JP2021188491A - 軒を有する建物 - Google Patents

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Abstract

【課題】風呂に浸かりながら映像を楽しむことを可能としつつ、そのための設備の簡素化を図ることができる建物を提供すること。【解決手段】本発明に係る建物は、スクリーン1及びこのスクリーン1に映像を投射するためのプロジェクター2を軒下に設け、前記軒下またはその軒先近傍に風呂4を設けた。前記プロジェクター2は該プロジェクター2よりも前記軒Eの基端側に位置する前記スクリーン1に向かって映像を投射するように構成してある。軒下にある天井、壁又は床に設けた保持手段3によって前記プロジェクター2を保持した。【選択図】図1

Description

本発明は、例えば、風呂に浸かりながら映像鑑賞を楽しむことのできる建物に関する。
従来、風呂に浸かりながらテレビや映画等の映像を鑑賞したいといった要望があり、例えば特許文献1には、プロジェクターから浴室壁所定位置に映像を投映する浴室装置が開示されている。
特開2002−295031号公報
しかし、上記のように高湿度となる浴室の壁面に映像を投映する場合、映像が投影される箇所や映像を投映するプロジェクターに結露対策が必須となり、そのために設備構造が複雑化するという問題がある。
本発明は上述の事柄に留意してなされたもので、その目的は、風呂に浸かりながら映像を楽しむことを可能としつつ、そのための設備の簡素化を図ることができる建物を提供することにある。
上記目的を達成するために、本発明に係る建物は、スクリーン及びこのスクリーンに映像を投射するためのプロジェクターを軒下に設け、前記軒下またはその軒先近傍に風呂を設けた(請求項1)。ここで、本発明における「軒先近傍」とは、軒先の外側(建物内から離れる側)において前記スクリーンに投射された映像をおよそ肉眼で楽しめる(視認可能な)範囲を指す。
上記建物において、前記プロジェクターは該プロジェクターよりも前記軒の基端側に位置する前記スクリーンに向かって映像を投射するように構成してあってもよく(請求項2)、軒下にある天井、壁又は床に設けた保持手段によって前記プロジェクターを保持してもよい(請求項3)。
本願発明では、風呂に浸かりながら映像を楽しむことを可能としつつ、そのための設備の簡素化を図ることができる建物が得られる。
すなわち、屋内の風呂がある空間(浴室)は入浴時等に高湿度になるので、そうした空間にスクリーン及びプロジェクターを設けるとその湿気の影響を受け易いが、軒下にスクリーン及びプロジェクターを設け、軒下または軒先近傍に風呂を設ける本願の各請求項に係る発明の建物は、風呂に浸かりながら映像を楽しむことを可能とするものでありながら、外部に開放されている軒下及び軒先近傍は高湿度になり難いので、風呂に起因する湿気の影響を低減することができ、結露対策を講じなくてよい分、設備の簡素化を図ることも可能となる。
また、スクリーンやプロジェクターが日なたとなる箇所にあると、直射日光や風雨等によってダメージを受け易いが、本発明の建物では、スクリーン及びプロジェクターを日陰となる軒下に設けることにより、そうしたダメージを防ぐことができる。
加えて、本発明の建物では、スクリーン及びプロジェクターが軒下にあるので、降雨時でも映画鑑賞等を楽しめる。
請求項2に係る発明の建物では、プロジェクターの映像の投射面に風雨が当たって水滴や汚れが付着する、といったことを可及的に起こり難くすることができ、それだけスクリーンに投射される映像の状態を良好に保つことが可能となる。
請求項3に係る発明の建物では、プロジェクターを軒下に設けた保持手段によって保持することにより、風雨等からプロジェクターを保護するのが容易となる。
