JP2021182652A - アンテナ装置、無線通信装置およびレーダ装置 - Google Patents

アンテナ装置、無線通信装置およびレーダ装置 Download PDF

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Abstract

【課題】アンテナ装置の製造コストを低減させ、かつアンテナ装置のサイズ増加を抑制しつつ、アンテナ性能を向上させることが可能な技術が提供されることが望ましい。【解決手段】電波を発信または受信するアンテナ素子と、前記アンテナ素子を覆うレドームと、前記レドームの外面および内面の少なくともいずれか一方に設けられた1または複数の第1の導波器と、を備える、アンテナ装置が提供される。【選択図】図1

Description

本開示は、アンテナ装置、無線通信装置およびレーダ装置に関する。
近年、アンテナの性能を向上させるための技術として様々な技術が知られている。例えば、アンテナを保護するドーム(以下、単に「レドーム」とも言う。)の形状を複雑な形状(例えば、レンズ形状)に加工することによって、アンテナの性能を向上させる技術が開示されている(例えば、特許文献1参照)。
特開2016−219996号公報
しかし、レドームの形状を複雑な形状にするためには、多くのコスト(製造コスト)が必要になりやすく、かつレドームのサイズが大きくなりやすい。したがって、アンテナ装置の製造コストを低減させ、かつアンテナ装置のサイズ増加を抑制しつつ、アンテナ性能を向上させることが可能な技術が提供されることが望ましい。
本開示によれば、電波を発信または受信するアンテナ素子と、前記アンテナ素子を覆うレドームと、前記レドームの外面および内面の少なくともいずれか一方に設けられた1または複数の第1の導波器と、を備える、アンテナ装置が提供される。
本開示によれば、無線信号を発信または受信するアンテナ素子と、前記アンテナ素子を覆うレドームと、前記レドームの外面および内面の少なくともいずれか一方に設けられた1または複数の第1の導波器と、を備える、アンテナ装置と、前記無線信号を前記アンテナ素子に発信または受信させる無線通信回路と、を有する、無線通信装置が提供される。
本開示によれば、レーダ波を発信または受信するアンテナ素子と、前記アンテナ素子を覆うレドームと、前記レドームの外面および内面の少なくともいずれか一方に設けられた1または複数の第1の導波器と、を備える、アンテナ装置と、前記レーダ波を前記アンテナ素子に発信または受信させるレーダ送信回路と、を有する、レーダ装置が提供される。
以上説明したように本開示によれば、アンテナ装置の製造コストを低減させ、かつアンテナ装置のサイズ増加を抑制しつつ、アンテナ性能を向上させることが可能な技術が提供される。なお、上記の効果は必ずしも限定的なものではなく、上記の効果とともに、または上記の効果に代えて、本明細書に示されたいずれかの効果、または本明細書から把握され得る他の効果が奏されてもよい。
本開示の第1の実施形態に係るアンテナ装置の分解斜視図である。 同実施形態に係るアンテナ装置の外観図である。 図2に示されたアンテナ装置のA−Aにおける断面図である。 比較例について説明するための図である。 ダイポールアンテナおよび導波器それぞれの数とゲインとの関係の例を示す図である。 誘電体レンズアンテナと本実施形態に係るアンテナ装置とのサイズの比較を示す図である。 同実施形態に係るアンテナ装置が適用されたレーダ装置の構成例を示す図である。 同実施形態に係るアンテナ装置が適用された無線通信装置の構成例を示す図である。 本開示の第2の実施形態に係るアンテナ装置の外観図である。 図9に示されたアンテナ装置のB−Bにおける断面図である。 同実施形態に係るアンテナ装置の各部位の長さの例を示す図である。 ダイポールアンテナおよび導波器それぞれの数とゲインとの関係の例を示す図である。 第1の変形例に係るアンテナ装置の外観図である。 第2の変形例に係るアンテナ装置の外観図である。 図14に示されたアンテナ装置のC−Cにおける断面図である。
以下に添付図面を参照しながら、本開示の好適な実施の形態について詳細に説明する。なお、本明細書及び図面において、実質的に同一の機能構成を有する構成要素については、同一の符号を付することにより重複説明を省略する。
