JP2021161857A - ブラケット構造、該ブラケット構造を備えた扉体落下防止装置、及び、扉体落下防止装置の取付方法 - Google Patents
ブラケット構造、該ブラケット構造を備えた扉体落下防止装置、及び、扉体落下防止装置の取付方法 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2021161857A JP2021161857A JP2021009510A JP2021009510A JP2021161857A JP 2021161857 A JP2021161857 A JP 2021161857A JP 2021009510 A JP2021009510 A JP 2021009510A JP 2021009510 A JP2021009510 A JP 2021009510A JP 2021161857 A JP2021161857 A JP 2021161857A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- shaft
- bracket
- surface portion
- mounting base
- rotation
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
- 230000002265 prevention Effects 0.000 title claims abstract description 45
- 238000000034 method Methods 0.000 title claims description 13
- 125000006850 spacer group Chemical group 0.000 claims description 56
- 238000003780 insertion Methods 0.000 claims description 41
- 230000037431 insertion Effects 0.000 claims description 41
- 230000000630 rising effect Effects 0.000 claims description 21
- 238000001514 detection method Methods 0.000 description 57
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 37
- 238000004804 winding Methods 0.000 description 33
- 230000007246 mechanism Effects 0.000 description 32
- 230000008569 process Effects 0.000 description 8
- 230000001174 ascending effect Effects 0.000 description 4
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 3
- 238000003466 welding Methods 0.000 description 3
- 230000009471 action Effects 0.000 description 2
- 230000000052 comparative effect Effects 0.000 description 2
- 238000003825 pressing Methods 0.000 description 2
- QNRATNLHPGXHMA-XZHTYLCXSA-N (r)-(6-ethoxyquinolin-4-yl)-[(2s,4s,5r)-5-ethyl-1-azabicyclo[2.2.2]octan-2-yl]methanol;hydrochloride Chemical compound Cl.C([C@H]([C@H](C1)CC)C2)CN1[C@@H]2[C@H](O)C1=CC=NC2=CC=C(OCC)C=C21 QNRATNLHPGXHMA-XZHTYLCXSA-N 0.000 description 1
- 230000000712 assembly Effects 0.000 description 1
- 238000000429 assembly Methods 0.000 description 1
- 238000005452 bending Methods 0.000 description 1
- 210000000078 claw Anatomy 0.000 description 1
- 238000005520 cutting process Methods 0.000 description 1
- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 1
- 230000000994 depressogenic effect Effects 0.000 description 1
