JP2021170814A - サーバ装置及びサーバ装置の方法 - Google Patents

サーバ装置及びサーバ装置の方法 Download PDF

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Abstract

【課題】処理負荷が増大することを防止し、さらに、無線リソースを効率的に割り当てることができる制御装置を提供するこ。【解決手段】本開示にかかる制御装置(30)は、通信端末(10)と基地局(20)とが無線通信を行う際に発生する第1のフロー及び第1のフローの後に発生する第2のフローの発生間隔が、第1のフローの許容遅延時間を超えているか否かを判定する判定部(31)と、発生間隔が第1のフローの許容遅延時間を超えていると判定された場合、第1のフローの許容遅延時間経過後における通信端末(10)に関する未送信のデータを削除することを決定する決定部(32)と、を備える。【選択図】図1

Description

本開示は、制御装置、制御方法、及びプログラムに関する。
現在、モバイルネットワークを介した超低遅延サービスを提供することが検討されている。超低遅延サービスは、例えば、モバイルネットワークを介して車載センサー情報、交通カメラ情報、及び地図情報等を伝送する自動運転サービスであってもよい。
モバイルキャリア(モバイル通信事業者)は、ユーザに対して超低遅延サービスを提供するために、SLA(Service Level Agreement)を保証する必要がある。SLAは、例えば、超低遅延サービスにおいて保証する遅延時間等が規定されていてもよい。
例えば、特許文献1には、サービス品質を良好に保つために、UE(User Equipment)に対して、無線リソースを効率的に割り当てることが記載されている。具体的には、アプリケーションの遅延制約等に関する情報を考慮して、無線リソースの割当を最適化することが記載されている。言い換えると、特許文献1には、基地局が、アプリケーションサービスを提供する際に許容される遅延時間を超えないように、無線リソースの割当を最適化することによって、サービス品質を良好に保つことが記載されている。
さらに、特許文献2には、パケットバッファ装置が、到着したパケットを廃棄する処理が開示されている。具体的には、到着したパケットがキュー内に滞留する時間を予測し、予測された時間が閾値を超える場合、到着したパケットをキューに保持せずに廃棄することが開示されている。
さらに、特許文献3には、パケットが受信されてから送信されるまでの時間を示す待機時間が最大待機時間を超えた場合に、パケットを廃棄することが開示されている。さらに、特許文献4には、キューの中で待たされていたパケットが、生き残り時間を超えた場合に廃棄されることが開示されている。
特表2014−522145号公報 国際公開第2010/089886号 特開2000−286893号公報 特開平11−289351号公報
しかし、特許文献1には、送信するデータ量が増大し、アプリケーションサービスを提供する際に許容される遅延時間を超えたパケットが発生した場合における基地局の処理が開示されていない。そのため、特許文献1の基地局は、アプリケーションサービスを提供する際に、許容される遅延時間を超えたパケットに対しても無線リソースを割り当てる。その結果、アプリケーションサービスを提供する際に、許容される遅延時間を超えていないパケットに割り当てる無線リソースが不足するという問題を引き起こす可能性がある。
また、特許文献2−4には、パケット単位に滞留時間等が、予め定められた値を超えた場合に、今後到着するパケット、もしくは、キュー内のパケットを廃棄することが記載されている。そのため、滞留時間等を超過したパケットが大量に存在する場合に、パケット毎に廃棄するか否かを判定することになるため、装置の処理負荷が増大するという問題がある。
本開示の目的は、処理負荷が増大することを防止し、さらに、無線リソースを効率的に割り当てることができる制御装置、制御方法、及びプログラムを提供することにある。
本開示の第1の態様にかかる制御装置は、通信端末と基地局とが無線通信を行う際に発生する第1のフロー及び前記第1のフローの後に発生する第2のフローの発生間隔が、前記第1のフローの許容遅延時間を超えているか否かを判定する判定部と、前記発生間隔が前記第1のフローの許容遅延時間を超えていると判定された場合、前記第1のフローの許容遅延時間経過後における前記通信端末に関する未送信のデータを削除することを決定する決定部と、を備える。
本開示の第2の態様にかかる制御方法は、通信端末と基地局とが無線通信を行う際に発生する第1のフロー及び前記第1のフローの後に発生する第2のフローの発生間隔が、前記第1のフローの許容遅延時間を超えているか否かを判定し、前記発生間隔が前記第1のフローの許容遅延時間を超えていると判定された場合、前記第1のフローの許容遅延時間経過後における前記通信端末に関する未送信のデータを削除することを決定する。
本開示の第3の態様にかかるプログラムは、通信端末と基地局とが無線通信を行う際に発生する第1のフロー及び前記第1のフローの後に発生する第2のフローの発生間隔が、前記第1のフローの許容遅延時間を超えているか否かを判定し、前記発生間隔が前記第1のフローの許容遅延時間を超えていると判定された場合、前記第1のフローの許容遅延時間経過後における前記通信端末に関する未送信のデータを削除することを決定することをコンピュータに実行させる。
本開示により、処理負荷が増大することを防止し、さらに、無線リソースを効率的に割り当てることができる制御装置、制御方法、及びプログラムを提供することができる。
実施の形態1にかかる通信システムの構成図である。 実施の形態2にかかるMEC(Mobile Edge Computing)サーバの構成図である。 実施の形態2にかかる廃棄メッセージを受信したUEにおける処理の概要を示す図である。 実施の形態2にかかるMECサーバにおける廃棄メッセージの送信処理の流れを示す図である。 実施の形態2にかかるeNBがMECサーバから廃棄メッセージを受信した場合の処理の流れを示す図である。 実施の形態2にかかるUEにおけるデータ処理の流れを示す図である。 実施の形態3にかかるUEの構成図である。 それぞれの実施の形態にかかるeNBの構成図である。 それぞれの実施の形態にかかるUEの構成図である。 それぞれの実施の形態にかかるMECサーバの構成図である。
(実施の形態1)
以下、図面を参照して本開示の実施の形態について説明する。図1を用いて実施の形態1にかかる通信システムの構成例について説明する。図1の通信システムは、通信端末10、基地局20、及び制御装置30を有している。通信端末10、基地局20、及び制御装置30は、プロセッサがメモリに格納されたプログラムを実行することによって処理が実行されるコンピュータ装置であってもよい。