また、本明細書および図面において、実質的に同一または類似の機能構成を有する複数の構成要素を、同一の符号の後に異なる数字を付して区別する場合がある。ただし、実質的に同一または類似の機能構成を有する複数の構成要素の各々を特に区別する必要がない場合、同一符号のみを付する。また、異なる実施形態の類似する構成要素については、同一の符号の後に異なるアルファベットを付して区別する場合がある。ただし、類似する構成要素の各々を特に区別する必要がない場合、同一符号のみを付する。
なお、説明は以下の順序で行うものとする。
0.概要
1.第1の実施形態の詳細
1.1.アンテナ装置の構成例
1.2.効果の説明
1.3.適用例
2.第2の実施形態の詳細
2.1.アンテナ装置の構成例
2.2.効果の説明
3.変形例
4.むすび
<0.概要>
まず、本開示の実施形態の概要について説明する。近年、アンテナの性能を向上させるための技術として様々な技術が知られている。例えば、アンテナを保護するドーム(以下、単に「レドーム」とも言う。)の形状を複雑な形状(例えば、レンズ形状)に加工することによって、アンテナの性能を向上させる技術が開示されている。
しかし、レドームの形状を複雑な形状にするためには、多くのコスト(製造コスト)が必要になりやすく、かつレドームのサイズが大きくなりやすい。したがって、本明細書においては、アンテナ装置の製造コストを低減させ、かつアンテナ装置のサイズ増加を抑制しつつ、アンテナ性能を向上させることが可能な技術について主に説明する。
以上、本開示の実施形態の概要について説明した。
<1.第1の実施形態の詳細>
以下、本開示の第1の実施形態の詳細について説明する。
[1.1.アンテナ装置の構成例]
まず、本開示の第1の実施形態に係るアンテナ装置の構成例について説明する。図1は、本開示の第1の実施形態に係るアンテナ装置の分解斜視図である。図1に示されるように、本開示の第1の実施形態に係るアンテナ装置10Aは、レドーム20と、アンテナ基板30と、筐体40とを有している。
図1に示されるように、筐体40の内部には、アンテナ基板30が収納され得る。アンテナ基板30の表面には、アンテナ素子31が設けられている。例えば、図1に示されるように、アンテナ素子31は、アンテナ基板30の上面に設けられてよい。図1には、符号が適宜省略されているが、アンテナ基板30の上面の所定方向に5行のアンテナ素子31が設けられており、所定方向と垂直方向に5列のアンテナ素子31が設けられている例が示されている。すなわち、5行×5列=25個のアンテナ素子31が設けられている場合が示されている。しかし、アンテナ素子31の数は、後にも説明するように適宜に設定されてよい。
ここでは、図1に示されるように、アンテナ素子31がダイポールアンテナである場合を主に想定する。例えば、アンテナ素子31が半波長ダイポールアンテナである場合、電波の波長λの1/2の長さのアンテナの中心に給電点が設けられてよい。しかし、アンテナ素子31の種類は限定されない。例えば、アンテナ素子31は、パッチアンテナであってもよいし、ループアンテナであってもよいし、メタマテリアルを利用したアンテナ(メタマテリアルアンテナ)であってもよい。すなわち、アンテナ素子31は、パッチアンテナ、ダイポールアンテナ、ループアンテナおよびメタマテリアルアンテナの少なくともいずれか一つを含んでよい。
アンテナ素子31は、アンテナ基板30の表面(図1に示された例では、アンテナ基板30の上面)に設けられており、電波を発信または受信する。本開示の第1の実施形態では、アンテナ素子31が電波の例としてミリ波を発信または受信する場合を主に想定する。かかる場合には、アンテナ素子31から発信されたミリ波の物体による反射波がアンテナ素子31によって受信されれば、反射波の受信結果に基づいて、周囲に存在する物体が検知され得る(ミリ波レーダとして使用され得る)。しかし、アンテナ素子31によって発信または受信される電波はミリ波に限定されない。例えば、アンテナ素子31によって発信または受信される電波はマイクロ波であってもよい。
例えば、アンテナ装置10Aが車載装置に搭載された場合、アンテナ素子31によって発信された電波の物体による反射波がアンテナ素子31によって受信されれば、反射波の受信結果に基づいて、車両の周囲に存在する物体が検知され得る。しかし、アンテナ装置10Aが搭載される装置の種類は限定されない。例えば、アンテナ装置10Aは、ドローンに搭載されてもよいし、ロボットに搭載されてもよいし、モバイルデバイス(例えば、スマートフォン、携帯電話、タブレット端末など)に搭載されてもよいし、スピーカー(例えば、AI(Artificial Intelligence)スピーカーなど)に搭載されてもよい。
