JP2021179462A - 電子機器およびその製造方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】回路基板等に過度の負荷が作用するのを防止することができる電子機器と、その製造方法とを提供する。【解決手段】電子機器1は、表示パネル3、保護板5およびバックライトユニット7を備えている。電子機器1は、一方向に湾曲している。バックライトユニット7の背面側には第1フレキシブル回路基板23が配置されている。第1フレキシブル回路基板23と表示パネル3とを接続する第2フレキシブル回路基板第1部21aと第2フレキシブル回路基板第2部21bとが配置されている。第1フレキシブル回路基板23には、第1フレキシブル基板23の長さを調整する長さ調整部24が設けられている。【選択図】図2

Description

本開示は、電子機器およびその製造方法に関する。
電子機器として、液晶または有機EL(Electro Luminescence)等を用いた表示パネルを備えた電子機器がある。このような表示パネルを備えた電子機器には、電子機器を駆動するために、可撓性を有する複数のフレキシブル回路基板(FPC:Flexible Printed Circuit)が配置されている(特許文献1および特許文献2)。
電子機器には、その複数のフレキシブル回路基板間を電気的に接続するために、さらに、回路基板が配置されている。そのような回路基板の一例として、リジッドなプリント配線基板(PCB:Print Circuit Board)がある。また、回路基板の他の例として、可撓性を有するフレキシブル回路基板がある。プリント配線基板は、ガラスエポキシの基材に銅箔パターンが形成された配線基板である。フレキシブル回路基板は、可撓性を有するポリイミドフィルムの基材に銅箔パターンが形成された配線基板である。
表示パネルの基材として、ガラス等の絶縁性基板が用いられている。絶縁性基板の周辺部には、電極端子が配置されている。一方、複数のフレキシブル回路基板にも、表示パネルとの電気的な接続を行うための電極端子が設けられている。フレキシブル回路基板の電極端子と、絶縁性基板の電極端子とは、異方性導電膜(ACF:Anisotropic Conductive Film)によって電気的に接続されている。また、複数のフレキシブル回路基板の電極端子と回路基板の電極端子も、異方性導電膜によって電気的に接続されている。
表示パネルの絶縁性基板の背面側にはバックライトユニットが配置されている。複数のフレキシブル回路基板は、表示パネル側からそのバックライトユニットの背面側に回り込むように配置されている。回路基板は、そのバックライトユニットの背面に対向するように配置されている。
特開平5−34713号公報 特開平9−43579号公報
近年、表示パネルを備えた電子機器では、表示パネルを湾曲状に形成した電子機器が求められている。表示パネルを湾曲状とするには、絶縁性基板も湾曲状にすることが求められる。絶縁性基板を湾曲状とした場合には、湾曲状の絶縁性基板とフレキシブル回路基板および回路基板との電気的な接続を行い、その回路基板等をバックライトの背面側に配置させようとする際に、回路基板等に過度の負荷が作用するという問題があった。
本開示は、上記問題点を解決するためになされたものであり、一つの目的は、回路基板等に過度の負荷が作用するのを防止することができる電子機器を提供することであり、他の目的は、そのような電子機器の製造方法を提供することである。
本開示に係る電子機器は、湾曲状の表示パネルと支持部材と第1フレキシブル回路基板と複数の第2フレキシブル回路基板とを備えている。支持部材は、湾曲状の表示パネルの背面に沿うように配置され、表示パネルを支持する。第1フレキシブル回路基板は、支持部材に対し、表示パネルが配置されている側とは反対側の背面側に配置されている。複数の第2フレキシブル回路基板は、表示パネルと第1フレキシブル回路基板とを電気的にそれぞれ接続する第2フレキシブル回路基板第1部および第2フレキシブル回路基板第2部を含む。湾曲状の表示パネルは、第1方向に湾曲している。第2フレキシブル回路基板第1部および第2フレキシブル回路基板第2部は、第1方向に間隔を隔てて配置されるとともに、表示パネルから第1フレキシブル回路基板へ回り込むように配置されている。第1フレキシブル回路基板は、第2フレキシブル回路基板第1部と第2フレキシブル回路基板第2部との間に対応する位置において、第1フレキシブル回路基板の第1方向の長さを調整する長さ調整部を備えている。
本開示に係る電子機器の製造方法は、以下の工程を備えている。表示パネル、第1フレキシブル回路基板、第2フレキシブル回路基板第1部、第2フレキシブル回路基板第2部および湾曲状の保護板を用意する。第1フレキシブル回路基板を、表示パネルと距離を隔てて、表示パネルにおける第1方向に延在する第1端部に沿って配置する。第2フレキシブル回路基板第1部および第2フレキシブル回路基板第2部を、第1方向に距離を隔てて、表示パネルと第1フレキシブル回路基板との間を渡す態様でそれぞれ接続する。湾曲状の保護板を、表示パネルの第1方向に沿って湾曲している態様で表示パネルに対向するように配置する。表示パネルを、湾曲状の保護板に沿って湾曲させる。湾曲状にされた表示パネルの背面側に沿うように、湾曲状の支持部材を配置する。第2フレキシブル回路基板第1部および第2フレキシブル回路基板第2部が接続された状態で、第1フレキシブル回路基板を、支持部材の背面の側に回り込ませて、支持部材の背面に配置する。第1フレキシブル回路基板を用意する工程では、第2フレキシブル回路基板第1部と第2フレキシブル回路基板第2部との間に対応する位置に、第1フレキシブル回路基板の第1方向に対応する長さを調整する長さ調整部を備えた第1フレキシブル回路基板が用意される。第1フレキシブル回路基板を支持部材の背面に配置する工程では、長さ調整部を伸ばした状態で、第1フレキシブル回路基板を支持部材の背面側に回り込ませ、第1フレキシブル回路基板が支持部材の背面に対向した状態で、長さ調整部を縮める。
