JP2021173192A - エンジンの吸気構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】ターボ過給機からインタークーラ26をバイパスしてエンジン1の気筒に導入するバイパス通路35をコンパクトに設ける。【解決手段】クーラ26を経由する吸気を導入するクーラ側導入口とクーラ26をバイパスする吸気を導入するバイパス側導入口を有し、エンジンのサージタンクに接続されたマニホールド27を備える。クーラ26とマニホールド27を上下に重なるように配置する。ターボ過給機から延設したターボ下流通路31を気筒列方向の一方からクーラ26に接続し、クーラ26から延設したクーラ下流通路34を気筒列方向の他方からマニホールド27のクーラ側導入口に接続し、バイパス通路35をターボ下流通路31から分岐させて気筒列方向の一方からマニホールド27のバイパス側導入口に接続する。【選択図】図4

Description

本発明は、排気エネルギーにより駆動されるターボ過給機と電気エネルギーにより駆動される電動過給機とを備えたエンジンの吸気構造に関する。
このようなエンジンの吸気構造の一例が特許文献1に記載されている。その吸気構造では、エンジンブロックの排気側にターボ過給機が設けられ、エンジンブロックの吸気側にサージタンクとインタークーラが設けられている。インタークーラの下方に電動過給機が配置されている。
排気側のターボ過給機から吸気側に延設された吸気通路がインタークーラの後方において分岐し、その一方の通路がインタークーラ後面の入口に接続され、他方の通路はインタークーラの下方に延びて電動過給機に接続されている。さらに、インタークーラの下方には、電動過給機からインタークーラの入口に吸気を導入する通路が設けられている。また、インタークーラの前方にはインタークーラ前面の出口からサージタンクに吸気を導入する通路が設けられている。
特開2020−2798号公報
ところで、エンジンの燃焼状態によっては、過給機で加圧された吸気をインタークーラで冷却せずにエンジンの気筒に導入することが望ましい場合がある。その場合、過給機からインタークーラを経由せずこれをバイパスしてエンジンの気筒に吸気を導入するバイパス通路を設けることになる。しかし、特許文献1のようなインタークーラの後方、下方及び前方に吸気通路がある構造では、新たにバイパス通路をレイアウトすることが難しい。
例えば、インタークーラ後面の入口側からインタークーラの側方を通ってインタークーラ前面の出口側に至るバイパス通路を設けることが考えられる。しかし、その場合、バイパス通路が長くなるため、吸気をエンジンの気筒に小さな圧損で素早く導入することができず、また、バイパス通路がエンジンの側方に大きく張り出すことになり、エンジン全体のコンパクト化に不利になる。
本発明は、ターボ過給機からインタークーラをバイパスしてエンジンの気筒に導入するバイパス通路を、その通路長が長くならないようにコンパクトに設けることを課題とする。
本発明は、上記課題を解決するために、インタークーラを経由する吸気及びインタークーラをバイパスする吸気をサージタンクに導入するマニホールドをインタークーラに対して上下に重なるように配置し、インタークーラを経由する吸気通路は、インタークーラを気筒列方向の一方の側から他方の側に向かって抜けて他方の側からマニホールドに接続し、インタークーラをバイパスする吸気通路は気筒列方向の一方の側からマニホールドに接続するようにした。
ここに開示するエンジンの吸気構造は、
多気筒のエンジンブロックの排気側に設けられたターボ過給機と、
上記エンジンブロックの吸気側に設けられたインタークーラと、
上記エンジンブロックの並設された各気筒に独立吸気通路によって接続されたサージタンクと、
上記インタークーラを経由する吸気及び上記インタークーラをバイパスする吸気各々を上記サージタンクに導くマニホールドと、
上記ターボ過給機から上記インタークーラに吸気を導くターボ下流通路と、
上記インタークーラから上記マニホールドに吸気を導くクーラ下流通路と、
上記ターボ下流通路から分岐し上記インタークーラをバイパスして上記マニホールドに吸気を導くクーラバイパス通路とを備え、
上記マニホールドは、上記クーラ下流通路が接続されるクーラ側導入口と、上記クーラバイパス通路が接続されるバイパス側導入口とを有し、
上記インタークーラと上記マニホールドは、上記エンジンブロックの吸気側において、互いの少なくとも一部が上下に重なるように配置され、
上記ターボ下流通路は、上記エンジンブロックの気筒列方向の一方の側から上記インタークーラの吸気流入口に接続され、
上記クーラ下流通路は、上記エンジンブロックの気筒列方向の他方の側から上記マニホールドの上記クーラ側導入口に接続され、
上記クーラバイパス通路は、上記エンジンブロックの気筒列方向の一方の側から上記マニホールドの上記バイパス側導入口に接続されていることを特徴とする。
