JP2021165708A - 制御装置、コンピュータプログラムおよび接触検出装置 - Google Patents

制御装置、コンピュータプログラムおよび接触検出装置 Download PDF

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Kazuyasu Tanuma
誠也 村瀬
Seiya Murase
大輔 染田
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Abstract

【課題】生体の接触を迅速にかつ正確に判断する。【解決手段】受付部121は、センサ11に対する対象物の接触に応じた信号Sを受け付ける。処理部122は、信号Sに基づいて対象物が生体であるかを判断する。処理部122は、信号Sの振幅が第一閾値以上である状態で第一時間が経過した場合、対象物が生体であると一時的に判断する。処理部122は、第一時間が経過した後でさらに第二時間が経過した時に信号Sの周波数が閾値範囲内にある場合、対象物が生体であるとの判断を確定する。【選択図】図1

Description

本発明は、制御装置および当該制御装置により実行されるコンピュータプログラムに関連する。本発明は、当該制御装置を用いた接触検出装置にも関連する。
特許文献1は、生体の筋肉の機械的振動(振戦)に対応する周波数の検出に基づいて生体の操作を検出する操作検出装置を開示している。
再表2017/047603号公報
本発明の目的は、生体の接触を迅速かつ正確に判断可能にすることである。
上記の目的を達成するための一態様は、制御装置であって、
センサに対する対象物の接触に応じた信号を受け付ける受付部と、
前記信号に基づいて前記対象物が生体であるかを判断する処理部と、
を備えており、
前記処理部は、前記信号の振幅が第一閾値以上である状態で第一時間が経過した場合、前記対象物が生体であると一時的に判断し、
前記処理部は、前記第一時間が経過した後でさらに第二時間が経過した時に前記信号の周波数が閾値範囲内にある場合、前記対象物が生体であるとの判断を確定する。
上記の目的を達成するための一態様は、制御装置により実行されるコンピュータプログラムであって、
実行されることにより、前記制御装置に、
センサに対する対象物の接触に応じた信号を受け付けさせ、
前記信号の振幅が第一閾値以上である状態で第一時間が経過した場合、前記対象物が生体であると一時的に判断させ、
前記第一時間が経過した後でさらに第二時間が経過した時に前記信号の周波数が閾値範囲内にある場合、前記対象物が生体であるとの判断を確定させる。
上記の目的を達成するための一態様は、接触検出装置であって、
対象物の接触に応じた信号を出力するセンサと、
前記信号に基づいて前記対象物が生体であるかを判断する制御装置と、
を備えており、
前記制御装置は、
前記信号の振幅が第一閾値以上である状態で第一時間が経過した場合、前記対象物が生体であると一時的に判断し、
前記第一時間が経過した後でさらに第二時間が経過した時に前記信号の周波数が閾値範囲内にある場合、前記対象物が生体であるとの判断を確定する。
生体には、生理的現象として筋肉の機械的振動(振戦)が存在する。振戦は、特定の周波数帯域(5〜20Hzの帯域)内における周波数を有する振動である。したがって、センサから出力された対象物の接触に応じた信号の周波数が当該周波数帯域に含まれる場合には、センサに対する接触は生体によると判断されうる。しかしながら、生体がセンサに接触した直後にセンサから出力される信号には、振戦に起因する振動の成分に加えてセンサに接触した際に発生する衝撃による振動の成分が含まれている。衝撃による振動の影響がなくなった後にセンサから出力された信号の周波数に基づいて対象物が生体であるかの判断がなされる。「衝撃による振動の影響がなくなる」とは、衝撃による振動がなくなる状態だけでなく、信号の周波数に基づいて振戦を検出可能な程度に衝撃による振動が小さくなる場合も含まれる。これにより、対象物の接触が開始された時点から対象物が生体であるとの判断に至るまでに一定の時間が必要となる。上記の各態様に係る構成によれば、制御装置は、対象物の接触に応じた信号の振幅に基づいて対象物が生体であるかを一時的に判断する。そして、一時的な判断の後に取得された対象物の接触に応じた信号の周波数に基づいて対象物が生体であるとの判断を確定する。したがって、生体の接触を迅速かつ正確に判断することができる。