- 238000007689 inspection Methods 0.000 description 1
- 230000007257 malfunction Effects 0.000 description 1
- 230000000149 penetrating effect Effects 0.000 description 1
- 230000001105 regulatory effect Effects 0.000 description 1
- 230000004044 response Effects 0.000 description 1
- 238000003860 storage Methods 0.000 description 1
Images
Landscapes
- Operating, Guiding And Securing Of Roll- Type Closing Members (AREA)
Abstract
Description
躯体に固定された複数のブラケットに回転自在に支持されるシャフトと、
前記シャフトの第1の方向の回転によって下降し、第2の方向の回転によって上昇する扉体と、
一端側が前記複数のブラケットのうちの1つのブラケットに取り付けられており、他端側が前記シャフトに取り付けられており、前記シャフトの第1の方向の回転によって巻き締められて蓄勢し、第2の方向の回転時に解放されるスプリングと、
前記スプリングの切断時に、前記シャフトの第1の方向の回転を規制するロック装置と、
を備えた扉体落下防止装置の前記1つのブラケットは、
後面部と、前記後面部の幅方向端部から前方に立ち上がる左右の側面部と、を備え、前記後面部を介して躯体に固定される取付台と、
正面から、前記取付台の左右の側面部間の空間に挿入して、後方側部位が前記空間に位置し、前方に持ち出し状に前記取付台に取り付けられるブラケット本体と、
からなり、
前記ブラケット本体は、前記シャフトを回転自在に支持すると共に、前記ロック装置を備えており、
前記取付台の少なくとも一方の側面部の下端には前記空間の下方に位置して水平片が形成されており、前記ブラケット本体の後方側部位を前記取付台の前記空間に挿入した時に、前記ブラケット本体を支持可能となっている、
ブラケット構造、である。
前記ブラケット本体は、後面部と、前記後面部の幅方向端部から前方に立ち上がる左右の側面部と、を備え、
前記取付台の後面部と前記ブラケット本体の後面部は、離間対向しており、
前記ブラケット本体の後面部には、アンカーボルトを挿通可能な挿通孔が形成されている。
前記ブラケット本体の左右の側面部は、立ち上がり寸法が大きい第1側面部、立ち上がり寸法が小さい第2側面部であり、
前記第1側面部には、前記シャフトが回転自在に支持されており、
前記第1側面部の外側には、前記スプリングの一端側が取り付けられた筒状体が位置し、前記筒状体は、前記第1側面部の内側に位置する作動体と固定され、前記筒状体及び前記作動体は、前記第1側面部に対して回動可能に取り付けられており、
前記シャフトは、前記筒状体及び前記作動体を挿通しており、
前記ロック装置は、外周に複数の被係止部を備え、シャフトと一体で回転するホイールと、前記被係止部に係止可能な回動ロック部材と、を備え、
前記シャフトには、前記第1側面部の内側に位置して、前記ホイールが設けてあり、
前記第1側面部と前記第2側面部間には、前記回動ロック部材の回動支軸が設けてあり、
前記回動ロック部材は、非係止位置と係止位置との間で回動可能であり、先端側が前方に回動して前記被係止部に係止する方向に付勢されており、
前記作動体は、非係止位置にある回動ロック部材に当接した状態で、前記スプリングの付勢力で前記回動ロック部材を非係止位置に保持しており、
前記スプリングの切断時には、前記回動ロック部材を非係止位置に保持する力が喪失し、前記回動ロック部材が前記被係止部に係止して、前記シャフトの第1の方向の回転を規制する。
前記筒状体と前記作動体は、前記スペーサ内を通るボルトによって固定されている。
1つの態様では、前記作動体の面部には、前記ボルトの軸部を挿通させる取付孔が形成されている。
1つの態様では、前記取付孔は長孔である。
1つの態様では、前記ボルトの軸径は、前記リング状のスペーサの内径よりも小さく、
前記ボルトの軸部と前記リング状のスペーサとの間には、筒状部とフランジ部とからなる段付スペーサの前記筒状部が設けてあり、
前記筒状部の内径は、前記ボルトの軸径よりも僅かに大きく、前記筒状部の外径は、前記リング状のスペーサの内径よりも僅かに小さく、かつ、前記取付孔の幅寸法(短手方向の幅)よりも僅かに小さく、
前記フランジ部の外径は、前記取付孔の幅寸法よりも大きく、前記フランジ部は、前記作動体の前記面部と前記ボルトの頭部との間に挟まれた状態である。
躯体に固定された複数のブラケットに回転自在に支持されるシャフトと、
前記シャフトの第1の方向の回転によって下降し、第2の方向の回転によって上昇する扉体と、
