JP2021174027A - 情報処理装置、情報処理方法、及びプログラム - Google Patents

Abstract

【課題】広告主からの依頼を受けてウェブサイトに広告を掲載する仲介を行う者にとってより利便性の高いサービスを提供すること。【解決手段】キーワード情報取得部１０１は、入力された検索キーワードに基づいて検索された１以上のウェブサイトのうち１以上のウェブサイトへのアクセスがあった場合、キーワード情報を取得する。クリック情報取得部１０２は、アクセスがあった1以上のウェブサイトにおいて１つの広告のリンクが選択された場合、クリック情報を取得する。コンバージョン情報取得部１０３は、選択された広告のリンク先ウェブサイトで求められている操作が行われた場合、コンバージョン情報を取得する。フィードバック情報取得部１０４は、リンク先ウェブサイトにおけるネットユーザＵの操作の後の行動に関するフィードバック情報を取得する。管理部１０５は、取得した上記の情報を、当該ユーザと対応付けて管理する。【選択図】図４

Description

本発明は、情報処理装置、情報処理方法、及びプログラムに関する。

従来より、広告主からの依頼を受けてウェブサイトに広告を掲載する仲介を行う者の業務を支援する技術は存在する（例えば特許文献１参照）。

特開２０２０−４２５９７号公報

しかしながら、上述の特許文献１に記載の技術を含む従来技術に比して、広告主からの依頼を受けてウェブサイトに広告を掲載する仲介を行う者にとってより利便性の高い技術の開発が望まれている状況にある。

本発明は、このような状況を鑑みてなされたものであり、広告主からの依頼を受けてウェブサイトに広告を掲載する仲介を行う者にとってより利便性の高いサービスを提供することを目的とする。

上記目的を達成するため、本発明の一態様の情報処理装置は、
ユーザにより、ウェブサイトを検索するためのシンボル群が入力され、当該シンボル群に基づいて検索された１以上のウェブサイトのうち１以上のウェブサイトへのアクセスがあった場合、前記シンボル群に関する第１情報を取得する第１取得手段と、
アクセスがあった前記1以上のウェブサイトにおいて１つの広告のリンクが選択された場合、その旨を示す第２情報を取得する第２取得手段と、
選択された広告のリンク先ウェブサイトで求められている操作が行われた場合、その旨を示す第３情報を取得する第３取得手段と、
前記リンク先ウェブサイトにおける前記操作の後の前記ユーザの行動に関する第４情報を取得する第４取得手段と、
前記第１情報乃至第４情報を、当該ユーザと対応付けて管理する管理手段と、
を備える。

本発明の一態様の情報処理方法及びプログラムの夫々は、上述の本発明の一態様の情報処理装置に対応する情報処理方法及びプログラムの夫々である。

本発明によれば、広告主からの依頼を受けてウェブサイトに広告を掲載する仲介を行う者にとってより利便性の高いサービスを提供することができる。

本発明の一実施形態の情報処理装置が適用される情報処理システムにより実現可能なサービスの運用形態の一例を示す図である。 本発明の一実施形態に係るサーバを含む情報処理システムの構成の概要を示す図である。 図２のサーバのハードウェア構成を示すブロック図である。 図２の情報処理システムのうちサーバの機能的構成の一例を示す機能ブロック図である。 図４の機能的構成を有する管理サーバにより実行が制御される処理の流れを示すフローチャートである。 ダッシュボードの一例を示す図である。

以下、本発明の実施形態について図面を用いて説明する。
図１は、本発明の一実施形態の情報処理装置が適用される情報処理システム（図２）により実現可能なサービス（以下、「本サービス」と呼ぶ）の運用形態の一例を示す図である。

図１に示す本サービスでは、広告代理店Ｂの支援が行われる。広告代理店Ｂは、広告主Ａからの依頼に基づき業として広告主Ａの広告の仲介を行う者である。なお、広告代理店Ｂに広告の依頼を行う広告主Ａの範囲は特に限定されず、例えば商品又はサービスの提供を行う企業等が含まれる。