レドーム20は、アンテナ基板30が収納された筐体40に被せられる。これによって、レドーム20は、アンテナ素子31を覆い、アンテナ素子31を保護することが可能である。レドーム20による電波の伝送損失を抑制するため、レドーム20の材料としては、低誘電率かつ低誘電正接の材料が選択されるのが望ましい。レドーム20の外面には、導波器21−1(第1の導波器)が設けられており、レドーム20の内面には、導波器21−2(第1の導波器)が設けられている。このように、本開示の第1の実施形態では、レドーム20の外面および内面それぞれに導波器21が設けられる場合を主に想定する。
かかる構成によれば、レドーム20の外面および内面それぞれに設けられた導波器21によって、アンテナの指向性がより大きく強められる。しかし、導波器21は、レドーム20の外面および内面の一方のみに設けられてもよい。すなわち、導波器21は、レドーム20の外面および内面の少なくともいずれか一方に設けられればよい。これによって、アンテナの指向性が強められる。
本開示の第1の実施形態によれば、レドーム20の形状を複雑な形状にしなくても、アンテナの指向性が強められ、アンテナ性能が向上し得る。したがって、本開示の第1の実施形態によれば、アンテナ装置10Aの製造コストを低減させ、かつアンテナ装置10Aのサイズ増加を抑制しつつ、アンテナ性能を向上させることが可能となる。一例として、アンテナの指向性が強められることによって、反射波の受信結果に基づく物体検知の分解能が向上するため、物体検知をより高精度に行うことが可能となる。
導波器21は、レドーム20の外面および内面それぞれに(レーザめっきなどを用いて)パターニングによって形成されてよい。これによって、導波器21がレドーム20の外面および内面に容易に設けられ得る。なお、本開示の第1の実施形態では、レドーム20の外面および内面それぞれに導波器21が直接連結することによって、レドーム20の外面および内面それぞれに導波器21が設けられる場合を主に想定する。しかし、導波器21は、レドーム20の外面および内面それぞれに他の部材を介して間接的に連結することによって、レドーム20の外面および内面それぞれに導波器21が設けられていてもよい。
図2は、本開示の第1の実施形態に係るアンテナ装置10Aの外観図である。また、図3は、図2に示されたアンテナ装置10AのA−Aにおける断面図である。図2および図3に示されるように、例えば、筐体40は、底面および側面を有しているが、上面を有していない(上方が開口している)。一方、レドーム20は、上面および側面を有しているが、下面を有していない(下方が開口している)。そのため、図2および図3に示されるように、レドーム20が筐体40に被せられた場合、筐体40に収納されているアンテナ基板30の表面に設けられているアンテナ素子31は、レドーム20の内面に設けられている導波器21−2に空間を挟んで対向する。
図2および図3には、符号が適宜省略されているが、レドーム20の外面に設けられている導波器21−1およびレドーム20の内面に設けられている導波器21−2それぞれの水平方向(アンテナ基板30の上面と平行な方向)における位置は、アンテナ素子31の水平方向における位置と同じになっている。導波器21−1および導波器21−2それぞれの数も、アンテナ素子31の数と同じになっている。これによって、アンテナの指向性が導波器21−1および導波器21−2によってより大きく強められることが期待される。しかし、導波器21−1および導波器21−2それぞれの位置および数は特に限定されない。
さらに、後にも説明するように、アンテナの指向性を強めるため、導波器21−1と導波器21−2との間隔、導波器21−2とアンテナ素子31との間隔は、電波の波長λの1/4の長さと同程度または電波の波長λの1/4の長さよりも少し短いのがよい。また、図1に示されるように、アンテナの指向性を強めるため、アンテナ素子31から遠ざかるほど、導波器21は短くなるのがよい。
以上、本開示の第1の実施形態に係るアンテナ装置10Aの構成例について説明した。