通信端末10は、携帯電話端末、スマートフォン端末、もしくはタブレット型端末であってもよい。または、通信端末10は、IoT(Internet of Things)端末、M2M(Machine to Machine)端末、もしくはMTC(Machine Type Communication)端末であってもよい。通信端末10は、3GPP(3rd Generation Partnership Project)において通信端末の総称として用いられるUE(User Equipment)であってもよい。
基地局20は、通信端末10と無線通信を行う。基地局20は、3GPPにおいて無線通信規格LTE(Long Term Evolution)をサポートする基地局として定義されているeNB(evolved Node B)であってもよい。もしくは、基地局20は、いわゆる2Gもしくは3Gに相当する無線通信規格をサポートするNode Bであってもよい。
制御装置30は、通信端末10と基地局20との間における無線通信に関する処理を制御するサーバ装置であってもよい。例えば、制御装置30は、MEC(Mobile Edge Computing)サーバであってもよい。MECサーバは、基地局と直接的に通信できる位置に配置されてもよい。直接的に通信できる位置とは、モバイル通信事業者が管理するコアネットワークを介することなく通信することができる位置である。例えば、MECサーバは、基地局と物理的に統合されてもよい。もしくは、MECサーバは、基地局と同じ建物に配置され、基地局と通信できるように、建物内のLAN(Local Area Network)に接続されてもよい。MECサーバは、基地局の近傍に配置されることによって、無線端末との間の伝送遅延を短くすることができる。MECサーバは、例えば、超低遅延のアプリケーションサービスを提供するために用いられる。
続いて、制御装置30の構成例について説明する。制御装置30は、判定部31及び決定部32を有している。判定部31及び決定部32は、プロセッサがメモリに格納されたプログラムを実行することによって処理が実行されるソフトウェアもしくはモジュールであってもよい。また、判定部31及び決定部32は、チップもしくは回路等のハードウェアであってもよい。
判定部31は、通信端末10と基地局20とが無線通信を行う際に発生する第1のフロー及び第1のフローの後に発生する第2のフローの発生間隔が、第1のフローの許容遅延時間を超えているか否かを判定する。
無線通信を行う際に発生するフローは、例えば、通信端末10に提供されるアプリケーションサービスにおいて伝送される1又は複数のデータを含む。また、フローに含まれるデータは、データパケットと称されてもよい。通信端末10に関するフローは、通信端末10から基地局20へ送信されるフローもしくは基地局20から通信端末10へ送信されるフローであってもよい。もしくは、無線通信を行う際に発生するフローは、通信端末10から基地局20へ送信されるフロー及び基地局20から通信端末10へ送信されるフローを含んでもよい。通信端末10から基地局20へ送信されるフローに含まれるデータを、UL(Uplink)データと称する。また、基地局20から通信端末10へ送信されるフローに含まれるデータを、DL(Downlink)データと称する。アプリケーションサービスにおいて伝送されるデータ(例えば、アプリケーションデータ)は、例えば、画像データもしくは動画データ等であってもよい。また、アプリケーションデータには、画像データ等の送信を要求する要求メッセージもしくは要求メッセージに応答する応答メッセージ等が含まれてもよい。
フローの発生間隔は、通信端末10もしくは基地局20において送信すべきフローに含まれるデータがバッファに格納されてから、次の送信すべきフローに含まれるデータがバッファに格納されるまでの時間であってもよい。もしくは、フローの発生間隔は、アプリケーションが送信すべきフローに含まれるデータを生成してから、次に送信するフローに含まれるデータを生成するまでの時間であってもよい。
判定部31は、第2のフローが発生した時刻から第1のフローが発生した時刻を減算することによって発生間隔を算出してもよい。もしくは、判定部31は、第1のフローが発生した際にタイマを起動し、第2のフローが発生した際にタイマを停止し、タイマの起動期間を発生間隔として特定してもよい。もしくは、判定部31は、アプリケーションが予めフローの発生間隔を定めている場合、アプリケーションから発生間隔に関する情報を取得してもよい。
許容遅延時間は、1回のフローに含まれる複数のデータパケットの送信を完了するべき期限を意味する。許容遅延時間は、アプリケーションによって要求される。許容遅延時間は、送信期限と言うこともできる。あるいは、許容遅延時間は、アプリケーションによって許容される最大送信遅延と言うこともできる。許容遅延時間は、様々に定義することができる。例えば、許容遅延時間は、アプリケーション・レイヤの発信者(sender)による送信の完了期限を示してもよい。あるいは、許容遅延時間は、無線レイヤの発信者による送信の完了期限を示してもよい。あるいは、許容遅延時間は、アプリケーション・レイヤの受信者(receiver)による受信の完了期限を示してもよい。あるいは、許容遅延時間は、無線レイヤの受信者による受信の完了期限を示してもよい。あるいは、より具体的に、許容遅延時間は、アプリケーション・レイヤの発信者(sender)が1回のフローに関する最初のデータパケットを送信開始してからアプリケーション・レイヤの受信者(receiver)が1回のフローに関する最後のデータパケットを受信完了する期限を示してもよい。あるいは、また、許容遅延時間は、無線レイヤの発信者が1回のフローに関する最初のデータパケットを送信開始してから無線レイヤの受信者が1回のフローに関する最後のデータパケットを受信完了する期限を示してもよい。
また、許容遅延時間は、送信デッドラインもしくは単にデッドラインと称されてもよい。
判定部31は、許容遅延時間に関する情報を、制御装置30が備えるアプリケーションから受信してもよい。
決定部32は、判定部31において、第1のフローと、第1のフローの次に発生する第2のフローとの発生間隔が第1のフローの許容遅延時間を超えていると判定された場合、通信端末10に関する未送信のデータを削除することを決定する。未送信のデータは、例えば、第1の許容遅延時間の経過後において送信されていない通信端末10に関するデータであってもよい。通信端末10に関する未送信のデータとは、通信端末10から基地局20へ送信されるULデータであってもよく、基地局20から通信端末10へ送信されるDLデータであってもよい。