広告代理店Ｂは、広告主Ａからの依頼に基づいて、１以上のメディア管理者の夫々によって管理されている１以上のウェブサイトに広告主Ａの広告を掲載する。具体的には、図示はしないが、ＤＳＰ（Ｄｅｍａｎｄ−Ｓｉｄｅ Ｐｌａｔｆｏｒｍ）と、ＳＳＰ（Ｓｕｐｐｌｙ Ｓｉｄｅ Ｐｌａｔｆｏｒｍ）とが連携することでウェブサイトに広告が掲載されることになる。「ＤＳＰ」とは、広告主Ａの広告効果の最適化させること目的とした既存のプラットフォームである。「ＳＳＰ」とは、メディア管理者による広告枠の販売や、広告収益最大化を目的とした既存のプラットフォームである。ＤＳＰとＳＳＰとの夫々が利用されることで、自動的に入札が行われて、どのウェブサイトにどの広告が掲載されるかが決定される。広告主Ａの広告がウェブサイトに掲載されると、広告は、インターネットを介してウェブサイトにアクセスしてきたユーザＵ（以下、「ネットユーザＵ」と呼ぶ）の目に触れる機会を得ることができる。

ネットユーザＵは、例えばＧｏｏｇｌｅ（登録商標）、Ｙａｈｏｏ！（登録商標）等の検索エンジンに所定の検索キーワードを入力することでウェブサイトの検索を行う。そして、ネットユーザＵは、検索結果として表示された１以上のウェブサイトのうち所望のウェブサイトにアクセスする（ステップＳＴ１）。

ここで、本サービスを提供可能とする情報処理システム（図２）に適用されるサーバ１は、ネットユーザＵにより使用された検索キーワードに関する情報（以下、「キーワード情報」と呼ぶ）を取得する。即ち、サーバ１は、ネットユーザＵがウェブサイトを検索するための検索キーワードが入力され、その検索キーワードに基づいて検索されたウェブサイトへのアクセスがあると、検索に使用された検索キーワードのキーワード情報を取得する（ステップＳＴ２−１）。
なお、サーバ１がキーワード情報を取得する具体的手法は時に限定さ入れない。例えば、Ｇｏｏｇｌｅ ａｎａｌｙｔｉｃｓ（登録商標）等で公開されている情報からキーワード情報を取得してもよい。

その後、ネットユーザＵは、アクセスしたウェブサイトに１以上の広告が掲載されていた場合、掲載されている１以上の広告のうち、気になる広告を選択する操作を行う。すると、クリックされた広告のリンク（ＵＲＬ）に自動的にアクセスされる。

ここで、サーバ１は、ネットユーザＵにより広告のリンクがクリックされた旨を示す情報（以下、「クリック情報」と呼ぶ）を取得する。即ち、サーバ１は、アクセスがあった１以上のウェブサイトにおいて１つの広告のリンクが選択された場合、その旨を示す情報をクリック情報として取得する（ステップＳＴ２−２）。
なお、サーバ１がクリック情報を取得する具体的手法は時に限定さ入れない。例えば、Ｇｏｏｇｌｅ ａｎａｌｙｔｉｃｓ（登録商標）等で公開されている情報からクリック情報を取得してもよい。

広告のリンクにアクセスしたネットユーザＵは、リンク先となるウェブサイトで販売されている商品について興味を持つと、そのウェブサイトにおいて、商品の購入、予約、カタログの請求等の操作を行う。これに対して、広告のリンクにアクセスしたネットユーザＵが、リンク先となるウェブサイトで販売されている商品について興味を持たなかった場合、ネットユーザＵはそのウェブサイトから退出する。