一端側が前記複数のブラケットのうちの1つのブラケットに取り付けられており、他端側が前記シャフトに取り付けられており、前記シャフトの第1の方向の回転によって巻き締められて蓄勢し、第2の方向の回転時に解放されるスプリングと、
前記スプリングの切断時に、前記シャフトの第1の方向の回転を規制するロック装置と、
を備えた扉体落下防止装置の取付方法であって、
前記1つのブラケットは、
後面部と、前記後面部の幅方向端部から前方に立ち上がる左右の側面部と、を備え、前記後面部を介して躯体に固定される取付台と、
正面から、前記取付台の左右の側面部間の空間に挿入して、後方側部位が前記空間に位置し、前方に持ち出し状に前記取付台に取り付けられるブラケット本体と、
からなり、
前記取付台の少なくとも一方の側面部の下端には前記空間の下方に位置して水平片が形成されており、
前記ブラケット本体は、前記シャフトを回転自在に支持すると共に、前記ロック装置を備えており、
前記取付台を、前記後面部を介して躯体に固定し、
前記ブラケット本体の後方側部位を、正面から、前記取付台の左右の側面部間の空間に挿入して、前記水平片によって前記ブラケット本体を仮支持し、
前記取付台の左右の側面部と、前記ブラケット本体の後方側部位を固定する、
ことを含む。
躯体の所定部位に複数のブラケットを固定すること、
前記巻取組立体を、正面から前記複数のブラケットに支持させること、
前記巻取組立体を前記複数のブラケットに固定すること、
を備え、
前記複数のブラケットの少なくとも1つは、前記ブラケット本体が取り付けられる前記取付台であり、
前記巻取組立体を、正面から前記複数のブラケットに支持させることは、
(i)前記シャフトを、正面から前記取付台以外のブラケットに支持させること、
(ii)前記ブラケット本体の後方側部位を、正面から、前記取付台の左右の側面部間の空間に挿入して、前記水平片によって前記ブラケット本体を仮支持すること、
を含む。
図1は、全閉姿勢にあるオーバーヘッドドアを室内側から見た正面図であり、図2はオーバーヘッドドアの側面図である。オーバーヘッドドアの扉体は、横長方形状の複数枚のパネルPを上下方向に互いに回動可能に連結することで構成されている。
ワイヤ巻取機構1は、開口幅方向両端の上方に位置する左右の巻取ドラム1A、1Bと、左右の巻取ドラム1A、1Bを一体で同期して回転可能とする回転機構を備えている。図3に示すように、本実施形態に係る回転機構は、開口幅方向に直列に接続された2本の第1シャフト2A、第2シャフト2Bを備え、第1シャフト2A、第2シャフト2Bの一方の端部同士がジョイント20を介して一体で回転可能に連結されており、第1シャフト2A、第2シャフト2Bの他方の端部が、それぞれ左右の巻取ドラム1A、1Bに一体で回転可能に連結されている。本実施形態では回転機構は2本のシャフトを備えているが、シャフトの本数は、開口幅寸法や扉体の重量等に応じて、1本でもよく、あるいは3本以上のシャフトを一体で回転するように連結したものであってもよい。
[C−1]背景
本実施形態では、2本の第1シャフト2A、第2シャフト2Bのそれぞれに対応して第1コイルスプリング6A、第2コイルスプリング6Bが設けられるが、第1コイルスプリング6A、第2コイルスプリング6Bのバネ力は、両者を合わせて扉体の自重をバランスするように設定されているため、扉体の昇降動作時に、第1コイルスプリング6A、第2コイルスプリング6Bの少なくとも一方が切断すると、扉体の自重とバネ力とのバランスが崩れて(合計のバネ力に対する自重の力が相対的に大きくなって)、扉体がワイヤWを引き出しながら落下(急降下)することになる。本実施形態に係るオーバーヘッドドアは、いわゆるバランススプリングが切断した場合に扉体の急降下を防止する扉体落下防止装置、及び、バランススプリングが切断したことを検知するスプリング切れ検知装置を備えている(図4、図5、図18、図19等参照)。
第1シャフト2Aの一端側を回転自在に支持するブラケット3A、第2シャフト2Bの一端側を回転自在に支持するブラケット3Bは、共に、躯体13に固定される取付台30と、取付台30に対して固定されるブラケット本体31とからなる。図4〜図8には、ブラケット3Aが示されている。ブラケット3A、3Bは、ブラケット本体31が勝手違いに取り付けられている点を除いて、実質的な構成は同じである。ブラケット3Aのブラケット本体31を上下左右反転させることで、ブラケット3Bのブラケット本体31となる。したがって、取付台30及びブラケット本体31に関する以下の説明は、両ブラケットに共通するものである。また、第1シャフト2Aを参照した説明については、第1シャフト2Aを第2シャフト2Bに置き換えることで、その記載をブラケット3Bの記載として援用することができる。
作動体7は、バランススプリング(第1コイルスプリング6A、第2コイルスプリング6B)が切断した時に作動する可動プレートであって、作動体7の作動に連動して、瞬時に、扉体の落下防止装置、及び、スプリング切れ検知装置が作動するようになっている。
[C−4−1]概要
