JP2021174286A - ガス配送を管理する方法、システム、プログラム、記録媒体、サーバおよび端末 - Google Patents

ガス配送を管理する方法、システム、プログラム、記録媒体、サーバおよび端末 Download PDF

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Abstract

【課題】ガスボンベの交換タイミングに対する温度変化の影響を回避する。【解決手段】少なくとも日単位の取得頻度で指針情報を取得し、配送先(21)ごとにガス使用量を算出する工程と、前記ガス使用量に閾値を設定して前記ガス使用量が異常使用量であるかを判定する工程と、前記異常使用量の配送先数に閾値を設定して前記配送先数が異常であるかを判定する工程と、前記配送先数が異常であれば、各配送先の配送予定日を再計算する工程と、前記配送予定日を改定した配送指示情報(120)を生成する工程とを含む。【選択図】図1

Description

本発明はたとえば、LP(Liquefied Petroleum :液化石油)ガスのボンベ配送による管理技術に関する。
LPガスの供給は、LPガスを充填したガスボンベの配送によって行われる。ガス使用量はガスメータの指針情報によって算定される。ガスボンベの交換予定日は、ガス使用量に基づいて算定し、通常、ガスボンベ中のLPガスが使用不能など、不測の事態に陥らないように設定される。
ガスの供給管理に関し、供給先に設置されたガスメータから情報を得て供給先のガス使用量を算出し、ガス容器の配送予定日を予測することが知られている(たとえば、特許文献1)。
LPガスの配送管理に関し、ガス消費地の平均ガス使用量とLPガスボンベの容量とに基づき、年間当たりのガス配送頻度が1回あるいは2回で済むガス消費地を少量ガス消費地として抽出する。少量ガス消費地への年間当たりのガス配送作業を行う配送時期を、例えば、ガス配送頻度分布における配送頻度が最も低い夏季となるように設定し、年間を通してガス配送頻度を平準化することが知られている(たとえば、特許文献2)。
W02018/056436公報 特開2020−13415号公報
ところで、ガス使用量は夏季、冬季、春季、秋季による季節変動、各季節内の高温日や低温日による温度変化の影響を受ける。つまり、寒い日にはガス消費が増加し、暑い日にはガス消費が減少する傾向があり、これがガス使用量に現れる。
各配送先のガスボンベの交換予定日は、指針情報により計算された各配送先のガス使用量によって算定される。配送先には日単位で指針情報の取得が可能なガスメータを備えた配送先の他、月単位や交換日単位でしか指針情報を取得することができない配送先など、指針情報の取得頻度が異なっている。
指針情報の取得頻度が低い場合には、低温日でガス使用量が増加し、または、高温日でガス使用量が減少しても、斯かるガス使用量の変動をガス交換日前に指針情報から知ることができない。仮に知ったとしても、配送スケジュールにあるガス交換日に反映させることは不可能である。このため、交換日前にガス使用量がガス残量に勝った場合には不測の事態を生じ、また、ガス使用量が少ない場合には交換日におけるガス残量が多くなり、配送者の負担となる。このため、指針情報の取得頻度が低い配送先が含まれている場合には常に、温度変動に気遣い、必要に応じてガスボンベの交換日調整に留意しなければならないという課題がある。
発明者は、取得頻度が高い指針情報ないしこの指針情報から算定した日々のガス使用量には温度による変動情報が包含されているから、この変動情報の活用がガスボンベ交換に有効であるとの知見を得た。
そこで、本発明の目的は、上記課題または上記知見に基づき、ガスボンベの交換タイミングに対する温度変化の影響を回避することにある。
上記目的を達成するため、本発明に係るガス配送の管理方法の一側面によれば、少なくとも日単位の取得頻度で指針情報を取得し、配送先ごとにガス使用量を算出する工程と、前記ガス使用量に閾値を設定して前記ガス使用量が異常使用量であるかを判定する工程と、前記異常使用量の配送先数に閾値を設定して前記配送先数が異常であるかを判定する工程と、前記配送先数が異常であれば、各配送先の配送予定日を再計算する工程と、前記配送予定日を改定した配送指示情報を生成する工程とを含む。
このガス配送の管理方法において、さらに、少なくとも前日のガス使用量を基準にする異常増加分または異常減少分を算出し、該異常増加分または該異常減少分を前記ガス使用量に加算して前記閾値を改定する工程を含んでよい。
このガス配送の管理方法において、再計算前後の前記配送予定日を比較し、再計算後の前記配送予定日の増減日数を算出する工程と、検針日を単位としてガス使用量を算出している配送先を抽出し、該配送先の配送予定日に前記増減日数を加算して配送予定日を改定する工程とを含んでよい。
このガス配送の管理方法において、さらに、前記配送先を二以上の配送エリアに区分し、配送エリアごとに前記異常使用量の配送先数を判定する工程と、前記配送エリアごとに前記配送指示情報を出力する工程とを含んでよい。
