JP2021165481A - 組立マンホール装置及び組立マンホール装置を用いた排水工事の方法 - Google Patents

組立マンホール装置及び組立マンホール装置を用いた排水工事の方法 Download PDF

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Abstract

【課題】新しい組立マンホール装置及び組立マンホール装置を用いた排水工事の方法を提供することである。【解決手段】組立マンホール装置10は、排水を流通させるための排水用配管6を接続可能な組立マンホール装置10であって、内部空間を含む筒状を有し、天井部に開口部15を有する本体部12と、本体部12の開口部15を閉塞可能なマンホール蓋部14と、本体部12の外周部に形成される複数の貫通孔23a,23bを介して排水用配管6を接続するための複数の接続部21a,21bを有し、各接続部21a,21bに連結されて本体部12内を延伸し排水を流通可能な樹脂製流路部20と、を備える。【選択図】図2

Description

本発明は、組立マンホール装置及び組立マンホール装置を用いた排水工事の方法に関する。
従来、排水設備を構築する際に排水用配管を繋ぎ合わせて流路を形成していくが、流路の途中にメンテナンスを行うための組立マンホール、会所マス、小口径マス、コンクリートマス等が設けられている。
本発明に関連する技術として、例えば、特許文献1には、既設管等と地表側との間に鞘管を回転削進して設置し、該鞘管内の土砂を地表側に排出して、鞘管内を清掃したのち、該鞘管内に穿孔装置を挿入して既設管等に取付管の取付孔をあけ、鞘管内に取付管を挿入しその先端部を取付孔に嵌合し、接着剤、止水シール剤で固着し、また取付部分の周囲にモルタルを充填して、既設管等に取付管を取付けるようにした、既設管等に対する取付管の取付方法において、既設管等の取付孔に取付管の先端部を嵌合固着するにつき、取付孔の内周面と、取付管の先端部若しくは該先端部に固着した取付管接手の先端部を、同じ傾斜角度のテーパー面に形成して、両テーパー面を嵌合固着して取付管を取付けるようにしたことを特徴とする、既設管等に対する取付管の取付方法が開示されている。
特開平9−32093号公報
一般的に組立マンホール、コンクリート製汚水マスは、コンクリート製の筒の内側の下部に砂(細骨材)とセメントと水とを練り混ぜて作るペースト状のモルタルを塗り、排水を流すためのU字状の溝を形成するが、この作業は熟練度の高い専門職人が行う必要がある。近年、モルタルの専門職人が不足している状況にあるため、排水工事が滞る等という課題があり、モルタルで形成される溝部を用いない組立マンホール装置の開発が望まれている。
本発明の目的は、新しい組立マンホール装置及び組立マンホール装置を用いた排水工事の方法を提供することである。
本発明に係る組立マンホール装置は、排水を流通させるための排水用配管を接続可能な組立マンホール装置であって、内部空間を含む筒状を有し、天井部に開口部を有する本体部と、前記本体部の前記開口部を閉塞可能なマンホール蓋部と、前記本体部の外周部に形成される複数の貫通孔を介して前記排水用配管を接続するための複数の接続部を有し、各接続部に連結されて前記本体部内を延伸し前記排水を流通可能な樹脂製流路部と、を備えることを特徴とする。
本発明に係る排水工事の方法は、複数の排水用配管を接続して排水を流通させるための排水設備を構築し、前記排水の流路の途中にメンテナンスを行うための組立マンホール装置を接続する排水工事の方法であって、前記組立マンホール装置は、内部空間を含む筒状を有し、天井部に開口部を有する本体部と、前記本体部の前記開口部を閉塞可能なマンホール蓋部と、前記本体部の外周部に形成される複数の貫通孔を介して前記排水用配管を接続するための複数の接続部を有し、各接続部に連結されて前記本体部内を延伸し前記排水を流通可能な樹脂製流路部と、を備えることを特徴とする。
本発明によれば、新しい組立マンホール装置及び組立マンホール装置を用いた排水工事の方法を提供することができる。
本発明に係る実施形態の組立マンホール装置を含む排水を示す図である。 本発明に係る実施形態の組立マンホール装置の断面図である。 本発明に係る実施形態の組立マンホール装置の平面図である。 本発明に係る実施形態の組立マンホール装置の変形例の断面図である。