(A)は本発明の一実施の形態に係る建物の要部の構成を概略的に示す説明図(縦断面図)、(B)は上記建物の変形例の要部の構成を概略的に示す説明図(縦断面図)である。 (A)及び(B)は前記建物のそれぞれ他の変形例の要部の構成を概略的に示す説明図(平面図)、(C)は上記建物の別の変形例の要部の構成を概略的に示す説明図(縦断面図)である。
本発明の実施の形態について図面を参照しながら以下に説明する。
図1(A)に示す建物では、スクリーン1及びこのスクリーン1に映像を投射するためのプロジェクター2を建物外部に開放された軒下(軒Eの下方空間)に設け、プロジェクター2は軒天に固定されたボックス(軒下にある天井に設けた保持手段の一例)3に収容し、前記軒下またはその軒先近傍(本例では軒先近傍)に風呂(浴槽)4を設ける。
ここで、屋内の風呂がある空間(浴室)は入浴時等に高湿度になるので、そうした空間にスクリーン1及びプロジェクター2を設けるとその湿気の影響を受け易いが、軒下にスクリーン1及びプロジェクター2を設け、軒下または軒先近傍に風呂4を設ける本例の建物は、風呂に浸かりながら映像を楽しむことを可能とするものでありながら、外部に開放されている軒下及び軒先近傍は高湿度になり難いので、風呂4に起因する湿気の影響を低減することができ、結露対策を講じなくてよい分、設備の簡素化を図ることも可能となる。
また、スクリーン1やプロジェクター2が日なたとなる箇所にあると、直射日光や風雨等によってダメージを受け易いが、本例では、スクリーン1及びプロジェクター2を日陰となる軒下に設けることにより、そうしたダメージを防ぐことができる。
さらに、プロジェクター2をボックス3に収容し、軒天付近に保持することにより、風雨等からプロジェクター2を保護することが容易となる。
加えて、スクリーン1及びプロジェクター2が軒下にあるので、降雨時でも映画鑑賞等を楽しめる。
上記の各構成要素1〜4は、上記効果を奏することを考慮してそれぞれ公知の構成のものを採用可能である。
例えば、スクリーン1は、天井吊り下げ式、壁掛け式、床面に据え置き式等のいずれの型式のものでもよく、ロール状に巻き上げ可能であってもなくてもよい。また、建物の例えば白色系の外壁面をスクリーン1として用いるようにしてもよい。
プロジェクター2は、例えば軒天に設けたコンセントに電源コードが接続され、商用電源で駆動するタイプのものとすることが考えられる。また、プロジェクター2は、DVDプレーヤー等の機器を内蔵していてもよいし、外部接続されるものでもよく、例えばプロジェクター2にテレビチューナーを接続し、テレビ放送の映像をスクリーン1に投射するようにしてもよい。
ボックス3は、例えば直方体その他の多角柱や円柱等の箱状を呈し、上面(軒天に対向する面)及び前面(ボックス3内部に収容したプロジェクター2が映像を投射する側の面)が開放されているものとすることができ、その素材には耐候性を有するものを用いることが好ましい。なお、軒天に対するボックス3の固定は、固定ねじ等の適宜の固定部材を用いて行えばよい。
そして、図1(A)に示すように、ボックス3において軒Eの基端側に向く面(前面)に開口3aが設けられ、プロジェクター2はプロジェクター2よりも軒Eの基端側に位置するスクリーン1に向かって映像を投射するように構成してある場合、プロジェクター2の映像の投射面に風雨が当たって水滴や汚れが付着する、といったことを可及的に起こり難くすることができ、それだけスクリーン1に投射される映像の状態を良好に保つことが可能となる。
ここで、ボックス3の開口3aは、常時開放されていてもよいし、着脱自在な蓋等により閉塞可能としてもよく、透明な板材(ガラスなど)で常時閉塞してあってもよい。
なお、本発明は、上記の実施の形態に何ら限定されず、本発明の要旨を逸脱しない範囲において種々に変形して実施し得ることは勿論であり、その変形例どうしを適宜組み合わせてもよいことはいうまでもない。
上記実施の形態では、プロジェクター2をボックス3に収容しているが、これに限らず、例えば図1(B)に示すように、軒Eにおいてその基端から軒先側(外側)に離れた位置(図示例では軒先)に軒天を低くした低軒天部5を設けるとともに、この低軒天部5の内側(軒Eの基端に向く側)から水平に突出する棚部(軒下にある天井に設けた保持手段の他の例)6を設け、この棚部6の上にプロジェクター2を載置するようにしてもよい。
