JP2021182122A - 画像形成装置 - Google Patents

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Toshihiro Shimanuki
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Abstract

【課題】印刷を円滑に開始することができ、定着装置の耐久性が低下するのを防止することができるようにする。【解決手段】第1、第2の定着部材、加熱部材及び温度検出部を備えた定着装置と、定着用の駆動部と、加熱部材をオン・オフさせる加熱制御部と、定着用の駆動部を駆動又は停止させる駆動制御部とを有する。加熱制御部及び駆動制御部は、定着装置回転指標、及びウォームアップ時の定着装置が媒体を挟持する状態に置かれているかどうかに基づいて算出される消耗度指標に基づいて定着装置のウォームアップを開始する。適正なタイミングで定着装置のウォームアップを開始することができる。【選択図】図1

Description

本発明は、画像形成装置に関するものである。
従来、プリンタ、複写機、ファクシミリ装置、複合機等の画像形成装置、例えば、電子写真式のカラーのプリンタには、画像形成ユニットが配設され、該画像形成ユニットにおいて、帯電ローラによって一様に帯電させられた感光体ドラムの表面がLEDヘッドによって露光されて静電潜像が形成され、該静電潜像が、トナーカートリッジから供給されたトナーによって現像されてトナー像が形成されるようになっている。そして、該トナー像が、転写ローラによって用紙に転写され、定着装置としての定着器において用紙に定着させられることによって画像が形成され、印刷が行われる。
前記定着器は、加熱ベルト及びバックアップローラを備えるとともに、加熱ベルト内にヒータを備え、バックアップローラを加熱ベルトを介してヒータに押し付けることによって、加熱ベルトとバックアップローラとの間を搬送される用紙上のトナー像を加熱し、加圧し、用紙に定着させる。
ところで、プリンタにおいて印刷が行われてから時間が経過するにつれて定着器の温度は低くなるが、定着器の温度が低い状態、すなわち、コールド状態で定着モータが駆動され、定着器がコールドスタートされると、加熱ベルトとバックアップローラとの間、加熱ベルトとヒータとの間等の各部位における摩擦によって各部位が摩耗してしまう。
各部位が摩耗するのを抑制するためには、ヒータをオンにし、定着器の温度が所定の温度になった後に定着モータを駆動することが考えられるが、その場合、定着器の温度が所定の温度になるまでのウォームアップ時間が長くなり、印刷を円滑に開始することができなくなってしまう。
そこで、1日におけるプリンタの使用頻度を学習し、使用頻度の高い時間帯を予測し、使用頻度の高い時間帯に、ヒータをオンにして定着器の温度を高くしておくことによって、定着器がコールドスタートされるのを防止し、使用頻度の低い時間帯には、定着器の温度が所定の温度になった後に定着モータが駆動されるようにしたプリンタが提供されている(例えば、特許文献1参照。)。
特開2016−80987号公報
しかしながら、前記従来のプリンタにおいては、定着装置が媒体を挟持する状態である通紙状態に置かれている場合と、媒体を挟持しない状態である非通紙状態に置かれている場合とで、定着装置の耐久性が低下する度合いに差が生じてしまい、定着装置の寿命を的確に判定することが困難であり、定着装置が寿命になっても使用されてしまう可能性がある。
本発明は、前記従来のプリンタの問題点を解決して、印刷を円滑に開始することができる画像形成装置を提供することを目的とする。
そのために、本発明の画像形成装置においては、第1の定着部材、該第1の定着部材に圧接させて配設された第2の定着部材、及び前記第1の定着部材を加熱する加熱部材を備えた定着装置と、駆動されて前記第2の定着部材を回転させる定着用の駆動部と、前記加熱部材をオン・オフさせる加熱制御部と、前記定着用の駆動部を駆動又は停止させる駆動制御部とを有する。
そして、前記加熱制御部及び駆動制御部は、定着用の駆動部の使用量を表す定着装置回転指標、及びウォームアップ時の定着装置が媒体を挟持する状態に置かれているかどうかに基づいて算出される、定着装置の消耗度合いを表す消耗度指標に基づいて、加熱部材をオンにし、定着用の駆動部を駆動して定着装置のウォームアップを開始する。
本発明によれば、画像形成装置においては、第1の定着部材、該第1の定着部材に圧接させて配設された第2の定着部材、及び前記第1の定着部材を加熱する加熱部材を備えた定着装置と、駆動されて前記第2の定着部材を回転させる定着用の駆動部と、前記加熱部材をオン・オフさせる加熱制御部と、前記定着用の駆動部を駆動又は停止させる駆動制御部とを有する。