本サービスでは、広告のリンク先となるウェブサイトにおいて行われ得るネットユーザＵの操作のうち、所定の操作を「ウェブサイトで求められている操作」として予め設定する。具体的には例えば、広告のリンク先となるウェブサイトにおいて、商品を購入する操作、商品の予約をする操作、又は商品のカタログを請求する操作を「ウェブサイトで求められている操作」として予め設定することができる。
ここで、ネットユーザＵがウェブサイトにおいて商品のカタログを請求する操作を行ったとする。この操作が予め定められた「ウェブサイトで求められている操作」に該当すれば、サーバ１において以下の処理が実行される。以下、ネットユーザＵがウェブサイトにおいて、その「ウェブサイトで求められている操作」を行ったことを「コンバージョン」と呼ぶ。サーバ１は、広告のリンク先となるウェブサイトにおいて、コンバージョンされた旨を示す情報（以下、「コンバージョン情報」と呼ぶ）を取得する（ステップＳＴ２−３）。
なお、サーバ１がコンバージョン情報を取得する具体的手法は時に限定さ入れない。例えば、Ｇｏｏｇｌｅ ａｎａｌｙｔｉｃｓ（登録商標）等で公開されている情報からコンバージョン情報を取得してもよい。

ネットユーザＵは、商品のカタログの請求後、自宅に届いたカタログを見て、当該商品の提供を行う広告主Ａの販売店に訪問し、商品を直接購入した。
この場合、広告主Ａは、その旨を示す情報を、フィードバック情報として本サービスに提供する。

サーバ１は、広告主Ａから提供されるフィードバック情報を取得する。即ち、サーバ１は、広告のリンク先となるウェブサイトにおいてコンバージョンされた後のネットユーザＵの行動に関する情報を、フィードバック情報として取得する（ステップＳＴ２−４）。

そして、サーバ１は、各段階において夫々取得した、キーワード情報、クリック情報、コンバージョン情報、及びフィードバック情報を、ネットユーザＵに関する情報（以下、「ネットユーザ情報」と呼ぶ）に対応付けて管理する（ステップＳＴ３）。ネットユーザ情報には、例えばネットユーザＵを一意に識別する情報、ネットユーザＵの年齢、性別、居住地域、職業、家族構成、趣味等、ネットユーザＵに関するあらゆる情報を含めることができる。

また、サーバ１は、ネットユーザ情報に対応付けられた上述の各種情報に基づいて、ネットユーザＵの属性と、そのネットユーザＵにより検索エンジンに入力された検索キーワードとの組み合わせについての評価を行う。具体的には、サーバ１は、どのような属性のネットユーザＵが、どのような検索キーワードを使用して検索を行ったのかについての評価を行う。また、サーバ１は、検索の結果表示されたウェブサイトでコンバージョンされたのかについての評価を行う（ステップＳＴ４）。

これにより、広告代理店Ｂは、例えば結果的にアクセス数は多いがコンバージョンされるケースが少ない検索キーワードと、ネットユーザＵの属性との組み合わせに関する情報を取得することができる。また、広告代理店Ｂは、例えば結果的にアクセス数は多いとはいえないがコンバージョンされるケースは多い検索キーワードと、ネットユーザＵの属性との組み合わせに関する情報を取得することができる。
広告代理店Ｂは、このような情報を取得することで、営業活動を効率良く進めることができる。

また、サーバ１は、ネットユーザ情報に対応付けられた上述の各種情報を集計して、集計結果をダッシュボードによって表示する（ステップＳＴ５）。これにより、広告代理店Ｂは、ダッシュボードによって表示された集計結果を参照することで、営業活動をより効率良く進めることができる。

以上説明したように、本サービスによれば、キーワード情報と、クリック情報と、コンバージョン情報と、フィードバック情報とが、検索キーワードを入力したネットユーザＵに対応付けられて適切に管理される。その結果、ネットユーザＵにより入力された検索キーワードがどのような内容であるとユーザが良客になるのかを評価するための情報が適切に管理される。
また、本サービスによれば、キーワード情報と、クリック情報と、コンバージョン情報と、フィードバック情報と、ネットユーザ情報とに基づいて、ネットユーザＵの属性と、当該ネットユーザＵにより入力された検索キーワードとの組み合わせについての評価が行われる。その結果、広告代理店Ｂは、評価結果を参照することで、営業活動を効率良く進めることができる。
また、本サービスによれば、ネットユーザ情報に対応付けられた上述の各種情報が集計されて、集計結果がダッシュボードによって表示される。これにより、広告代理店Ｂは、ダッシュボードによって表示された集計結果を参照することで、営業活動をより効率良く進めることができる。