あるいは、プロジェクター2を適宜の吊り具(軒天に設けた保持手段のさらに他の例)で軒天から吊り下げ保持するようにしてもよく、この吊り具が、プロジェクター2を昇降可能に保持し、不使用時は例えば軒天内にプロジェクター2を収納可能に構成されていてもよい。
また、図1(A)の例では、風呂4全体が軒下の外側に位置するが、これに限らず、風呂4全体が軒下に入るようにしてもよいし、図1(B)に示すように、風呂4の一部のみが軒下に入るようにしてもよい。
図1(A)、(B)の例では、プロジェクター2を軒天(軒下にある天井)に設けた保持手段3,6によって保持しているが、これに限らず、軒下にある壁や床に設けた保持手段によってプロジェクター2を保持するようにしてもよい。
具体的には、図2(A)に示すように、軒下にある壁の適宜の高さ位置に保持手段としてボックス3を設け、このボックス3にプロジェクター2を保持させてもよいし、図2(B)に示すように、軒下にある壁の入隅の適宜の高さ位置に、例えば平面視三角形の棚部6を設け、この棚部6の上にプロジェクター2を載置するようにしてもよい。
また、図2(C)に示すように、床から立ち上がったボックス3内にプロジェクター2を収容したり、ボックス3上にプロジェクター2を載置したりするようにしてもよい。いずれにしても、プロジェクター2が強風等で移動しないようにボックス3に固定、あるいはボックス3によって保持してあるのが好ましい。図2(C)に示すボックス3の少なくとも下部は、中実の台であってもよい。
図1(A)、図2(A)及び(C)に示すボックス3は、図外の発光部を有し、電灯として機能するように構成されていてもよい。
プロジェクター2を保持する保持手段は、軒下にある天井、壁、床の何れかのみに設けられているものに限られず、天井と壁とにわたって、壁と床とにわたって、あるいは床から天井にわたって設けられていてもよい。また、保持手段は、プロジェクター2の不使用時には、軒下にある天井、壁や床の内部にプロジェクター2ごと収納できるように出入自在に構成されていてもよい。
1 スクリーン
2 プロジェクター
3 ボックス
3a 開口
4 風呂
5 低軒天部
6 棚部
7 台
E 軒
本発明は、例えば、風呂に浸かりながら映像鑑賞を楽しむことのできる軒を有する建物に関する。
従来、風呂に浸かりながらテレビや映画等の映像を鑑賞したいといった要望があり、例えば特許文献1には、プロジェクターから浴室壁所定位置に映像を投映する浴室装置が開示されている。
特開2002−295031号公報
しかし、上記のように高湿度となる浴室の壁面に映像を投映する場合、映像が投影される箇所や映像を投映するプロジェクターに結露対策が必須となり、そのために設備構造が複雑化するという問題がある。
本発明は上述の事柄に留意してなされたもので、その目的は、風呂に浸かりながら映像を楽しむことを可能としつつ、そのための設備の簡素化を図ることができる軒を有する建物を提供することにある。
上記目的を達成するために、本発明に係る軒を有する建物は、スクリーン及びこのスクリーンに映像を投射するためのプロジェクターを建物外部に開放された軒下に設け、前記軒下に風呂を設け、さらに、前記プロジェクターは該プロジェクターよりも軒の基端側に位置する前記スクリーンに向かって映像を投射するように構成してあるとともに、前記軒下にある天井、壁又は床に設けた保持手段によって前記プロジェクターを保持したことを特徴とする(請求項1)
