JP2021162007A - 遠心ポンプ用エキスペラおよびこれを備える遠心ポンプ - Google Patents

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【課題】液体がスラリー液の場合であっても、軸封性能を維持または向上させるとともに、エキスペラの外周部から軸封装置側に移動するスラリー量を低減し得る、遠心ポンプ用エキスペラおよびこれを備える遠心ポンプを提供する。【解決手段】この遠心ポンプは、前面が吸込み側とされたケーシング1と、ケーシング1内に設けられたインペラ2と、インペラ2を回転させるシャフト3と、シャフト3にインペラ2の背面側の位置に装着されたエキスペラ10とを備え、エキスペラ10は、自身円盤部12の前壁面に、シャフト3と同軸に形成されて軸方向前側に突出する円環状の環状凸部14を有する。【選択図】図1

Description

本発明は、清水、汚泥液、パルプ液、微細な粒子を含むスラリー液、サンド等といった種々の液体(被送流体)を移送する遠心ポンプに係り、特に、ケーシングの背面と回転軸の軸封部との間の画成空間に配置されるエキスペラを有する遠心ポンプに関する。
この種の遠心ポンプは、例えば図6に示すように、前面が吸込み側とされたケーシング1と、ケーシング1内に設けられたインペラ(羽根車)2と、インペラ2を回転させるシャフト3と、を備える。インペラ2は、自身の前面に複数枚の羽根4aが設けられるとともに、背面に複数枚の裏羽根4bが設けられている(例えば特許文献1参照)。
ケーシング1の背面側には軸封装置105が設けられている。軸封装置105には、ケーシング1背面とシャフト3の軸封部105sとの間の画成空間105aに、エキスペラ110(補助羽根車)が配置されている。エキスペラ110は、インペラ2の背面側の位置に同軸に装着されてシャフト3と一体で回転する。
同図に示す例では、軸封装置105は、エキスペラ110の背面側に、シャフト3のスリーブ6の外周部分を囲繞するように形成されたスタフィングボックス5bを備えている。スタフィングボックス5bの内面には、エラストマー等を材料とする複数のシール105tを有する軸封部105sが設けられている。
エキスペラ110は、図7に示すように、中心に設けられた円筒状のボス部111と、ボス部111の外周面から径方向に張り出して自身の前面に平滑な面を有する円盤部112と、を有する。円盤部112の背面には、複数枚の羽根113が設けられている。ここで、本明細書では、インペラおよびエキスペラの各々において、ケーシングの吸込み側を「前面」、駆動側を「背面」と呼ぶ。
この種の遠心ポンプは、シャフト3が回転すると、スリーブ6、インペラ2およびエキスペラ110が一体で回転する。ポンプ運転中において、ケーシング1の吸込み側では吸込圧力が作用し、インペラ2の外周部では、インペラ2前面の羽根4bが回転することによるポンプ圧力が作用する。また、インペラ2の背面に裏羽根4bがある場合、その周囲の液体には裏羽根4bの回転によって遠心力が加わる。そのため、ポンプ圧力に対する減圧が生じる。
一方、軸封装置105前方の画成空間105aに配置されたエキスペラ100は、エキスペラ背面では自身の羽根113の回転によって液体に遠心力が加わり、エキスペラ前面の圧力に対する減圧を生じる。エキスペラ110によるこの減圧効果によって、ポンプ運転中は、エキスペラ110の背面では液体と空気との境界面が形成され、これにより、エキスペラ110の後方の、スタフィングボックス105b内の軸封部105s側への被送流体の移動が防止または抑制される。
特開2009−115088号公報
ここで、エキスペラ110の回転に随伴して旋回流が生じるところ、この旋回流は、図8に流れのイメージを示すように、円盤部112の壁面に近いほど被送流体の流れが速く、また、円盤部112の外周に行くほど遠心力が大きくなって、被送流体の半径方向の速度成分が増加する。なお、同図では、被送流体の流れの速さのイメージを三角形状とその内部に記載の矢印の長さとで示している。
そのため、被送流体がスラリー液(固形粒子を含んで泥状になった液体)の場合、軸封装置105での軸封性能を向上するために、エキスペラ110による減圧効果を向上させるべくエキスペラ110の外径を大きくすると、それに伴う遠心力が大きくなって、スラリー液に含まれる粒子や固形物がエキスペラ背面側のスタフィングボックス105bの軸封部105sに移動する量も多くなり、スラリー液に含まれる粒子や固形物が軸封部105sに堆積し易くなるというトレードオフの問題がある。
