JP2021174133A - 栽培支援サーバ - Google Patents

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Osamu Okamoto
圭吾 熊田
Keigo Kumada
将大 中戸川
Masahiro Nakatogawa
大雅 酒井
Taiga Sakai
成晴 加藤
Shigeharu Kato
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Abstract

【課題】圃場の状況を把握し、農業従事者の意思決定を支援する栽培支援サーバを提供する。【解決手段】複数の通信端末および複数のユーザ端末5のそれぞれと、栽培支援サーバとが、通信ネットワークにより、相互に通信可能に接続された栽培支援システムにおいて、栽培支援サーバ1は、圃場の環境の特徴値の目標範囲内かつ目標範囲外と隣接するアラート範囲を対応づける栽培ステージデータ11を記憶する記憶装置と、圃場の環境の特徴値を取得する取得部14と、取得部14が取得した特徴値が、現在の栽培ステージのアラート範囲に含まれる場合、圃場の管理者が利用するユーザ端末に、アラートを通知する通知部16を備える。【選択図】図2

Description

本発明は、栽培支援サーバに関する。
農業において、気象情報と作物の育成との関係は重要である。農業従事者は、栽培マニュアル、栽培管理支援システム等を参照して、作物を育成する場合がある。
栽培管理支援システムは、気象情報、発育予測モデル、および病害予測モデル等を参照して、早期警戒情報と作物の栽培管理に役立つ情報を配信し、農業従事者の意志決定を支援する(特許文献1参照)。
農研機構、"栽培管理支援システム ver.1.0 "、[online]、[2020年3月30日検索]、インターネット〈URL:https://agmis.naro.go.jp/〉
しかしながら、農業従事者は、圃場の状況に応じて意思決定を行わなければならず、圃場の状況を把握することが難しい場合がある。
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであり、本発明の目的は、圃場の状況を把握し、農業従事者の意思決定を支援可能な技術を提供することである。
本発明の一態様の栽培支援サーバは、作物の各栽培ステージについて、圃場の環境の特徴値の目標範囲内かつ目標範囲外と隣接するアラート範囲を対応づける栽培ステージデータを記憶する記憶装置と、圃場の環境の特徴値を取得する取得部と、取得部が取得した特徴値が、現在の栽培ステージのアラート範囲に含まれる場合、圃場の管理者が利用するユーザ端末に、アラートを通知する通知部を備える。
本発明によれば、圃場の状況を把握し、農業従事者の意思決定を支援可能な技術を提供することができる。
図1は、本発明の実施の形態に係る栽培支援システムを説明する図である。 図2は、本発明の実施の形態に係る栽培支援サーバの機能ブロックを説明する図である。 図3は、栽培ステージデータのデータ構造とデータの一例を説明する図である。 図4は、栽培支援サーバにおける目標範囲およびアラート範囲を説明する図である。 図5は、特徴値データのデータ構造とデータの一例を説明する図である。 図6は、栽培支援サーバの通知部による通知処理を説明するフローチャートである。 図7は、栽培支援サーバがユーザ端末に提供する画面の一例である。 図8は、栽培支援サーバに用いられるコンピュータのハードウエア構成を説明する図である。
以下、図面を参照して、本発明の実施形態を説明する。図面の記載において同一部分には同一符号を付し説明を省略する。
(栽培支援システム)
図1を参照して、本発明の実施の形態に係る栽培支援サーバ1が用いられる栽培支援システム9を説明する。栽培支援システム9は、栽培支援サーバ1、通信端末2およびユーザ端末5を備える。栽培支援サーバ1は、複数の通信端末2および複数のユーザ端末5のそれぞれと、通信ネットワーク8により、相互に通信可能に接続される。
通信端末2およびユーザ端末5は、本発明の実施の形態に係る栽培支援サーバ1による栽培支援を受けるユーザが利用する端末である。ユーザは、典型的には、農業従事者である。ユーザは、管理対象の1以上の圃場3を有し、1つの圃場に、1以上のセンサ4が設けられる。
通信端末2は、センサ4が測定した特徴値を受信し、栽培支援サーバ1に送信する。ユーザ端末5は、栽培支援サーバ1が提供した情報を表示する。