この吸気構造によれば、マニホールドをインタークーラに対して上下に重なるように配置している。よって、マニホールドがエンジンブロックの側方に大きく張り出すことを抑えることができる。
また、この吸気構造では、要するに、ターボ下流通路を気筒列方向の一方の側からインタークーラに接続し、クーラ下流通路を気筒例方向の他方の側からマニホールドに接続し、クーラバイパス通路を気筒列方向の一方の側からマニホールドに接続している。このような通路レイアウトであれば、上記分岐点からインタークーラを経由してサージタンクに至る通路よりも、上記分岐点からインタークーラをバイパスしてサージタンクに至る通路の方を短くすることが容易になる。よって、ターボ過給機で加圧した吸気の一部又は全量をインタークーラで冷却することなくエンジンの気筒に導入するとき、インタークーラを小さな圧損でバイパスさせて気筒に素早く導入することができる。
また、マニホールドとインタークーラを上下に重なるように配置した状態で、ターボ下流通路、クーラ下流通路及びクーラバイパス通路をインタークーラ又はマニホールドに対して、気筒列方向の一方の側又は他方の側から接続しているから、それらターボ下流通路、クーラ下流通路及びクーラバイパス通路がエンジンブロックの側方に大きく張り出すことを抑える上で有利になる。
一実施形態では、上記インタークーラは、上記気筒列方向の一方の側に上記吸気流入口が開口し、上記気筒列方向の他方の側に吸気流出口が開口している。
これにより、インタークーラがエンジンブロックの側方に大きく張り出すことを抑えることができる。
一実施形態では、上記エンジンブロックの吸気側の側面と上記マニホールドの間に上記サージタンクが配置されている。
これにより、インタークーラの上側又は下側をサージタンク及びマニホールドの配置場所として、この両者をエンジンブロックの側方にコンパクトに配置することができる。
一実施形態では、上記マニホールドは、上記サージタンクに接続されるタンク側流出口を備え、
上記タンク側流出口は、上記気筒列方向の一方の側に配置された上記バイパス側導入口と上記気筒列方向の他方の側に配置された上記クーラ側導入口の間において、上記サージタンクに向けて配置されている。
これにより、マニホールドをサージタンクに直結してこの両者をエンジンブロックの側方にコンパクトに配置することができる。
一実施形態では、上記マニホールドの上記バイパス側導入口から上記タンク側流出口に至る通路が、上記エンジンブロックの側方に向かって凸なるように湾曲して上記タンク側流出口に向かっている。
これにより、吸気がバイパス側導入口からタンク側流出口に流れるときの通路抵抗が小さくなるから、インタークーラをバイパスする吸気をエンジンブロックの気筒に速やかに効率良く供給することができる。
一実施形態では、上記インタークーラの上記吸気流入口と上記マニホールドの上記バイパス側導入口が上下に近接して配置されている。
これにより、ターボ下流通路から分岐するクーラバイパス通路をターボ下流通路の上側又は下側に沿うように配置することができる。すなわち、それら通路をエンジンブロックの側方に広がらないように集約することができ、吸気系部品を含むエンジン全体のコンパクト化に有利になる。
本発明によれば、インタークーラを経由する吸気及びインタークーラをバイパスする吸気をサージタンクに導入するマニホールドを備え、このマニホールドとインタークーラを上下に重なるように配置し、ターボ下流通路を気筒列方向の一方の側からインタークーラに接続し、クーラ下流通路を気筒列方向の他方の側からマニホールドに接続し、インタークーラをバイパスするクーラバイパス通路を気筒列方向の一方の側からマニホールドに接続するから、ターボ下流通路、クーラ下流通路、クーラバイパス通路及びマニホールドがエンジンブロックの側方に大きく広がることを避けながら、ターボ過給機によって加圧され且つインタークーラをバイパスする吸気をエンジンブロックの気筒に素早く導入することができるようになる。
エンジン全体構成図。 エンジンを一部省略して上方から見た斜視図。 エンジンを一部省略して前方から見た正面図。 エンジンを吸気側から見た側面図。 サージタンクとマニホールドの平面図。 サージタンクとマニホールドの水平断面図。 マニホールドとインタークーラの関係を示すエンジン吸気側から見た側面図。 エンジン吸気側の機器を示す後方から見た背面図。 分岐管及び燃料ポンプを外してエンジン吸気側の機器を示す後方から見た背面図。
以下、本発明を実施するための形態を図面に基づいて説明する。以下の好ましい実施形態の説明は、本質的に例示に過ぎず、本発明、その適用物或いはその用途を制限することを意図するものではない。
本実施形態はディーゼルエンジンの吸気構造に関する。図1に示すエンジン全体構成において、1は並設された複数の気筒2を有する直列多気筒のエンジンブロックである。なお、図1はエンジンブロック1を横断面で示すために、1つの気筒2のみが表れている。エンジンブロック1は、例えば、その気筒列を車両前後方向に向けて車両の前部に搭載される。すなわち、縦置きとされる。当該エンジンは、排気エネルギーにより駆動されるターボ過給機3と電気エネルギーにより駆動される電動過給機4とを備えている。
