JP2021164154A - 画像処理装置及び画像処理装置のためのコンピュータプログラム - Google Patents
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Abstract
【課題】画像処理に関係する設定データを保存するメモリを備える画像処理装置において、メモリ内の設定データのデータサイズが不必要に増加することを抑制するための技術を提供する。【解決手段】画像処理装置は、第1の端末装置から取得要求が受信される場合に、メモリに保存されている少なくとも1個の設定データを第1の端末装置に送信し、第1の端末装置において少なくとも1個の設定データの中から特定の設定データが選択される場合に、第1の端末装置から、特定の設定データよって示される画像処理の実行要求を受信し、実行要求に従った画像処理を画像処理実行部に実行させる。画像処理装置は、メモリに保存されている複数個の設定データの中に、不使用の期間が所定期間を超える対象の設定データが存在するのか否かを判断する判断部と、対象の設定データが存在すると判断される場合に、対象の設定データをメモリから削除する削除部と、を備える。【選択図】図5
Description
本明細書では、設定データを画像処理装置に登録するための技術を開示する。
特許文献1には、ホスト端末とプリンタとを備える画像形成システムが開示されている。プリンタは、ホスト端末からIPP(Internet Printing Protocolの略)に従った印刷プリセットの登録リクエストを受信すると、当該印刷プリセットをプリンタのメモリに記憶する。そして、プリンタは、ホスト端末から取得リクエストを受信すると、印刷プリセットをホスト端末に送信する。ホスト端末は、印刷プリセットに対応する印刷設定を印刷設定画面に反映する。
Internet Printing Protocol/1.1: Model and Semantics、2017年1月、インターネット「https://tools.ietf.org/html/rfc8011」
プリンタのメモリの容量は有限である。本明細書では、画像処理に関係する設定データを保存するメモリを備える画像処理装置において、メモリ内の設定データのデータサイズが不必要に増加することを抑制するための技術を提供する。
本明細書で開示される画像処理装置は、画像処理を実行するための画像処理実行部と、前記画像処理に関係する複数個の設定データを保存可能であるメモリと、第1の端末装置から取得要求が受信される場合に、前記メモリに保存されている前記複数個の設定データのうちの少なくとも1個の設定データを前記第1の端末装置に送信する設定データ送信部と、前記少なくとも1個の設定データが前記第1の端末装置に送信された後に、前記第1の端末装置において前記少なくとも1個の設定データの中から特定の設定データが選択される場合に、前記第1の端末装置から、前記特定の設定データよって示される1以上の設定値を含む前記画像処理の実行要求を受信する実行要求受信部と、前記第1の端末装置から前記実行要求が実行される場合に、前記実行要求に含まれる1以上の設定値に従った前記画像処理を前記画像処理実行部に実行させる画像処理制御部と、前記メモリに保存されている前記複数個の設定データの中に、不使用の期間が所定期間を超える設定データである対象の設定データが存在するのか否かを判断する判断部と、前記対象の設定データが存在すると判断される場合に、前記対象の設定データを前記メモリから削除する削除部と、を備える。
上記の構成によれば、画像処理装置は、不使用の期間が所定期間を超える設定データである対象の設定データが存在するのか否かを判断し、対象の設定データが存在すると判断される場合に、対象の設定データをメモリから削除する。このために、メモリ内の設定データのデータサイズが不必要に増加することを抑制することができる。
上記の画像処理装置を実現するための制御方法、コンピュータプログラム、及び、当該コンピュータプログラムを格納するコンピュータ読取可能記録媒体も、新規で有用である。
(第1実施例)
(通信システム2の構成;図1)
図1に示すように、通信システム2は、プリンタ10と、端末100と、を備える。プリンタ10と端末100は、同じLAN(Local Area Networkの略)4に所属しており、LAN4を介して相互に通信可能である。なお、LAN4は、有線LANでもよいし、無線LANでもよい。
(通信システム2の構成;図1)
図1に示すように、通信システム2は、プリンタ10と、端末100と、を備える。プリンタ10と端末100は、同じLAN(Local Area Networkの略)4に所属しており、LAN4を介して相互に通信可能である。なお、LAN4は、有線LANでもよいし、無線LANでもよい。
(端末100の構成)
端末100は、PC等の据置型の端末装置である。なお、変形例では、端末100は、スマートフォン、タブレットPC、ノートPC等の可搬型の端末装置であってもよい。端末100には、プリンタ10を利用するユーザを識別するためのユーザ名UN1が記憶されている。
端末100は、PC等の据置型の端末装置である。なお、変形例では、端末100は、スマートフォン、タブレットPC、ノートPC等の可搬型の端末装置であってもよい。端末100には、プリンタ10を利用するユーザを識別するためのユーザ名UN1が記憶されている。
端末100は、インターネット上のサーバからインストールされたIPP(Internet Printing Protocolの略)プログラム(図示省略)を備える。IPPプログラムは、HTTP(Hyper Text Transfer Protocolの略)に従ったIPPコマンドを生成して、当該コマンドをプリンタ10に送信するためのプログラムである。本実施例では、上記のサーバは、プリンタ10のベンダとは異なる事業者によって提供されるものである。ただし、変形例では、上記のサーバは、プリンタ10のベンダによって提供されてもよい。なお、端末100は、上記のサーバからIPPプログラムをインストールすることなく、IPPを予めサポートしていてもよい。
(プリンタ10の構成)
プリンタ10は、印刷処理を実行可能な周辺装置(即ち端末100の周辺装置)である。プリンタ10は、さらに、ウェブサーバ機能を実行可能である。ウェブサーバ機能は、外部機器(例えば端末100)がプリンタ10内のウェブサーバにアクセスすることに応じて、ウェブページに対応するウェブページデータを外部機器に送信する機能である。ウェブページは、例えば、プリンタ10の設定(例えば、ファームウエア、インターネット接続等の設定)を管理するためのページである。なお、プリンタ10は、印刷処理及びウェブサーバ機能に加えて、スキャン処理、FAX処理等を実行可能な多機能機であってもよい。プリンタ10は、操作部12と、表示部14と、印刷実行部16と、LANインターフェース(以下ではインターフェースを「I/F」と記載する)20と、制御部30と、を備える。
プリンタ10は、印刷処理を実行可能な周辺装置(即ち端末100の周辺装置)である。プリンタ10は、さらに、ウェブサーバ機能を実行可能である。ウェブサーバ機能は、外部機器(例えば端末100)がプリンタ10内のウェブサーバにアクセスすることに応じて、ウェブページに対応するウェブページデータを外部機器に送信する機能である。ウェブページは、例えば、プリンタ10の設定(例えば、ファームウエア、インターネット接続等の設定)を管理するためのページである。なお、プリンタ10は、印刷処理及びウェブサーバ機能に加えて、スキャン処理、FAX処理等を実行可能な多機能機であってもよい。プリンタ10は、操作部12と、表示部14と、印刷実行部16と、LANインターフェース(以下ではインターフェースを「I/F」と記載する)20と、制御部30と、を備える。
