JP2021161870A - 可変容量型過給機 - Google Patents

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Abstract

【課題】過度に上昇した排気圧を適切に逃がすことで、過給機の故障を防止するとともに、過渡応答性を向上させ、かつ、コストの上昇や、過給機のパッケージ性の悪化を生じることのない可変容量型過給機を提供する。【解決手段】可変容量型過給機は、排ガスを導入するタービンスクロール通路4と、タービンホイール2を収容するタービン室5と、排ガスを外部に排出する排出口6と、を有するタービンハウジング3と、タービンホイール2の回転数を調整可能な可変ノズルユニット8と、タービンスクロール通路4の内壁に対向し、可変ノズルユニット8を支持する環状支持部材(シュラウドリング11)と、環状支持部材とタービンスクロール通路4の間の隙間Gに設けられ、排ガスの圧力が所定値を超えたときに開弁してタービンスクロール通路4と排出口6を繋ぐバイパス通路13を形成するリリーフ弁機構12と、を備えることを特徴とする。【選択図】図2

Description

本発明は、タービンホイールに供給される排ガスの流路面積を変更することでタービンホイールの回転数を調整可能な可変ノズルを備える可変容量型過給機に関する。
自動車等の内燃機関に用いられる過給機として、可変容量型の過給機が知られている。一般的な可変容量型の過給機では、タービンハウジング内のタービンスクロール通路とガス排出口の間に、可変ノズルがタービンホイールを囲むように設けられている。そして、この可変ノズルの複数のノズルベーンの角度を変えることにより、排気流路面積を変化させ、それによりタービンホイールに向かう排ガスの流速を変化させることで、過給圧を調整する。
可変ノズルの複数のノズルベーンは、タービンハウジング内に設けられたノズルリングと、ノズルリングに対向する位置に設けられたシュラウドリングの間で、回動可能に支持されている。シュラウドリングには、タービンハウジングの内壁と対向する面に環状の溝が設けられており、この環状の溝には、タービンスクロール通路からガス排出口への排ガスの漏れを防止するためのシールリングが設けられる。
特許文献1に記載の可変ノズルユニットでは、上述したシールリングに代わる構成として、シュラウドリングのタービンハウジングの内壁との対向面に密着するシール基部と、このシール基部の内周縁に、ガス排出口側に突出するように一体形成され、シュラウドリングの一部を覆う筒状のシール中間部と、このシール中間部の先端縁に径方向外側に向かってカール状に一体形成され、タービンハウジングの内壁に圧接する環状のシール先端部と、を有するシール部材を備えており、この構成により、上述した排ガスの漏れをより確実に防止するようにしている。
特開2013−194546号公報
上述のように、可変ノズルを用いた可変容量型の過給機においては、複数のノズルベーンの角度を変えることで過給圧を調整する。具体的には、ノズルベーンの角度を、各ノズルベーン間の間隔を小さくする方向(閉じ側)に動かした場合、タービンホイールに向かう排ガスの流路面積が小さくなることで排ガスの流速が上昇し、タービンホイールの回転数が上昇することで、タービンと一体に連結されたコンプレッサの回転数が上昇し、それにより過給圧が上昇する。これとは逆に、ノズルベーンの角度を、各ノズルベーン間の間隔を大きくする方向(開き側)に動かした場合、排ガスの流路面積が大きくなることで流速が低下し、タービン及びコンプレッサの回転数が低下することで過給圧が低下する。
このような可変容量型の過給機においては、ノズルベーンを最大限、開き側に設定した場合であっても、常に排ガスがタービンホイールに当たり続けるので、常にタービンが仕事をし続けることとなり、それにより、常に一定以上の過給圧が生じることになる。こうした理由から、内燃機関の運転中に過給圧が過度に上昇した場合、可変ノズルを開き側に動かすことによって低下させることが可能な過給圧の幅に限界があるので、過給圧の上昇と、それに伴う排気圧の上昇による過給機の故障を防止するためには、あらかじめタービンホイール径や過給機自体を大きくして、高い過給圧に耐えられるように設計する必要がある。このようなタービンホイールの大径化や過給機の大型化の必要性は、内燃機関の出力が大きくなるほど顕著になる。しかしながら、タービンホイールの大径化や過給機の大型化は、内燃機関の低回転時のトルク、いわゆるローエンドトルクを低下させるので、過給機の過渡応答性を悪化させ、ターボラグと言われる問題等の原因となる。
