JP2021179229A - Buffer - Google Patents
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Abstract
Description
本開示は、建築物、自動車、鉄道車両等の振動を緩衝するのに好適に用いられる緩衝器に関する。 The present disclosure relates to a shock absorber suitably used for cushioning vibration of a building, an automobile, a railroad vehicle, or the like.
一般的に、地震による建築物の振動、自動車、鉄道車両が走行するときの振動を抑制するのに緩衝器が用いられている。この緩衝器は、作動油等の流体が封入された有底筒状のシリンダと、シリンダ内に配置され摺動するピストンと、ピストンに一端が連結し、他端がシリンダの一端から突出するピストンロッドと、を備えている。 Generally, a shock absorber is used to suppress the vibration of a building due to an earthquake and the vibration when an automobile or a railroad vehicle travels. This shock absorber has a bottomed cylindrical cylinder filled with fluid such as hydraulic oil, a piston that slides inside the cylinder, and a piston that has one end connected to the piston and the other end projects from one end of the cylinder. It is equipped with a rod.
ここで、緩衝器の外面を塗装する場合には、シリンダ内に出入りするピストンロッドの露出部分に塗料が付着しないように、ピストンロッドの露出部分をマスキングして塗装が行われていた。一方、緩衝器を塗装するときのマスキング作業を省略するために、ピストンロッドを最縮小状態とした状態で緩衝器を保持する保持装置が考案されている(特許文献1)。 Here, when painting the outer surface of the shock absorber, the exposed portion of the piston rod is masked so that the paint does not adhere to the exposed portion of the piston rod that goes in and out of the cylinder. On the other hand, in order to omit the masking work when painting the shock absorber, a holding device for holding the shock absorber in a state where the piston rod is in the fully contracted state has been devised (Patent Document 1).
しかし、特許文献1の発明のように緩衝器と別個に保持装置を設けた場合には、コストが嵩むばかりか、緩衝器の着脱作業が必要になって作業性の低下を招くという問題がある。そこで、緩衝器には、緩衝器自体にピストンロッドを最縮小状態に保持する機能を持たせたものがある(特許文献2〜4)。
However, when the holding device is provided separately from the shock absorber as in the invention of Patent Document 1, there is a problem that not only the cost increases but also the work of attaching and detaching the shock absorber becomes necessary and the workability is deteriorated. .. Therefore, some shock absorbers have a function of holding the piston rod in the fully contracted state in the shock absorber itself (
特許文献2〜4の発明は、同機能の係合部材を備えている。この係合部材は、ピストンロッドをシリンダ内に大きく押し込んだ状態で、シリンダとピストンロッドとを相対的に回転させることにより互いを係合させ、ピストンロッドを最縮小状態に保持するものである。一方、逆方向に相対回転することで、係合部材は、係合を解除してピストンロッドの伸長を許す構造となっている。
The inventions of
ところで、特許文献2〜4の発明では、係合部材による係合を解除しない状態で、ピストンロッドが引っ張られた場合、係合部材が破損する虞がある。このように、係合部材が破損した場合には、係合部材の破片が緩衝器内の油室に浮遊することになり、動作不良等を生じる虞がある。
By the way, in the inventions of
本発明の一実施形態の目的は、簡単な作業でピストンロッドを最縮小状態にすることができる上に、ピストンロッドが無理に引っ張られた場合でも損傷することなく係合を解除できるようにした緩衝器を提供することにある。 An object of the embodiment of the present invention is that the piston rod can be brought into the fully contracted state by a simple operation, and even if the piston rod is forcibly pulled, it can be disengaged without being damaged. To provide a shock absorber.