上記の目的を達成するための一態様は、制御装置であって、
センサに対する対象物の接触に応じた信号を受け付ける受付部と、
前記信号に基づいて前記対象物が生体であるかを判断する処理部と、
を備えており、
前記処理部は、前記信号の振幅が第一閾値以上である状態で第一時間が経過した場合、前記対象物が生体であると一時的に判断し、
前記処理部は、前記第一時間が経過した後でさらに第二時間が経過した時に前記信号の周波数が閾値範囲内にはない場合、前記対象物が生体でないと判断する。
上記の目的を達成するための一態様は、制御装置により実行されるコンピュータプログラムであって、
実行されることにより、前記制御装置に、
センサに対する対象物の接触に応じた信号を受け付けさせ、
前記信号の振幅が第一閾値以上である状態で第一時間が経過した場合、前記対象物が生体であると一時的に判断させ、
前記第一時間が経過した後でさらに第二時間が経過した時に前記信号の周波数が閾値範囲内にはない場合、前記対象物が生体ではないと判断させる。
上記の目的を達成するための一態様は、接触検出装置であって、
対象物の接触に応じた信号を出力するセンサと、
前記信号に基づいて前記対象物が生体であるかを判断する制御装置と、
を備えており、
前記制御装置は、
前記信号の振幅が第一閾値以上である状態で第一時間が経過した場合、前記対象物が生体であると一時的に判断し、
前記第一時間が経過した後でさらに第二時間が経過した時に前記信号の周波数が閾値範囲内にはない場合、前記対象物が生体でないと判断する。
上記の各態様の構成によれば、制御装置は、対象物の接触に応じた信号の振幅に基づいて対象物が生体であるかを一時的に判断する。そして、一時的な判断の後に取得された対象物の接触に応じた信号の周波数に基づいて対象物が生体ではないと判断する。したがって、生体の接触を迅速に判断し、かつ、生体ではない対象物による接触を生体の接触であると誤判断することを防ぐことができる。結果として、生体の接触を迅速かつ正確に判断することができる。
一実施形態に係る接触検出装置の機能構成を例示している。 図1の接触検出装置が車両に適用された例を示している。 図1の制御装置により実行される処理の流れの一例を示している。 図1の制御装置により実行される処理の流れの一例を示している。 図1のセンサから出力される生体の接触に応じた信号の一例を示している。
添付の図面を参照しつつ、実施形態の例について以下詳細に説明する。図1は、一実施形態に係る接触検出装置10の機能構成を例示している。接触検出装置10は、センサ11と制御装置12を備えている。
センサ11は、対象物の接触に応じて信号Sを出力するように構成されている。
制御装置12は、受付部121と、処理部122と、出力部123とを備えている。
受付部121は、センサ11から出力された信号Sを受け付けるインターフェースとして構成されている。信号Sがアナログ信号である場合、受付部121は、A/Dコンバータを含む適宜の変換回路を含みうる。
処理部122は、デジタルデータの形態である信号を処理の対象とする。処理部122は、信号Sに基づいてセンサ11に接触した対象物が生体であるかを判断するように構成されている。処理部122によって行なわれる処理の詳細については後述する。
接触検出装置10は、例えば図2に例示されるように、車両20に搭載される。センサ11は、車両20内の適宜の位置に配置される。本例においては、センサ11は、ステアリングホイール21のグリップ部に設けられている。センサ11は、例えば、感圧センサである。制御装置12は、車両20内の適宜の位置に配置される。
センサ11は、ステアリングホイール21のグリップ部に対する対象物の接触に応じて信号Sを出力する。制御装置12は、センサ11から出力された信号Sに基づいて、ステアリングホイール21に接触している対象物が運転者30であるかを判断する。運転者30は、生体の一例である。
図1と図3から図5を参照しつつ、上記のように構成された制御装置12の処理部122により行なわれる処理の流れの一例について説明する。図3および図4は、図1の制御装置12の処理部122により実行される処理の流れの一例を示している。図5は、生体の接触に応じてセンサ11から出力される信号Sの一例を示している。図5において、縦軸は信号Sの振幅Aを表している。横軸は時間tを表している。
まず、処理部122は、受付部121を通じて、センサ11から出力された信号Sを取得する(STEP11)。ステアリングホイール21のグリップ部に対象物が接触すると、信号Sの振幅は増大する。