また、これとは別に、タービンホイールをバイパスするウェイストゲート通路と、ウェイストゲート通路に流す排ガスの量を調整するウェイストゲートバルブを設け、それにより過給圧及び排気圧の過度な上昇を防止するという選択肢もあるが、この場合、別個の大型部品の追加によるコストの上昇や、過給機のパッケージ性の悪化といった別の問題を生じる。
本発明は、このような課題を解決するためになされたものであり、過給圧の上昇により所定値を超えて上昇した排気圧を適切に逃がすことで、過給機の故障を適切に防止するとともに、タービンホイールの小型化を可能とすることによって、過渡応答性を向上させ、かつ、コストの大幅な上昇や過給機のパッケージ性の悪化を生じることのない可変容量型過給機を提供することを目的とする。
この目的を達成するために、本発明の請求項1に係る可変容量型過給機1は、内燃機関からの排ガスを導入するタービンスクロール通路4と、導入された排ガスの圧力を受けて回転するタービンホイール2を収容するタービン室5と、排ガスを外部に排出する排出口6と、を有するタービンハウジング3と、タービンスクロール通路4とタービン室5との間に、タービンホイール2を囲むように設けられ、タービンホイール2に供給される排ガスの流路面積を変更することによってタービンホイール2の回転数を調整可能な可変ノズルユニット8と、タービンハウジング3内に固定され、タービンスクロール通路4の内壁に対向し、可変ノズルユニット8を支持する環状支持部材(シュラウドリング11)と、環状支持部材とタービンスクロール通路4の間の隙間Gに設けられ、タービンホイール2の上流側の排ガスの圧力が所定値を超えたときに開弁することによって、タービンスクロール通路4と排出口6を繋ぐバイパス通路13を形成するリリーフ弁機構12と、を備えることを特徴とする。
この構成によれば、過給圧が上昇し、タービンホイールの上流側の排ガスの圧力が所定値を超えたときに、リリーフ弁機構が開弁する。これにより、タービンスクロール通路と排出口をつなぐバイパス経路が形成され、そこに排ガスが流れ込むことによって、タービンの上流側の排ガスの圧力が低下するので、排気圧の過度な上昇による過給機の故障を適切に防止することができる。
また、このように、バイパス通路を介して排気圧を減少させることができるので、大きな排気圧に耐えられるようにするためのタービンホイールの大径化や過給機自体の大型化の必要がなくなることにより、タービンホイールや過給機の小型化が可能になり、これにより過渡応答性を向上させることができる。したがって、内燃機関が高出力化した場合に、可変容量型の過給機を適用できる範囲が拡大される。
また、リリーフ弁機構及びバイパス通路は、ウェイストゲートバルブとウェイストゲート通路のような大型の構成部材の追加を必要とせず、環状支持部材とタービンスクロール通路の間の隙間を利用し配置されるので、コストの大幅な上昇や過給機のパッケージ性の悪化を生じさせることもない。
本発明の請求項2に係る発明は、請求項1に記載の可変容量型過給機1において、リリーフ弁機構12は、環状支持部材及びタービンスクロール通路4の内壁の互いに対向する対向面の一方に設けられた環状溝12aの内部に収容され、環状支持部材とタービンスクロール通路4の間の隙間Gを閉塞し、隙間Gを介した排ガスの漏れを防止するように構成された環状シール部材(シールリング12b)と、環状溝12a内で環状シール部材よりも下流側に収容され、環状シール部材を上流側に押圧することによって隙間Gを閉塞するとともに、タービンホイール2の上流側の排ガスの圧力が所定値を超えたときに、下流側に退避し、隙間Gを開放することによって、バイパス通路13を形成する付勢部材12cと、を有することを特徴とする。
この構成によれば、リリーフ弁機構が環状シール部材と付勢部材を有し、付勢部材は、環状シール部材を上流側に押圧することによって、環状支持部材とタービンスクロール通路の間の隙間を閉塞するとともに、タービンホイールの上流側の排ガスの圧力が所定値を超えたときに下流側に退避し、隙間を開放することによってバイパス通路を形成する。これにより、大きな構成部材の追加を必要とせず、より簡易な構成で、タービンスクロール通路と排出口をつなぐバイパス経路を形成することができる。
可変容量型過給機のタービン側の構成を模式的に示す図である。 リリーフ弁機構のシールリングと付勢部材を示す図であり、(A)は排気圧が所定値以下の状態、(B)は排気圧が所定値を超えた状態を示す。
以下、図面を参照しながら、本発明の好ましい実施形態を詳細に説明する。本実施形態の可変容量型過給機は、車両に搭載された内燃機関(以下、「エンジン」という。図示省略)からの排ガスのエネルギーを利用して吸気を加圧し、過給する。