操作部12は、複数のキーを備える。ユーザは、操作部12を操作することによって、様々な指示をプリンタ10に入力することができる。表示部14は、様々な情報を表示するためのディスプレイである。表示部14は、いわゆるタッチパネル(即ち、操作部)としても機能する。印刷実行部16は、インクジェット方式、レーザ方式等の印刷機構である。LANI/F20は、LAN4に接続されている。
制御部30は、CPU32と、メモリ34と、を備える。CPU32は、メモリ34に格納されているプログラム40に従って、様々な処理を実行する。メモリ34は、揮発性メモリ、不揮発性メモリ等によって構成される。メモリ34は、ユーザテーブル42と、プリセットテーブル44と、削除フラグ46と、を保存している。
ユーザテーブル42は、プリンタ10を利用する1以上のユーザのそれぞれについて、ユーザ名と、パスワードと、アクセス日時と、Get日時と、が関連付けて保存する。ユーザ名とパスワードは、プリンタ10の管理者によって登録される。アクセス日時は、後述する特定のHTTPコマンドが受信された最新の日時を示す。Get日時は、IPPコマンドの一つであるGet−Printer−Attributesコマンド(以下、「GPA」と記載)が受信された最新の日時を示す。
ここで、「特定のHTTPコマンド」は、ユーザ名とパスワードを含むHTTPコマンドである。別言すれば、「特定のHTTPコマンド」は、ユーザ名とパスワードを利用した認証の実行を指示することを含むHTTPコマンドである。例えば、プリンタ10内のウェブサーバにアクセスする際に、ユーザ名とパスワードを利用した認証が実行される。また、プリセットテーブル44内のプリセットデータを取得する際にも、ユーザ名とパスワードを利用した認証が実行される。例えば、プリンタ10内のウェブサーバにアクセスするための管理画面要求(図8参照)及びIPPコマンドの一つであるGPAは、「特定のHTTPコマンド」の一例である。
例えば、GPAが受信される場合には、プリンタ10は、GPAが受信された日時をアクセス日時及びGet日時としてユーザテーブル42に保存する。一方、管理画面要求が受信される場合には、プリンタ10は、管理画面要求が受信された日時をアクセス日時としてユーザテーブル42に保存し、当該日時をGet日時としてユーザテーブル42に保存しない。
プリセットテーブル44は、ユーザ名に関連付けて、プリセットデータを保存する。プリセットデータは、当該プリセットデータを識別するプリセット名と、当該プリセットデータの設定データと、を含む。設定データは、印刷処理を実行するための複数個の設定項目(例えば、色数、部数、画質、サイズ等)に対応する複数個の設定値を含む。
また、プリセットテーブル44は、プリセットデータに関連付けて、実行日時と、保存日時と、を保存する。実行日時は、プリセットデータを利用した印刷が実行されたと推定される日時を示す。保存日時は、プリセットデータがプリセットテーブル44に保存された日時を示す。
削除フラグ46は、後述する自動削除メイン処理(図5参照)の実行を許可することを示す「ON」と、自動削除メイン処理の実行を許可しないことを示す「OFF」と、のうちのいずれかの値を示す。削除フラグ46のデフォルト値は「OFF」である。削除フラグ46は、ユーザによって設定される。
(新しいプリセットデータの保存;図2)
図2を参照して、新しいプリセットデータPD2を保存する処理について説明する。図2の初期状態では、プリセットテーブル44には、ユーザ名UN1に関連付けて、プリセットデータPD1(即ちプリセット名「Preset1」、設定データD1)が保存されている。なお、以下では、特に言及しない限り、プリンタ10のCPU32が実行する処理について、理解の容易さの観点から、CPU32を主体として記載せずに、プリンタ10を主体として記載する。また、以下では、プリンタ10と端末100は、LAN4及びLANI/F20を介して、通信する。以下では、特に言及しない限り、「LAN4を介して」及び「LANI/F20を介して」という説明を省略する。
図2を参照して、新しいプリセットデータPD2を保存する処理について説明する。図2の初期状態では、プリセットテーブル44には、ユーザ名UN1に関連付けて、プリセットデータPD1(即ちプリセット名「Preset1」、設定データD1)が保存されている。なお、以下では、特に言及しない限り、プリンタ10のCPU32が実行する処理について、理解の容易さの観点から、CPU32を主体として記載せずに、プリンタ10を主体として記載する。また、以下では、プリンタ10と端末100は、LAN4及びLANI/F20を介して、通信する。以下では、特に言及しない限り、「LAN4を介して」及び「LANI/F20を介して」という説明を省略する。
端末100は、T10において、印刷処理の設定値を入力するための印刷設定画面を表示するための操作を受け付けると、T20において、IPPに従ったGPA(即ちGet−Printer−Attributesコマンド)をプリンタ10に送信する。GPAは、プリンタ10が実行可能な全ての印刷条件(例えば、「モノクロ」、「カラー」、「片面」、「両面の長辺綴じ」「両面の短辺綴じ」等)を示す能力情報を取得するための能力取得要求と、プリセットデータを取得するためのデータ取得要求と、を含む。また、当該GPAは、ユーザ名UN1とパスワードPW1とを含む。なお、GPAは、能力取得要求を含み、データ取得要求を含まない場合がある。これ以降、特に言及しない限り、GPAは、能力取得要求とデータ取得要求とを含むものとする。
プリンタ10は、T20において、端末100からGPAを受信すると、T22において、GPA内のユーザ名UN1及びパスワードPW1の認証を実行する。図2のケースでは、ユーザ名UN1及びパスワードPW1の認証が成功する。なお、仮に、GPAにユーザ名及びパスワードのうちの少なくとも一方が含まれていない場合には、プリンタ10は、ユーザ名及びパスワードを入力するための入力画面を端末100に表示させるための画面要求を端末100に送信する。
プリンタ10は、T22において、ユーザ名UN1及びパスワードPW1の認証が成功すると、プリセットテーブル44の中から、ユーザ名UN1に関連付けられているプリセットデータPD1を特定する。そして、プリンタ10は、T24において、GPAに対する応答である能力応答を端末100に送信する。能力応答は、能力情報と、特定済みのプリセットデータPD1と、を含む。
さらに、プリンタ10は、T26において、現在日時(即ちT20のGPAが受信された日時)をアクセス日時AD1としてユーザテーブル42に保存し、T28において、当該現在日時をGet日時としてユーザテーブル42に保存する。なお、T28の処理の後にT26の処理が実行されてもよい。また、他の例では、T26及びT28の処理が、T24の処理の前に実行されてもよい。
端末100は、T24において、プリンタ10から能力応答を受信すると、T30において、印刷設定画面(図示省略)とプリセット画面とを表示する。印刷設定画面は、能力応答に含まれる能力情報に適合する設定値を入力するための入力欄を含む。また、プリセット画面は、登録済みのプリセットデータのリストと、新しいプリセットデータを登録するための「New」ボタンを含む。現時点では、リストは、ユーザ名UN1に関連付けられているプリセット名「Preset1」を含む。