[1.2.効果の説明]
続いて、本開示の第1の実施形態の効果について説明する。図4は、比較例について説明するための図である。図4を参照すると、比較例として、パッチアンテナ1素子が設けられる場合と、ダイポールアンテナ1素子が設けられる場合と、パッチアンテナ1素子と誘電体レンズとの組み合わせが設けられる場合とが示されている。なお、一般に多くのシステム(例えば、車載装置に搭載されるレーダ装置など)において、アンテナとしてパッチアンテナが採用されている。また、図中に示された各ゲインは、シミュレーションに基づいて算出された値である。
図4に示されるように、パッチアンテナ1素子が設けられる場合には、ゲイン(アンテナ利得)が6dBiと小さくなっている。また、ダイポールアンテナ1素子が設けられる場合にも、ゲインが2.14dBiと小さくなっている。一方、パッチアンテナ1素子と誘電体レンズとの組み合わせが設けられる場合には、パッチアンテナ1素子のゲイン6dBiと誘電体レンズのゲイン20dBi以上との合計である26dBi以上のゲインが得られる。
図5は、ダイポールアンテナおよび導波器それぞれの数とゲインとの関係の例を示す図である。図5を参照すると、導波器無しでダイポールアンテナが25個(25アレイ)設けられる場合と、導波器無しでダイポールアンテナが100個(100アレイ)設けられる場合と、ダイポールアンテナ25個(25アレイ)および各ダイポールアンテナに対応する1素子の導波器(導波器21−2)の組み合わせが設けられる場合と、ダイポールアンテナ25個(25アレイ)および各ダイポールアンテナに対応する2素子の導波器(導波器21−1および導波器21−2)の組み合わせが設けられる場合とが示されている。
図5に示されるように、導波器無しでダイポールアンテナが25個(25アレイ)設けられる場合には、ゲインが15.4dBiである。そして、導波器無しのままアンテナ基板の水平方向の面積を4倍にした場合、すなわち、導波器無しでダイポールアンテナが100個(100アレイ)設けられる場合には、ゲインが21.0dBiと大きくなっている。しかし、アンテナ基板の水平方向の面積を増加させる必要があるため、アンテナ装置のサイズが大きくなってしまう。
一方、ダイポールアンテナ25個(25アレイ)に対して、各ダイポールアンテナに対応する1素子の導波器(導波器21−2)が追加された場合には、ゲインが19.8dBiである。さらに、ダイポールアンテナ25個(25アレイ)に対して、各ダイポールアンテナに対応する2素子の導波器(導波器21−1および導波器21−2)が追加された場合には、ゲインが21.4dBi(導波器無しのままアンテナ基板の水平方向の面積を4倍にした場合のゲインとほぼ同等)である。この例のように、レドームに導波器を設けることによって、アンテナ装置のサイズを増加させなくてもゲインを増加することが可能である。
図6は、誘電体レンズアンテナと本実施形態に係るアンテナ装置とのサイズの比較を示す図である。上記したように、アンテナ素子31によって発信または受信される電波がミリ波である場合を想定する。図6に示されるように、誘電体レンズアンテナは、誘電体レンズ60とレドーム20とアンテナ基板30とアンテナ素子31とを有している。誘電体レンズ60の厚みは1cm前後となってしまう。また、誘電体レンズ60とアンテナ素子31との距離は、少なくとも誘電体レンズ60の焦点距離程度を要するため、数cmとなってしまう。レドーム20の水平方向の幅は、アンテナ基板幅(アンテナ基板30の水平方向の幅)の約3倍となってしまう。
一方、図6に示されるように、本実施形態に係るアンテナ装置は、レドーム20、アンテナ基板30およびアンテナ素子31の他、導波器21−1および導波器21−2を有している。レドーム20の外面に設けられた導波器21−1とアンテナ素子31との距離は、数mm〜1cm程度にすることが可能である。また、誘電体レンズが不要であるため、レドーム20の水平方向の幅は、アンテナ基板幅(アンテナ基板30の水平方向の幅)よりも少しだけ(+α)だけ大きければよい。すなわち、本実施形態によれば、誘電体レンズが用いられる場合よりも、アンテナ装置の面積および高さを数分の1程度に縮小可能である。