図1に示すように、本実施形態に係る可変容量型過給機1は、タービンホイール2と、タービンホイール2を収容するタービンハウジング3を有する。タービンハウジング3は、エンジンの排気通路(不図示)に設けられており、エンジンからの排ガスを導入するタービンスクロール通路4と、導入された排ガスの圧力を受けて回転するタービンホイール2を収容するタービン室5と、排ガスを可変容量型過給機1の外部に排出する排出口6を有している。タービンホイール2は、タービンスクロール通路4を通ってタービン室5内に流入する排ガスの圧力を受けて回転する。タービンホイール2の回転は、シャフト7を介して、エンジンの吸気通路に設けられたコンプレッサ(不図示)へと伝えられ、コンプレッサにより吸気が圧縮されることで過給を行う。
タービンスクロール通路4とタービン室5の間には、円環状の可変ノズルユニット8が、タービンホイール2を囲むように設けられている。可変ノズルユニット8は、タービンホイール2に向かう排ガスの流路面積を変更することで、排ガスの流速を可変とし、それによりタービンホイール2の回転数を調整することで、過給圧を調整する。
可変ノズルユニット8は、全体として軸線Lを中心とする同軸上に設けられており、タービンハウジング3内に固定された円環状のノズルプレート9と、このノズルプレート9上に、円形状に等間隔に配置された回動自在の複数のノズルベーン10とを有する。また、ノズルベーン10を挟んでノズルプレート9と軸線方向に対向する位置には、円環状のシュラウドリング11が設けられており、シュラウドリング11は、連結ピン(不図示)によってノズルプレート9と一体的に連結され、固定されており、軸線方向に延びるピン(不図示)を介して複数のノズルベーン10を回動自在に支持している。
複数のノズルベーン10は、ロッドを介してベーンアクチュエータと接続されており(いずれも不図示)、ベーンアクチュエータによってロッドが駆動されると、それに連動して各ノズルベーン10が回動し、その角度が変更されることで、各ノズルベーン10間の間隔が変化する。タービンスクロール通路4に導入された排ガスは、ノズルベーン間の隙間を通ってタービンホイール2に吹き込むので、複数のノズルベーン10が、各ノズルベーン10間の間隔を小さくするように動かされると、タービンホイール2に向かう排ガスの流路面積が小さくなることで、そこを通過する排ガスの流速が上昇する。これにより、タービンホイール2の回転数が上昇し、それに伴いコンプレッサの回転数が上昇することで、過給圧が上昇する。一方、複数のノズルベーン10が、各ノズルベーン10間の間隔を大きくするように動かされると、排ガスの流路面積が大きくなることで排ガスの流速が低下し、それにより、タービンホイール2及びコンプレッサの回転数が低下することで、過給圧が低下する。
なお、本明細書においては、各ノズルベーン10間の間隔を小さくするように動かすことを、可変ノズル開度を小さくする、又は閉じ側に制御すると言い、各ノズルベーン10間の間隔を拡げるように動かすことを、可変ノズル開度を大きくする、又は開き側に制御すると言う。
シュラウドリング11は、タービンスクロール通路4の内壁との間に隙間Gを有して対向する対向面11aを有する。隙間Gの上流側はタービンスクロール通路4と連通しており、隙間Gの下流側は排出口6と連通している。隙間Gには、リリーフ弁機構12が設けられている。リリーフ弁機構12は、常時は隙間Gを閉塞するとともに、タービンホイール2の上流側の排気圧が所定値を超えたときに開弁することによって、タービンスクロール通路4と排出口6を繋ぐバイパス通路13を形成する。
本実施形態におけるリリーフ弁機構12について、図2を参照して説明する。図2に示すように、シュラウドリング11の対向面11aには、環状溝12aが形成されている。環状溝12a内には、円環状のシール部材であるシールリング12bと、シールリング12bを付勢する付勢部材12cが収容されている。本実施形態において、付勢部材12cは、環状溝12a内に周方向に等間隔に配置された複数のコイルばねで構成されている。なお、付勢部材12cとしては、コイルばねに代えて、板ばねや皿ばね等のばね要素を用いることが可能である。
付勢部材12cは、環状溝12a内でシールリング12bよりも下流側に配置され、シールリング12bを上流側に向かって押圧している。図2(A)に示すように、シールリング12bは、外周部(半径方向外側の端部)がタービンスクロール通路4の内壁に当接するとともに、付勢部材12cによって、環状溝12aの上流側の周側面に押し付けられることにより、隙間Gを閉塞している。
一方、図2(B)に示すように、タービンスクロール通路4内の排気圧が所定値を超えたときには、付勢部材12cが排気圧で圧縮され下流側に退避することで、シールリング12bによって閉塞されていた隙間Gが開放され、その結果、タービンスクロール通路4と排出口6を繋ぐバイパス通路13が形成される。