そして、前記加熱制御部及び駆動制御部は、定着用の駆動部の使用量を表す定着装置回転指標、及びウォームアップ時の定着装置が媒体を挟持する状態に置かれているかどうかに基づいて算出される、定着装置の消耗度合いを表す消耗度指標に基づいて、加熱部材をオンにし、定着用の駆動部を駆動して定着装置のウォームアップを開始する。
この場合、定着装置回転指標、及びウォームアップ時の定着装置が媒体を挟持する状態に置かれているかどうかに基づいて算出される消耗度指標に基づいて、適正なタイミングで定着装置のウォームアップが開始されるので、印刷を円滑に開始することができる。
また、定着用の駆動部、回転伝達系等に過剰な負荷が加わるのを防止することができるので、定着装置の耐久性が低下するのを防止することができる。
本発明の第1の実施の形態におけるプリンタの制御ブロック図である。 本発明の第1の実施の形態におけるプリンタの概念図である。 本発明の第1の実施の形態における定着器の概念図である。 本発明の第1の実施の形態における定着温度係数テーブルの例を示す図である。 本発明の第1の実施の形態における通紙係数テーブルの例を示す図である。 本発明の第1の実施の形態における定着器のウォームアップを行うときのプリンタの動作を示すフローチャートである。 本発明の第2の実施の形態における通紙係数テーブルの例を示す図である。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照しながら詳細に説明する。この場合、画像形成装置としてのプリンタについて説明する。
図2は本発明の第1の実施の形態におけるプリンタの概念図である。
図において、10は媒体としての長尺状の用紙Pに対して印刷を行うプリンタであり、該プリンタ10は、用紙Pに画像を形成するプリンタ主要部20、用紙Pを媒体搬送路としての用紙搬送路Rt1に繰り出す繰出部としてのロール紙収容部Sp、及び繰り出された用紙Pをプリンタ主要部20に供給する給紙部Fdを備える。
また、Csはプリンタ主要部20の筐体、Bdはプリンタ主要部20の本体、すなわち、装置本体、Hsは給紙部Fdのハウジング、Q1は、前記装置本体Bdの上部に配設され、イエロー、マゼンタ、シアン、ブラック及び特色としてのホワイトの画像形成ユニット12Y、12M、12C、12Bk、12Wから成る画像形成部、uは該画像形成部Q1の下方に配設された転写ユニット、41は定着装置としての定着器である。
各画像形成ユニット12Y、12M、12C、12Bk、12Wにおいて、画像形成用の駆動部としての図示されないIDモータが駆動されると、像担持体としての感光体ドラム13が回転させられて表面が一様に帯電させられ、続いて、露光装置としての図示されないLEDヘッドが感光体ドラム13を露光すると、感光体ドラム13の表面に潜像としての静電潜像が形成され、該静電潜像に現像剤としてのトナーが付着させられて現像剤像としての各色のトナー像が形成される。
また、前記転写ユニットuは、第1のローラとしての駆動ローラr1、第2のローラとしての従動ローラr2、第3のローラとしてのバックアップローラr3、前記駆動ローラr1、従動ローラr2及びバックアップローラr3によって、画像形成ユニット12Y、12M、12C、12Bk、12Wに沿って走行自在に張設された中間転写ベルト21、該中間転写ベルト21を介して各感光体ドラム13と対向させて配設された第1の転写部材としての一次転写ローラ22、中間転写ベルト21を介して前記バックアップローラr3と対向させて配設された第2の転写部材としての二次転写ローラ23等を備える。前記感光体ドラム13と一次転写ローラ22との間に一次転写部が構成され、バックアップローラr3と二次転写ローラ23との間に二次転写部が構成される。
前記ロール紙収容部Spは、回転自在に配設されたロール紙ホルダhdを備え、該ロール紙ホルダhdに、前記用紙Pをロール状に巻くことによって形成されたロール紙14がセットされ、搬送用の駆動部としての図示されない搬送モータが駆動されると、ロール紙収容部Spから用紙Pが用紙搬送路Rt1に繰り出され、用紙搬送路Rt1を搬送される。