あるいは、図6に示されるように、アレイ素子数(アンテナ素子31、導波器21−1および導波器21−2)の水平方向の数を増やすことも想定される。これによって、誘電体レンズが用いられる場合と同等のゲインを得ることが可能となる。その場合であっても、誘電体レンズが用いられる場合と比較して、アンテナ装置の高さを低くすることが可能である。
なお、上記したように、アンテナ素子31の種類は限定されない。しかし、アンテナ素子31として、ダイポールアンテナが用いられる場合には、パッチアンテナが用いられる場合よりも、広い周波数帯域の電波を扱うことができる。さらに、ダイポールアンテナには差動給電方式が用いられるため、(ダイポールアンテナにシングルエンドの入出力チップを接続しようとした場合には、バランが必要となるが)、ダイポールアンテナに差動入出力のチップを接続しようとする場合には、バランが不要である。
以上、本開示の第1の実施形態の効果について説明した。
[1.3.適用例]
続いて、本開示の第1の実施形態の適用例について説明する。本開示の第1の実施形態に係るアンテナ装置は、様々な装置に適用され得る。
図7は、本開示の第1の実施形態に係るアンテナ装置が適用されたレーダ装置の構成例を示す図である。図7に示されるように、レーダ装置1は、本開示の第1の実施形態に係るアンテナ装置10Aと、アンテナ回路51と、レーダ送受信回路52と、信号処理回路53と、表示装置54とを有する。アンテナ回路51は、システムLSI(Large−Scale Integrated circuit)などの集積回路である。
レーダ送受信回路52は、信号処理回路53の制御に従ってレーダ波を、アンテナ装置10Aのアンテナ素子31を介して放射する(発信する)。また、レーダ送受信回路52は、物体(目標物)によって反射されたレーダ波を、アンテナ装置10Aのアンテナ素子31を介して受信する。信号処理回路53は、レーダ波の伝搬時間(または周波数変化)に基づいて、アンテナ装置10Aから物体(目標物)までの距離および速度などを算出する。表示装置54は、信号処理回路53によって算出された結果を表示する。
図8は、本開示の第1の実施形態に係るアンテナ装置が適用された無線通信装置の構成例を示す図である。図8に示されるように、無線通信装置2は、本開示の第1の実施形態に係るアンテナ装置10Aと、アンテナ回路51と、無線通信回路55と、信号処理回路53とを有する。無線通信回路55は、信号処理回路53から出力されたベースバンド信号を変調し、変調後の無線信号をアンテナ装置10Aのアンテナ素子31を介して放射する(発信する)。また、無線通信回路55は、アンテナ装置10Aのアンテナ素子31によって受信された無線信号を復調し、復調後のベースバンド信号を信号処理回路53に出力する。
以上、本開示の第1の実施形態の適用例について説明した。
<2.第2の実施形態の詳細>
以下、本開示の第2の実施形態の詳細について説明する。
[2.1.アンテナ装置の構成例]
続いて、本開示の第2の実施形態に係るアンテナ装置の構成例について説明する。図9は、本開示の第2の実施形態に係るアンテナ装置の外観図である。また、図10は、図9に示されたアンテナ装置10BのB−Bにおける断面図である。
図9および図10に示されるように、本開示の第1の実施形態に係るアンテナ装置10Aと比較して、本開示の第2の実施形態に係るアンテナ装置10Bは、導波器22−1(第2の導波器)および導波器22−2(第2の導波器)をさらに有している。したがって、以下では、導波器22−1および導波器22−2について主に説明し、他の構成についての詳細な説明は適宜省略する。
本開示の第2の実施形態においても、本開示の第1の実施形態と同様に、レドーム20の外面には、導波器21−1(第1の導波器)が設けられており、レドーム20の内面には、導波器21−2(第1の導波器)が設けられている。本開示の第2の実施形態においては、アンテナ装置10Bが、導波器21−1(第1の導波器)または導波器21−2(第1の導波器)に積層されて設けられた導波器22−1および導波器22−2をさらに備える。かかる構成によれば、導波器22−1および導波器22−2によって、アンテナの指向性がさらに大きく強められる。なお、図9および図10に示された例では、導波器22が二段設けられているが、導波器22は必ずしも二段設けられる必要はなく一段設けられてもよいし、三段以上設けられてもよい。