(エンジンブロック1の説明)
エンジンブロック1は、シリンダブロック5、シリンダブロック5の上面に取り付けられたシリンダヘッド6、シリンダブロック5の下面に取り付けられたオイルパン7を備えてなる。シリンダブロック5の上部に1列に並ぶ複数の気筒2が形成されている。各気筒2にピストン8が嵌挿されている。シリンダブロック5の下部にクランクシャフト9が設けられ、クランクシャフト9と各ピストン8がコンロッド11で連結されている。各ピストン8の頂部に燃焼室12が形成され、燃焼室12に燃料を噴射するインジェクタ13がシリンダヘッド6に設けられている。
シリンダヘッド6には、吸気ポート15と排気ポート16がエンジンブロック1の幅方向(気筒列方向と直交する方向)に相対するように設けられている。シリンダヘッド6には、吸気弁17、排気弁18、吸気弁17を駆動するための動弁機構19、並びに排気弁18を駆動するための動弁機構21が設けられている。吸気ポート15には、吸気を気筒2に導入するための吸気通路22が接続されている。排気ポート16には、気筒2から排出される排気の処理及び利用のための排気通路23が接続されている。
(吸気通路22について)
吸気通路22には、その上流側から下流側に向かって順に、エアクリーナ25、ターボ過給機3のコンプレッサ3a、電動過給機4、インタークーラ26、マニホールド27及びサージタンク28が設けられている。
エアクリーナ25は空気中のダストが気筒2吸入されるのを防ぐ。ターボ過給機3は、排気エネルギーを利用して吸気を加圧(圧縮)して気筒2に導入する。電動過給機4は、電気エネルギーを利用して吸気を加圧(圧縮)して気筒2に導入する。インタークーラ26は、過給機3,4で加圧された吸気を必要に応じて冷却する(本実施形態では水冷式)クーラである。
マニホールド27は、インタークーラ26を経由する吸気及びインタークーラ26をバイパスする吸気各々をサージタンク28に導く多分岐管である。サージタンク28は、各気筒2に安定した吸気を供給するためのタンクである。このサージタンク28から各気筒2の吸気ポート15に互いに独立した吸気通路29が延びている。
次にターボ過給機3からサージタンク28までの吸気通路について説明する。
ターボ過給機3のコンプレッサ3aの出口から、ターボ過給機3によって加圧された吸気をインタークーラ26に導くターボ下流通路31が延設されている。ターボ下流通路31の下流端はインタークーラ26の第1吸気流入口26aに接続されている。この通路31には流量調整弁32が設けられている。
ターボ下流通路31における流量調整弁32よりも上流側から、インタークーラ26をバイパスしてマニホールド27に吸気を導く第1クーラバイパス通路35が分岐している。この通路35には流量調整弁36が設けられている。
第1クーラバイパス通路35における流量調整弁36よりも上流側から、電動過給機4によって加圧された吸気をインタークーラ26に導く電動過給用通路33が分岐している。この電動過給用通路33に電動過給機4及び流量調整弁30が設けられている。電動過給用通路33の下流端はインタークーラ26の第2吸気流入口26bに接続されている。
インタークーラ26の吸気流出口26cから吸気をマニホールド27に導くクーラ下流通路34が延びている。
電動過給用通路33における電動過給機4よりも下流側且つ流量調整弁30よりも上流側から、インタークーラ26をバイパスしてマニホールド27に吸気を導く第2クーラバイパス通路37が分岐している。この通路37には流量調整弁38が設けられている。
(マニホールド27について)
マニホールド27は、クーラ下流通路34とクーラバイパス通路35,37とサージタンク28の間に設けられ、クーラ下流通路34及びクーラバイパス通路35,37をサージタンク28に接続する。すなわち、マニホールド27は、クーラ下流通路34が接続されるクーラ側導入口41と、第1クーラバイパス通路35が接続される第1バイパス側導入口42と、第2クーラバイパス通路37が接続される第2バイパス側導入口43と、サージタンク28に接続されるタンク側流出口44とを有する。
マニホールド27においては、クーラ側導入口41より延びるクーラ側通路45とバイパス側導入口42,43から延びるバイパス側通路46とが交わり、その交点にサージタンク28に向かって開口するタンク側流出口44が設けられている。バイパス側通路46の上流側で2つに分かれた分枝通路各々の上流端の開口が第1バイパス側導入口42及び第2バイパス側導入口43になっている。
従って、インタークーラ26を経由する吸気は、クーラ下流通路34からマニホールド27のクーラ側導入口41に導かれ、クーラ側通路45を通ってタンク側流出口44からサージタンク28に導かれる。インタークーラ26をバイパスする吸気は、クーラバイパス通路35,37からマニホールド27のバイパス側導入口42,43に導かれ、バイパス側通路46を通ってタンク側流出口44からサージタンク28に導かれる。