本発明の一実施形態は、流体が封入された有底筒状のシリンダと、前記シリンダ内に配置され摺動するピストンと、前記ピストンに一端が連結し、他端が前記シリンダの一端から突出するピストンロッドと、前記シリンダの前記ピストンよりも底部側に固定された固定バルブと、前記ピストンと前記固定バルブとの間に設けられ、前記ピストンを前記固定バルブ近傍に固定する係合部材と、を有し、前記係合部材は、前記ピストンロッドまたは前記固定バルブの一方に取付けられ、先端が鉤状となった第1の部材と、前記ピストンロッドまたは前記固定バルブの他方に取付けられ、外周部が円状の板材からなる第2の部材と、を有し、前記第1の部材と前記第2の部材とは、前記ピストンロッドが前記固定バルブに近づいたときに、少なくともいずれか一方が弾性変形してから係合状態になることを特徴とする。 In one embodiment of the present invention, a bottomed tubular cylinder in which fluid is sealed, a piston arranged in the cylinder and sliding, one end is connected to the piston, and the other end protrudes from one end of the cylinder. A piston rod, a fixed valve fixed to the bottom side of the cylinder with respect to the piston, and an engaging member provided between the piston and the fixed valve to fix the piston in the vicinity of the fixed valve. The engaging member is attached to one of the piston rod or the fixed valve and has a hook-shaped tip, and is attached to the other of the piston rod or the fixed valve and has an outer circumference. A second member having a portion made of a circular plate material, and the first member and the second member have at least one of the first member and the second member when the piston rod approaches the fixed valve. It is characterized in that it is elastically deformed and then engaged.
本発明の一実施形態によれば、簡単な作業でピストンロッドを最縮小状態にすることができる上に、ピストンロッドが無理に引っ張られた場合でも損傷することなく係合を解除することができる。 According to one embodiment of the present invention, the piston rod can be brought to the minimum contracted state by a simple operation, and even if the piston rod is forcibly pulled, the engagement can be disengaged without damage. ..
以下、本発明の実施形態に係る緩衝器を、例えば、地震によって建築物に作用する振動を抑制する油圧緩衝器として用いた場合を例に挙げ、添付図面に従って詳細に説明する。 Hereinafter, a case where the shock absorber according to the embodiment of the present invention is used as, for example, a hydraulic shock absorber that suppresses vibration acting on a building due to an earthquake will be taken as an example, and will be described in detail with reference to the accompanying drawings.
図1ないし図6は、本発明の第1の実施形態を示している。この第1の実施形態では、第1の部材は、ピストンロッドに配置され、第2の部材は、固定バルブに配置されている場合を例示している。油圧緩衝器1は、後述のシリンダ2、ピストン3、ピストンロッド4、ロッドガイド5、オイルシール6、ダストシール7、固定バルブ8、係合部材10、ブラケット13を含んで構成されている。
1 to 6 show a first embodiment of the present invention. In this first embodiment, the case where the first member is arranged on the piston rod and the second member is arranged on the fixed valve is exemplified. The hydraulic shock absorber 1 includes a