本開示に係る電子機器によれば、湾曲状の支持部材の背面側に配置される第1フレキシブル回路基板に長さを調整する長さ調整部が設けられている。これにより、第1フレキシブル回路基板等を支持部材の背面側に配置させる際に、長さ調整部を伸ばすことで、第1フレキシブル回路基板に過度の負荷が作用するのを防止することができる。
本開示に係る電子機器の製造方法によれば、第1フレキシブル回路基板を用意する工程では、長さを調整する長さ調整部を備えた第1フレキシブル回路基板が用意される。これにより、第1フレキシブル回路基板を支持部材の背面に配置する工程において、長さ調整部を伸ばした状態で、第1フレキシブル回路基板を支持部材の背面側に回り込ませることで、第1フレキシブル回路基板に過度の負荷が作用するのを防止することができる。
実施の形態1に係る電子機器の斜視図である。 同実施の形態において、電子機器の分解斜視図である。 同実施の形態において、電子機器の製造方法の一工程を示す斜視図である。 同実施の形態において、図3に示す工程の後に行われる工程を示す斜視図である。 同実施の形態において、図4に示す工程の後に行われる工程を示す斜視図である。 同実施の形態において、図5に示す工程の後に行われる工程を示す斜視図である。 同実施の形態において、図6に示す工程の後に行われる工程を示す斜視図である。 同実施の形態において、図7に示す工程の後に行われる工程を示す斜視図である。 同実施の形態において、図8に示す工程の後に行われる工程を示す斜視図である。 実施の形態2に係る電子機器の斜視図である。 同実施の形態において、電子機器の分解斜視図である。 同実施の形態において、電子機器の製造方法の一工程を示す斜視図である。 同実施の形態において、図12に示す工程の後に行われる工程を示す斜視図である。 実施の形態3に係る電子機器の斜視図である。 同実施の形態において、電子機器の分解斜視図である。 同実施の形態において、電子機器の製造方法の一工程を示す斜視図である。 同実施の形態において、図16に示す工程の後に行われる工程を示す斜視図である。 各実施の形態において、電子機器における第1フレキシブル回路基板の変形例を示す斜視図である。
実施の形態1.
実施の形態1に係る、表示パネルを備えた電子機器について説明する。図1および図2に示すように、電子機器1は、表示パネル3、保護板5および支持部材としてのバックライトユニット7を備えている。表示パネル3を含む電子機器1は、一方向に湾曲している。バックライトユニット7の背面側には第1フレキシブル回路基板23が配置されている。その第1フレキシブル回路基板23と表示パネル3とを接続する第2フレキシブル回路基板21として、たとえば、2つの第2フレキシブル回路基板第1部21aと第2フレキシブル回路基板第2部21bとが配置されている。第1フレキシブル回路基板23には、第1フレキシブル回路基板23の長さを調整する長さ調整部24が設けられている。
表示パネル3は、半導体チップが、たとえば、液晶パネルの絶縁性基板9に実装されたCOG(Chip On Glass)実装方式によるものである。絶縁性基板9の上にカラーフィルタ基板11が重ね合わされている。絶縁性基板9とカラーフィルタ基板11との間に、液晶(図示せず)が封入されている。絶縁性基板9には、画素をオン・オフするための薄膜トランジスタ(TFT:Thin Film Transistor)がマトリクス状に形成されている。表示パネル3の厚さは、たとえば、1mm程度である。
カラーフィルタ基板11には、赤色(R)、緑色(G)および青色(B)のそれぞれの色の光を透過するカラーフィルタが形成されている。カラーフィルタ基板11の表面には偏光板13が貼り付けられている。絶縁性基板9の裏面にも、偏光板(図示せず)が貼り付けられている。偏光板13は、透過する光の偏向方向を制御する。
絶縁性基板9の周辺部には、カラーフィルタ基板11が位置していない領域がある。この領域には、ソースドライバIC17とゲートドライバIC19とが実装されている。ソースドライバIC17およびゲートドライバIC19のそれぞれは、異方性導電膜15を介して、絶縁性基板9に配置された電極(図示せず)と接続されている。ここでは、ソースドライバIC17として、たとえば、2つのソースドライバIC17a、17bが実装されている。ゲートドライバIC19として、たとえば、2つのゲートドライバIC19a、19bが実装されている。ソースドライバIC17およびゲートドライバIC19のそれぞれの数は一例であって、設計上の都合等によって、数が増減される。