(排気通路23について)
排気通路23には、その上流側から下流側に向かって順に、ターボ過給機3のタービン3b、DOC(ディーゼル酸化触媒)51、DPF(ディーゼルパティキュレートフィルタ)52及び排気シャッター弁53が配設されている。排気通路23は、タービン3bをバイパスする通路を備え、この通路にウエイストゲート弁54が配設されている。DPF52の下流側には、排気ガス中のNOx(窒素酸化物)を浄化する触媒、例えば、尿素SCR(Selective Catalytic Reduction)と、該尿素SCRから流出する余剰のアンモニアを酸化するスリップ触媒とを適宜設けてもよい。ウエイストゲート弁54は、ターボ過給機3による過給圧が上限を超える条件下で開かれ、それ以外では全閉とされる。
(EGR(排気再循環)について)
エンジンは、排気通路23におけるターボ過給機3のタービン3bよりも上流側から排気の一部をEGRガスとして吸気通路22におけるマニホールド27よりも下流側に導入する高圧EGR通路55と、排気通路23におけるDPF52よりも下流側から排気の一部をEGRガスとして吸気通路22におけるターボ過給機3のコンプレッサ3aよりも上流側に導入する低圧EGR通路56とを備えている。低圧EGR通路56には、吸気通路22に導入されるEGRガスを冷却するEGRクーラ57と、EGR量を調節するEGR弁58が配設されている。高圧EGR通路55にもEGR弁59及びEGRクーラ(図示省略)が配設されている。
(吸気系部品及びエンジン補機の配置)
図2に示すように、ターボ過給機3はエンジンブロック1の排気ポートが開口している排気側(以下、「エンジン排気側」という。)に配置され、インタークーラ26はエンジンブロック1の吸気ポートが開口している吸気側(以下、「エンジン吸気側」という。)に配置されている。インタークーラ26の上に吸気冷却用の水タンク60が設けられている。図2では、エンジンブロック1からシリンダヘッド6を外している。
図3に示すように、インタークーラ26は、エンジン吸気側の比較的高い位置に配置されている。エンジン吸気側には、シリンダブロック5の前側の下部側方にエアコンプレッサ61が配置され、エアコンプレッサ61の上側にオルタネータ62が配置されている。インタークーラ26はオルタネータ62よりも高い位置に配置されている。
図2及び図4に示すように、インタークーラ26は、エンジンブロック1の吸気側の上部側面に沿って気筒列方向Dに延びている。図2等において、記号Fは気筒列方向Dの前方(車両前方)を示し、記号Rは気筒列方向Dの後方(車両後方)を示す。インタークーラ26では、気筒列方向Dの一方(後方R)の側に先に説明した吸気流入口26a,26bが開口し、他方(前方F)の側に先に説明した吸気流出口26cが開口している。なお、図2及び図4では吸気流入口26a,26b及び吸気流出口26cの図示は省略している。
図4に示すように、先に説明したクーラ下流通路34及びクーラバイパス通路35,37各々をサージタンク28に接続するマニホールド27は、インタークーラ26の下側に配置されている。すなわち、マニホールド27はインタークーラ26とオルタネータ63の間に配置されている。インータクーラ26とマニホールド27は互いの少なくとも一部が上下に重なるように設けられている。本実施形態では、マニホールド27は、その前端部がインタークーラ26よりも前方に突出しているだけであって、図2に示すように、上面視において、インタークーラ26から側方(エンジンブロック1の側面から離れる方向)にははみ出していない。
図4に示すように、エンジン吸気側のマニホールド27の下側に電動過給機4が配置されている。電動過給機4はオルタネータ62の後側に配置されている。電動過給機4の後方に燃料ポンプ63が設けられている。燃料ポンプ63から図2に示す各気筒2に燃料を分配するコモンレール64に燃料が送られる。
(マニホールド27及びサージタンク28について)
図5(平面図)に示すように、マニホールド27は大雑把に言えば気筒列方向Dに延びている。このマニホールド27とエンジンブロック1のシリンダヘッド6(図1参照)の間にサージタンク28が配置されている。
マニホールド27は、先に説明したクーラ側導入口41を有するクーラ側管部27aと、先に説明したバイパス側導入口42,43を有するバイパス側管部27bと、先に説明したタンク側流出口44を有するタンク側管部27cとを備えている。
クーラ側管部27aは、クーラ側導入口41を気筒列方向Dの他端(前方Fの側)に備えて、気筒列方向Dの後方Rに延びている。バイパス側管部27bは、第1バイパス側導入口42を気筒列方向Dの一端(後方Rの側)に備えて、気筒列方向Dの前方Fに延びている。クーラ側管部27aとバイパス側管部27bが交わって、サージタンク28に向かうタンク側管部27cに続いている。