シリンダ2は、有底筒状に形成されている。シリンダ2内には、流体として作動油等が封入されている。流体としては、作動油に限らず、例えば添加剤を混在させた水等を用いることができる。
The
また、シリンダ2の一端は、開口端2Aとなり、この開口端2Aからは、後述のピストンロッド4が突出している。一方、シリンダ2の他端は、ボトムキャップ2Bによって閉塞されている。さらに、シリンダ2には、軸方向に間隔をもって内周側に突出した複数本、例えば、3本の全周かしめ部2C,2D,2Eが設けられている。一端側の全周かしめ部2Cは、開口端2Aの近傍に配置されている。全周かしめ部2D,2Eは、後述する固定バルブ8を固定するもので、ボトムキャップ2Bから離れた位置に固定バルブ8の軸方向寸法に応じた間隔をもって配置されている。なお、かしめ部としては、全周かしめ部2C,2D,2E以外にも、周方向の複数箇所、例えば4点や6点といった部分かしめとしてもよい。また、かしめ部と同様に内周側に突出する構造は、カール加工等の他の加工手段を用いて形成することもできる。
Further, one end of the
図2、図3に示すように、開口端2Aは、全周かしめ部2C,2D,2Eと同様に、内周側に突出するように縮径して形成されている。これにより、開口端2Aは、全周かしめ部2Cとの間に後述のロッドガイド5、オイルシール6を固定している。さらに、シリンダ2のボトムキャップ2Bには、建築物の構造体にブラケット(いずれも図示せず)を介して取付けられるボトム側取付ブラケット2Fが取付けられている。
As shown in FIGS. 2 and 3, the
ピストン3は、シリンダ2内に軸方向に移動(摺動)可能に配置されている。ピストン3は、シリンダ2内をピストンロッド4側の第1油室Aと固定バルブ8側の第2油室Bとに分画している。ピストン3には、当該ピストン3がシリンダ2内を変位したときに第1油室Aと第2油室Bとの間で作動油を流通させる流路3A,3Bと、流路3A,3Bを流通する作動油に減衰力を付与するディスクバルブを含む減衰力発生機構3C,3Dとが設けられている。ピストン3は、流路3A,3Bを覆うように減衰力発生機構3C,3Dを配置し、これらに挿通したピストンロッド4の一端に後述の第1の部材11を螺着することにより、ピストンロッド4に取付けられている。
The
ピストンロッド4は、ピストン3に一端側が連結され、他端がシリンダ2の一端から突出している。ピストンロッド4は、ピストン3に挿通される小径部4Aと、小径部4Aの他端からシリンダ2内を開口端2A側に延び、小径部4Aよりも大径な大径部4Bと、小径部4Aの先端側に設けられたねじ部4Cとを備えている。また、大径部4Bの他端には、建築物の構造体にブラケット(いずれも図示せず)を介して取付けられるロッド側取付ブラケット4Dが取付けられている。
One end of the
ロッドガイド5は、シリンダ2の一端を閉塞するために、開口端2Aに設けられている。ロッドガイド5は、後述のオイルシール6、ダストシール7と一緒に閉塞部材を構成している。ロッドガイド5は、シリンダ2とピストンロッド4との隙間を塞ぐ円環状体として形成されている。また、ロッドガイド5の内周側には、ピストンロッド4が摺接する円筒状のブッシュ5Aが挿嵌されている。
The rod guide 5 is provided at the
ロッドガイド5の一端側には、径方向の外側に位置して環状の端面部5Bが形成されている。この端面部5Bは、シリンダ2の一端側に位置し、シリンダ2の開口端2Aよりも他端側、即ち、シリンダ2の内部に引っ込んだ位置に配置されている。一方、ロッドガイド5の他端には、オイルシール6が対面して設けられている。ロッドガイド5とオイルシール6とは、外周側がシリンダ2の開口端2Aと全周かしめ部2Cとの間に固定されている。オイルシール6は、第1油室A内の作動油が外部に漏れるのを防止している。
An annular end face portion 5B is formed on one end side of the rod guide 5 so as to be located on the outer side in the radial direction. The end face portion 5B is located on one end side of the
ダストシール7は、ロッドガイド5の端面部5Bの内径側に設けられている。ダストシール7は、ピストンロッド4の大径部4Bに付着した塵埃等のダストが大径部4Bとブッシュ5Aとの間に進入するのを防止している。
The
固定バルブ8は、シリンダ2内に位置してピストン3よりも底部側となるボトムキャップ2B側に固定されている。固定バルブ8は、シリンダ2内に固定された円環状のベースブロック8Aと、ベースブロック8Aの軸中心に設けられたバルブボディ8Bと、バルブボディ8Bに取付けられたディスクバルブを含む減衰力発生機構(図示せず)とにより構成されている。そして、ベースブロック8Aは、外周側がシリンダ2の全周かしめ部2D,2E間に固定されている。これにより、固定バルブ8は、シリンダ2内に第2油室Bと分画されたリザーバ油室Cを形成している。このリザーバ油室Cは、ピストンロッド4の縮小時(縮み行程)に当該ピストンロッド4の進入体積分の作動油を逃がすための油室である。