異方性導電膜15は、熱硬化性樹脂に直径2〜5μm程度の導電性粒子を分散させて、両面テープ状に加工されたものである。導電粒子は、弾力性を有するプラスチック粒子の表面にめっきを施して導電性をもたせたものである。絶縁性基板9に配置された電極を覆うように、テープ状の異方性導電膜15を貼り付けた後、ソースドライバIC17およびゲートドライバIC19のそれぞれの電極を、絶縁性基板9に配置された対応する電極に位置合わせをし、上下方向から圧力と熱とを加える。
圧力を加えることによって、導電性粒子は潰れて扁平な形状になると同時に、導電粒子の復元力(反発力)が発生する。さらに、熱を加えることによって、熱硬化樹脂が熱硬化する。熱硬化によって、扁平な形状となった導電粒子の形状が保持されることで、導電粒子の反発力も保持されることになる。これにより、ソースドライバIC17およびゲートドライバIC19のそれぞれの電極と、絶縁性基板9に配置された対応する電極との間に位置する導電粒子が、それぞれ対応する電極に接触し、導通状態が長期にわたって保持される。
第1フレキシブル回路基板23に接続されている第2フレキシブル回路基板第1部21aの表示パネル3側の端部では、絶縁性基板9に配置された第1電極10aと異方性導電膜15eを介して接続されている。第1フレキシブル回路基板23に接続されている第2フレキシブル回路基板第2部21bの表示パネル3側の端部では、絶縁性基板9に配置された第2電極10bと異方性導電膜15fを介して接続されている。第1電極10aおよび第2電極10bは、絶縁性基板9における一方向(湾曲する方向)に延在する第1端部に沿って配置されている。なお、第2フレキシブル回路基板21は、熱膨張または吸湿膨張等を考慮して、複数設けられており、ここでは、第2フレキシブル回路基板第1部21aと第2フレキシブル回路基板第2部21bとの2つの第2フレキシブル回路基板21が配置されている。
上述した、表示パネル3を備えた電子機器1では、表示パネル3の表示を制御する信号は、外部から入力されて、第1フレキシブル回路基板23から第2フレキシブル回路基板21を経て、ソースドライバIC17とゲートドライバIC19とに入力される。ゲートドライバIC19に入力された信号によって、絶縁性基板9に形成された薄膜トランジスタがオン状態(スイッチオン)になる。
オン状態になった薄膜トランジスタへ、ソースドライバIC15から諧調電圧信号が入力されることで、各画素へ所望の電荷が充電される。各画素に充電された電荷により、絶縁性基板9とカラーフィルタ基板11との間に封入された液晶分子の姿勢が決定し、透過する光の偏向方向の変化量が決定される。透過する光の偏向方向の変化によって、偏光板13を透過する光の量が変化し、各画素の明るさが決定され、表示パネル3全体の表示が制御されることになる。
次に、上述した電子機器1の製造方法の一例について説明する。一方向に湾曲している電子機器1では、絶縁性基板9およびカラーフィルタ基板11等を湾曲にする処理が行われる。絶縁性基板9等を湾曲にするために、絶縁性基板9等の厚さを、あらかじめ薄くしておくことが必要とされる。
そこで、まず、図3に示すように、湾曲させる形状に応じて、あらかじめ研磨処理または化学処理によって厚さを薄くする処理が施された絶縁性基板9等を含む表示パネル3を用意する。絶縁性基板9の周辺部には、異方性導電膜15(15a〜15d)が配置されている。異方性導電膜15aには、ソースドライバIC17aが接続されている。異方性導電膜15bには、ソースドライバIC17bが接続されている。異方性導電膜15cには、ゲートドライバIC19aが接続されている。異方性導電膜15dには、ゲートドライバIC19bが接続されている。
さらに、絶縁性基板9の周辺部には、第2フレキシブル回路基板21が接続される異方性導電膜15(15e、15f)が配置されている。異方性導電膜15eは、ソースドライバIC17aが接続されている異方性導電膜15aと隣り合うように配置されている。異方性導電膜15fは、ソースドライバIC17bが接続されている異方性導電膜15bと隣り合うように配置されている。
次に、第1フレキシブル回路基板23と、第2フレキシブル回路基板21として第2フレキシブル回路基板第1部21aおよび第2フレキシブル回路基板第2部21bとを用意する(図4参照)。第1フレキシブル回路基板23には、第1フレキシブル回路基板23の長さを調整する長さ調整部24が設けられている。長さ調整部24は、たとえば、第1フレキシブル回路基板23の一部を折り畳んだ折り畳み部である。第2フレキシブル回路基板21および第1フレキシブル回路基板23は、いずれもポリイミドフィルムをベース材料とした配線基板であり、可撓性を有している。
次に、図4に示すように、表示パネル3と距離を隔てて、表示パネル3の一方向に沿って第1フレキシブル回路基板23を配置する。第2フレキシブル回路基板21を異方性導電膜15に接続する。第2フレキシブル回路基板第1部21aの一端側を異方性導電膜15eに載置する。第2フレキシブル回路基板第2部21bの一端側を異方性導電膜15fに載置する。次に、第2フレキシブル回路基板第1部21aおよび第2フレキシブル回路基板第2部21bのそれぞれの上方と絶縁性基板9の背面側とから加圧し、熱を加えること(熱圧着)によって、第2フレキシブル回路基板第1部21aおよび第2フレキシブル回路基板第2部21bのそれぞれの一端側が、異方性導電膜15e、15fに電気的に、かつ、物理的に接続される。
