JP2021163144A - 情報処理装置、情報処理方法、情報処理プログラム及び記憶媒体 - Google Patents

情報処理装置、情報処理方法、情報処理プログラム及び記憶媒体 Download PDF

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Abstract

【課題】移動時間の効率的かつ安全な利用を提案すること。
【解決手段】通知部226は、走行中の移動体の乗員であって運転中でない乗員に動作を通知する。検出部223は、運転中でない乗員の動作を検出する。また、測定部227は、検出部223によって検出された動作と、通知部226によって通知された動作にあらかじめ対応付けられた動作とのかい離の度合いを測定する。
【選択図】図3

Description

本発明は、情報処理装置、情報処理方法、情報処理プログラム及び記憶媒体に関する。
従来、自動運転機能を備え、低床、箱型デザインによる広大な室内空間を持ち、様々なサービスに応じた設備を搭載可能な自動車が提案されている(例えば、非特許文献1を参照)。
「トヨタ自動車、モビリティサービス専用EV"e-Palette Concept"をCESで発表」(https://global.toyota/jp/newsroom/corporate/20508200.html)
しかしながら、従来の技術では、乗員が移動時間を効率的かつ安全に利用できない場合があるという問題がある。例えば、目的地まで自動運転で移動する間、乗員は運転に関する操作を行う必要がなくなる場合があるため、移動中の時間及び広大な室内空間を利用して様々な動作を行うことができる。一方で、動作が正しく行われない場合、本来の動作の目的を達成できなくなることや、ぶれやふらつきにより乗員の安全性が低下することが起こり得る。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、移動時間の効率的かつ安全な利用を提案できる情報処理装置、情報処理方法、情報処理プログラム及び記憶媒体を提供することを目的とする。
請求項1に記載の情報処理装置は、走行中の移動体の乗員であって運転中でない乗員に動作を通知する通知部と、前記運転中でない乗員の動作を検出する検出部と、前記検出部によって検出された動作と、前記通知部によって通知された動作にあらかじめ対応付けられた動作とのかい離の度合いを測定する測定部と、を有することを特徴とする。
請求項7に記載の情報処理方法は、情報処理装置が実行する情報処理方法であって、走行中の移動体の乗員であって運転中でない乗員に動作を通知する通知ステップと、前記運転中でない乗員の動作を検出する検出ステップと、前記検出ステップによって検出された動作と、前記通知ステップによって通知された動作にあらかじめ対応付けられた動作とのかい離の度合いを測定する測定ステップと、を含むことを特徴とする。
請求項8に記載の情報処理プログラムは、走行中の移動体の乗員であって運転中でない乗員に動作を通知する通知ステップと、前記運転中でない乗員の動作を検出する検出ステップと、前記検出ステップによって検出された動作と、前記通知ステップによって通知された動作にあらかじめ対応付けられた動作とのかい離の度合いを測定する測定ステップと、をコンピュータに実行させる。
請求項9に記載の記憶媒体は、走行中の移動体の乗員であって運転中でない乗員に動作を通知する通知ステップと、前記運転中でない乗員の動作を検出する検出ステップと、前記検出ステップによって検出された動作と、前記通知ステップによって通知された動作にあらかじめ対応付けられた動作とのかい離の度合いを測定する測定ステップと、をコンピュータに実行させるための情報処理プログラムを記憶したことを特徴とする。
図1は、実施の形態に係る情報処理システムの構成を示すブロック図である。 図2は、車両制御装置の構成例を示すブロック図である。 図3は、情報処理装置の構成例を示すブロック図である。 図4は、乗員DBのデータ構造の例を示す図である。 図5は、履歴DBのデータ構造の例を示す図である。 図6は、動作DBのデータ構造の例を示す図である。 図7は、ルートの形状の例を示す図である。 図8は、エージェントと乗員との間の会話の例を示す図である。 図9は、情報処理方法の例を示すフローチャートである。 図10は、情報処理方法の例を示すフローチャートである。
以下に、図面を参照しつつ、本発明を実施するための形態(以下、実施の形態)について説明する。なお、以下に説明する実施の形態によって本発明が限定されるものではない。さらに、図面の記載において、同一の部分には同一の符号を付している。