T32では、端末100は、ユーザから「New」ボタンの選択を受け付ける。T34では、端末100は、新しいプリセットデータを登録するための登録画面を表示する。登録画面は、プリセット名を入力するためのプリセット名入力欄と、能力応答に含まれる能力情報に適合する設定値を入力するための複数個の設定入力欄と、「OK」ボタンと、を含む。例えば、複数個の設定値入力欄は、色数を入力するための欄と、部数を入力するための欄と、画質を入力するための欄と、印刷面を入力するための欄と、を含む。なお、登録画面では、複数個の設定値入力欄のうちの少なくとも1個の欄に値を入力すればよい。本ケースでは、ユーザは、登録画面において、プリセット名「Preset2」と、色数「モノクロ」と、部数「1」と、画質「High」と、印刷面「片面」を入力する。そして、ユーザは、T36において、「OK」ボタンを選択する。
T38では、端末100は、入力済みの設定値(即ち色数「モノクロ」、部数「1」、画質「High」、印刷面「片面」)を含む設定データD2を生成する。
T40では、端末100は、IPPに従ったSet−Printer−Attributesコマンド(以下では「SPA」と記載する)をプリンタ10に送信する。SPAは、プリセットデータの登録をプリンタ10に要求するコマンドである。当該SPAは、ユーザ名UN1と、プリセットデータPD2と、を含む。プリセットデータPD2は、登録画面において入力されたプリセット名「Preset2」と設定データD2とを含む。
プリンタ10は、T40において、端末100からSPAを受信すると、T42において、SPA内のユーザ名UN1に関連付けて、SPA内のプリセットデータPD2をプリセットテーブル44に保存する。さらに、プリンタ10は、現在日時をプリセットデータPD2が保存された日時である保存日時SD2としてユーザテーブル42に記憶する。
T44では、プリンタ10は、プリセット名「Preset2」によって識別されるプリセットデータPD2がプリンタ10に保存されたことを示す保存完了通知を端末100に送信する。
(印刷;図3)
図3を参照して、プリセットデータを利用した印刷について説明する。本ケースは、図2の続きである。本ケースの初期状態では、2個のプリセットデータPD1、PD2がプリセットテーブル44に記憶されている。
図3を参照して、プリセットデータを利用した印刷について説明する。本ケースは、図2の続きである。本ケースの初期状態では、2個のプリセットデータPD1、PD2がプリセットテーブル44に記憶されている。
T100〜T130は、図2のT10〜T30と同様である。本ケースでは、プリセット画面内のリストには、プリセットデータPD1、PD2に対応するプリセット名「Preset1」、「Preset2」が含まれる。ユーザは、プリセット画面内のリストのうちのプリセット名「Preset2」を選択する。この場合、端末100は、印刷の実行の指示を受け付ける「Print」ボタンを含む印刷画面を表示する。印刷画面は、さらに、プリセット名「Preset2」のプリセットデータPD2によって示される色数「モノクロ」、部数「1」、画質「High」、及び、印刷面「片面」を含む。これにより、ユーザは、プリセット名「Preset2」として保存された設定値を確認することができる。なお、詳細は省略するが、印刷画面内の設定値は変更可能である。また、印刷画面では、プリセットデータPD2によって示される設定項目とは異なる設定項目(例えばサイズ)に対応する設定値を追加で設定することが可能である。
T140では、端末100は、印刷画面において「Print」ボタンの選択を受け付ける。T150では、端末100は、印刷対象の画像の印刷を要求する印刷実行要求をプリンタ10に送信する。印刷実行要求は、ユーザ名UN1と、プリセットデータPD2によって示される4個の設定値(即ち、色数「モノクロ」、部数「1」、画質「High」、及び、印刷面「片面」)と、1個以上の他の設定値と、印刷対象の画像に対応する画像データと、を含む。1個以上の他の設定値は、プリセットデータPD2によって示される4個の設定値とは異なる設定値(例えばサイズ「A4」等)である。1個以上の他の設定値のそれぞれは、例えば、ユーザによって追加で設定された設定値、及び、プリンタ10のデフォルト値である。デフォルト値は、例えば、T124の能力応答に含まれる。なお、変形例では、印刷実行要求は、1個以上の他の設定値を含まなくてもよい。
また、印刷実行要求は、プリセット名「Preset2」を含まない。このため、プリンタ10は、プリセット画面においてプリセット名「Preset2」が選択されたこと、即ち、プリセットデータPD2が利用されたことを知ることができない。
プリンタ10は、T150において、端末100から印刷実行要求を受信すると、T152において、後述する利用判断処理(図4参照)を実行する。利用判断処理は、ユーザによって選択されたプリセットデータを利用した印刷が実行されたのか否かを判断するための処理である。本ケースでは、プリンタ10は、利用判断処理において、プリセットデータPD2を利用した印刷が実行されると判断して、現在日時をプリセットデータPD2の実行日時ED2としてプリセットテーブル44に保存する。
T154では、プリンタ10は、印刷実行要求に含まれる複数個の設定値に従って、印刷実行要求に含まれる画像データに対応する画像の印刷処理を印刷実行部16に実行させる。
(利用判断処理;図4)
図4を参照して、プリンタ10のCPU32によって実行される利用判断処理について説明する。図4の処理は、印刷実行要求が受信されることをトリガとして開始される。
図4を参照して、プリンタ10のCPU32によって実行される利用判断処理について説明する。図4の処理は、印刷実行要求が受信されることをトリガとして開始される。
S5では、CPU32は、プリセットテーブル44から印刷実行要求に含まれるユーザ名に関連付けて保存されているN1個の設定データを特定する(N1は、1以上の整数)。そして、CPU32は、特定済みのN1個の設定データの中から、後述するS10の判断の対象の設定データであるN2個の対象設定データを特定する(N2は、1以上でN1以下の整数)。ここで、対象設定データによって示される全ての設定項目が、印刷実行要求によって示される複数個の設定項目に含まれる。別言すれば、対象設定データによって示される全ての設定項目が、印刷実行要求によって示される複数個の設定項目の一部と一致する。すなわち、CPU32は、特定済みのN1個の設定データのそれぞれについて、当該設定データによって示される全ての設定項目が、印刷実行要求によって示される複数個の設定項目の一部と一致するのか否かを判断する。そして、CPU32は、一致すると判断された設定データを対象設定データとして特定する。一方、CPU32は、一致しないと判断された設定データを対象設定データとして特定しない。
S10では、CPU32は、特定済みのN2個の対象設定データの中から、1個の対象設定データを選択する。そして、CPU32は、選択済みの1個の対象設定データに含まれる全ての設定値が、印刷実行要求に含まれる複数個の設定値の一部と一致するのか否かを判断する。対象設定データに含まれる全ての設定値が、印刷実行要求に含まれる複数個の設定値のうちの一部と一致することは、当該印刷実行要求が、当該設定データ(即ちプリセットデータ)がユーザによって選択されたことに起因して送信された要求である可能性が高いことを意味する。例えば、図3のケースでは、設定データD2に含まれる4個の設定値(即ち、色数「モノクロ」、部数「1」、画質「High」、及び、印刷面「片面」)が、T150の印刷実行要求に含まれる複数個の設定値のうちの4個の設定値(即ち、色数「モノクロ」、部数「1」、画質「High」、及び、印刷面「片面」)と、一致する。このため、CPU32は、S10でYESと判断して、S12に進む。一方、CPU32は、選択済みの1個の対象設定データに含まれる全ての設定値が、印刷実行要求に含まれる複数個の設定値の一部と一致しない場合には、N2個の対象設定データの中から、別の対象設定データを選択する。即ち、CPU32、N2個の対象設定データのそれぞれについて、上記の判断を実行する。そして、CPU32は、N2個の対象設定データの全てについて、当該対象設定データに含まれる全ての設定値が、印刷実行要求に含まれる複数個の設定値の一部と一致しないと判断する場合(S10でNO)に、S12をスキップして、図4の処理を終了する。