次に、第2フレキシブル回路基板第1部21aの他端側と第2フレキシブル回路基板第2部21bの他端側とを、第1フレキシブル回路基板23に接続する。第2フレキシブル回路基板第1部21aおよび第2フレキシブル回路基板第2部21bと第1フレキシブル回路基板23とは、異方性導電膜を用いて熱圧着によって接続してもよいし、挿抜式のコネクタ(図示せず)を用いて接続してもよい。挿抜式のコネクタを使用する場合には、手作業で行われる。
第1フレキシブル回路基板23の長さ調整部24は、第2フレキシブル回路基板第1部21aと第2フレキシブル回路基板第2部21bとの間に対応する位置に配置される。この長さ調整部24は、折り畳まれた状態が保持されるように、たとえば、両面テープによって仮固定されている。
次に、表示パネル3を湾曲に加工する処理を行う。図5に示すように、長手方向に湾曲した保護板5を用意する。保護板5は、たとえば、透明なガラス板または硬質の樹脂から形成されている。その保護板5を、表示パネル3の一方向(長手方向)に沿って保護板5が湾曲している配置関係となるように、表示パネル3に対向させる。
表示パネル3の一方向には、第2フレキシブル回路基板第1部21aと第2フレキシブル回路基板第2部21bとが、一方向に間隔を隔てて接続されている。なお、保護板5としては、表示パネル3が凹面となるように湾曲した形状となっているが、表示パネル3が凸面となるように湾曲した形状でもよい。
また、保護板5として、設計上の都合によって、意図的に光を透過させない領域を設けるために、黒色の塗料を印刷することで部分的にマスキングされたものでもよい。さらに、表示パネル3としてタッチパネルの機能を追加するために、あらかじめ、保護板5にセンサフィルムを貼り付けるようにしてもよいし、保護板5にセンサ基板を貼り付けるようにしてもよい。
表示パネル3は、薄い硝子板または薄い樹脂等から構成されており、所望の湾曲状に変形できる程度の柔軟性を有している。一方、保護板5は、所望の湾曲状の形状を保持しうる程度の剛性を確保するために、適度に変形しにくい厚みをもたせている。
保護板5は、粘着材27によって表示パネル3の表面に貼り付けられる。粘着材27としては、フィルム状のものでもよいし、ゲル状化させたものでもよい。また、粘着材27としては、表示パネル3の表面に形成してもよいし、保護板5の裏面(表示パネル3と対向する面)に形成されていてもよい。
次に、図6に示すように、湾曲状の保護板5に沿って表示パネル3を貼り付けることで、表示パネル3は、湾曲状の保護板5の形状を反映した湾曲状に加工される。また、第1フレキシブル回路基板23および第2フレキシブル回路基板21等も、湾曲状に加工された表示パネル3に倣うように曲面状に変形することになる。
次に、表示パネル3の背面側に、バックライトユニット7を配置する(図7参照)。バックライトユニット7は、面状の発光光源である。バックライトユニット7は、LED(Light Emitting Diode)等の発光光源、導光板、輝度を均一にするためのシート類および筺体等から構成されている。バックライトユニット7の厚さは、たとえば、5〜10mm程度である。
バックライトユニット7は、表示パネル3の形状に沿うように、あらかじめ、湾曲状に形成されている。図7に示すように、バックライトユニット7を、表示パネル3の背面側に、たとえば、両面テープまたは接着剤によって貼り合わせる。なお、バックライトユニット7を、保護板5の裏面に貼り合わされていてもよい。また、バックライトユニット7としては、導光板を有しておらず、LEDが面状に配置された態様のものでもよい。
次に、第2フレキシブル回路基板21をバックライトユニット7の背面側に回り込ませて、第1フレキシブル回路基板23をバックライトユニット7の背面側に配置する処理を行う。図8に示すように、まず、第1フレキシブル回路基板23が折り畳まれた長さ調整部24を展開する。次に、第2フレキシブル回路基板21をバックライトユニット7の背面側に回り込ませて、第1フレキシブル回路基板23をバックライトユニット7の背面側に配置する。
このとき、第1フレキシブル回路基板23の長さ調整部24が展開されて、表示パネル3の一方向に沿った長さに余剰部分が設けられることで、この作業において、第1フレキシブル回路基板23等に過度の負荷が作用するのを防止することができる。これについては、後で詳しく説明する。
次に、第1フレキシブル回路基板23をバックライトユニット7の背面側に配置させた後、図9に示すように、長さ調整部24を折り畳み、第1フレキシブル回路基板23をバックライトユニット7の背面に、たとえば、テープまたは両面テープ等によって貼り付ける。こうして、表示パネル3を備えた電子機器1が完成する。
上述した電子機器1では、バックライトユニット7の背面側に配置される第1フレキシブル回路基板23の長さを調整する長さ調整部24が設けられていることで、第1フレキシブル回路基板23をバックライトユニット7の背面側に配置させる際に、第1フレキシブル回路基板23に過度の負荷が作用するのを防止することができる。このことについて説明する。