図5に示すように、クーラ側導入口41は上向きに開口している。図6(水平断面図)に示すように、第1バイパス側導入口42は気筒列方向Dの一方、すなわち、後方Rに向かって開口している。タンク側流出口44は、マニホールド27における気筒列方向Dの中央付近において、サージタンク28に向かって開口している。
クーラ側管部27aに形成されたクーラ側導入口41からタンク側流出口44に至るクーラ側通路45は、クーラ側導入口41から気筒列方向Dの後方Rに向かうに従ってサージタンク28(エンジンブロック1)から側方に離れていき、該側方に向かって凸になるように湾曲してタンク側流出口44に向かっている。すなわち、クーラ側通路45の内側面(サージタンク28側の面)45a及び外側面(サージタンク28とは反対側の面)45bは、上記側方に向かって凸になるように湾曲している。
バイパス側管部27bに形成された第1バイパス側導入口42からタンク側流出口44に至るバイパス側通路46は、第1バイパス側導入口42から気筒列方向Dの前方Fに向かうに従ってサージタンク28(エンジンブロック1)から側方に離れていき、該側方に向かって凸になるように湾曲してタンク側流出口44に向かっている。すなわち、バイパス側通路46の内側面(サージタンク28側の面)46a及び外側面(サージタンク28とは反対側の面)46bは、上記側方に向かって凸になるように湾曲している。但し、バイパス側通路46は、第1バイパス側導入口42から前方Fに向かう途中で通路幅が小の部分から大の部分に漸次拡大している。
また、クーラ側通路45とバイパス側通路46は、マニホールド27における気筒列方向Dの中央付近で斜めに交わってタンク側流出口44に至っている。
図7に示すように、バイパス側管部27bには、バイパス側通路46の通路幅大の部位において下方に突き出た突出部65が設けられている。この突出部65の下端に先に説明した第2バイパス側導入口43が開口している。この第2バイパス側導入口43から突出部65を上方に延びる通路が、図6にも示すように、バイパス側通路46に接続されている。
従って、クーラバイパス通路35,37各々からマニホールド27のバイパス側通路46への吸気の流入方向は次のようになる。第1クーラバイパス通路35を通る吸気は第1バイパス側導入口42からバイパス側通路46に対して気筒列方向Dに流入し、第2クーラバイパス通路37を通る吸気は第2バイパス側導入口43からバイパス側通路46に対して上下方向に流入する。
さらに、バイパス側管部27bにおける第2バイパス側導入口43よりも気筒列方向Dの後端寄りには、電動過給用の通路形成部68が設けられ、この通路形成部68に上下に貫通する独立通路66が形成されている。この独立通路66は、後に説明するが、電動過給用通路33の一部を構成するものであり、バイパス側通路46には連通していない。
図5及び図6に示すように、サージタンク28は、気筒列方向Dに長くなっていて、その中央付近にマニホールド27に向かって開口した吸気導入口67を備えている。この吸気導入口67にタンク側管部27cのタンク側流出口44が直結されている。サージタンク28は、そのエンジンブロック1側に、エンジンブロック1の各気筒2に吸気ポート15を介して接続される独立吸気通路29を備えている。
(ターボ下流通路31について)
図2に示すように、ターボ過給機3からターボ下流管71がエンジンブロック1における気筒列方向Dの後部の上側を通ってエンジン吸気側に且つインタークーラ26の気筒列方向Dにおける後方位置に延びている。
図4及び図8に示すように、ターボ下流管71はインタークーラ26の後方に配置された分岐管72に接続されている。分岐管72は、ターボ下流管71に接続されたエンジン幅方向に延びる横管部72aと、この横管部72aに続いて下方に延びる縦管部72bを有する。縦管部72bの上端にインタークーラ26に向かって(気筒列方向Dの前方Fに向かって)開口する接続口を有する上部接続部72cが設けられている。
図5にも示すように、縦管部72bにおける上部接続部72cよりも下側にマニホールド27に向かって(気筒列方向Dの前方Fに向かって)開口する接続口を有する下部接続部72dが設けられている。
図2及び図4に示すように、分岐管72の上部接続部72cは、流量調整弁32の円筒状のバルブボディ32aを介して、インタークーラ26の後端の第1吸気流入口26aを有する接続部26dに接続されている。バルブボディ32aに図9に示す内部のバタフライ弁32bを駆動するアクチュエータ32cが設けられている。
ターボ下流管71、分岐管72の横管部72a及び上部接続部72c、並びに流量調整弁32のバルブボディ32aが、ターボ過給機3からインタークーラ26に吸気を導くターボ下流通路31を形成している。
ターボ下流通路31は、分岐管72の上部接続部72c及び流量調整弁32のバルブボディ32aによって、気筒列方向Dの一方の側(後側)からインタークーラ26の第1吸気流入口26aに接続されている。
(クーラ下流通路34について)
