JP2021175925A - ガスタービン燃焼器 - Google Patents

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Abstract

【課題】燃料の濃度分布を均一化して、NOx排出量の低減を図ることができるガスタービン燃焼器を提供する。【解決手段】ガスタービン燃焼器3は、予混合燃焼方式のメインバーナ6と、メインバーナ6から供給された燃料及び空気を燃焼する燃焼室11とを備える。メインバーナ6は、メイン燃料系統19から供給された燃料を噴射する燃料ノズル20と、燃料ノズル20から噴射された燃料と空気流路10から供給された空気を混合して燃焼室11に供給する予混合流路18とを備える。燃料ノズル20は、テーパ部23と、テーパ部23より先端側に位置する平坦部24と、燃料ノズル20の内部に形成された燃料流路25と、燃料流路25と燃料ノズル20の外側を連通するように形成された第1列の燃料噴射孔26a及び第2列の燃料噴射孔26bを有する。第1列の燃料噴射孔26aは、テーパ部23に配置されている。【選択図】図2

Description

本発明は、ガスタービン燃焼器に関する。
特許文献1のガスタービン燃焼器は、パイロットバーナと、パイロットバーナの外周側に配置されたメインバーナと、パイロットバーナ及びメインバーナから供給された燃料及び空気を燃焼する燃焼室とを備える。パイロットバーナは、拡散燃焼方式であって、燃料を燃焼室に直接噴射する。
メインバーナは、予混合燃焼方式であって、燃料系統から供給された燃料を噴射する燃料ノズルと、燃料ノズルから噴射された燃料と空気流路から供給された空気を混合して燃焼室に供給する予混合流路とを備える。すなわち、メインバーナは、予混合流路にて燃料と空気を混合し、その混合気を燃焼室に供給する。予混合燃焼は、拡散燃焼と比べて、NOx排出量を低減する。
メインバーナの燃料ノズルは、その内部に形成され、燃料ノズルの軸方向に延在する燃料流路と、この燃料流路と燃料ノズルの外側を連通するように形成された第1列及び第2列の燃料噴射孔とを有する。
第1列の燃料噴射孔と第2列の燃料噴射孔は、燃料ノズルの軸方向に互いに離間されている。第1列の燃料噴射孔は、例えば、燃料ノズルの周方向に等間隔で配置された、4つの燃料噴射孔で構成されている。第2列の燃料噴射孔は、例えば、燃料ノズルの周方向に等間隔で配置された、4つの燃料噴射孔で構成されている。第1列の燃料噴射孔と第2列の燃料噴射孔は、噴射方向(言い換えれば、燃料ノズルの断面における配置角度)が45度ずらされている。前述した燃料噴射孔の配置により、燃料ノズルの軸方向及び周方向における燃料の噴射位置を分散している。
特開2013−245900号公報
しかしながら、上記従来技術には次のような改善の余地があった。特許文献1の第1列及び第2列の燃料噴射孔は、燃料ノズルの平坦部(詳細には、根本側から先端側にかけて外径寸法が同じである部分)に配置されている。燃料ノズルの平坦部に沿って流れる空気流は、燃料ノズルの軸方向の流れであって、燃料ノズルの半径方向の流れ成分をほとんど有しない。この空気流は、燃料ノズルの半径方向にて、燃料噴射孔から噴射された燃料と空気の混合を促進しない。したがって、燃料の濃度分布を均一化して、NOx排出量の低減を図る点で改善の余地があった。
本発明の目的は、燃料の濃度分布を均一化して、NOx排出量の低減を図ることができるガスタービン燃焼器を提供することにある。
上記目的を達成するために、本発明は、予混合燃焼方式のバーナと、前記バーナから供給された燃料及び空気を燃焼する燃焼室とを備え、前記バーナは、燃料系統から供給された燃料を噴射する燃料ノズルと、前記燃料ノズルから噴射された燃料と空気流路から供給された空気を混合して前記燃焼室に供給する予混合流路とを備えた、ガスタービン燃焼器において、前記燃料ノズルは、根元側から先端側に向かって外径寸法が徐々に縮小するテーパ部と、前記テーパ部より先端側に位置し、根元側から先端側にかけて外径寸法が同じである平坦部と、前記燃料ノズルの内部に形成され、前記燃料ノズルの軸方向に延在する燃料流路と、前記燃料流路と前記燃料ノズルの外側を連通するように形成され、各列が少なくとも1つの燃料噴射孔を含み、複数列が前記燃料ノズルの軸方向に互いに離間された複数列の燃料噴射孔とを有し、前記複数列の燃料噴射孔は、前記テーパ部に配置された少なくとも1列の燃料噴射孔を含む。