〔情報処理システムの概略構成〕
図1は、実施の形態に係る情報処理システムの構成を示すブロック図である。情報処理システム1は、移動体である車両VEの移動に関する情報を基に、車両VEの乗員に動作に関する情報を提供する。また、情報処理システム1は、乗員の動作に応じて車両VEを制御する。なお、本実施の形態における車両VEは、非特許文献1に記載されているような広大な室内空間を持つ車両であるものとする。
情報処理システム1は、図1に示すように、車両制御装置10と、情報処理装置20とを備える。また、車両制御装置10及び情報処理装置20は、ネットワークNEを介して通信可能に接続されている。ネットワークNEは、例えばインターネットである。
なお、情報処理システム1に含まれる情報処理装置20及び車両VEの数は、図1に示すものに限られない。例えば、情報処理装置20は、複数の車両VEのそれぞれに備えられた車両制御装置10と接続されていてもよい。
[車両制御装置の構成]
図2は、車両制御装置の構成例を示すブロック図である。車両制御装置10は、例えば、ECU(Engine Control Unit)としての機能を備えたコンピュータである。また、車両制御装置10は、例えば、車両VEに設置される据え置き型のナビゲーション装置又はドライブレコーダであってもよい。また、車両制御装置10は、据え置き型の装置と乗員が利用するスマートフォン等の端末装置を組み合わせて実現されるシステムであってもよい。図2に示すように、車両制御装置10は、通信部11、制御部12、記憶部13、入力部14、出力部15、撮像部16、センサ部17を有する。
通信部11は、制御部12による制御の下、ネットワークNEを介して情報処理装置20との間で情報の送受信を行う。
制御部12は、CPU(Central Processing Unit)やMPU(Micro Processing Unit)等のコントローラによって、記憶部13に記憶された各種プログラムが実行されることにより実現され、車両制御装置10全体の動作を制御する。なお、制御部12は、CPUやMPUに限らず、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)やFPGA(Field Programmable Gate Array)等の集積回路によって実現されてもよい。
記憶部13は、制御部12が実行する各種のプログラムや、制御部12による処理の実行に必要なデータ等を記憶する。
入力部14は、入力装置を介してデータの入力を受け付けるためのインタフェースである。入力部14は、テキスト及び音声等により入力を受け付けることができる。本実施の形態では、入力部14は、音声による入力を受け付けるものとする。入力部14は、車両VEに備えられたマイクロフォンを介して入力された電気信号にA/D(Analog/Digital)変換等を行うことにより音声情報を生成する。入力部14にて生成された音声情報は、デジタル信号であるものとする。
出力部15は、出力装置に対してデータを出力するためのインタフェースである。例えば、出力部15は、制御部12によって生成されたデジタルの音声信号をD/A(Digital/Analog)変換によってアナログの音声信号に変換し、スピーカに対して出力する。また、出力部15は、制御部12によって生成された画像やテキスト等の視覚的情報を車両VEに備えられたディスプレイ等に出力してもよい。
撮像部16は、車両VEの周囲及び室内を撮影し画像を生成する。撮像部16は、例えばカメラである。
センサ部17は、図2に示すように、GPS(Global Positioning System)センサ171、ジャイロセンサ172、路面検出センサ173、天候センサ174、生体センサ175を有する。各センサは、検出した信号を基に所定の形式のデータを生成する。
GPSセンサ171は、衛星から送信された測位用データを含む電波を受信し、車両VEの現在の位置を検出する。ジャイロセンサ172は、車両VEの向きや回転を検出する。また、路面検出センサ173は、路面の画像や車両VEの振動から、路面の凹凸等の状態を検出する。また、天候センサ174は、湿度や温度等の天候に関する情報を検出する。また、生体センサ175は、乗員の心拍、脈波、呼吸、体動、及び脳波等の生体情報を検出する。生体センサ175は、車両VEの座席に内蔵されるものであってもよいし、乗員が身に着けるウェアラブル機器であってもよい。