該用紙搬送路Rt1は、用紙Pの搬送方向における最も上流側に配設されたロール紙収容部Spと、最も下流側において筐体Csに形成された排出口h1との間に延在させて配設される。そして、用紙搬送路Rt1における前記ロール紙収容部Spより下流側に、用紙Pの給紙の有無を検出する給紙判断用の媒体検出部としての給紙センサ25が、該給紙センサ25より下流側に、用紙Pを搬送する第1の搬送部材としての搬送ローラ対m1が、該搬送ローラ対m1より下流側に、用紙Pを切断する切断装置としてのカッタユニット26が、該カッタユニット26より下流側に、切断された用紙Pの後端を検出する搬送判断用の媒体検出部としての搬送センサ27が、該搬送センサ27より下流側に、用紙Pを搬送する第2の搬送部材としての搬送ローラ対m2が、該搬送ローラ対m2より下流側に、用紙Pを搬送する第3の搬送部材としての搬送ローラ対m3が、該搬送ローラ対m3より下流側に、画像形成部Q1に導入される用紙Pの書出位置を検出する位置検出用の光学式検出部としての、かつ、第1の通紙判断用の媒体検出部としての書出センサ28が、該書出センサ28より下流側に転写ユニットuの前記二次転写ローラ23が、該二次転写ローラ23より下流側に前記定着器41が、該定着器41より下流側に、切断された用紙Pを排出口h1を介して装置本体Bd外に排出する第4の搬送部材としての排出ローラ対m4が、該排出ローラ対m4より下流側に、用紙Pが装置本体Bdから排出されるのを検出する排出用の媒体検出部としての、かつ、第2の通紙判断用の媒体検出部としての排出センサ29が配設される。なお、前記カッタユニット26は、後述される制御部50(図1)からの指示に基づいて、用紙Pの搬送方向における設定されたカット位置で用紙Pを切断する。
ロール紙収容部Spから用紙搬送路Rt1に繰り出された用紙Pは、搬送ローラ対m1によって搬送され、カッタユニット26によって切断された後、搬送ローラ対m2、m3によって搬送され、二次転写部に送られる。
また、各画像形成ユニット12Y、12M、12C、12Bk、12Wにおいて、感光体ドラム13の表面が、帯電装置としての図示されない帯電ローラによって一様に帯電させられ、LEDヘッドによって露光されて、感光体ドラム13の表面に静電潜像が形成される。そして、該静電潜像が現像剤担持体としての図示されない現像ローラによって現像され、感光体ドラム13の表面に各色のトナー像が形成される。
転写用の駆動部としての図示されない転写モータが駆動されると、中間転写ベルト21が走行させられ、一次転写部において、各感光体ドラム13上の各色のトナー像が一次転写ローラ22によって中間ベルト21に順次重ねて転写され、カラーのトナー像が形成される。そして、中間転写ベルト21上のカラーのトナー像が二次転写部に送られると、二次転写ローラ23によって中間転写ベルト21上のカラーのトナー像が用紙Pに転写される。
続いて、用紙Pは定着器41に送られ、該定着器41において、カラーのトナー像が、第1の定着部材としての加熱ベルト42によって加熱され、第2の定着部材としてのバックアップローラ43によって加圧されて用紙Pに定着させられる。このようにして、用紙Pにカラーの画像が形成される。
そして、カラーの画像が形成された用紙Pは、用紙搬送路Rt1に沿って搬送され、排出ローラ対m4によって排出口h1から装置本体Bd外に排出される。
次に、前記定着器41について説明する。
図3は本発明の第1の実施の形態における定着器の概念図である。
図において、41は定着器、Rt1は用紙搬送路であり、前記定着器41は、走行自在に配設された加熱ベルト42、該加熱ベルト42の直下において加熱ベルト42に圧接させて回転自在に配設されたバックアップローラ43、加熱ベルト42の内側において前記バックアップローラ43と対向させて配設され、加熱ベルト42を加熱する加熱部材としてのヒータ35、該ヒータ35の温度を検出する温度検出部としてのサーミスタs1等を備える。
前記ヒータ35は、ステンレス鋼又はセラミックを基材とし、所定の厚さを有する板状体から成り、用紙搬送路Rt1の幅方向に延在させられる。また、ヒータ35の、加熱ベルト42と当接する下方の面Saには、抵抗材料によって所定のパターンで形成され、図示されない電源と電気的に接続された図示されない面状ヒータが配設される。
前記サーミスタs1は、温度に応じて抵抗値が変化する抵抗体から成り、ヒータ35の上方の面Sbに当接させて配設され、ヒータ35の温度を検出し、温度検出信号SG1を生成してプリンタ10(図1)の制御部50に送る。
前記加熱ベルト42は、中空の円筒体を形成する無端状のベルトから成り、軸を用紙搬送路Rt1の幅方向に延在させて走行自在に配設され、内周面における下端の近傍においてヒータ35に当接させられる。したがって、加熱ベルト42は、ヒータ35によって局所的に加熱される。