以上説明したように、制御装置30は、無線通信を行う際に発生するフローの発生間隔が、最初に発生するフローである第1のフローの許容遅延時間を超えている場合、以下の処理を実行することができる。制御装置30は、第1のフローの許容遅延時間経過後における通信端末10に関する未送信のデータを削除することを決定することができる。
フローの発生間隔が、第1のフローの許容遅延時間を超えている場合、第1のフローの許容遅延時間経過後であって、第2のフローが発生する前における通信端末10に関する未送信のデータに、第2のフローが含まれることはない。そのため、第1のフローの許容遅延時間経過後における通信端末10に関する未送信のデータが削除されたとしても、第1のフローに含まれるデータのみが削除される。
第1のフローの許容遅延時間は既に経過しているため、通信端末10もしくは基地局20は、第1のフローに関するデータを受信したとしても、受信したデータを廃棄する。制御装置30は、許容遅延時間が既に経過している第1のフローに関するデータに無線リソースが割り当てられる前に、通信端末10もしくは基地局20における未送信のデータを削除することを決定することができる。
その結果、通信端末10と基地局20との間において、許容遅延時間が既に経過している第1のフローに関するデータに無線リソースが割り当てられることを防止することができる。
また、判定部31は、パケット単位に判定処理を行うのではなく、複数のデータもしくはパケットを含むフロー単位に判定処理を行うことができる。言い換えると、決定部32は、パケット単位に廃棄するか否かを決定するのではなく、フローに含まれる複数のデータもしくはパケットを一括して廃棄するか否かを決定する。そのため、判定部31に置ける処理負荷は、パケット単位に判定処理を行う場合と比較して軽減する。
また、実施の形態1においては、制御装置30が、通信端末10及び基地局20とは異なる装置である構成について説明したが、通信端末10及び基地局20が、制御装置30を含んでもよい。言い換えると、通信端末10及び基地局20は、制御装置30が有する判定部31及び決定部32を含んでもよい。
(実施の形態2)
続いて、図2を用いて実施の形態2にかかるMECサーバ40の構成例について説明する。MECサーバ40は、図1における制御装置30に相当する。MECサーバ40は、図1の制御装置30に、通信部41及び管理部42が追加された構成である。判定部31及び決定部32について、図1と同様の機能もしくは動作に関する詳細な説明を省略する。通信部41及び管理部42は、プロセッサがメモリに格納されたプログラムを実行することによって処理が実行されるソフトウェアもしくはモジュールであってもよい。また、通信部41及び管理部42は、チップもしくは回路等のハードウェアであってもよい。
また、以下の説明においては、図1の通信端末10を、UE50として説明する。さらに、図1の基地局20を、eNB60として説明する。
管理部42は、UE50とeNB60とが無線通信を行う際に発生するフローの許容遅延時間に関する情報を管理する。管理部42は、MECサーバ40の管理者等が入力した許容遅延に関する情報を管理してもよく、アプリケーションサーバ等から受信した許容遅延に関する情報を管理してもよい。許容遅延に関する情報は、例えば、UEに提供されるアプリケーションサービスに関連付けられてもよい。言い換えると、許容遅延に関する情報は、アプリケーション毎に定められてもよい。もしくは、許容遅延に関する情報は、UE毎に定められてもよい。
判定部31は、フローの発生間隔を計測する。例えば、判定部31は、UE50もしくはeNB60から、フローが発生したことを示すメッセージを受信してもよい。判定部31は、メッセージの間隔を計測することによって、フローの発生間隔を特定してもよい。フローが発生したことを示すメッセージは、例えば、アプリケーション・レイヤにおけるメッセージもしくはU(User)-Planeデータであってもよく、または、制御メッセージもしくはC(Control)-Planeデータであってもよい。U-Planeデータは、モバイルネットワークにおいてユーザデータと称されるデータであり、C-Planeデータは、制御情報と称されるデータである。
もしくは、判定部31は、MECサーバ40内のアプリケーションもしくはアプリケーションサーバ内のアプリケーションにおいてフローの発生間隔が予め定められている場合、アプリケーションからフローの発生間隔に関する情報を取得してもよい。アプリケーションにおいて予め定められているフローの発生間隔に関する情報は、管理部42において管理されていてもよい。
通信部41は、決定部32において、UE50とeNB60とが無線通信することによって発生する第1のフローの許容遅延時間を超えた場合、UE50及びeNB60へメッセージを送信する。例えば、通信部41は、UE50に関する未送信のデータを削除することが決定された場合、UE50の識別情報を含む廃棄メッセージをeNB60へ送信する。また、eNB60は、UE50の識別情報を含む廃棄メッセージをUE50へ送信する。つまり、MECサーバ40は、eNB60を介してUE50へUE50の識別情報を含む廃棄メッセージを送信する。
さらに、通信部41は、UE50に関する未送信のデータを削除することが決定された場合、eNB60へ、廃棄メッセージを送信する。廃棄メッセージは、UE50に対する未送信データが削除の対象であることを示す情報を含む。さらに、通信部41は、eNB60を介してUE50へ、廃棄メッセージを送信する。廃棄メッセージは、eNB60に対する未送信データが削除の対象であることを示す情報を含む。
また、判定部31もしくは決定部32は、UE50及びeNB60におけるバッファの状態を管理してもよい。例えば、判定部31及び決定部32は、通信部41を介して、定期的もしくは不定期に、UE50及びeNB60から、バッファの状態に関する情報を受信してもよい。バッファの状態とは、例えば、バッファ内に未送信データが存在するか否かであってもよく、もしくは、バッファ内に存在する未送信データ量であってもよい。さらに、決定部32は、UE50もしくはeNB60のバッファ内に、許容遅延時間経過後の未送信データが存在すると判定した場合、UE50もしくはeNB60へ、バッファ内のデータをクリアすることを指示するメッセージを送信してもよい。決定部32は、通信部41を介して、UE50もしくはeNB60へ、バッファ内のデータをクリアすることを指示するメッセージを送信してもよい。
続いて、図3を用いて、廃棄メッセージを受信したUE50における処理の概要について説明する。図3は、時刻t1〜t6における、バッファ内に格納されるデータを示している。なお、ここでは、図3を用いてUE50における処理の概要について説明するが、eNB60においても図3と同様の処理が実行される。