ここで、出力部15は、制御部12による制御信号を車両VEの駆動系に伝達し自動運転を実現する。また、制御部12は、指定された走行ルートに従って走行するように車両VEを制御することができる。走行ルートには、少なくとも目的地が設定される。記憶部13は、設定された走行ルートを記憶する。走行ルートは、乗員が手動で入力したものであってもよいし、車両制御装置10又は情報処理装置20により自動的に設定されたものであってもよい。
[情報処理装置の構成]
図3は、情報処理装置の構成例を示すブロック図である。情報処理装置20は、例えばサーバである。図3に示すように、情報処理装置20は、通信部21、制御部22、記憶部23を有する。
通信部21は、制御部22による制御の下、ネットワークNEを介して情報処理装置20との間で情報の送受信を行う。
制御部22は、CPUやMPU等のコントローラによって、記憶部23に記憶された各種プログラムが実行されることにより実現され、情報処理装置20全体の動作を制御する。なお、制御部22は、CPUやMPUに限らず、ASICやFPGA等の集積回路によって実現されてもよい。
記憶部23は、制御部22が実行する各種のプログラムや、制御部22による処理の実行に必要なデータ等を記憶する。制御部22は、取得部221、更新部222、検出部223、動作決定部224、ルート決定部225、通知部226、測定部227、エージェント制御部228及び移動体制御部229を有する。
取得部221は、制御部22の各部の処理で使用される情報を取得する。取得部221は、通信部21を介して、車両制御装置10によって生成されるデータを取得することができる。例えば、取得部221は、車両制御装置10の撮像部16で生成された画像を取得する。また、例えば、取得部221は、車両制御装置10のセンサ部17で生成されたデータを取得することができる。
さらに、取得部221は、通信部21を介して、外部のサーバ等から道路交通情報を取得することができる。VICS(登録商標、Vehicle Information Communication System)センタから取得する渋滞情報や交通情報等の道路交通情報である。特に、取得部221は、GPSセンサ171によって検出された現在の位置及び、設定された走行ルートの目的地の道路交通情報を取得する。
取得部221は、車両VEの走行ルートに関する情報を取得する。なお、車両VEは移動体の一例である。例えば、取得部221は、設定された目的地に到着するまでの走行時間を取得する。また、例えば、取得部221は、設定された目的地に到着するまでの走行ルートの種別又は形状に関する情報を取得する。走行ルートの種別には、高速道路であるか否か等が含まれる。また、例えば、走行ルートの形状は、線形度合いによって表される。つまり、取得部221は、走行ルートの形状の線形度合いを取得する。
さらに、取得部221は、記憶部23から情報を取得することができる。例えば、後述する動作決定部224によって決定された一連の動作は、記憶部23に記憶される。このとき、取得部221は、動作決定部224によって決定された一連の動作を記憶部23から取得することができる。つまり、取得部221は、車両VEの乗員であって運転中でない乗員が実行する一連の動作に関する情報を取得することができる。
ここで、運転中であるか否かは、運転席に座っているか否かだけでなく、自動運転中であるか否かによって決まるものであってもよい。例えば、乗員が一人でかつ車両が走行中であっても、自動運転中であれば、その乗員は運転中でないとみなせる場合がある。また、本実施の形態では、一連の動作には、例えばハンドル操作のような運転に関する操作は含まれないものとする。動作には、筋力トレーニングのような運転と無関係なものが含まれる。
更新部222は、記憶部23の各DBのデータの更新を行う。各DBのデータ構成については後述する。
検出部223は、車両VEの乗員の姿勢を検出する。当該乗員の姿勢は、当該乗員が無意識にとった姿勢を含む。本実施の形態では、検出部223は、骨格検知により当該姿勢を検出する。検出部223は、運転中でない乗員の動作を検出する。
例えば、検出部223は、以下に示す学習モデルを用いた画像認識(AIを用いた画像認識)により、取得部221によって取得された画像内に被写体として含まれる車両VEの乗員の骨格を検知することで当該乗員の姿勢を検出する。当該学習モデルは、人が撮影された撮影画像に対して当該人の関節点の位置があらかじめラベリングされた画像を教師画像とし、当該教師画像に基づいて当該関節点の位置を機械学習(例えば深層学習等)することにより得られたモデルである。