前記バックアップローラ43は、中実の円柱体を形成するローラから成り、軸を用紙搬送路Rt1の幅方向に延在させて回転自在に配設され、中心部分に配設された回転軸sh1、及び該回転軸sh1の周囲に配設され、発砲シリコーンゴム等から成る弾性体37を備える。前記回転軸sh1は、前記装置本体Bdに配設された図示されない所定の支持部材によって回転自在に支持され、複数のギヤから成る図示されない伝動機構を介して定着用の駆動部としての定着モータM1と連結される。該定着モータM1を駆動することよって発生させられた回転が前記伝動機構を介して回転軸sh1に伝達されることにより、バックアップローラ43が回転させられる。
用紙搬送路Rt1においてバックアップローラ43の上端部と加熱ベルト42の下端部とが当接する箇所に、用紙Pを挟持する部分、すなわち、ニップ部Npが形成される。バックアップローラ43が回転させられるのに伴ってバックアップローラ43と加熱ベルト42との間に生じる摩擦力によって加熱ベルト42が走行させられ、バックアップローラ43及び加熱ベルト42によって挟持された用紙Pが搬送される。
次に、プリンタ10の制御装置について説明する。
図1は本発明の第1の実施の形態におけるプリンタの制御ブロック図である。
図において、10はプリンタ、50は制御部、55は記憶装置としてのメモリであり、該メモリ55は、不揮発性メモリから成る第1の記憶部としてのROM56、揮発性メモリから成る第2の記憶部としてのRAM57、及び不揮発性メモリから成り、読書き自在の第3の記憶部としてのEEPROM58を備える。
前記制御部50は、図示されないCPU、入出力ポート、タイマ等を備え、上位装置としての図示されないホストコンピュータから印刷ジョブを受信し、該印刷ジョブの印刷データ及び制御コマンドに基づいて用紙P(図2)に画像を形成し、印刷を行う。
そのために、制御部50は、ROM56に記録されたプログラムに基づいて各種の処理を行う。ROM56には、前記プログラムのほかに、後述される定着温度係数テーブルTb1(図4)、通紙係数テーブルTb2(図5)、各種の設定値、本実施の形態においては、後述される定着カウントFの閾値Fn等が記録される。また、RAM57には、前記印刷データに基づいて生成される、通常の印刷を行うための画像データのほかに、各種の制御用のデータが一時的に記録される。そして、EEPROM58には、プリンタ10の使用を開始してからの定着モータM1の延べ回転数、すなわち、定着モータM1の使用量を表す、加熱ベルト42の走行距離である定着装置回転指標としての回転距離Lmが記録される。なお、本実施の形態においては、印刷が行われるたびに回転距離Lmが更新される。
また、図において、35はヒータ、s1はサーミスタ、M1は定着モータ、61は操作パネル、66は環境温度検出部としての温度センサである。前記操作パネル61は、プリンタ10に操作者が指示を入力するためのスイッチ、キー等から成る操作部63、及びプリンタ10の状態を表示するためのLED画面等から成る表示部64を備える。操作パネル61がタッチパネルによって形成される場合、表示部64は操作部としても機能する。前記温度センサ66は、プリンタ10の置かれた環境の温度、すなわち、環境温度を検出する。
前記制御部50は、加熱制御部としてのヒータ制御部Pr1、温度取得部Pr2、駆動制御部としての定着モータ制御部Pr3、通紙判断部Pr4、寿命判断部Pr5、印刷処理部Pr6、モード設定部Pr7、定着カウント算出部Pr8等を備える。
前記ヒータ制御部Pr1は、加熱制御処理としてのヒータ制御処理を行い、ヒータ35をオン・オフさせ、ヒータ35に電流を供給したり、電流の供給を停止したりする。
前記温度取得部Pr2は、温度取得処理を行い、サーミスタs1から送られた前記温度検出信号SG1(図3)に基づいて、サーミスタs1によって検出された定着器41のヒータ35の温度、すなわち、検出温度Tfを取得する。
前記定着モータ制御部Pr3は、駆動制御処理としての定着モータ制御処理を行い、定着モータM1を駆動又は停止させる。また、定着モータ制御部Pr3は、印刷が行われるたびに、印刷が行われている間の定着モータM1の回転数に対応する分の回転距離ΔLmを算出し、EEPROM58に記録されている回転距離Lmに加算し、回転距離Lmを更新する。
前記通紙判断部Pr4は、通紙判断処理を行い、書出センサ28及び排出センサ29のセンサ出力に基づいて、定着器41のニップ部Npにおける用紙Pの有無、本実施の形態においては、定着器41が、媒体を挟持する状態である通紙状態に置かれているか、又は媒体を挟持しない非通紙状態に置かれているかを判断する。本実施の形態において、通紙判断部Pr4は、書出センサ28及び排出センサ29がいずれもオンであり、用紙有りを検出している場合、定着器41が通紙状態に置かれていると判断し、書出センサ28及び排出センサ29のうちの少なくとも一方がオフである場合、定着器41が非通紙状態に置かれていると判断する。