図7に示すように、第2フレキシブル回路基板21をバックライトユニット7の背面側に回り込ませて、第1フレキシブル回路基板23をバックライトユニット7の背面側に配置する際には、第2フレキシブル回路基板第1部21aおよび第2フレキシブル回路基板第2部21bは、湾曲状に加工された表示パネル3に倣うように曲面状に変形している。さらに、その曲面状に変形した第2フレキシブル回路基板第1部21aおよび第2フレキシブル回路基板第2部21bに倣うように、第1フレキシブル回路基板23も曲面状に変形している。
具体的に、第2フレキシブル回路基板21をバックライトユニット7の背面側に回り込ませる前の状態では、回路基板の表面25aが凹(表面25bが凸)となるように第1フレキシブル回路基板23が曲面状に変形している。その状態から、第2フレキシブル回路基板21をバックライトユニット7の背面側に回り込ませて、第1フレキシブル回路基板23をバックライトユニット7の背面側に配置した状態では、回路基板の表面25aが凸(表面25bが凹)となるように第1フレキシブル回路基板23が曲面状に変形することになる。
ここで、比較例として、長さ調整部24を有していないフレキシブル回路基板を適用した場合を想定する。第2フレキシブル回路基板第1部21aおよび第2フレキシブル回路基板第2部21bと比較例に係るフレキシブル回路基板とが曲面状に変形している状態から、第2フレキシブル回路基板21をバックライトユニット7の背面側に回り込ませようとすると、比較例に係るフレキシブル回路基板には、第2フレキシブル回路基板第1部21aと第2フレキシブル回路基板第2部21bとの間で張力を受けることになる。このため、フレキシブル回路基板をバックライトユニットの背面側に配置しにくくなる。また、フレキシブル回路基板を無理に配置させようとすると、フレキシブル回路基板等に過度の負荷が作用し、局所的に座屈するなどして、配線が断線するおそれがある。
表示パネル3のサイズが大きくなるほど、フレキシブル回路基板等に作用する負荷が大きくなる傾向にある。また、湾曲状の表示パネル3等の曲率が小さくなるほど、フレキシブル回路基板等に作用する負荷が大きくなる傾向にある。
比較例に係るフレキシブル回路基板に対して、上述した第1フレキシブル回路基板23には、第1フレキシブル回路基板23の長さを調整する長さ調整部24が設けられている。これにより、第2フレキシブル回路基板第1部21aおよび第2フレキシブル回路基板第2部21bと第1フレキシブル回路基板23とが曲面状に変形している状態から、第1フレキシブル回路基板23をバックライトユニット7の背面側に配置させる際に、長さ調整部24を展開することで、第1フレキシブル回路基板23等に作用する負荷(張力)に対して、第1フレキシブル回路基板23等が変形しやすくなる。その結果、第1フレキシブル回路基板23に過度の負荷が作用するのを防止しながら、第1フレキシブル回路基板23をバックライトユニット7の背面側に配置することができる。
なお、上述した電子機器1では、表示パネルが湾曲する一方向に沿って表示パネル3に接続される第2フレキシブル回路基板21として、第2フレキシブル回路基板第1部21aと第2フレキシブル回路基板第2部21bとの2つを例に挙げて説明した。第2フレキシブル回路基板21の数としては、2つに限られず、3つ以上に増やし、その数に応じて、長さ調整部24を増やすようにしてもよい。
また、第1フレキシブル回路基板23をバックライトユニット7の背面側へ配置する際の第1フレキシブル回路基板23等に作用する負荷の状況によっては、長さ調整部24を選択的に設けるようにしてもよい。すなわち、フレキシブル回路基板12とフレキシブル回路基板12との間に対応する部分において、長さ調整部を設ける箇所と、長さ調整部を設けない箇所とを選択的に配置するようにしてもよい。
実施の形態2.
実施の形態2に係る、表示パネルを備えた電子機器について説明する。図10および図11に示すように、電子機器1は、表示パネル3、保護板5およびバックライトユニット7を備えている。表示パネル3を含む電子機器1は、一方向に湾曲している。
ここでは、表示パネル3として、低温(約600℃以下)のもとで形成される多結晶シリコンを使用したLTPS(Low Temperature Poly Silicon)方式による表示パネル3が適用されている。なお、これ以外の構成については、図1等に示される、表示パネル3を備えた電子機器1の構成と同様なので、同一部材には同一符号を付し、必要である場合を除きその説明を繰り返さないこととする。
前述したように、表示パネル3の絶縁性基板9には、画素をオン・オフする薄膜トランジスタがマトリクス状に形成されている。LTPS方式の表示パネル3では、絶縁性基板9に薄膜トランジスタを形成する際に、ソースドライバICおよびゲートドライバICのそれぞれに対応する半導体素子も、併せて絶縁性基板9内の領域に形成される。このため、図11に示すように、絶縁性基板9には、ソースドライバICおよびゲートドライバICが、電子部品として絶縁性基板9の周辺部に実装された態様では位置していない。
上述した、表示パネル3を備えた電子機器1では、表示パネル3の表示を制御する信号は、外部から入力されて、第1フレキシブル回路基板23から第2フレキシブル回路基板21を経て、絶縁性基板9に形成されたソースドライバICとゲートドライバIC(いずれも図示せず)とに入力される。ゲートドライバICに入力された信号によって、絶縁性基板9に形成された薄膜トランジスタがオン状態(スイッチオン)になる。