動作決定部224は、取得部221によって取得された情報に応じて、車両VEの乗員であって運転中でない乗員に推奨する動作を決定する。動作決定部224は、あらかじめ定められた動作を組み合わせた一連の動作を決定する。動作決定部224は、測定部227によって測定されたかい離の度合いを低減させる動作を決定する。
ルート決定部225は、取得部221によって取得された情報に応じて、車両VEの走行ルートを決定する。また、ルート決定部225は、測定部227によって測定されたかい離の度合いを低減させるような走行ルートを決定する。
通知部226は、車両VEの乗員に対し、各情報を通知する。例えば、通知部226は、車両制御装置10の出力部15を介して、情報を、音声、画像、テキスト等の形式で通知することができる。例えば、通知部226は、動作決定部224によって決定された動作に関する情報を通知する。また、通知部226は、走行中の移動体の乗員であって運転中でない乗員に動作を通知する。
通知部226は、測定部227によって測定されたかい離の度合いを低減させるための情報をさらに通知する。通知部226は、動作決定部224によって決定された動作を通知する。また、通知部226は、ルート決定部225によって決定された走行ルートを通知する。
測定部227によって測定されたかい離の度合いに応じて動作決定部224が動作を決定した場合、通知部226は当該決定された動作を通知する。また、測定部227によって測定されたかい離の度合いに応じてルート決定部225が走行ルートを決定した場合、通知部226は当該決定された走行ルートを通知する。
測定部227は、検出部223によって検出された動作と、通知部226によって通知された動作にあらかじめ対応付けられた動作とのかい離の度合いを測定する。例えば、測定部227は、乗員動作を撮影して得られた画像と、あらかじめ基準として用意された動作に対応する画像とを比較し、かい離の度合いを測定してもよい。ここでの画像は、動画像であってもよいし、静止画像であってもよい。また、測定部227は、モデルを所持し、検出部223及び取得部221から得られたデータを基に、当該モデルを使用して乗員の動作が適切であるかを判定し、判定結果からかい離の度合いを測定してもよい。なお、モデルは、機械学習により乗員の適切な動作を学習したものであってもよい。
移動体制御部229は、測定部227によって測定されたかい離の度合いを低減させるように、移動体を制御する。例えば、移動体制御部229は、車両制御装置10に制御に必要な情報を提供する。例えば、移動体制御部229は、必要な速度の低減量を車両制御装置10に提供する。移動体制御部229は、速度だけでなく、加速度及び揺れに関する情報を提供してもよい。車両制御装置10は、移動体制御部229から提供された情報を基に、走行速度、走行方向及びサスペンション等の制御を行う。
エージェント制御部228は、乗員との間で情報のやり取りを行うためのエージェントと呼ばれるプログラムを実行する。エージェントは、乗員との間で擬似的な会話を行うことにより情報の入出力を行う。例えば、エージェントは、入力部14を介して、音声やテキストの入力を受け付ける。また、エージェントは、出力部15を介して、音声やテキストを出力する。
記憶部23は、乗員DB231、履歴DB232及び動作DB233を有する。
図4は、乗員DBのデータ構造の例を示す図である。乗員DB231は、登録された乗員の情報を記憶する。図4に示すように、乗員DB231は、「乗員ID」、「氏名」、「性別」、「年齢」及び「顔画像情報」を記憶する。「乗員ID」は、乗員を識別するためのIDである。また、「顔画像情報」は、乗員の顔画像の特徴量等であり、顔画像の認識に使われる情報である。例えば、図4の例では、乗員IDが「U001」の乗員の氏名が「山田太郎」であり、性別が「男」であり、年齢が「25」であることが示されている。
図5は、履歴DBのデータ構造の例を示す図である。履歴DB232は、乗員ごとの一連の動作の履歴を記憶する。ここでは、一連の動作をメニューと呼ぶ。図5に示すように、履歴DB232は、「乗員ID」、「日時」、「メニュー」を記憶する。例えば、図5の例では、乗員IDが「U001」の乗員が「2020/2/11 14:35」に、「M001→M002」というメニューを実施したことが示されている。ここで、「M001」及び「M002」は、メニューに含まれる個別の動作を識別するためのIDである。