本発明によれば、NOx排出量の低減を図ることができる。
本発明の第1の実施形態におけるガスタービン燃焼器の構造と共に、この燃焼器を備えたガスタービンの構成を表す概略図である。 図1のII部の部分拡大図であって、メインバーナの燃料ノズルの構造を表す。 図2の矢視A,Bによる断面図であって、燃料噴射孔の配置を示す。 比較例におけるメインバーナの燃料ノズルの構造を表すと共に、予混合流路内の空気流及び燃料流を示す図である。 本発明の第1の実施形態におけるメインバーナの燃料ノズルの構造を表すと共に、予混合流路内の空気流及び燃料流を示す図である。 本発明の第1の変形例における燃料噴射孔の配置を示す断面図である。 本発明の第2の変形例における燃料噴射孔の配置を示す断面図である。 本発明の第2の実施形態におけるメインバーナの燃料ノズルの構造を表す図である。 図8の矢視A,B,Cによる断面図であって、燃料噴射孔の配置を示す。 本発明の第2の実施形態におけるメインバーナの燃料ノズルの構造を表すと共に、予混合流路内の空気流及び燃料流を示す図である。 本発明の第3の変形例における燃料噴射孔の配置を示す断面図である。 本発明の第4の変形例におけるメインバーナの燃料ノズルの構造を表す図である。 図12の矢視A,Bによる断面図であって、燃料噴射孔の配置を示す。
本発明の第1の実施形態を、図面を参照しつつ説明する。
図1は、本実施形態におけるガスタービン燃焼器の構造と共に、この燃焼器を備えたガスタービンの構成を表す概略図である。図2は、図1のII部の部分拡大図であって、メインバーナの燃料ノズルの構造を表す。図3は、図2の矢視A,Bによる断面図であって、燃料噴射孔の配置を示す。
本実施形態のガスタービンプラントは、発電機1と、発電機1を駆動するガスタービンとを備える。ガスタービンは、高圧空気を生成する圧縮機2と、圧縮機2からの高圧空気と燃料を燃焼する燃焼器3と、燃焼器3からの燃焼ガスによって駆動されるタービン4とを備える。発電機1及び圧縮機2は、タービン4と同軸に接続され、タービン4によって駆動される。
燃焼器3(ガスタービン燃焼器)は、パイロットバーナ5と、パイロットバーナの外周側に配置されたメインバーナ6と、パイロットバーナ5及びメインバーナ6の下流側(図1の右側)に配置された円筒状のライナ7と、ライナ7の下流側に接続されたトランジションピース8とを備える。ライナ7及びトランジションピース8の外側(すなわち、ライナ7とケーシング9の間、及びトランジションピース8とケーシング9の間)には、圧縮機2からの高圧空気をパイロットバーナ5及びメインバーナ6に供給する空気流路10が形成されている。
ライナ7の内側には燃焼室11が形成されている。燃焼室11では、パイロットバーナ5及びメインバーナ6から供給された燃料及び空気が燃焼し、燃焼ガスを発生させる。燃焼室11で発生した燃焼ガスは、トランジションピース8を経由してタービン4に供給される。
パイロットバーナ5は、拡散燃焼方式であって、パイロット燃料系統12から供給された燃料を噴射する燃料ノズル13と、燃料ノズル13の外周側に形成された空気流路14と、空気流路14に配置され、旋回流を生じさせる複数の旋回羽根15とを有する。空気流路14は、上述した空気流路10に連通されている。パイロットバーナ5は、燃料ノズル13から燃焼室11へ燃料を噴射すると共に、空気流路14から燃焼室11へ空気を供給する。
メインバーナ6は、予混合燃焼方式であって、パイロットバーナ5の外周側に配置された内周側隔壁部材(円筒状の部材)16と、内周側隔壁部材16の外周側に配置された外周側隔壁部材(円筒状の部材)17と、内周側隔壁部材16と外周側隔壁部材17の間に形成された予混合流路18と、メイン燃料系統19から供給された燃料を予混合流路18に噴射する複数の燃料ノズル20と、予混合流路18の下流側に配置された環状の保炎器21とを有する。予混合流路18は、燃料ノズル20から噴射された燃料と外周側隔壁部材17の開口22を介し空気流路10から供給された空気とを混合し、その混合気を燃焼室11に供給する。