以下に、本発明に係る実施の形態について添付図面を参照しながら詳細に説明する。以下では、全ての図面において同様の要素には同一の符号を付し、重複する説明を省略する。また、本文中の説明においては、必要に応じそれ以前に述べた符号を用いるものとする。
図1は、本発明の実施形態の組立マンホール装置10を含む排水設備1を示す図である。図2は、組立マンホール装置10の断面図である。図3は、組立マンホール装置10の平面図であり、3種類の流路部20について示している。
図3(a)は、組立マンホール装置10において、三叉路状の流路部20a,20b,20bを示す図であり、図3(b)は、L字状の流路部20a,20bを示す図であり、図3(c)は、I字状の流路部20a,20bを示す図である。
なお、ここでは、流路部は三叉路状、L字状及びI字状の流路部について説明するが、これ以外の形状であってもよく、例えば、塩ビ、各種継手にあり、Y字状、V字状などのような形状であってもよい。
排水設備1は、主に都市部の雨水や汚水を集めた後に公共用水域へ排出するための設備の集合体である。ここでは、工場などの大規模施設の建物2であるものとして説明するが、もちろん、その他の施設でもよい。
図1に示されるように、建物2の排水用配管6が複数のマス8を経由して互いに連結された状態で敷地内に埋設されて、敷地外の公共の排水用配管に接続される。
排水用配管6は、例えば、合成樹脂の1つで塩化ビニルの重合反応で得られる高分子化合物である、いわゆる塩ビで構成される筒状の部材であり、内部に排水を流通させることができる配管である。
排水用配管6は、所定の長さを有している。複数個の排水用配管6を用いて、所望の長さを実現することが出来る。このため、排水用配管6の端部には、別の排水用配管6等に接続するための接続口が形成されている。
マス8は、複数の排水用配管6が接続されて形成された流路が所定の長さ以上となるときに配置する必要があり、または、流路の方向を変える際に接続され、点検などのメンテナンスを行うために接続される部材である。
マス8は、排水用配管6に接続可能な接続口を有し、いわゆる塩ビで構成されている。図1に示されるように、建物2の排水を流す排水用配管6は、各マス8等を介して敷地外に向かうメインの排水用配管6に接続されている。
ここで、敷地内と敷地外の境界の領域において、図1に示されるように、組立マンホール装置10が接続されている。
組立マンホール装置10は、排水用配管6を含む排水や埋設された電気通信ケーブルなどのメンテナンスを目的として作業員が地上から出入りできるような空間部を有する。
組立マンホール装置10は、排水を流通させるための排水用配管6を接続可能である。組立マンホール装置10は、本体部12と、マンホール蓋部14と、流路部20とを有している。
本体部12は、空間部を含む筒状を有し、天井部に開口部15を有する。開口部15は、作業員が進入可能な程度の直径(例えば、60cm)を有している。開口部15の形状は円形に形成されているが、これは、マンホール蓋部14がどのような向きを向いても落下しないように考慮したためである。
マンホール蓋部14は、本体部12の開口部15を閉塞可能な蓋である。マンホール蓋部14は、人が開口部15から本体部12内に誤って落ちてしまうことが無いように、通常時は開口部15を閉塞している。
マンホールの蓋部14は、風で飛ばされたり、盗難されたり、勝手に開けて本体部12内に入られたりするのを防ぐ目的、また、車両などの重量物が乗っても耐えるために鉄で形成されている。
樹脂製流路部20は、本体部12の外周部に形成される複数の貫通孔23a,23b,23cを介して排水用配管6を接続するための複数の接続部21a,21b,21cを有し、各接続部21a,21b,21cに連結されて本体部12内を延伸し排水を流通可能な部材である。
樹脂製流路部20は、合成樹脂の1つで塩化ビニルの重合反応で得られる高分子化合物である、いわゆる塩ビで構成される筒状の部材であり、内部に排水を流通させることができる。
樹脂製流路部20は、ここでは、図3(a)に示されるように、三叉路状の流路部20a,20b,20bを含むものとして説明するが、図3(b)のL字状の流路部20a,20bや図3(c)のI字状の流路部20a,20bであってもよい。
樹脂製流路部20には、図3(a)に示される平面視で略T字形状を有する流路部20a,20b,20cの中央部において上方向かって開口された開口部18が形成されている。
図2及び図3(a)に示されるように、樹脂製流路部20は、本体部12に中央下部に配置される。そして、3つの排水用配管6が貫通孔23a,23b,23cを通過させて樹脂製流路部20の接続部21a,21b,21cに接続される。