また、別の観点から、本発明に係る軒を有する建物は、スクリーン及びこのスクリーンに映像を投射するためのプロジェクターを建物外部に開放された軒下に設け、軒先の建物内から離れる側において前記スクリーンに投射された映像を視認可能な範囲である軒先近傍に風呂を設け、さらに、前記プロジェクターは該プロジェクターよりも軒の基端側に位置する前記スクリーンに向かって映像を投射するように構成してあるとともに、前記軒下にある天井、壁又は床に設けた保持手段によって前記プロジェクターを保持したことを特徴とする(請求項2)。また、本発明に係る軒を有する建物では、前記スクリーン及び前記プロジェクターを日陰となる軒下に設けてもよい(請求項3)。
本願発明では、風呂に浸かりながら映像を楽しむことを可能としつつ、そのための設備の簡素化を図ることができる軒を有する建物が得られる。
すなわち、屋内の風呂がある空間(浴室)は入浴時等に高湿度になるので、そうした空間にスクリーン及びプロジェクターを設けるとその湿気の影響を受け易いが、軒下にスクリーン及びプロジェクターを設け、軒下または前記軒先近傍に風呂を設ける本願の各請求項に係る発明の軒を有する建物は、風呂に浸かりながら映像を楽しむことを可能とするものでありながら、外部に開放されている軒下及び軒先近傍は高湿度になり難いので、風呂に起因する湿気の影響を低減することができ、結露対策を講じなくてよい分、設備の簡素化を図ることも可能となる。
また、スクリーンやプロジェクターが日なたとなる箇所にあると、直射日光や風雨等によってダメージを受け易いが、本発明の建物では、スクリーン及びプロジェクターを日陰となる軒下に設けることにより、そうしたダメージを防ぐことができる。
加えて、本発明の軒を有する建物では、スクリーン及びプロジェクターが軒下にあるので、降雨時でも映画鑑賞等を楽しめる。
発明の軒を有する建物では、プロジェクターの映像の投射面に風雨が当たって水滴や汚れが付着する、といったことを可及的に起こり難くすることができ、それだけスクリーンに投射される映像の状態を良好に保つことが可能となる。
発明の軒を有する建物では、プロジェクターを軒下に設けた保持手段によって保持することにより、風雨等からプロジェクターを保護するのが容易となる。
(A)は本発明の一実施の形態に係る建物の要部の構成を概略的に示す説明図(縦断面図)、(B)は上記建物の変形例の要部の構成を概略的に示す説明図(縦断面図)である。 (A)及び(B)は前記建物のそれぞれ他の変形例の要部の構成を概略的に示す説明図(平面図)、(C)は上記建物の別の変形例の要部の構成を概略的に示す説明図(縦断面図)である。
本発明の実施の形態について図面を参照しながら以下に説明する。
図1(A)に示す軒を有する建物では、スクリーン1及びこのスクリーン1に映像を投射するためのプロジェクター2を建物外部に開放された軒下(軒Eの下方空間)に設け、プロジェクター2は軒天に固定されたボックス(軒下にある天井に設けた保持手段の一例)3に収容し、前記軒下またはその軒先近傍(本例では軒先近傍)に風呂(浴槽)4を設ける。ここで、「軒先近傍」とは、軒先の建物内から離れる側において前記スクリーンに投射された映像を視認可能な範囲である軒先近傍のことである。
ここで、屋内の風呂がある空間(浴室)は入浴時等に高湿度になるので、そうした空間にスクリーン1及びプロジェクター2を設けるとその湿気の影響を受け易いが、軒下にスクリーン1及びプロジェクター2を設け、軒下または軒先近傍に風呂4を設ける本例の建物は、風呂に浸かりながら映像を楽しむことを可能とするものでありながら、外部に開放されている軒下及び軒先近傍は高湿度になり難いので、風呂4に起因する湿気の影響を低減することができ、結露対策を講じなくてよい分、設備の簡素化を図ることも可能となる。
また、スクリーン1やプロジェクター2が日なたとなる箇所にあると、直射日光や風雨等によってダメージを受け易いが、本例では、スクリーン1及びプロジェクター2を日陰となる軒下に設けることにより、そうしたダメージを防ぐことができる。
さらに、プロジェクター2をボックス3に収容し、軒天付近に保持することにより、風雨等からプロジェクター2を保護することが容易となる。
加えて、スクリーン1及びプロジェクター2が軒下にあるので、降雨時でも映画鑑賞等を楽しめる。