燃料ノズル20は、根元側(図2の左側)から先端側(図2の右側)に向かって外径寸法が徐々に縮小するテーパ部23と、テーパ部23より先端側に位置し、根元側から先端側にかけて外径寸法が同じである平坦部24と、燃料ノズル20の内部に形成され、燃料ノズル20の軸方向Zに延在する燃料流路25と、燃料流路25と燃料ノズル20の外側を連通するように形成された第1列の燃料噴射孔26a及び第2列の燃料噴射孔26bを有する。
第1列の燃料噴射孔26aと第2列の燃料噴射孔26bは、燃料ノズル20の軸方向Zに互いに離間されている。第1列の燃料噴射孔26aが上流側に位置し、第2列の燃料噴射孔26bが下流側に位置する。
第1列の燃料噴射孔26aは、燃料ノズル20の周方向に等間隔で配置された、4つの燃料噴射孔26aで構成されている。燃料ノズル20の断面における4つの燃料噴射孔26aの配置角度(詳細には、予混合流路18の半径方向Xを基準として、時計回りに増加する角度)は、45度、135度、225度、315度である。第2列の燃料噴射孔26bは、燃料ノズル20の周方向に等間隔で配置された、2つの燃料噴射孔26bで構成されている。燃料ノズル20の断面における2つの燃料噴射孔26bの配置角度は、0度、180度である。すなわち、第1列の燃料噴射孔26aと第2列の燃料噴射孔26bは、配置角度がずらされている。
第2列の燃料噴射孔26bは、燃料ノズル20の平坦部24に配置されている。本実施形態の最も大きな特徴として、第1列の燃料噴射孔26aは、燃料ノズル20のテーパ部23に配置されると共に、予混合流路18の軸方向Zにて外周側隔壁部材17の開口22と同じ位置である。その作用効果を、図4及び図5を用いて説明する。
図4は、比較例におけるメインバーナの燃料ノズルの構造を表すと共に、予混合流路内の空気流及び燃料流を示す図である。図5は、本実施形態におけるメインバーナの燃料ノズルの構造を表すと共に、予混合流路内の空気流及び燃料流を示す図である。
比較例の燃料ノズル120は、平坦部124を有するものの、平坦部124より根本側に位置するテーパ部を有しない。燃料ノズル120は、燃料ノズル120の内部に形成され、燃料ノズル120の軸方向Zに延在する燃料流路125と、燃料流路125と燃料ノズル120の外側を連通するように形成された第1列の燃料噴射孔126a及び第2列の燃料噴射孔126bを有する。第1列及び第2列の燃料噴射孔126a,126bは、燃料ノズル120の平坦部124に配置されている。
図4で示すように、燃料ノズル120の平坦部124に沿って流れる空気流は、燃料ノズル120の軸方向Zの流れであって、燃料ノズル120の半径方向Xの流れ成分をほとんど有しない。この空気流は、燃料ノズル120の半径方向Xにて、燃料噴射孔126a,126bから噴射された燃料と空気の混合を促進しない。
これに対し、図5で示すように、本実施形態の燃料ノズル20のテーパ部23に沿って流れる空気流は、燃料ノズル20の半径方向Xの流れ成分を有する。この空気流は、燃料ノズル20の半径方向Xにて、第1列の燃料噴射孔26aから噴射された燃料と空気の混合を促進する。これにより、燃料の濃度分布を均一化して、NOx排出量の低減を図ることができる。
また、燃料ノズル20の半径方向Xにて、第1列の燃料噴射孔26aの噴射位置と第2列の燃料噴射孔26bの噴射位置が異なる。これにより、燃料ノズル20の軸方向及び周方向だけでなく、燃料ノズル20の半径方向においても燃料の噴射位置を分散している。この観点からも、燃料と空気の混合を促進する。これにより、燃料の濃度分布を均一化して、NOx排出量の低減を図ることができる。また、予混合流路18にて燃料濃度が高い領域が存在した場合に生じやすい内部保炎や火炎逆流を防止することができる。言い換えれば、燃焼室までの間における局所燃空費を低減させることで、フラッシュバック耐性を向上させることができる。