図4に示すように、インタークーラ26の吸気流出口を有する気筒列方向Dの前端の接続部26eにクーラ下流管73が接続されている。クーラ下流管73は下方に延びてマニホールド27の図5に示すクーラ側導入口41を有する前端部に接続されている。このクーラ下流管73がインタークーラ26からマニホールド27に吸気を導くクーラ下流通路34を形成している。クーラ下流通路34は、クーラ下流管73によって、気筒列方向Dの他方の側(前側)からマニホールド27の図5に示すクーラ側導入口41に接続されている。
(第1クーラバイパス通路35について)
図4に示すように、分岐管72の下部接続部72dは、上部接続部72cと同じく、流量調整弁36の図9に示す円筒状のバルブボディ36aを介して、マニホールド27の図5に示す第1バイパス側導入口42が設けられた後端部に接続されている。そのバルブボディ36aには、図9に示す内部のバタフライ弁36bを駆動する図4に示すアクチュエータ36cが設けられている。
分岐管72の下方に延びる縦管部72b、下部接続部72d及び流量調整弁36のバルブボディ36aが、ターボ下流通路31から分岐しインタークーラ26をバイパスしてマニホールド27に吸気を導く第1クーラバイパス通路35を形成している。第1クーラバイパス通路35を形成する分岐管72の縦管部72bは、図8に示すように、気筒列方向に見て(車両後方から見て)、インタークーラ26及びマニホールド27に重なるように設けられている。
第1クーラバイパス通路35は、分岐管72の下部接続部72d及び流量調整弁36のバルブボディ36aによって、気筒列方向Dの一方の側(後側)からマニホールド27の第1バイパス側導入口42に接続されている。
図7に示すように、インタークーラ26の第1吸気流入口26aとマニホールド27の第1バイパス側導入口42は、上下に近接して配置され、同じく気筒列方向Dの一方、すなわち、後方Rに向かって開口している。従って、図9に示すように、インタークーラ26側の流量調整弁32のバルブボディ32aとマニホールド27側の流量調整弁36のバルブボディ36aは、上下に近接して配置され、同じく気筒列方向Dの一方、すなわち、後方Rに向かって開口している。
(電動過給用通路33について)
図4に示すように、分岐管72の縦管部72bの下端は、下方に延びて前方に曲がった屈曲管75に接続され、屈曲管75は前方に延びる前延管76に接続され、前延管76の前端部がエンジンブロック1側に曲がって電動過給機4の吸気導入口部に接続されている。電動過給機4の吸気流出口部には、前延管76の上側を後方に延びる通路部材77が接続されている。この通路部材77の後部上面に、マニホールド27の図7に示す独立通路66を有する通路形成部68の下端が、流量調整弁30の円筒状バルブボディ30aを介して接続されている。バルブボディ30aにはその内部のバタフライ弁を駆動するアクチュエータが設けられている。そうして、マニホールド27の通路形成部68の上端がインタークーラ26の図2に示す第2吸気流入口26bを有する接続部26fに接続されている。
分岐管72の縦管部72b、屈曲管75、前延管76、通路部材77、流量調整弁30のバルブボディ30a及びマニホールド27の通路形成部68が、ターボ下流通路31から分岐し、具体的には、第1クーラバイパス通路35における流量調整弁36よりも上流側から分岐し、下流端がインタークーラ26の第2吸気流入口26bに接続された、電動過給機4を有する電動過給用通路33を形成している。
(第2クーラバイパス通路37について)
図4に示すように、電動過給機4の吸気流出口部に接続された通路部材77の前部上面に、マニホールド27の図7に示す第2バイパス側導入口43を有する突出部65が、流量調整弁38の円筒状バルブボディ38aを介して接続されている。バルブボディ38aにはその内部のバタフライ弁を駆動するアクチュエータ38bが設けられている。
通路部材77及び流量調整弁38のバルブボディ38aが、電動過給用通路33における電動過給機4よりも下流側からインタークーラ26をバイパスしてマニホールド27に吸気を導く第2クーラバイパス通路37を形成している。
(過給経路の説明)
ターボ下流通路31の流量調整弁32を開き、第1クーラバイパス通路35の流量調整弁36を閉じた状態にすると、電動過給機4を作動させないときの吸気の経路は次のようになる。ターボ過給機3で加圧された吸気が、ターボ下流通路31、インタークーラ26、クーラ下流通路34、マニホールド27のクーラ側管部27aのクーラ側通路45を通ってサージタンク28に流入し、エンジンブロック1に吸入される。この吸気経路を以下では「第1過給経路(ターボ過給機→クーラ経由)」という。
第1過給経路(ターボ過給機→クーラ経由)によって吸気がエンジンブロック1に吸入されている状態で、第1クーラバイパス通路35の流量調整弁36を開くと、次の吸気経路を生ずる。ターボ過給機3で加圧された吸気の一部が、ターボ下流通路31から分岐した第1クーラバイパス通路35、マニホールド27のバイパス側管部27bのバイパス側通路46を通ってサージタンク28に流入し、エンジンブロック1に吸入される。この吸気経路を以下では「第2過給経路(ターボ過給機→クーラバイパス)」という。