そこで、本発明は、このような問題点に着目してなされたものであって、液体がスラリー液の場合であっても、軸封性能を維持または向上させるとともに、エキスペラの外周部から軸封部側に移動するスラリー量を低減し得る、遠心ポンプ用エキスペラおよびこれを備える遠心ポンプを提供することを課題とする。
上記課題を解決するために、本発明の一態様に係る遠心ポンプ用エキスペラは、回転軸の軸方向の前面が吸込み側とされるとともに内部に前記回転軸により回転するインペラが収容されたケーシングを有する遠心ポンプに用いられ、前記ケーシングの背面と前記回転軸の軸封部との間の画成空間に配置されるエキスペラであって、前記回転軸と同軸に設けられた円筒状のボス部と、該ボス部の外周面から径方向に張り出して自身の前面に平滑な面を有する円盤部と、該円盤部の背面に設けられた複数枚の羽根と、を備え、前記円盤部の前記前面側を向く壁面に、前記回転軸と同軸に設けられて前記前面側に突出する一または複数の環状凸部を有することを特徴とする。
また、上記課題を解決するために、本発明の一態様に係る遠心ポンプは、前面が吸込み側とされたケーシングと、該ケーシング内に設けられたインペラと、該インペラを回転させる回転軸と、該回転軸と同軸に且つ前記ケーシングの背面と前記回転軸の軸封部との間の画成空間に配置されるエキスペラと、を備える遠心ポンプにおいて、前記エキスペラとして、本発明の一態様に係る遠心ポンプ用エキスペラを備えることを特徴とする。
本発明の一態様に係る遠心ポンプによれば、エキスペラの円盤部の前面側を向く壁面に、回転軸と同軸に設けられて前面側に突出する一または複数の環状凸部を有するので、エキスペラの回転に随伴して生じる旋回流を環状凸部によって規制して、エキスペラの半径方向の速度成分に乗ってスラリーがエキスペラの外周部、さらには軸封部側へと移動する動きを防止または抑制できる。
つまり、本発明の一態様に係る遠心ポンプによれば、エキスペラの円盤部の前壁面に設けた環状凸部が、「スラリー返し」として機能する。そのため、「スラリー返し」が旋回流の流れの向きを変えることによって、エキスペラの外周部から後方の軸封部側に移動するスラリー量を低減できる。その効果として、シールを長寿命化できるとともに、軸封装置の接液面の摩耗を抑制できる。
上述のように、本発明によれば、液体がスラリー液の場合であっても、軸封性能を維持または向上させるとともに、エキスペラの外周部から軸封部側に移動するスラリー量を低減し得る、遠心ポンプ用エキスペラおよびこれを備える遠心ポンプを提供できる。
本発明の一態様に係るエキスペラを備える遠心ポンプの一実施形態を説明する模式的縦断面図であり、同図では、軸線に沿った断面を示している。 本発明の一態様に係るエキスペラの一実施形態を説明する図であり、同図(a)はその正面図、(b)は縦断面図、(c)は背面図である。 図1の要部拡大図である。 図1のZ−Z断面図である。 図1の要部拡大図である。 従来のエキスペラを備える遠心ポンプの一例を説明する模式的縦断面図であり、同図では、軸線に沿った断面を示している。 従来のエキスペラの一例を説明する図であり、同図(a)はその正面図、(b)は縦断面図、(c)は背面図である。 従来のエキスペラの周囲での被送流体の流れを説明する図であり、同図(a)は従来のエキスペラを正面から見た要部拡大図、(b)は、図6における従来のエキスペラの部分の要部拡大図である。
以下、本発明の一実施形態について、図面を適宜参照しつつ説明する。なお、図面は模式的なものである。そのため、厚みと平面寸法との関係、比率等は現実のものとは異なることに留意すべきであり、図面相互間においても互いの寸法の関係や比率が異なる部分が含まれている。
また、以下に示す実施形態は、本発明の技術的思想を具体化するための装置や方法を例示するものであって、本発明の技術的思想は、構成部品の材質、形状、構造、配置等を下記の実施形態に特定するものではない。なお、上述した遠心ポンプと同一または対応する構成には同一の符号を付して説明する。
本実施形態の遠心ポンプは、図1に示すように、ケーシング1と、ケーシング1内に設けられたインペラ2と、インペラ2を回転させる回転軸であるシャフト3と、を備える。インペラ2は、自身の前面に複数枚の羽根4aが設けられるとともに、背面に複数枚の裏羽根4bが設けられている。