上記目的を達成するため、本発明に係るガス配送の管理システムの一側面によれば、少なくとも日単位の取得頻度で指針情報を取得する通信部と、配送先ごとにガス使用量を算出し、前記ガス使用量に閾値を設定して前記ガス使用量が異常使用量であるかを判定し、前記異常使用量の配送先数に閾値を設定して前記配送先数が異常であるかを判定し、前記配送先数が異常であれば、各配送先の配送予定日を再計算する処理部と、前記配送予定日を改定した配送指示情報を生成する出力部とを備える。
このガス配送の管理システムにおいて、さらに、前記処理部は、少なくとも前日のガス使用量を基準にする異常増加分または異常減少分を算出し、該異常増加分または該異常減少分を前記ガス使用量に加算して前記閾値を改定してよい。
このガス配送の管理システムにおいて、さらに、前記処理部は、再計算前後の前記配送予定日を比較し、再計算後の前記配送予定日の増減日数を算出し、検針日を単位としてガス使用量を算出している配送先を抽出し、該配送先の配送予定日に前記増減日数を加算して配送予定日を改定してよい。
このガス配送の管理システムにおいて、さらに、前記処理部は、前記配送先を二以上の配送エリアに区分し、配送エリアごとに前記異常使用量の配送先数を判定し、前記出力部は、前記配送エリアごとに前記配送指示情報を出力してよい。
上記目的を達成するため、本発明のプログラムの一側面によれば、コンピュータに実行させるためのプログラムであって、少なくとも日単位の取得頻度で指針情報を取得し、配送先ごとにガス使用量を算出する機能と、前記ガス使用量に閾値を設定して前記ガス使用量が異常使用量であるかを判定する機能と、前記異常使用量の配送先数に閾値を設定して前記配送先数が異常であるかを判定する機能と、前記配送先数が異常であれば、各配送先の配送予定日を再計算する機能と、前記配送予定日を改定した配送指示情報を生成する機能とを前記コンピュータに実行させる。
このプログラムにおいて、さらに、少なくとも前日のガス使用量を基準にする異常増加分または異常減少分を算出し、該異常増加分または該異常減少分を前記ガス使用量に加算して前記閾値を改定する機能を前記コンピュータに実行させる。
このプログラムにおいて、さらに、再計算前後の前記配送予定日を比較し、再計算後の前記配送予定日の増減日数を算出する機能と、検針日を単位としてガス使用量を算出している配送先を抽出し、該配送先の配送予定日に前記増減日数を加算して配送予定日を改定する機能とを前記コンピュータに実行させる。
このプログラムにおいて、さらに、前記配送先を二以上の配送エリアに区分し、配送エリアごとに前記異常使用量の配送先数を判定する機能と、前記配送エリアごとに前記配送指示情報を出力する機能とを前記コンピュータに実行させる。
上記目的を達成するため、本発明の記録媒体の一側面によれば、前記プログラムを格納した記録媒体である。
上記目的を達成するため、本発明のサーバの一側面によれば、少なくとも日単位の取得頻度で指針情報を取得する通信部と、配送先ごとにガス使用量を算出し、前記ガス使用量に閾値を設定して前記ガス使用量が異常使用量であるかを判定し、前記異常使用量の配送先数に閾値を設定して前記配送先数が異常であるかを判定し、前記配送先数が異常であれば、各配送先の配送予定日を再計算する処理部と、前記配送予定日を改定した配送指示情報を生成する出力部とを備える。
このサーバにおいて、さらに、前記処理部は、少なくとも前日のガス使用量を基準にする異常増加分または異常減少分を算出し、該異常増加分または該異常減少分を前記ガス使用量に加算して前記閾値を改定してよい。
このサーバにおいて、さらに、前記処理部は、再計算前後の前記配送予定日を比較し、再計算後の前記配送予定日の増減日数を算出し、検針日を単位としてガス使用量を算出している配送先を抽出し、該配送先の配送予定日に前記増減日数を加算して配送予定日を改定してよい。
このサーバにおいて、さらに、前記処理部は、前記配送先を二以上の配送エリアに区分し、配送エリアごとに前記異常使用量の配送先数を判定し、前記出力部は、前記配送エリアごとに前記配送指示情報を出力してよい。
上記目的を達成するため、本発明の端末の一側面によれば、前記サーバと通信し、前記配送指示情報を提示する。
本発明によれば、次の何れかの効果が得られる。
(1) ガスボンベの交換タイミングに対する温度変化の影響を回避できる。
(2) 少なくとも日単位の取得頻度で取得した指針情報を用いてガス使用量を算出でき、このガス使用量からガスボンベの配送予定日を算定できる。
(3) 少なくとも前日のガス使用量を基準に閾値が設定されて当日のガス使用量が異常使用量であるかを判定することができ、異常使用量の配送先数が異常であるとき、配送エリアの配送予定日を再計算して配送指示情報を提示でき、その配送エリアにおける温度変化に応じて配送予定日を自動修正できる配送システムを構築できる。
(4) 指針情報の取得頻度の低い配送先においても、温度変動に応じた配送予定日を修正でき、ガスボンベの配送における不測の事態やガスボンベのガス残量を低減でき、配送担当者の負荷を軽減できる。
(5) 低温日や高温日の人的な監視に基づいた配送スケジュールの修正負担を軽減できる。