センサ4は、そのセンサが設置された圃場3の環境を測定し、その特徴値を通信端末2に送信するデバイスである。センサ4は、通信端末2とLPWA(Low Power Wide Area)、EnOcean等の規格で接続される。通信端末2は、通信ネットワーク8を介して栽培支援サーバ1に特徴値を送信し、栽培支援サーバ1が特徴値を処理する。栽培支援サーバ1が処理する特徴値は、センサ4の測定値そのものであっても良いし、センサ4が取得した測定値を通信端末2または栽培支援サーバ1において加工された値であっても良い。
センサ4は、農業用ハウス内の気温、湿度、照度、土壌温度、土壌水分等の圃場の環境の特徴値を測定する。本発明の実施の形態においてセンサ4は、1つの圃場において、少なくとも1種類の特徴値を測定できれば良い。
本発明の実施の形態において圃場3は、センサ4が測定する特徴量と同じ特徴量を有する領域のうち、同日に同種農作物の作付けが行われた領域毎に管理される。圃場3は、農業用ハウスにおいて形成されても良いし、露地栽培における畑等に形成されても良い。例えば、複数の農業用ハウスにまたがって同日に同種農作物の作付けが行われた場合、圃場3は、農業ハウス毎に個別に管理される。
センサ4は、農場の環境を特定する複数の特徴値をまとめて測定する1つの筐体で構成されても良いし、これらの特徴値をそれぞれ測定する複数の筐体の組み合わせで構成されても良い。また1つの圃場3に、複数のセンサ4が設けられる場合、同種の特徴値を測定する複数のセンサ4が測定した特徴値の平均を、その圃場3の特徴値としても良い。あるいは、同日に同種農作物の作付けが行われた領域を、各センサ4の設置位置に応じて複数の圃場3に区分して管理しても良い。
またセンサ4は、充電量、電波強度等のセンサ4が通信端末2に特徴値を送信するために必要な環境についても測定しても良い。
(栽培支援サーバ)
図2を参照して、栽培支援サーバ1を説明する。栽培支援サーバ1は、一般的なコンピュータが所定の処理を行う栽培支援プログラムを実行することによって形成される。
栽培支援サーバ1は、栽培ステージデータ11、推定部12、現在の栽培ステージ13、通知部16、取得部14および特徴値データ15を備える。推定部12、取得部14および通知部16は、栽培支援プログラムによってコンピュータの処理装置に実装される。栽培ステージデータ11は、本発明の実施の形態に係る栽培支援処理を開始する前に、予め記憶装置に記憶されるデータである。現在の栽培ステージ13は、推定部12によって出力されるデータである。特徴値データ15は、取得部14によって出力されるデータであって、記憶装置に記憶される。なお、処理装置は、図8を参照して説明されるCPU901に対応し、記憶装置は、図8を参照して説明されるストレージ903に対応する。
栽培ステージデータ11は、圃場3の環境の特徴値の目標範囲内かつ目標範囲外と隣接するアラート範囲を対応づけるデータである。栽培ステージデータ11は、作物の品種毎に生成される。また栽培ステージデータ11は、作物の育成地方またはユーザ等によって、適宜生成されても良い。
また栽培ステージデータ11は、各栽培ステージについて、その栽培ステージであると推定する条件を対応づけても良い。栽培ステージを推定するための条件は、例えば、所定の作業からの経過時間で特定される栽培ステージの開始時間および終了時間である。あるいは、栽培ステージを推定するための条件は、センサ4から取得される特徴値、気象等の環境等である。センサ4から取得される特徴値による条件は、例えば、土壌温度の積算値が所定の値を超えると次のステージに遷移するなど、センサ4から取得される特徴値から特定される条件である。環境による条件は、所定温度以上の気温が所定日数以上あると次のステージに遷移するなど、環境から特定される条件である。栽培ステージを推定する条件は、所定の作業からの経過時間、センサ4から取得される特徴値、気象等から設定される各条件の組み合わせであっても良い。
栽培ステージデータ11は、図3に示すように、栽培ステージ毎に、作付けからの日数、センサ種別毎の目標値およびアラート範囲を対応づける。本発明の実施の形態において、栽培ステージを推定するため条件として、作付けからの日数を例に説明するが、そのほかの条件を基準に栽培ステージを特定しても良い。