t1において、UE50からeNB60へ送信されるFlow#Aが発生する。図3においては、t1において、バッファに送信データが格納されたことを示している。図3の網掛けの領域が、送信データを示している。送信データは、Flow#Aに含まれるデータである。
次に、t2において、UE50からeNB60へデータが送信されることによって、バッファ内に格納されているデータが、t1と比較して減少する。
次に、t3は、Flow#Aの許容遅延時間(デッドライン)であることが示されている。t4は、Flow#Aの許容遅延時間経過後の時刻であり、Flow#Aの許容遅延時間経過後に、バッファ内に未送信のデータが残存していることが示されている。
ここで、UE50は、eNB60を介してMECサーバ40から廃棄メッセージを受信しているとする。そのため、UE50は、t5において、許容遅延時間経過後にバッファ内に残存する未送信のデータをクリアもしくは削除する。図3においては、t5にUE50のバッファ内のデータがクリアされるため、Flow#Aに関する未送信のデータが存在しないことを示している。t5は、Flow#Aの許容遅延時間経過後であって、Flow#Bが発生する前のタイミングである。
次に、t6において、UE50からeNB60へ送信されるFlow#Bが発生する。図3においては、t6にバッファに送信データが格納されたことを示している。
Flow#AとFlow#Bとの発生間隔は、Flow#Aの許容遅延時間を超えている。そのため、t4において残存する未送信のデータは、Flow#Aに関するデータであり、Flow#Bに関するデータは存在しない。そのため、UE50は、t5において、Flow#Aに関するデータのみを削除することができる。
続いて、図4を用いて実施の形態2にかかるMECサーバ40における廃棄メッセージの送信処理の流れについて説明する。はじめに、判定部31は、管理部42から、フローの許容遅延時間を取得する(S11)。フローは、例えば、UE50とeNB60とが無線通信を行う際に発生するフローである。例えば、ステップS11においては、UE50からeNB60へ送信されるフローに関する許容遅延時間を取得したとする。判定部31は、フローが発生する毎に、フローに関する許容遅延時間を取得してもよい。もしくは、特定のアプリケーションに関するフローの許容遅延時間が全て同じである場合、判定部31は、最初にフローが発生したタイミングにのみ、フローに関する許容遅延時間を取得してもよい。
次に、判定部31は、UE50からeNB60へ送信されるフローの発生間隔を計測する(S12)。フローの発生間隔が予め定められている場合、判定部31は、予め定められている発生間隔に関する情報をUE50内のアプリケーションもしくはアプリケーションサーバ内のアプリケーションから取得する。アプリケーションサーバは、UE50とは異なる装置である。
次に、判定部31は、UE50に関するフローの発生間隔が許容遅延時間を超えているか否かを判定する(S13)。判定部31が、UE50に関するフローの発生間隔が許容遅延時間を超えていると判定した場合、決定部32は、UE50において発生したフローの許容遅延時間の経過後における未送信のデータを削除することを決定する。さらに、通信部41は、UE50の識別情報を含む廃棄メッセージを、eNB60を介してUE50へ送信する(S14)。
ステップS13において、判定部31が、UE50に関するフローの発生間隔が許容遅延時間を超えていないと判定した場合、処理を終了する。
続いて、図5を用いて実施の形態2にかかるeNB60が、MECサーバ40から廃棄メッセージを受信した場合の処理の流れについて説明する。はじめに、eNB60は、MECサーバ40から送信された廃棄メッセージを受信する(S21)。eNB60が受信した廃棄メッセージには、UE50の識別情報が含まれているとする。
次に、eNB60は、UE50へ、MECサーバ40から受信した廃棄メッセージを送信する(S22)。eNB60は、MECサーバ40から受信した廃棄メッセージに含まれる識別情報が示すUEを宛先として、廃棄メッセージを送信する。
続いて、図6を用いて実施の形態2にかかるUE50におけるデータ処理の流れについて説明する。はじめに、UE50は、eNB60から送信された廃棄メッセージを受信する(S31)。
次に、UE50は、廃棄メッセージにおいて対象とされているフローの許容遅延時間が経過したか否かを判定する(S32)。廃棄メッセージにおいて対象とされているフローは、UE50がeNB60へ送信するデータを含むフローである。
フローの許容遅延時間は、例えば、サービスのSLAに基づいて予めUE50へ通知されていてもよい。例えば、UE50は、廃棄メッセージにおいて対象とされているフローに関するサービスを受ける前に、予め、MECサーバ40もしくはアプリケーションサーバ等から、許容遅延時間に関する情報を取得していてもよい。もしくは、eNB60を介してMECサーバ40から受信した廃棄メッセージが、フローの許容遅延時間に関する情報を含んでもよい。
UE50は、廃棄メッセージにおいて対象とされているフローの許容遅延時間が経過したと判定した場合、未送信データがバッファ内に存在するか否かを判定する(S33)。UE50は、バッファ内に未送信データが存在すると判定した場合、バッファ内のデータをクリアする(S34)。言い換えると、UE50は、バッファ内に未送信データが存在すると判定した場合、バッファ内のデータをすべて廃棄もしくは削除する。
ステップS32において許容遅延時間が経過していないと判定された場合及びステップS33において未送信データが存在しないと判定された場合、UE50は、ステップS32以降の処理を繰り返す。
また、図6を用いて、UE50におけるデータ処理の流れについて説明したが、eNB60におけるデータ処理も同様である。eNB60は、廃棄メッセージにUE50の識別情報が含まれていることから、廃棄メッセージにおいて対象とされているフローが、UE50へ送信するデータを含むフローであることを認識することができる。そのため、eNB60においても、図6のステップS31〜S34の処理を実行することによって、UE50に関するバッファ内の未送信データをクリアすることができる。
また、eNB60は、複数のUEと無線通信を行うことが可能である。そのため、eNB60は、UE毎に異なるバッファを使用している。そのため、eNB60は、図6のステップS31の後に、どのUEのバッファに含まれる未送信データを削除するかを特定する。
以上説明したように、実施の形態2にかかるMECサーバ40は、UE50に関するフローの発生間隔が許容遅延時間を超えている場合に、UE50において発生したフローの許容遅延時間の経過後における未送信のデータを削除することを決定できる。その結果、フローの許容遅延時間の経過後における未送信のデータに、無線リソースが割り当てられることを防止することができる。
