JP2021181663A - 空冷帽子 - Google Patents

Abstract

【課題】頭部を覆い積極的に頭部を冷やす機能を持った帽子を提供する。【解決手段】タオルで姉さんかぶりをし、パナマハットを被った状態・構造を基準にした。頭部に発生した汗（水）を全量吸水・保水し、内側帽子との間に中空ができる形状にした通風性の良い素材の外側帽子で構成した空冷帽子。外側帽子の形状は、中空部分を構成できれば中折れ帽、野球帽、山高帽、作業帽等関係ないが、通風を阻害する裏地はいらない。また、外側帽子で野球帽・バケットハットのクラウンのように中空部分が取りにくい形状や女性の長い髪でポニーテールの状態等で一回で被るため、外側帽子のすべり・サイズリボンの代わりにマジックテープ（登録商標）やファスナー等取り付け、内側帽子のすべり・サイズリボンの反対側、外側にも設け連結し一体化する。【選択図】図２

Description

この発明は帽子に頭部を冷やす機能を付加した空冷帽子に関するものである。

帽子は炎天下から頭部に日陰等を作ったり、ファッションであったり用途は色々あるが、積極的に頭部の冷却を図る帽子はなかった。

炎天下等で頭部を覆い、直射日光が当たらないような機能を持っているが、積極的に頭部を冷やす機能を持った帽子はなかった。
炎天下、タオルで姉さんかぶりをし、パナマハットを被り、２時間散歩したところ、頭部が蒸れることなく、一度も帽子を脱ぎ、頭の汗をふく必要がなかった。かつ、汗の量も半分くらいであった。日頃はパナマハットを直接被って散歩していた。頭部が蒸れ、帽子を取り、タオルで頭部の汗を拭いたりし、２時間もするとタオルは汗が滴るほどになっていた。

課題で記載した、タオルで姉さんかぶりをし、パナマハットを被った状態・構造を基準にした。
直射日光の暑さ等で大量の汗が出る。頭部に吸水・保水・通気の良いタオルのような生地で密着（保水した状態では通気が悪くなる）覆い：内側帽子、頭部に発生した汗（水）を全量吸水・保水。その上に内側帽子との間に中空ができる形状にした通風性の良い素材の外側帽子で構成した空冷帽子。
外側帽子の形状は、中空部分を構成できれば中折れ帽、野球帽、山高帽、作業帽等関係ないが、通風を阻害する裏地はいらない。
ただし、天候や風の向き・強さ、発汗の個人差、水をかけられる状態、時間等に差があり、内側帽子のみの場合もある。また、外側帽子で野球帽・バケットハットのクラウンのように中空部分が取りにくい形状や女性の長い髪でポニーテールの状態等で一回で被るため、外側帽子のすべり・サイズリボンの代わりにマジックテープやファスナー等取り付け、内側帽子のすべり・サイズリボンの反対側、外側にも設け連結し一体化する。

空冷帽子は外側帽子と内側帽子の２重構造で外側帽子と内側帽子の間には中空部分がある。
直射日光は外部帽子で遮り、かつ中空があるので頭部への直接的な影響が少なく、発汗した汗（水）は内側帽子全体に広がり、水蒸気：気化熱（５３９カロリー）となり、風等で空中に放出され、中空部分では水蒸気（沸点以下でも水蒸気は存在、バランスが偏った場合で、水が多ければ蒸発は起こる：水の性質）が次々に発生し、内部帽子内の温度は高温にならない。汗（水）がなくなった場合には、効果なく、内側帽子に水を外部から補給する必要がある。

本発明を被った（パナマハットを外側帽子として）イメージ図 本発明を被ったイメージ図のＸ−Ｘ’断面図 本発明を被ったイメージ図のＹ−Ｙ’断面図 本発明の内側帽子の外側から見たイメージ図 本発明の内側帽子の内側から見たイメージ図 本発明内側帽子を単体で使用の外側イメージ図 本発明内側帽子を単体で使用の内側イメージ図

実施例１
空冷帽子は外側帽子（１）と内側帽子（２）で構成する。
内側帽子（２）は吸水・保水・通気の良い素材で頭部に密着（髪があり、隙間の無い密着にはならない）するクラウン（３）とすべり・サイズリボン（４）からなる。外側帽子（１）の形状は中折れ帽、野球帽、山高帽、作業帽等どれでもいいが、クラウン（３）には通風を阻害する裏地はいらない。ただ、内側帽子（２）との間に中空（５）が必要。
頭部（６）から発汗する汗を全量吸収するため、内側帽子（２）のすべり・サイズリボン（４）の位置は外側帽子（１）のすべり・サイズリボン（４）位置とほぼ同じ位置にする。

実施例２
外側帽子（１）で野球帽・バケットハットのクラウン（３）のように中空部分が取りにくい形状や女性の長い髪でポニーテールの状態等で一回で被るため、外側帽子（１）のすべり・サイズリボンの代わりにマジックテープやファスナー等取り付け、内側帽子（２）のすべり・サイズリボン（４）の反対側、外側にも設け連結し一体化する。

実施例３
風が強い、競技会等水をかぶれる体制等の場合、内側帽子（２）のクラウン（３）、すべり・サイズリボン（４）のほかにつば（７）を付け、単独で使用する。

１ 外側帽子
２ 内側帽子
３ クラウン
４ すべり・サイズリボン
５ 中空
６ 頭部
７ つば
８ 巻き
９ 帯

Claims (3)

1. 空冷帽子は外側帽子（１）と内側帽子（２）で構成する。
   内側帽子（２）は吸水・保水・通気の良い素材で頭部に密着するクラウン（３）とすべり・サイズリボン（４）からなる。外側帽子（１）の形状は中折れ帽、野球帽、山高帽、作業帽等どれでもいいが、クラウン（３）には通風を阻害する裏地はいらない。ただ、内側帽子（２）との間に中空（５）が構成できることが必須。
   頭部（６）から発汗する汗を全量吸収するため、内側帽子（２）のすべり・サイズリボン（４）の位置は外側帽子（１）のすべり・サイズリボン（４）位置とほぼ同じ位置にする。
2. 請求項１の外側帽子（１）のすべり・サイズリボンの代わりにマジックテープやファスナー等取り付け、内側帽子（２）のすべり・サイズリボン（４）の反対側、外側にも設け連結し一体化する。
3. 内側帽子（２）のクラウン（３）、すべり・サイズリボン（４）のほかにつば（７）を付け、単独で使用する。

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