図２は、本発明の一実施形態に係るサーバを含む情報処理システムの構成の概要を示す図である。

図２に示す情報処理システムは、サーバ１と、ネットユーザ端末２−１乃至２−ｎ（ｎは１以上の整数値）と、広告代理店端末３と、広告主端末４とが、インターネット等の所定のネットワークＮを介して相互に接続されることで構成される。
また、サーバ１、ネットユーザ端末２−１乃至２−ｎ、広告代理店端末３、及び広告主端末４は、ネットワークＮを介してウェブサイトＷにアクセスすることができる。

サーバ１は、本サービスの提供者である広告代理店Ｂにより管理される情報処理装置である。サーバ１は、本サービスを提供するための各処理を実行する。具体的には例えば、サーバ１はネットユーザ端末２−１乃至２−ｎ、広告代理店端末３、及び広告主端末４の夫々の動作を管理するための処理を実行する。

ネットユーザ端末２−１乃至２−ｎの夫々は、ネットユーザＵ１乃至Ｕｎの夫々が操作する情報処理端末である。ネットユーザ端末２−１乃至２−ｎは、例えばパーソナルコンピュータ、スマートフォン等を含む。

広告代理店端末３は、広告代理店Ｂの担当者が操作する情報処理端末である。広告代理店端末３は、例えばパーソナルコンピュータ、スマートフォン等を含む。

広告主端末４は、広告主Ａの担当者が操作する情報処理端末である。広告主端末４は、例えばパーソナルコンピュータ、スマートフォン等を含む。

図３は、図２のサーバのハードウェア構成を示すブロック図である。

図３に示すサーバ１は、ＣＰＵ（Ｃｅｎｔｒａｌ Ｐｒｏｃｅｓｓｉｎｇ Ｕｎｉｔ）１１と、ＲＯＭ（Ｒｅａｄ Ｏｎｌｙ Ｍｅｍｏｒｙ）１２と、ＲＡＭ（Ｒａｎｄｏｍ Ａｃｃｅｓｓ Ｍｅｍｏｒｙ）１３と、バス１４と、入出力インターフェース１５と、出力部１６と、入力部１７と、記憶部１８と、通信部１９と、ドライブ２０と、を備えている。

ＣＰＵ１１は、ＲＯＭ１２に記録されているプログラム、又は、記憶部１８からＲＡＭ１３にロードされたプログラムに従って各種の処理を実行する。
ＲＡＭ１３には、ＣＰＵ１１が各種の処理を実行する上において必要なデータ等も適宜記憶される。

ＣＰＵ１１、ＲＯＭ１２及びＲＡＭ１３は、バス１４を介して相互に接続されている。このバス１４にはまた、入出力インターフェース１５も接続されている。入出力インターフェース１５には、出力部１６、入力部１７、記憶部１８、通信部１９及びドライブ２０が接続されている。

出力部１６は、ディスプレイやスピーカ等で構成され、各種情報を画像や音声として出力する。
入力部１７は、キーボードやマウス等で構成され、各種情報を入力する。

記憶部１８は、ハードディスクやＤＲＡＭ（Ｄｙｎａｍｉｃ Ｒａｎｄｏｍ Ａｃｃｅｓｓ Ｍｅｍｏｒｙ）等で構成され、各種データを記憶する。
通信部１９は、インターネットを含むネットワークＮを介して他の装置（図２の例ではネットユーザ端末２−１乃至２−ｎ、広告代理店端末３、及び広告主端末４）との間で通信を行う。

ドライブ２０には、磁気ディスク、光ディスク、光磁気ディスク、或いは半導体メモリ等よりなる、リムーバブルメディア２１が適宜装着される。ドライブ２０によってリムーバブルメディア２１から読み出されたプログラムは、必要に応じて記憶部１８にインストールされる。
また、リムーバブルメディア２１は、記憶部１８に記憶されている各種データも、記憶部１８と同様に記憶することができる。