続いて、処理部122は、信号Sの振幅Aが第一閾値Ath1以上であるかを判断する(STEP12)。信号Sの振幅Aが第一閾値Ath1以上ではないと判断されると(STEP12においてNO)、処理はSTEP12に戻る。
信号Sの振幅Aが第一閾値Ath1以上であると判断されると(STEP12においてYES)、処理部122は、信号Sの振幅Aが第一閾値Ath1以上である状態で第一時間T1が経過したかを判断する(STEP13)。
信号Sの振幅Aが第一閾値Ath1以上である状態で第一時間T1が経過していないと判断されると(STEP13においてNO)、処理はSTEP12に戻る。
例えば、STEP12において、信号Sの振幅Aが第一閾値Ath1以上であると判断されると、処理部122は、タイマーをスタートして時間の計測を開始する。STEP13において、タイマーの計測時間が第一時間T1未満であると判断されると、処理はSTEP12に戻る。STEP12において、信号Sの振幅Aが第一閾値Ath1未満であると判断されると、処理部122は、タイマーを初期状態に戻す。
信号Sの振幅Aが第一閾値Ath1以上である状態で第一時間T1が経過したと判断されると(STEP13においてYES)、処理部122は、センサ11に生体が接触していると一時的に判断する(STEP14)。例えば、タイマーの計測時間が第一時間T1以上であると判断されると、処理部122は、センサ11に生体が接触していると一時的に判断する。
図5に例示されるように、時刻t0において生体がセンサ11に接触すると、振戦に起因する振動および接触時に発生する衝撃による振動により、センサ11から出力される信号Sの振幅Aは増大する。時間が経過するにつれて接触時の衝撃による振動が減衰することにより、信号Sにおいて接触時の衝撃による振動の成分は小さくなる。そして、時刻t3において信号Sの周波数fは生体の振戦の周波数に応じた周波数となる。
第一閾値Ath1および第一時間T1は、生体がセンサ11に接触する際に発生が想定される衝撃に基づいて設定される。第一閾値Ath1は、例えば、生体がセンサ11に接触する際に発生が想定される最小の衝撃に応じてセンサ11から出力される信号Sの振幅に基づいて設定される。第一時間T1の長さは、例えば、生体がセンサ11に接触する際に発生が想定される最小の衝撃による振動が継続する時間長さに基づいて設定される。
信号Sの振幅Aが第一閾値Ath1以上になった時刻t1から時刻t2までの第一時間T1の間、信号Sの振幅Aが第一閾値Ath1である状態が継続されたと判断された場合、生体がセンサ11に接触したことにより衝撃による振動が発生したと一時的に判断されうる。
続いて、図4に例示されるように、処理部122は、第一時間T1が経過した後で第二時間T2が経過したかを判断する(STEP15)。第一時間T1が経過した後で第二時間T2が経過したと判断されるまで、本処理が繰り返される(STEP15においてNO)。処理部122は、例えば、図5に例示される第一時間T1が経過した時刻t2から時間の計測を開始し、第二時間T2が経過したかを判断しうる。第二時間T2の長さは、生体がセンサ11に接触する際に発生が想定される衝撃に基づいて設定される。第二時間T2の長さは、例えば、生体がセンサ11に接触する際に発生が想定される最大の衝撃による振動が、信号Sの周波数fに基づいて振戦を検出可能な程度に小さくなるまでの時間長さに基づいて設定される。
第一時間T1が経過した後で第二時間T2が経過したと判断される(STEP15においてYES)と、処理部122は、第二時間T2が経過した時にセンサ11から出力された信号Sの周波数fが閾値範囲内にあるかを判断する(STEPS16)。
信号Sの周波数fが閾値範囲内にあると判断されると(STEP16においてYES)、処理部122は、センサ11に接触した対象物が生体であるとの判断を確定する(STEP17)。
周波数fの閾値範囲は、生体の振戦の周波数に基づいて設定される。周波数fの閾値範囲は、例えば、生体がセンサ11に接触している際にセンサ11から出力される生体の振戦に応じた信号Sの最小周波数以上かつ最大周波数以下の範囲に設定される。
図5に例示されるように、時刻t2から第二時間T2が経過した時刻t3における信号Sの周波数fが閾値範囲内であると判断された場合、生体がセンサ11に接触したことにより振戦に対応した振動が発生していると判断される。