オン状態になった薄膜トランジスタへ、ソースドライバICから諧調電圧信号が入力されることで、各画素へ所望の電荷が充電される。各画素に充電された電荷により、液晶分子の姿勢が決定し、透過する光の偏向方向の変化量が決定される。透過する光の偏向方向の変化によって、偏光板13を透過する光の量が変化し、各画素の明るさが決定され、表示パネル3全体の表示が制御されることになる。
次に、上述した電子機器1の製造方法の一例について説明する。まず、図12に示すように、湾曲させる形状に応じて、厚さを薄くする処理が施された絶縁性基板9等を含む表示パネル3を用意する。この表示パネル3では、絶縁性基板9に薄膜トランジスタを形成する工程に併せて、ソースドライバICおよびゲートドライバICのそれぞれに対応する半導体素子も、絶縁性基板9内の領域に形成される。
次に、第1フレキシブル回路基板23と、第2フレキシブル回路基板第1部21aおよび第2フレキシブル回路基板第2部21b(第2フレキシブル回路基板21)とを用意する(図13参照)。第1フレキシブル回路基板23には、第1フレキシブル回路基板23の長さを調整する長さ調整部24が設けられている。
次に、図4に示す工程と同様の工程を経て、図13に示すように、第2フレキシブル回路基板第1部21aの一端側を、異方性導電膜15eに電気的に、かつ、物理的に接続する。第2フレキシブル回路基板第2部21bの一端側を、異方性導電膜15fに電気的に、かつ、物理的に接続する。第2フレキシブル回路基板第1部21aの他端側と第2フレキシブル回路基板第2部21bの他端側とを、第1フレキシブル回路基板23に接続する。その後、図5〜図9に示す工程と同様の工程を経て、図10に示される、表示パネル3を備えた電子機器1が完成する。
上述した電子機器1では、前述した電子機器1と同様に、バックライトユニット7の背面側に配置される第1フレキシブル回路基板23に長さを調整する長さ調整部24が設けられていることで、第1フレキシブル回路基板23をバックライトユニット7の背面側に配置させる際に、第1フレキシブル回路基板23等に過度の負荷が作用するのを防止することができる。
さらに、上述した電子機器1では、絶縁性基板9には、ソースドライバICおよびゲートドライバICが、電子部品として絶縁性基板9の周辺部に実装された態様では位置していない。これにより、第2フレキシブル回路基板21をバックライトユニット7の背面側に回り込ませる際に、ソースドライバICまたはゲートドライバICが破損するのをなくすことができる。また、ソースドライバICおよびゲートドライバICのそれぞれと絶縁性基板9とを接続している部分が剥がれるリスクをなくすことができる。その結果、湾曲状の表示パネル3を備えた電子機器1として、品質をより向上させることができる。
実施の形態3.
実施の形態3に係る、表示パネルを備えた電子機器について説明する。図14および図15に示すように、電子機器1は、表示パネル3、保護板5およびバックライトユニット7を備えている。表示パネル3を含む電子機器1は、一方向に湾曲している。
ここでは、表示パネル3として、COF(Chip On Film)方式による表示パネル3が適用されている。COF方式の表示パネル3には、一方向に距離を隔てて第2フレキシブル回路基板第1部21aと第2フレキシブル回路基板第2部21bとが接続されている。一方向と交差する他の方向に距離を隔てて第2フレキシブル回路基板第3部21cと第2フレキシブル回路基板第4部21dとが接続されている。
第2フレキシブル回路基板第3部21cの表示パネル3側の端部では、絶縁性基板9に配置された第3電極10cと異方性導電膜15gを介して接続されている。第2フレキシブル回路基板第4部21dの表示パネル3側の端部では、絶縁性基板9に配置された第4電極10dと異方性導電膜15hを介して接続されている。第3電極10cおよび第4電極10dは、絶縁性基板9における一方向(湾曲する方向)と交差する他の方向に延在する第2端部に沿って配置されている。
ソースドライバIC17aが第2フレキシブル回路基板第1部21aの裏面(絶縁性基板9側)に実装されている。ソースドライバIC17bが第2フレキシブル回路基板第2部21bの裏面(絶縁性基板9側)に実装されている。ゲートドライバIC19aが第2フレキシブル回路基板第3部21cの裏面(絶縁性基板9側)に実装されている。ゲートドライバIC19bが第2フレキシブル回路基板第4部21dの裏面(絶縁性基板9側)に実装されている。
なお、これ以外の構成については、図1等に示される、表示パネル3を備えた電子機器1の構成と同様なので、同一部材には同一符号を付し、必要である場合を除きその説明を繰り返さないこととする。
上述した、表示パネル3を備えた電子機器1では、表示パネル3の表示を制御する信号は、外部から入力されて、第1フレキシブル回路基板23から第2フレキシブル回路基板21を経て、ソースドライバIC17とゲートドライバIC19とに入力される。ゲートドライバIC19に入力された信号によって、絶縁性基板9に形成された薄膜トランジスタがオン状態(スイッチオン)になる。
オン状態になった薄膜トランジスタへ、ソースドライバIC17から諧調電圧信号が入力されることで、各画素へ所望の電荷が充電される。各画素に充電された電荷により、液晶分子の姿勢が決定し、透過する光の偏向方向の変化量が決定される。透過する光の偏向方向の変化によって、偏光板13を透過する光の量が変化し、各画素の明るさが決定され、表示パネル3全体の表示が制御されることになる。