ケーシング1は、シャフト3の軸方向の前面が吸い込み側とされるとともに、ケーシング1の背面側に軸封装置5が設けられている。軸封装置5は、ケーシング1の背面の画成空間5aにエキスペラ10が配置されるとともに、更に、このエキスペラ10の背面側に、シャフト3に装着されたスリーブ6の外周部分を囲繞するように形成されたスタフィングボックス5bを有する。
スタフィングボックス5bの内面には、エラストマー等を材料とする複数のシール5tを有する軸封部5sが配設されている。軸封部5sは、複数のシール5tを有し、各シール5tは、内周側に張り出すリップ先端がシャフト3の外周面に摺接している。
ここで、本実施形態のエキスペラ10は、図2に示すように、中心にシャフト3と同軸に設けられた円筒状のボス部11と、ボス部11の外周面から径方向に張り出して自身の前面に平滑な面を有する円盤部12と、を有する。円盤部12の背面には、複数枚の羽根13が設けられている。
さらに、本実施形態のエキスペラ10は、円盤部12の前壁面に、シャフト3と同軸に設けられて軸方向前側に突出する円環状の環状凸部14が設けられている。この環状凸部14は、後述するように、「スラリー返し」として機能する。
シャフト3と同軸に設けられていれば、環状凸部14の径方向での形成位置は特に限定されないが、環状凸部14の「スラリー返し」として好適な形状として、本実施形態の例では、図3に示すように、環状凸部14は、円盤部12の前壁面の外周端の位置に形成されるとともに、環状凸部14の外径の面は、エキスペラ10の円盤部12の外径の面と面一になっている(φd1=φD)。
また、環状凸部14の軸方向高さHや径方向厚さWは特に限定されないが、環状凸部14の「スラリー返し」として好適な形状として、図3において、環状凸部14の軸方向高さHが1mm以上であることが好ましい(H≧1mm)。
但し、環状凸部14の軸方向高さHは、円盤部12の端面に対して、少しでも突起があればスラリー返し機能を奏するため有効である。
また、環状凸部14の先端とケーシング1内壁の対向面との間の軸方向隙間Cは、インペラクリアランスLよりも大きいことが好ましい(C>L)。なお、インペラクリアランスLは、ケーシング1の前側の接液面とインペラ2の主羽根3の前縁部との軸方向隙間である。
次に、本実施形態の遠心ポンプの動作および作用効果について説明する。
本実施形態の遠心ポンプは、図1において、シャフト3が回転すると、インペラ2、エキスペラ10およびスリーブ6が一体で回転する。インペラ2を回転させることにより被送流体を昇圧して、ケーシング1の吸込側1inから吐出側1outに被送流体を移送可能になっている。
また、エキスペラ10は、シャフト3の回転によって回転し、インペラ2の背面側圧力を低減して、被送流体がスタフィングボックス5b内の軸封部5sを通って外部へ漏れるのを防止する。
つまり、インペラ2で被送流体を昇圧して移送するとき、軸封装置5では、軸封装置5の前面側の画成空間5aに配置されたエキスペラ10の回転により、その作用で背面圧力が低減され、被送流体が軸封部5sを通って外部へ漏れることが防止される。
ここで、エキスペラ10の回転に随伴して被送流体の旋回流が生じるところ、上述したように、この旋回流は、円盤部12の壁面に近いほどその流れが速く、また、円盤部12の外周に行くほど遠心力が大きくなって半径方向の速度成分が増加する。
そのため、液体がスラリー液(固形粒子を含んで泥状になった液体)であると、半径方向の速度成分に乗ってスラリーがエキスペラ10の外周部を超えて、後方の軸封部5sに達するおそれが生じ、スラリー液に含まれる粒子や固形物が軸封部5sに堆積し易くなる。
これに対し、本実施形態のエキスペラ10は、円盤部12の前壁面に、シャフト3と同軸に軸方向前側に突出するように円環状の環状凸部14が設けられているので、この環状凸部14が「スラリー返し」として機能する。
すなわち、図5にイメージを示すように、環状凸部14による「スラリー返し」は、旋回流の流れの向きを変えることによって、円盤部12の外周部から軸封装置5の軸封部5s側に移動するスラリー量を低減できる。また、「スラリー返し」の効果として、シール5tの長寿命化が可能となり、また、軸封装置5の接液面の摩耗を抑制できる。
特に、本実施形態によれば、エキスペラ10の円盤部12の前壁面に、「スラリー返し」としての機能を奏するように、シャフト3と同軸に軸方向前側に突出する環状凸部14を設けたので、この環状凸部14の「スラリー返し」機能により、旋回流の流れの向きを変えることによって、半径方向の速度成分に乗ってスラリーがエキスペラ10の外周部を超えるスラリー量、さらに、シール側へと移動するスラリー量を低減できる。