前記寿命判断部Pr5は、寿命判断処理を行い、EEPROM58から定着カウントFを読み出し、定着カウントFに基づいて定着器41の寿命がニヤエンドであるかどうかを判断する。
前記印刷処理部Pr6は、印刷処理を行い、前記IDモータを駆動して感光体ドラム13を回転させ、搬送モータを駆動して用紙Pを搬送し、転写モータを駆動して中間転写ベルト21を走行させ、用紙Pに画像を形成して印刷を行う。
前記モード設定部Pr7は、モード設定処理を行い、プリンタ10に、定着器41を寿命を優先しない通常モード、又は定着器41の寿命を優先する寿命優先モードを設定する。
前記定着カウント算出部Pr8は、定着カウント算出処理を行い、定着器41の消耗度合いを表す指標、すなわち、消耗度指標としての定着カウントFを算出する。
すなわち、定着カウント算出部Pr8は、前記回転距離Lm、印刷が行われるときの定着器41の温度条件、本実施の形態においては、印刷が行われるときの定着器41の温度、すなわち、検出温度Tfに対応させて設定された定着温度係数α、並びに印刷が行われるときの定着器41における通紙条件、本実施の形態においては、ニップ部Npおける用紙Pの有無、及び用紙Pの厚さに対応させて設定された通紙係数βに基づいて、前記定着カウントFを算出する。
次に、前記定着カウント算出部Pr8による定着カウントFの算出方法について説明する。
図4は本発明の第1の実施の形態における定着温度係数テーブルの例を示す図、図5は本発明の第1の実施の形態における通紙係数テーブルの例を示す図である。
前記定着温度係数テーブルTb1には、ウォームアップ時の定着器41の検出温度Tf及び定着温度係数αが互いに対応させて記録される。該定着温度係数αは、定着器41の温度が低くなるほど定着モータM1、回転伝達系等に加わる負荷が大きくなることを表す係数値である。
検出温度Tf及び定着温度係数αは定着温度係数テーブルTb1に示されるような関係を有し、検出温度Tfが40〔℃〕未満である場合は、検出温度Tfが低いほど定着温度係数αが高く、例えば、検出温度Tfが20〔℃〕である場合の定着温度係数αは1.5であり、検出温度Tfが10〔℃〕である場合の定着温度係数αは2であり、検出温度Tfが0〔℃〕である場合の定着温度係数αは2.5である。そして、検出温度Tfが40〔℃〕以上である場合は、定着温度係数αが一定の値の1になる。
すなわち、検出温度Tfが低いほど、回転距離Lmに対する定着カウントFの変化率が高く、定着器41の消耗度合が高くなり、検出温度Tfが高くなるほど、回転距離Lmに対する定着カウントFの変化率が低く、定着器41の消耗度合が低くなる。
また、通紙係数テーブルTb2には、ウォームアップ時の用紙Pの状態、用紙Pの厚さ及び通紙係数βが互いに対応させて記録される。該通紙係数βは、定着器41が通紙状態に置かれ、ニップ部Npの圧力が高くなるほど定着モータM1、回転伝達系等に加わる負荷が大きくなることを表す係数値である。
非通紙状態でのウォームアップ時の通紙係数βは、用紙Pが薄紙である場合、標準紙である場合及び厚紙である場合のいずれの場合も、ニップ部Npの圧力が変化しないので1にされる。
また、通紙状態でのウォームアップ時の通紙係数βは、用紙Pが薄紙である場合、標準紙である場合及び厚紙である場合、それぞれ、Wa、Wb、Wcにされ、
1<Wa<Wb<Wc
にされる。
なお、本実施の形態において、薄紙は、フィルム等の普通紙より薄い用紙Pであり、標準紙は、普通紙等の用紙Pであり、厚紙は、ラベル紙等の用紙Pである。
すなわち、通紙状態でのウォームアップ時は、非通紙状態でのウォームアップ時より回転距離Lmに対する定着カウントFの変化率が高く、定着器41の消耗度合が高くなる。また、用紙Pが厚いほど、回転距離Lmに対する定着カウントFの変化率が高く、定着器41の消耗度合が高くなり、用紙Pが薄いほど、回転距離Lmに対する定着カウントFの変化率が低く、定着器41の消耗度合が低くなる。
定着カウント算出部Pr8は、ウォームアップ時に温度取得部Pr2が取得した検出温度Tfを読み込み、定着温度係数テーブルTb1を参照して検出温度Tfに対応する定着温度係数αを読み出すとともに、ホストコンピュータから送信された印刷設定から用紙Pの厚さを読み込み、通紙係数テーブルTb2を参照して、印刷に使用された用紙Pの厚さに対応する通紙係数βを読み出す。
そして、定着カウント算出部Pr8は、EEPROM58から回転距離Lmを読み出すとともに、定着温度係数α、通紙係数β、回転距離Lm、及び回転距離Lmの基準値を表す基準距離Lbに基づいて前記定着カウントF