変形例では、印刷実行要求によって示される全ての設定項目と同じ設定項目のみを示す設定データAが存在する場合がある。別言すれば、印刷実行要求によって示される全ての設定項目が、設定データAによって示される全ての設定項目に一致する場合がある。この場合において、設定データAは、上記の対象設定データとして特定される。
また、別の変形例では、印刷実行要求によって示される全ての設定項目よりも多い設定項目を示す設定データBが存在する場合がある。この場合には、設定データBは、上記の対象設定データとしては特定されない。なお、さらなる変形例では、設定データBによって示される全ての設定項目のうちの一部が、印刷実行要求によって示される全ての設定項目と一致する場合に、設定データBが、上記の対象設定データとして特定されてもよい。
S12では、CPU32は、S10で一致すると判断された対象設定データに関連付けて、現在日時(即ち、印刷実行要求が受信され日時)を実行日時としてプリセットテーブル44に記憶する。S12が終了すると、図4の処理が終了する。
(自動削除メイン処理;図5)
図5を参照して、プリンタ10のCPU32によって実行される自動削除メイン処理について説明する。自動削除メイン処理は、不使用なプリセットデータをメモリ34から自動的に削除するための処理である。図5の処理は、定期的な時刻(例えば毎週金曜日の17:00)が到来することをトリガとして開始される。
図5を参照して、プリンタ10のCPU32によって実行される自動削除メイン処理について説明する。自動削除メイン処理は、不使用なプリセットデータをメモリ34から自動的に削除するための処理である。図5の処理は、定期的な時刻(例えば毎週金曜日の17:00)が到来することをトリガとして開始される。
S20では、CPU32は、メモリ34内の削除フラグ46が「ON」を示すのか否かを判断する。CPU32は、削除フラグ46が「ON」を示すと判断する場合(S20でYES)に、S22に進む。一方、CPU32は、削除フラグ46が「OFF」を示すと判断する場合(S20でNO)に、S22以降の処理をスキップして、図5の処理を終了する。このような構成によれば、ユーザは、削除フラグ46を設定することにより、不使用なプリセットデータを自動的に削除するか否かを選択することができる。ユーザの利便性が向上する。
S22では、CPU32は、プリセットテーブル44の中から、S30以降の処理の対象である対象プリセットデータを選択する。
S30では、CPU32は、対象プリセットデータの保存日時と現在日時との間の差分期間が所定期間(例えば12月)を超えているのか否かを判断する。当該差分期間は、対象プリセットデータが保存されたからの経過期間と言える。CPU32は、保存日時と現在日時との間の差分期間が所定期間を超えていないと判断する場合(S30でNO)に、S40以降の処理をスキップして、図5の処理を終了する。このような構成によれば、保存されてから比較的短い期間しか経過していないプリセットデータが自動的に削除されることを抑制することができる。
また、CPU32は、保存日時と現在日時との間の差分期間が所定期間を超えていると判断する場合(S30でYES)に、S40に進む。S40では、CPU32は、対象プリセットデータに関連付けて保存されている実行日時が存在するのか否かを判断する。CPU32は、対象プリセットデータに関連付けて保存されている実行日時が存在しないと判断する場合(S40NO)に、対象プリセットデータを利用した印刷が一度も実行されていないと判断して、S50に進む。
S50では、CPU32は、プリセットテーブル44から対象プリセットデータを削除する。
続くS54では、CPU32は、プリセットテーブル44の中に未選択のプリセットデータが存在するのか否かを判断する。CPU32は、プリセットテーブル44の中に未選択のプリセットデータが存在すると判断する場合(S54でYES)に、S22に戻る。一方、CPU32は、プリセットテーブル44の中のプリセットデータが全て選択されたと判断する場合(S54でNO)に、図5の処理を終了する。
また、CPU32は、対象プリセットデータに関連付けて保存されている実行日時が存在すると判断する場合(S40でYES)に、S42に進む。S42では、CPU32は、対象プリセットデータに関連付けて保存されている実行日時と現在日時との間の差分期間が所定期間(例えば2月)を超えているのか否かを判断する。CPU32は、実行日時と現在日時との間の差分期間が所定期間を超えていると判断する場合(S42でYES)に、対象プリセットデータを利用した印刷が実行されたことがあるものの、対象プリセットデータの不使用の期間が所定期間を超えたと判断して、S50に進む。
また、CPU32は、実行日時と現在日時との間の差分期間が所定期間を超えていないと判断する場合(S42でNO)に、S52において、後述する自動削除サブ処理(図6参照)を実行する。CPU32は、S52が終了すると、S54に進む。
(自動削除サブ処理;図6)
図6を参照して、自動削除サブ処理について説明する。S60では、CPU32は、対象プリセットデータに関連付けて記憶されているユーザ名(以下では、「対象ユーザ名」と記載)を特定する。
図6を参照して、自動削除サブ処理について説明する。S60では、CPU32は、対象プリセットデータに関連付けて記憶されているユーザ名(以下では、「対象ユーザ名」と記載)を特定する。
S62では、CPU32は、対象ユーザ名に関連付けて保存されているアクセス日時が存在するのか否かを判断する。CPU32は、対象ユーザ名に関連付けて保存されているアクセス日時が存在しないと判断する場合(S62でNO)に、対象プリセットデータが保存されてから、対象ユーザ名を含む特定のHTTPコマンドが一度も受信されていない(即ち対象ユーザ名の認証が一度も実行されていない)と判断して、S80に進む。S80は、図5のS50と同様である。S80が終了すると、図6の処理が終了する。
また、CPU32は、対象ユーザ名に関連付けて保存されているアクセス日時が存在すると判断する場合(S62でYES)に、S64に進む。S64では、CPU32は、対象ユーザ名に関連付けて保存されているアクセス日時と現在日時との間の差分期間が所定期間(例えば6月)を超えているのか否かを判断する。CPU32は、アクセス日時と現在日時との間の差分期間が所定期間を超えていると判断する場合(S64でYES)に、対象ユーザ名を含む特定のHTTPコマンドが受信された後の長期間に亘って、対象ユーザ名の認証が一度も実行されていない状況である判断して、S80に進む。このような状況は、例えば、対象ユーザ名がユーザテーブル42から削除された状況である。
また、CPU32は、アクセス日時と現在日時との間の差分期間が所定期間を超えていないと判断する場合(S64でNO)に、S66に進む。S66では、CPU32は、対象ユーザ名に関連付けて保存されているGet日時が存在するのか否かを判断する。CPU32は、対象ユーザ名に関連付けて保存されているGet日時が存在しないと判断する場合(S64でNO)に、対象プリセットデータが保存されてから、対象ユーザ名を含むGPAが一度も受信されていない(即ち端末100によって対象プリセットデータが一度も取得されていない)と判断して、S80に進む。