これにより、軸封装置5の軸封部5sのシール機能のより長寿命化が可能であり、また、軸封装置5の各部内壁面の摩耗を抑制できる。このような構成とすれば、スラリーポンプにおいて、スラリー液に含まれる粒子や固形物が、エラストマー製のシール5tに堆積するのを防ぐ上で好ましい。
なお、本発明に係る遠心ポンプは、上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しなければ種々の変形が可能である。
例えば、図3に破線で示すように、「スラリー返し」となる環状凸部を、円盤部12の径方向に離隔して同心円状に複数段設けることができる。つまり、環状凸部14の数は、少なくとも一つ設ければ「スラリー返し」として機能するが、エキスペラの径方向に離隔して、複数個所に同心円状に形成してもよい。
また、例えば、図3に破線で示す符号14Bのように、端部の環状凸部14よりも内周寄りの位置に、第二環状凸部14Bを設けることができる。この場合、エキスペラの外径φDを最大外径とし、「スラリー返し」をエキスペラの外径φDよりも小径として内側に複数設ける多段構造としてもよい(同図の例では、φD>φd1>φd2)。
また、例えば、図4に示すように、ケーシング1の背面に、エキスペラ10による旋回流の周方向に沿った流れ抑制するためのジャマ板1jをケーシング1のエキスペラ10に対向する面に径方向に沿って放射状に形成することは好ましい(同図の例では、放射状に8本のジャマ板1jが形成されている。)。
ただし、ケーシング1の背面には、図3に破線であらわす符号Lのようなラビリンス形状となるような、凹または凸の形状を周方向に沿って形成することは避けるべきである。一方、「スラリー返し」となる環状凸部14を除けば、ケーシング1の背面に対向する円盤部12の面自体は平坦面であることが好ましい。
つまり、環状凸部14による「スラリー返し」の技術的思想はラビリンス機構とは異なり、「スラリー返し」となる環状凸部14とのケーシング1の対向面は、環状凸部14の「スラリー返し」機能によって戻されるスラリーの内径方向への動きを阻害しない形状にすることが望ましい。
そのため、ケーシング1の背面には、円環状の突起や円環状溝のような径方向の流体の移動を規制する形状を設けてラビリンス機構とはしない。ラビリンス機構にスラリーが堆積することによる閉塞トラブルが危惧されるからである。
1 ケーシング
2 インペラ(羽根車)
3 シャフト(回転軸)
4a 羽根
4b 裏羽根
5 軸封装置
5a 画成空間
5b スタフィングボックス
5s 軸封部
5t シール
6 スリーブ
10 エキスペラ
11 ボス部
12 円盤部
13 羽根
14 環状凸部
14B 第二環状凸部
L インペラクリアランス
W 環状凸部の径方向厚さ
C 軸方向隙間
H 環状凸部の軸方向高さ
B 円盤部の軸方向厚さ
φd1 第一環状凸部の外径
φd2 第二環状凸部の外径
φD エキスペラの外径

Claims (4)

  1. 回転軸の軸方向の前面が吸込み側とされるとともに内部に前記回転軸により回転するインペラが収容されたケーシングを有する遠心ポンプに用いられ、前記ケーシングの背面と前記回転軸の軸封部との間の画成空間に配置されるエキスペラであって、
    前記回転軸と同軸に設けられた円筒状のボス部と、該ボス部の外周面から径方向に張り出して自身の前面に平滑な面を有する円盤部と、該円盤部の背面に設けられた複数枚の羽根と、を備え、
    前記円盤部の前記前面側を向く壁面に、前記回転軸と同軸に設けられて前記前面側に突出する一または複数の環状凸部を有することを特徴とする遠心ポンプ用エキスペラ。
  2. 前記一または複数の環状凸部のうちの少なくとも一つは、前記円盤部の外周端の位置に形成されるとともに、当該環状凸部の外径面が、前記円盤部の外径面と面一になっている請求項1に記載の遠心ポンプ用エキスペラ。
  3. 前記環状凸部は、前記円盤部の径方向に離隔して複数個所に設けられている請求項1または2に記載の遠心ポンプ用エキスペラ。
  4. 前面が吸込み側とされたケーシングと、該ケーシング内に設けられたインペラと、該インペラを回転させる回転軸と、該回転軸と同軸に且つ前記ケーシングの背面と前記回転軸の軸封部との間の画成空間に配置されるエキスペラと、を備える遠心ポンプにおいて、
    前記エキスペラとして、請求項1〜3のいずれか一項に記載の遠心ポンプ用エキスペラを備えることを特徴とする遠心ポンプ。
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