マニホールド27においては、インタークーラ26を経由してクーラ側通路45に流入する吸気と、インタークーラ26をバイパスしてバイパス側通路46に流入する吸気とが、両通路45,46が交わった部分で合流してタンク側流出口44からサージタンク28に流入する。
インタークーラ26を経由する吸気とインタークーラ26をバイパスする吸気の混合割合は、流量調整弁32,36の開度で調節することができる。流量調整弁32を閉じた状態にすると、ターボ過給機3で加圧された吸気の全量がインタークーラ26をバイパスしてサージタンク28に流入する。
電動過給用通路33の流量調整弁30を開き、ターボ下流通路31の流量調整弁32、クーラバイパス通路35,37の流量調整弁36,38を閉じて、電動過給機4を作動させたときの吸気の経路は次のようになる。ターボ過給機3で加圧された吸気が、ターボ下流通路31から分岐した電動過給用通路33を通り、電動過給機4でさらに加圧され、インタークーラ26、クーラ下流通路34、マニホールド27のクーラ側管部27aのクーラ側通路45を通ってサージタンク28に流入し、エンジンブロック1に吸入される。この吸気経路を以下では「第3過給経路(電動過給機→クーラ経由)」という。
ターボ下流通路31の流量調整弁32を閉じることにより、電動過給用通路33を通った吸気がターボ下流通路31に逆流することが防止される。
第3過給経路(電動過給機→クーラ経由)によって吸気がエンジンブロック1に吸入されている状態で、第2クーラバイパス通路37の流量調整弁38を開くと、次の吸気経路を生ずる。電動過給機4によって加圧された吸気の一部が第2クーラバイパス通路37からマニホールド27のバイパス側管部27bのバイパス側通路46を通ってサージタンク28に流入し、エンジンブロック1に吸入される。この吸気経路を以下では「第4過給経路(電動過給機→クーラバイパス)」という。
マニホールド27においては、インタークーラ26を経由してクーラ側通路45に流入する吸気と、インタークーラ26をバイパスしてバイパス側通路46に流入する吸気とが合流してサージタンク28に流入する。インタークーラ26を経由する吸気とインタークーラ26をバイパスする吸気の混合割合は、流量調整弁30,38の開度で調節することができる。流量調整弁30を閉じた状態にすると、電動過給機4で加圧された吸気の全量がインタークーラ26をバイパスしてサージタンク28に流入する。
(吸気系部品のレイアウト・配管の効果)
上記実施形態では、インタークーラ26をエンジン吸気側の上部側面に沿って気筒列方向Dに延ばして配置している。その下側において、サージタンク28を吸気側の上部側面に沿って気筒列方向Dに延ばして配置し、マニホールド27をインタークーラ26の下面及びサージタンク28の側面に沿って気筒列方向Dに延ばして配置している。従って、エンジン吸気側において、インタークーラ26、マニホールド27及びサージタンク28がエンジンブロック1の側方に大きく張り出すことが避けられるから、エンジン全体のコンパクト化に有利になる。
また、オルタネータ62をマニホールド27の下側に且つエンジンブロック1の前部側に配置することにより、マニホールド27の下側であってオルタネータ62の後側に吸気系部品の配置スペースを確保している。すなわち、このスペースの前方寄りに電動過給機4を配置し、その後側を電動過給機4のための配管スペースとしている。従って、電動過給機4及び吸気通路を形成する管部材等がエンジン吸気側においてエンジンブロック1の側方に大きく張り出すことが避けられるから、エンジン全体のコンパクト化に有利になる。
また、上記実施形態では、エンジン排気側のターボ過給機3からエンジンブロック1の上側を通してエンジン吸気側のインタークーラ26の後側にターボ下流通路31を延設している。そして、ターボ下流通路31を気筒列方向Dの後方側からインタークーラ26の吸気流入口26aに接続し、クーラ下流通路34を気筒列方向Dの前方側からマニホールド27に接続する一方、インタークーラ26の後側においてターボ下流通路31から分岐させた第1クーラバイパス通路35を気筒列方向Dの後方側からマニホールド27に接続している。
従って、ターボ下流通路31のための配管(ターボ下流管71)及び第1クーラバイパス通路35のための配管(分岐管72)がエンジン吸気側においてエンジンブロック1の側方に大きく張り出すことが避けられる。また、マニホールド27をインタークーラ26の下面に沿って気筒列方向Dに延ばして、インタークーラ26の第1吸気流入口26aとマニホールド27のバイパス側導入口42を上下に近接して配置したから、ターボ下流通路31及び第1クーラバイパス通路35の配管部材をインタークーラ26及びマニホールド27の後側に集約することができる。