なお、第1の実施形態において、第1列の燃料噴射孔26aが4つの燃料噴射孔26aで構成され、第2列の燃料噴射孔26bが2つの燃料噴射孔26bで構成された場合を例にとって説明したが、これに限られない。例えば、上述の図3に対応する図6で示す第1の変形例のように、第2列の燃料噴射孔26bは、燃料ノズル20の周方向に等間隔で配置された、3つの燃料噴射孔26bで構成されてもよい。燃料ノズル20の断面における3つの燃料噴射孔26bの配置角度は、0度、120度、240度である。あるいは、例えば、上述の図3に対応する図7で示す第2の変形例のように、第1列の燃料噴射孔26aは、燃料ノズル20の周方向に等間隔で配置された、2つの燃料噴射孔26aで構成されてもよい。燃料ノズル20の断面における2つの燃料噴射孔26aの配置角度は、0度、180度である。第2列の燃料噴射孔26bは、燃料ノズル20の周方向に等間隔で配置された、4つの燃料噴射孔26bで構成されてもよい。燃料ノズル20の断面における4つの燃料噴射孔26bの配置角度は、45度、135度、225度、315度である。
上述した第1の変形例では、最終列の燃料噴射孔を構成する3つの燃料噴射孔26bは、燃料ノズル20の径方向中心を通り且つ予混合流路18の半径方向Xに直交する基準線Yを境にして非対称となるように配置されている。これにより、空気流の影響によって、第1列の燃料噴射孔26aから噴射された燃料の濃度分布が不均一となる場合に、対応することができる。詳細には、予混合流路18の半径方向の外側と内側における燃料噴射孔26bの数を異ならせることにより、燃料の濃度分布を均一化することができる。
本発明の第2の実施形態を、図8〜図10を用いて説明する。なお、本実施形態において、第1の実施形態と同等の部分は同一の符号を付し、適宜、説明を省略する。
図8は、本実施形態におけるメインバーナの燃料ノズルの構造を表す図である。図9は、図8の矢視A,B,Cによる断面図であって、燃料噴射孔の配置を示す。図10は、本実施形態におけるメインバーナの燃料ノズルの構造を表すと共に、予混合流路内の空気流及び燃料流を示す図である。
本実施形態の燃料ノズル20は、第1の実施形態の燃料ノズル20と同様、テーパ部23、平坦部24、及び燃料流路25を有する。本実施形態の燃料ノズル20は、燃料流路25と燃料ノズル20の外側を連通するように形成された第1列の燃料噴射孔26a、第2列の燃料噴射孔26b、及び第3列の燃料噴射孔26cを有する。
第1列の燃料噴射孔26aと第2列の燃料噴射孔26bと第3列の燃料噴射孔26cは、燃料ノズル20の軸方向Zに互いに離間されている。第1列の燃料噴射孔26aが最上流側に位置し、第3列の燃料噴射孔26cが最下流側に位置する。
第1列の燃料噴射孔26aは、燃料ノズル20の周方向に等間隔で配置された、4つの燃料噴射孔26aで構成されている。燃料ノズル20の断面における4つの燃料噴射孔26aの配置角度は、45度、135度、225度、315度である。第2列の燃料噴射孔26bは、燃料ノズル20の周方向に等間隔で配置された、2つの燃料噴射孔26bで構成されている。燃料ノズル20の断面における2つの燃料噴射孔26bの配置角度は、0度、180度である。すなわち、第1列の燃料噴射孔26aと第2列の燃料噴射孔26bは、配置角度がずらされている。第3列の燃料噴射孔26cは、1つの燃料噴射孔26bで構成されており、その配置角度は、0度である。
第3列の燃料噴射孔26cは、燃料ノズル20の平坦部24に配置されている。本実施形態の最も大きな特徴として、第1列及び第2列の燃料噴射孔26a,26bは、燃料ノズル20のテーパ部23に配置されると共に、予混合流路18の軸方向Zにて外周側隔壁部材17の開口22より下流側に位置する。
以上のように構成された本実施形態においても、第1の実施形態と同様、燃料の濃度分布を均一化して、NOx排出量の低減を図ることができる。また、予混合流路18にて燃料濃度が高い領域が存在した場合に生じやすい内部保炎や火炎逆流を防止することができる。
また、本実施形態では、最終列の燃料噴射孔を構成する1つの燃料噴射孔26cは、燃料ノズル20の径方向中心を通り且つ予混合流路18の半径方向Xに直交する基準線Yを境にして非対称となるように配置されている。これにより、空気流の影響によって、第1列及び第2列の燃料噴射孔26a,26bから噴射された燃料の濃度分布が不均一となる場合に、対応することができる。詳細には、予混合流路18の半径方向の外側と内側における燃料噴射孔26cの数を異ならせることにより、燃料の濃度分布を均一化することができる。