また、CPU32は、対象ユーザ名に関連付けて保存されているGet日時が存在すると判断する場合(S66でYES)に、S68に進む。S68では、CPU32は、対象ユーザ名に関連付けて保存されているGet日時と現在日時との間の差分期間が所定期間(例えば2月)を超えているのか否かを判断する。ここで、S68における所定期間は、S64における所定期間よりも短い。CPU32は、Get日時と現在日時との間の差分期間が所定期間を超えていると判断する場合(S68でYES)に、端末100によって対象プリセットデータが取得された後の長期間に亘って、対象プリセットデータが一度も取得されていない状況であると判断して、S80に進む。
また、CPU32は、Get日時と現在日時との間の差分期間が所定期間を超えていないと判断する場合(S68でNO)に、図6の処理を終了する。
(具体的なケースA1;図7)
図7を参照して、図4〜図6の処理によって実現される具体的なケースA1について説明する。本ケースは、図3の続きである。
図7を参照して、図4〜図6の処理によって実現される具体的なケースA1について説明する。本ケースは、図3の続きである。
T200からT252は、図3のT100からT152と同様である。T300では、ユーザは、プリンタ10の操作部12を操作して、削除フラグ46を「ON」に設定する。そして、本ケースでは、T252で実行日時ED2が保存されてから、プリセットデータPD2を利用した印刷が実行されることなく、期間「2月」が経過している。さらに、本ケースでは、プリセットデータPD2が保存されてから(即ち保存日時SD2によって示される日時)から期間「12月」が経過している。そして、定期的な時刻が到来することをトリガとして、自動削除メイン処理が実行される。
T302では、プリンタ10は、対象プリセットデータとしてプリセットデータPD2を選択する(図5のS22)。T304では、プリンタ10は、保存日時SD2との差分期間が所定期間「12月」を超えていると判断する(S30でYES)。T306では、プリンタ10は、実行日時ED2との差分期間が所定期間「2月」を超えていると判断する(S42でYES)。T320では、プリンタ10は、プリセットデータPD2を削除する(S50)。
このような構成によれば、プリンタ10は、プリセットデータPD2を利用した印刷が最後に実行されてから、所定期間「2月」を超えて、プリセットデータPD2を利用した印刷が実行されていないと推定して、不使用の期間が所定期間を超えるプリセットデータPD2をメモリ34から削除する。プリンタ10のメモリ34の容量は有限である。上記の構成によれば、メモリ34内のプリセットデータ(即ち設定データ)のデータサイズが不必要に増加することを抑制することができる。
(具体的なケースA2;図8)
図8を参照して、図4〜図6の処理によって実現される具体的なケースA2について説明する。本ケースは、図3の続きである。
図8を参照して、図4〜図6の処理によって実現される具体的なケースA2について説明する。本ケースは、図3の続きである。
T400からT428は、図3のT100からT128と同様である。続いて、T500では、端末100は、トップ画面要求をプリンタ10に送信する。トップ画面要求は、トップ画面データを要求するためのHTTPコマンドである。トップ画面データは、プリンタ10内のウェブサーバにアクセスするためのトップ画面に対応するウェブページデータである。トップ画面要求は、プリンタ10のIPアドレスを含む。
プリンタ10は、T500において、端末100からトップ画面要求を受信すると、T502において、トップ画面データを端末100に送信する。
端末100は、T502において、プリンタ10からトップ画面データを受信すると、トップ画面を表示する。トップ画面は、ユーザ名とパスワードを入力するための入力欄を含む。端末100は、T504において、ユーザ名UN1とパスワードPW1の入力を受け付ける。そして、端末100は、T506において、ユーザ名UN1とパスワードPW1を含む管理画面要求をプリンタ10に送信する。管理画面要求は、管理画面データを要求するためのHTTPコマンドである。管理画面データは、プリンタ10の設定を管理するための管理画面に対応するウェブページデータである。即ち、管理画面要求は、特定のHTTPコマンドである。
プリンタ10は、T506において、端末100から管理画面データを受信すると、T522において、管理画面データ内のユーザ名UN1及びパスワードPW1の認証を実行する。図8のケースA2では、ユーザ名UN1及びパスワードPW1の認証が成功する。そして、プリンタ10は、T524において、管理画面データを端末100に送信する。
さらに、プリンタ10は、T526において、現在日時(即ちT506の管理画面要求が受信された日時)をアクセス日時AD1としてユーザテーブル42に記憶する。即ち、アクセス日時AD1が、T426における日時からT526における日時に更新される。ここで、プリンタ10は、当該現在日時をGet日時としてユーザテーブル42に記憶しない。即ち、Get日時GD1は、T428における日時に維持される。
続くT600は、図7のT300と同様である。そして、本ケースでは、T428でGet日時GD1が保存されてから、GPAを受信することなく、期間「2月」が経過している。さらに、本ケースでは、T526でアクセス日時AD1が保存されたから(即ちアクセス日時AD1によって示される日時)から期間「1月」が経過している。そして、定期的な時刻が到来することをトリガとして、自動削除メイン処理が実行される。
T602では、プリンタ10は、対象プリセットデータとしてプリセットデータPD2を選択する(図5のS22)。T604では、プリンタ10は、保存日時SD2との差分期間が所定期間「12月」を超えていると判断する(S30でYES)。例えば、T428のタイミングから現時点までの間に、端末100が、能力取得要求を含み、データ取得要求を含まないGPAを送信することによって、プリンタ10から能力情報を受信して、印刷設定画面を表示し、印刷設定画面で入力された設定値を含む印刷実行要求を送信する状況が想定される。この状況では、データ取得要求を受信していないものの、図4の利用判断処理において、プリセットデータPD2を利用した印刷が実行されたと誤って推定され、T428のタイミングから現時点までの間に、実行日時ED2が更新される場合がある。このような状況において、T606では、プリンタ10は、実行日時ED2との差分期間が所定期間「2月」を超えていない判断する(S42でNO)。
T608では、プリンタ10は、アクセス日時AD2との差分期間「1月」が所定期間「6月」を超えていないと判断する(S64でNO)。T610では、プリンタ10は、Get日時GD1との差分期間が所定期間「2月」を超えていると判断する(S68でYES)。T620では、プリンタ10は、プリセットデータPD2を削除する(S80)
。
。
このような構成によれば、プリンタ10は、端末100によって対象プリセットデータが最後に取得されてから所定期間「2月」が経過するまでの間に、対象プリセットデータが再び取得されていないと判断して、不使用の期間が所定期間を超えるプリセットデータPD2をメモリ34から削除する。メモリ34内のプリセットデータ(即ち設定データ)のデータサイズが不必要に増加することを抑制することができる。
また、このような構成によれば、プリンタ10は、ユーザ名UN1及びパスワードPW1の認証が最近実行されているものの、端末100によってプリセットデータPD2が取得されていない状況が継続している可能性が高いと判断して、不使用の期間が所定期間を超えるプリセットデータPD2をメモリ34から削除することができる。