圃場の「アラート範囲」は、圃場3に設けられるセンサが測定する特徴値の種別毎に設定される。例えば、気温、湿度、照度、土壌温度、土壌水分、充電量、電波強度等の各特徴値の種別について、アラート範囲が設定される。
栽培ステージデータ11は、図3に示すように、センサ4が測定する特徴値の種別毎に、目標範囲とアラート範囲を対応づける。目標範囲は、圃場3における特徴値が目標とする範囲である。目標範囲は、さらに夜または昼等の時間帯によって異なる範囲が設定されても良いし、季節によって異なる範囲が設定されても良い。
アラート範囲は、目標範囲を外れる可能性のある特徴値の範囲である。目標範囲が上限値および下限値で設定される場合、アラート範囲は、目標範囲の上限値を含み目標範囲内の範囲と、下限値を含み目標範囲内の範囲の2つの範囲で特定される。目標範囲が上限値または下限値で設定される場合、アラート範囲は、目標範囲の上限値または下限値を含み目標範囲内の範囲である。
図4を参照して目標範囲が上限値および下限値で設定される場合のアラート範囲の一例を説明する。例えば、温度に関する特徴値の場合、目標範囲の上限値から−2度の範囲と、下限値から+2度の範囲が、アラート範囲に設定される。本発明の実施の形態において目標範囲内であって、アラート範囲外の特徴値は、正常範囲と称する。なお「正常範囲」は、栽培支援サーバ1がアラートしなくても良い範囲の意味であって、作物の育成において正常な範囲の意味ではない。
栽培ステージデータ11において、アラート範囲を特定できればよく、その特定方法は問わない。アラート範囲は、具体的な特徴値の範囲で特定されても良いし、目標範囲の○%から○%の間等の相対的な表記で特定されても良い。
図4において横軸は1日の時間であって、縦軸は特徴値である。図4に示す例では、温度の特徴値についての目標範囲およびアラート範囲を示す。図4に示すように、目標範囲が時間毎に異なる場合、アラート範囲も時間毎に異なるように設定される。
また栽培ステージデータ11は、さらに、栽培ステージにおける注意情報を対応づける。注意情報は、その栽培ステージにおいて、ユーザが実施する作業に関する情報である。注意情報は、例えば、そのステージで用いる堆肥の情報、芽かき等のユーザが実施しなければならない作業の情報、農作物の病気または害虫等の情報、その病気または害虫に対処するためのユーザの作業内容等の情報である。
推定部12は、現在の栽培ステージ13を推定する。作付けからの経過時間によって現在の栽培ステージを推定する場合、推定部12は、処理対象の圃場3について、作付けが行われた日からの経過時間と、栽培ステージデータ11の栽培ステージを推定するための条件を比較して、現在の栽培ステージを推定する。なお、栽培支援システム9は、ユーザから入力された圃場3毎の作付け日および作物の品種等を、対応づけて保持する。
センサ4から取得される特徴値から現在の栽培ステージを推定する場合、推定部12は、特徴値データ15から処理対象の圃場3に関する特徴値を取得して、栽培ステージデータ11に登録された条件と照らし合わせて、現在の栽培ステージを推定する。気象等の環境から現在の栽培ステージを推定する場合、推定部12は、処理対象の圃場3の環境を、気象情報を格納した外部サーバ等から取得して、栽培ステージデータ11に登録された条件と照らし合わせて、現在の栽培ステージを推定する。
取得部14は、圃場3の環境の特徴値を取得する。取得部14は、通信端末2から、圃場3の識別子、センサの識別子およびそのセンサの特徴値を、時間とともに取得する。時間は、圃場3において特徴値が測定された時間である。
取得部14は、通信端末2から取得した圃場3の識別子、センサの識別子およびそのセンサの特徴値を対応づけたデータセットを、特徴値データ15に挿入する。特徴値データ15は、図5に示すように、時間、圃場3の識別子、センサの識別子およびそのセンサの特徴値を対応づけたデータセットの集合である。特徴値データ15は、取得部14が、圃場3の特徴値を取得すると、更新される。
通知部16は、取得部14が取得した特徴値が、現在の栽培ステージ13のアラート範囲に含まれる場合、圃場3の管理者が利用するユーザ端末5に、アラートを通知する。アラートは、メールで通知されても良いし、一般的なSNS(Social Networking Service)等のメッセージで通知されても良い。またアラートは、栽培支援サーバ1が提供するウェブページまたはアプリケーションにユーザ端末5がアクセスした際に、表示されても良い。