F=α×β×Lm/Lb
を算出する。
定着器41が使用されるほど、すなわち、回転距離Lmが長いほど定着カウントFは大きくなる。
次に、定着器41のウォームアップを行うときのプリンタ10の動作について説明する。
図6は本発明の第1の実施の形態における定着器のウォームアップを行うときのプリンタの動作を示すフローチャートである。
まず、プリンタ10の電源がオンにされると、通紙判断部Pr4は、書出センサ28及び排出センサ29のセンサ出力を読み込み、書出センサ28及び排出センサ29がいずれもオンであるかどうかによって、定着器41が通紙状態に置かれているかどうかを判断する(ステップS1)。
書出センサ28及び排出センサ29がいずれもオンであり、定着器41が通紙状態に置かれている場合、定着モータM1を駆動する前にヒータ35をオンにすることができないので、モード設定部Pr7はプリンタ10に通常モードを設定し、ヒータ制御部Pr1はヒータ35をオンにし、定着モータ制御部Pr3はヒータ35がオンにされると同時に定着モータM1を駆動し(ステップS2)、ウォームアップを開始する。これにより、ヒータ35の温度が低い状態で定着モータM1が駆動され、定着器41がコールドスタートされる。
この場合、加熱ベルト42は走行させられながらヒータ35によって均一に加熱されるので、定着器41のウォームアップを早く終了することができる。なお、ヒータ35の温度が低い状態で加熱ベルト42が走行させられるので、定着モータM1、回転伝達系等に負荷が加わり、その分、定着器41の残り寿命が短くなる。
続いて、印刷処理部Pr6は、検出温度Tfが、定着を行うのに適した設定温度である閾値Twに達して定着器41のウォームアップが終了するのを待機し(ステップS3)、検出温度Tfが閾値Twに達して定着器41のウォームアップが終了すると、印刷処理を行う(ステップS4)。
一方、定着器41が通紙状態に置かれているかどうかの判断(ステップS1)において、書出センサ28及び排出センサ29の少なくとも一方がオフであり、定着器41が通紙状態に置かれていない場合、定着モータM1を駆動する前にヒータ35をオンにすることができるので、前記定着カウント算出部Pr8は定着カウントFを算出する(ステップS5)。
続いて、モード設定部Pr7はプリンタ10に寿命優先モードを設定し、寿命判断部Pr5は、EEPROM58から定着カウントFを、ROM56から定着カウントFの閾値Fnを読み出し、定着カウントFが閾値Fn以上であるかどうかによって、定着器41の寿命がニヤエンドであるかどうかを判断する(ステップS6)。
この場合、前記閾値Fnは、定着器41の寿命を100〔%〕としたとき、残り寿命が所定の値、本実施の形態においては、10〔%〕になるときの定着カウントFの値にされる。
そして、定着カウントFが閾値Fn以上であり、定着器41の寿命がニヤエンドである場合、ヒータ制御部Pr1は、検出温度Tfが、定着モータM1を駆動しても定着器41に過剰な負荷が加わらない程度の許容温度Tcより低いかどうかによって、定着器41がコールド状態に置かれているかどうかを判断する(ステップS7)。なお、許容温度Tcは、検出温度Tfの閾値Twより低く、定着モータM1を駆動したときに、定着モータM1、回転伝達系等に過剰な負荷が加わらない温度に設定される。
検出温度Tfが許容温度Tcより低く、定着器41がコールド状態に置かれている場合、ヒータ制御部Pr1はヒータ35をオンにし(ステップS8)、定着モータ制御部Pr3は、検出温度Tfが許容温度Tc以上になるのを待機し(ステップS9)、検出温度Tfが許容温度Tc以上になると、定着モータM1を駆動し(ステップS10)、定着器41のウォームアップを開始する。
そして、印刷処理部Pr6は、検出温度Tfが閾値Twに達して定着器41のウォームアップが終了するのを待機し(ステップS3)、検出温度Tfが閾値Twに達して定着器41のウォームアップが終了すると、印刷処理を行う(ステップS4)。
また、定着カウントFが閾値Fnより小さく、定着器41の寿命がニヤエンドでない場合、及び検出温度Tfが許容温度Tc以上であり、定着器41がコールド状態に置かれていない場合は、定着モータM1を駆動しても定着モータM1、回転伝達系等に過剰な負荷が加わることがないと判断され、ヒータ制御部Pr1はヒータ35をオンにし、定着モータ制御部Pr3は定着モータM1を駆動する(ステップS2)。
次に、フローチャートについて説明する。
ステップS1 通紙判断部Pr4は定着器41が通紙状態に置かれているかどうかを判断する。定着器41が通紙状態に置かれている場合はステップS2に進み、定着器41が通紙状態に置かれていない場合はステップS5に進む。
ステップS2 ヒータ制御部Pr1はヒータ35をオンにし、定着モータ制御部Pr3は定着モータM1を駆動する。
ステップS3 印刷処理部Pr6は定着器41のウォームアップが終了するのを待機する。定着器41のウォームアップが終了した場合はステップS4に進む。
ステップS4 印刷処理部Pr6は印刷処理を行い、処理を終了する。
ステップS5 定着カウント算出部Pr8は定着カウントFを算出する。
ステップS6 寿命判断部Pr5は定着器41の寿命がニヤエンドであるかどうかを判断する。定着器41の寿命がニヤエンドである場合はステップS7に進み、定着器41の寿命がニヤエンドでない場合はステップS2に進む。
ステップS7 ヒータ制御部Pr1は定着器41がコールド状態に置かれているかどうかを判断する。定着器41がコールド状態に置かれている場合はステップS8に進み、定着器41がコールド状態に置かれていない場合はステップS2に進む。
ステップS8 ヒータ制御部Pr1はヒータ35をオンにする。
ステップS9 定着モータ制御部Pr3は検出温度Tfが許容温度Tc以上になるのを待機する。検出温度Tfが許容温度Tc以上になった場合はステップS10に進む。
ステップS10 定着モータ制御部Pr3は定着モータM1を駆動し、ステップS3に進む。
このように、本実施の形態においては、回転距離Lm、ウォームアップ時の定着器41の検出温度Tf、及びウォームアップ時の定着器41が通紙状態に置かれているかどうかに基づいて定着カウントFが算出され、該定着カウントFに応じて適正なタイミングで定着器41のウォームアップが開始されるので、印刷を円滑に開始することができる。
また、定着モータM1、回転伝達系等に過剰な負荷が加わるのを防止することができるので、定着器41の耐久性が低下するのを防止することができる。
例えば、定着器41が通紙状態に置かれているときに印刷が行われたり、定着器41がコールドスタートされたりする頻度が高いほど、定着カウントFが大きくなるので、定着器41がコールドスタートされるのを十分に抑制することができ、定着モータM1、回転伝達系等に加わる負荷をその分小さくすることができる。
本実施の形態においては、定着カウント算出部Pr6が、用紙Pの厚さを、ホストコンピュータから送信された印刷設定から読み込むようになっているが、操作者が操作部63を操作することによって設定した印刷設定から読み込むこともできる。
また、本実施の形態においては、用紙Pが、薄紙、標準紙及び厚紙の3種類に分けられるようになっているが、坪量に基づいて、用紙Pを複数種類に分けることもできる。
ところで、前記バックアップローラ43は、回転軸sh1(図3)を弾性体37で被覆することによって形成されるので、プリンタ10が置かれた印刷環境、例えば、環境温度が変化すると、弾性体37の硬度が変化し、定着器41の消耗度合が変化する。
そこで、プリンタ10が置かれた環境温度に応じて通紙係数βを異ならせるようにした本発明の第2の実施の形態について説明する。なお、第1の実施の形態と同じ構造を有するものについては、同じ符号を付与し、同じ構造を有することによる発明の効果については同実施の形態の効果を援用する。
図7は本発明の第2の実施の形態における通紙係数テーブルの例を示す図である。
図において、Tb3は、定着装置としての定着器41のウォームアップ時の媒体としての用紙Pの状態、用紙Pの厚さ、環境温度及び通紙係数βが対応させて記録された通紙係数テーブルである。
非通紙状態でのウォームアップ時の通紙係数βは、用紙Pが薄紙である場合、標準紙である場合及び厚紙である場合のいずれの場合も、ニップ部Npの圧力が変化しないので1にされる。
また、通紙状態でのウォームアップ時において、環境温度が低温であるときの通紙係数βは、用紙Pが薄紙である場合、標準紙である場合及び厚紙である場合、それぞれ、WLa、WLb、WLcにされ、環境温度が中間温であるときの通紙係数βは、用紙Pが薄紙である場合、標準紙である場合及び厚紙である場合、それぞれ、WNa、WNb、WNcにされ、環境温度が高温であるときの通紙係数βは、用紙Pが薄紙である場合、標準紙である場合及び厚紙である場合、それぞれ、WHa、WHb、WHcにされ、
1<WHa<WHb<WHc<WNa<WNb<WNc<WLa<WLb<WLc
にされる。