The fixed
ここで、バルブボディ8Bの軸中心には、軸方向に貫通してボルト8Cが設けられている。ボルト8Cの先端側は、ピストンロッド4に向けて延び、その先端にはナット8Dが螺着されている。ボルト8Cとナット8Dは、バルブボディ8Bに減衰力発生機構を固定する機能と、後述の第2の部材12を固定する機能とを併せ持っている。
Here, a
フリーピストン9は、シリンダ2内に位置して、ボトムキャップ2Bと固定バルブ8との間に摺動可能に挿嵌されている。これにより、フリーピストン9は、ボトムキャップ2Bと固定バルブ8との間の空間を、固定バルブ8側のリザーバ油室Cと、ボトムキャップ2B側のガス室Dとに分画している。ガス室Dには、リザーバ油室Cが拡大、縮小(フリーピストン9が摺動)するのを許容するためのガスが封入されている。
The
次に、本発明の特徴部分となる係合部材10の構成、機能等について述べる。
Next, the configuration, function, and the like of the engaging
係合部材10は、ピストン3と固定バルブ8との間に設けられている。係合部材10は、ピストン3を固定バルブ8の近傍に固定する。即ち、係合部材10は、ピストン3と連結されたピストンロッド4を、シリンダ2内に最も進入した最縮小状態で固定する。一方で、係合部材10は、ピストンロッド4の最縮小状態におけるガス室D内の圧力がピストン3を介してピストンロッド4を伸長させようとする力よりも大きな引っ張り力で伸長方向に引っ張られたときに、ピストン3およびピストンロッド4の固定(係合)を解除することができる。係合部材10は、後述する第1の部材11と第2の部材12とにより構成されている。
The engaging
第1の部材11は、ピストンロッド4に取付けられている。第1の部材11は、ピストン3をピストンロッド4に固定するナットを兼ねている。図4、図6に示すように、第1の部材11は、6つの辺を有する六角形状のナット部11Aと、6辺のうち対面する2辺に設けられた一対の腕部11Bとを含む一体物として構成されている。
The
一対の腕部11Bは、ナット部11Aから固定バルブ8に向けて平行に延びた板体として形成されている。一対の腕部11Bの長さ寸法は、ピストンロッド4の最縮小状態で先端部が第2の部材12を越える寸法に設定されている。ここで、一対の腕部11Bは、ピストンロッド4が引っ張られたときに、第2の部材12が変形する前に、変形して後述の爪部11Cが第2の部材12から外れることがないように強度(剛性)が設定されている。
The pair of
一対の腕部11Bの先端部には、互いに対向する方向(接近する方向)に突出して鉤状の爪部11Cが設けられている。爪部11Cは、傾斜面11C1と平面11C2を備えた三角爪として形成されている。傾斜面11C1は、ピストンロッド4を最縮小位置に向けて押し込んだときに、第2の部材12の周縁に接触することで、第1の部材11の腕部11Bと第2の部材12の両方を徐々に弾性変形させることで、第2の部材12をスムーズに乗り越えることができるようになっている。また、平面11C2は、爪部11Cが第2の部材12を乗り越えたときに、面接触によって第2の部材12に安定的に係合できる。
A hook-shaped
第2の部材12は、固定バルブ8に取付けられている。第2の部材12は、外周部が円状の板材、即ち、中心が開口した円環状の板体として形成されている。第2の部材12の外径寸法は、一対の腕部11Bの対向面の間隔寸法よりも小さく、一対の爪部11Cの間隔寸法よりも大きな寸法に設定されている。これにより、第2の部材12は、その外周側を一対の爪部11Cに係合させることができる。しかも、円形板からなる第2の部材12は、周方向のいずれの部分にも同様の係合条件で爪部11Cを係合させることができる。
The
ここで、第2の部材12は、金属材料、樹脂材料を含む弾性部材を用いて形成されている。この上で、第2の部材12の強度(剛性)は、ピストンロッド4の最縮小状態におけるガス室D内の圧力がピストン3を介してピストンロッド4を伸長させようとする力に比較し、この力よりも大きな力で一対の爪部11Cに押圧されたときに弾性変形する強度に設定されている。
Here, the
このように構成された係合部材10は、例えば、ピストンロッド4を伸長、縮小させる油圧緩衝器1の性能試験の最後に、ピストンロッド4を最縮小させることにより、第1の部材11の一対の腕部11Bと第2の部材12を弾性変形させ、第1の部材11の一対の爪部11Cを第2の部材12の外周側に係合させる。一方、図5に示すように、係合部材10は、ピストンロッド4を伸長方向に引っ張ることにより、第2の部材12を弾性変形させて第2の部材12から第1の部材11の一対の爪部11Cを分離させることができる。この場合、係合部材10は、シリンダ2の塗装作業を行うために設けられたものであるから、折れ曲がったままとなって再使用できなくても問題はない。
The engaging