通知部16は、栽培ステージデータ11から、現在の栽培ステージの特徴値を取得した時間におけるアラート範囲を取得し、取得部14が取得した特徴値が、アラート範囲に含まれるか否かを判定する。通知部16は、取得した特徴値がアラート範囲に含まれる場合、アラートを通知し、特徴値がアラート範囲に含まれず正常範囲に含まれる場合、アラートを通知しない。なお通知部16は、取得部14が複数のセンサ種別について特徴値を取得した場合、複数のセンサ種別毎に、その特徴値がアラート範囲に含まれるか否かを判定し、通知する。
なお通知部16は、取得部14が特徴値を取得する度に、通知するか否かを決定しても良い。あるいは通知部16は、取得部14が複数回特徴値を取得した後に、通知するか否かを決定しても良い。このとき通知部16は、複数の特徴値の平均など、複数の特徴値を統合的に評価した値に基づいて、アラート範囲に含まれるか否かを判定しても良い。また通知部16は、直近で取得した複数の特徴値が全てアラート範囲に含まれている場合に通知しても良い。
通知部16は、取得部14が取得した特徴値が、現在の栽培ステージのアラート範囲に含まれた後、新たに取得した特徴値が、現在の栽培ステージの目標範囲かつアラート範囲外の場合、アラートが解除された旨を通知する。通知部16は、例えば、特徴値データ15を参照して、直近で取得した特徴値がアラート範囲内となったか否か、アラートの通知ログ(図示せず)を参照して過去にアラートが通知されその後アラートが解除されていないか、等を確認する。通知部16は、過去に特徴値がアラート範囲に入った後、今回初めて正常範囲内となった場合、アラートが解除された旨を通知する。
アラートが通知されたユーザは、圃場3の環境が正常範囲に収まるように対処したり、時間または天気等の環境が変化したりすることにより、正常範囲に収まる場合がある。このような場合、通知部16は、特徴値が正常範囲に収まり、アラートが解除されたことを、ユーザ端末5に通知する。
また通知部16は、取得部14が取得した特徴値が、アラート範囲内でなく、目標範囲外である場合、ユーザ端末5に重大アラートを通知しても良い。また重大アラートを通知した後に、今回初めて正常範囲に含まれた場合、重大アラートが解除された旨を、ユーザ端末5に通知しても良い。
図6を参照して、本発明の実施の形態に係る通知部16による通知処理を説明する。図6は、取得部14が特徴値を取得する度に実行される場合の処理の一例である。
まずステップS11において通知部16は、取得部14が取得した特徴値が、アラート範囲内であるか否かを判定する。アラート範囲内である場合、ステップS12に進む。ステップS12において通知部16は、処理対象の特徴値を取得した圃場3のユーザ端末5にアラートを通知して処理を終了する。なお、通知部16は、特徴値がアラート範囲内に入る度にアラートを通知する必要はなく、例えば短い時間に連続的にアラートを通知するような状況を避けるために、前回アラートを通知してからの通知時間等を考慮して、アラートの通知を割愛しても良い。
特徴値がアラート範囲内でない場合、ステップS13において通知部16は、取得部14が取得した特徴値が、目標範囲外であるか否かを判定する。目標範囲外である場合、ステップS14において通知部16は、処理対象の特徴値を取得した圃場3のユーザ端末5に重大アラートを通知して処理を終了する。
ステップS15において通知部16は、取得部14が通知した特徴値が、アラート通知後に正常範囲内になったか否かを判定する。アラート通知後に正常範囲内になった場合、ステップS16において通知部16は、ユーザ端末5にアラートの解除を通知して処理を終了する。
通知部16は、さらにユーザ端末5に、推定された現在の栽培ステージに対応する注意情報を通知する。通知部16は、ユーザ端末5がウェブページにアクセスしたタイミング、新たなステージに遷移したなどの所定の条件に合致したタイミング、毎週の決まった時定期的なタイミング等のタイミングで、栽培ステージデータ11から現在の栽培ステージ13に対応する注意情報を取得し、取得したユーザ端末5に通知する。通知部16は、ユーザ端末5が複数の圃場3を有する場合、圃場3毎に注意情報を通知しても良い。
図7を参照して、栽培支援サーバ1が提供するウェブページの一例を説明する。アプリケーションまたはSNSを介して、図7に示す情報と同様の情報がユーザ端末5に提供されても良い。