しかも、ターボ下流通路31における第1クーラバイパス通路35の分岐点からサージタンク28までの第2過給経路(クーラバイパス)の通路長が、当該分岐点からサージタンク28までの第1過給経路(クーラ経由)の通路長よりも大幅に短くなる。よって、第1クーラバイパス通路35の流量調整弁36を閉から開に切り換えたときに、インタークーラ26をバイパスする吸気をエンジンブロック1に素早く導入することができる。すなわち、当該弁の切換えから実際に吸気がインタークーラ26をバイパスしてエンジンブロック1に吸入されるまでのタイムラグ(応答遅れ)が小さくなる。
また、マニホールド27のバイパス側通路46は、バイパス側導入口42からエンジンブロック1の側方に離れるように湾曲してタンク側流出口44に向かっているから、吸気がバイパス側通路46を流れるときの通路抵抗が小さくなる。よって、インタークーラ26をバイパスする吸気をエンジンブロック1に速やかに効率良く供給することができる。
また、上述の如く、ターボ下流通路31をエンジン排気側からインタークーラ26の後側に延設する一方、マニホールド27の下側の電動過給機4の後側を配管スペースとして、屈曲管75、前延管76、通路部材77、流量調整弁30及び流量調整弁38の配置スペースとしている。従って、分岐管72をエンジンブロック1の側方に大きく張り出させることなく下方に延設し、屈曲管75、前延管76、通路部材77、流量調整弁30及び流量調整弁38をエンジン吸気側の側面に沿わせて又は近接させて位置することができるから、エンジン全体のコンパクト化に有利になる。
(その他)
上記実施形態では、マニホールド27をインタークーラ26の下側に配置したが、インタークーラ26の上側に配置するようにしてもよい。
1 エンジンブロック
2 気筒
3 ターボ過給機
4 電動過給機
26 インタークーラ
26a 吸気流入口
26c 吸気流出口
27 マニホールド
28 サージタンク
29 独立吸気通路
31 ターボ下流通路
33 電動過給通路
34 クーラ下流通路
35 第1クーラバイパス通路
37 第2クーラバイパス通路
41 クーラ側導入口
42 第1バイパス側導入口
43 第2バイパス側導入口
44 タンク側流出口
46 バイパス側通路

Claims (6)

  1. 多気筒のエンジンブロックの排気側に設けられたターボ過給機と、
    上記エンジンブロックの吸気側に設けられたインタークーラと、
    上記エンジンブロックの並設された各気筒に独立吸気通路によって接続されたサージタンクと、
    上記インタークーラを経由する吸気及び上記インタークーラをバイパスする吸気各々を上記サージタンクに導くマニホールドと、
    上記ターボ過給機から上記インタークーラに吸気を導くターボ下流通路と、
    上記インタークーラから上記マニホールドに吸気を導くクーラ下流通路と、
    上記ターボ下流通路から分岐し上記インタークーラをバイパスして上記マニホールドに吸気を導くクーラバイパス通路とを備え、
    上記マニホールドは、上記クーラ下流通路が接続されるクーラ側導入口と、上記クーラバイパス通路が接続されるバイパス側導入口とを有し、
    上記インタークーラと上記マニホールドは、上記エンジンブロックの吸気側において、互いの少なくとも一部が上下に重なるように配置され、
    上記ターボ下流通路は、上記エンジンブロックの気筒列方向の一方の側から上記インタークーラの吸気流入口に接続され、
    上記クーラ下流通路は、上記エンジンブロックの気筒列方向の他方の側から上記マニホールドの上記クーラ側導入口に接続され、
    上記クーラバイパス通路は、上記エンジンブロックの気筒列方向の一方の側から上記マニホールドの上記バイパス側導入口に接続されていることを特徴とするエンジンの吸気構造。
  2. 請求項1において、
    上記インタークーラは、上記気筒列方向の一方の側に上記吸気流入口が開口し、上記気筒列方向の他方の側に吸気流出口が開口していることを特徴とするエンジンの吸気構造。
  3. 請求項2において、
    上記エンジンブロックの吸気側の側面と上記マニホールドの間に上記サージタンクが配置されていることを特徴とするエンジンの吸気構造。
  4. 請求項3において、
    上記マニホールドは、上記サージタンクに接続されるタンク側流出口を備え、
    上記タンク側流出口は、上記気筒列方向の一方の側に配置された上記バイパス側導入口と上記気筒列方向の他方の側に配置された上記クーラ側導入口の間において、上記サージタンクに向けて配置されていることを特徴とするエンジンの吸気構造。
  5. 請求項4において、
    上記マニホールドの上記バイパス側導入口から上記タンク側流出口に至る通路が、上記エンジンブロックの側方に向かって凸になるように湾曲して上記タンク側流出口に向かっていることを特徴とするエンジンの吸気構造。
  6. 請求項1乃至請求項5のいずれか一において、
    上記インタークーラの上記吸気流入口と上記マニホールドの上記バイパス側導入口が上下に近接して配置されていることを特徴とするエンジンの吸気構造。
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