一実施の形態に係るガス配送管理システムを示す図である。 ガス配送管理システムのハードウェアを示す図である。 配送先分類データベースを示す図である。 配送エリア管理データベースを示す図である。 配送先管理データベースの一例を示す図である。 ガス使用量管理データベースの一例を示す図である。 配送先状態管理データベースの一例を示す図である。 配送予定日管理データベースの一例を示す図である。 ガス配送の管理工程の一例を示すフローチャートである。 閾値の自動修正ないし配送予定日の算定の処理工程の一例を示すフローチャートである。 配送予定日の増減日数を取得するための処理工程の一例を示すフローチャートである。 特定の配送先に対する配送予定日の改定処理工程の一例を示すフローチャートである。 配送指示情報の一例を示す図である。
〔一実施の形態〕
図1は、一実施の形態に係るガス配送管理システム2を示している。図1に示す構成は一例であり、斯かる構成に本発明が限定されるものではない。
このガス配送管理システム2は通信機能を備えるコンピュータによるネットワークシステムで構築される。この管理システム2には、管理サーバ4、管理端末6、プリンタ8、複数の配送者端末10が含まれる。
管理サーバ4、管理端末6およびプリンタ8は管理センタ12に設置される。管理サーバ4は、指針情報を取得してガス使用量の算出やガス配送指示などの処理を行う。管理端末6は配送先20の管理情報の入力や出力などの情報処理に用いられ、情報提示部7および情報入力部9を備える。情報入力部9には情報提示部7の情報提示画面にタッチパネルを備えてもよい。プリンタ8は、配送指示情報の一例である配送指示票の印刷出力に用いられる。
配送者端末10は、ガスボンベの配送担当者14が携行する情報端末であり、配送指示情報の受信やその授受管理に用いられる。
配送先20にはたとえば、LPWA(Low Power Wide Area )通信機能を備えて日単位で指針情報を取得可能なガスメータ16を設置した配送先21と、斯かる機能を備えていないガスメータ18を設置している配送先22が含まれている。ガスメータ16は指針情報を送信するLPWA送信部17を備える。
ガスメータ16からの指針情報は基地局24およびネットワーク26を介して管理サーバ4に通知される。したがって、配送先21では日単位で取得した指針情報よりガス使用量を算出でき、日々の温度変化に依存するガス使用量の増減を把握できる。また、配送先21ではガスボンベの配送予定日を正確に予測できる。
これに対し、配送先22ではたとえば、検針担当者が定期または不定期に指針情報を取得しており、検針日間隔単位でしかガス使用量を把握できないし、日々の温度変化に依存した増減量を把握することはできない。
<ガス配送管理システム2のハードウェア>
図2は、ガス配送管理システム2のハードウェアを示している。図2において、図1と同一部分には同一符号を付してある。
管理サーバ4にはプロセッサ28、記憶部30、入出力部(I/O)32、通信部34が設置されている。プロセッサ28は記憶部30にあるガス配送管理プログラムなど、各種のプログラムを実行し、ガス配送管理のための情報処理を行う。
記憶部30は各種プログラムを格納する記録媒体の一例であり、ROM(Read-Only Memory)、RAM(Random-Access Memory)などを備え、プロセッサ28の制御によりデータの格納および読出しが可能である。この記憶部30にはOS(Operating System)の他、ガス配送管理プログラム、ガス配送管理に必要な各種のデータが格納されたデータベース(DB)が格納される。このDBには配送先分類DB46−1(図3)、配送エリア管理DB46−2(図4)、配送先管理DB46−3(図5)、ガス使用量管理DB46−4(図6)、配送先状態管理DB46−5(図7)、配送予定日管理DB46−6(図8)などが含まれる。
I/O32はプロセッサ28の制御により、管理端末6との連係とともにプリンタ8と連係し、情報の授受を行う。
通信部34はプロセッサ28の制御により、配送者端末10との通信の他、気象情報源と通信し、気象情報などのビッグデータの提供を受ける。
管理端末6にはプロセッサ36、記憶部38、入出力部40を備えるとともに、情報提示部7および情報入力部9が接続されている。プロセッサ36は記憶部30にあるガス配送管理プログラムなど、各種のプログラムを実行し、管理サーバ4と連係してガス配送管理のための情報処理を行う。
記憶部30、38は各種プログラムを格納する記録媒体の一例であり、ROM、RAMなどを備え、プロセッサ36の制御によりガス配送の管理に必要な各種情報の記憶を行う。
情報提示部7は、取得した各種情報、ガスボンベの配送指示情報などの提示に用いられる。情報入力部9は配送先情報など、ガス配送に必要な管理情報の入力などに用いられる。
<配送先分類DB46−1>
図3は、配送先分類DB46−1を示している。
配送先20には既述したように、ガスメータ16またはガスメータ18を設置した配送先21、22の分類の他、ガス用途の属性によって一般家庭用、業務用、工業用、その他に分割することができる。
「一般家庭用」はたとえば、生活にガスを消費する配送先である。「業務用」はたとえば、店舗などで生業にガスを消費する配送先である。「工業用」は生産業など、生産にガスを消費する配送先である。「その他」は教育機関や官公庁などの配送先である。
