2軌道盤の外径と同じである請求項1又は2に記載のスラストベアリング。 - 前記第1軌道盤、前記第2軌道盤、及び前記転動体が非金属材料で構成されている請求項1から3のいずれか一項に記載のスラストベアリング。
- 前記第1基板及び前記第2基板は、夫々、前記第1軌道盤及び前記第2軌道盤の夫々に対して磁性シートを介して設けられている請求項1から4のいずれか一項に記載のスラストベアリング。
- 前記制御基板及び前記第1基板には、夫々、同軸コネクタが設けられ、
前記夫々の前記同軸コネクタ同士は、前記第1軌道盤の径方向外側に設けられる同軸ケーブルを介して接続される請求項1から5のいずれか一項に記載のスラストベアリング。
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