図1に示すように、ブラケット13は、ピストンロッド4の他端に固定されている。ブラケット13は、ピストンロッド4の大径部4Bの他端から径方向の外側に延びた円板状の蓋部13Aと、蓋部13Aの外周から閉塞部材としてのロッドガイド5の端面部5Bに向けて延びた筒部13Bとを含んで構成されている。この筒部13Bは、シリンダ2の内周側に収まる寸法となっている。従って、ブラケット13は、筒部13Bがシリンダ2の開口端2A内に収まったピストンロッド4の最縮小状態では、ダストシール7を覆い隠すことができる。これにより、ブラケット13は、ダストシール7に塗料が付着するのを防止することができる。
As shown in FIG. 1, the
さらに、筒部13Bには、周方向に間隔をもって複数の穴部13Cが径方向に貫通して設けられている。各穴部13Cは、ピストンロッド4が最縮小状態となったときに、シリンダ2の開口端2Aと重なる位置に配置されている。即ち、作業者は、各穴部13Cがシリンダ2の開口端2Aと重なる位置に配置されているか目視するだけで、ピストンロッド4が最縮小状態にあることを確認することができる。
Further, the
次に、油圧緩衝器1に塗装を施す場合の作業手順の一例について述べる。まず、塗料が付着してはいけない部分を覆い隠す塗装準備作業を行う。塗装準備作業では、ピストンロッド4を最縮小させることにより、第1の部材11の一対の爪部11Cを第2の部材12の外周側に係合させる。この塗装準備作業は、例えば、油圧緩衝器1の性能試験の最後に、ピストンロッド4を大きく縮小させることにより、ピストンロッド4を最縮小状態にすることができる。また、ピストンロッド4を最縮小させたときには、ブラケット13の各穴部13Cがシリンダ2の開口端2Aと重なっているか目視することにより、ピストンロッド4が最縮小状態にあるか否かを正確に判断することができる。
Next, an example of the work procedure when painting the hydraulic shock absorber 1 will be described. First, a painting preparation work is performed to cover the part where the paint should not adhere. In the painting preparation work, the
塗装準備作業後には、油圧緩衝器1を塗装ブースに配置して塗装を施し、塗料を乾燥させる。そして、塗装作業が終了したら、ピストンロッド4を伸長側に引っ張ることにより、第2の部材12の外周側を弾性変形させて第1の部材11の一対の爪部11Cの係合を解除する。
After the painting preparation work, the hydraulic shock absorber 1 is placed in the painting booth to paint and the paint is dried. Then, when the painting work is completed, the
第1の実施形態による油圧緩衝器1は、上述の如き構成を有するもので、次に、その動作について説明する。 The hydraulic shock absorber 1 according to the first embodiment has the above-mentioned configuration, and the operation thereof will be described next.
油圧緩衝器1は、シリンダ2のボトム側取付ブラケット2Fが、例えば、建築物の一の構造体に取付けられる。一方、ピストンロッド4のロッド側取付ブラケット4Dが、建築物の他の構造体に取付けられる。これにより、ピストンロッド4が軸方向に縮小したり、伸長したりすることで、ピストン3の各減衰力発生機構3C,3Dによって地震による振動を減衰することができる。
In the hydraulic shock absorber 1, the bottom
かくして、第1の実施形態によれば、ピストン3と固定バルブ8との間に設けられ、ピストン3を固定バルブ8の近傍に固定する係合部材10は、ピストンロッド4に取付けられ、腕部11Bの先端が鉤状の爪部11Cとなった第1の部材11と、固定バルブ8に取付けられ、外周部が円状の板材からなる第2の部材12とを有している。この第1の部材11と第2の部材12とは、ピストンロッド4が固定バルブ8に近づいたときに、少なくともいずれか一方が弾性変形してから係合状態になる構成としている。
Thus, according to the first embodiment, the engaging
従って、ピストンロッド4を大きく縮小させて第1の部材11と第2の部材12とを係合させることにより、ピストンロッド4を最縮小状態にすることができる。また、ピストンロッド4を伸長側に引っ張ることにより、第2の部材12の外周側を弾性変形させて第1の部材11の一対の爪部11Cと第2の部材12との係合を解除することができる。
Therefore, the
この結果、油圧緩衝器1を塗装するときに、マスキング作業、マスキングの除去作業、マスキング用の治具が不要になるから、塗装作業を効率よく安価に行うことができる。しかも、マスキングに替わる作業は、ピストンロッド4を縮小させる作業と引っ張る作業であるから、ワンタッチで第1の部材11と第2の部材12との係合と分離を行うことができ、作業時間を短縮することができる。