シャフトの第1の方向の回転によって扉体が下降し、第2の方向の回転によって扉体が上昇する扉装置において、扉体の落下(急降下)を防止する扉体落下防止装置は、スプリング切断時に、シャフトの第1の方向の回転を規制するロック装置を備えている。ブラケット3Aに設けられるロック装置は、第1コイルスプリング6Aの切断時に、作動体7の回動による回動規制状態が解除されてロック方向(係止方向)に回動する回動ロック部材8と、第1シャフト2Aと一体で回転し、外周に複数の被係止部を備えたホイール9とを備え、第1コイルスプリング6Aが切断した緊急時には、扉体の自重によって第1シャフト2A(及び第2シャフト2B)が第1の方向に回転しようとするが、スプリング切断に応じて瞬時に回動ロック部材8がホイール9の被係止部に係止して、第1シャフト2A(及び第2シャフト2B)の第1の方向の回転を規制する。
図12に示すように、本実施形態に係る回動ロック部材8は、面部80と、面部80の幅方向端部から立ち上がる側面部81、82と、面部80に形成した開口83と、を備えている。面部80の先端800が係止部となっており、側面部81、82の基端側は、面部80の後端801を越えて延びる回動基端部となっている。側面部81、82には対向状に挿通孔84が形成されている。
ホイール9は、ロック装置の回動ロック部材8が係止する被係止部を提供する(図19、図22〜図24参照)。ホイール9は第1シャフト2Aと一体で回転するようになっており、スプリング切断時に、第1姿勢にある回動ロック部材8が第2姿勢に回動してホイール9の被係止部に係止することで、第1シャフト2Aの第1の方向の回転を規制する。本実施形態に係るホイール9は、第1シャフト2Aを受け入れるボス90と、外周に凸部910、凹部911が周方向に交互に形成されており、ボス90を受け入れる開口912が形成された板状要素91と、からなり、シャフト2Aと一体で回転するようになっている。図13〜15は、第1実施形態に係るホイール9を示し、図16、図17は、第2実施形態に係るホイール9を示す。
図22〜図24を参照しつつ、非ロック状態(非係止位置)にある回動ロック部材8がホイール9の被係止部に係止するロック状態(係止位置)となるまでの回動ロック部材8の挙動について説明する。図22の左側の(A−1)〜(A−4)は、比較例に係るホイール9´に対する回動ロック部材8の挙動を示す。図22の右側の(B−1)〜(B−3)は、第1実施形態に係るホイール9に対する回動ロック部材8の挙動を示す。左側の態様と右側の態様は、ホイール9、ホイール9´の構成のみにおいて異なり、回動ロック部材8は共通である。なお、回動ロック部材8の面部80には開口83は設けられていない点に留意されたい。
スプリング切れ検知装置は、バランススプリングの切断を検知する装置である。例えば、オーバーヘッドドアが電動で昇降させる場合には、スプリング切れ検知装置の検知信号が開閉機の制御部に送信され、開閉機のモータの駆動を停止するようになっている。スプリング切れ検知装置は、スプリングの切断を検知する検知スイッチ11を備え、検知スイッチ11は、ブラケット本体31の側面部311の内面に取り付けられている。本実施形態に係る検知スイッチ11は、ブラケット本体31の側面部311の内面に位置調整可能に取り付けられる。
なお、第1姿勢から第2姿勢に回転した作動体7が反動で第1姿勢に戻る方向に回転したとしても、ホイール9の被係止部に係止した回動ロック部材8に作動体7の折り曲げ片73が当接するようになっており、検知スイッチがON状態となる位置までレバー111が戻ることはない。
図3に示すように、本実施形態に係るワイヤ巻取機構1は、躯体13の所定部位に幅方向に亘って設けたブラケット3A、3B、4A、4B、5A、5Bによって支持されている。ブラケット4A、4B、5A、5Bの立ち上がり面部には、前端から後方に向かってシャフト2A、2Bの挿入溝(図示せず)が形成されており、正面から巻取機構1のシャフト2A、2Bを受け入れて支持可能となっている。既述のように、ブラケット3A、3Bは、取付台30とブラケット本体31の2部材から構成される。取付台30は、後面部300と、後面部300の幅方向端部から前方に立ち上がる左右の側面部301、302と、を備え、後面部300を介して躯体13に固定される。ブラケット本体31は、後面部310と、後面部310の幅方向端部から前方に立ち上がる左右の側面部311、312と、を備え、正面から、取付台30の左右の側面部301、302間の空間に挿入して、後方側部位が空間に位置し、前方に持ち出し状に取付台30に取り付けられる。
[D−1]巻取機構のコイルスプリングに対する作動体の取付
オーバーヘッドドアのワイヤWの巻取機構1において、オーバーヘッドドアのタイプによって、第1コイルスプリング6A、第2コイルスプリング6Bのサイズが異なる場合がある。図34は、図4と類似の図であって、第1コイルスプリング6Aと第1コイルスプリング6Aよりも大径の第1コイルスプリング6A´が例示されている。第1コイルスプリング6Aの第1筒状体(アンカープラグ)60の端面600と第1コイルスプリング6A´の第1筒状体(アンカープラグ)60´の端面600´の面積は異なるが、雌螺子75の内径は同径であり、同径の軸部740を備えた共通の螺子(ボルト)74を用いて、作動体7が第1コイルスプリング6A、第2コイルスプリング6Bに取り付けられる。