この配送先分類DB46−1には、配送先20が配送先属性区分50である一般家庭用、業務用、工業用、その他に分類されている。
<配送エリア管理DB46−2>
図4は、配送エリア管理DB46−2を示している。
配送先20は配送担当者に分別されて複数の配送エリアA1、A2、・・・、Anに割り当てられる。各配送エリアA1、A2、・・・、Anは、配送担当者に属する配送先20を表す。したがって、配送エリア分別テーブル52は配送エリア部54、一般家庭部56、業務部58、工業部60、その他部62が設定されている。
配送エリア部54には配送担当者に割り当てられたエリア情報が格納される。一般家庭部56には既述の「一般家庭用」の配送先20を表す配送先情報が格納される。業務部58には既述の「業務用」の配送先20を表す配送先情報が格納される。工業部60には既述の「工業用」の配送先20を表す配送先情報が格納される。その他部62には既述の「その他」の配送先20を表す配送先情報が格納される。
<配送先管理DB46−3>
図5は、配送先管理DB46−3の一例を示している。この配送先管理DB46−3には配送先情報に関係付けられた配送予定日などの配送情報が格納される。
この配送先管理DB46−3には配送先管理ファイル66が含まれる。この配送先管理ファイル66には、配送先情報部68、属性情報部70、配送エリア情報部72、配送情報部74、指針情報部76、使用量情報部78、関連情報部80、履歴情報部82などが含まれる。
配送先情報部68には氏名、名称、住所など、配送先20を特定するための識別情報が格納される。属性情報部70には供給形態の属性区分として一般家庭用、業務用、工業用、その他を特定するための属性情報が格納される。配送エリア情報部72には配送エリアを表すエリア情報、配送を担当する配送担当者の識別情報などが格納される。
配送情報部74には配送予定日部74−1、配送日部74−2が設定されている。配送予定日部74−1には配送先20ごと、ガスボンベの配送予定日を表す予定情報が格納される。配送日部74−2には配送先20ごと、ガスボンベの配送日を表す日情報が格納される。この配送予定日を改定した場合には、改定後の配送予定日が格納される。
指針情報部76には、配送先20ごとのガスメータ16、18から取得した指針情報が格納される。この場合、ガスメータ16であれば、日々の指針情報が格納される。これに対し、ガスメータ18であれば、検針日単位の指針情報が格納される。
使用量情報部78には配送先20ごとのガスメータ16、18から取得した指針情報により算出されたガス使用量が格納される。配送先20のうち配送先21であれば、日単位のガス使用量が格納される。これに対し、配送先20のうち配送先22であれば、検針日単位のガス使用量が格納される。
関連情報部80にはガス使用量に関連する機器情報など、関連情報が格納される。履歴情報部82には配送予定日の改定などの履歴情報が格納される。
<ガス使用量管理DB46−4>
図6は、ガス使用量管理DB46−4の一例を示している。このガス使用量管理DB46−4には、ガスメータ16を備えた配送先21のガス使用量情報が格納される。
このガス使用量管理DB46−4にはガス使用量管理ファイル84が含まれる。このガス使用量管理ファイル84に配送先情報部86、当日使用量部88、前日使用量部90、増減量部92、閾値部94、判定情報部96が含まれる。
配送先情報部86には配送先21の識別情報、配送エリア情報が格納される。当日使用量部88には当日に取得している指針情報から算出されたガス使用量を表す使用量情報が格納される。前日使用量部90には前日に取得した指針情報から算出されたガス使用量を表す使用量情報が格納される。
増減量部92には前日および当日のガス使用量を比較した結果、前日のガス使用量に対して当日のガス使用量の増減量を表すガス量が格納される。
閾値部94には前日のガス使用量に対して当日のガス使用量が異常使用量か否かを判定するための閾値Sthを表す閾値情報が格納される。この閾値Sthは、前日のガス使用量に対し、増加または減少の許容量を加算して自動的に設定される。
判定情報部96には当日のガス使用量が閾値Sthを超えて増加または減少した場合、そのガス使用量を異常使用量と判定し、その判定結果を表す判定情報やアラート情報が格納される。
<配送先状態管理DB46−5>
図7は、配送先状態管理DB46−5の一例を示している。この配送先状態管理DB46−5にはガス使用量が異常使用量であるなど、配送先21のガス使用量の状態情報が格納される。
この配送先状態管理DB46−5には配送先状態管理ファイル98が含まれる。この配送先状態管理ファイル98に配送エリア情報部100、異常配送先数部102、閾値部104、判定情報部106が含まれる。
配送エリア情報部100には配送エリアを表すエリア情報が格納される。異常配送先数部102は配送先エリアごとに異常配送先数を表す数値情報が格納される。
閾値部104には配送エリアにおいて、配送先21の全数に対する異常配送先数の割合たとえば、50%の配送先数を表す閾値情報が格納される。