図6は、動作DBのデータ構造の例を示す図である。動作DB233は、メニューに含まれる各動作の情報を記憶する。図6に示すように、動作DB233は、「動作ID」、「名称」、「姿勢」及び「部位」を記憶する。例えば、図6の例では、動作IDが「M001」の動作の名称は「スクワット」であり、「立ち」の姿勢で行われ、「足」に関する動作であることが示されている。一方、動作IDが「M002」の動作の名称は「シットアップ」であり、「座り」の姿勢で行われ、「腹」に関する動作であることが示されている。
[第1の実施例]
例えば、測定部227は、乗員のふらつきの大きさ及び頻度の少なくともいずれかを測定する。このとき、ルート決定部225は、測定部227による測定結果が所定の条件を満たす場合、走行中の走行ルートよりも直線の割合が多い走行ルートを決定する。例えば、条件は、測定部227によって測定された乗員のふらつきの大きさ又は頻度が閾値以上であることである。
図7は、ルートの形状の例を示す図である。図7に示すように、現在地31(Start)から目的地32(Goal)までの間に、道路の形状の傾向が異なるルート311及びルート312が存在するものとする。ルート311は、ほぼ直線で構成されている。一方、ルート312は、大部分が曲がり角や曲線で構成されている。
例えば、車両VEがルート312を走行中に、乗員が動作「スクワット」を行っているものとする。ここで、現在地31において、測定部227によって測定された乗員のふらつきの頻度が閾値以上であった場合、ルート決定部225は、走行ルートをルート311に決定する。
また、情報処理装置20は、測定部227による測定結果に応じて、走行ルートを決定する代わりに、動作を決定してもよい。図6に示すように、動作「スクワット」は「立ち」の姿勢で行われる。また、動作「ダンベル」は「座り」の姿勢で行われる。ここで、車両VEがルート312を走行中に、乗員が動作「スクワット」を行っていて、現在地31において、測定部227によって測定された乗員のふらつきの頻度が閾値以上であった場合、動作決定部224は、動作を「ダンベル」に決定する。通知部226は、決定された動作を乗員に通知する。
[第2の実施例]
図8は、エージェントと乗員との間の会話の例を示す図である。エージェント228aは、エージェント制御部228によって実行されるエージェントの一例である。エージェント228aは、テキスト又は音声によるチャットによって実現されてもよい。また、通知部226は、エージェント228aを介して通知を行うことができる。
例えば、測定部227により乗員のふらつきの大きさ又は頻度が閾値以上であることが測定され、移動体制御部229により車両VEの速度を低減させる制御が行われたものとする。この場合、図8に示すように、エージェント228aは、「少しふらついていますね。安全のため、車両速度を下げます。」のような発話を行うことで、車両制御を行うことを乗員に通知する。
また、エージェント228aは、乗員を指導するための発話を行うことができる。例えば、通知部226が乗員に対し動作「スクワット」を行うことを通知済みであるものとする。このとき、測定部227によって測定された、乗員の姿勢とあらかじめ設定された理想的なスクワットの姿勢とのかい離の度合いが閾値以上である場合、図8に示すように、エージェント228aは、「もう少し腰を落としてください。」のような発話を行い、乗客を指導する。
また、車両VEが目的地に到着した場合、エージェント228aは、「お疲れ様でした。目的地に到着しました。」のような発話を行い、目的地に到着したことを乗員に通知する。
[情報処理方法]
図9は、情報処理方法の例を示すフローチャートである。まず、車両VEは、走行を開始する(ステップS101)。情報処理装置20は、メニューを決定し、決定したメニューを通知する(ステップS102)。ここで、メニューは、動作DB233の動作を組み合わせることによって生成したものであってもよい。
目的地に到着した場合(ステップS103、Yes)、車両VEは走行を終了する(ステップS117)。目的地に到着していない場合(ステップS103、No)、情報処理装置20は、現在地及びルートに関する情報を取得する(ステップS104)。ルートに関する情報には、路面状況及び天候等の外部情報が含まれていてもよい。そして、情報処理装置20は、ユーザの動作を検出する(ステップS105)。さらに、情報処理装置20は、車両の状態に関する情報を取得する(ステップS106)。