既述の通り、ブラケット3Aの構成要素である取付台30とブラケット本体31は、取付台30の左右の側面部301、302間に、ブラケット本体31の後面側部位を挿入した状態で、取付台30の側面部301、302を、それぞれ、ブラケット本体31の側面部311、312に当接させ、また、取付孔3110と取付孔3010、取付孔3120と取付孔3020をそれぞれ一致させて、ボルト32をナット33に固定することによって固定されている。取付台30に対するブラケット本体31の前後方向の位置は、横長孔である取付孔3010、3020の長さ内で前後方向に調整可能となっている。取付台30に対するブラケット本体31の前後方向の位置を調整可能とすることで、躯体からの持ち出し位置を選択して決定するようになっている。
2A 第1シャフト
2B 第2シャフト
3A ブラケット
3B ブラケット
30 取付台
300 後面部
301 側面部
302 側面部
31 ブラケット本体
310 後面部
311 側面部
312 側面部
6A 第1コイルスプリング
6B 第2コイルスプリング
60 第1筒状体
62 スペーサ
7 作動体
8 回動ロック部材
80 面部
800 先端(係止部)
83 開口
9 ホイール
90 ボス
900 外周面
900´ 平面部
91 板状要素
91A 第1面
91B 第2面
910 凸部
915 側面(被係止部)
911 凹部
912 開口
913 開口の内周面
913´ 平面部
92 隅肉溶接
10 捩じりバネ
11 検知スイッチ
12 取付プレート
13 躯体
Claims (8)
- 躯体に固定された複数のブラケットに回転自在に支持されるシャフトと、
前記シャフトの第1の方向の回転によって下降し、第2の方向の回転によって上昇する扉体と、
一端側が前記複数のブラケットのうちの1つのブラケットに取り付けられており、他端側が前記シャフトに取り付けられており、前記シャフトの第1の方向の回転によって巻き締められて蓄勢し、第2の方向の回転時に解放されるスプリングと、
前記スプリングの切断時に、前記シャフトの第1の方向の回転を規制するロック装置と、
を備えた扉体落下防止装置の前記1つのブラケットは、
後面部と、前記後面部の幅方向端部から前方に立ち上がる左右の側面部と、を備え、前記後面部を介して躯体に固定される取付台と、
正面から、前記取付台の左右の側面部間の空間に挿入して、後方側部位が前記空間に位置し、前方に持ち出し状に前記取付台に取り付けられるブラケット本体と、
からなり、
前記ブラケット本体は、前記シャフトを回転自在に支持すると共に、前記ロック装置を備えており、
前記取付台の少なくとも一方の側面部の下端には前記空間の下方に位置して水平片が形成されており、前記ブラケット本体の後方側部位を前記取付台の前記空間に挿入した時に、前記ブラケット本体を支持可能となっている、
ブラケット構造。 - 前記取付台の少なくとも一方の側面部の上端には前記空間の上方に位置して水平片が形成されており、前記ブラケット本体の後方側部位を前記取付台の前記空間に挿入した時に、前記ブラケット本体の前方側部位の下方への倒れを規制可能となっている、
請求項1に記載のブラケット構造。 - 前記取付台は、アンカーボルトによって躯体に固定されるようになっており、
前記ブラケット本体は、後面部と、前記後面部の幅方向端部から前方に立ち上がる左右の側面部と、を備え、
前記取付台の後面部と前記ブラケット本体の後面部は、離間対向しており、
前記ブラケット本体の後面部には、アンカーボルトを挿通可能な挿通孔が形成されている、
請求項1、2いずれか1項に記載のブラケット構造。 - 前記ブラケット本体の左右の側面部は、立ち上がり寸法が大きい第1側面部、立ち上がり寸法が小さい第2側面部であり、
前記第1側面部には、前記シャフトが回転自在に支持されており、
前記第1側面部の外側には、前記スプリングの一端側が取り付けられた筒状体が位置し、前記筒状体は、前記第1側面部の内側に位置する作動体と固定され、前記筒状体及び前記作動体は、前記第1側面部に対して回動可能に取り付けられており、
前記シャフトは、前記筒状体及び前記作動体を挿通しており、
前記ロック装置は、外周に複数の被係止部を備え、シャフトと一体で回転するホイールと、前記被係止部に係止可能な回動ロック部材と、を備え、
前記シャフトには、前記第1側面部の内側に位置して、前記ホイールが設けてあり、
前記第1側面部と前記第2側面部間には、前記回動ロック部材の回動支軸が設けてあり、
前記回動ロック部材は、非係止位置と係止位置との間で回動可能であり、先端側が前方に回動して前記被係止部に係止する方向に付勢されており、
前記作動体は、非係止位置にある回動ロック部材に当接した状態で、前記スプリングの付勢力で前記回動ロック部材を非係止位置に保持しており、
前記スプリングの切断時には、前記回動ロック部材を非係止位置に保持する力が喪失し、前記回動ロック部材が前記被係止部に係止して、前記シャフトの第1の方向の回転を規制する、