判定情報部106には異常配送先数が閾値Nthを超えたか否かを表す判定情報が格納されるとともに、閾値Nthを超えた場合には配送スケジュールの改定を示唆するアラート情報が格納される。
<配送予定日管理DB46−6>
図8は、配送予定日管理DB46−6の一例を示している。この配送予定日管理DB46−6には配送先21、22を含む全ての配送先20に適用される配送予定情報などが格納される。
この配送予定日管理DB46−6には配送予定日管理ファイル108が含まれる。この配送予定日管理ファイル108に配送先情報部110、改定前配送予定日部112、改定配送予定日部114、増減日数部116、配送指示部118が含まれる。
配送先情報部110には配送先21、22を含む全ての配送先20を表す配送先情報が格納される。
改定前配送予定日部112には改定前の配送予定日情報が格納される。改定配送予定日部114には異常使用量の判定の結果、各配送先20に適用される。改定配送予定日情報が格納される。
増減日数部116には改定前配送予定日から改定配送予定日に変更した際、その増減日数情報が格納される。
配送指示部118には改定配送予定日が成立したとき、新たに策定された配送スケジュールに基づき、配送指示情報が格納される。
<ガス配送の管理工程>
図9は、ガス配送の管理工程の一例を示している。この管理工程は一例であり、斯かる構成に本発明が限定されるものではない。
この管理工程は、ガス配送管理システム2により実行され、Sは特定された処理、Sに付した番号は順序の一例を示している。
この管理工程には配送先20のセグメント化(S101)、配送先20の分割(S102)、閾値Sthの設定(S103)、閾値Nthの設定(S104)、指針情報mの取得(S105)、ガス使用量Siの算出(S106)、当日のガス使用量Stの取得(S107)、ガス使用量Stの異常判定(S108)、異常配送先数の算出(S109)、異常配送先数の異常判定(S110)、アラートの告知(S111)、配送予定日の改定(S112)、配送指示情報の生成および発行(S113)、情報の提示(S114)、配送予定日の増減日数の算出(S115)、配送先20の配送予定日の改定(S116)、配送指示情報の生成および発行(S117)などが含まれる。
配送先20のセグメント化(S101): 管理サーバ4は、ガスボンベの配送先20を表す配送先情報を取得し、配送先属性区分50による配送先20のセグメント化を行う。
配送先20の分割(S102): 管理サーバ4は、配送担当者14が決定されると、配送担当者14が担当する配送エリアごとに配送先20を分割する。つまり、配送先20は複数の配送エリアA1、A2、・・・、An(図4)に区分される。
閾値Sthの設定(S103): 管理サーバ4は、ガス使用量が異常使用量であるかを判定するための閾値Sthを設定する。異常使用量とは昨日のガス使用量を基準にたとえば、その1.2倍を上限閾値SthH、その0.8倍を下限閾値SthLに設定すればよい。これにより、昨日のガス使用量からの増加または減少を算出することで、ガス使用量のトレンドを推定できる。
閾値Nthの設定(S104): 管理サーバ4は、異常使用量の配送先数を判定するための閾値Nthを設定する。この閾値Nthはたとえば、温度変化にガス使用量が依存する全配送先Nに対して異常配送先数nの比率たとえば、50%を閾値Nthに設定すればよい。つまり、前日のガス使用量から増加または減少した配送先数が全配送先数の50%以上であれば、その配送エリア(たとえば、その地域)における温度変化にガス使用量の増減が依存していると判定することができる。
指針情報mの取得(S105): 管理サーバ4は通信部34を通してガスメータ16から日々の指針情報mを取得する。
ガス使用量Siの算出(S106): 管理サーバ4は、取得した指針情報mを用いて各配送先21の日単位のガス使用量Siを算出する。
当日のガス使用量Stの取得(S107): 管理サーバ4は、当日のガス使用量Stを取得する。
ガス使用量Stの異常判定(S108): 管理サーバ4は、当日のガス使用量Stが異常使用量かを判定する。
異常配送先数の算出(S109): 管理サーバ4は、ガス使用量Stが異常使用量となった配送先、つまり異常配送先を検出し、異常配送先数を算出する。
異常配送先数の異常判定(S110): 管理サーバ4は、異常配送先数が閾値Nth以上かを判定する。
アラートの告知(S111): 異常使用量の配送先数が閾値Nthを超えたとき、管理サーバ4は、配送予定日および配送スケジュールを改定することを表すアラートを生成し、告知する。
配送予定日の改定(S112): 管理サーバ4は、異常配送先数が閾値Nth以上であれば、ガス使用量の増減に温度変化の影響を受けたと判定し、配送エリアにおける配送先20ごとの配送予定日を再計算し、改定する。
配送指示情報の生成および発行(S113): 管理サーバ4は、配送予定日の再計算後、配送指示情報の生成および発行を行う。
情報の提示(S114): 管理サーバ4は、配送指示情報の生成および発行までに取得している各種提示情報を情報提示部7に提示する。
配送予定日の増減日数の算出(S115): 管理サーバ4は、再計算前の配送予定日と再計算後の配送予定日を対比し、配送予定日の増減日数を算出する。