また、このような構成によれば、プリンタ10は、プリセットデータPD2を利用した印刷が実行されたと誤って推定される場合でも、端末100によってプリセットデータPD2が取得されていない状況が継続している可能性が高いと判断して、不使用の期間が所定期間を超えるプリセットデータPD2をメモリ34から削除することができる。
(対応関係)
プリンタ10、印刷実行部16、メモリ34が、それぞれ、「画像処理装置」、「画像処理実行部」、「メモリ」の一例である。端末100が、「第1の端末装置(及び第2の端末装置)」の一例である。削除フラグ46が、「削除フラグ」の一例である。特定のHTTPコマンド、データ取得要求を含むGPAが、ぞれぞれ、「特定の要求」、「取得要求」の一例である。図3のT130におけるプリセット名「Preset2」に対応する設定データD2が、「特定の設定データ」の一例である。図3のT150におけるプリセットデータPD2によって示される4個の設定値(即ち、色数「モノクロ」、部数「1」、画質「High」、及び、印刷面「片面」)が「関連情報」の一例である。Get日時が、「受信情報(及び第1種の受信日時情報)」の一例である。アクセス日時が、「第2種の受信日時情報」の一例である。図6のS68の所定期間、S64の所定期間が、それぞれ、「第1種の所定期間」、「第2種の所定期間」の一例である。実行日時が、「選択情報(及び実行日時情報)」の一例である。図5のS42の所定期間が、「第3種の所定期間」の一例である。S30の所定期間が、「特定期間」の一例である。ユーザ名UN1及びパスワードPW1が、「第1のユーザ情報」の一例である。
プリンタ10、印刷実行部16、メモリ34が、それぞれ、「画像処理装置」、「画像処理実行部」、「メモリ」の一例である。端末100が、「第1の端末装置(及び第2の端末装置)」の一例である。削除フラグ46が、「削除フラグ」の一例である。特定のHTTPコマンド、データ取得要求を含むGPAが、ぞれぞれ、「特定の要求」、「取得要求」の一例である。図3のT130におけるプリセット名「Preset2」に対応する設定データD2が、「特定の設定データ」の一例である。図3のT150におけるプリセットデータPD2によって示される4個の設定値(即ち、色数「モノクロ」、部数「1」、画質「High」、及び、印刷面「片面」)が「関連情報」の一例である。Get日時が、「受信情報(及び第1種の受信日時情報)」の一例である。アクセス日時が、「第2種の受信日時情報」の一例である。図6のS68の所定期間、S64の所定期間が、それぞれ、「第1種の所定期間」、「第2種の所定期間」の一例である。実行日時が、「選択情報(及び実行日時情報)」の一例である。図5のS42の所定期間が、「第3種の所定期間」の一例である。S30の所定期間が、「特定期間」の一例である。ユーザ名UN1及びパスワードPW1が、「第1のユーザ情報」の一例である。
図3のT124、T150、T154が、それぞれ、「設定データ送信部」、「実行要求受信部」、「画像処理制御部」によって実現される処理の一例である。図5の自動削除メイン処理が、「判断部」によって実現される処理の一例である。図5のS50及び図6のS80が、削除部によって実現される処理の一例である。
(第2実施例)
本実施例は、利用判断処理の内容が異なる点を除いて、第1実施例と同様である。
本実施例は、利用判断処理の内容が異なる点を除いて、第1実施例と同様である。
(利用判断処理;図4)
本実施例の利用判断処理は、S10の判断の内容が異なる点を除いて、第1実施例と同様である。
本実施例の利用判断処理は、S10の判断の内容が異なる点を除いて、第1実施例と同様である。
S10では、CPU32は、S5で特定されたN2個の対象設定データの中から、1個の対象設定データを選択する。そして、CPU32は、選択済みの1個の対象設定データに含まれる全ての設定値のうち、特定の設定値を除く1個以上の設定値が、印刷実行要求に含まれる複数個の設定値の全部又は一部のうち、特定の設定値を除く1個以上の設定値と一致するのか否かを判断する。そして、CPU32は、第1実施例と同様に、N2個の対象設定データのそれぞれについて、上記の判断を実行する。ここで、「特定の設定値」は、例えば、設定項目「部数」に対応する設定値である。例えば、図3のケースにおいて、印刷画面(図3のT130参照)内の部数「1」が部数「2」に変更される状況が想定される。この状況では、設定データD2に含まれる、部数「1」を除く3個の設定値(即ち、色数「モノクロ」、画質「High」、及び、印刷面「片面」)が、T150の印刷実行要求に含まれる、部数「2」を除く3個の設定値(即ち、色数「モノクロ」、画質「High」、及び、印刷面「片面」)と一致する。このため、CPU32は、S10でYESと判断して、S12に進む。
設定項目「部数」に対応する設定値は、ユーザによって変更される可能性が高い設定値である。ユーザによって変更される可能性が高い設定値が一致しなくても、当該設定値以外の設定値が一致することは、受信済みの印刷実行要求が、プリセットデータがユーザによって選択されたことに起因して送信された要求である可能性が高いことを意味する。ユーザによって変更される可能性が高い設定値が一致しないことに起因して、ユーザによって選択されたプリセットデータを利用した印刷が実行されていないと誤って判断されることを抑制することができる。
(対応関係)
設定項目「部数」に対応する設定値が、「特定の設定値」の一例である。なお、変形例では、「特定の設定値」は、他の設定項目(例えば、色数、画質、印刷面、サイズ等)に対応する設定値であってもよい。
設定項目「部数」に対応する設定値が、「特定の設定値」の一例である。なお、変形例では、「特定の設定値」は、他の設定項目(例えば、色数、画質、印刷面、サイズ等)に対応する設定値であってもよい。
(第3実施例)
本実施例は、利用判断処理の内容が異なる点を除いて、第1実施例と同様である。
本実施例は、利用判断処理の内容が異なる点を除いて、第1実施例と同様である。
(利用判断処理;図4)
本実施例の利用判断処理は、S5の処理は実行されない点、及び、S10の判断の内容が異なる点を除いて、第1実施例と同様である。
本実施例の利用判断処理は、S5の処理は実行されない点、及び、S10の判断の内容が異なる点を除いて、第1実施例と同様である。
また、本実施例では、印刷実行要求は、プリセット画面(図3のT130参照)において選択されたプリセット名(例えば「Preset2」)を含む。本実施例では、印刷要求は設定値を含まなくても良い。具体的には、印刷実行要求は、選択されたプリセット名(例えば「Preset2」)に対応する1個以上の設定値(即ち、プリセット名「Presets2」に対応する4個の設定値である色数「モノクロ」、部数「1」、画質「High」、及び、印刷面「片面」)を含んでも良く、含まなくても良い。また、印刷実行要求は、選択されたプリセット名に対応する1個以上の設定値以外の他の設定値(即ち、プリセット名「Presets2」に対応する4個の設定値とは異なる設定値(例えばサイズ「A4」等))を含んでも良く、含まなくても良い。
S10では、CPU32は、印刷実行要求に含まれるユーザ名及びプリセット名の双方に関連付けて保存されているプリセットデータが存在するのか否かを判断する。CPU32は、印刷実行要求に含まれるユーザ名及びプリセット名の双方に関連付けて保存されているプリセットデータが存在すると判断する場合(S10でYES)に、S12に進む。一方、CPU32は、印刷実行要求に含まれるユーザ名及びプリセット名の双方に関連付けて保存されているプリセットデータが存在しないと判断する場合(S10でNO)に、S12をスキップして、図4の処理を終了する。