請求項1〜3いずれか1項に記載のブラケット構造を備えた扉体落下防止装置。 - 前記第1側面部には、シャフトの挿通部を挟むように2つ以上の開口が形成されており、前記開口にはリング状のスペーサが遊びを有した状態で設けてあり、
前記筒状体と前記作動体は、前記スペーサ内を通るボルトによって固定されている、
請求項4に記載の扉体落下防止装置。 - 前記作動体の面部には、前記ボルトの軸部を挿通させる取付孔が形成されており、
前記ボルトの軸径は、前記リング状のスペーサの内径よりも小さく、
前記ボルトの軸部と前記リング状のスペーサとの間には、筒状部とフランジ部とからなる段付スペーサの前記筒状部が設けてあり、
前記筒状部の内径は、前記ボルトの軸径よりも僅かに大きく、前記筒状部の外径は、前記リング状のスペーサの内径よりも僅かに小さく、かつ、前記取付孔の幅寸法よりも僅かに小さく、
前記フランジ部の外径は、前記取付孔の幅寸法よりも大きく、前記フランジ部は、前記作動体の前記面部と前記ボルトの頭部との間に挟まれた状態である、
請求項5に記載の扉体落下防止装置。 - 躯体に固定された複数のブラケットに回転自在に支持されるシャフトと、
前記シャフトの第1の方向の回転によって下降し、第2の方向の回転によって上昇する扉体と、
一端側が前記複数のブラケットのうちの1つのブラケットに取り付けられており、他端側が前記シャフトに取り付けられており、前記シャフトの第1の方向の回転によって巻き締められて蓄勢し、第2の方向の回転時に解放されるスプリングと、
前記スプリングの切断時に、前記シャフトの第1の方向の回転を規制するロック装置と、
を備えた扉体落下防止装置の取付方法であって、
前記1つのブラケットは、
後面部と、前記後面部の幅方向端部から前方に立ち上がる左右の側面部と、を備え、前記後面部を介して躯体に固定される取付台と、
正面から、前記取付台の左右の側面部間の空間に挿入して、後方側部位が前記空間に位置し、前方に持ち出し状に前記取付台に取り付けられるブラケット本体と、
からなり、
前記取付台の少なくとも一方の側面部の下端には前記空間の下方に位置して水平片が形成されており、
前記ブラケット本体は、前記シャフトを回転自在に支持すると共に、前記ロック装置を備えており、
前記取付台を、前記後面部を介して躯体に固定し、
前記ブラケット本体の後方側部位を、正面から、前記取付台の左右の側面部間の空間に挿入して、前記水平片によって前記ブラケット本体を仮支持し、
前記取付台の左右の側面部と、前記ブラケット本体の後方側部位を固定する、
扉体落下防止装置の取付方法。 - 前記シャフトと、前記スプリングと、前記ロック装置と、前記ブラケット本体を備えた巻取組立体を用意すること、
躯体の所定部位に複数のブラケットを固定すること、
前記巻取組立体を、正面から前記複数のブラケットに支持させること、
前記巻取組立体を前記複数のブラケットに固定すること、
を備え、
前記複数のブラケットの少なくとも1つは、前記ブラケット本体が取り付けられる前記取付台であり、
前記巻取組立体を、正面から前記複数のブラケットに支持させることは、
(i)前記シャフトを、正面から前記取付台以外のブラケットに支持させること、
(ii)前記ブラケット本体の後方側部位を、正面から、前記取付台の左右の側面部間の空間に挿入して、前記水平片によって前記ブラケット本体を仮支持すること、
を含む、
請求項7に記載の扉体落下防止装置の取付方法。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2020061840 | 2020-03-31 | ||
JP2020061840 | 2020-03-31 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2021161857A true JP2021161857A (ja) | 2021-10-11 |
JP7524089B2 JP7524089B2 (ja) | 2024-07-29 |
Family
ID=78004688
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2021009510A Active JP7524089B2 (ja) | 2020-03-31 | 2021-01-25 | ブラケット構造、該ブラケット構造を備えた扉体落下防止装置、及び、扉体落下防止装置の取付方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP7524089B2 (ja) |
Family Cites Families (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7686061B2 (en) | 2002-04-24 | 2010-03-30 | Overhead Door Corporation | Winding assembly for door counterbalance system |