上記の各構成要素1〜4は、上記効果を奏することを考慮してそれぞれ公知の構成のものを採用可能である。
例えば、スクリーン1は、天井吊り下げ式、壁掛け式、床面に据え置き式等のいずれの型式のものでもよく、ロール状に巻き上げ可能であってもなくてもよい。また、軒を有する建物の例えば白色系の外壁面をスクリーン1として用いるようにしてもよい。
プロジェクター2は、例えば軒天に設けたコンセントに電源コードが接続され、商用電源で駆動するタイプのものとすることが考えられる。また、プロジェクター2は、DVDプレーヤー等の機器を内蔵していてもよいし、外部接続されるものでもよく、例えばプロジェクター2にテレビチューナーを接続し、テレビ放送の映像をスクリーン1に投射するようにしてもよい。
ボックス3は、例えば直方体その他の多角柱や円柱等の箱状を呈し、上面(軒天に対向する面)及び前面(ボックス3内部に収容したプロジェクター2が映像を投射する側の面)が開放されているものとすることができ、その素材には耐候性を有するものを用いることが好ましい。なお、軒天に対するボックス3の固定は、固定ねじ等の適宜の固定部材を用いて行えばよい。
そして、図1(A)に示すように、ボックス3において軒Eの基端側に向く面(前面)に開口3aが設けられ、プロジェクター2はプロジェクター2よりも軒Eの基端側に位置するスクリーン1に向かって映像を投射するように構成してある場合、プロジェクター2の映像の投射面に風雨が当たって水滴や汚れが付着する、といったことを可及的に起こり難くすることができ、それだけスクリーン1に投射される映像の状態を良好に保つことが可能となる。
ここで、ボックス3の開口3aは、常時開放されていてもよいし、着脱自在な蓋等により閉塞可能としてもよく、透明な板材(ガラスなど)で常時閉塞してあってもよい。
なお、本発明は、上記の実施の形態に何ら限定されず、本発明の要旨を逸脱しない範囲において種々に変形して実施し得ることは勿論であり、その変形例どうしを適宜組み合わせてもよいことはいうまでもない。
上記実施の形態では、プロジェクター2をボックス3に収容しているが、これに限らず、例えば図1(B)に示すように、軒Eにおいてその基端から軒先側(外側)に離れた位置(図示例では軒先)に軒天を低くした低軒天部5を設けるとともに、この低軒天部5の内側(軒Eの基端に向く側)から水平に突出する棚部(軒下にある天井に設けた保持手段の他の例)6を設け、この棚部6の上にプロジェクター2を載置するようにしてもよい。
あるいは、プロジェクター2を適宜の吊り具(軒天に設けた保持手段のさらに他の例)で軒天から吊り下げ保持するようにしてもよく、この吊り具が、プロジェクター2を昇降可能に保持し、不使用時は例えば軒天内にプロジェクター2を収納可能に構成されていてもよい。
また、図1(A)の例では、風呂4全体が軒下の外側に位置するが、これに限らず、風呂4全体が軒下に入るようにしてもよいし、図1(B)に示すように、風呂4の一部のみが軒下に入るようにしてもよい。
図1(A)、(B)の例では、プロジェクター2を軒天(軒下にある天井)に設けた保持手段3,6によって保持しているが、これに限らず、軒下にある壁や床に設けた保持手段によってプロジェクター2を保持するようにしてもよい。
具体的には、図2(A)に示すように、軒下にある壁の適宜の高さ位置に保持手段としてボックス3を設け、このボックス3にプロジェクター2を保持させてもよいし、図2(B)に示すように、軒下にある壁の入隅の適宜の高さ位置に、例えば平面視三角形の棚部6を設け、この棚部6の上にプロジェクター2を載置するようにしてもよい。
また、図2(C)に示すように、床から立ち上がったボックス3内にプロジェクター2を収容したり、ボックス3上にプロジェクター2を載置したりするようにしてもよい。いずれにしても、プロジェクター2が強風等で移動しないようにボックス3に固定、あるいはボックス3によって保持してあるのが好ましい。図2(C)に示すボックス3の少なくとも下部は、中実の台であってもよい。
図1(A)、図2(A)及び(C)に示すボックス3は、図外の発光部を有し、電灯として機能するように構成されていてもよい。
プロジェクター2を保持する保持手段は、軒下にある天井、壁、床の何れかのみに設けられているものに限られず、天井と壁とにわたって、壁と床とにわたって、あるいは床から天井にわたって設けられていてもよい。また、保持手段は、プロジェクター2の不使用時には、軒下にある天井、壁や床の内部にプロジェクター2ごと収納できるように出入自在に構成されていてもよい。
1 スクリーン
2 プロジェクター
3 ボックス
3a 開口
4 風呂
5 低軒天部
6 棚部
7 台
E 軒
本発明は、例えば、風呂に浸かりながら映像鑑賞を楽しむことのできる軒を有する建物に関する。
従来、風呂に浸かりながらテレビや映画等の映像を鑑賞したいといった要望があり、例えば特許文献1には、プロジェクターから浴室壁所定位置に映像を投映する浴室装置が開示されている。
特開2002−295031号公報
しかし、上記のように高湿度となる浴室の壁面に映像を投映する場合、映像が投影される箇所や映像を投映するプロジェクターに結露対策が必須となり、そのために設備構造が複雑化するという問題がある。
本発明は上述の事柄に留意してなされたもので、その目的は、風呂に浸かりながら映像を楽しむことを可能としつつ、そのための設備の簡素化を図ることができる軒を有する建物を提供することにある。
上記目的を達成するために、本発明に係る軒を有する建物は、スクリーン及びこのスクリーンに映像を投射するためのプロジェクターを建物外部に開放された軒下に設け、前記軒下に風呂を設け、さらに、前記プロジェクターは該プロジェクターよりも軒の基端側に位置する前記スクリーンに向かって映像を投射するように構成してあるとともに、前記軒下にある天井、壁又は床に設けた保持手段によって前記プロジェクターを保持し、平面視において前記風呂は前記プロジェクターよりも前記スクリーンから遠い位置にあり、かつ、前記風呂はその一部のみが軒下に入り、残部は軒先側にはみだすようにしてあることを特徴とする(請求項1)。
また、別の観点から、本発明に係る軒を有する建物は、スクリーン及びこのスクリーンに映像を投射するためのプロジェクターを建物外部に開放された軒下に設け、軒先の建物内から離れる側において前記スクリーンに投射された映像を視認可能な範囲である軒先近傍に風呂を設け、さらに、前記プロジェクターは該プロジェクターよりも軒の基端側に位置する前記スクリーンに向かって映像を投射するように構成してあるとともに、前記軒下にある天井、壁又は床に設けた保持手段によって前記プロジェクターを保持し、平面視において前記風呂は前記プロジェクターよりも前記スクリーンから遠い位置にあり、かつ、前記風呂はその全体が前記軒先側にはみだすようにしてあることを特徴とする(請求項2)。また、本発明に係る軒を有する建物では、前記スクリーン及び前記プロジェクターを日陰となる軒下に設けてもよい(請求項3)。
本願発明では、風呂に浸かりながら映像を楽しむことを可能としつつ、そのための設備の簡素化を図ることができる軒を有する建物が得られる。
すなわち、屋内の風呂がある空間(浴室)は入浴時等に高湿度になるので、そうした空間にスクリーン及びプロジェクターを設けるとその湿気の影響を受け易いが、軒下にスクリーン及びプロジェクターを設け、軒下または前記軒先近傍に風呂を設ける本願の各請求項に係る発明の軒を有する建物は、風呂に浸かりながら映像を楽しむことを可能とするものでありながら、外部に開放されている軒下及び軒先近傍は高湿度になり難いので、風呂に起因する湿気の影響を低減することができ、結露対策を講じなくてよい分、設備の簡素化を図ることも可能となる。
また、スクリーンやプロジェクターが日なたとなる箇所にあると、直射日光や風雨等によってダメージを受け易いが、本発明の建物では、スクリーン及びプロジェクターを日陰となる軒下に設けることにより、そうしたダメージを防ぐことができる。
加えて、本発明の軒を有する建物では、スクリーン及びプロジェクターが軒下にあるので、降雨時でも映画鑑賞等を楽しめる。
本発明の軒を有する建物では、プロジェクターの映像の投射面に風雨が当たって水滴や汚れが付着する、といったことを可及的に起こり難くすることができ、それだけスクリーンに投射される映像の状態を良好に保つことが可能となる。
本発明の軒を有する建物では、プロジェクターを軒下に設けた保持手段によって保持することにより、風雨等からプロジェクターを保護するのが容易となる。
(A)は本発明の一実施の形態に係る建物の要部の構成を概略的に示す説明図(縦断面図)、(B)は上記建物の変形例の要部の構成を概略的に示す説明図(縦断面図)である。 (A)及び(B)は前記建物のそれぞれ他の変形例の要部の構成を概略的に示す説明図(平面図)、(C)は上記建物の別の変形例の要部の構成を概略的に示す説明図(縦断面図)である。
本発明の実施の形態について図面を参照しながら以下に説明する。
図1(A)に示す軒を有する建物では、スクリーン1及びこのスクリーン1に映像を投射するためのプロジェクター2を建物外部に開放された軒下(軒Eの下方空間)に設け、プロジェクター2は軒天に固定されたボックス(軒下にある天井に設けた保持手段の一例)3に収容し、前記軒下またはその軒先近傍(本例では軒先近傍)に風呂(浴槽)4を設ける。ここで、「軒先近傍」とは、軒先の建物内から離れる側において前記スクリーンに投射された映像を視認可能な範囲である軒先近傍のことである。
ここで、屋内の風呂がある空間(浴室)は入浴時等に高湿度になるので、そうした空間にスクリーン1及びプロジェクター2を設けるとその湿気の影響を受け易いが、軒下にスクリーン1及びプロジェクター2を設け、軒下または軒先近傍に風呂4を設ける本例の建物は、風呂に浸かりながら映像を楽しむことを可能とするものでありながら、外部に開放されている軒下及び軒先近傍は高湿度になり難いので、風呂4に起因する湿気の影響を低減することができ、結露対策を講じなくてよい分、設備の簡素化を図ることも可能となる。
また、スクリーン1やプロジェクター2が日なたとなる箇所にあると、直射日光や風雨等によってダメージを受け易いが、本例では、スクリーン1及びプロジェクター2を日陰となる軒下に設けることにより、そうしたダメージを防ぐことができる。
さらに、プロジェクター2をボックス3に収容し、軒天付近に保持することにより、風雨等からプロジェクター2を保護することが容易となる。
加えて、スクリーン1及びプロジェクター2が軒下にあるので、降雨時でも映画鑑賞等を楽しめる。
上記の各構成要素1〜4は、上記効果を奏することを考慮してそれぞれ公知の構成のものを採用可能である。
例えば、スクリーン1は、天井吊り下げ式、壁掛け式、床面に据え置き式等のいずれの型式のものでもよく、ロール状に巻き上げ可能であってもなくてもよい。また、軒を有する建物の例えば白色系の外壁面をスクリーン1として用いるようにしてもよい。
プロジェクター2は、例えば軒天に設けたコンセントに電源コードが接続され、商用電源で駆動するタイプのものとすることが考えられる。また、プロジェクター2は、DVDプレーヤー等の機器を内蔵していてもよいし、外部接続されるものでもよく、例えばプロジェクター2にテレビチューナーを接続し、テレビ放送の映像をスクリーン1に投射するようにしてもよい。
ボックス3は、例えば直方体その他の多角柱や円柱等の箱状を呈し、上面(軒天に対向する面)及び前面(ボックス3内部に収容したプロジェクター2が映像を投射する側の面)が開放されているものとすることができ、その素材には耐候性を有するものを用いることが好ましい。なお、軒天に対するボックス3の固定は、固定ねじ等の適宜の固定部材を用いて行えばよい。