なお、図示はしないが、図２の情報処理システムのうち、ネットユーザ端末２−１乃至２−ｎ、広告代理店端末３、及び広告主端末４も、図３に示すハードウェア構成を有している。

図４は、図２の情報処理システムのうちサーバの機能的構成の一例を示す機能ブロック図である。

サーバ１の記憶部１８（図３）の一領域には、図４に示すように、ネットユーザＤＢ４００が設けられている。

ネットユーザＤＢ４００には、ネットユーザＵ１乃至Ｕｎのネットユーザ情報が、ネットユーザＵ１乃至Ｕｎの夫々を一意に識別可能な情報に対応付けられて管理されている。

サーバ１のＣＰＵ１１（図３）においては、図４に示すように、キーワード情報取得部１０１と、クリック情報取得部１０２と、コンバージョン情報取得部１０３と、フィードバック情報取得部１０４と、管理部１０５と、評価部１０６と、ダッシュボード出力制御部１０７とが機能する。

キーワード情報取得部１０１は、ネットユーザＵにより、ウェブサイトを検索するための検索キーワードが入力され、検索キーワードに基づいて検索された１以上のウェブサイトのうち１以上のウェブサイトＷへのアクセスがあった場合、入力された検索キーワードに関する情報をキーワード情報として取得する。

クリック情報取得部１０２は、アクセスがあった1以上のウェブサイトＷにおいて１つの広告のリンクが選択された場合、その旨を示す情報をクリック情報として取得する。

コンバージョン情報取得部１０３は、ネットユーザＵにより選択された広告のリンク先となるウェブサイトＷにおいてコンバージョンされた場合、その旨を示す情報をコンバージョン情報として取得する。

フィードバック情報取得部１０４は、ネットユーザＵにより選択された広告のリンク先となるウェブサイトＷにおいてコンバージョンされた後のネットユーザＵの行動に関する情報を、フィードバック情報として取得する。

管理部１０５は、キーワード情報、クリック情報、コンバージョン情報、及びフィードバック情報と、ネットユーザ情報とを対応付けて管理する。

評価部１０６は、ネットユーザ情報と、キーワード情報、クリック情報、コンバージョン情報、及びフィードバック情報とに基づいて、ネットユーザＵの属性と、ネットユーザＵにより入力された検索キーワードとの組み合わせについての評価を行う。

ダッシュボード出力制御部１０７は、評価部１０６による評価の結果を集計してダッシュボードで表示する制御を実行する。

図５は、図４の機能的構成を有するサーバにより実行が制御される処理の流れを示すフローチャートである。

サーバ１では、ウェブサイトを検索するための検索キーワードが入力され、検索キーワードに基づいて検索された１以上のウェブサイトのうち１以上のウェブサイトへのアクセスがあった場合、以下の処理が実行される。
即ち、ステップＳ１において、キーワード情報取得部１０１が、入力された検索キーワードに関する情報をキーワード情報として取得する。
ステップＳ２において、アクセスがあった1以上のウェブサイトＷにおいて１つの広告のリンクが選択された場合、クリック情報取得部１０２が、その旨を示す情報をクリック情報として取得する。
ステップＳ３において、ネットユーザＵにより選択された広告のリンク先となるウェブサイトＷにおいてコンバージョンされた場合、コンバージョン情報取得部１０３が、その旨を示す情報をコンバージョン情報として取得する。
ステップＳ４において、フィードバック情報取得部１０４が、ネットユーザＵにより選択された広告のリンク先となるウェブサイトＷにおいてコンバージョンされた後のネットユーザＵの行動に関する情報を、フィードバック情報として取得する。これにより処理が終了する。
ステップＳ５において、管理部１０５が、キーワード情報、クリック情報、コンバージョン情報、及びフィードバック情報を、ネットユーザ情報と対応付けて管理する。

