JP2021171614A

JP2021171614A - ネオジウム磁石を使用した鉄粉集塵マスク

Info

Publication number: JP2021171614A
Application number: JP2020098014A
Authority: JP
Inventors: 文夫小板橋; Fumio Koitabashi
Original assignee: Individual
Current assignee: Individual
Priority date: 2020-04-25
Filing date: 2020-04-25
Publication date: 2021-11-01

Abstract

【課題】鉄の研磨作業等の、汚れ仕事は、孫受け等の零細企業に、主に発注される。全国には、高価な防塵マスクが、費用の関係で、購入出来ず、ディスポーザブルマスクのみで、人知れず、鉄粉にさらされている現場が星の数程有る様である。これらの同様の作業者に、安価で販売して行き渡り鉄肺で、通院する人が少しでも減る様、広く、安く販売して行きたい。【解決手段】１００円均一あたりで、３００円の品位で、販売してもらえたら非常に良い結果が期待出来る。【選択図】図６

Description

鉄の研磨作業において、発生する浮遊塵埃吸引阻止の為、ネオジウム磁石（通常のフェライト製磁石の１０倍の磁力を持つ）を、鼻の穴の直下に、１個ずつ配置する事により、鉄粉の塵埃を吸い込む直前で、１００％捕捉出来ると考え、その為の方法を、検討した結果、ステー金具（ホームセンターで入手可能）ネオジウム磁石を貼る事で等間隔を維持し、上唇のカーブに合わせ旧来から有る（どこでも入手可能な）ガーゼマスクに貼る事で、実現した。（清掃はエアーガンできれいに清掃可能）

ネオジウム磁石の特許が切れたので、１００円均一でも、安易に入手可能となった。

実全平０１−１２２７６２１９８９／０８／２１防塵マスク磁石がフェライト製で磁力が弱い又、販売されてないので、入手不可能実全昭６３−０１１０５４１９８８／０１／２５防塵マスク磁石がフェライト製で磁力が弱い又、販売されてないので、入手不可能実全昭５２−０１５５２０１９７７／０２／０３テツブンキユウシユウマスクプレ−ト磁石がフェライト製で磁力が弱い又、販売されてないので、入手不可能実全昭４８−００１９９７１９７３／０１／１１テツプンチリヨウボウジンマスク（［非特許文献］）磁石がフェライト製で磁力が弱い又、販売されてないので、入手不可能溶接で出た煙は酸化鉄なので、磁石は吸着しないのでは。特開２０１１−２２８６６０２０１１／１１／１０永久磁石及び永久磁石の製造方法特開２０１１−２２８６６３２０１１／１１／１０永久磁石及び永久磁石の製造方法

本、発明は、筆者が、ある、零細企業の鉄の研磨作業を手伝いに行った際、作業者が、相当鉄粉を吸っている事が判明した事（以下に示す）からネオジウム磁石を装着したマスクを発案するに至った。
内容：
浮遊する鉄粉に対し、保護具は、ＰＭ２．５対応マスク１枚、又は２枚重ね、又はＰＭ２５対応マスクと、ガーゼマスク、と、人により、好みの組み合わせで使用して居た。
基本はＰＭ２．５対応保護マスクとしていたが、１日作業すると、鼻の両脇と、頬が微細な鉄粉だらけになっており、一定量鉄粉の吸引が有る事が明らかだった。
翌日、パルスオキシメーターを持参し、作業者全員（私を除き５名）のＳｐＯ２を計測した所、５名とも、ＳｐＯ２＝９６〜９７％で有った、鉄肺が、進んでいる、早急に対策が必要と感じ、社長と相談した、製品研磨１個／１円の世界で、ベルトグラインダーで製品を１０００個／ｈ／１台×５台が常時稼動。
がやっとの零細企業で、局所排気も付ける予算も市販のガスマスクの様な概観のマスクも高価で、フィルターも頻繁に交換する為、費用が出せない、との事だった。
結果：０００４−１安価で製作出来る事。
０００４−２鉄粉を肺に入れない器具、１００％集塵を目指す事。

パルスオキシメーターに付いて
以前同級生の選挙事務所に貸し出した所、２００名程が測定した結果ＳｐＯ２＝９９％以上だった（安物なので１００の表示は出ない）
唯一、医者で、肺気腫が有ると言われた物がＳｐＯ２＝９８％だった。
なお、入院患者で、酸素吸入から離脱した物の見舞いに貸した所、病院のパルスオキシメーターと同じ９７％を示したとの事。
この事により、私のパルスオキシメーターは、トレーサビリティが取れている事が確認された。

