JP2021157917A - プラズマ源の状態を検出する方法およびプラズマ源 - Google Patents
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Abstract
Description
誘導結合型のプラズマ源の状態を検出する方法であって、
前記プラズマ源は、直流電源回路と、インバータ回路と、共振回路と、放電部とを備え、
前記方法は、
前記放電部において容量結合プラズマを発生させるステップと、
前記容量結合プラズマが発生した後に、前記直流電源回路の出力端における電圧に対応する第1電圧と、前記共振回路または前記放電部の少なくとも一方の少なくとも一部における第1電流とを取得するステップと、
前記第1電圧の増加に対して前記第1電流が減少した場合に、第1信号を出力するステップと、
を備える。
誘導結合型のプラズマ源の状態を検出する方法であって、
前記プラズマ源は、直流電源回路と、インバータ回路と、共振回路と、放電部とを備え、
前記方法は、
前記放電部において容量結合プラズマを発生させるステップと、
前記容量結合プラズマが発生した後に、前記直流電源回路の出力端における電力に対応する第2電力と、前記共振回路または前記放電部の少なくとも一方の少なくとも一部における第2電流または第2電圧とを取得するステップと、
前記第2電流または前記第2電圧を前記第2電力で微分した値が、減少から増加に転じた場合に、第1信号を出力するステップと、
を備える。
前記インバータ回路の出力端と前記共振回路の入力端とが接続され、
前記共振回路の出力端と前記放電部の入力端とが接続される。
誘導結合型のプラズマ源であって、
前記プラズマ源は、直流電源回路と、インバータ回路と、共振回路と、放電部とを備え、
前記プラズマ源は、
前記放電部において容量結合プラズマを発生させ、
前記容量結合プラズマが発生した後に、前記直流電源回路の出力端における電圧に対応する第1電圧と、前記共振回路または前記放電部の少なくとも一方の少なくとも一部における第1電流とを取得し、
前記第1電圧の増加に対して前記第1電流が減少した場合に、第1信号を出力する。
誘導結合型のプラズマ源であって、
前記プラズマ源は、直流電源回路と、インバータ回路と、共振回路と、放電部とを備え、
前記プラズマ源は、
前記放電部において容量結合プラズマを発生させ、
前記容量結合プラズマが発生した後に、前記直流電源回路の出力端における電力に対応する第2電力と、前記共振回路または前記放電部の少なくとも一方の少なくとも一部における第2電流または第2電圧とを取得し、
前記第2電流または前記第2電圧を前記第2電力で微分した値が、減少から増加に転じた場合に、第1信号を出力する。
実施形態1.
図1に、実施形態1に係るプラズマ源10の構成の例を示す。プラズマ源10は誘導結合型のプラズマ源である。実施形態1では、プラズマ源10における電圧の増加に対する電流の挙動に応じて検出を行う。
放電管は、たとえば誘電体(絶縁体)で形成された円筒面状の放電容器であり、その内部でプラズマが生成される。アンテナ51は、放電管を取り囲むようにコイル状に形成される導電体であり、共振回路40に接続される。図1では放電部50においてアンテナ51に直列接続した抵抗52を図示しているが、この抵抗52は、無負荷時のコイルの抵抗値である。
なお、アンテナ51の形状はコイル状に限定されない。また、アンテナ51は、放電管を冷却するために、パイプ形状で内部に水等の冷媒を流すようにしてもよい。また、アンテナ51は必ずしも放電管を取り囲むように形成される必要は無く、放電管を形成する誘電体(絶縁体)の内部に形成するようにしてもよい。
なお、各部の電流値は、各部に設けた電流測定手段によって測定されるが、図1では、VIセンサ90のみ図示し、その他の電流測定手段は図示を省略している。
実施形態2では、プラズマ源10における電力の増加に対する電圧または電流の挙動に応じて検出を行う。以下、実施形態1との相違を説明する。
20…直流電源回路
30…インバータ回路
40…共振回路
41…LC回路部
42…コンデンサ
50…放電部
51…アンテナ
52…抵抗
60…制御手段
70,80…ドライバーアンプ
90…VIセンサ
Claims (6)
- 誘導結合型のプラズマ源の状態を検出する方法であって、
前記プラズマ源は、直流電源回路と、インバータ回路と、共振回路と、放電部とを備え、
前記方法は、
前記放電部において容量結合プラズマを発生させるステップと、
前記容量結合プラズマが発生した後に、前記直流電源回路の出力端における電圧に対応する第1電圧と、前記共振回路または前記放電部の少なくとも一方の少なくとも一部における第1電流とを取得するステップと、
前記第1電圧の増加に対して前記第1電流が減少した場合に、第1信号を出力するステップと、
を備える、方法。 - 誘導結合型のプラズマ源の状態を検出する方法であって、
前記プラズマ源は、直流電源回路と、インバータ回路と、共振回路と、放電部とを備え、
前記方法は、
前記放電部において容量結合プラズマを発生させるステップと、
前記容量結合プラズマが発生した後に、前記直流電源回路の出力端における電力に対応する第2電力と、前記共振回路または前記放電部の少なくとも一方の少なくとも一部における第2電流または第2電圧とを取得するステップと、
前記第2電流または前記第2電圧を前記第2電力で微分した値が、減少から増加に転じた場合に、第1信号を出力するステップと、
を備える、方法。 - 前記第1信号は、プラズマが前記容量結合プラズマから誘導結合プラズマに変化したことを表す信号である、請求項1または2に記載の方法。
- 前記直流電源回路の出力端と前記インバータ回路の入力端とが接続され、
前記インバータ回路の出力端と前記共振回路の入力端とが接続され、
前記共振回路の出力端と前記放電部の入力端とが接続される、
請求項1〜3のいずれか一項に記載の方法。 - 誘導結合型のプラズマ源であって、
前記プラズマ源は、直流電源回路と、インバータ回路と、共振回路と、放電部とを備え、
前記プラズマ源は、
前記放電部において容量結合プラズマを発生させ、
前記容量結合プラズマが発生した後に、前記直流電源回路の出力端における電圧に対応する第1電圧と、前記共振回路または前記放電部の少なくとも一方の少なくとも一部における第1電流とを取得し、
前記第1電圧の増加に対して前記第1電流が減少した場合に、第1信号を出力する、
プラズマ源。 - 誘導結合型のプラズマ源であって、
前記プラズマ源は、直流電源回路と、インバータ回路と、共振回路と、放電部とを備え、
前記プラズマ源は、
前記放電部において容量結合プラズマを発生させ、
前記容量結合プラズマが発生した後に、前記直流電源回路の出力端における電力に対応する第2電力と、前記共振回路または前記放電部の少なくとも一方の少なくとも一部における第2電流または第2電圧とを取得し、
前記第2電流または前記第2電圧を前記第2電力で微分した値が、減少から増加に転じた場合に、第1信号を出力する、
プラズマ源。
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