情報処理装置20は、取得した情報を考慮した上で、走行ルートが適切でないと判定した場合(ステップS107、No)、情報処理装置20は、リルートを行う旨を通知し、リルートを行う(ステップS108)。なお、リルートは、ルート決定部225が走行ルートを再決定することである。情報処理装置20は、走行ルートが適切であると判定した場合(ステップS107、Yes)、又はステップ108を実行した後は、ステップS109へ進む。
情報処理装置20は、検出した動作と既定の動作とのかい離度合いを測定する(ステップS109)。既定の動作は、通知されたメニューに含まれる動作にあらかじめ対応付けられた動作である。
情報処理装置20は、測定したかい離度合いを基に、車両状態が適切でないと判定した場合(ステップS110、No)車両状態の制御を行うことを通知し、車両状態の制御を行う(ステップS111)。車両状態の制御には、方向及び速度の変更や、サスペンションの調整が含まれる。情報処理装置20は、車両状態が適切であると判定した場合(ステップS110、Yes)、又はステップS111を実行した後は、ステップS112へ進む。
情報処理装置20は、測定したかい離度合いを基に、乗員にぶれ又はふらつきがあると判定した場合(ステップS112、Yes)、リルートを行う旨を通知し、リルートを行い(ステップS113)、ステップS114へ進む。例えば、情報処理装置20は、現在の走行ルートよりも直線の割合が多いルートにリルートを行う。情報処理装置20は、乗員にぶれ及びふらつきがないと判定した場合(ステップS112、No)、ステップS115へ進む。情報処理装置20は、乗員のぶれ又はふらつきが改善したか否かを判定する(ステップS114)。情報処理装置20は、乗員のぶれ又はふらつきが改善したと判定した場合(ステップS114、Yes)、ステップS115へ進む。一方、情報処理装置20は、乗員のぶれ又はふらつきが改善していないと判定した場合(ステップS114、No)、ステップS103に戻り処理を繰り返す。
情報処理装置20は、乗員の動作が理想的でない場合(ステップS115、No)、音声による指導を行い(ステップS116)、ステップS115に戻り処理を繰り返す。例えば、情報処理装置20は、図8に示すように、「もう少し腰を落としてください。」のような発話をすることで指導を行う。情報処理装置20は、乗員の動作が理想的である場合(ステップS115、Yes)、ステップS103に戻り処理を繰り返す。
図10は、情報処理方法の例を示すフローチャートである。図10に示す処理は、図9のS102に対応する。図10に示すように、まず、取得部221は、目的地までのルートの情報を取得する(ステップS201)。動作決定部224は、取得部221が取得した情報を基にメニューを決定する(ステップS202)。
更新部222は、動作決定部224が決定したメニューを履歴DB232に保存する(ステップS203)。通知部226は、動作決定部224が決定したメニューを通知する(ステップS204)。
[効果]
通知部226は、走行中の移動体の乗員であって運転中でない乗員に動作を通知する。検出部223は、運転中でない乗員の動作を検出する。また、測定部227は、検出部223によって検出された動作と、通知部226によって通知された動作にあらかじめ対応付けられた動作とのかい離の度合いを測定する。このように、情報処理装置20は、乗員に対して動作を通知した上で、その動作がどの程度適切に行われているかを測定する。その結果、本実施の形態によれば、移動時間の効率的かつ安全な利用を提案できる。
ルート決定部225は、測定部227によって測定されたかい離の度合いを低減させるような走行ルートを決定する。これにより、乗員の転倒等を防止し、安全性及び快適性を向上させることができる。
測定部227は、乗員のふらつきの大きさ及び頻度の少なくともいずれかを測定する。
ルート決定部225は、測定部227による測定結果が所定の条件を満たす場合、走行中の走行ルートよりも直線の割合が多い走行ルートを決定する。これにより、乗員の転倒等を防止し、安全性及び快適性を向上させることができる。
移動体制御部229は、測定部227によって測定されたかい離の度合いを低減させるように、移動体を制御する。これにより、乗員の転倒等を防止し、安全性及び快適性を向上させることができる。
通知部226は、測定部227によって測定されたかい離の度合いを低減させるための情報をさらに通知する。これにより、乗員はリルートやメニューの変更等の情報を事前に知ることができる。
動作決定部224は、測定部227によって測定されたかい離の度合いを低減させる動作を決定する。通知部226は、動作決定部224によって決定された動作を通知する。これにより、乗員は適切な動作を知ることができる。