信号Sの周波数fが閾値範囲内にはないと判断されると(STEP16においてNO)、処理部122は、センサ11に接触した対象物が生体ではないと判断する(STEP18)。
センサ11から出力された信号Sの周波数fが生体の振戦の特定周波数帯域に含まれる場合には、センサ11に対して生体が接触したと判断されうる。しかしながら、前述のように、生体がセンサ11に接触した直後にセンサ11から出力される信号Sには、生体の振戦に起因する振動の成分に加えてセンサ11に接触した際に発生する衝撃による振動の成分が含まれている。このため、衝撃による振動の影響がなくなった後にセンサ11から出力された信号Sに基づいてセンサ11に対する生体の接触が判断される。
しかしながら、生体の接触があるとの判断には即時性が求められるが、生体の接触がないとの判断には即時性が求められず、数秒間の時間長さの範囲内であれば生体の接触があるとの判断が間違っていたとしても許容される状況がある。
このような状況下において、制御装置12は、対象物がセンサ11に接触した直後にセンサ11から出力された信号Sの振幅Aに基づいて対象物が生体であるかを一時的に判断する。すなわち、制御装置12は、接触時の衝撃による振動に基づいて、生体がセンサ11に接触したかを判断する。これにより、生体の接触があるとの判断を即座に行うことができる。
他方で、制御装置12は、衝撃による振動の影響がなくなった後にセンサ11から出力された信号Sの周波数fに基づいて対象物が生体であるとの判断を確定する。すなわち、制御装置12は、振戦による振動に基づいて、生体がセンサ11に接触したことを確定する。これにより、生体の接触を迅速にかつ正確に判断することができる。
また、制御装置12は、衝撃による振動の影響がなくなった後にセンサ11から出力された信号Sの周波数fが閾値範囲内にはないと判断された場合に、生体がセンサ11に接触していないと判断する。したがって、生体の接触を迅速に判断し、かつ、生体ではない対象物による接触を生体の接触であると誤判断することを防ぐことができる。結果として、生体の接触を迅速にかつ正確に判断することができる。
本実施形態においては、処理部122は、第二時間T2が経過した時に取得された信号Sの周波数fが閾値範囲内にある場合に、対象物が生体であるとの判断を確定する。しかしながら、信号Sの周波数fに基づく判断に加えて、処理部122は、第二時間T2が経過した時に取得された信号Sの振幅Aが第一閾値Ath1よりも小さく第二閾値Ath2以上である場合、対象物が生体であるとの判断を確定しうる。
この場合、図4に例示されるように、信号Sの周波数fが閾値範囲内にあると判断されると(STEP16においてYES)、処理部122は、第二時間T2が経過した後に取得された信号Sの振幅Aが第一閾値Ath1よりも小さく第二閾値Ath2以上であるかを判断する(STEP19)。例えば、図5に例示される時刻t3において取得された信号Sの振幅Aが第一閾値Ath1よりも小さく第二閾値Ath2以上であると判断されると(STEP19においてYES)、処理部122は、センサ11に接触する対象物が生体であるとの判断を確定する(STEP17)。
第二時間T2が経過した時に取得された信号Sの振幅Aが第一閾値Ath1よりも小さく第二閾値Ath2以上ではないと判断されると(STEP19においてNO)、処理部122は、センサ11に接触する対象物が生体ではないと判断する(STEP18)。
第二閾値Ath2は、生体の振戦に基づいて設定される。第二閾値Ath2は、例えば、生体がセンサ11に接触している際にセンサ11から出力される生体の振戦に応じた信号Sの最小振幅に設定される。
すなわち、制御装置12は、第一時間T1が経過した後で第二時間T2が経過した時に取得された信号Sの周波数fおよび振幅Aに基づいて対象物が生体であるかを判断する。例えば図2に例示される車両20に搭載されたセンサ11から、走行する道路の状態などによる車両20の振動に起因して、閾値範囲内にある周波数を有する信号Sが出力されるおそれがある。このような対象物の接触以外の要因によりセンサ11から信号Sが出力された場合に、生体による接触があると判断されることを防ぐことができる。したがって、より正確に生体の接触を判断することができる。