As a result, when painting the hydraulic shock absorber 1, masking work, masking removal work, and a masking jig are not required, so that the painting work can be performed efficiently and inexpensively. Moreover, since the work instead of masking is the work of reducing the
一方、係合部材10の係合と分離は、従来技術で述べた特許文献2〜4のように、シリンダ2とピストンロッド4とを相対回転させる必要がないから、係合が不十分で塗装作業中に係合が外れてピストンロッド4が伸長したり、回転操作時に傷付けてしまったりすることがない。また、係合部材10の破片が油圧緩衝器1内に浮遊することがなく、耐久性を向上することができる。
On the other hand, the engagement and disengagement of the engaging
第1の部材11は、ピストン3をピストンロッド4に固定するナットを兼ねている。また、第2の部材12は、固定バルブ8のバルブボディ8Bとナット8Dとの間に挟んで固定している。これにより、組立作業の工数を少なく、設置スペースを小さく抑えることができる。さらに、従来技術で述べた特許文献3では穴部から塗料が入り込む虞があったが、係合部材10は、シリンダ2に内蔵されているため、塗料の進入を防止することができる。
The
次に、図7は本発明の第2の実施形態を示している。本実施形態の特徴は、第1の部材と第2の部材とは、第1の部材が弾性変形して第2の部材と係合、離脱する構成としたことにある。なお、第2の実施形態では、前述した第1の実施形態と同一の構成要素に同一の符号を付し、その説明を省略するものとする。 Next, FIG. 7 shows a second embodiment of the present invention. The feature of this embodiment is that the first member and the second member are configured such that the first member elastically deforms and engages with and disengages from the second member. In the second embodiment, the same components as those in the first embodiment described above are designated by the same reference numerals, and the description thereof will be omitted.
図7において、第2の実施形態による係合部材21は、第1の実施形態による係合部材10と同様に、第1の部材22と第2の部材23とにより構成されている。また、第1の部材22は、第1の実施形態による第1の部材11と同様に、ナット部22Aと、腕部22Bと、傾斜面22C1および平面22C2を有する爪部22Cとにより形成されている。また、第2の部材23は、第1の実施形態による第2の部材12と同様に、円環状の板体として形成されている。
In FIG. 7, the engaging
しかし、第2の実施形態による係合部材21は、第2の部材23の剛性が高く、第1の部材22の爪部22Cが第2の部材23に係合、離脱するときに、腕部22Bが弾性変形する構成となっている点で、第1の実施形態による係合部材10と相違している。
However, in the engaging
かくして、このように構成された第2の実施形態においても、前述した第1の実施形態とほぼ同様の作用効果を得ることができる。 Thus, even in the second embodiment configured in this way, it is possible to obtain substantially the same effects as those in the first embodiment described above.
次に、図8は本発明の第3の実施形態を示している。本実施形態の特徴は、第1の部材を、ピストンロッドにピストンを固定するナットと別個に設けたことにある。なお、第3の実施形態では、前述した第1の実施形態と同一の構成要素に同一の符号を付し、その説明を省略するものとする。 Next, FIG. 8 shows a third embodiment of the present invention. The feature of this embodiment is that the first member is provided separately from the nut for fixing the piston to the piston rod. In the third embodiment, the same components as those in the first embodiment described above are designated by the same reference numerals, and the description thereof will be omitted.
図8において、第1の部材31は、ピストンロッド4のねじ部4Cが挿通される環状の板体からなる取付板部31Aと、取付板部31Aの外周の対面する位置から固定バルブ8に向けて平行に延びた一対の腕部31Bと、一対の腕部31Bの先端部から互いに対向する方向に突出した鉤状の爪部31Cとにより構成されている。この第3の実施形態による第1の部材31は、第2の部材12に対する係合、離脱に関する機能(構造)が第1の実施形態による第1の部材11と同様となっている。
In FIG. 8, the
第1の部材31は、ピストンロッド4のねじ部4Cを取付板部31Aに挿通し、このねじ部4Cにナット32を螺着することにより、ピストンロッド4に取付けられている。このナット32には、ピストンロッド4にピストン3を固定するための既存のナットを用いることができる。
The
かくして、このように構成された第3の実施形態においても、前述した第1の実施形態とほぼ同様の作用効果を得ることができる。特に、第3の実施形態では、第1の部材31をピストンロッド4に固定するのに既存のナット32を用いることができる。
Thus, even in the third embodiment configured in this way, it is possible to obtain substantially the same action and effect as in the above-mentioned first embodiment. In particular, in the third embodiment, the existing
なお、第1の実施形態では、第1の部材11をピストンロッド4に配置し、第2の部材12を固定バルブ8に配置する構成を例示している。しかし、本発明はこれに限らず、第1の部材を固定バルブに配置し、第2の部材をピストンロッドに配置する構成としてもよい。この構成は、他の実施形態にも同様に適用できるものである。
In the first embodiment, the configuration in which the
また、第1の実施形態では、シリンダ2のボトムキャップ2Bと固定バルブ8との間にフリーピストン9とガス室Dを備えた単筒式の油圧緩衝器1に適用した場合を例に挙げて説明した。しかし、本発明はこれに限るものではなく、シリンダが外筒と内筒からなる複筒式の油圧緩衝器に適用する構成としてもよい。この構成は、他の実施形態にも同様に適用できるものである。
Further, in the first embodiment, a case where it is applied to a single-cylinder type hydraulic shock absorber 1 provided with a
第1の実施形態では、第1の部材11に腕部11Bと爪部11Cをそれぞれ一対ずつ設けた場合を例に挙げて説明した。しかし、本発明はこれに限らず、第1の部材に3個以上の腕部と爪部を設ける構成としてもよい。この構成は、他の実施形態にも同様に適用できるものである。
In the first embodiment, a case where a pair of
各実施形態では、建築物に作用する振動を抑制するために油圧緩衝器1を用いた場合を例に挙げて説明した。しかし、本発明はこれに限らず、例えば、4輪自動車、2輪車および鉄道車両に用いる緩衝器、一般産業機器を含む各種の機械機器に用いる緩衝器等、緩衝すべき対象の振動を緩和する各種の緩衝器にも適用することができる。 In each embodiment, the case where the hydraulic shock absorber 1 is used to suppress the vibration acting on the building has been described as an example. However, the present invention is not limited to this, and alleviates vibrations of objects to be buffered, such as shock absorbers used in four-wheeled vehicles, two-wheeled vehicles and railroad vehicles, and shock absorbers used in various mechanical devices including general industrial equipment. It can also be applied to various shock absorbers.
以上説明した実施形態に基づく緩衝器として、例えば、以下に述べる態様のものが考えられる。 As the shock absorber based on the embodiment described above, for example, the one described below can be considered.
緩衝器の第1の態様としては、流体が封入された有底筒状のシリンダと、前記シリンダ内に配置され摺動するピストンと、前記ピストンに一端が連結し、他端が前記シリンダの一端から突出するピストンロッドと、前記シリンダの前記ピストンよりも底部側に固定された固定バルブと、前記ピストンと前記固定バルブとの間に設けられ、前記ピストンを前記固定バルブ近傍に固定する係合部材と、を有し、前記係合部材は、前記ピストンロッドまたは前記固定バルブの一方に取付けられ、先端が鉤状となった第1の部材と、前記ピストンロッドまたは前記固定バルブの他方に取付けられ、外周部が円状の板材からなる第2の部材と、を有し、前記第1の部材と前記第2の部材とは、前記ピストンロッドが前記固定バルブに近づいたときに、少なくともいずれか一方が弾性変形してから係合状態になる。 As a first aspect of the shock absorber, a bottomed tubular cylinder in which fluid is sealed, a piston arranged in the cylinder and sliding, one end is connected to the piston, and the other end is one end of the cylinder. An engaging member provided between the piston rod protruding from the piston, a fixed valve fixed to the bottom side of the cylinder with respect to the piston, and the piston and the fixed valve, and fixing the piston in the vicinity of the fixed valve. The engaging member is attached to one of the piston rod or the fixed valve, and is attached to the first member having a hook-shaped tip and the other of the piston rod or the fixed valve. It has a second member whose outer peripheral portion is made of a circular plate material, and the first member and the second member are at least one of the first member and the second member when the piston rod approaches the fixed valve. After one is elastically deformed, it becomes engaged.
第2の態様としては、第1の態様において、前記第1の部材は、前記ピストンロッドに配置され、前記第2の部材は、前記固定バルブに配置されている。 As a second aspect, in the first aspect, the first member is arranged on the piston rod and the second member is arranged on the fixed valve.
第3の態様としては、第1の態様において、前記第1の部材は、前記固定バルブに配置され、前記第2の部材は、前記ピストンロッドに配置されている。 As a third aspect, in the first aspect, the first member is arranged on the fixed valve and the second member is arranged on the piston rod.
第4の態様としては、第1乃至3の態様において、前記シリンダの一端を閉塞すると共に前記シリンダの一端側に前記シリンダの一端よりも他端側に位置する端面部を有する閉塞部材と、前記ピストンロッドに固定され、前記閉塞部材の前記端面部に向けて延び、前記シリンダの内周側に収まる寸法を有すると共に複数の穴部が形成されたブラケットと、を有する。 As a fourth aspect, in the first to third aspects, a closing member having one end of the cylinder closed and an end face portion located on one end side of the cylinder on the other end side of the other end side of the cylinder, and the above. It has a bracket that is fixed to a piston rod, extends toward the end face portion of the closing member, has a size that fits on the inner peripheral side of the cylinder, and has a plurality of holes formed therein.
1 油圧緩衝器(緩衝器)
2 シリンダ
2A 開口端(一端)
3 ピストン
4 ピストンロッド
5 ロッドガイド(閉塞部材)
5B 端面部
6 オイルシール(閉塞部材)
7 ダストシール(閉塞部材)
8 固定バルブ
10,21 係合部材
11,22,31 第1の部材
11C,22C,31C 爪部(鉤状)
12,23 第2の部材
13 ブラケット
13C 穴部
1 Hydraulic shock absorber (buffer)
2
3
5B End face 6 Oil seal (blocking member)
7 Dust seal (blocking member)
8 Fixed
12, 23
Claims (4)
前記シリンダ内に配置され摺動するピストンと、
前記ピストンに一端が連結し、他端が前記シリンダの一端から突出するピストンロッドと、
前記シリンダの前記ピストンよりも底部側に固定された固定バルブと、
前記ピストンと前記固定バルブとの間に設けられ、前記ピストンを前記固定バルブ近傍に固定する係合部材と、を有し、
前記係合部材は、前記ピストンロッドまたは前記固定バルブの一方に取付けられ、先端が鉤状となった第1の部材と、
前記ピストンロッドまたは前記固定バルブの他方に取付けられ、外周部が円状の板材からなる第2の部材と、を有し、
前記第1の部材と前記第2の部材とは、前記ピストンロッドが前記固定バルブに近づいたときに、少なくともいずれか一方が弾性変形してから係合状態になることを特徴とする緩衝器。 A bottomed cylindrical cylinder filled with fluid,
A piston that slides in the cylinder and
A piston rod having one end connected to the piston and the other end protruding from one end of the cylinder.
A fixed valve fixed to the bottom of the cylinder with respect to the piston,
It has an engaging member provided between the piston and the fixed valve and fixing the piston in the vicinity of the fixed valve.
The engaging member is attached to one of the piston rod and the fixed valve, and has a hook-shaped tip and a first member.
It has a second member attached to the other of the piston rod or the fixed valve and the outer peripheral portion of which is made of a circular plate material.
The first member and the second member are shock absorbers characterized in that when the piston rod approaches the fixed valve, at least one of them is elastically deformed and then engaged.
前記第1の部材は、前記ピストンロッドに配置され、
前記第2の部材は、前記固定バルブに配置されていることを特徴とする緩衝器。 The shock absorber according to claim 1.
The first member is arranged on the piston rod and
The second member is a shock absorber characterized in that it is arranged in the fixed valve.
前記第1の部材は、前記固定バルブに配置され、
前記第2の部材は、前記ピストンロッドに配置されていることを特徴とする緩衝器。 The shock absorber according to claim 1.
The first member is arranged in the fixed valve and
The second member is a shock absorber characterized in that it is arranged on the piston rod.
前記シリンダの一端を閉塞すると共に前記シリンダの一端側に前記シリンダの一端よりも他端側に位置する端面部を有する閉塞部材と、
前記ピストンロッドに固定され、前記閉塞部材の前記端面部に向けて延び、前記シリンダの内周側に収まる寸法を有すると共に複数の穴部が形成されたブラケットと、を有することを特徴とする緩衝器。 The shock absorber according to any one of claims 1 to 3.
A closing member that closes one end of the cylinder and has an end face portion located on the other end side of the cylinder on the other end side of the other end side of the cylinder.
A buffer that is fixed to the piston rod, extends toward the end face portion of the closing member, has a size that fits on the inner peripheral side of the cylinder, and has a bracket having a plurality of holes formed therein. vessel.
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