[その他の実施の形態]
本発明は、これまでに説明してきた実施の形態によって限定されるものではない。例えば、動作には、これまでに例として挙げたもの以外にも様々なものが考えられる。例えば、動作には、ダンス、ストレッチ等のエクササイズに関するものだけでなく、食事、着替え等の身体を使ったあらゆる動作が含まれる。
情報処理装置20は、それらの動作がどのような姿勢で行われるものであるか、また、どのような目的で行われるものであるかを記憶しておき、走行ルートに応じて動作を組み合わせた一連の動作、すなわちメニューを決定する。
1 情報処理システム
10 車両制御装置
11、21 通信部
12、22 制御部
13、23 記憶部
14 入力部
15 出力部
16 撮像部
17 センサ部
20 情報処理装置
31 現在地
32 目的地
171 GPSセンサ
172 ジャイロセンサ
173 路面検出センサ
174 天候センサ
175 生体センサ
221 取得部
222 更新部
223 検出部
224 動作決定部
225 ルート決定部
226 通知部
227 測定部
228 エージェント制御部
228a エージェント
231 乗員DB
232 履歴DB
233 動作DB
311、312 ルート
VE 車両
NE ネットワーク

Claims (9)

  1. 走行中の移動体の乗員であって運転中でない乗員に動作を通知する通知部と、
    前記運転中でない乗員の動作を検出する検出部と、
    前記検出部によって検出された動作と、前記通知部によって通知された動作にあらかじめ対応付けられた動作とのかい離の度合いを測定する測定部と、
    を有することを特徴とする情報処理装置。
  2. 前記測定部によって測定されたかい離の度合いを低減させるような走行ルートを決定するルート決定部をさらに有することを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 前記測定部は、前記乗員のふらつきの大きさ及び頻度の少なくともいずれかを測定し、
    前記ルート決定部は、前記測定部による測定結果が所定の条件を満たす場合、走行中の走行ルートよりも直線の割合が多い走行ルートを決定することを特徴とする請求項2に記載の情報処理装置。
  4. 前記測定部によって測定されたかい離の度合いを低減させるように、前記移動体を制御する移動体制御部をさらに有することを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  5. 前記通知部は、前記測定部によって測定されたかい離の度合いを低減させるための情報をさらに通知することを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  6. 前記測定部によって測定されたかい離の度合いを低減させる動作を決定する動作決定部をさらに有し、
    前記通知部は、前記動作決定部によって決定された動作を通知することを特徴とする請求項5に記載の情報処理装置。
  7. 情報処理装置が実行する情報処理方法であって、
    走行中の移動体の乗員であって運転中でない乗員に動作を通知する通知ステップと、
    前記運転中でない乗員の動作を検出する検出ステップと、
    前記検出ステップによって検出された動作と、前記通知ステップによって通知された動作にあらかじめ対応付けられた動作とのかい離の度合いを測定する測定ステップと、
    を含むことを特徴とする情報処理方法。
  8. 走行中の移動体の乗員であって運転中でない乗員に動作を通知する通知ステップと、
    前記運転中でない乗員の動作を検出する検出ステップと、
    前記検出ステップによって検出された動作と、前記通知ステップによって通知された動作にあらかじめ対応付けられた動作とのかい離の度合いを測定する測定ステップと、
    をコンピュータに実行させるための情報処理プログラム。
  9. 走行中の移動体の乗員であって運転中でない乗員に動作を通知する通知ステップと、
    前記運転中でない乗員の動作を検出する検出ステップと、
    前記検出ステップによって検出された動作と、前記通知ステップによって通知された動作にあらかじめ対応付けられた動作とのかい離の度合いを測定する測定ステップと、
    をコンピュータに実行させるための情報処理プログラムを記憶したことを特徴とする記憶媒体。
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