鉄粉集塵にあたり、ネオジウム磁石を、鼻の穴の直下に、１個ずつ配置する事により、鉄粉の塵埃を吸い込む直前で、１００％捕捉出来ると考えた、しかし、ネオジウム磁石は磁力が強すぎて、同時に、２個以上貼っても、磁石同士がくっ付いてしまいそのままでは実現不可能である。
上記案の実現方法
ホームセンターで入手可能な、
図１．図２．ステー金具（１５×２８９ｍｍ×ｔ１）を４７±２ｍｍの長さでカット、カット面をＲに加工し、φ１６ネオジウム磁石を鼻の穴の間隔で貼り付け、磁石の面が、上唇に平らに当たる角度に曲げ（１８度）、旧来（昭和の時代）から、全国どこでも入手可能なガーゼマスクにブチルゴム両面テープ（１０回位付け剥がしが可能で、貼替えも指の腹できれいに剥がす事が出来る為貼替えも容易に出来る）で、マスク装着時、鼻の直下に来る位置に貼り付け、その上から、ガーゼマスクに付属の、３つ折のガーゼを、あてがい、装着する様にした事により、装着時の違和感も全く無く装着出来る様になった。
また、その上からＰＭ２．５対応のディスポーザブルマスクをする事とした。

磁石をステー金具に吸着させる際、２個の磁石どうしがＮとＳの向きで吸着させると磁石同士がくっ付いてしまい、間隔が保てないその場合片方の磁石を反転させる事により、反発し合い、一定の間隔を保てるようになる。
磁石に一定の間隔を空ける事は、
０００７−１．空気の通り道を確保する
０００７−２．ネオジウム磁石が、鼻の穴の直下に来る様にする
以上の、狙いがある。

鉄粉吸着可能距離の調査
磁石単体と、金具につけた状態の端面、裏面を図４の方法でテープの端面に＃１６番の鉄線を２ｍｍにカットした材料に序々に磁石を近づけ、吸着した位置を、図５の様に計測し、試験材料の質量が、鉄粉の１０００倍以上有る事、テープ上に置いたときの摩擦が有る事から、充分に安全係数を取った、吸着可能距離とした。
結果：磁石の表面と端面は１５ｍｍ
磁石取り付け時の金具は、端面と背面で、１２ｍｍ
マスク取り付け時に充分な範囲の鉄粉を吸着できる事が判明した。

筆者が、塵埃の集まりやすい位置のベルトグラインダーで、筆者考案のマスクとその上に、ＰＭ２．５対応マスクを装備して一番大きな（塵埃も多く出る）製品を１日加工した結果、図５の通り、鉄粉が、捕集できた、ただ、量の多さに驚愕した。
１日で、こんなに、肺に鉄粉を吸い込んでいたのかと思うと愕然とした。（ＰＭ２．５対応マスクの隙間から入った鉄粉と、マスクを透過して入って来た鉄粉）
また、ネオジウムの適正な配置で、１００％集塵できた事を確信した。
また、清掃はエアーガンできれいに清掃し何度でも再使用可能

また、強磁界の間に空気を通過させる事により、フレミングの右手の法則（発電は右手）により、ウイルスや雑菌が通過する際その内部で電流が発生する事により、ウイルスや雑菌を死滅させる方式の空気清浄機が、以前、東芝より販売されて居た実績が有る事から、
本提案もウイルスや雑菌を死滅させうる効果が有る可能性が有るが、その目的の場合専門機関の調査が必要で有る為、ここでは、「ウイルスや雑菌を死滅させうる効果も期待出来る」と言う表現とする。

上面図正面図完成した現品吸着可能距離測定方法吸着可能距離測定マスクと磁石と鼻の位置関係図（イメージ図）条件の悪い状況で、１日使用した時の吸着した鉄粉

ネオジウム磁石を鼻の穴の直下に配置出来る様、旧来から有るガーゼマスクに本発明品を貼り付け（その際鼻の直下に磁石が来る様に必ず位置を調整する。）
その上にガーゼマスクに付属の３つ折ガーゼを被せ、その状態で、ガーゼマスクを装着する様にした。
その上から、ＰＭ２．５対応
ディスポーザブルマスクを装着する事とした。

Claims

鉄の研磨作業において、発生する浮遊塵埃吸引阻止の為、ネオジウム磁石を鼻の穴の直下に配置し、抜群の効果で１００％鉄粉を補修しうるマスクを、安価で実現した。（清掃はエアーガンできれいに清掃可能）
それにより、高価な防塵マスクを購入できない星の数程有る零細企業でも、幅広く使用出来る様にした。