JP2021157563A - 映像鑑賞システム - Google Patents
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Abstract
【課題】カメラマンあるいは写真を撮影する人が映像取得を実施する時に、映像情報を取得するサポートのための制御を実施可能な映像撮影システムを提供する。【解決手段】有料のスタジアム内あるいは有料のコンサート会場内の映像を出力するカメラを手持ちのカメラでコントロールしてみることを設定する手段、撮影する手段、撮影した情報を高速で通信する手段、撮影した情報を受信して撮影している情報を見る手段を有し、受信して撮影している情報を見る手段は、撮影する手段を制御する手段を有し、撮影する手段は、所定の複数人に対して撮影する手段の制御が実行可能であり、撮影する手段の制御を実行する権利は、受信して撮影している情報を見ることの希望者数が所定の複数人を超えた時は割り当てる制御を行い、更には、受信して撮影している情報を見ることの希望者数が所定人数以上になると撮影する手段の制御を実行する権利はないが撮影を実行できる。【選択図】図2
Description
本発明は、映像を鑑賞するときの方法、装置及びプログラムに関するものである。
カメラのシャッターをスマートフォンで制御する製品は世の中にあった。例えば、カメラを三脚で固定した状態にして、このカメラの前に撮影したい人たちが並んで、シャッターを切るというものである。これは、カメラの撮影のタイミングをスマートフォンでつくるものである。あくまでも、1台のカメラである撮影機能を1台のスマートフォンで使用するものである。また、1台の有料会場にある広域カメラをリモートで離れた場所からコントロールすることを実施していた。
従来は、カメラマンあるいは写真を撮影する人は、カメラを持って構えて、シャッタータイミングで、シャッターを押して、写真を撮影することを行っていた。すなわち、カメラマンあるいは写真を撮影する人の保有するカメラが、直接撮像している映像を取り込むことをしていた。このように、カメラの使用方法は、カメラマンあるいは写真を撮影する人の届く範囲の映像しか取り込むことができないという欠点があった。さらに、有料のスタジアムあるいはコンサートの映像を自分のカメラでコントロールすることは行っていなかった。
現状では、遠隔のカメラをコントロールすることは、遠隔のカメラ1台に対して1台の端末でこの遠隔のカメラをコントロールすることが行われている。例えば、カメラを三脚に故固定しておき、このカメラのシャッターを手持ちのスマートフォンなどで制御することが行われている。また、遠隔のカメラのズームなどをコントロールしていた。
従来、撮像装置における遠隔撮像は、専用のリモートコントロールユニットを使用することで実現されている(例えば、特許文献1参照)。また、ネットワークカメラのような据え置き型のデジタルカメラにおける遠隔撮像は、ネットワーク接続された遠隔地からのリモートコントロールで実現されている。近年、各種家電製品のリモートコントロールを専用のリモコンではなく、携帯電話により実施することが提案されている。また、デジタルカメラの遠隔操作も携帯電話で実施することが提案されている。
携帯電話を用いてデジタルカメラをリモートコントロールしている場合における当該携帯電話による通話に関しては考慮されていない。すなわち、デジタルカメラのリモートコントロール中に携帯電話に着信があると、リモートコントロールが中断され、本来撮像したい写真のシャッターチャンスを逃すという課題がある。特許文献1は、携帯電話によりデジタルカメラをリモートコントロールしている間に当該携帯電話に着信があった場合でも確実に画像を撮像する。
また、従来、1台の端末が遠隔のカメラを独占して、ズームをコントロールすることが公開されている(例えば、特許文献2参照)。特許文献2の一側面としての撮像装置は、遠隔操作端末により外部から制御される撮像装置であって、変倍動作を行うための変倍レンズを光軸方向に移動させる駆動手段と、前記遠隔操作端末に基準画像を送信する送信部と、前記遠隔操作端末から前記基準画像のズーム倍率およびズーム時間に関する情報を受信する受信部と、前記ズーム時間に前記ズーム倍率となるように前記駆動手段を制御する。これにより、遠隔操作可能な遠隔操作端末を使用して、ユーザーが意図とした通りのズーミング動作を実現できる。
しかしながら、カメラでの遠隔カメラの制御として複数の用途にカメラを使用することは開示されていなかった。また、遠隔のカメラを特定の人が使用することは行っていたが、複数人で遠隔のカメラを撮影に使用することは行っていなかった。さらに、有料であるスタジアムあるいはコンサートの映像を見ることも行っていなかった。
本発明は、カメラマンあるいは写真を撮影する人が映像取得を実施するときに、映像情報を取得するサポートのための制御を実施可能とする映像撮影システムを提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明の映像撮影システムは、有料会場の撮影情報を受信して表示することの許可を得る手段と、有料会場で撮影する手段と、撮影した情報を高速で通信する手段と、撮影した情報を受信して撮影している情報を見る手段とを有し、前記受信して撮影している情報を見る手段は、前記撮影する手段を制御する手段と、有料会場を指定して一定金額を支払い有料会場の撮影を要求する手段とを有することを特徴とする。
本発明によれば、特定のスタジアム内あるいはコンサート会場内の映像を手持ちのカメラでコントロールしてみることを設定する手段を有し、分析のための映像を取得する手段、分析に必要な情報を入力する手段、前記分析のための映像取得情報をもとに目的となる対象物を分析する手段、さらには、実際に、映像を取得する手段を有し、カメラマンあるいは写真を撮影する人が映像取得を実施するときに、映像情報を取得するサポートのための制御を実施することが可能になった。
手持ちのカメラで、有料のスタジアム内あるいは有料のコンサート会場内のカメラをコントロールすることは行っていなかった。さらに、1台のカメラの撮影機能を複数台のスマートフォンから制御することは行っていなかった。また、カメラは、基本的には、撮影するものとして使用されてきた。カメラは、撮影だけでなくて、異なる有料であるスタジアム内あるいはコンサート会場内のカメラをコントロールするものとして使用することが可能になった。また、カメラは、バーチャルな映像を見ることも可能になった。これらの異なるカメラの方向のコントロール並びにバーチャルな映像の見る方向のコントロールは、カメラによって、実行するものである。
本発明では、複数の用途にカメラを使用することが可能になった。また、有料のスタジアム内あるいは有料のコンサート会場内にある(遠隔の)カメラを特定の人のみの使用だけでなくて、複数人で遠隔のカメラを撮影に使用することを行うことが可能になった。
これにより、有料のスタジアム内あるいは有料のコンサート会場内にある(遠隔の)カメラをコントロールしてみること、さらには、事前の設定によりその有料のスタジアム内あるいは有料のコンサート会場内にあるカメラをコントロールしたり、映像を高い位置にあるカメラが撮影している方向、向き、倍率などを制御して、高い位置にあるカメラの映像を自分のカメラで取得することができるとカメラでより異なった映像を取得することが可能になり、カメラの使用の楽しみが拡大していくと考えられる。また、カメラには、LCDなどの表示があるのでバーチャルな映像を取り込んで表示することをして、ここでも、バーチャルな画像の取り込みをカメラ本体の方向、倍率などによって、制御可能にすれば、カメラの使用の拡大が期待できる。
さらに、有料会場のチケットの値段は変わることが重要である。
上記の空間に入り込んで、自分のデバイスにより、上記の空間内での撮影場所をコントロールして撮影情報を見る行為をするためにジョッブチケットを購入して、このジョブチケットにより、お金を支払って、上記の空間内の撮影場所を見る。ここで、チケットのグレードにより、あるいはイベント開始からの時間経過により、チケット購入の金額が変更になる。チケットは、条件によって、値段が変わる。すなわち、条件によって、映像視聴料金を変えることが可能になった。
[実施形態1]
本発明の実施形態における全体図について説明する。手持ちカメラと広域カメラの位置関係により、全体の構成は変わってくる。
本発明の実施形態における全体図について説明する。手持ちカメラと広域カメラの位置関係により、全体の構成は変わってくる。
<スタジアム(Type1):図1>
手持ちカメラと広域カメラが近くて、無線で接続するケースがある。ここでは、広域カメラは、基地局の機能を有して手持ちのカメラと直接、無線通信を実行することになる。ここでの無線通信は、手持ちのカメラでのセンサー情報を低遅延で広域カメラに送ることができ、また、広域カメラの撮像情報(ある程度大容量)を高速大容量で送ることができる5G通信を、手持ちのカメラと広域カメラが直接実施することになる。
手持ちカメラと広域カメラが近くて、無線で接続するケースがある。ここでは、広域カメラは、基地局の機能を有して手持ちのカメラと直接、無線通信を実行することになる。ここでの無線通信は、手持ちのカメラでのセンサー情報を低遅延で広域カメラに送ることができ、また、広域カメラの撮像情報(ある程度大容量)を高速大容量で送ることができる5G通信を、手持ちのカメラと広域カメラが直接実施することになる。