接触検出装置10は、図1に例示されるように、被制御装置13を含みうる。制御装置12の処理部122は、例えば、対象物の接触が生体によるものであるか否かの判断結果に基づいて、出力部123からの制御信号CSの出力を許容する。制御信号CSは、車両20における被制御装置13の動作を制御する信号である。被制御装置13の例としては、車両20における映像音響装置、照明装置などが挙げられる。制御信号CSは、デジタル信号でもよいし、アナログ信号でもよい。制御信号CSがアナログ信号である場合、出力部123は、D/Aコンバータを含む適宜の変換回路を含みうる。
例えば、図4に例示されるように、センサ11に接触する対象物が生体でないと判断されると(STEP18)、処理部122は、被制御装置13に規定された動作を行わせる制御信号CSの出力部123からの出力を許可する(STEP20)。例えば、図2に例示される車両20のステアリングホイール21に対して運転者30の接触がないと判断されると、接触検出装置10は、被制御装置13である映像音響装置に、運転者30にステアリングホイール21への接触を促す音声または映像を出力させる。これにより、例えば、部分的な運転支援や完全自動運転を行う自動運転モードにおいて、自動運転から手動運転への切り替え時に運転者30にステアリングホイールの把持を促すことができる。
これまで説明した各機能を有する処理部122は、汎用メモリと協働して動作する汎用マイクロプロセッサにより実現されうる。汎用マイクロプロセッサとしては、CPU、MPU、GPUが例示されうる。汎用メモリとしては、ROMやRAMが例示されうる。この場合、ROMには、上述した処理を実行するコンピュータプログラムが記憶されうる。ROMは、コンピュータプログラムを記憶している記憶媒体の一例である。プロセッサは、ROM上に記憶されたコンピュータプログラムの少なくとも一部を指定してRAM上に展開し、RAMと協働して上述した処理を実行する。上記のコンピュータプログラムは、汎用メモリにプリインストールされてもよいし、通信ネットワークを介して外部サーバからダウンロードされて汎用メモリにインストールされてもよい。この場合、外部サーバは、コンピュータプログラムを記憶している記憶媒体の一例である。
処理部122は、マイクロコントローラ、ASIC、FPGAなどの上記のコンピュータプログラムを実行可能な専用集積回路によって実現されてもよい。この場合、当該専用集積回路に含まれる記憶素子に上記のコンピュータプログラムがプリインストールされる。当該記憶素子は、コンピュータプログラムを記憶している記憶媒体の一例である。処理部122は、汎用マイクロプロセッサと専用集積回路の組合せによっても実現されうる。
上記の実施形態は、本発明の理解を容易にするための例示にすぎない。上記の実施形態に係る構成は、本発明の趣旨を逸脱しなければ、適宜に変更・改良されうる。
上記の実施形態においては、センサ11の一例として、感圧センサを挙げている。しかしながら、センサ11は、生体の振戦を検出できれば、静電センサなどのセンサを用いてもよい。
上記の実施形態においては、接触検出装置10は、センサ11に接触する対象物が生体ではないと判断された場合に、被制御装置13の動作を制御している。しかしながら、接触検出装置10は、センサ11に接触する対象物が生体であると判断された場合に、被制御装置13の動作を制御しうる。
上記の実施形態においては、センサ11は、車両20のステアリングホイール21に搭載されている。しかしながら、センサ11は、ステアリングホイール21以外の車両20に搭載された部品にも搭載されうる。
上記の実施形態においては、接触検出装置10は、車両20に搭載されている。しかしながら、接触検出装置10は、車両20以外の移動体にも搭載されうる。接触検出装置10は、生体の接触の検出には即時性が求められ、かつ、数秒間の時間長さ範囲内であれば生体の接触が誤検出であるとの判断が容認されるシステムに適用されうる。
上記の実施形態においては、第二時間T2は、時刻t2から計測されている。しかしながら、第二時間T2は、第一時間T1と同じく時刻t1から計測しうる。また、第二時間T2は、信号Sの振幅Aが第一閾値未満Ath1になった時点から計測しうる。
上記の実施形態においては、第二時間T2が経過した時に信号Sの周波数fが閾値範囲内にあるか判断される。しかしながら、信号Sの振幅Aが第一閾値Ath1未満になった時の信号Sの周波数fが閾値範囲内にあるか判断されうる。
上記の実施形態においては、処理部122は、第二時間T2が経過した時刻t3において取得された信号Sの周波数fが周波数範囲内である場合に、対象物が生体であると判断している。しかしながら、処理部122は、信号Sの周波数fが周波数範囲内である状態が時刻t3から既定の時間長さが経過する場合に、対象物が生体であると判断しうる。