配送先20の配送予定日の改定(S116): 管理サーバ4は、検針日単位でガス使用量を算出している配送先20の配送予定日を取得するとともに、前記配送予定日の増減日数を参酌して配送予定日を改定する。
配送指示情報の生成および発行(S117): 管理サーバ4は、改定した配送予定日を含む配送指示情報の生成および発行を行う。
<ガス使用量Stの異常判定>
図10は、ガス使用量Stの異常判定の処理工程の一例を示している。この処理工程には異常判定の基準となる閾値Sthの自動設定およびその判定処理が含まれる。
この異常判定の処理工程には、ガス使用量Syの取得(S201)、閾値Sthの算定(S202)、指針情報mtの取得(S203)、ガス使用量Stの算出(S204)、異常使用量の判定(S205、S206)、配送予定日の改定(S207)、配送指示情報の発行(S208)、配送予定日の維持(S209)などが含まれる。
ガス使用量Syの取得(S201): 管理サーバ4は、日々の指針情報から算出した前日のガス使用量Syを取得する。このガス使用量Syは、当日のガス使用量が異常か否かを判定するための基準である前日のガス使用量である。
閾値Sthの算定(S202): 当日のガス使用量Stが異常使用量か否かを判定するための閾値Sthには前日のガス使用量Syを基準とする。異常使用量には異常増加と異常減少の双方が含まれる。そこで、閾値Sthには、上限閾値SthHと下限閾値SthLを設定する。ガス使用量Siの許容増減幅をたとえば、±20%とすれば、前日のガス使用量Syを基準として上限閾値SthHおよび下限閾値SthLは次式で算定できる。
SthH=Sy×1.2 ・・・(1)
SthL=Sy×0.8 ・・・(2)
指針情報mtの取得(S203): 管理サーバ4は、各配送先21の当日の指針情報mtを取得する。
ガス使用量Stの算出(S204): 管理サーバ4は、配送先21から取得した各指針情報mtを用いて当日のガス使用量Stを算出する。
異常使用量の判定(S205、S206): 管理サーバ4は、ガス使用量Stが上限閾値SthH以上であるかを判定する。また、管理サーバ4は、ガス使用量Stが上限閾値SthH以上でなければ(S205のNO)、ガス使用量Stが下限閾値SthL以下であるかを判定する(S206)。
配送予定日の改定(S207): 管理サーバ4は、ガス使用量Stが上限閾値SthH以上(S205のYES)、またはガス使用量Stが下限閾値SthL以下(S206のYES)であれば、配送予定日の改定を行う。
配送指示情報の発行(S208): 管理サーバ4は、配送予定日を改定したとき、配送指示情報を発行する。
配送予定日の維持(S209): 管理サーバ4は、ガス使用量Stが上限閾値SthH未満(S205のNO)、かつガス使用量Stが下限閾値SthL超(S206のNO)であれば、現状の配送予定日を維持する。
<配送予定日の増減>
図11は、配送予定日の増減判定の処理工程の一例を示している。この処理工程には改定前の配送予定日の取得(S301)、再計算後の配送予定日の取得(S302)、再計算前後の配送予定日の比較(S303)、増減日数の算定(S304)が含まれる。
改定前の配送予定日の取得(S301): 異常使用量を判定したとき、管理サーバ4は、改定前の配送予定日を取得する。
再計算後の配送予定日の取得(S302): 管理サーバ4は再計算後の配送予定日を取得する。
再計算前後の配送予定日の比較(S303): 管理サーバ4は現状の配送予定日と再計算後の配送予定日を比較し、両者が相違しているか否かを判定する。
増減日数の算定(S304): 現状の配送予定日と再計算後の配送予定日が相違していなければ(S303のNO)、増減日数の算定は不要である。現状の配送予定日と再計算後の配送予定日が相違していれば(S303のYES)、管理サーバ4は、現状の配送予定日と再計算後の配送予定日の増減日数を算定する。
<配送先22の配送予定日の改定>
図12は、配送先22の配送予定日の改定処理工程の一例を示している。この改定処理工程には検針日間ガス使用量の取得(S401)、配送予定日の算定(S402)、配送予定日の改定(S403)が含まれる。
検針日間ガス使用量の取得(S401): 配送先22の配送予定日の改定に当たり、管理サーバ4は配送先22の検針日間ガス使用量を取得する。
配送予定日の算定(S402): 管理サーバ4は、配送先22の検針日間ガス使用量を用いて配送予定日を算定する。
配送予定日の改定(S403): 管理サーバ4は、配送先21(=21−1、21−2、・・・、21−N:図1)の配送予定日が改定され、その増減日数が特定されれば、現在、配送先22(=22−1、22−2、・・・、22−N:図1)に適用されている配送予定日に、配送先のガス使用量に応じた増減日数を付加することにより、配送予定日を改定する。増減日数の付加は配送先ごとに異なるガス使用量に応じた値を算出すればよい。
<配送指示情報120の出力>
図13は、配送指示情報120の一例である容器交換伝票を示している。図13に示す形態は一例であり、斯かる形態に本発明が限定されるものではない。