サーバ１が図４に示す機能的構成を有し、また、図５に示す処理の実行を制御することにより、広告代理店Ｂは、例えば以下のメリットを享受することができる。即ち、ウェブサイトＷを検索するためにネットユーザＵによって入力された検索キーワードが、どのような内容である場合にネットユーザＵが良客になるのかを評価するための情報が適切に管理される。
また、広告代理店Ｂは、評価結果を参照することで、営業活動を効率良く進めることができる。さらに、広告代理店Ｂは、ダッシュボードに表示された集計結果を参照することで、営業活動をより効率良く進めることができる。

上述したように、サーバ１のダッシュボード出力制御部１０７は、評価部１０６による評価の結果を集計してダッシュボードで表示する制御を実行する。
図６は、ダッシュボードの一例を示す図である。

サーバ１により出力されるダッシュボードには、例えば、成功報酬型の広告（アフィリエイト）における承認率を様々な角度で集計した結果をグラフ化したデータがダッシュボードに表示される。なお、「承認率」とは、正当な成果として広告主Ａに承認された割合のことをいう。
具体的には例えば、図６に示すように、「競合媒体全体の保証付き承認率」、「媒体別の保証付き承認率」、「競合媒体全体の実承認率」、及び「媒体別の実承認率」の夫々を示す円グラフや、「競合媒体全体の年齢別ユーザ獲得割合」及び「媒体別の年齢別ユーザ獲得割合」の夫々を示す棒グラフがダッシュボードに表示される。

このように、ダッシュボードには、広告代理店Ｂにとって利用価値のある様々な集計結果が表示される。このため、広告代理店Ｂは、ダッシュボードを適宜参照しながら営業活動を効率良く進めることができる。

以上、本発明の一実施形態について説明したが、本発明は、上述の実施形態に限定されるものではなく、本発明の目的を達成できる範囲での変形、改良等は本発明に含まれるものである。

例えば、本実施形態では、広告を掲載し得るウェブサイトの検索に用いられるものは検索キーワードＩ１であるものとしたが、特にこれに限定されない。即ち例えば、広告を掲載し得るウェブサイトの検索に用いられるものは、シンボル群であれば足りる。
ここで、シンボルとは、文字、記号、画像等の単体又はこれらの結合体をいう。また、シンボル群は、１以上のシンボルから構成される。
また、シンボル群は、検索の制御に係るシンボルを含むことができる。即ち例えば、シンボル群は、検索の制御に係る論理演算の演算子を意味する所定のシンボルを含むことができる。具体的には例えば、シンボル群に含まれた空白のシンボルは、当該空白のシンボルの左右に配置されたシンボルを用いてアンド検索を行う制御に係るものとすることができる。

また例えば、図６に示すダッシュボードに表示されているグラフ等の情報は一例に過ぎない。広告代理店Ｂの業務上有用となるあらゆる情報を含めることができる。具体的には例えば、上述した「承認率」の推移を月別に集計した情報、広告主Ａによる「承認」が行われなかった理由（否認理由）に関する情報、リファラ（リンク元のページ）別の集計情報、ＡＳＰ別の集計情報、ウェブサイト別の集計情報等をグラフ等によってダッシュボードに表示させることができる。

また例えば、図２に示すシステム構成や図３に示すハードウェア構成は、本発明の目的を達成するための例示に過ぎず、特に限定されない。

また、図４に示す機能ブロック図も本発明の目的を達成するための例示に過ぎず、特に限定されない。即ち、上述した一連の処理を全体として実行できる機能が情報処理装置に備えられていれば足り、この機能を実現するためにどのような機能ブロックを用いるのかは、特に図４の例に限定されない。

また、機能ブロックの存在場所も、図４に限定されず任意でよい。例えばサーバ１に存在する機能ブロックの少なくとも一部が、広告代理店端末３や広告主端末４に存在してもよい。即ち、サーバ１が備える機能の少なくとも一部を広告代理店端末３や広告主端末４が備えるようにしてもよい。
また、１つの機能ブロックは、ハードウェア単体で構成してもよいし、ソフトウェア単体で構成してもよいし、それらの組み合わせで構成してもよい。