図7に示す画面において、農園名、ハウス名などの圃場3を特定する情報とともに、温度、湿度、照度、土壌温度、土壌水分などのセンサ種別毎の特徴値を表示する。図7に示す例は、15時までに特徴値を表示する。
図7に示す画面はさらに、時間毎の、温度のアラート範囲、目標範囲等を示すとともに、測定値を折れ線グラフで表示する。この画面によりユーザは、特徴量の推移と、特徴量と目標範囲またはアラート範囲との関係を俯瞰することができる。ユーザが、図7に示す左側のタブを選択することにより、温度以外のセンサ種別について、時間毎の、温度のアラート範囲、目標範囲、特徴量が表示される。
ユーザが「マニュアルを表示」ボタンV1を選択すると、図7に示す作物の現在の栽培ステージ13における育成方法を説明するマニュアル、注意情報等が表示される。ユーザが「詳細」ボタンV2を選択すると、直近で通知された、または現在発生しているアラート等が表示される。
このように本発明の実施の形態に係る栽培支援システム9は、圃場3に設置されたセンサ4から、特徴値を取得し、予め設定したアラート範囲に含まれる場合、ユーザ端末5にアラートを通知する。これにより、ユーザが管理する圃場3の状況を逐次把握し、早期に対応することができるので、安定した栽培を支援することができる。また栽培支援サーバ1は、ユーザが管理する圃場3の数に関わらず、センサ4により、圃場3の状況を細やかな管理を支援することができる。
栽培支援システム9は、農業従事者が圃場3の状況把握および意思決定を支援することができる。
上記説明した本実施形態の栽培支援サーバ1は、例えば、CPU(Central Processing Unit、プロセッサ)901と、メモリ902と、ストレージ903(HDD:Hard Disk Drive、SSD:Solid State Drive)と、通信装置904と、入力装置905と、出力装置906とを備える汎用的なコンピュータシステムが用いられる。このコンピュータシステムにおいて、CPU901がメモリ902上にロードされた栽培支援プログラムを実行することにより、栽培支援サーバ1の各機能が実現される。
なお、栽培支援サーバ1は、1つのコンピュータで実装されてもよく、あるいは複数のコンピュータで実装されても良い。また栽培支援サーバ1は、コンピュータに実装される仮想マシンであっても良い。
栽培支援サーバ1の栽培支援プログラムは、HDD、SSD、USB(Universal Serial Bus)メモリ、CD(Compact Disc)、DVD (Digital Versatile Disc)などのコンピュータ読取り可能な記録媒体に記憶することも、ネットワークを介して配信することもできる。
なお、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、その要旨の範囲内で数々の変形が可能である。
1 栽培支援サーバ
2 通信端末
3 圃場
4 センサ
5 ユーザ端末
8 通信ネットワーク
9 栽培支援システム
11 栽培ステージデータ
12 推定部
13 現在の栽培ステージ
14 取得部
15 特徴値データ
16 通知部
901 CPU
902 メモリ
903 ストレージ
904 通信装置
905 入力装置
906 出力装置


Claims (3)

  1. 作物の各栽培ステージについて、圃場の環境の特徴値の目標範囲内かつ目標範囲外と隣接するアラート範囲を対応づける栽培ステージデータを記憶する記憶装置と、
    前記圃場の環境の特徴値を取得する取得部と、
    前記取得部が取得した特徴値が、現在の栽培ステージのアラート範囲に含まれる場合、前記圃場の管理者が利用するユーザ端末に、アラートを通知する通知部
    を備える栽培支援サーバ。
  2. 前記通知部は、前記取得部が取得した特徴値が、前記現在の栽培ステージのアラート範囲に含まれた後、新たに取得した特徴値が、前記現在の栽培ステージの目標範囲かつアラート範囲外の場合、アラートが解除された旨を通知する
    請求項1に記載の栽培支援サーバ。
  3. 前記栽培ステージデータは、さらに、栽培ステージにおける注意情報を対応づけ、
    前記通知部は、前記ユーザ端末に、推定された前記現在の栽培ステージに対応する注意情報を通知する
    請求項1または2に記載の栽培支援サーバ。
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