この配送指示情報120は、配送予定日の改定に基づき発行される。この配送指示情報120には配送先情報122、配送予定日情報124、配送担当者情報126などが提示されている。配送先情報122には配送先の住所や氏名が記載されている。配送予定日情報124には予測日が記載されている。配送担当者情報126には担当者名、所属販売店名などが記載されている。
<一実施の形態の効果>
(1) 前日のガス使用量を基準に閾値が設定されて当日のガス使用量が異常使用量であるかを判定することができ、異常使用量の配送先数が異常であるとき、配送エリアの配送予定日を再計算して配送指示情報を提示でき、その配送エリアにおける温度変化に応じて配送予定日を自動修正できる配送システムを構築できる。
(2) 検針日単位など、日単位での指針情報を取得できない配送先に設定される配送予定日についても、配送頻度の高い配送先の配送予定日の自動修正に応じた修正を行うことができる。
(3) 指針情報の取得頻度の低い配送先にあっても、温度変動に応じた配送予定日を修正でき、ガスボンベの配送における不測の事態やガスボンベのガス残量を低減でき、配送担当者の負荷を軽減できる。
(4) ガス仕入れ量に対する温度変動の影響を回避できる。
(5) 低温日や高温日の人的な監視に基づいた配送スケジュールの修正負担を軽減できる。
〔他の実施の形態〕
上記実施形態では、指針情報を日単位で取得し、日単位のガス使用量を算出しているが、数日単位でガス使用量を算出し、算出時点前のガス使用量と対比して異常使用量を判定してもよい。
以上説明したように、本発明の最も好ましい実施の形態等について説明したが、本発明は、上記記載に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載され、または発明を実施するための形態に開示された発明の要旨に基づき、当業者において様々な変形や変更が可能であることは勿論であり、斯かる変形や変更が、本発明の範囲に含まれることは言うまでもない。
本発明のガス配送管理によれば、指針情報の取得頻度の高い配送先に設定される配送予定日の増減変化に応じて指針情報の取得頻度の低い配送先における配送予定日の改定を行うことができ、配送頻度の疎密に関係なく配送予定日の算定精度を高めることができ、利便性の高い配送システムを構築できる。
2 ガス配送管理システム
4 管理サーバ
6 管理端末
7 情報提示部
8 プリンタ
9 情報入力部
10 配送者端末
12 管理センタ
14 配送担当者
16 ガスメータ
17 LPWA送信部
18 ガスメータ
20 配送先
21−1、21−2、・・・、21−N、22−1、22−2、・・・、22−N 配送先
24 基地局
26 ネットワーク
28 プロセッサ
30 記憶部
32 入出力部(I/O)
34 通信部
36 プロセッサ
38 記憶部
40 入出力部
46−1 配送先分類DB
46−2 配送エリア管理DB
46−3 配送先管理DB
46−4 ガス使用量管理DB
46−5 配送先状態管理DB
46−6 配送予定日管理DB
48 配送先区分
50 属性区分
52 配送エリア分別テーブル
54 配送エリア部
56 一般家庭部
58 業務部
60 工業部
62 その他部
66 配送先管理ファイル
68 配送先情報部
70 属性情報部
72 配送エリア情報部
74 配送情報部
74−1 配送予定日部
74−2 配送日部
76 指針情報部
78 使用量情報部
80 関連情報部
82 履歴情報部
84 ガス使用量管理ファイル
86 配送先情報部
88 当日使用量部
90 前日使用量部
92 増減量部
94 閾値部
96 判定情報部
98 配送先状態管理ファイル
100 配送エリア情報部
102 異常配送先数部
104 閾値部
106 判定情報部
108 配送予定日管理ファイル
110 配送先情報部
112 改定前配送予定日部
114 改定配送予定日部
116 増減日数部
118 配送指示部
120 配送指示情報
122 配送先情報
124 配送予定日情報
126 配送担当者情報

Claims (18)

  1. 少なくとも日単位の取得頻度で指針情報を取得し、配送先ごとにガス使用量を算出する工程と、
    前記ガス使用量に閾値を設定して前記ガス使用量が異常使用量であるかを判定する工程と、
    前記異常使用量の配送先数に閾値を設定して前記配送先数が異常であるかを判定する工程と、
    前記配送先数が異常であれば、各配送先の配送予定日を再計算する工程と、
    前記配送予定日を改定した配送指示情報を生成する工程と、
    を含むことを特徴とする、ガス配送の管理方法。
  2. さらに、少なくとも前日のガス使用量を基準にする異常増加分または異常減少分を算出し、該異常増加分または該異常減少分を前記ガス使用量に加算して前記閾値を改定する工程を含むことを特徴とする、請求項1に記載のガス配送の管理方法。
  3. 再計算前後の前記配送予定日を比較し、再計算後の前記配送予定日の増減日数を算出する工程と、
    検針日を単位としてガス使用量を算出している配送先を抽出し、該配送先の配送予定日に前記増減日数を加算して配送予定日を改定する工程と、
    を含むことを特徴とする、請求項1または請求項2に記載のガス配送の管理方法。