次に、上述した電子機器1の製造方法の一例について説明する。まず、図16に示すように、湾曲させる形状に応じて、厚さを薄くする処理が施された絶縁性基板9等を含む表示パネル3を用意する。絶縁性基板9の周辺部には、第2フレキシブル回路基板21が接続される異方性導電膜15(15e、15f、15g、15h)が配置されている。異方性導電膜15e、15fは、絶縁性基板9における一方向に延在する部分に距離を隔てて配置されている。異方性導電膜15g、15hは、絶縁性基板9における一方向と交差する他の方向に延在する部分に距離を隔てて配置されている。
次に、第1フレキシブル回路基板23と、第2フレキシブル回路基板第1部21a、第2フレキシブル回路基板第2部21b、第2フレキシブル回路基板第3部21cおよび第2フレキシブル回路基板第4部21d(第2フレキシブル回路基板21)とを用意する(図17参照)。
第2フレキシブル回路基板第1部21aには、ソースドライバIC17aが接続されている。第2フレキシブル回路基板第2部21bには、ソースドライバIC17bが接続されている。第2フレキシブル回路基板第3部21cには、ゲートドライバIC19aが接続されている。第2フレキシブル回路基板第4部21dには、ゲートドライバIC19bが接続されている。第1フレキシブル回路基板23には、長さ調整部24が設けられている。
次に、図17に示すように、表示パネル3と距離を隔てて、表示パネル3の一方向に沿って第1フレキシブル回路基板23を配置する。次に、図4に示す工程と同様の工程を経て、第2フレキシブル回路基板第1部21aの一端側を、異方性導電膜15eに電気的に、かつ、物理的に接続する。第2フレキシブル回路基板第2部21bの一端側を、異方性導電膜15fに電気的に、かつ、物理的に接続する。第2フレキシブル回路基板第1部21aの他端側と第2フレキシブル回路基板第2部21bの他端側とを、第1フレキシブル回路基板23に接続する。
また、第2フレキシブル回路基板第3部21cの一端側を、異方性導電膜15gに電気的に、かつ、物理的に接続する。第2フレキシブル回路基板第4部21dの一端側を、異方性導電膜15hに電気的に、かつ、物理的に接続する。その後、図5〜図9に示す工程と同様の工程を経て、図14に示される、表示パネル3を備えた電子機器1が完成する。
上述した電子機器1では、実施の形態1において説明した電子機器1と同様に、バックライトユニット7の背面側に配置される第1フレキシブル回路基板23に長さを調整する長さ調整部24が設けられていることで、第1フレキシブル回路基板23をバックライトユニット7の背面側に配置させる際に、第1フレキシブル回路基板23に過度の負荷が作用するのを防止することができる。
さらに、上述した電子機器1では、ソースドライバIC17は、第2フレキシブル回路基板第1部21aおよび第2フレキシブル回路基板第2部21bに接続されており、ソースドライバIC17は、絶縁性基板9に直接接続されていない。また、ゲートドライバIC19は、第2フレキシブル回路基板第3部21cおよび第2フレキシブル回路基板第4部21dに接続されており、ゲートドライバIC19は、絶縁性基板9に直接接続されていない。これにより、ソースドライバIC17およびゲートドライバIC19をあらかじめ薄く形成する必要がなくなる。
なお、各実施の形態において説明した電子機器1における第1フレキシブル回路基板23の長さ調整部24として、折り畳み部を例に挙げて説明した。長さ調整部24としては、折り畳み部に限られず、たとえば、あらかじめ、立体的になるように形状が整えられている態様のものでもよい。立体的な形状としては、一の第2フレキシブル回路基板21と他の第2フレキシブル回路基板21との間の距離に整合する形状であれば、特に制約はない。たとえば、図18に示すように、長さ調整部24として、尖った屋根の形状であってもよく、また、円筒状の形状または凸状の形状でもよい。
また、各実施の形態において説明した、表示パネルを備えた電子機器では、支持部材としてバックライトユニット7を例に挙げたが、たとえば、マグネシウム等の筐体を配置してもよい。各実施の形態において説明した、表示パネルを備えた電子機器については、必要に応じて種々組み合わせることが可能である。
今回開示された実施の形態は例示であってこれに制限されるものではない。本開示は上記で説明した範囲ではなく、特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲でのすべての変更が含まれることが意図される。
本開示は、フレキシブル回路基板を適用した表示パネルを備えた電子機器に有効に利用される。
1 電子機器、3 表示パネル、5 保護板、7 バックライトユニット、9 絶縁性基板、10a 第1電極、10b 第2電極、10c 第3電極、10d 第4電極、11 カラーフィルタ基板、13 偏光板、15、15a、15b、15c、15d、15e、15f、15g、15h 異方性導電膜、17、17a、17b ソースドライバIC、19、19a、19b ゲートドライバIC、21 第2フレキシブル回路基板、21a 第2フレキシブル回路基板第1部、21b 第2フレキシブル回路基板第2部、21c 第2フレキシブル回路基板第3部、21d 第2フレキシブル回路基板第4部、23 第1フレキシブル回路基板、24 長さ調整部、25a、25b 表面、27 粘着材。