また、発生間隔が許容遅延時間を超えているフローを対象にすることによって、許容遅延時間を超えていないデータと、許容遅延時間を超えたデータとがバッファに混在することを防止することができる。その結果、バッファ内の未送信データをクリアするときは、許容遅延時間を超えているデータのみをクリアすることができる。これにより、許容遅延時間を超えていないデータが廃棄されることによって、データの到達率が低下することを防止することができる。
また、上記の説明においては、UE50及びeNB60が、許容遅延時間経過後に、バッファ内の未送信データを削除する処理について説明したが、UE50及びeNB60は、許容遅延時間より前にバッファ内の未送信データを削除してもよい。UE50及びeNB60は、許容遅延時間より所定時間前において、バッファ内に存在する未送信データを削除する。その結果、UE50及びeNB60は、将来的に、許容遅延経過後に未送信データになり得るデータを削除してもよい。また、UE50及びeNB60は、許容遅延時間より所定時間前において、バッファ内に存在する未送信データが、予め定められたデータ量の閾値を超えている場合に、バッファ内に存在する未送信データを削除してもよい。
(実施の形態3)
続いて、図7を用いて実施の形態3にかかるUE70の構成例について説明する。実施の形態2においては、MECサーバ40が、フローの許容遅延時間の経過後における未送信のデータを削除する対象となるUEを決定する例について説明した。実施の形態3においては、UE70が、自装置がフローの許容遅延時間の経過後における未送信のデータを削除する対象となるUEに該当するか否かを決定する。
UE70は、判定部71、決定部72、通信部73、管理部74、及び処理部75を有している。判定部71、決定部72、及び管理部74は、図2におけるMECサーバ40の判定部31、決定部32、及び管理部42と同様であるため詳細な説明を省略する。
図7においては、判定部71が、eNB60と無線通信を行う際に発生するフローの発生間隔が、フローの許容遅延時間を超えているか否かを判定する。eNB60と無線通信を行う際に発生するフローの発生間隔が、フローの許容遅延時間を超えている場合がある。このような場合、決定部72が、許容遅延時間経過後において、eNB60へ送信されていない未送信データを削除することを決定する。
通信部73は、決定部72において、許容遅延時間経過後における未送信データを廃棄することが決定された場合、廃棄メッセージをeNB60へ送信する。廃棄メッセージは、UE70の識別情報を含む。廃棄メッセージは、UE70に関するフローについて、許容遅延時間を超えた場合に未送信データが存在する場合、eNB60に対して未送信データを廃棄することを指示、もしくは要求するために用いられる。
また、通信部73は、UE70のバッファ内に格納されたデータに対して、無線リソースを割り当て、データをeNB60へ送信する。UE70内のバッファは、例えば、処理部75が有してもよい。
処理部75は、決定部72において、許容遅延時間経過後における未送信データを廃棄することが決定された場合、許容遅延時間経過後に、バッファ内の未送信データを廃棄する。
eNB60は、UE70から廃棄メッセージを受信すると、許容遅延時間経過後に、UE70に関するバッファ内の未送信データをクリアする。
また、実施の形態3においては、UE70が、自装置がフローの許容遅延時間の経過後における未送信のデータを削除する対象となるUEに該当するか否かを決定することについて説明した。一方、eNB60が、フローの許容遅延時間の経過後における未送信のデータを削除する対象となるUEを決定してもよい。eNB60が、UE70に関するフローの許容遅延時間経過後における未送信データの廃棄を決定した場合、eNB60は、UE70へ廃棄メッセージを送信する。さらに、UE70は、廃棄メッセージに従い、フローの許容遅延時間経過後における未送信データを廃棄する。
以上説明したように、実施の形態3にかかるUE70は、フローの許容遅延時間経過後における未送信データを廃棄するか否かを決定することができる。これより、MECサーバ40が、eNB60を介してUE70へ廃棄メッセージを送信する必要がなくなる。これより、MECサーバ40における処理負担を軽減することが可能となり、さらに、廃棄メッセージを送信するために無線リソースが割り当てられるのを防止することができる。
また、eNB60がフローの許容遅延時間経過後における未送信データを廃棄するか否かを決定する場合においても、MECサーバ40における処理負担を軽減することが可能となる。
(実施の形態4)
続いて、実施の形態4におけるMECサーバ40の動作例について説明する。実施の形態4においては、UE50もしくはeNB60が有するバッファに、許容遅延時間を超えたデータと、許容遅延時間を超えていないデータが混在する場合における、MECサーバ40の動作について説明する。
例えば、UE50に関するフローが未送信データを削除する対象ではなかったが、後に、UE50に関するフローが未送信データを削除する対象とる場合がある。このような場合、バッファ内において許容遅延時間を超えたデータと、許容遅延時間を超えていないデータが混在することがある。
具体的には、UE50に関するフローが未送信データを削除する対象ではないと判定された後に、許容遅延時間及びフローの発生間隔の少なくとも一方が変化することがある。このような場合に、UE50に関するフローが未送信データを削除する対象であると再判定されることがある。
もしくは、MECサーバ40がフローの発生間隔を計測する計測期間を設ける場合に、計測期間においてはUE50に関するフローが未送信データを削除する対象とはされず、計測期間後に、UE50に関するフローが未送信データを削除する対象となることがある。
このような事情により、UE50もしくはeNB60が有するバッファに、許容遅延時間を超えたデータと、許容遅延時間を超えていないデータが混在する場合に、バッファ内のデータをクリアするか否かはさまざまな基準に基づいて判定されてもよい。
例えば、MECサーバ40は、UE50もしくはeNB60が有するバッファ内に格納されているデータに応じて、バッファ内のデータをクリアするか否かを判定してもよい。具体的には、MECサーバ40は、許容遅延時間を超えたデータ量が、許容遅延時間を超えていないデータ量を上回る場合、バッファ内のデータをクリアしてもよい。または、MECサーバ40は、許容遅延時間を超えたフロー数が、許容遅延時間を超えていないフロー数を上回る場合、バッファ内のデータをクリアしてもよい。さらに、MECサーバ40は、許容遅延時間を超えたデータ量が、許容遅延時間を超えていないデータ量を下回る場合、バッファ内のデータをクリアしない、としてもよい。または、MECサーバ40は、許容遅延時間を超えたフロー数が、許容遅延時間を超えていないフロー数を下回る場合、バッファ内のデータをクリアしない、としてもよい。
もしくは、MECサーバ40は、UE50もしくはeNB60が有するバッファに、許容遅延時間を超えたデータと、許容遅延時間を超えていないデータが混在する場合、バッファ内の全てのデータをクリアするとしてもよい。もしくは、UE50またはeNB60が有するバッファに、許容遅延時間を超えたデータと、許容遅延時間を超えていないデータが混在する場合がある。このような場合、MECサーバ40は、バッファ内の全てのデータをクリアしないとしてもよい。
以上説明したように、UE50もしくはeNB60が有するバッファに、許容遅延時間を超えたデータと、許容遅延時間を超えていないデータが混在する場合における、バッファ内のデータの取り扱いを決定しておくことができる。
また、実施の形態4においては、MECサーバ40における動作について説明したが、同様の動作をUE50もしくはeNB60が実行してもよい。
続いて以下では、上述の複数の実施形態で説明された、MECサーバ40、UE50、eNB60、及びUE70の構成例について説明する。図8は、eNB60の構成例を示すブロック図である。図8を参照すると、eNB60は、RFトランシーバ1001、ネットワーク・インターフェース1003、プロセッサ1004、及びメモリ1005を含む。RFトランシーバ1001は、UEsと通信するためにアナログRF信号処理を行う。RFトランシーバ1001は、複数のトランシーバを含んでもよい。RFトランシーバ1001は、アンテナ1002及びプロセッサ1004と結合される。RFトランシーバ1001は、変調シンボルデータ(又はOFDMシンボルデータ)をプロセッサ1004から受信し、送信RF信号を生成し、送信RF信号をアンテナ1002に供給する。また、RFトランシーバ1001は、アンテナ1002によって受信された受信RF信号に基づいてベースバンド受信信号を生成し、これをプロセッサ1004に供給する。
ネットワーク・インターフェース1003は、ネットワークノード(e.g., 他のコアネットワークノード)と通信するために使用される。ネットワーク・インターフェース1003は、例えば、IEEE 802.3 seriesに準拠したネットワークインターフェースカード(NIC)を含んでもよい。
プロセッサ1004は、無線通信のためのデジタルベースバンド信号処理を含むデータプレーン処理とコントロールプレーン処理を行う。例えば、LTEおよび5Gの場合、プロセッサ1004によるデジタルベースバンド信号処理は、MACレイヤ、およびPHYレイヤの信号処理を含んでもよい。
プロセッサ1004は、複数のプロセッサを含んでもよい。例えば、プロセッサ1004は、デジタルベースバンド信号処理を行うモデム・プロセッサ(e.g., DSP)、及びコントロールプレーン処理を行うプロトコルスタック・プロセッサ(e.g., CPU又はMPU)を含んでもよい。
メモリ1005は、揮発性メモリ及び不揮発性メモリの組み合わせによって構成される。メモリ1005は、物理的に独立した複数のメモリデバイスを含んでもよい。揮発性メモリは、例えば、Static Random Access Memory(SRAM)若しくはDynamic RAM(DRAM)又はこれらの組み合わせである。不揮発性メモリは、マスクRead Only Memory(MROM)、Electrically Erasable Programmable ROM(EEPROM)、フラッシュメモリ、若しくはハードディスクドライブ、又はこれらの任意の組合せである。メモリ1005は、プロセッサ1004から離れて配置されたストレージを含んでもよい。この場合、プロセッサ1004は、ネットワーク・インターフェース1003又は図示されていないI/Oインタフェースを介してメモリ1005にアクセスしてもよい。
メモリ1005は、上述の複数の実施形態で説明されたeNB60による処理を行うための命令群およびデータを含むソフトウェアモジュール(コンピュータプログラム)を格納してもよい。いくつかの実装において、プロセッサ1004は、当該ソフトウェアモジュールをメモリ1005から読み出して実行することで、上述の実施形態で説明されたeNB60の処理を行うよう構成されてもよい。
図9は、UE50及びUE70の構成例を示すブロック図である。Radio Frequency(RF)トランシーバ1101は、eNB60と通信するためにアナログRF信号処理を行う。RFトランシーバ1101により行われるアナログRF信号処理は、周波数アップコンバージョン、周波数ダウンコンバージョン、及び増幅を含む。RFトランシーバ1101は、アンテナ1102及びベースバンドプロセッサ1103と結合される。すなわち、RFトランシーバ1101は、変調シンボルデータ(又はOFDMシンボルデータ)をベースバンドプロセッサ1103から受信し、送信RF信号を生成し、送信RF信号をアンテナ1102に供給する。また、RFトランシーバ1101は、アンテナ1102によって受信された受信RF信号に基づいてベースバンド受信信号を生成し、これをベースバンドプロセッサ1103に供給する。
ベースバンドプロセッサ1103は、無線通信のためのデジタルベースバンド信号処理(データプレーン処理)とコントロールプレーン処理を行う。デジタルベースバンド信号処理は、(a) データ圧縮/復元、(b) データのセグメンテーション/コンカテネーション、(c) 伝送フォーマット(伝送フレーム)の生成/分解、(d) 伝送路符号化/復号化、(e) 変調(シンボルマッピング)/復調、及び(f) Inverse Fast Fourier Transform(IFFT)によるOFDMシンボルデータ(ベースバンドOFDM信号)の生成などを含む。一方、コントロールプレーン処理は、レイヤ1(e.g., 送信電力制御)、レイヤ2(e.g., 無線リソース管理、及びhybrid automatic repeat request(HARQ)処理)、及びレイヤ3(e.g., アタッチ、モビリティ、及び通話管理に関するシグナリング)の通信管理を含む。
例えば、LTEおよび5Gの場合、ベースバンドプロセッサ1103によるデジタルベースバンド信号処理は、Packet Data Convergence Protocol(PDCP)レイヤ、Radio Link Control(RLC)レイヤ、MACレイヤ、およびPHYレイヤの信号処理を含んでもよい。また、ベースバンドプロセッサ1103によるコントロールプレーン処理は、Non-Access Stratum(NAS)プロトコル、RRCプロトコル、及びMAC CEの処理を含んでもよい。
ベースバンドプロセッサ1103は、デジタルベースバンド信号処理を行うモデム・プロセッサ(e.g., Digital Signal Processor(DSP))とコントロールプレーン処理を行うプロトコルスタック・プロセッサ(e.g., Central Processing Unit(CPU)、又はMicro Processing Unit(MPU))を含んでもよい。この場合、コントロールプレーン処理を行うプロトコルスタック・プロセッサは、後述するアプリケーションプロセッサ1104と共通化されてもよい。
アプリケーションプロセッサ1104は、CPU、MPU、マイクロプロセッサ、又はプロセッサコアとも呼ばれる。アプリケーションプロセッサ1104は、複数のプロセッサ(複数のプロセッサコア)を含んでもよい。アプリケーションプロセッサ1104は、メモリ1106又は図示されていないメモリから読み出されたシステムソフトウェアプログラム(Operating System(OS))及び様々なアプリケーションプログラム(例えば、通話アプリケーション、WEBブラウザ、メーラ、カメラ操作アプリケーション、音楽再生アプリケーション)を実行することによって、UE50及びUE70の各種機能を実現する。
いくつかの実装において、図9に破線(1105)で示されているように、ベースバンドプロセッサ1103及びアプリケーションプロセッサ1104は、1つのチップ上に集積されてもよい。言い換えると、ベースバンドプロセッサ1103及びアプリケーションプロセッサ1104は、1つのSystem on Chip(SoC)デバイス1105として実装されてもよい。SoCデバイスは、システムLarge Scale Integration(LSI)またはチップセットと呼ばれることもある。
メモリ1106は、揮発性メモリ若しくは不揮発性メモリ又はこれらの組合せである。メモリ1106は、物理的に独立した複数のメモリデバイスを含んでもよい。揮発性メモリは、例えば、Static Random Access Memory(SRAM)若しくはDynamic RAM(DRAM)又はこれらの組み合わせである。不揮発性メモリは、マスクRead Only Memory(MROM)、Electrically Erasable Programmable ROM(EEPROM)、フラッシュメモリ、若しくはハードディスクドライブ、又はこれらの任意の組合せである。例えば、メモリ1106は、ベースバンドプロセッサ1103、アプリケーションプロセッサ1104、及びSoC1105からアクセス可能な外部メモリデバイスを含んでもよい。メモリ1106は、ベースバンドプロセッサ1103内、アプリケーションプロセッサ1104内、又はSoC1105内に集積された内蔵メモリデバイスを含んでもよい。さらに、メモリ1106は、Universal Integrated Circuit Card(UICC)内のメモリを含んでもよい。
メモリ1106は、上述の複数の実施形態で説明されたUE50及びUE70による処理を行うための命令群およびデータを含むソフトウェアモジュール(コンピュータプログラム)を格納してもよい。いくつかの実装において、ベースバンドプロセッサ1103又はアプリケーションプロセッサ1104は、当該ソフトウェアモジュールをメモリ1106から読み出して実行することで、上述の実施形態で説明されたUE50及びUE70の処理を行うよう構成されてもよい。
図10は、MECサーバ40の構成例を示すブロック図である。図10を参照すると、MECサーバ40は、ネットワーク・インターフェース1201、プロセッサ1202、及びメモリ1203を含む。ネットワーク・インターフェース1201は、通信システムを構成する他のネットワークノード装置と通信するために使用される。ネットワーク・インターフェース1201は、例えば、IEEE 802.3 seriesに準拠したネットワークインターフェースカード(NIC)を含んでもよい。
プロセッサ1202は、メモリ1203からソフトウェア(コンピュータプログラム)を読み出して実行することで、上述の実施形態においてシーケンス図及びフローチャートを用いて説明されたMECサーバ40の処理を行う。プロセッサ1202は、例えば、マイクロプロセッサ、MPU(Micro Processing Unit)、又はCPU(Central Processing Unit)であってもよい。プロセッサ1202は、複数のプロセッサを含んでもよい。
メモリ1203は、揮発性メモリ及び不揮発性メモリの組み合わせによって構成される。メモリ1203は、プロセッサ1202から離れて配置されたストレージを含んでもよい。この場合、プロセッサ1202は、図示されていないI/Oインタフェースを介してメモリ1203にアクセスしてもよい。
図10の例では、メモリ1203は、ソフトウェアモジュール群を格納するために使用される。プロセッサ1202は、これらのソフトウェアモジュール群をメモリ1203から読み出して実行することで、上述の実施形態において説明されたMECサーバ40の処理を行うことができる。
図10を用いて説明したように、MECサーバ40が有するプロセッサの各々は、図面を用いて説明されたアルゴリズムをコンピュータに行わせるための命令群を含む1又は複数のプログラムを実行する。
上述の例において、プログラムは、様々なタイプの非一時的なコンピュータ可読媒体(non-transitory computer readable medium)を用いて格納され、コンピュータに供給することができる。非一時的なコンピュータ可読媒体は、様々なタイプの実体のある記録媒体(tangible storage medium)を含む。非一時的なコンピュータ可読媒体の例は、磁気記録媒体(例えばフレキシブルディスク、磁気テープ、ハードディスクドライブ)、光磁気記録媒体(例えば光磁気ディスク)、CD−ROM(Read Only Memory)、CD−R、CD−R/W、半導体メモリ(例えば、マスクROM、PROM(Programmable ROM)、EPROM(Erasable PROM)、フラッシュROM、RAM(Random Access Memory))を含む。また、プログラムは、様々なタイプの一時的なコンピュータ可読媒体(transitory computer readable medium)によってコンピュータに供給されてもよい。一時的なコンピュータ可読媒体の例は、電気信号、光信号、及び電磁波を含む。一時的なコンピュータ可読媒体は、電線及び光ファイバ等の有線通信路、又は無線通信路を介して、プログラムをコンピュータに供給できる。
なお、本開示は上記実施の形態に限られたものではなく、趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更することが可能である。
以上、実施の形態を参照して本願発明を説明したが、本願発明は上記によって限定されるものではない。本願発明の構成や詳細には、発明のスコープ内で当業者が理解し得る様々な変更をすることができる。
この出願は、2017年11月10日に出願された日本出願特願2017−217495を基礎とする優先権を主張し、その開示の全てをここに取り込む。
上記の実施形態の一部又は全部は、以下の付記のようにも記載されうるが、以下には限られない。
(付記1)
通信端末と基地局とが無線通信を行う際に発生する第1のフロー及び前記第1のフローの後に発生する第2のフローの発生間隔が、前記第1のフローの許容遅延時間を超えているか否かを判定する判定部と、
前記発生間隔が前記第1のフローの許容遅延時間を超えていると判定された場合、前記第1のフローの許容遅延時間経過後における前記通信端末に関する未送信のデータを削除することを決定する決定部と、を備える制御装置。
(付記2)
前記判定部は、
前記発生間隔を計測する、付記1に記載の制御装置。
(付記3)
前記第1のフロー及び前記第2のフローの許容遅延時間に関する情報を管理する管理部をさらに備え、
前記決定部は、
前記管理部から、前記第1のフローの許容遅延時間を取得する、付記1又は2に記載の制御装置。
(付記4)
前記決定部は、
前記第1のフローの許容遅延時間経過後に前記第1のフロー及び前記第2のフローに含まれるデータを格納するバッファ内に残存するデータを削除することを決定する、付記1乃至3のいずれか1項に記載の制御装置。
(付記5)
前記判定部は、
前記発生間隔及び前記第1のフローの許容遅延時間の少なくとも一方が変更された場合に、前記発生間隔が、前記許容遅延時間を超えているか否かを再判定する、付記1乃至4のいずれか1項に記載の制御装置。
(付記6)
前記第1のフローの許容遅延時間経過後における前記通信端末に関する未送信のデータを削除することを示す情報を、前記通信端末及び前記基地局へ送信する通信部をさらに備える、付記1乃至5のいずれか1項に記載の制御装置。
(付記7)
前記通信部は、
前記基地局を宛先とする未送信データを削除することを示す情報を前記通信端末へ送信し、前記通信端末を宛先とする未送信データを削除することを示す情報を前記基地局へ送信する、付記6に記載の制御装置。
(付記8)
前記決定部は、
前記第1のフローの許容遅延時間経過後に、前記通信端末に関する未送信のデータが存在することを検出し、
前記通信部は、
前記未送信のデータを有する前記通信端末もしくは前記基地局へ、前記未送信のデータを削除することを指示する、付記6又は7に記載の制御装置。
(付記9)
前記第1のフローの許容遅延時間経過後における前記通信端末に関する未送信のデータを削除するデータ処理部をさらに備える、付記1乃至5のいずれか1項に記載の制御装置。
(付記10)
前記データ処理部は、
前記第1のフローの許容遅延時間が経過する前の所定のタイミングに、前記未送信のデータを削除する、付記9に記載の制御装置。
(付記11)
通信端末と基地局とが無線通信を行う際に発生する第1のフロー及び前記第1のフローの後に発生する第2のフローの発生間隔が、前記第1のフローの許容遅延時間を超えているか否かを判定し、
前記発生間隔が前記第1のフローの許容遅延時間を超えていると判定された場合、前記第1のフローの許容遅延時間経過後における前記通信端末に関する未送信のデータを削除することを決定する、制御方法。
(付記12)
判定する際に用いられる前記第1のフロー及び第2のフローの発生間隔を計測する、付記11に記載の制御方法。
(付記13)
前記発生間隔及び前記第1のフローの許容遅延時間の少なくとも一方が変更された場合に、前記発生間隔が、前記許容遅延時間を超えているか否かを再判定する、付記11又は12に記載の制御方法。
(付記14)
前記第1のフローの許容遅延時間経過後における前記通信端末に関する未送信のデータを削除することが決定された後に、決定された情報を、前記通信端末及び前記基地局へ送信する、付記11乃至13のいずれか1項に記載の制御方法。
(付記15)
前記第1のフローの許容遅延時間経過後における前記通信端末に関する未送信のデータを削除することが決定された後に、前記第1のフローの許容遅延時間経過後における前記通信端末に関する未送信のデータを削除する、付記11乃至13のいずれか1項に記載の制御方法。
(付記16)
通信端末と基地局とが無線通信を行う際に発生する第1のフロー及び前記第1のフローの後に発生する第2のフローの発生間隔が、前記第1のフローの許容遅延時間を超えているか否かを判定し、
前記発生間隔が前記第1のフローの許容遅延時間を超えていると判定された場合、前記第1のフローの許容遅延時間経過後における前記通信端末に関する未送信のデータを削除することを決定することをコンピュータに実行させるプログラム。
(付記17)
判定する際に用いられる前記第1のフロー及び第2のフローの発生間隔を計測する、付記16に記載のプログラム。
(付記18)
前記発生間隔及び前記第1のフローの許容遅延時間の少なくとも一方が変更された場合に、前記発生間隔が、前記許容遅延時間を超えているか否かを再判定する、付記16又は17に記載のプログラム。
(付記19)
前記第1のフローの許容遅延時間経過後における前記通信端末に関する未送信のデータを削除することが決定された後に、決定された情報を、前記通信端末及び前記基地局へ送信する、付記16乃至18のいずれか1項に記載のプログラム。
(付記20)
前記第1のフローの許容遅延時間経過後における前記通信端末に関する未送信のデータを削除することが決定された後に、前記第1のフローの許容遅延時間経過後における前記通信端末に関する未送信のデータを削除する、付記16乃至18のいずれか1項に記載のプログラム。
10 通信端末
20 基地局
30 制御装置
31 判定部
32 決定部
40 MECサーバ
41 通信部
42 管理部
50 UE
60 eNB
70 UE
71 判定部
72 決定部
73 通信部
74 管理部
75 処理部

Claims (2)

  1. 通信端末から基地局へ送信されるフローの発生間隔が、予め定められているフローの発生間隔を超えているか否か判定する手段と、
    前記送信されるフローの発生間隔が、前記予め定められているフローの発生間隔を超えていると判定した場合、前記通信端末から前記基地局へまだ送信されていないデータ、または、前記基地局から前記通信端末へまだ送信されていないデータの少なくとも一方を削除することを決定する手段と、を備えるサーバ装置。
  2. 通信端末から基地局へ送信されるフローの発生間隔が、予め定められているフローの発生間隔を超えているか否か判定し、
    前記送信されるフローの発生間隔が、前記予め定められているフローの発生間隔を超えていると判定した場合、前記通信端末から前記基地局へまだ送信されていないデータ、または、前記基地局から前記通信端末へまだ送信されていないデータの少なくとも一方を削除することを決定する、サーバ装置の方法。
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