JP3962986B2 (ja) | 2002-05-29 | 2007-08-22 | 三和シヤッター工業株式会社 | シャッター用ブラケットの構造 |
JP5027559B2 (ja) | 2007-05-21 | 2012-09-19 | 三和シヤッター工業株式会社 | 建築用開閉装置における落下防止装置 |
JP5955532B2 (ja) | 2011-11-08 | 2016-07-20 | 文化シヤッター株式会社 | 開閉装置及び該開閉装置の製造方法 |
-
2021
- 2021-01-25 JP JP2021009510A patent/JP7524089B2/ja active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP7524089B2 (ja) | 2024-07-29 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US7048244B2 (en) | Seat track assembly and method of manufacture | |
EP2100795B1 (en) | Locking mechanism for an adjustable steering column having impact teeth | |
US20100026073A1 (en) | Power seat assembly with motor actuated spring release and rewind of a seatback sector and with the motor removed from an inertial load path such as during an impact event | |
JP5171154B2 (ja) | シートバックのロック装置 | |
US8206052B1 (en) | Modular scaffold horizontal end connector | |
EP2100796A2 (en) | Pivoting locking device for an adjustable steering column | |
US8905292B1 (en) | Modular scaffold horizontal end connector | |
JP2013519552A (ja) | ガイドレールに配置された調節機構を有する調節装置 | |
DE112013003523T5 (de) | Gurtaufrollvorrichtung | |
JP2005510643A (ja) | 改良された落下防止装置 | |
CN1095918C (zh) | 多重锁组件 | |
JP2021161857A (ja) | ブラケット構造、該ブラケット構造を備えた扉体落下防止装置、及び、扉体落下防止装置の取付方法 | |
JP2021161651A (ja) | スプリング切れ検知装置 | |
JP2021161648A (ja) | ロック装置、及び、該ロック装置を備えた扉体落下防止装置。 | |
US6290199B1 (en) | Drive mechanism for a seat adjuster | |
JP2021161649A (ja) | ロック装置、及び、該ロック装置を備えた扉体落下防止装置。 | |
JP2021161650A (ja) | ホイール、該ホイールを備えたロック装置、該ロック装置を備えた扉体落下防止装置 | |
EP1614838A2 (en) | Manipulation-resistant combination lock | |
JP3140137U (ja) | 杭打ち設置用具 | |
KR200437014Y1 (ko) | 마루시공용 바닥 지지구 | |
EP2292547B1 (en) | Interlock mechanism for a landing door | |
JP3885979B2 (ja) | 駐車管理装置 | |
JP5129297B2 (ja) | 建築物設置具 | |
JP2009084956A (ja) | 駐車管理装置 | |
JP3854125B2 (ja) | 落下衝撃試験装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20231128 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20240619 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20240703 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20240717 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 7524089 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |