JP2021183816A - 給水装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】流量センサの検出精度の低減を抑制できる給水装置を提供すること。【解決手段】給水装置10は、水を増圧して二次側に吐出するポンプ31と、ポンプ31の二次側に設けられて、二次側への流れを許容し、一次側への流れを規制する逆止弁40と、逆止弁40の吐出口45に連結される連結管50と、連結管50に設けられて、流量を検出する流量センサ60と、を備える。流量センサ60は、水の流れにより回転する羽根車63と、羽根車63の回転を検出し、羽根車63の回転に応じた信号を出力する検出部64と、を備える。【選択図】 図2

Description

本発明は、流量センサ及び逆止弁を備える給水装置に関する。
従来、推定末端圧力一定制御により給水を行う給水装置では、ポンプを駆動するモータへ供給する電圧の出力周波数を変数とする関数により、目標圧力を演算する技術が知られている(例えば、特許文献1参照。)。
また、ポンプの二次側の流量を検出し、流量を変数とする関数により目標圧力を演算する技術も知られている。流量を検出する手段として、羽根車式の流量センサを用いる技術が知られている。この流量センサは、流路に、磁石が装着された羽根車を設け、多極着磁された磁石の磁束を磁気検出部であるホールICで検出する構成を有する。羽根車が水の流れにより回転すると、ホールICが単位時間あたりのパルス信号をカウントする。このように、流量センサは、羽根車を通過する流量に比例したパルス信号を取り出すことで、流量を検出することが可能となる。
特開平11−82361号公報
上述の、ポンプの二次側に設けられる羽根車式の流量センサには以下の問題があった。すなわち、ポンプの二次側では、ポンプが発生する乱流に起因して、流路内に偏流が生じる。そして、この偏流の流路内の位置は、流量に応じて移動する。
このように流路中の偏流の位置が流量によって移動することで、羽根車を通過する水の流量と回転数との直線性が低下する虞がある。結果、流量センサの検出精度が低下する虞がある。ここで、直線性とは、比例関係にあることである。
この為、本発明は、流量センサの検出精度の低下を抑制できる給水装置を提供することを目的とする。
本発明の一態様に係る給水装置は、水を増圧して二次側に吐出するポンプと、前記ポンプの二次側に設けられて、二次側への流れを許容し、一次側への流れを規制する逆止弁と、前記逆止弁の吐出口に連結される連結管と、前記連結管に設けられて、流量を検出する流量センサと、を備え、前記流量センサは、水の流れにより回転する羽根車と、前記羽根車の回転を検出し、前記羽根車の回転に応じた信号を出力する検出部と、を備える。
本発明は、流量センサの検出精度の低減を抑制できる給水装置を提供することを目的とする。
本発明の一実施形態に係る給水装置の構成を示す正面図。 同給水装置のポンプの二次側の構成を示す断面図。 同給水装置の同ポンプの二次側の構成を示す断面図。 同給水装置に用いられる逆止弁の構造を示す断面図。 同逆止弁の二次側の端面の構造を示す説明図。 同給水装置に用いられる流量センサの構成示す断面図。 同給水装置の変形例に係る連結管及びその周囲の構成を示す断面図。
本発明の一実施形態に係る給水装置10を、図1乃至図6を用いて説明する。図1は、給水装置10の構成を示す正面図である。図2は、給水装置10に用いられるポンプ装置30の二次側の構成を示す断面図である。図3は、ポンプ装置30の二次側の構成を示す断面図である。図4は、給水装置10に用いられる逆止弁40の構成を示す断面図である。図5は、逆止弁40の二次側の端面を示す平面図である。図6は、給水装置10に用いられる流量センサ60の構成を示す断面図である。
図1乃至図3に示すように、給水装置10は、ベース20と、ベース20上に固定された複数のポンプ装置30と、複数のポンプ装置30のそれぞれの二次側に設けられる逆止弁40と、逆止弁40の二次側に設けられる連結管50と、連結管50に設けられる流量センサ60と、連結管50の二次側に設けられる開閉弁70と、複数の連結管50が合流する合流管80と、合流管80に設けられる蓄圧装置90と、合流管80に設けられる圧力センサ100と、各ポンプ装置30の動作を制御する制御盤110と、を備える。
ポンプ装置30は、ポンプ31と、ポンプを駆動するモータと、を備える。ポンプ装置30は、例えば3台設けられる。ポンプ31は、水を増圧して吐出する。
逆止弁40は、図2乃至図5に示すように、弁箱41と、弁箱41内に設けられる弁体案内42と、弁箱41内に収納される弁体43と、を備える。
弁箱41は、ポンプ31の二次側に固定される。弁箱41は、ポンプ31の吐出口と流体的に接続される。弁箱41は、ポンプ31から吐出された水が流れる流路の一部を構成する。
弁箱41には、流入口44と、流出口45と、リブ46と、が形成される。
流入口44は、弁箱41の内部空間に連通する。流入口44は、ポンプ31の吐出口に流体的に接続される。流入口44は、例えば円形に形成される。
流入口44の弁箱41の内部空間の縁に、第1の円筒部47が形成される。第1の円筒部47の弁箱41の内部空間に位置する端部47aの内径は、所定の一定の内径に設定される。ここで、弁箱41の内部空間に位置する端部47aは、一端及びその近傍の領域を含む。第1の円筒部47は、弁箱41の内部空間に位置する端部47aまでの範囲が、当該端部47aに向かって内径が縮径する形状に構成される。第1の円筒部47の端面は、弁座47bを構成する。
流出口45は、弁箱41の内部空間に連通する。流出口45は、例えば円形に形成される。流出口45は、例えば、流入口44と同軸に形成される。流出口45は、弁体43を弁箱41に設置する際及び弁体43を弁箱41から取り出す際に、弁体43を挿通可能な大きさに形成される。また、流出口45は、流入口44より大径に形成される。
リブ46は、弁箱41内に弁体案内42を固定する固定部の一例である。リブ46は、例えば、弁箱41の内周面41a、及び弁箱41の内部空間の流入口44側の端面41bと一体に形成される。リブ46は、内周面41aから流入口44の軸線側に突出する、例えば板形状に構成される。
リブ46は、例えば複数形成される。複数のリブ46は、例えば流入口44の軸線回りに等間隔に形成される。複数のリブ46は、例えば4つである。複数のリブ46の流出口45側の端面46aは、弁箱41の二次側の端面41cに対して、端面46a及び端面41cの間に弁体案内42の後述する腕部49を配置可能な程度、流入口44側にずれた位置に形成される。端面46aには、固定部材の一例であるボルト5が螺合するねじ穴46bが形成される。
弁体案内42は、弁箱41内に設けられて、弁体43の開位置P1及び閉位置P2間の移動を案内可能に構成される。図3は、弁体43が開位置P1にある状態を示して売る。図2は、弁体43が閉位置P2にある状態を示している。弁体案内42は、具体的には、複数のリブ46に固定される。
弁体案内42は、例えば、第2の円筒部48と、第2の円筒部48の外周面に形成される腕部49と、を備える。第2の円筒部48は、弁体43の後述する弁棒43bを移動可能に収容する内径を有する。第2の円筒部48の内径は、例えば、弁棒43bの外径より、弁棒43bを移動可能とする程度の大きい径に設定される。
腕部49は、例えば、複数のリブ46と同数形成される。複数の腕部49のそれぞれは、第2の円筒部48の外周面から径方向外側に向かって突出する形状に構成される。複数の腕部49は、例えば、第2の円筒部48の外周面の軸方向で中途部に形成される。複数の腕部49の先端部には、ボルト5が挿通する孔49aが形成される。腕部49の長さは、腕部49の先端部をリブ46の端面46aに配置してボルト5により固定すると、第2の円筒部48が流入口44と同軸となる長さを有している。
このように構成される弁体案内42は、複数の腕部49の先端部を複数のリブ46の端面46aに配置してボルト5によってリブ46に固定される。
弁体43は、弁体本体43aと、弁体本体43aに設けられる弁棒43bと、ばね43cと、を備える。弁体本体43aは、弁座47bに当接して第2の円筒部48の開口を閉塞可能な大きさを有する。弁体本体43aは、例えば、円板状に構成される。弁体本体43aの、弁座47bに対向する部分は、例えばゴムにより形成される。
弁体本体43aは、具体的には、基部43a1と、ゴム部43a2と、固定部材43a3と、を備える。
基部43a1は、第1の円筒部47の開口より大径の円板状に構成される。
ゴム部43a2は、環状に構成される。ゴム部43a2は、固定部材43a3により、基部43a1の、一方の主面に固定される。ゴム部43a2は、弁座47bに当接可能に構成される。具体的には、ゴム部43a2の内径は、第1の円筒部47の内径よりも小径に構成される。ゴム部43a2の外径は、第1の円筒部47の内径よりも大径に形成される。ゴム部43a2の外径は、例えば、基部43a1の外径より小径に構成される。
固定部材43a3は、押え板43a4と、ボルト43a5と、を備える。押え板43a4は、ゴム部43a2の内径より大径な円板状に構成される。押え板43a4は、具体的には、基部43a1との間にゴム部43a2の内縁部を挟持可能な程度、ゴム部43a2の内径より大径な円板状に構成される。
ボルト43a5は、押え板43a4を、ゴム部43a2を基部43a1及び押え板43a4により挟持させた状態で、基部43a1に固定する。ボルト43a5は、例えば、基部43a1と同軸に配置される。
このように構成される弁体本体43aは、基部43a1、ゴム部43a2、及び押え板43a4、が積層されることで構成される。この為、弁体本体43aの流入口44側の端面は、押え板43a4、ゴム部43a2の外縁部、及び基部43a1の外縁部により構成される。結果、弁体本体43aの流入口44側の端面は、径方向で内方より外方が、基部43a1に対して低い面に構成される。
弁棒43bは、弁体本体43aと同軸に設けられる。弁棒43bの一部は、弁体案内42の第2の円筒部48内に収容される。
ばね43cは、弁体本体43aを弁座47bに当接する位置、すなわち閉位置P2に向かって付勢可能に構成される。ばね43cは、弁案内42の複数の腕部49及び弁体本体43a間に設けられる、例えばコイルばねである。ばね43cの付勢力は、ポンプ31から吐出された水の流れにより弁体43を弁座47bから離間する方向に移動する、すなわち閉位置P2から開位置P1に移動する程度の付勢力である。
連結管50は、縮流部52と、連結管本体51と、を備える。連結管50は、縮流部52側の一端が逆止弁40に固定される。
縮流部52は、連結管本体51の一端に設けられる。縮流部52は、逆止弁40の流出口45に固定される。縮流部52の流入口52aは、逆止弁40の流出口45と同径に形成される。流入口52aは、逆止弁40の流出口45と同軸に配置される。
縮流部52は、連結管本体51に向かって、連結管本体51の内径と同径となるまで漸次縮径する筒状に構成される。縮流部52は、連結管本体51と同軸に設けられる。縮流部52の外径は、例えば、縮流部52の内周面及び外周面の間の厚みを一定とする径に設定される。
連結管本体51は、所定の内径を有する管状に構成される。ここで、所定の内径は、開閉弁70の流入口70aと同径である。連結管本体51の内径は、弁箱41の流入口44と同径に設定される。連結管本体51の軸方向で中途部には、流量センサ60が設置される設置部53が設けられる。
設置部53は、連結管本体51に形成された孔部54と、連結管本体51の内面から突出する突出部55と、を備える。
孔部54は、図3に示すように、縮流部52から流量センサ60の後述する回転軸62の軸線までの、連結管本体51の軸線に沿う距離Lが、連結管本体51の内径より長い距離となる位置に形成される。
孔部54は、連結管本体51の内部と連通する形状に形成される。また、孔部54は、流量センサ60の一部を配置可能に形成される。また、孔部54は、孔部54の軸線が、連結管本体51の軸線と直交する方向に対して平行となる孔に形成される。孔部54の連結管本体51内の縁には、連結管本体51内に突出する第3の円筒部56が形成される。第3の円筒部56の内周面には、流量センサ60を固定する為の雌ねじ56aが形成される。
突出部55は、流量センサ60の後述する羽根車63と、孔部54の軸方向で対向する。突出部55は、流量センサ60の後述する回転軸の一部を配置する孔部55aが形成される。
このように構成される連結管50は、縮流部52の一端が弁箱41に固定されることで、逆止弁40と流体的に接続される。なお、縮流部52は、逆止弁40から水の流れに沿って、内径が連結管本体51に向かって漸次縮径する構成となる。
図6に示すように、流量センサ60は、連結管50に設けられる。すなわち、流量センサ60は、逆止弁40の二次側に設けられる。流量センサ60は、流量に対応した信号を出力する流量計である。流量センサ60は、信号を制御盤110に送信する。
流量センサ60は、例えば、基部61と、回転軸62と、羽根車63と、羽根車63の回転を検出する検出部64と、を備える羽根車式流量計である。
基部61は、連結管本体51に設けられた設置部53に設置される。基部61は、例えば円筒状に構成される。基部61の外周面には、設置部53の第3の円筒部56に形成された雌ねじ56aに螺合する雄ねじ81aが形成される。
回転軸62の一端部は、例えば基部61に固定される。回転軸62は、基部61が設置部53に螺合された状態で、孔部54と同軸に設置される。回転軸62の他端部は、突出部55の孔部55a内に配置される。
羽根車63は、回転軸62に回転可能に支持される。羽根車63は、連結管50内を通過する水流を受けることで回転軸41回りに回転する。
検出部64は、例えば、回転軸62に設けられた磁石64aと、磁石64aの回転を検出する磁気センサ64cと、当該磁気センサ64cと電気的に接続される検出基板64bと、を備える。具体例として、磁気センサ64cは、例えば、磁気検出素子である交番検知タイプのホールICである。検出部64は、羽根車63の回転に伴う磁石64aの回転をパルス信号に変換する。検出部64は、信号線等を介して制御盤110に電気的に接続される。検出部64は、パルス信号を制御盤110に送信する。
開閉弁70は、図2及び図3に示すように、連結管50の二次側に固定される。具体的には、開閉弁70は、連結管50の流出口52bに固定される。開閉弁70の流入口70aは、連結管50の流出口52bと同軸に設けられる。開閉弁70の流入口70a、及び開閉弁70の流出口70bは、同径に形成される。開閉弁70は、連結管50から合流管80に連続する流路を開放または閉止可能に構成される。開閉弁70は、例えば、ボール弁である。
開閉弁70は、具体的には、弁箱71と、弁体72と、操作レバー73と、を備える。操作レバー73は、開閉弁70を開閉する際に作業員により操作可能に構成される。
図1に示すように、合流管80は、ポンプ31から開閉弁70までの流路を連結する。具体的には、複数の開閉弁70を連結する。また、合流管80は、給水先に連通する配管が接続される。合流管80は、各連結管50を通過した水を合流させ、接続された配管に連通する二次側への流路を形成する。
圧力センサ100は、合流管80に設けられる。圧力センサ100は、合流管80内の圧力を検出可能に構成される。圧力センサ100は、信号線等を介して制御盤110に電気的に接続される。圧力センサ100は、検出した圧力を信号に変換し、信号を制御盤110に送信する。
制御盤110は、流量センサ60からの信号、及び圧力センサ100からの信号に基づいて、ポンプ装置30のモータを制御する。
次に、給水装置10の動作の一例を説明する。
ポンプ31から吐出された水は、逆止弁40の流入口44に流入する。流入口44に水が流入することで、弁体43は、ばね43cの付勢力に抗って閉位置P2から開位置P1に向かって移動する。弁体43が閉位置P2から移動することで、弁箱41内に水が流入する。
弁箱41内に流入した水は、弁体本体43aの周囲を通過し、流出口45を通過して連結管50に流入する。水が弁体本体43aの周囲を通過して流出口45から連結管50に流出する間に、流路断面における偏流が解消される。連結管50に流入した水は、羽根車63を通過することで、羽根車63を回転する。
次に、流量センサ60のメンテナンス作業の一例を説明する。流量センサ60のメンテナンス作業の際には、まず、メンテナンスを行う流量センサ60の一次側のポンプ装置30の駆動を停止する。次に、操作レバー73を操作することで、開閉弁70を閉じる。開閉弁70を閉じることで、合流管80からの水が規制される。次に、流量センサ60を、連結管50の設置部53から取り外す。そして、メンテナンス後の流量センサ60を設置部53に設置した後に、開閉弁70を開く。
また、逆止弁40のメンテナンス作業においても、同様の手順で、逆止弁40を取り外して、弁体43などの消耗部品を交換できる。
このように構成される給水装置10では、流量センサ60は、連結管50に設けられる。すなわち、流量センサ60は、逆止弁40の二次側に設けられる。この為、ポンプ31から吐出された水が逆止弁40を通過することで流路断面の偏流が解消され、羽根車63が設けられる連結管50内の流路断面に偏流が生じることが抑制される。結果、流量センサ60の検出の精度が低下することを抑制できる。
特に、本実施形態のように、流量センサ60が、水の通過により回転する羽根車63を備える羽根車式の流量センサに対して、有効である。この効果について、具体的に説明する。羽根車63は、羽根車63を通過する水により回転し、回転に応じた信号を出力する。この為、流量断面に偏流が生じないことにより、羽根車63の回転数は、流量に比例するので、流量と羽根車63の回転数との直線性が保たれる。結果、流量センサ60の検出精度の低下が抑制される。
さらに、流量センサ60の二次側に開閉弁70が設けられることで、流量センサ60のメンテナンスを行うことが可能となる。
さらに、弁体本体43aは、基部43a1、ゴム部43a2、押え板43a4、及びボルト43a5を備える。この為、弁体本体43aの流入口44側の端面は、径方向で内方より外方の方が、基部43a1に対する高さが低くなる面に構成される。
このように、弁体本体43aの流入口44側の端面が複雑な面に構成されることで、水が弁体本体43aの端面に当たって弁体本体43aの周囲に回り込む際に、偏流が効率よく解消される。
さらに、縮流部52の流入口52aの口径、及び、逆止弁40の流出口45を同径に設定し、連結管本体51の内径を開閉弁70の流入口70aと同径に設定した。この為、ポンプ31の二次側の流れを円滑にすることが可能となる。
さらに、縮流部52から流量センサ60の回転軸62の軸線までの長さLを、連結管本体51の内径以上とすることで、流路断面積が一定となる連結管本体51内において、縮流部52から流量センサ60までの距離を長くできる。この為、流量センサ60を通過する水の流れをより安定させることが可能となる。この為、流量センサ60の検出精度をより安定させることが可能となる。
なお、上述の例では、開閉弁70は、連結管50とは別体に形成される構成が一例として説明されたが、これに限定されない。他の例では、図7に示すように、開閉弁70の弁箱71を、連結管50と一体に構成しても良い。この構成によれば、部品点数を削減できることから、部品コストを削減でき、さらに、給水装置10の組み立て作業の工程数を削減できる。
なお、本発明は、上記実施形態に限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で種々に変形することが可能である。また、各実施形態は適宜組み合わせて実施してもよく、その場合組み合わせた効果が得られる。更に、上記実施形態には種々の発明が含まれており、開示される複数の構成要件から選択された組み合わせにより種々の発明が抽出され得る。例えば、実施形態に示される全構成要件からいくつかの構成要件が削除されても、課題が解決でき、効果が得られる場合には、この構成要件が削除された構成が発明として抽出され得る。
10…給水装置、20…ベース、30…ポンプ装置、31…ポンプ、40…逆止弁、41…弁箱、43…弁体、43a…弁体本体、43b…弁棒、44…流入口、45…流出口、46…リブ、46a…端面、47…第1の円筒部、47a…端部、47b…弁座、48…第2の円筒部、49…腕部、49a…孔、50…連結管、51…連結管本体、52…縮流部、53…設置部、54…孔部、55…突出部、55a…孔部、56…円筒部、60…流量センサ、61…基部、62…回転軸、63…羽根車、64…検出部、64a…磁石、64b…検出基板、64c…磁気センサ、70…開閉弁、71…弁箱、72…弁体、73…操作レバー、80…合流管、90…蓄圧装置、100…圧力センサ、110…制御盤、P1…開位置、P2…閉位置。