すなわち、通紙状態でのウォームアップ時は、非通紙状態でのウォームアップ時より定着装置回転指標としての回転距離Lmに対する消耗度指標としての定着カウントFの変化率が高く、定着器41の消耗度合が高くなる。また、用紙Pが厚いほど、回転距離Lmに対する定着カウントFの変化率が高く、定着器41の消耗度合が高くなり、用紙Pが薄いほど、回転距離Lmに対する定着カウントFの変化率が低く、定着器41の消耗度合が低くなる。さらに、環境温度が低いほど、回転距離Lmに対する定着カウントFの変化率が高く、定着器41の消耗度合が高くなり、環境温度が高いほど、回転距離Lmに対する定着カウントFの変化率が低く、定着器41の消耗度合が低くなる。
このように、本実施の形態においては、通紙係数βが、用紙Pの厚さだけでなく、画像形成装置としてのプリンタ10の環境温度に応じて変化させられるので、定着器41の消耗度合いに応じて一層適正なタイミングでウォームアップを開始することができ、印刷を一層円滑に開始することができる。
前記各実施の形態においては、第1の定着部材として、加熱ベルト42が使用されるようになっているが、加熱ベルト42に代えて、円柱形状を有する加熱ローラを使用することもできる。
また、前記各実施の形態においては、プリンタ10について説明したが、本発明を複写機、ファクシミリ装置、複合機等の画像形成装置に適用することができる。
なお、本発明は前記各実施の形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨に基づいて種々変形させることが可能であり、それらを本発明の範囲から排除するものではない。
10 プリンタ
35 ヒータ
41 定着器
42 加熱ベルト
43 バックアップローラ
F 定着カウント
Lm 回転距離
M1 定着モータ
Pr1 ヒータ制御部
Pr3 定着モータ制御部
Tf 検出温度

Claims (8)

  1. (a)第1の定着部材、該第1の定着部材に圧接させて配設された第2の定着部材、及び前記第1の定着部材を加熱する加熱部材を備えた定着装置と、
    (b)駆動されて前記第2の定着部材を回転させる定着用の駆動部と、
    (c)前記加熱部材をオン・オフさせる加熱制御部と、
    (d)前記定着用の駆動部を駆動又は停止させる駆動制御部とを有するとともに、
    (e)前記加熱制御部及び駆動制御部は、定着用の駆動部の使用量を表す定着装置回転指標、及びウォームアップ時の定着装置が媒体を挟持する状態に置かれているかどうかに基づいて算出される、定着装置の消耗度合いを表す消耗度指標に基づいて、加熱部材をオンにし、定着用の駆動部を駆動して定着装置のウォームアップを開始することを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記消耗度指標が閾値以上である場合、前記加熱制御部が加熱部材をオンにした後、前記駆動制御部が定着用の駆動部を駆動して定着装置のウォームアップを開始する請求項1に記載の画像形成装置。
  3. (a)前記定着装置の温度を検出する温度検出部を有するとともに、
    (b)前記消耗度指標は、定着装置回転指標、前記温度検出部によって検出された定着装置のウォームアップ時の検出温度、及びウォームアップ時の定着装置が媒体を挟持する状態に置かれているかどうかに基づいて算出される請求項1又は2に記載の画像形成装置。
  4. 前記消耗度指標が閾値以上である場合において、前記加熱制御部が加熱部材をオンにした後、前記温度検出部によって検出された検出温度が所定の許容温度以上になった場合に、前記駆動制御部が定着用の駆動部を駆動して定着装置のウォームアップを開始する請求項3に記載の画像形成装置。
  5. 前記消耗度指標の変化率は前記検出温度が低いほど高くされる請求項3又は4に記載の画像形成装置。
  6. 前記消耗度指標の変化率は媒体が厚いほど高くされる請求項1〜5のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  7. 前記消耗度指標の変化率は、画像形成装置が置かれた環境温度が低いほど高くされる請求項1〜6のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  8. 前記定着装置が媒体を挟持する状態に置かれている場合に、前記加熱制御部が加熱部材をオンにするのと同時に前記駆動制御部が定着用の駆動部を駆動して定着装置のウォームアップを開始し、前記定着装置が媒体を挟持しない状態に置かれている場合に、消耗度指標に基づいて、前記加熱制御部が加熱部材をオンにした後、前記駆動制御部が定着用の駆動部を駆動して定着装置のウォームアップを開始する請求項1〜7のいずれか1項に記載の画像形成装置。
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