Claims (11)

  1. 湾曲状の表示パネルと、
    湾曲状の前記表示パネルの背面に沿うように配置され、前記表示パネルを支持する支持部材と、
    前記支持部材に対し、前記表示パネルが配置されている側とは反対側の背面側に配置された第1フレキシブル回路基板と、
    前記表示パネルと前記第1フレキシブル回路基板とを電気的にそれぞれ接続する第2フレキシブル回路基板第1部および第2フレキシブル回路基板第2部を含む複数の第2フレキシブル回路基板と
    を備え、
    湾曲状の前記表示パネルは、第1方向に湾曲し、
    前記第2フレキシブル回路基板第1部および前記第2フレキシブル回路基板第2部は、前記第1方向に間隔を隔てて配置されるとともに、前記表示パネルから前記第1フレキシブル回路基板へ回り込むように配置され、
    前記第1フレキシブル回路基板は、前記第2フレキシブル回路基板第1部と前記第2フレキシブル回路基板第2部との間に対応する位置において、前記第1フレキシブル回路基板の前記第1方向の長さを調整する長さ調整部を備えた、電子機器。
  2. 前記表示パネルは絶縁性基板を含み、
    前記絶縁性基板には、前記第1方向に延在する第1端部に沿って第1電極および第2電極が形成され、
    前記第2フレキシブル回路基板第1部は、前記第1電極に接続され、
    前記第2フレキシブル回路基板第2部は、前記第2電極に接続された、請求項1記載の電子機器。
  3. 前記絶縁性基板には、前記表示パネルの表示を制御する信号が入力されるドライバ回路が形成され、
    前記ドライバ回路は、第1電子部品として前記絶縁性基板に実装された、請求項2記載の電子機器。
  4. 前記絶縁性基板には、前記表示パネルの表示を制御する信号が入力されるドライバ回路が形成された、請求項2記載の電子機器。
  5. 前記表示パネルには、前記表示パネルの表示を制御する信号が入力されるドライバ回路が形成され、
    前記ドライバ回路は、第2電子部品として少なくとも前記第2フレキシブル回路基板第1部に実装された、請求項2記載の電子機器。
  6. 前記第2フレキシブル回路基板は、前記表示パネルから前記支持部材の背面側へ回り込むように配置された第2フレキシブル回路基板第3部を含み、
    前記ドライバ回路は、第3電子部品を含み、
    前記絶縁性基板には、前記第1方向と交差する第2方向に延在する第2端部に沿って第3電極が形成され、
    前記第2フレキシブル回路基板第3部は、前記第3電極に接続され、
    前記第3電子部品は、前記第2フレキシブル回路基板第3部に実装された、請求項5記載の電子機器。
  7. 前記支持部材はバックライトを含む、請求項1〜6のいずれか1項に記載の電子機器。
  8. 湾曲状の前記表示パネルに沿うように配置され、前記表示パネルを保護する保護板を備えた、請求項1〜7のいずれか1項に記載の電子機器。
  9. 表示パネル、第1フレキシブル回路基板、第2フレキシブル回路基板第1部、第2フレキシブル回路基板第2部および湾曲状の保護板を用意する工程と、
    前記第1フレキシブル回路基板を、前記表示パネルと距離を隔てて、前記表示パネルにおける第1方向に延在する第1端部に沿って配置する工程と、
    前記第2フレキシブル回路基板第1部および前記第2フレキシブル回路基板第2部を、前記第1方向に距離を隔てて、前記表示パネルと前記第1フレキシブル回路基板との間を渡す態様でそれぞれ接続する工程と、
    湾曲状の前記保護板を、前記表示パネルの前記第1方向に沿って湾曲している態様で前記表示パネルに対向するように配置する工程と、
    前記表示パネルを、湾曲状の前記保護板に沿って湾曲させる工程と、
    湾曲状にされた前記表示パネルの背面側に沿うように、湾曲状の支持部材を配置する工程と、
    前記第2フレキシブル回路基板第1部および前記第2フレキシブル回路基板第2部が接続された状態で、前記第1フレキシブル回路基板を、前記支持部材の背面の側に回り込ませて、前記支持部材の前記背面に配置する工程と
    を有し、
    前記第1フレキシブル回路基板を用意する工程では、前記第2フレキシブル回路基板第1部と前記第2フレキシブル回路基板第2部との間に対応する位置に、前記第1フレキシブル回路基板の前記第1方向に対応する長さを調整する長さ調整部を備えた前記第1フレキシブル回路基板が用意され、
    前記第1フレキシブル回路基板を前記支持部材の前記背面に配置する工程では、
    前記長さ調整部を伸ばした状態で、前記第1フレキシブル回路基板を前記支持部材の前記背面側に回り込ませ、
    前記第1フレキシブル回路基板が前記支持部材の前記背面に対向した状態で、前記長さ調整部を縮める、電子機器の製造方法。
  10. 前記第1フレキシブル回路基板を用意する工程では、前記長さ調整部として、前記第1フレキシブル回路基板の部分が折り畳まれた折り畳み部を有する前記第1フレキシブル回路基板が用意される、請求項9記載の電子機器の製造方法。
  11. 前記支持部材を用意する工程では、前記支持部材としてバックライトが用意される、請求項9または10に記載の電子機器の製造方法。
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