このように、タービンスクロール通路4内の排気圧が所定値を超えたときに、バイパス通路13が形成され、そこに排ガスが流入することによって排気圧が低下するので、排気圧の過度な上昇による可変容量型過給機1の故障を適切に防止することができる。
また、本実施形態によれば、タービンホイール2の上流側の排気圧が低下するので、リリーフ弁機構12を備えていない可変容量型過給機の場合と比較して、可変ノズル10のより閉じ側の開度を使用することにより、同じ運転条件下での可変ノズル10の開度の全開側への余裕度が増加することになる。すなわち、同じ運転条件下で、可変ノズル10の開度を開き側に制御して過給圧を低下させる必要が生じた場合に、本実施形態のリリーフ弁機構12を備える可変容量型過給機では、可変ノズル10の開度をより大きく開き側に変化させることができるので、それにより低下させることができる過給圧の幅も、リリーフ弁機構12を備えていない場合と比較して大きくなる。
これにより、大きな排気圧に耐えられるようにするためのタービンホイールの大径化や過給機自体の大型化の必要がなくなるので、タービンホイール2や可変容量型過給機1の小型化が可能になり、可変容量型過給機1の過渡応答性を向上させることができる。したがって、高出力のエンジンを用いる場合に、可変容量型過給機1を適用できる範囲が拡大される。
また、本実施形態のリリーフ弁機構12、すなわち環状溝12a、シールリング12b、及び付勢部材12cは、通常のウェイストゲートバルブとウェイストゲート通路を設ける場合のような大きな構成部品の追加やレイアウトの変更を必要とせず、既存の部材であるシュラウドリング11とタービンスクロール通路4の間の隙間Gを利用してバイパス通路13を形成するので、コストの上昇や、過給機のパッケージ性の悪化を生じさせることもない。
なお、本発明は、説明した実施形態に限定されることなく、種々の態様で実施することができる。例えば、実施形態では、シュラウドリング11のタービンスクロール通路4の内壁と対向する面に環状溝12aを形成し、その中にシールリング12bと付勢部材12cを収容する構成としたが、タービンスクロール通路4の側に環状溝12aを形成し、その中にシールリング12bと付勢部材12cを収容する構成としてもよい。その他、本発明の趣旨の範囲内で、細部の構成を適宜、変更することが可能である。
1 可変容量型過給機
2 タービンホイール
3 タービンハウジング
4 タービンスクロール通路
5 タービン室
6 排出口
8 可変ノズルユニット
11 シュラウドリング(環状支持部材)
12 リリーフ弁機構
12a 環状溝
12b シールリング(環状シール部材)
12c 付勢部材
13 バイパス通路
G 隙間

Claims (2)

  1. 内燃機関からの排ガスを導入するタービンスクロール通路と、前記導入された排ガスの圧力を受けて回転するタービンホイールを収容するタービン室と、排ガスを外部に排出する排出口と、を有するタービンハウジングと、
    前記タービンスクロール通路と前記タービン室との間に、前記タービンホイールを囲むように設けられ、前記タービンホイールに供給される排ガスの流路面積を変更することによって前記タービンホイールの回転数を調整可能な可変ノズルユニットと、
    前記タービンハウジング内に固定され、前記タービンスクロール通路の内壁に対向し、前記可変ノズルユニットを支持する環状支持部材と、
    前記環状支持部材と前記タービンスクロール通路の間の隙間に設けられ、前記タービンホイールの上流側の排ガスの圧力が所定値を超えたときに開弁することによって、前記タービンスクロール通路と前記排出口を繋ぐバイパス通路を形成するリリーフ弁機構と、を備えることを特徴とする、可変容量型過給機。
  2. 前記リリーフ弁機構は、
    前記環状支持部材及び前記タービンスクロール通路の内壁の互いに対向する対向面の一方に設けられた環状溝の内部に収容され、前記環状支持部材と前記タービンスクロール通路の間の前記隙間を閉塞し、前記隙間を介した排ガスの漏れを防止するように構成された環状シール部材と、
    前記環状溝内で前記環状シール部材よりも下流側に収容され、前記環状シール部材を上流側に押圧することによって前記隙間を閉塞するとともに、前記タービンホイールの上流側の排ガスの圧力が前記所定値を超えたときに、下流側に退避し、前記隙間を開放することによって、前記バイパス通路を形成する付勢部材と、を有することを特徴とする、請求項1に記載の可変容量型過給機。
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