印刷実行要求にプリセット名が含まれることは、当該プリセット名によって識別されるプリセットデータがユーザによって選択されたことを意味する。本実施例の構成でも、第1実施例と同様に、ユーザによって選択されたプリセットデータを利用した印刷が実行されたのか否かを判断することができる。プリセット名が、「識別情報」の一例である。また、プリセット名が「関連情報」の一例である。
以上、本発明の具体例を詳細に説明したが、これらは例示にすぎず、特許請求の範囲を限定するものではない。特許請求の範囲に記載の技術には以上に例示した具体例を様々に変形、変更したものが含まれる。上記の実施例の変形例を以下に列挙する。
(変形例1)「画像処理」は、印刷処理に限らず、例えば、スキャン処理であってもよい。「画像処理実行部」は、印刷実行部16に限らず、例えば、CCD、CIS等のスキャン機構である。この場合、「設定データ」は、スキャン処理を実行するための複数個の設定項目(例えば、画質、データ形式、サイズ等)に対応する複数個の設定値を含む。
(変形例2)図5のS20の判断は実行されなくてもよい。本変形例では、「削除フラグ」を省略可能である。
(変形例3)上記の各実施例では、プリンタ10は、アクセス日時及びGet日時を記憶する(図2のT26、T28等)。これに代えて、プリンタ10は、GPAが受信される場合に、ユーザ名UN1に関連付けて、GPAが受信されたことを示す第1の受信フラグをメモリ34に保存し、特定のHTTPコマンドが受信されたことを示す第2の受信フラグをメモリ34に保存してもよい。さらに、プリンタ10は、管理画面要求が受信される場合に、第1の受信フラグを保存せず、第2の受信フラグをメモリ34に保存してもよい。そして、第1の受信フラグは、所定期間(例えば2月)が経過する場合に自動的に削除され、第2の受信フラグは、所定期間(例えば6月)が経過する場合に自動的に削除されてもよい。この場合、プリンタ10は、図6のS64において、第2の受信フラグがメモリ34に保存されている場合に、NOと判断し、第2の受信フラグがメモリ34に保存されていない場合に、YESと判断してもよい。また、プリンタ10は、図6のS68において、第1の受信フラグがメモリ34に保存されている場合に、NOと判断し、第1の受信フラグがメモリ34に保存されていない場合に、YESと判断してもよい。本変形例によれば、第1の受信フラグ及び第2の受信フラグが、「受信情報」の一例である。
(変形例4)GPA(図8のT420参照)及び管理画面要求(T506参照)は、ユーザ名UN1を含み、パスワードPW1を含まなくてもよい。即ち、プリンタ10において、パスワードPW1を利用した認証が実行されなくてもよい。本変形例によれば、ユーザ名UN1が、「第1のユーザ情報」の一例である。
(変形例5)アクセス日時及びGet日時は保存されなくてもよい。そして、図5のS52(即ち自動削除サブ処理)は実行されなくてもよい。本変形例では、「第1の保存制御部」を省略可能である。
(変形例6)上記の各実施例では、アクセス日時及びGet日時が保存される。これに代えて、Get日時のみが保存されてもよい。そして、図6のS68の判断が実行され、S64の判断が実行されなくてもよい。本変形例によれば、「第2種の受信日時情報」を省略可能である。
(変形例7)上記の各実施例では、アクセス日時及びGet日時が保存される。これに代えて、アクセス日時のみが保存されてもよい。そして、図6のS64の判断が実行され、S68の判断が実行されなくてもよい。本変形例によれば、アクセス日時が、「受信情報(及び第1種の受信日時情報)」の一例である。
(変形例8)上記の各実施例における特定のHTTPコマンドは、GPA及び管理画面要求に限らず、例えば、SPA、データ取得要求を含まないGPAであってもよい。この場合、プリンタ10は、SPA及びデータ取得要求を含まないGPAを受信する場合に、現在日時をアクセス日時として保存し、現在日時をGet日時として保存しなくてもよい。本変形例では、SPA及びデータ取得要求を含まないGPAが、「異なる要求」の一例である。
(変形例9)上記の各実施例では、プリンタ10は、実行日時を記憶する(図4のS12)。これに代えて、プリンタ10は、印刷実行要求が受信される場合に、プリセットでデータに関連付けて、当該プリセットデータがユーザによって選択されたことを示す選択フラグをメモリ34に保存してもよい。そして、第1の選択フラグは、所定期間(例えば2月)が経過する場合に自動的に削除されてもよい。この場合、プリンタ10は、図5のS42において、選択フラグがメモリ34に保存されている場合に、NOと判断し、選択フラグがメモリ34に保存されていない場合に、YESと判断してもよい。本変形例によれば、選択フラグが、「選択情報」の一例である。
(変形例10)図5のS40、S42及びS50の処理は実行されなくてもよい。この場合、プリンタ10は、S30でYESと判断する場合に、S52の処理を実行してもよい。本変形例では、「第3の保存制御部」を省略可能である。
(変形例11)図5のS30の判断は実行されなくてもよい。本変形例では、「保存日時」を省略可能である。
(変形例12)図5のS40、図6のS62、及び、S66の判断は実行されなくてもよい。
(変形例13)上記の各実施例では、図2〜図8の各処理がソフトウェア(例えばプログラム40)によって実現されるが、これらの各処理のうちの少なくとも1つが論理回路等のハードウェアによって実現されてもよい。
また、本明細書または図面に説明した技術要素は、単独であるいは各種の組合せによって技術的有用性を発揮するものであり、出願時請求項記載の組合せに限定されるものではない。また、本明細書または図面に例示した技術は複数目的を同時に達成するものであり、そのうちの一つの目的を達成すること自体で技術的有用性を持つものである。
2:通信システム、10:プリンタ、12:操作部、14:表示部、16:印刷実行部、30:制御部、32:CPU、34:メモリ、40:プログラム、42:ユーザテーブル、44:プリセットテーブル、46:削除フラグ、100:端末、SD2:保存日時、ED2:実行日時、AD1、AD2:アクセス日時、GD1:Get日時、D1、D2:設定データ、PD1、PD2:プリセットデータ、UN1:ユーザ名、PW1:パスワード
Claims (13)
- 画像処理装置であって、
画像処理を実行するための画像処理実行部と、
前記画像処理に関係する複数個の設定データを保存可能であるメモリと、
第1の端末装置から取得要求が受信される場合に、前記メモリに保存されている前記複数個の設定データのうちの少なくとも1個の設定データを前記第1の端末装置に送信する設定データ送信部と、
前記少なくとも1個の設定データが前記第1の端末装置に送信された後に、前記第1の端末装置において前記少なくとも1個の設定データの中から特定の設定データが選択される場合に、前記第1の端末装置から、前記特定の設定データに関連する関連情報を含む前記画像処理の実行要求を受信する実行要求受信部と、
前記第1の端末装置から前記実行要求が実行される場合に、前記実行要求に含まれる前記関連情報に対応する1以上の設定値に従った前記画像処理を前記画像処理実行部に実行させる画像処理制御部と、
前記メモリに保存されている前記複数個の設定データの中に、不使用の期間が所定期間を超える設定データである対象の設定データが存在するのか否かを判断する判断部と、
前記対象の設定データが存在すると判断される場合に、前記対象の設定データを前記メモリから削除する削除部と、
を備える、画像処理装置。 - 前記メモリは、さらに、ユーザによって設定可能なフラグ値を示す削除フラグを保存可能であり、
前記削除フラグは、設定データの削除が許可されることを示す第1のフラグ値と、設定データの削除が許可されないことを示す第2のフラグ値と、のどちらかの値を示し、