上記の実施形態においては、処理部122は、第二時間T2が経過した時刻t3において取得された信号Sの振幅Aが第一閾値Ath1よりも小さく第二閾値Ath2以上である場合に、対象物が生体であると判断している。しかしながら、処理部122は、信号Sの振幅Aが第一閾値Ath1よりも小さく第二閾値Ath2以上である状態が時刻t3から既定の時間長さが経過する場合に、対象物が生体であると判断しうる。
10:接触検出装置、11:センサ、12:制御装置、13:被制御装置、20:車両、21:ステアリングホイール、30:運転者、121:受付部、122:処理部、123:出力部

Claims (7)

  1. センサに対する対象物の接触に応じた信号を受け付ける受付部と、
    前記信号に基づいて前記対象物が生体であるかを判断する処理部と、
    を備えており、
    前記処理部は、前記信号の振幅が第一閾値以上である状態で第一時間が経過した場合、前記対象物が生体であると一時的に判断し、
    前記処理部は、前記第一時間が経過した後でさらに第二時間が経過した時に前記信号の周波数が閾値範囲内にある場合、前記対象物が生体であるとの判断を確定する、
    制御装置。
  2. センサに対する対象物の接触に応じた信号を受け付ける受付部と、
    前記信号に基づいて前記対象物が生体であるかを判断する処理部と、
    を備えており、
    前記処理部は、前記信号の振幅が第一閾値以上である状態で第一時間が経過した場合、前記対象物が生体であると一時的に判断し、
    前記処理部は、前記第一時間が経過した後でさらに第二時間が経過した時に前記信号の周波数が閾値範囲内にはない場合、前記対象物が生体でないと判断する、
    制御装置。
  3. 前記処理部は、前記第一時間が経過した後でさらに第二時間が経過した時の前記信号の周波数が前記閾値範囲内にあり、かつ前記信号の振幅が前記第一閾値よりも小さく第二閾値以上である場合、前記対象物が生体であるとの判断を確定する、
    請求項1に記載の制御装置。
  4. 制御装置により実行されるコンピュータプログラムであって、
    実行されることにより、前記制御装置に、
    センサに対する対象物の接触に応じた信号を受け付けさせ、
    前記信号の振幅が第一閾値以上である状態で第一時間が経過した場合、前記対象物が生体であると一時的に判断させ、
    前記第一時間が経過した後でさらに第二時間が経過した時に前記信号の周波数が閾値範囲内にある場合、前記対象物が生体であるとの判断を確定させる、
    コンピュータプログラム。
  5. 制御装置により実行されるコンピュータプログラムであって、
    実行されることにより、前記制御装置に、
    センサに対する対象物の接触に応じた信号を受け付けさせ、
    前記信号の振幅が第一閾値以上である状態で第一時間が経過した場合、前記対象物が生体であると一時的に判断させ、
    前記第一時間が経過した後でさらに第二時間が経過した時に前記信号の周波数が閾値範囲内にはない場合、前記対象物が生体ではないと判断させる、
    コンピュータプログラム。
  6. 対象物の接触に応じた信号を出力するセンサと、
    前記信号に基づいて前記対象物が生体であるかを判断する制御装置と、
    を備えており、
    前記制御装置は、
    前記信号の振幅が第一閾値以上である状態で第一時間が経過した場合、前記対象物が生体であると一時的に判断し、
    前記第一時間が経過した後でさらに第二時間が経過した時に前記信号の周波数が閾値範囲内にある場合、前記対象物が生体であるとの判断を確定する、
    接触検出装置。
  7. 対象物の接触に応じた信号を出力するセンサと、
    前記信号に基づいて前記対象物が生体であるかを判断する制御装置と、
    を備えており、
    前記制御装置は、
    前記信号の振幅が第一閾値以上である状態で第一時間が経過した場合、前記対象物が生体であると一時的に判断し、
    前記第一時間が経過した後でさらに第二時間が経過した時に前記信号の周波数が閾値範囲内にはない場合、前記対象物が生体でないと判断する、
    接触検出装置。
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