各機能ブロックの処理をソフトウェアにより実行させる場合には、そのソフトウェアを構成するプログラムが、コンピュータ等にネットワークや記録媒体からインストールされる。
コンピュータは、専用のハードウェアに組み込まれているコンピュータであってもよい。また、コンピュータは、各種のプログラムをインストールすることで、各種の機能を実行することが可能なコンピュータ、例えばサーバの他汎用のスマートフォンやパーソナルコンピュータであってもよい。

このようなプログラムを含む記録媒体は、各ユーザにプログラムを提供するために装置本体とは別に配布される、リムーバブルメディアにより構成されるだけではなく、装置本体に予め組み込まれた状態で各ユーザに提供される記録媒体等で構成される。

なお、本明細書において、記録媒体に記録されるプログラムを記述するステップは、その順序に添って時系列的に行われる処理はもちろん、必ずしも時系列的に処理されなくとも、並列的或いは個別に実行される処理をも含むものである。

また、本明細書において、システムの用語は、複数の装置や複数の手段等より構成される全体的な装置を意味するものであるが、サーバのみを示すものであってもよい。

以上まとめると、本発明が適用される情報処理装置は、次のような構成を取れば足り、各種各様な実施形態を取ることができる。

即ち、本発明が適用される情報処理装置（例えば図４のサーバ１）は、
ユーザ（例えば図１のネットユーザＵ）により、ウェブサイトを検索するためのシンボル群（例えば図１の検索キーワード）が入力され、当該シンボル群に基づいて検索された１以上のウェブサイトのうち１以上のウェブサイトへのアクセスがあった場合、前記シンボル群に関する第１情報（例えば図１のキーワード情報）を取得する第１取得手段（例えば図４のキーワード情報取得部１０１）と、
アクセスがあった前記1以上のウェブサイトにおいて１つの広告のリンクが選択された場合、その旨を示す第２情報（例えば図１のクリック情報）を取得する第２取得手段（例えば図４のクリック情報取得部１０２）と、
選択された広告のリンク先ウェブサイトで求められている操作が行われた場合、その旨を示す第３情報（例えば図１のコンバージョン情報）を取得する第３取得手段（例えば図４のコンバージョン情報取得部１０３）と、
前記リンク先ウェブサイトにおける前記操作の後の前記ユーザの行動に関する第４情報（例えば図１のフィードバック情報）を取得する第４取得手段（例えば図４のフィードバック情報取得部１０４）と、
前記第１情報乃至第４情報を、当該ユーザと対応付けて管理する管理手段（例えば図４の管理部１０５）と、
を備える。

これにより、シンボル群に関する第１情報と、１つの広告のリンクが選択された旨を示す第２情報と、選択された広告のリンク先ウェブサイトで求められている操作が行われた旨を示す第３情報とが取得される。また、リンク先ウェブサイトにおける操作の後のユーザの行動に関する第４情報が取得される。そして、第１情報乃至第４情報がユーザと対応付けられて管理される。
その結果、ウェブサイトを検索するためにユーザによって入力されたシンボル群が、どのような内容である場合にユーザが良客になるのかを評価するための情報が適切に管理される。

また、前記ユーザに関する情報（例えば図１のネットユーザ情報）と、前記第１情報乃至第４情報とに基づいて、当該ユーザの属性と、当該ユーザにより入力された前記シンボル群との組み合わせについての評価を行う評価手段（例えば図４の評価部１０６）をさらに備えることができる。

これにより、第１情報乃至第４情報に基づいて、ユーザの属性と、当該ユーザにより入力されたシンボル群との組み合わせについての評価が行われる。その結果、広告の依頼主から依頼を受けてウェブサイトに広告を掲載する代行を行う広告代理者は、評価結果を参照することで、営業活動を効率良く進めることができる。

また、前記評価手段による評価の結果を集計して、所定の出力形態（例えば図１のダッシュボード）で出力して表示する制御を実行する集計出力手段（例えば図４のダッシュボード出力制御部１０７）をさらに備えることができる。

これより、ユーザに関する情報に対応付けられた第１情報乃至第４情報が集計された結果が所定の出力形態（例えばダッシュボード）で出力されて表示される。その結果、広告主から依頼を受けて、広告主の広告をウェブサイトに掲載する仲介を行う広告代理者は、表示された集計結果を参照することで、営業活動をより効率良く進めることができる。