前記削除部は、前記メモリ内の前記削除フラグが前記第1のフラグ値を示し、かつ、前記対象の設定データが存在すると判断される場合に、前記対象の設定データを前記メモリから削除し、
前記メモリ内の前記削除フラグが前記第2のフラグ値を示す場合に、前記対象の設定データは前記メモリから削除されない、請求項1に記載の画像処理装置。 - 前記メモリは、1個以上のユーザ情報のそれぞれについて、当該ユーザ情報と1個以上の設定データとを関連付けて保存可能であり、
前記画像処理装置は、さらに、
第2の端末装置から第1のユーザ情報を含む特定の要求を受信する要求受信部と、
前記特定の要求が受信される場合に、前記第1のユーザ情報に関連付けて、前記特定の要求の受信を示す受信情報を前記メモリに保存する第1の保存制御部と、を備え、
前記判断部は、前記第1のユーザ情報に関連付けられている前記受信情報に基づいて、前記第1のユーザ情報に関連付けられている前記対象の設定データが存在するのか否かを判断する、請求項1又は2に記載の画像処理装置。 - 前記受信情報は、前記特定の要求が受信された日時を示す受信日時情報を含み、
前記判断部は、前記第1のユーザ情報に関連付けられている前記受信日時情報が示す日時と現在日時との間の差分期間が第1種の前記所定期間を超える場合に、前記第1のユーザ情報に関連付けられている前記対象の設定データが存在すると判断する、請求項3に記載の画像処理装置。 - 前記特定の要求は、前記第1のユーザ情報を含む前記取得要求と、前記取得要求とは異なる要求であって、前記第1のユーザ情報を含む前記異なる要求と、を含む複数個の要求のうちのいずれかであり、
前記第1の保存制御部は、
前記特定の要求として前記取得要求が受信される場合に、前記取得要求が受信された日時を示す第1種の前記受信日時情報と、前記複数個の要求のうちのいずれかが受信された日時を示す第2種の前記受信日時情報と、を前記メモリに保存し、
前記特定の要求として前記異なる要求が受信される場合に、前記第1種の受信日時情報を前記メモリに保存せず、前記第2種の受信日時情報を前記メモリに保存し、
前記判断部は、さらに、前記第1のユーザ情報に関連付けられている前記第2種の受信日時情報が示す日時と現在日時との間の差分期間が第2種の前記所定期間を超えず、かつ、前記第1のユーザ情報に関連付けられている前記第1種の受信日時情報が示す日時と現在日時との間の差分期間が前記第1種の所定期間を超える場合に、前記第1のユーザ情報に関連付けられている前記対象の設定データが存在すると判断する、請求項4に記載の画像処理装置。 - 前記第1種の所定期間は、前記第2種の所定期間より短い、請求項5に記載の画像処理装置。
- 前記画像処理装置は、さらに、
前記第1の端末装置から前記実行要求が受信され、かつ、前記実行要求によって示される複数個の設定項目の少なくとも一部が、前記少なくとも1個の設定データのうちの1個の設定データによって示される全ての設定項目と一致し、かつ、前記少なくとも一部に対応する1個以上の設定値が、前記1個の設定データに対応する1個以上の設定値と、一致する場合に、前記1個の設定データである前記特定の設定データに関連付けて、前記特定の設定データが選択されたことを示す選択情報を前記メモリに保存する第3の保存制御部を備え、
前記判断部は、前記特定の設定データに関連付けられている前記選択情報に基づいて、前記対象の設定データが存在するのか否かを判断する、請求項1から6のいずれか一項に記載の画像処理装置。 - 前記画像処理装置は、さらに、
前記第1の端末装置から前記実行要求が受信され、かつ、前記実行要求によって示される複数個の設定項目の少なくとも一部が、前記少なくとも1個の設定データのうちの1個の設定データによって示される全ての設定項目と一致し、かつ、前記少なくとも一部に対応する2個以上の設定値のうち、特定の設定値を除く1個以上の設定値が、前記1個の設定データに対応する2個以上の設定値のうち、特定の設定値を除く1個以上の設定値と一致する場合に、前記1個の設定データである前記特定の設定データに関連付けて、前記特定の設定データが選択されたことを示す選択情報を前記メモリに保存する第4の保存制御部を備え、
前記判断部は、前記特定の設定データに関連付けられている前記選択情報に基づいて、前記対象の設定データが存在するのか否かを判断する、請求項1から6のいずれか一項に記載の画像処理装置。 - 前記メモリは、前記複数個の設定データのそれぞれについて、当該設定データと、当該設定データを識別する識別情報と、を関連付けて保存可能であり、
前記設定データ送信部は、前記少なくとも1個の設定データと、前記少なくとも1個の設定データに対応する少なくとも1個の識別情報と、を前記第1の端末装置に送信し、
前記実行要求は、前記特定の設定データを識別する特定の識別情報を含み、
前記画像処理装置は、さらに、
前記第1の端末装置から前記実行要求が実行され、かつ、前記実行要求に含まれる前記特定の識別情報と、前記メモリ内の前記識別情報と、が一致する場合に、前記特定の設定データに関連付けて、前記特定の設定データが選択されたことを示す選択情報を前記メモリに保存する第5の保存制御部を備え、
前記判断部は、前記特定の設定データに関連付けられている前記選択情報に基づいて、前記対象の設定データが存在するのか否かを判断する、請求項1から6のいずれか一項に記載の画像処理装置。 - 前記選択情報は、前記実行要求が受信された日時を示す実行日時情報を含み、
前記判断部は、前記特定の設定データに関連付けられている前記実行日時情報が示す日時と現在日時との間の差分期間が第3種の前記所定期間を超える場合に、前記特定の設定データが前記対象の設定データであると判断する、請求項7から9のいずれか一項に記載の画像処理装置。 - 前記削除部は、前記対象の設定データが存在する場合でも、前記対象の設定データが登録されてからの経過期間が特定期間を超えない場合には、前記対象の設定データを前記メモリから削除しない、請求項1から8のいずれか一項に記載の画像処理装置。
- 前記複数個の設定データのそれぞれは、IPP(Internet Printing Protocolの略)に従ったデータである、請求項1から9のいずれか一項に記載の画像処理装置。
- 画像処理装置のためのコンピュータプログラムであって、
前記画像処理装置は、
画像処理を実行するための画像処理実行部と、
前記画像処理に関係する複数個の設定データを保存可能であるメモリと、
コンピュータと、
を備え、
前記コンピュータプログラムは、前記コンピュータを、以下の各部、即ち、
第1の端末装置から取得要求が受信される場合に、前記メモリに保存されている前記複数個の設定データのうちの少なくとも1個の設定データを前記第1の端末装置に送信する設定データ送信部と、
前記少なくとも1個の設定データが前記第1の端末装置に送信された後に、前記第1の端末装置において前記少なくとも1個の設定データの中から特定の設定データが選択される場合に、前記第1の端末装置から、前記特定の設定データに関連する関連情報を含む前記画像処理の実行要求を受信する実行要求受信部と、
前記第1の端末装置から前記実行要求が実行される場合に、前記実行要求に含まれる前記関連情報に対応する1以上の設定値に従った前記画像処理を前記画像処理実行部に実行させる画像処理制御部と、
前記メモリに保存されている前記複数個の設定データの中に、不使用の期間が所定期間を超える設定データである対象の設定データが存在するのか否かを判断する判断部と、
前記対象の設定データが存在すると判断される場合に、前記対象の設定データを前記メモリから削除する削除部と、
として機能させる、コンピュータプログラム。
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