本発明の一態様に係る給水装置は、水を増圧して二次側に吐出するポンプと、前記ポンプの二次側に設けられて、二次側への流れを許容し、一次側への流れを規制する逆止弁と、前記逆止弁の吐出口に連結される連結管と、前記連結管に設けられて、流量を検出する流量センサと、を備え、前記流量センサは、水の流れにより回転する羽根車と、前記羽根車の回転を検出し、前記羽根車の回転に応じた信号を出力する検出部と、を備える。前記逆止弁は、弁箱、並びに、前記弁箱内に収納され、前記弁箱の弁座に当接する閉位置及び前記弁座から離れる開位置の間で移動可能な弁体を備える。前記弁体は、弁体本体、及び前記弁体本体を前記閉位置に付勢するばねを備える。前記弁体本体は、基部、前記弁座に当接するゴム部、押え板、及びボルトを備える。前記基部は、円板状に形成される。前記ゴム部は、外径が前記基部の外径より小径の環状に形成される。前記押え板は、外径が前記ゴム部の内径より大径であって前記ゴム部の外径より小径な円板状に形成される。前記押え板、前記ゴム部、前記基部が順次前記弁座側から並んで配され、前記押え板が、前記押え板及び前記基部の間に前記ゴム部を挟持させた状態で前記ボルトにより前記基部に固定され、前記ボルトが前記基部と同軸に配置されてヘッドが前記押え板側に配置される。前記基部、前記ゴム部、前記押え板、及び前記ボルトにより構成される前記弁体本体の前記弁座側の端面は、径方向で内方より外方が前記基部に対して低い面に構成される。
なお、本発明は、上記実施形態に限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で種々に変形することが可能である。また、各実施形態は適宜組み合わせて実施してもよく、その場合組み合わせた効果が得られる。更に、上記実施形態には種々の発明が含まれており、開示される複数の構成要件から選択された組み合わせにより種々の発明が抽出され得る。例えば、実施形態に示される全構成要件からいくつかの構成要件が削除されても、課題が解決でき、効果が得られる場合には、この構成要件が削除された構成が発明として抽出され得る。
以下に、本願出願の当初の特許請求の範囲に記載された発明と同等の記載を付記する。
[1]
水を増圧して二次側に吐出するポンプと、
前記ポンプの二次側に設けられて、二次側への流れを許容し、一次側への流れを規制する逆止弁と、
前記逆止弁の吐出口に連結される連結管と、
前記連結管に設けられて、流量を検出する流量センサと、
を備え、
前記流量センサは、
水の流れにより回転する羽根車と、
前記羽根車の回転を検出し、前記羽根車の回転に応じた信号を出力する検出部と、
を備える給水装置。
[2]
前記ポンプが複数設けられ、
複数の前記ポンプのそれぞれの二次側に設けられる前記連結管が合流する合流管と、
前記流量センサの二次側であって前記合流管の一次側に設けられる開閉弁と、
を備える、[1]に記載の給水装置。
[3]
前記連結管の流入口、及び、前記逆止弁の流出口は、同径に形成され、
前記連結管は、前記流入口から漸次縮径する縮径部、及び、前記縮径部の二次側に形成
され、内径が一定の連結管本体と、を具備し、
前記縮径部から前記羽根車の軸線までの距離は、前記連結管本体の前記内径以上の長さ
に設定される、
[1]に記載の給水装置。
[4]
前記開閉弁は、前記連結管に設けられる、[2]に記載の給水装置。

Claims (4)

  1. 水を増圧して二次側に吐出するポンプと、
    前記ポンプの二次側に設けられて、二次側への流れを許容し、一次側への流れを規制する逆止弁と、
    前記逆止弁の吐出口に連結される連結管と、
    前記連結管に設けられて、流量を検出する流量センサと、
    を備え、
    前記流量センサは、
    水の流れにより回転する羽根車と、
    前記羽根車の回転を検出し、前記羽根車の回転に応じた信号を出力する検出部と、
    を備える給水装置。
  2. 前記ポンプが複数設けられ、
    複数の前記ポンプのそれぞれの二次側に設けられる前記連結管が合流する合流管と、
    前記流量センサの二次側であって前記合流管の一次側に設けられる開閉弁と、
    を備える、請求項1に記載の給水装置。
  3. 前記連結管の流入口、及び、前記逆止弁の流出口は、同径に形成され、
    前記連結管は、前記流入口から漸次縮径する縮径部、及び、前記縮径部の二次側に形成され、内径が一定の連結管本体と、を具備し、
    前記縮径部から前記羽根車の軸線までの距離は、前記連結管本体の前記内径以上の長さに設定される、
    請求項1に記載の給水装置。
  4. 前記開閉弁は、前記連結管に設けられる、請求項2に記載の給水装置。
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