さらに、図9および図10に示された例では、導波器22が、レドーム20の内面からレドーム20の内部に離間された位置に設けられている。しかし、導波器22は、レドーム20の外面からレドーム20の外部に離間された位置に設けられてもよい。すなわち、導波器22は、レドーム20の外面からレドーム20の外部に離間された位置およびレドーム20の内面からレドーム20の内部に離間された位置の少なくともいずれか一方に設けられてよい。これによって、アンテナの指向性が強められる。このとき、レドーム20の外面からレドーム20の外部に離間された位置に設けられる導波器22の段数も限定されない。
導波器22−1は、誘電体シート25−1に(レーザめっきなどを用いて)パターニングによって形成されてよい。そして、誘電体シート25−1は、接着剤によってレドーム20の内面(または導波器21−2)に固定されてよい。接着剤には両面テープも含まれ得る。また、図9および図10からは、図の簡便さを考慮して、接着剤が省略されている。また、導波器22−2は、誘電体シート25−2に(レーザめっきなどを用いて)パターニングによって形成されてよい。そして、誘電体シート25−2は、接着剤によって誘電体シート25−1(または導波器22−1)に固定されてよい。これによって、導波器22−1および導波器22−2がレドーム20の内面からレドーム20の内部に離間された位置に容易に設けられ得る。
なお、誘電体シート25−1および誘電体シート25−2の材料としても、電波の伝送損失抑制のため、低誘電率かつ低誘電正接の材料が選択されるのが望ましい。例えば、誘電体シート25−1および誘電体シート25−2はプラスチックを含んで構成されてもよい。また、接着剤の材料としても、電波の伝送損失抑制のため、低誘電率かつ低誘電正接の材料が選択されるのが望ましい。
図9および図10には、符号が適宜省略されているが、レドーム20の内面からレドーム20の内部に離間された位置に設けられている導波器22−1および導波器22−2それぞれの水平方向における位置は、アンテナ素子31の水平方向における位置と同じになっている。導波器22−1および導波器22−2それぞれの数も、アンテナ素子31の数と同じになっている。これによって、アンテナの指向性が導波器22−1および導波器22−2によってより大きく強められることが期待される。しかし、導波器22−1および導波器22−2それぞれの位置および数は特に限定されない。
図11は、本開示の第2の実施形態に係るアンテナ装置10Bの各部位の長さの例を示す図である。図11に示された例では、図9および図10に示された誘電体シート25−2および導波器22−2が存在しない場合を想定する。図11に示されるように、アンテナ素子31の幅は、電波の空気中での波長λの1/2と波長短縮率(実効比誘電率εeffの正の平方根)との積によって算出される長さ(約1.5mm)に設定されるのが望ましい。
また、アンテナの指向性を強めるため、図11に示されるように、導波器21−1と導波器21−2との間隔および導波器21−2と導波器22−1との間隔は、電波の誘電体内での波長λgの1/5〜1/4の長さと同程度であるのがよい。一方、導波器22−1とアンテナ素子31との間隔は、電波の空気中での波長λの1/5〜1/4の長さと同程度であるのがよい。また、図11に示されるように、アンテナの指向性を強めるため、アンテナ素子31から遠ざかるほど、導波器21および導波器22は短くなるのがよい。
以上、本開示の第2の実施形態に係るアンテナ装置10Bの構成例について説明した。
[2.2.効果の説明]
続いて、本開示の第2の実施形態の効果について説明する。図12は、ダイポールアンテナおよび導波器それぞれの数とゲインとの関係の例を示す図である。図12を参照すると、ダイポールアンテナ25個(25アレイ)および各ダイポールアンテナに対応する3素子の導波器(導波器21−1、導波器21−2および導波器22−1)の組み合わせが設けられる場合が示されている。
図12に示されるように、ダイポールアンテナ25個(25アレイ)に対して、各ダイポールアンテナに対応する3素子の導波器(導波器21−1、導波器21−2および導波器22−1)が追加された場合には、ゲインが22.3dBiである。この例のように、レドームに導波器を三段積層させて設けることによって、アンテナ装置のサイズを増加させなくてもゲインを大きく増加することが可能である。
以上、本開示の第2の実施形態の効果について説明した。
<3.変形例>
以上、添付図面を参照しながら本開示の好適な実施形態について詳細に説明したが、本開示の技術的範囲はかかる例に限定されない。本開示の技術分野における通常の知識を有する者であれば、特許請求の範囲に記載された技術的思想の範疇内において、各種の変更例または修正例に想到し得ることは明らかであり、これらについても、当然に本開示の技術的範囲に属するものと了解される。
図13は、第1の変形例に係るアンテナ装置の外観図である。図13を参照すると、第1の変形例に係るアンテナ装置10Cが示されている。図13に示された例では、図2に示された例と比較して、アンテナ素子31(ダイポールアンテナ)がアンテナ素子34(パッチアンテナ)に置き換えられている。それに伴って、導波器21−1もパッチアンテナに対応するサイズおよび形状を有する導波器26−1に置き換えられており、導波器21−1もパッチアンテナに対応するサイズおよび形状を有する導波器26−2に置き換えられている。
なお、図13には、第1の変形例が本開示の第1の実施形態に係るアンテナ装置10Aに適用される例が示されているが、第1の変形例は、本開示の第2の実施形態に係るアンテナ装置10Bに適用されてもよい。すなわち、導波器22−1および導波器22−2もパッチアンテナに対応するサイズおよび形状を有する導波器26−2に置き換えられてよい。このように、アンテナの種類は適宜に変更されてよく、それに伴って導波器のサイズおよび形状も適宜に変更されてよい。
図14は、第2の変形例に係るアンテナ装置の外観図である。図14を参照すると、第2の変形例に係るアンテナ装置10Dが示されている。また、図15は、図14に示されたアンテナ装置10DのC−Cにおける断面図である。図14および図15に示された例では、図2および図3に示された例と比較して、反射器38が設けられている。反射器38における電波の反射によって、アンテナの指向性がより強められることが期待される。
図15に示された例では、反射器38がアンテナ基板30の内部に設けられている。しかし、反射器38は、アンテナ素子31の位置を基準として、導波器21の位置とは反対側に設けられればよい。例えば、反射器38は、アンテナ基板30の表面(例えば、アンテナ基板30の下面)に設けられてもよい。いずれの場合であっても、アンテナ素子31と反射器38との間隔は、電波の誘電体内での波長λgの1/5〜1/4の長さと同程度であるのがよい。
以上、変形例について説明した。
<4.むすび>
以上説明したように、本開示の実施形態によれば、電波を発信または受信するアンテナ素子と、前記アンテナ素子を覆うレドームと、前記レドームの外面および内面の少なくともいずれか一方に設けられた1または複数の第1の導波器と、を備える、アンテナ装置が提供される。
かかる構成によれば、レドームの形状を複雑な形状にしなくても、アンテナの指向性が強められ、アンテナ性能が向上し得る。したがって、かかる構成によれば、アンテナ装置の製造コストを低減させ、かつアンテナ装置のサイズ増加を抑制しつつ、アンテナ性能を向上させることが可能となる。一例として、アンテナの指向性が強められることによって、反射波の受信結果に基づく物体検知の分解能が向上するため、物体検知をより高精度に行うことが可能となる。
また、本明細書に記載された効果は、あくまで説明的または例示的なものであって限定的ではない。つまり、本開示に係る技術は、上記の効果とともに、または上記の効果に代えて、本明細書の記載から当業者には明らかな他の効果を奏し得る。
なお、以下のような構成も本開示の技術的範囲に属する。
(1)
電波を発信または受信するアンテナ素子と、
前記アンテナ素子を覆うレドームと、
前記レドームの外面および内面の少なくともいずれか一方に設けられた1または複数の第1の導波器と、
を備える、アンテナ装置。
(2)
前記第1の導波器は、前記レドームの外面および内面の少なくともいずれか一方にパターニングにより形成された、
前記(1)に記載のアンテナ装置。
(3)
前記第1の導波器は、前記レドームの外面および内面に設けられた、
前記(1)または(2)に記載のアンテナ装置。
(4)
前記アンテナ装置は、
前記第1の導波器に積層されて設けられた1または複数の第2の導波器をさらに備える、
前記(1)〜(3)のいずれか一項に記載のアンテナ装置。
(5)