そして、図1(A)に示すように、ボックス3において軒Eの基端側に向く面(前面)に開口3aが設けられ、プロジェクター2はプロジェクター2よりも軒Eの基端側に位置するスクリーン1に向かって映像を投射するように構成してある場合、プロジェクター2の映像の投射面に風雨が当たって水滴や汚れが付着する、といったことを可及的に起こり難くすることができ、それだけスクリーン1に投射される映像の状態を良好に保つことが可能となる。
ここで、ボックス3の開口3aは、常時開放されていてもよいし、着脱自在な蓋等により閉塞可能としてもよく、透明な板材(ガラスなど)で常時閉塞してあってもよい。
なお、本発明は、上記の実施の形態に何ら限定されず、本発明の要旨を逸脱しない範囲において種々に変形して実施し得ることは勿論であり、その変形例どうしを適宜組み合わせてもよいことはいうまでもない。
上記実施の形態では、プロジェクター2をボックス3に収容しているが、これに限らず、例えば図1(B)に示すように、軒Eにおいてその基端から軒先側(外側)に離れた位置(図示例では軒先)に軒天を低くした低軒天部5を設けるとともに、この低軒天部5の内側(軒Eの基端に向く側)から水平に突出する棚部(軒下にある天井に設けた保持手段の他の例)6を設け、この棚部6の上にプロジェクター2を載置するようにしてもよい。
あるいは、プロジェクター2を適宜の吊り具(軒天に設けた保持手段のさらに他の例)で軒天から吊り下げ保持するようにしてもよく、この吊り具が、プロジェクター2を昇降可能に保持し、不使用時は例えば軒天内にプロジェクター2を収納可能に構成されていてもよい。
また、図1(A)の例では、風呂4全体が軒下の外側に位置するが、これに限らず、風呂4全体が軒下に入るようにしてもよいし、図1(B)に示すように、風呂4の一部のみが軒下に入るようにしてもよい。
図1(A)、(B)の例では、プロジェクター2を軒天(軒下にある天井)に設けた保持手段3,6によって保持しているが、これに限らず、軒下にある壁や床に設けた保持手段によってプロジェクター2を保持するようにしてもよい。
具体的には、図2(A)に示すように、軒下にある壁の適宜の高さ位置に保持手段としてボックス3を設け、このボックス3にプロジェクター2を保持させてもよいし、図2(B)に示すように、軒下にある壁の入隅の適宜の高さ位置に、例えば平面視三角形の棚部6を設け、この棚部6の上にプロジェクター2を載置するようにしてもよい。
また、図2(C)に示すように、床から立ち上がったボックス3内にプロジェクター2を収容したり、ボックス3上にプロジェクター2を載置したりするようにしてもよい。いずれにしても、プロジェクター2が強風等で移動しないようにボックス3に固定、あるいはボックス3によって保持してあるのが好ましい。図2(C)に示すボックス3の少なくとも下部は、中実の台であってもよい。
図1(A)、図2(A)及び(C)に示すボックス3は、図外の発光部を有し、電灯として機能するように構成されていてもよい。
プロジェクター2を保持する保持手段は、軒下にある天井、壁、床の何れかのみに設けられているものに限られず、天井と壁とにわたって、壁と床とにわたって、あるいは床から天井にわたって設けられていてもよい。また、保持手段は、プロジェクター2の不使用時には、軒下にある天井、壁や床の内部にプロジェクター2ごと収納できるように出入自在に構成されていてもよい。
1 スクリーン
2 プロジェクター
3 ボックス
3a 開口
4 風呂
5 低軒天部
6 棚部
7 台
E 軒

Claims (3)

  1. スクリーン及びこのスクリーンに映像を投射するためのプロジェクターを軒下に設け、前記軒下またはその軒先近傍に風呂を設けた建物。
  2. 前記プロジェクターは該プロジェクターよりも前記軒の基端側に位置する前記スクリーンに向かって映像を投射するように構成してある請求項1に記載の建物。
  3. 軒下にある天井、壁又は床に設けた保持手段によって前記プロジェクターを保持した請求項1又は2に記載の建物。
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