本体部12の下部には、砂(細骨材)とセメントと水とを練り混ぜて作るペースト状のモルタルが塗布されて固定化されている。また、貫通孔23a,23b,23cと排水用配管6との隙間にもモルタルが施されている。
続いて、上記組立マンホール装置10を用いた排水工事の方法について説明する。図1に示されるように、建物2に接続される排水用配管6が複数のマス8を経由して互いに連結された状態で敷地内に埋設する。
そして、敷地内と敷地外の境界部分において、排水用配管6に組立マンホール装置10を設置する。
最初に、組立マンホール装置10の本体部12を配置し、樹脂製流路部20を本体部12内の中央下部に配置する。そして、3つの排水用配管6を貫通孔23a,23b,23cを対して本体部12内に挿入させて、樹脂製流路部20の接続部21a,21b,21cに接続する。
次に、排水用配管6と貫通孔23a,23b,23cの隙間にペースト状のモルタルを埋めるとともに、図2に示されるように樹脂製流路部20の上部以外がモルタルによって埋まるようにペースト状のモルタルを塗布する。このように排水用配管6と組立マンホール装置10を接続していくことで排水設備1の工事が完了する。
従来、組立マンホールは、本体部内に排水を流すためのU字状の溝部をモルタル職人が手作業で構成する必要があった。しかしながら、組立マンホール装置10によれば、特別なU字状の溝部をモルタル職人によって形成する必要がなく、樹脂製流路部20を用いて排水用配管6を接続させることが出来る。これにより、より効率良く排水工事を行うことができるという顕著な効果を奏する。
次に、組立マンホール装置10の変形例である組立マンホール装置10aについて説明する。図4は、組立マンホール装置10aの断面図である。組立マンホール装置10aと組立マンホール装置10との相違点は、排水用配管6との接続部26a,26bを本体部12の外側に配置している点であり、相違点を中心説明する。
組立マンホール装置10では、排水用配管6を本体部12内に挿入していたが、組立マンホール装置10aでは、排水用配管6の代わりに接続用樹脂製配管24a,24bを接続してモルタルを塗布して固めている。
接続用樹脂製配管24a,24bは塩ビで構成されているが、端部には、排水用配管6と接続するための接続部26a,26bが設けられている。
組立マンホール装置10では、本体部12内で排水用配管6と樹脂製流路部20とを接続していたが、組立マンホール装置10aでは予め接続用の接続用樹脂製配管24a.24bの接続部26a,26bが本体部12から突出した状態で形成されているため、本体部12内でなくとも接続作業を行うことが出来る。
1 排水設備、2 建物、6 排水用配管、8 マス、10,10a 組立マンホール装置、12 本体部、14 マンホール蓋部、15 開口部、18 開口部、20 流路部、20 樹脂製流路部、20a,20b,20c 流路部、21a,21b,21c 接続部、23a,23b,23c 貫通孔、24a,24b 接続用樹脂製配管、26a,26b 接続部。

Claims (2)

  1. 排水を流通させるための排水用配管を接続可能な組立マンホール装置であって、
    内部空間を含む筒状を有し、天井部に開口部を有する本体部と、
    前記本体部の前記開口部を閉塞可能なマンホール蓋部と、
    前記本体部の外周部に形成される複数の貫通孔を介して前記排水用配管を接続するための複数の接続部を有し、各接続部に連結されて前記本体部内を延伸し前記排水を流通可能な樹脂製流路部と、
    を備えることを特徴とする組立マンホール装置。
  2. 複数の排水用配管を接続して排水を流通させるための排水設備を構築し、前記排水の流路の途中にメンテナンスを行うための組立マンホール装置を接続する排水工事の方法であって、
    前記組立マンホール装置は、
    内部空間を含む筒状を有し、天井部に開口部を有する本体部と、
    前記本体部の前記開口部を閉塞可能なマンホール蓋部と、
    前記本体部の外周部に形成される複数の貫通孔を介して前記排水用配管を接続するための複数の接続部を有し、各接続部に連結されて前記本体部内を延伸し前記排水を流通可能な樹脂製流路部と、
    を備えることを特徴とする排水工事の方法。

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