  4. さらに、前記配送先を二以上の配送エリアに区分し、配送エリアごとに前記異常使用量の配送先数を判定する工程と、
    前記配送エリアごとに前記配送指示情報を出力する工程と、
    を含むことを特徴とする、請求項1ないし請求項3の何れかの請求項に記載のガス配送の管理方法。
  5. 少なくとも日単位の取得頻度で指針情報を取得する通信部と、
    配送先ごとにガス使用量を算出し、前記ガス使用量に閾値を設定して前記ガス使用量が異常使用量であるかを判定し、前記異常使用量の配送先数に閾値を設定して前記配送先数が異常であるかを判定し、前記配送先数が異常であれば、各配送先の配送予定日を再計算する処理部と、
    前記配送予定日を改定した配送指示情報を生成する出力部と、
    を備えることを特徴とする、ガス配送の管理システム
  6. さらに、前記処理部は、少なくとも前日のガス使用量を基準にする異常増加分または異常減少分を算出し、該異常増加分または該異常減少分を前記ガス使用量に加算して前記閾値を改定することを特徴とする、請求項5に記載のガス管理システム。
  7. さらに、前記処理部は、再計算前後の前記配送予定日を比較し、再計算後の前記配送予定日の増減日数を算出し、検針日を単位としてガス使用量を算出している配送先を抽出し、該配送先の配送予定日に前記増減日数を加算して配送予定日を改定することを特徴とする、請求項5または請求項6に記載のガス配送の管理システム。
  8. さらに、前記処理部は、前記配送先を二以上の配送エリアに区分し、配送エリアごとに前記異常使用量の配送先数を判定し、
    前記出力部は、前記配送エリアごとに前記配送指示情報を出力することを特徴とする、請求項5ないし請求項7の何れかの請求項に記載のガス配送の管理システム。
  9. コンピュータに実行させるためのプログラムであって、
    少なくとも日単位の取得頻度で指針情報を取得し、配送先ごとにガス使用量を算出する機能と、
    前記ガス使用量に閾値を設定して前記ガス使用量が異常使用量であるかを判定する機能と、
    前記異常使用量の配送先数に閾値を設定して前記配送先数が異常であるかを判定する機能と、
    前記配送先数が異常であれば、各配送先の配送予定日を再計算する機能と、
    前記配送予定日を改定した配送指示情報を生成する機能と、
    を前記コンピュータに実行させるためのプログラム。
  10. さらに、少なくとも前日のガス使用量を基準にする異常増加分または異常減少分を算出し、該異常増加分または該異常減少分を前記ガス使用量に加算して前記閾値を改定する機能を前記コンピュータに実行させるための請求項9に記載のプログラム。
  11. さらに、再計算前後の前記配送予定日を比較し、再計算後の前記配送予定日の増減日数を算出する機能と、
    検針日を単位としてガス使用量を算出している配送先を抽出し、該配送先の配送予定日に前記増減日数を加算して配送予定日を改定する機能と、
    を前記コンピュータに実行させるための請求項9または請求項10に記載のプログラム。
  12. さらに、前記配送先を二以上の配送エリアに区分し、配送エリアごとに前記異常使用量の配送先数を判定する機能と、
    前記配送エリアごとに前記配送指示情報を出力する機能と、
    を前記コンピュータに実行させるための請求項9ないし請求項11の何れかの請求項に記載のプログラム。
  13. 請求項9ないし請求項12の何れかの請求項に記載のプログラムを格納したことを特徴とする記録媒体。
  14. 少なくとも日単位の取得頻度で指針情報を取得する通信部と、
    配送先ごとにガス使用量を算出し、前記ガス使用量に閾値を設定して前記ガス使用量が異常使用量であるかを判定し、前記異常使用量の配送先数に閾値を設定して前記配送先数が異常であるかを判定し、前記配送先数が異常であれば、各配送先の配送予定日を再計算する処理部と、
    前記配送予定日を改定した配送指示情報を生成する出力部と、
    を備えることを特徴とする、サーバ。
  15. さらに、前記処理部は、少なくとも前日のガス使用量を基準にする異常増加分または異常減少分を算出し、該異常増加分または該異常減少分を前記ガス使用量に加算して前記閾値を改定することを特徴とする、請求項14に記載のサーバ。
  16. さらに、前記処理部は、再計算前後の前記配送予定日を比較し、再計算後の前記配送予定日の増減日数を算出し、検針日を単位としてガス使用量を算出している配送先を抽出し、該配送先の配送予定日に前記増減日数を加算して配送予定日を改定することを特徴とする、請求項14または請求項15に記載のサーバ。
  17. さらに、前記処理部は、前記配送先を二以上の配送エリアに区分し、配送エリアごとに前記異常使用量の配送先数を判定し、
    前記出力部は、前記配送エリアごとに前記配送指示情報を出力することを特徴とする、請求項14ないし請求項16の何れかの請求項に記載のサーバ。
  18. 請求項14ないし請求項17の何れかの請求項に記載のサーバと通信し、前記配送指示情報を提示することを特徴とする端末。
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