前記第2の導波器は、前記外面から前記レドームの外部に離間された位置および前記内面から前記レドームの内部に離間された位置の少なくともいずれか一方に設けられた、
前記(4)に記載のアンテナ装置。
(6)
前記アンテナ素子は、パッチアンテナ、ダイポールアンテナ、ループアンテナおよびメタマテリアルアンテナの少なくともいずれか一つを含む、
前記(1)〜(5)のいずれか一項に記載のアンテナ装置。
(7)
前記アンテナ装置は、車載装置、ドローン、ロボット、モバイルデバイスまたはスピーカーに搭載される、
前記(1)〜(6)のいずれか一項に記載のアンテナ装置。
(8)
前記アンテナ装置は、アンテナ基板の内部または表面に反射器を備える、
前記(1)〜(7)のいずれか一項に記載のアンテナ装置。
(9)
無線信号を発信または受信するアンテナ素子と、
前記アンテナ素子を覆うレドームと、
前記レドームの外面および内面の少なくともいずれか一方に設けられた1または複数の第1の導波器と、
を備える、アンテナ装置と、
前記無線信号を前記アンテナ素子に発信または受信させる無線通信回路と、
を有する、無線通信装置。
(10)
レーダ波を発信または受信するアンテナ素子と、
前記アンテナ素子を覆うレドームと、
前記レドームの外面および内面の少なくともいずれか一方に設けられた1または複数の第1の導波器と、
を備える、アンテナ装置と、
前記レーダ波を前記アンテナ素子に発信または受信させるレーダ送信回路と、
を有する、レーダ装置。
1 レーダ装置
2 無線通信装置
10A〜10D アンテナ装置
20 レドーム
21 導波器
22 導波器
25 誘電体シート
26 導波器
30 アンテナ基板
31 アンテナ素子
34 アンテナ素子
38 反射器
40 筐体
51 アンテナ回路
52 レーダ送受信回路
53 信号処理回路
54 表示装置
55 無線通信回路
60 誘電体レンズ

Claims (10)

  1. 電波を発信または受信するアンテナ素子と、
    前記アンテナ素子を覆うレドームと、
    前記レドームの外面および内面の少なくともいずれか一方に設けられた1または複数の第1の導波器と、
    を備える、アンテナ装置。
  2. 前記第1の導波器は、前記レドームの外面および内面の少なくともいずれか一方にパターニングにより形成された、
    請求項1に記載のアンテナ装置。
  3. 前記第1の導波器は、前記レドームの外面および内面に設けられた、
    請求項1に記載のアンテナ装置。
  4. 前記アンテナ装置は、
    前記第1の導波器に積層されて設けられた1または複数の第2の導波器をさらに備える、
    請求項1に記載のアンテナ装置。
  5. 前記第2の導波器は、前記外面から前記レドームの外部に離間された位置および前記内面から前記レドームの内部に離間された位置の少なくともいずれか一方に設けられた、
    請求項4に記載のアンテナ装置。
  6. 前記アンテナ素子は、パッチアンテナ、ダイポールアンテナ、ループアンテナおよびメタマテリアルアンテナの少なくともいずれか一つを含む、
    請求項1に記載のアンテナ装置。
  7. 前記アンテナ装置は、車載装置、ドローン、ロボット、モバイルデバイスまたはスピーカーに搭載される、
    請求項1に記載のアンテナ装置。
  8. 前記アンテナ装置は、アンテナ基板の内部または表面に反射器を備える、
    請求項1に記載のアンテナ装置。
  9. 無線信号を発信または受信するアンテナ素子と、
    前記アンテナ素子を覆うレドームと、
    前記レドームの外面および内面の少なくともいずれか一方に設けられた1または複数の第1の導波器と、
    を備える、アンテナ装置と、
    前記無線信号を前記アンテナ素子に発信または受信させる無線通信回路と、
    を有する、無線通信装置。
  10. レーダ波を発信または受信するアンテナ素子と、
    前記アンテナ素子を覆うレドームと、
    前記レドームの外面および内面の少なくともいずれか一方に設けられた1または複数の第1の導波器と、
    を備える、アンテナ装置と、
    前記レーダ波を前記アンテナ素子に発信または受信させるレーダ送信回路と、
    を有する、レーダ装置。
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