なお、第2の実施形態において、第1列の燃料噴射孔26aが4つの燃料噴射孔26aで構成され、第2列の燃料噴射孔26bが2つの燃料噴射孔26bで構成され、第3列の燃料噴射孔26cが1つの燃料噴射孔26cで構成された場合を例にとって説明したが、これに限られない。例えば、上述の図9に対応する図11で示す第3の変形例のように、4つの燃料噴射孔26aの配置角度は、0度、90度、180度、270度としてもよい。第2列の燃料噴射孔26bは、燃料ノズル20の周方向に等間隔で配置された、4つの燃料噴射孔26bで構成されてもよい。燃料ノズル20の断面における4つの燃料噴射孔26bの配置角度は、45度、135度、225度、315度である。第3列の燃料噴射孔26cは、燃料ノズル20の周方向に等間隔で配置された、4つの燃料噴射孔26cで構成されてもよい。燃料ノズル20の断面における4つの燃料噴射孔26cの配置角度は、0度、90度、180度、270度である。
また、第1の実施形態では、燃料ノズル20は、テーパ部23に配置された1列の燃料噴射孔26aと、平坦部24に配置された1列の燃料噴射孔26bとを有する場合を例にとって説明し、第2の実施形態では、燃料ノズル20は、テーパ部23に配置された2列の燃料噴射孔26a,26bと、平坦部24に配置された1列の燃料噴射孔26cとを有する場合を例にとって説明したが、これに限られない。例えば、図12及び図13で示す第4の変形例のように、燃料ノズル20は、テーパ部23に配置された2列の燃料噴射孔26a,26bを有し、平坦部24に配置された燃料噴射孔を有しなくてもよい。
3 燃焼器
6 メインバーナ
10 空気流路
11 燃焼室
16 内周側隔壁部材
17 外周側隔壁部材
18 予混合流路
19 メイン燃料系統
20 燃料ノズル
22 開口
23 テーパ部
24 平坦部
25 燃料流路
26a,26b,26c 燃料噴射孔

Claims (5)

  1. 予混合燃焼方式のバーナと、
    前記バーナから供給された燃料及び空気を燃焼する燃焼室とを備え、
    前記バーナは、燃料系統から供給された燃料を噴射する燃料ノズルと、前記燃料ノズルから噴射された燃料と空気流路から供給された空気を混合して前記燃焼室に供給する予混合流路とを備えた、ガスタービン燃焼器において、
    前記燃料ノズルは、
    根元側から先端側に向かって外径寸法が徐々に縮小するテーパ部と、
    前記テーパ部より先端側に位置し、根元側から先端側にかけて外径寸法が同じである平坦部と、
    前記燃料ノズルの内部に形成され、前記燃料ノズルの軸方向に延在する燃料流路と、
    前記燃料流路と前記燃料ノズルの外側を連通するように形成され、各列が少なくとも1つの燃料噴射孔を含み、複数列が前記燃料ノズルの軸方向に互いに離間された複数列の燃料噴射孔とを有し、
    前記複数列の燃料噴射孔は、前記テーパ部に配置された少なくとも1列の燃料噴射孔を含むことを特徴とするガスタービン燃焼器。
  2. 請求項1に記載のガスタービン燃焼器において、
    前記複数列の燃料噴射孔は、前記平坦部に配置された少なくとも1列の燃料噴射孔を含むことを特徴とするガスタービン燃焼器。
  3. 請求項1に記載のガスタービン燃焼器において、
    前記複数列の燃料噴射孔は、前記テーパ部に配置された2列の燃料噴射孔と、前記平坦部に配置された1列の燃料噴射孔とで構成されたことを特徴とするガスタービン燃焼器。
  4. 請求項1に記載のガスタービン燃焼器において、
    前記予混合流路は、内周側隔壁部材と外周側隔壁部材の間に形成され、前記外周側隔壁部材の開口を介し前記空気流路からの空気が供給されており、
    前記複数列の燃料噴射孔のうち最上流側に位置する最初列の燃料噴射孔は、前記テーパ部に配置されると共に、前記予混合流路の軸方向にて、前記外周側隔壁部材の前記開口と同じ位置であるか、若しくは、前記外周側隔壁部材の前記開口より下流側に位置することを特徴とするガスタービン燃焼器。
  5. 請求項1に記載のガスタービン燃焼器において、
    前記複数列の燃料噴射孔のうち最下流側に位置する最終列の燃料噴射孔を構成する燃料噴射孔は、1つ若しくは複数であって、前記燃料ノズルの径方向中心を通り且つ前記予混合流路の半径方向に直交する基準線を境にして非対称となるように配置されたことを特徴とするガスタービン燃焼器。
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