１・・・サーバ、２・・・ネットユーザ端末、３・・・広告代理店端末、４・・・広告主端末、１１・・・ＣＰＵ、１２・・・ＲＯＭ、１３・・・ＲＡＭ、１４・・・バス、１５・・・入出力インターフェース、１６・・・出力部、１７・・・入力部、１８・・・記憶部、１９・・・通信部、２０・・・ドライブ、２１・・・リムーバブルメディア、１０１・・・キーワード情報取得部、１０２・・・クリック情報取得部、１０３・・・コンバージョン情報取得部、１０４・・・フィードバック情報取得部、１０５・・・管理部、１０６・・・評価部、１０７・・・ダッシュボード出力制御部、４００・・・ネットユーザＤＢ、Ａ・・・広告主、Ｂ・・・広告代理店、Ｕ・・・ネットユーザ、Ｎ・・・ネットワーク

Claims (5)

1. ユーザにより、ウェブサイトを検索するためのシンボル群が入力され、当該シンボル群に基づいて検索された１以上のウェブサイトのうち１以上のウェブサイトへのアクセスがあった場合、前記シンボル群に関する第１情報を取得する第１取得手段と、
   アクセスがあった前記1以上のウェブサイトにおいて１つの広告のリンクが選択された場合、その旨を示す第２情報を取得する第２取得手段と、
   選択された広告のリンク先ウェブサイトで求められている操作が行われた場合、その旨を示す第３情報を取得する第３取得手段と、
   前記リンク先ウェブサイトにおける前記操作の後の前記ユーザの行動に関する第４情報を取得する第４取得手段と、
   前記第１情報乃至第４情報を、当該ユーザと対応付けて管理する管理手段と、
   を備える情報処理装置。
2. 前記ユーザに関する情報と、前記第１情報乃至第４情報とに基づいて、当該ユーザの属性と、当該ユーザにより入力された前記シンボル群との組み合わせについての評価を行う評価手段をさらに備える、
   請求項１に記載の情報処理装置。
3. 前記評価手段による評価の結果を集計して、所定の出力形態で出力して表示する制御を実行する集計出力制御手段をさらに備える、
   請求項２に記載の情報処理装置。
4. ユーザにより、ウェブサイトを検索するためのシンボル群が入力され、当該シンボル群に基づいて検索された１以上のウェブサイトのうち１以上のウェブサイトへのアクセスがあった場合、前記シンボル群に関する第１情報を取得する第１取得ステップと、
   アクセスがあった前記1以上のウェブサイトにおいて１つの広告のリンクが選択された場合、その旨を示す第２情報を取得する第２取得ステップと、
   選択された広告のリンク先ウェブサイトで求められている操作が行われた場合、その旨を示す第３情報を取得する第３取得ステップと、
   前記リンク先ウェブサイトにおける前記操作の後の前記ユーザの行動に関する第４情報を取得する第４取得ステップと、
   前記第１情報乃至第４情報を、当該ユーザと対応付けて管理する管理ステップと、
   を含む情報処理方法。
5. 情報処理システムを構成する情報処理装置を制御するコンピュータに、
   ユーザにより、ウェブサイトを検索するためのシンボル群が入力され、当該シンボル群に基づいて検索された１以上のウェブサイトのうち１以上のウェブサイトへのアクセスがあった場合、前記シンボル群に関する第１情報を取得する第１取得ステップと、
   アクセスがあった前記1以上のウェブサイトにおいて１つの広告のリンクが選択された場合、その旨を示す第２情報を取得する第２取得ステップと、
   選択された広告のリンク先ウェブサイトで求められている操作が行われた場合、その旨を示す第３情報を取得する第３取得ステップと、
   前記リンク先ウェブサイトにおける前記操作の後の前記ユーザの行動に関する第４情報を取得する第４取得ステップと、
   前記第１情報乃至第４情報を、当該ユーザと対応付けて管理する管理ステップと、
   を含む制御処理を実行させるプログラム。

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