図1では、このシステムをスタジアムで適用する場合は、スタジアム(Type1)となる。
図1において、スタジアム6と特別ルーム9で構成されている。2は、ポールであり、ポールの上に、広域カメラ3、広域カメラ4がある。9−1は、広域カメラ3と直接接続されている基地局である。また、9−2は、広域カメラ4と直接接続されている基地局である。5は、特別ルームである。特別ルームの拡大図は、9に図示されている。特別ルームの中に、カメラ7あるいはVR8がある。ここでは、特別ルームの中にあるカメラあるいはVRは、5Gによって、広域カメラ3に直接接続されている基地局9−1、あるいは広域カメラ4に直接接続されている基地局9−2と通信を実行する。
<スタジアム(Type2):図2>
次に、手持ちカメラと広域カメラが離れている場合である。この場合では、手持ちのカメラは、無線で近くの無線基地局につながり、この無線基地局から広域カメラがある場所までは、光回線などにより有線で高速通信を実行する。広域カメラがあるところでは基地局があり、この基地局と広域カメラは無線で接続される。ここでも、手持ちカメラと近くの無線基地局、広域カメラと広域カメラの無線基地局の間は、高速大容量通信、低遅延通信が実行可能である5G通信が好ましい。
次に、手持ちカメラと広域カメラが離れている場合である。この場合では、手持ちのカメラは、無線で近くの無線基地局につながり、この無線基地局から広域カメラがある場所までは、光回線などにより有線で高速通信を実行する。広域カメラがあるところでは基地局があり、この基地局と広域カメラは無線で接続される。ここでも、手持ちカメラと近くの無線基地局、広域カメラと広域カメラの無線基地局の間は、高速大容量通信、低遅延通信が実行可能である5G通信が好ましい。
図2では、このシステムをスタジアムで適用する場合は、スタジアム(Type2)となる。ここの図では、手持ちのカメラ側は、通信の接続部分は書かれていない。この部分は、前述したように無線接続(5G無線接続)でも良く、あるいは光回線を利用して、その後、USBケーブルなどで接続しても良い。また、このシステムをスタジアムで適用する場合は、スタジアム(Type2)となるが、ここで、広域カメラと基地局に相当する部分は光回線などの有線接続でも良い。
図2において、スタジアム15と特別ルーム9で構成されている。10、11はポールであり、ポールの上に、広域カメラ12、広域カメラ13がある。14は、広域カメラ12と広域カメラ13と5G通信を実施する基地局である。15は、手持ちのカメラ16とVR17と5G通信を実施する基地局である。19は、遠隔地でのルームである。遠隔地の中に、カメラ16あるいはVR17がある。ここでは、特別ルームの中にあるカメラあるいはVRは、直接、5Gによって、広域カメラ3あるいは広域カメラ4と通信を実行するものではない。
<パーク(Type1):図3>
手持ちカメラと広域カメラが近くて、無線で接続するケースがある。ここでは、広域カメラは、基地局の機能を有して手持ちのカメラと直接、無線通信を実行することになる。ここでの無線通信は、手持ちのカメラでのセンサー情報を低遅延で広域カメラに送ることができ、また、広域カメラの撮像情報(ある程度大容量)を高速大容量で送ることができる5G通信を、手持ちのカメラと広域カメラが、直接実施することになる。
手持ちカメラと広域カメラが近くて、無線で接続するケースがある。ここでは、広域カメラは、基地局の機能を有して手持ちのカメラと直接、無線通信を実行することになる。ここでの無線通信は、手持ちのカメラでのセンサー情報を低遅延で広域カメラに送ることができ、また、広域カメラの撮像情報(ある程度大容量)を高速大容量で送ることができる5G通信を、手持ちのカメラと広域カメラが、直接実施することになる。
図3では、このシステムをパークで適用する場合は、パーク(Type1)となる。
図3において、24はパークである。25は手持ちカメラ、26はVRである。20、21はポールであり、ポールの上に、広域カメラ22、広域カメラ23がある。26−1は、広域カメラ22と直接接続されている基地局である。また、26−2は、広域カメラ23と直接接続されている基地局である。ここでは、手持ちカメラ、あるいはVRは、直接、5Gによって、広域カメラ22に直接接続されている基地局26−1、あるいは広域カメラ23に直接接続されている基地局26−2と通信を実行する。
<パーク(Type2):図4>
次に、手持ちカメラと広域カメラが離れている場合である。この場合では、手持ちのカメラは無線で近くの無線基地局につながり、この無線基地局から広域カメラがある場所までは、光回線などにより有線で高速通信を実行する。広域カメラがあるところでは基地局があり、この基地局と広域カメラは無線で接続される。ここでも、手持ちカメラと近くの無線基地局、広域カメラと広域カメラの無線基地局の間は、高速大容量通信、低遅延通信が実行可能である5G通信が好ましい。
次に、手持ちカメラと広域カメラが離れている場合である。この場合では、手持ちのカメラは無線で近くの無線基地局につながり、この無線基地局から広域カメラがある場所までは、光回線などにより有線で高速通信を実行する。広域カメラがあるところでは基地局があり、この基地局と広域カメラは無線で接続される。ここでも、手持ちカメラと近くの無線基地局、広域カメラと広域カメラの無線基地局の間は、高速大容量通信、低遅延通信が実行可能である5G通信が好ましい。
図4では、このシステムをパークで適用する場合は、パーク(Type2)となる。ここの図では、手持ちのカメラ側は、通信の接続部分は書かれていない。この部分は、前述したように無線接続(5G無線接続)でも良く、あるいは光回線を利用して、その後、USBケーブルなどで接続しても良い。また、このシステムをパークで適用する場合は、パーク(Type2)となるが、ここで、広域カメラと基地局に相当する部分は光回線などの有線接続でも良い。
図4において、パーク32と遠隔地36で構成されている。27、28はポールであり、ポールの上に、広域カメラ29、広域カメラ30がある。31は、広域カメラ29と広域カメラ30と5G通信を実施する基地局である。35は、手持ちのカメラ33とVR34と5G通信を実施する基地局である。36は、遠隔地でのルームである。遠隔地の中に、カメラ33あるいはVR34がある。ここでは、特別ルームの中にあるカメラあるいはVRは、直接、5Gによって、広域カメラ3あるいは広域カメラ4と通信を実行するものではない。
スタジアム全体あるいはパーク全体を撮影するカメラ(遠隔カメラ)は、有料会場にある広域カメラと呼ぶことにする。
有料会場にある広域カメラとして、360度の映像を取り込み、この360度の映像から手持ちのカメラの人が希望する映像を作り出すタイプの有料会場にある広域カメラがある。
有料会場にある広域カメラは、同時に複数のカメラコントローラ制御による映像を出力する手段を有し、有料会場にある広域カメラの映像を同時に手持ちのカメラコントロールの制御に基づいて、各手持ちカメラに送ることが可能になった。
有料会場にある広域カメラは、360度の映像を撮影しておいて、手持ちの各カメラからの方向、ズーム情報を入力して、有料会場にある広域カメラ側で手持ちのカメラの希望している2次元の映像情報を作成して、手持ちのカメラに送ることを複数台の手持ちのカメラに対して実施するのである。360度の映像から、希望される方向、ズームの映像を作り出し、平面映像とすることにより、360度の映像を送るより、符号化データ量は少なくなり、通信回線の帯域を有効に利用することができる。
次に、有料会場にある広域カメラのモード選択について説明する。ユーザーは、競技場、野球場、コンサート会場などの閉じた空間でのイベントを、有料会場にある広域カメラで撮影できる。ここで、競技場の外にいながら競技場の中にいるかのように、カメラのコントロールによって競技場の映像をとりだすことができるものである。
<有料会場にある広域カメラモード選択>
図5は、有料会場にある広域カメラモード選択についての説明図である。
図5は、有料会場にある広域カメラモード選択についての説明図である。
モード1は、通常モードである。すなわち、広域のカメラは監視用のカメラとして動作している。
モード2は、有料会場にある広域カメラのコントロール権を持った人が制御可能であることを表している。監視カメラの制御権は所定台数まで実施することができる。ユーザーは、競技場、野球場、コンサート会場などの閉じた空間でのイベントを、有料会場にある広域カメラで撮影できる。ここで、競技場の外にいながら競技場の中にいるかのように、カメラのコントロールによって競技場の映像をとりだすことができる。
モード3は、有料会場にある広域カメラのコントロール権は、所定台数までで所定台数まで使用されている。有料会場にある広域カメラのコントロール権を有していない人は、制御は実施できないが、今の状況での撮影を実施することはできる。ユーザーは、競技場、野球場、コンサート会場などの閉じた空間でのイベントを、有料会場にある広域カメラでカメラのコントロールはできないが、競技場の外にいながら競技場の中にいるかのように、有料会場にある広域カメラの競技場の映像をとりだすことができる。
次に、有料会場にある広域カメラモード決定アルゴリズムについて説明する。
<有料会場にある広域カメラモード決定アルゴリズム>
図6は、有料会場にある広域カメラモード決定アルゴリズムについての説明図である。
図6は、有料会場にある広域カメラモード決定アルゴリズムについての説明図である。
モード1は、デフォルト状態であり、通常の状態である。このモード1状態においては、カメラからの要求で、そのカメラを使用している人に有料会場にある広域カメラのコントロール権を渡すことが可能である。よって、有料会場にある広域カメラのコントロール権を持った人は、有料会場にある広域カメラをコントロールできる状態である。
続いて、モード2は、有料会場にある広域カメラのコントロール権を持っている人がいて、この状態にさらに、カメラを持っている人が有料会場にある広域カメラのコントロール権を要求した場合、有料会場にある広域カメラのコントロール権を持っている人が、同時に有料会場にある広域カメラのコントロール権を与えることができる人数マイナス1の人数以下であれば、デフォルト状態であり、通常の状態である。
このモード2状態においては、カメラからの要求で、有料会場にある広域カメラのコントロール権を与えることができる人数マイナス1の人数以下であれば、そのカメラを使用している人に、有料会場にある広域カメラのコントロール権を待ち行列に加わり、渡すことが可能である。しかし、カメラからの要求で、有料会場にある広域カメラのコントロール権を与えることができる人数マイナス1の人数を超えていれば、そのカメラを使用している人に、有料会場にある広域カメラのコントロール権を渡すことはできない。この場合は、モード3での撮影は可能である。
以上において、有料会場にある広域カメラのコントロール権を持った人は、有料会場にある広域カメラをコントロールできる状態である。
続いて、モード3は、有料会場にある広域カメラのコントロール権を持っている人が有料会場にある広域カメラのコントロール権を与えることができる人数分いて、この状態で、カメラを持っている人が有料会場にある広域カメラのコントロール権を要求した場合、この人は、モード2での有料会場にある広域カメラのコントロールはできないで、撮影のみ可能なモード3での動作となる。有料会場にある広域カメラのコントロール権を持っている人が有料会場にある広域カメラのコントロール権を手放すと、有料会場にある広域カメラをコントロールしたい人は、モード2である有料会場にある広域カメラのコントロール権を待ち行列に加わることができる。
有料会場にある広域カメラとしては、360度カメラを考える。360度カメラについて、説明する。
<360度カメラ>
有料会場にある広域カメラは、360度のカメラであり、複数の手持ちのカメラからのコントロールを一定の人数までは同時にできることを考える。これは、有料会場にある広域カメラは、360度であり、複数人の手持ちのカメラからの制御情報を受けて、それぞれの手持ちカメラの制御に従った撮像情報を作成して、これらの情報を送り返している。
有料会場にある広域カメラは、360度のカメラであり、複数の手持ちのカメラからのコントロールを一定の人数までは同時にできることを考える。これは、有料会場にある広域カメラは、360度であり、複数人の手持ちのカメラからの制御情報を受けて、それぞれの手持ちカメラの制御に従った撮像情報を作成して、これらの情報を送り返している。
この方法は、360度の有料会場にある広域カメラから普通のカメラの映像を取りだす作業をすることで、手持ちのカメラのコントロールで2次元のカメラをコントロールした映像を取り出して、この取り出した2次元の映像を有料会場にある広域カメラから手持ちのカメラに送って、手持ちのカメラで表示することができる。
360度のカメラ映像からは、手持ちカメラによって、コントロールされる映像を複数取り出すことができる。これは、360度カメラ映像から2次元の映像を取り出すことを複数実施すればよく、これを実現するためには、強力なプロセッサ、ハードウェアを準備すればできるからである。
有料会場にある広域カメラでは、手持ちのカメラからは同時に複数台のコントロールが可能であり、所定台数(例えば、5人)までは、手持ちカメラで同時に有料会場にある広域カメラをコントロールできるものとする。
手持ちのカメラモード選択について説明する。
<手持ちカメラモード選択>
図7は、手持ちカメラモード選択の説明図である。
図7は、手持ちカメラモード選択の説明図である。
モード1は、通常のカメラとしての使用である。すなわち、手持ちのカメラで実際の写真を撮影することである。
モード2は、有料会場にある広域カメラでの撮影である。すなわち、手持ちのカメラは、どこを撮影するかをコントロールするためのもので、実際の撮影は、有料会場にある広域カメラにより実行され、この撮像情報は、有料会場にある広域カメラから手持ちのカメラに送られて、手持ちのカメラで表示される。ユーザーは、競技場、野球場、コンサート会場などの閉じた空間でのイベントを、有料会場にある広域カメラで撮影できる。ここで、競技場の外にいながら競技場の中にいるかのように、カメラのコントロールによって競技場の映像をとりだすことができるものである。
モード3は、バーチャルな映像をこのカメラで取り込み、表示するものである。
次に、手持ちカメラでのカメラのコントロールについて説明する。
<手持ちカメラでカメラのコントロール>
図8は、手持ちのカメラで、離れた有料会場にある広域カメラの撮影場所のコントロールの方法について説明する図である。
図8は、手持ちのカメラで、離れた有料会場にある広域カメラの撮影場所のコントロールの方法について説明する図である。
カメラは、6軸センサーを持ち、移動方向、向き、回転を検出することができ、さらに移動距離や移動速度などを算出することができる。6軸センサーは、具体的な実施形態としては、加速度センサーとジャイロセンサーを持つ。加速度センサーは、前後、左右、上下の3方向を検出できるセンサーである。また、ジャイロセンサーは、回転の速さを検出できるセンサーである。
モード1は、この手持ちのカメラでの撮影であり、通常のカメラの使用方法である。手持ちのカメラで撮影した情報を手持ちのカメラに取り込み、手持ちのカメラで表示するものである。
モード2は、手持ちのカメラが、有料会場にある広域カメラをコントロールするモードである。手持ちのカメラのセンサー情報は、有料会場にある広域カメラに送られる。ここでは、5G通信における低遅延が重要になってくる。有料会場にある広域カメラは、有料会場にある広域カメラの制御権を保有する手持ちカメラからの手持ちカメラの移動に関する情報を入手して、有料会場にある広域カメラの撮影方向を移動する。また、手持ちのカメラにおけるズーム情報を手持ちのカメラから有料会場にある広域カメラに送る。ここでも、5G通信における低遅延が重要になってくる。有料会場にある広域カメラは、有料会場にある広域カメラの制御権を保有するカメラからのカメラのズームに関する情報を入手して、有料会場にある広域カメラのズームを制御する。
有料会場にある広域カメラは、有料会場にある広域カメラをコントロールする権利を持った手持ちのカメラに対して、撮像している映像情報を低遅延で送り返す。ここでは、5G通信であるので、高速大容量通信の実行は重要である。
手持ちのカメラの操作により、手持ちカメラの6軸センサー情報並びにズーム情報を有料会場にある広域カメラに送り、離れている有料会場にある広域カメラのコントロールをし、有料会場にある広域カメラは、手持ちのカメラからの6軸センサー情報並びにズーム情報を受けて、有料会場にある広域カメラをコントロールする。有料会場にある広域カメラは、撮像情報を入力しこの撮像情報を有料会場にある広域カメラから手持ちカメラに送り、手持ちのカメラでは、有料会場にある広域カメラの撮像情報を表示する。手持ちカメラの人は、これにより、自分で持っているカメラの操作により、遠隔である有料会場にある広域カメラを制御し手持ちカメラの表示部に有料会場にある広域カメラの撮像を表示できることになる。
モード3は、手持ちのカメラが、バーチャルな映像取得をコントロールするモードである。手持ちのカメラのセンサー情報は、バーチャル映像出力機に送られる。ここでは、5G通信における低遅延が重要になってくる。バーチャル映像出力機は、バーチャル映像出力機の制御権を保有する手持ちカメラからの手持ちカメラの移動に関する情報を入手して、バーチャル映像出力機の撮影方向を移動する。また、手持ちのカメラにおけるズーム情報を手持ちのカメラからバーチャル映像出力機に送る。ここでも、5G通信における低遅延が重要になってくる。バーチャル映像出力機は、バーチャル映像出力機の制御権を保有するカメラからのカメラのズームに関する情報を入手して、バーチャル映像出力機のズームを制御する。
バーチャル映像出力機は、バーチャル映像出力機をコントロールする権利を持った手持ちのカメラに対して、手持ちカメラから指定されているバーチャル映像情報を低遅延で送り返す。ここでは、5G通信であるので、高速大容量通信の実行は重要である。
手持ちのカメラの操作により、手持ちカメラの6軸センサー情報並びにズーム情報をバーチャル映像出力機に送り、離れているバーチャル映像出力機のコントロールをし、バーチャル映像出力機は、手持ちのカメラからの6軸センサー情報、並びに、ズーム情報を受けて、バーチャル映像出力機をコントロールする。バーチャル映像出力機は、手持ちカメラから指定されているバーチャル映像情報を入力し、この手持ちカメラから指定されているバーチャル映像情報をバーチャル映像出力機から手持ちカメラに送り、手持ちのカメラでは、バーチャル映像出力機の手持ちカメラから指定されているバーチャル映像情報を表示する。手持ちカメラの人は、これにより、自分で持っているカメラの操作により、遠隔であるバーチャル映像出力機を制御し手持ちカメラの表示部に手持ちカメラから指定されているバーチャル映像情報を表示できることになる。
ここで、手持ちカメラをスタジアム、コンサート会場に持ち込んだ時に、自分の席から見て撮影することができる映像であればモード1で撮影して、自分の席から見て撮影することができない映像であればモード2で撮影することができる。ここで、モード1では、直接に撮影するために高画質、ズームをきかせて撮影したいというにニーズがある。
手持ちのデジタルカメラのブロック図について説明する。
図10は、手持ちのデジタルカメラのブロック図である。
図10Aは撮像部、図10Bはレンズ部であり、合わせてデバイス側(デジタルカメラ側)を表す。ここで、図10A、図10Bにおいて、CPU1218(Central Processing Unit)、プログラムメモリ1219、データメモリ1220は、重複したブロックであるが、実際には、これらは1つのユニットである。
図6において、デジタルカメラは、動画および静止画の撮影並びに撮影情報の記録が可能である。さらに、有料会場にある広域カメラでの撮影情報の記録が可能である。
図10Aにおいて、1202は、記憶手段であり、デジタルカメラで撮影した動画、静止画がフォーマット化されて格納される。1203は、センサーであり、撮影したときの画像を光信号から電気信号に変換して、さらに、この情報をアナログ情報からデジタル情報に変換して出力するものである。1204は、信号処理部であり、センサーで読み取ったデジタル情報に対して、デバイスの補正をして出力するものである。1205は、センサー処理部であり、センサーから情報を読み出すためのライン管理情報、センサーがテータを出力するタイミング等を作成してセンサー1203に入力する。
1206は、操作部入力手段である。デジタルカメラで撮影するための条件を設定する、あるいは、撮影するための操作、フラッシュを使用するときの操作、電池を交換する操作などがあり、これらの情報は信号線1270に出力される。また、操作部において、手持ちのカメラをどのモード(モード1、モード2、モード3)に設定するかを選択可能である。モード情報は操作部出力手段1209に出力される。
1207は、無線通信部であり、撮影を行うカメラマンあるいは写真を撮影する人が持っているデバイス(デジタルカメラ、スマートフォンなど)が無線で基地局などと通信を実施するものである。1208は、デジタルカメラで撮影している時の倍率を検出するブロックである。1209は、操作部出力手段であり、デジタルカメラなどで撮影した情報を表示する表示部などがある。
1210は、カメラ内の画像センサーからのデータは、RAWデータを現像処理後、圧縮してJPEG画像ファイルやHEIF画像ファイルにする、あるいはRAWデータのまま圧縮してRAW画像ファイルにする。ここのブロックは、圧縮するブロックである。また、RAW画像ファイルをカメラ内で現像処理してJPEG画像ファイルやHEIF画像ファイルを生成する場合、圧縮されている情報を伸張してRAWデータに戻す処理を実施する。ここのブロックは、合わせて、伸張するブロックを有する。
1211は、加速度センサーである。加速度センサーは、前後、左右、上下の3方向を検出できるセンサーである。検出した情報は操作部出力手段1209に出力される。加速度センサー1211のブロックで検出した情報は、信号線1270に出力されて、後述するCPU1218でこれらの情報を取り込む。
1212は、ジャイロセンサーである。ジャイロセンサーは、回転の速さを検出できるセンサーである。ジャイロセンサー1212のブロックで検出した情報は、信号線1270に出力されて、後述するCPU1218でこれらの情報を取り込む。
手持ちカメラの位置、方向などを検出するセンサーについて簡単に説明する。まず、6軸センサーは、移動方向、向き、回転を検出することができ、さらに移動距離や移動速度などを算出することができるセンサーである。6軸センサーは、加速度センサーと地磁気センサーあるいは加速度センサーとジャイロセンサーを組み合わせることで実現できる。ここで、地磁気センサーは、東西南北を検出できるセンサーである。
手持ちのカメラをモード2で動作させる(図7 手持ちカメラモード選択のモード2)ときには、手持ちカメラの手振れと広域カメラを動かすための動作を区別するためには、カメラの動きを検出するセンサーの出力にローパスフィルタを通して、高い周波数の成分は手振れと判断して、広域カメラに情報を送らないようにする。センサー出力の低い周波数の成分は、手持ちのカメラから広域カメラを動作させるための信号と判断する。
手持ちのカメラをモード1で動作させる(図7 手持ちカメラモード選択のモード1)ときには、このカメラは、通常のカメラとしての使用であるので、従来のカメラでの手振れ補正を実施する。手振れ対策としては、レンズの動きを検出して、レンズの動きを補正する。
すなわち、手持ちのカメラをモード1で動作させる(図7 手持ちカメラモード選択のモード1)すなわちカメラとして動作させる時の手振れ対策と、手持ちのカメラをモード2で動作させる(図7 手持ちカメラモード選択のモード2)すなわち広域カメラのリモート制御用に手持ちのカメラを使用する時の手振れ対策、を変えることが重要である。これにより、手振れの対策を適切に実施することが可能になった。
1216は、デバイス(デジタルカメラ、スマートフォンなど)が電源の状態を検出している。また、電源スイッチがオフの状態では、電源ボタンの押下のみを検出する。そして、電源ボタンの押下があると、デバイス(デジタルカメラ、スマートフォンなど)全体に電源を供給する。
1217は、画像処理部であり、センサーで読み取り信号処理した情報を入力して、画像処理を実施した情報を信号線1270に出力するブロックである。
1218は、CPUであり、後述するプログラムメモリ1219上の制御プログラムに基づいて、以下に示す制御を実行する中央演算処理装置である。また、CPU1218は、表示制御手段を兼ねており、操作部出力手段(表示部)1209に表示する情報を制御する。CPU1218は、手持ちのカメラのセンサー情報(加速度センサー1211、ジャイロセンサー1212)を入力して、加速度センサー1211による前後、左右、上下の3方向の情報、ジャイロセンサー1212による回転の速さの情報を有料会場にある広域カメラなどに送る制御を実施する。
プログラムメモリ1219は、制御を実行するためのプログラムが格納されているメモリである。データメモリ1220は、デジタルカメラの設定条件を格納したり、撮影した静止画、動画、さらには、静止画、動画の属性情報などを格納するためのメモリである。
図10Bにおいて、1250は、撮影レンズ(レンズユニット)である。撮影レンズ(レンズユニット)は、固定1群レンズ1251、ズームレンズ1252、絞り1255、固定3群レンズ1258、フォーカスレンズ1259、ズームモーター1253、絞りモーター1256、およびフォーカスモータ1260を有する。固定1群レンズ1251、ズームレンズ1252、絞り1255、固定3群レンズ1258、フォーカスレンズ1259は撮影光学系を構成する。なお、便宜上、レンズ1251、1252、1258、1259は、1枚のレンズとして図示しているが、それぞれ複数のレンズで構成されても良い。また、撮影レンズ1250は、着脱可能な交換レンズとして構成されてもよい。
絞り制御部1257は、絞り1255を駆動する絞りモータ1256の動作を制御し、絞り1255の開口径を変更する。
ズーム制御部1254は、ズームレンズ1252を駆動するズームモータ1253の動作を制御し、撮影レンズ1250の焦点距離(画角)を変更する。
フォーカス制御部1261は、センサー1203から得られる1対の焦点検出用信号(A像およびB像)の位相差に基づいて撮影レンズ1250のデフォーカス量およびデフォーカス方向を算出する。そして、フォーカス制御部1261は、デフォーカス量およびデフォーカス方向をフォーカスモータ1260の駆動量および駆動方向に変換する。この駆動量および駆動方向に基づいてフォーカス制御部1261はフォーカスモータ1260の動作を制御し、フォーカスレンズ1259を駆動することにより、撮影レンズ1250の焦点を制御する。このように、フォーカス制御部1261は位相差検出方式の自動焦点(AF)を実施する。なお、フォーカス制御部1261は、センサー1203から得られる画像信号が得られるコントラスト評価値に基づくコントラスト検出方式のAFを実行しても良い。
1270は、デジタルカメラ自身での選手の追跡部である。
次に、基地局のコントローラのブロック図について説明する。
<基地局のコントローラのブロック図>
図11は、基地局のコントローラの詳細ブロック図である。
図11は、基地局のコントローラの詳細ブロック図である。
図11において、1301は、イーサネットコントローラである。1302は、入力手段である。基地局の設定情報などを基地局のコントローラが取り込むことを示している。1303(基地局)は、撮影を行うカメラマンあるいは写真を撮影する人が持っているデバイス(カメラ、スマートフォンなど)と無線で通信を実施する。そして、基地局のコントローラとして保有する有料会場にある広域カメラ(後述する1405:実施形態1で使用する有料会場にある広域カメラ)で撮影している情報、あるいは、有料会場にある広域カメラ(360度)(後述する1410:実施形態2で使用する有料会場にある広域カメラ)の情報を加工した情報を手持ちのカメラに映像を送ることなどをサポートする。
1304は、表示部であり、基地局の設定をするときの情報などを表示するものである。1305は、センサー情報入力部であり、手持ちのカメラから送られてくるカメラのセンサー情報、例えば、加速度センサー、ジャイロセンサーの情報を取得して検出する。そして、この手持ちのカメラの情報を解釈して、有料会場にある広域カメラの撮影する方向などを制御する。
1307は、有料会場にある広域カメラの制御部であり、有料会場にある広域カメラをコントロールする権限を持った手持ちのカメラのセンサー情報(加速度センサー、ジャイロセンサー)、および手持ちのカメラの制御部情報を、手持ちのカメラから例えば基地局まで5G通信で送る。基地局では、手持ちカメラの移動状態に従い、有料会場にある広域カメラを移動ならびにズームして、有料会場にある広域カメラで撮影している情報を基地局から5G通信により手持ちのカメラに送り、手持ちのカメラの表示部(例えば、液晶画面)に表示する。このモード2で、カメラを手持ちで持っている人は、有料会場にある広域カメラに撮像している映像をコントロールしながら見ることが可能になる。制御部1307のブロックで制御する情報は、信号線1315に出力されて、後述するCPU1311でこれらの情報の入出力を実施する。
1309は、有料会場にある広域カメラモードのカメラである。有料会場にある広域カメラの撮像としては、360度の映像になっている。この360度の映像情報は、信号線1315を介して出力される。また、有料会場にある広域カメラの撮像情報は、信号線1315に出力される。ここで、有料会場にある広域カメラからの映像情報は、他の信号線を使用して出力されても良い。また、有料会場にある広域カメラの撮像情報は、信号線1315に出力される。ここで、有料会場にある広域カメラからの映像情報は、他の信号線を使用して出力されても良い。
1310は、有料会場にある広域カメラモードのカメラの映像から2次元の平面のカメラの映像を作り出すブロックである。有料会場にある広域カメラモードのカメラの映像は、360度の映像である。手持ちカメラのセンサー情報(加速度センサー情報、ジャイロ情報)およびズーム情報を入力して、360度の映像から手持ちカメラの人が見る2次元の映像情報を作り出すブロックである。有料会場にある広域カメラモードのカメラの映像は信線1315から入力して、2次元の平面のカメラの映像を信号線1315に出力する。
ここで、また、有料会場にある広域カメラの撮像情報は、信号線1315に出力される。ここで、有料会場にある広域カメラからの映像情報は、他の信号線を使用して出力されても良い。
1311は、CPUであり、後述するプログラムメモリ1312上の制御プログラムに基づいて、以下に示す制御を実行する中央演算処理装置である。また、CPU1311は、表示制御手段を兼ねており、表示部1304に表示する情報を制御する。
プログラムメモリ1312は、制御を実行するためのプログラムが格納されているメモリである。データメモリ1313は、各手持ちカメラに応じた有料会場にある広域カメラの手持ちカメラからのコントロール情報、有料会場にある広域カメラの状態情報などを格納するためのメモリである。
手持ちのカメラの3次元的な位置、方向を検知する手段を有して、手持ちのカメラの3次元的な位置、方向情報を無線通信を介して、有料会場にある広域カメラに通知して、有料会場にある広域カメラの位置、方向を変える。ここで、手持ちのカメラで有料会場にある広域カメラのシャッターを切る機能を有し、このコマンド情報を無線通信を介して、有料会場にある広域カメラに通知して、有料会場にある広域カメラで撮影した映像を無線通信を介して手持ちのカメラに送る。
手持ちのカメラのシャッターとしては、本手持ちのカメラで撮影を実施するためのシャッターと有料会場にある広域カメラで撮影する実施するためのシャッターを兼用して使用する。このどちらかにシャッターを使用するかは、設定しているモードによって変わる。
有料会場にある広域カメラで撮影を実施することを選択すると、有料会場にある広域カメラで撮影した映像を無線通信を介して手持ちのカメラに送り、手持ちのカメラでは、有料会場にある広域カメラの映像を表示する。
競技場、野球場、コンサート会場などの閉じた空間でのイベントである。ここで、競技場の外にいながら、競技場の中にいるかのように、カメラのコントロールによって、競技場の映像をとりだすことができる。有料会場のカメラのコントロール制御シーケンスについて、説明をする。
図12には、有料会場のカメラのコントロール制御シーケンスが図示されている。図12は、手持ちのカメラコントロール(図8)のモード2を示す図である。
まず、競技場などの外にいる人が、チケットをどのように購入するかを説明する。
カメラ(スマホ)で、今、ライブでの映像を見ることのできる検索できる。ライブの映像を見るチケットを購入することを、カメラ(スマホ)で指定するとライブ映像の取得権を獲得できる。ユーザーは、有料会場にある広域カメラのコントロール権が与えられる。
そして、ユーザーは、チケットを購入して有料会場にある広域カメラのコントロールをする。ポイントは、場所、あるいは、試合内容、コンサート名などを指定して、チケットを購入するとお金を払う。
競技場の外にいながら、競技場の中にいるかのように、カメラのコントロールによって、競技場の映像を見ることができる。ここで、カメラでシャッターを押すと、その映像を取り込める。有料の会場での対象は、スポーツ、音楽、演劇などでも良い。上記のチケットの値段は変わることが重要である。
上記の空間に入り込んで、自分のデバイスにより、上記の空間内での撮影場所をコントロールして撮影情報を見る行為をするためにジョッブチケットを購入して、このジョブチケットにより、お金を支払って上記の空間内の撮影場所を見る。ここで、チケットのグレードにより、あるいはイベント開始からの時間経過により、チケット購入の金額が変更になる。チケットは、条件によって値段が変わる。すなわち、条件によって映像視聴料金を変える。ライブとしては、スポーツ中継、コンサート会場などでの映像視聴である。
有料会場の撮影の金額は、基本料金<0>に加えて、条件により変更するが、この条件としては、イベントの重要性(イベントの人気度)、見える範囲<1>、見ることのできる時間<2>、視聴時間(残りの視聴可能時間)<3>、今の状況の盛り上がり(例えば、試合の盛り上がり(接戦である、大差である、番狂わせが起きそうである))<4>、コントロール権が与えられる機材のスペック<5>などによる。
コントロール権が与えられる機材としては、例えば、有料会場の広域カメラのスペックであり、解像度<5−1>、フレームレート<5−2>、応答時間<5−3>などがあげられる。
また、有料である会場で受信して撮影している情報を見る手段を有する端末装置が、途中で途中で見ることをやめたときの金額の値引きも入れる。<6>
手持ちのカメラでは、有料の会場の広域カメラをコントロールできないが、シャッタのみ切ることができる使い方においては、料金を安く設定する。一般映像の視聴を選べても良い。<7>この選択の時には、値段は、安く設定する。
手持ちのカメラでは、有料の会場の広域カメラをコントロールできないが、シャッタのみ切ることができる使い方においては、料金を安く設定する。一般映像の視聴を選べても良い。<7>この選択の時には、値段は、安く設定する。
次に、手持ちのカメラからのコントロールによる有料会場の広域カメラのコントロールについて説明をする。最初に手持ちのカメラを保有する人が、本サービスとの登録により、手持ちのカメラでスタジアム内あるいはコンサート会場での写真を撮影することもできる。この時には、撮影した写真の取り扱いの制限を守った上で、会場内の写真を撮影できる。ここで、写真の撮影において1枚あたり所定の金額を支払うことになる。撮影するときにお金を払う。<8>これは、手持ちのカメラでの撮影枚数が増えることにより、金額の減額もありうる。
撮影した写真の受け取りは、端末装置は、その端末装置で撮影を実施した撮影情報は、その端末装置の中に格納され、前記端末装置以外の撮影を実施した情報は、その撮影した情報を端末装置に取り込んでもよく、また、その撮影した情報のサムネイル情報を端末装置に取り込んでもよい。この場合は、サムネイルの映像に所定情報が付加されて、この所定情報を入力することで映像配信業からダウンロードしても良い。
図15は、有料スタジアム内、あるいは、有料コンサート内での設定情報の説明図である。これは、有料会場でのアクセスでの一例に会員の説明である。
会員としては、プレミアム会員、ノーマル会員、ミニマム会員がある。料金に関しては、会員の順番に、月額1500円、1000円、500円である。同意書は、すべての会員で、登録が必要である。見ることができる会場数は、会員の順に、会場としては、最大15か所、10か所、5か所登録が可能である。
見ることができるカメラの台数は、会員の順に、有料会場内のカメラ、3台、2台、1台までである。例えば、見ることができる有料会場のカメラとして4台設定されている。この4台のカメラのうち、1台のみ見ることができる、2台まで見ることができる、3台まで見ることができるということである。ここで、スタジアムのゲーム観戦などで、1台の有料会場のカメラのみ見ることができる場合は、遠くのエリアでゲームが行われている場合は、撮影している映像は一般的には小さな映像になるが、2台の有料会場のカメラを見れる場合は、有料会場のカメラを切り替えて、サイズの大きめな映像を見ることが可能である。
視聴時の料金体系は、会員の順に、0.8倍、1倍、1.2倍の値段である。会員の設定は、他の条件であっても良い。
図16は、有料スタジアム内、あるいは、有料コンサート内での料金を表している。これは、有料スタジアム内あるいは有料コンサート内での一例の料金設定である。
番組の人気により、1.5倍から0.5倍の値段設定にする。現在の番組の盛り上がりにより、1.3倍から0.7倍の値段設定にする。視聴時間は、1時間で500円が基本設定である。途中からの視聴:残りの視聴時間が、全体のイベント時間の50%以下であれば、半額の料金にする。途中で視聴を中断時、全体のイベント時間の50%以下であれば、半額の料金にする。
有料スタジアム内、あるいは、有料コンサート内での料金設定は、他の金額設定でも良い。有料会場の外側での手持ちのカメラは、スマホであっても良い。カメラの表示部で見るのは、ライブでなくても良い。
図12Aにおいて、1401は、カメラあるいはスマホである。1402は、競技場などの映像の配信業者である。1403は、ユーザーと映像配信業者とのやりとりで、有料のコンサート会場内あるいは有料のスタジアム内の広域カメラのコントロール権を取得できるように登録する。手持ちカメラを保有する人は、同意書に同意し、パスワード設定もする。
1404は、ユーザーは映像配信業者に、有料のコンサート会場内あるいは有料のスタジアム内のライブ中継一覧リストを要求することを表している。1405は、映像配信業者はユーザーに、有料のコンサート会場内あるいは有料のスタジアム内のライブ中継一覧リストを送信することを表している。1407は、ユーザーは映像配信業者に、有料のコンサート会場内あるいは有料のスタジアム内のライブ名選択要求を行うことを表している。1408は、映像配信業者はユーザーに、選択された有料のコンサート会場内あるいは有料のスタジアム内のライブ名の広域カメラコントロール権を与えることを表している。ここで金額も通知する(パスワード含む)。
図12Bにおいて、1403は、ユーザーは映像配信業者に、有料のコンサート会場内あるいは有料のスタジアム内の有料会場にある広域カメラコントロールを要求することを表している。このタイミングで、映像配信業者はユーザーに、1404あるいは1406を送ることを表している。
まずは、その時点で、所定台数の映像を作り出していないと、1404の流れになる。1404は、映像配信業者はユーザーに、有料のコンサート会場内あるいは有料のスタジアム内の広域カメラコントロール権を与えることを表している。
一方、その時点で、所定台数の映像を作り出していると、1406の流れになる。配信業者はユーザーに、これ以上、映像を作り出すことはできないケースである。1406は、映像配信業者はユーザーに、有料のコンサート会場内あるいは有料のスタジアム内の撮影のみ可能であることを知らせることを表している。
図12Cは、1406のステップが実行されたケースである。1407は、ユーザーは映像配信業者に、了解情報を送信することを表している。1411は、映像配信業者はユーザーに、有料のコンサート会場内あるいは有料のスタジアム内の広域カメラの使用権を付与済みであることを表している。
1409は、ユーザーは映像配信業者に、ユーザが手持ちのカメラを持って、カメラの方向などを移動しているが、このカメラの6軸センサ情報、ズーム情報の送信を送ることを表している。1410は、映像配信業者はユーザーに、撮像情報を送信することを表している。
図12Cは、図12Bの続きのステップである。「1410は、映像配信業者はユーザーに、撮像情報の送信することを表している。」は、図12Bと同一のステップである。すなわち、1404のステップが実行されたケースの続きである。1408は、1410にて、映像配信業者がユーザーに送った撮像情報を手持ちのカメラの表示部に表示することを表している。
1412は、ユーザーがシャッターを切ることにより、今、表示部に表示している撮像情報を手持ちのカメラで取り込むことを表している。1408、1412の制御は、繰り返して行われることがポイントである。
図12Dは、1406のステップが実行されたケースである。1413は、ユーザーは映像配信業者に、了解情報を送信することを表している。1414は、映像配信業者はユーザーに、撮像情報の送信することを表している。これは、ユーザによりコントロールされている映像ではない。
1415は、1414にて、映像配信業者がユーザーに送った撮像情報を手持ちのカメラの表示部に表示することを表している。1416は、ユーザーがシャッターを切ることにより、今、表示部に表示している撮像情報を手持ちのカメラで取り込むことを表している。1415、1416の制御は、繰り返して行われることがポイントである。
[実施形態2]
図12Dは、1406のステップが実行されたケースである。ここで、図12Dは、図12Eの制御を実行しても良い。
図12Dは、1406のステップが実行されたケースである。ここで、図12Dは、図12Eの制御を実行しても良い。
すなわち、映像配信業者はユーザーに、撮像情報の送信する映像は解像度を落として送り、ユーザーのシャッターを切ったタイミングで高解像度の映像を送ることを表している。1403、1406のステップは、図(4/6)と同じである。1417は、ユーザーは映像配信業者に、了解情報を送信することを表している。1418は、映像配信業者はユーザーに、撮像情報の送信することを表している。ここでの映像は、解像度の低いものとして、回線を使用しないものである。これは、ユーザによりコントロールされている映像ではない。
1419は、1418にて、映像配信業者がユーザーに送った撮像情報を手持ちのカメラの表示部に表示することを表している。1420は、ユーザーがシャッターを切ることにより、今、表示部に表示している撮像情報を手持ちのカメラで取り込みを支持していることを表している。1419、1420の制御は、繰り返して行われることがポイントである。
1421は、ユーザーは映像配信業者に、手持ちのカメラのシャッター押下のタイミングで撮影タイミングを通知することを表している。1422は、映像配信業者はユーザーに、1421で押下されたタイミングの静止画映像を送ることを表している。1423は、ユーザーがシャッターを切ることにより、1422で受信している静止画の撮像情報を手持ちのカメラで取り込むことを表している。
図12Fについて説明をする。1424は、ユーザーは映像配信業者に、撮影終了情報を送信することを表している。1425は、映像配信業者はユーザーに、了解情報を送信することを表している。さらに、1426は、映像配信業者は端末に、ライブを見た時間などをもとに最終の金額を通知することを表している。
図13には、広域カメラタイプ2の制御フロー(手持ちカメラ側の制御)が図示されている。
図13Aにおいて、ステップS161は、初期化を表している。ステップS162では、有料会場の広域カメラでの撮影登録が選択されたか否かが判断される。有料会場の広域カメラでの撮影登録が選択されていないと、ステップS163に進み、その他の処理を実施し、有料会場の広域カメラでの撮影登録が選択されると、ステップS164に進む。ステップS164は、有料のコンサート会場内あるいは有料のスタジアム内のカメラのコントロール権を取得できるように登録することを表している。手持ちカメラを保有する人は、同意書に同意し、パスワード設定もすることを表している。
ステップS165は、有料のコンサート会場内あるいは有料のスタジアム内のライブ中継一覧リストを要求することを表している。ステップS166では、有料のコンサート会場内あるいは有料スタジアム内のライブ中継一覧リストを受信したか否かが判断される。有料のコンサート会場内あるいは有料スタジアム内のライブ中継一覧リストを受信すると、ステップS167に進み、有料のコンサート会場内あるいは有料スタジアム内のライブ中継一覧リストを受信していないと、ステップS166に進む。
ステップS167は、有料のコンサート会場内あるいは有料のスタジアム内のライブ名選択要求を表している。ステップS168では、選択された有料のコンサート会場内あるいは有料のスタジアム内のライブ名の有料会場にある広域カメラコントロール権を与える応答を受信したか否かが判断される。選択された有料のコンサート会場内あるいは有料のスタジアム内のライブ名の有料会場にある広域カメラコントロール権を与える応答を受信すると、ステップS169に進み、選択された有料のコンサート会場内あるいは有料のスタジアム内のライブ名の有料会場にある広域カメラコントロール権を与える応答を受信していないと、ステップS168に進む。
図13Bにおいて、ステップS169は、初期化を表している。ステップS170では、有料会場の広域カメラでの撮影が選択されたか否かが判断される。有料会場の広域カメラでの撮影が選択されていないと、ステップS169に進み、有料会場の広域カメラでの撮影が選択されると、ステップS171に進む。
ステップS171は、手持ちのカメラから、有料会場の広域カメラコントロールを要求することを表している。ステップS172では、基地局側から応答があるか否かが判断される。基地局側から応答ないと、ステップS173に進み、その他の処理を実施し、基地局側から応答があると、ステップS174に進む。
ステップS174では、有料会場の広域カメラコントロール権はOKであるか否かが判断される。有料会場の広域カメラコントロール権がOKであると、ステップS175に進み、有料会場の広域カメラコントロール権がOKでないと、ステップS182に進む。
ステップS175は、手持ちのカメラから了解情報を基地局に送信することを表している。ステップS176は、基地局から有料会場の広域カメラコントロール権付与OKの信号を受信することを表している。
ステップS177は、手持ちカメラの動きの情報を基地局側に送ることを表している。具体的には、カメラの動き情報を6軸センサー情報、ズーム情報で認識して、これらの情報を基地局側に送るのである。基地局側では、広域カメラをこの動きに応じて制御する。手持ちのカメラの動作により、有料会場の広域カメラの撮像の位置を制御できるようになる。
ステップS178は、有料会場の広域カメラでの撮像情報を受信して、手持ちカメラの表示部に表示することを表している。ステップS179では、手持ちカメラのシャッターが押下されたか否かが判断される。手持ちカメラのシャッターが押下されると、ステップS180に進み、手持ちカメラが、広域カメラから受信している映像を静止画として取り込むことを表している。手持ちカメラのシャッターが押下されていないと、ステップS181に進む。
ステップS181では、有料会場の広域カメラからの映像情報の受信が終了したか否かが判断される。有料会場の広域カメラからの映像情報の受信が終了すると、ステップS161に進み、広域カメラからの映像情報の受信が終了していないと、ステップS179に進む。
図13Cにおいて、ステップS182では、手持ちカメラで、撮影の終了が選択されたか否かが判断される。撮影の終了が選択されると、ステップS189に進み、撮影の終了が選択されていないと、ステップS183に進む。ステップS183は、手持ちカメラ側から基地局に了解情報を送信することを表している。
ステップS184では、有料会場での広域カメラからの撮像情報の受信を表している。ここでは、解像度は荒い情報で、情報量は少ないもので良い。これにより、回線帯域を他に有効に利用できるようになる。ステップS185では、手持ちカメラのシャッターが押下されたか否かが判断される。手持ちカメラのシャッターが押下されると、ステップS187に進み、手持ちカメラが、広域カメラに対して、静止画としての撮影タイミングを基地局に通知することを表している。手持ちカメラのシャッターが押下されていないと、ステップS186に進む。
このシステムは、無線区間は5G通信であり、映像を取り込むことの環境が整っていたうえで、低遅延によりシャッタータイミングをとらえることが可能になる。また、広域カメラが撮影している情報の静止画は、手持ちのカメラから撮影位置を制御しているものではないので、過去の撮影情報も記憶できる。このため、広域カメラで撮影していて、この情報を手持ちのカメラに送り、手持ちのカメラで受信して手持ちのカメラに表示して、手持ちのカメラを操作している人がシャッターを押し、このシャッター押下情報を基地局までに送るまでの遅延時間を計算して、この時間分、前に撮影した映像を送ることにしても良い。
ステップS186においては、有料会場の広域カメラの映像情報の受信が終わったか否かが判断される。有料会場の広域カメラの映像情報の受信が終わると、ステップS161に進み、有料会場の広域カメラの映像情報の受信が終わっていないと、ステップS184に進む。ステップS188は、基地局にある有料会場の広域カメラからの静止画で高画質の映像情報を受信して、この映像を取り込むことを表している。ここで、前述のごとく、基地局側は遅延分前の静止画の映像を送るようにしても良い。
ステップS189は、撮影を終了することを表す情報を送信することを表している。ステップS190は、基地局からの了解情報を受信することを表している。ステップS191は、映像配信業者からの最終の金額情報を受信することを表している。ここで、受信した情報は、カメラあるいはスマホの端末で表示する。
図14には、有料会場の広域カメラの制御フロー(基地局側の制御)が図示されている。より詳細には、図14Aは、映像配信業者の制御フローであり、図14B、図14Cは、有料会場の広域カメラの制御フロー(基地局側の制御)である。
図14Aにおいて、ステップS201は、初期化を表している。ステップS202では、端末から有料会場の広域カメラでの撮影登録の選択を受けたか否かが判断される。端末から有料会場の広域カメラでの撮影登録の選択を受けると、ステップS204に進み、端末から有料会場の広域カメラでの撮影登録の選択を受けていないと、ステップS203に進み、その他の処理をする。
ステップS204は、端末が有料のコンサート会場内あるいは有料のスタジアム内のカメラのコントロール権を取得できるように登録できるように、配信業者は設定することを表している。手持ちカメラを保有する人は同意書に同意しパスワード設定することができるように、配信業者は設定することを表している。
ステップS205においては、有料のコンサート会場内あるいは有料のスタジアム内のライブ中継一覧リスト要求を受けたか否かが判断される。有料のコンサート会場内あるいは有料のスタジアム内のライブ中継一覧リスト要求を受けていると、ステップS206に進み、有料のコンサート会場内あるいは有料のスタジアム内のライブ中継一覧リスト要求を受けていないと、ステップS205に進む。
ステップS206は、映像配信業者から端末に、有料のコンサート会場内あるいは有料のスタジアム内のライブ中継一覧リストを送ることを表している。ステップS207では、有料のコンサート会場内あるいは有料のスタジアム内のライブ名選択要求を受けたか否かが判断される。有料のコンサート会場内あるいは有料のスタジアム内のライブ名選択要求を受けていると、ステップS208に進み、有料のコンサート会場内あるいは有料のスタジアム内のライブ名選択要求を受けていないと、ステップS208に進む。ステップS208は、選択された有料のコンサート会場内あるいは有料のスタジアム内のライブ名の有料会場にある広域カメラコントロール権を与える応答を送ることを表している。
図14Bにおいて、ステップS209は、初期化を表している。ステップS1210では、有料会場の広域カメラコントロール要求を受けたか否かが判断される。有料会場の広域カメラコントロール要求を受けると、ステップS211に進み、有料会場の広域カメラコントロール要求を受けていないと、ステップS208に進む。
ステップS211は、広域カメラの状況を確認することを表している。例えば、広域カメラは、5台の手持ちカメラの要求にあった映像を映せることとすると、現時点で何台の手持ちカメラの要求に従って映像を送っているかを判断して、5台以下であれば、手持ちのカメラに広域カメラの制御権を与えるなどを行う。
ステップS212においては、基地局の有料会場の広域カメラを手持ちカメラから使用することが可能であるか否かが判断される。基地局の有料会場の広域カメラを手持ちカメラから使用することが可能であると、ステップS214に進み、基地局の有料会場の広域カメラを手持ちカメラから使用することが可能でないと、ステップS213に進み、その他の処理を実行する。
ステップS214は、基地局から有料会場の広域カメラコントロール権付与OKを、手持ちのカメラを保有している人に送信することを表している。ステップS215は、手持ちのカメラ側からの了解情報の情報を受信することを表している。ステップS216は、基地局側から手持ちカメラ側に、有料会場の広域カメラコントロール権を付与することをOKである情報を送信することを表している。
ステップS217は、手持ちのカメラの動作を表すカメラの6軸センサー情報、ズーム情報を受信することを表している。ステップS218は、基地局の有料会場の広域カメラから対応した手持ちのカメラに、撮像情報を送信することを表している。
ステップS219では、基地局の有料会場の広域カメラから手持ちのカメラへの映像情報の送信が終了であるか否かが判断される。基地局の有料会場の広域カメラから手持ちのカメラへの映像情報の送信が終了であると、ステップS201に進み、基地局の有料会場の広域カメラから手持ちのカメラへの映像情報の送信が終了でないと、ステップS219に進む。
図14Cにおいて、ステップS220は、基地局は手持ちのカメラに対して、有料会場の広域カメラが撮影している映像のみ送ることが可能であることを知らせることを表している。ステップS221では、手持ちカメラからの撮影終了情報を受信したか否かが判断される。手持ちカメラからの撮影終了情報を受信した場合には、ステップS227に進み、手持ちカメラからの撮影終了情報を受信していない場合、すなわち有料会場の広域カメラが撮影している映像のみ送る場合には、ステップS222に進む。
ステップS222は、手持ちカメラからの了解情報を受信することを表している。ステップS223は、基地局は、映像情報を送信することを表している。この映像は、有料会場の広域カメラからの映像を送るのみで、手持ちカメラは、この映像の取り込みだけができるモードである。この手持ちのカメラがシャッターが押されてからの基地局側への連絡は、無線区間は、5G通信を考えて短時間でできることが一つの特徴である。また、ステップS223の映像は、手持ちのカメラ側で直接取り込むのではないので、高解像度の映像で送ることは必ずしも必要ない。
また、図13においても説明を行ったが、広域カメラで撮影している映像と手持ちカメラでシャッターを押したときの遅延を考慮して、時間的に過去の映像を手持ちカメラに送ることが重要である。そして、その映像は、手持ちのカメラで取り込むので、高画質の映像を送る必要がある。しかし、これは静止画であり、動画に比べては、単位時間当たりの情報量が少ないのである。これを、実現するためには、広域カメラ側では、過去の映像を所定時間、消去しないで記憶媒体に残すことが必要となる。また、遅延時間の測定は、一般の通信技術により達成できるので、説明を省くものとする。
ステップS224においては、手持ちのカメラから撮影タイミングの通知があるか否かが判断される。手持ちのカメラから撮影タイミングの通知があると、ステップS225に進み、広域カメラで撮影している高画質の映像を手持ちカメラに送信する。ここで、遅延を考慮した映像を送っても良い。一方、手持ちのカメラから撮影タイミングの通知がない場合には、ステップS226に進む。
ステップS226では、基地局の有料会場の広域カメラからのステップS223の映像情報の送信が終了するか否かが判断される。基地局の広域カメラからのステップS223の映像情報の送信が終了すると、ステップS201に進み、基地局の広域カメラからのステップS223の映像情報の送信が終了していないと、ステップS223に進む。
上記の広域カメラ対応の制御では、図12Dの制御シーケンスは省略してある。この理由を以下に示す。
ここで、手持ちカメラの制御、基地局側の制御ともに、図12Dは、手持ちのカメラでの映像の取り込みは、図12B、図12Cに同じであり、説明は省略する。ここでは、図12Bの1414(撮影情報を送信する)は高画質な映像となる。この部分が、図12Eの1418(撮影情報を送信する)は粗い解像度でよいので異なるのである。
図12Aは、映像配信業者とのやりとりで、どの映像を見るかを決定する。図12B、図12Cは、広域カメラをコントロールしている。高画質な映像のストリーミングである。図12Dは、広域カメラをコントロールしていない。カメラで、映像の取り込みのみをする。高画質な映像のストリーミングである。図12Eは、広域カメラをコントロールしていない。撮影タイミングの通知をする。ストリーミングは、粗い画像で良い。図12Fは、撮影の終了制御である。
下記の特許請求の範囲における請求項1、請求項2のポイントは、手持ちのカメラが、有料会場にある広域カメラの使用権を握ることである。手持ちのカメラが、有料会場にある広域カメラの使用権を取得した後は、有料会場にある広域カメラの映像に対して、手持ちのカメラでシャッターを切ることができる。
従来は、スマホでカメラのシャッターを切ることができたのは、カメラとスマホは1:1であり、有料会場にある広域カメラの使用権の制御ということは無かった。スマホでの制御は、1台のカメラであり、使用権の制御は実施していなかった。
請求項3、請求項4のポイントは、手持ちのカメラで、有料会場にある広域カメラ映像の撮影のみのモードをサポートできることである。有料会場にある広域カメラの使用権を手持ちのカメラに与える制御をし、有料会場にある広域カメラを使用したい要求の混み具合によって、有料会場にある広域カメラの使用権をもらえるか、混んでいると、手持ちカメラで有料会場にある広域カメラの撮影を見ながらシャッターを押すことのみ可能とする。上記にて、前者は、手持ちのカメラが有料会場にある広域カメラの使用権を持って、手持ちのカメラで、有料会場にある広域カメラをコントロールして有料会場にある広域カメラの映像を撮影する方向などの制御を実行する。
請求項5、請求項19のポイントは、有料である会場で受信して撮影している情報を見る手段を有する端末装置は、同時に、複数台で使用可能であることである。
請求項6のポイントは、手持ちカメラに、有料会場にある広域カメラのコントローラを可能とし、遠隔カメラでの撮影、手持ちカメラでの撮影を切替える手段を有していることである。前者を選択した時に、手持ちのカメラに、有料会場にある広域カメラの映像を出すことができる。
請求項7のポイントは、請求項6に加えて、さらにバーチャル映像を考え、手持ちカメラを保有する人は、3種類の映像の中から選んでみることができる。すなわち、手持ちカメラは、有料会場にある広域カメラのコントローラも可能で、有料会場にある広域カメラでの撮影、ノーマル撮影、バーチャル映像を見ることを切り替えることができる。
[実施形態3]
請求項13のポイントは、5G通信を利用することである。請求項13は、スタジアム図(Type2)、パーク図(Type2)のシステム構成において、有料会場にある広域カメラが遠隔にあって、この有料会場にある広域カメラが基地局と5G通信をすることである。基地局からは、有線に入り、有線を通して、コントローラである手持ちカメラに接続される。ここで、手持ちカメラ側も無線(5G)通信であっても良い。
請求項13のポイントは、5G通信を利用することである。請求項13は、スタジアム図(Type2)、パーク図(Type2)のシステム構成において、有料会場にある広域カメラが遠隔にあって、この有料会場にある広域カメラが基地局と5G通信をすることである。基地局からは、有線に入り、有線を通して、コントローラである手持ちカメラに接続される。ここで、手持ちカメラ側も無線(5G)通信であっても良い。
請求項16のポイントは、有料会場にある広域カメラの映像は、360度でも良い、あるいは180度でも良いことを表している。
[実施形態4]
上記の実施形態1−3では、手持ちの機材としてはカメラを考えてきた。実施形態4では、手持ちカメラでなくて、VR(バーチャルリアリティ)機器で、有料会場にある広域カメラの映像を見たり、バーチャルな映像を見ることを考える。
上記の実施形態1−3では、手持ちの機材としてはカメラを考えてきた。実施形態4では、手持ちカメラでなくて、VR(バーチャルリアリティ)機器で、有料会場にある広域カメラの映像を見たり、バーチャルな映像を見ることを考える。
VR機器のモード選択について説明する。
<VR機器のモード選択>
図9は、VR機器の選択の説明図である。
図9は、VR機器の選択の説明図である。
モード1は、有料会場にある広域カメラからの映像である。すなわち、VR機器は、どこを見るかをコントロールするためのもので、実際の映像は、有料会場にある広域カメラから映像を取り込み、この映像情報は、VR機器に送られてVR機器で表示される。
モード2は、バーチャルな映像をこのVR機器で取り込み、表示するものである。
請求項15のポイントは、手持ちのカメラによる制御でなくて人が装着しているVR機器による制御であっても良いことである。
[実施形態5]
手持ちのカメラは、図7の手持ちのカメラモード選択で説明したように、モード1(カメラで撮影)、モード2(有料会場にある広域カメラで撮影)、モード3(バーチャル映像)を考えている。ここで、例えば、モード2(有料会場にある広域カメラで撮影)の時には、手持ちのカメラでは撮影しないで、有料会場にある広域カメラの方向、ズームなどを制御するので、一眼レフカメラ、ミラーレスカメラなどでは、カメラ本体が重いという欠点がある。よって、カメラの一部、例えば、レンズを取り外し可能として有料会場にある広域カメラのリモートコントロールとしてカメラを使用する場合は、レンズを取り外して軽くすることができる。
手持ちのカメラは、図7の手持ちのカメラモード選択で説明したように、モード1(カメラで撮影)、モード2(有料会場にある広域カメラで撮影)、モード3(バーチャル映像)を考えている。ここで、例えば、モード2(有料会場にある広域カメラで撮影)の時には、手持ちのカメラでは撮影しないで、有料会場にある広域カメラの方向、ズームなどを制御するので、一眼レフカメラ、ミラーレスカメラなどでは、カメラ本体が重いという欠点がある。よって、カメラの一部、例えば、レンズを取り外し可能として有料会場にある広域カメラのリモートコントロールとしてカメラを使用する場合は、レンズを取り外して軽くすることができる。
請求項17、請求項18では、有料である会場で受信して撮影している情報を見る手段を有する端末装置は、一部のブロックを取り外し軽量化することが可能である。
[実施形態6]
有料会場にある広域カメラは、複数台のカメラがあるケースでは、どこの位置の有料会場にある広域カメラからの映像を取り込むかを手持ちのカメラでコントロールしてもよい。ここでは、有料会場にある広域カメラである複数のカメラは、乗り移っていって撮影していっても良い。
有料会場にある広域カメラは、複数台のカメラがあるケースでは、どこの位置の有料会場にある広域カメラからの映像を取り込むかを手持ちのカメラでコントロールしてもよい。ここでは、有料会場にある広域カメラである複数のカメラは、乗り移っていって撮影していっても良い。
有料会場にある広域カメラが、複数台のカメラであり、これらの映像を見ることができるようにし、これにより、プレミアム映像をユーザーに提供することが可能になり、有料会場での付加価値が高まることが可能になる。さらに、ユーザーの見たい視点の映像、例えば、サッカーにおけるゴールのシーン、あるいは、100mのゴールのシーンなどは、プレミアムな映像として扱うことができる。
図15には、手持ちのカメラで、シャッターを押したときに、手持ちのカメラを保有している人が手持ちのカメラで見ている映像の静止画としての撮影を希望している例を示す。このタイミングで、シャッター指示のみを広域カメラに返しても、手持ちのカメラでの映像は、遅れているために手持ちカメラを持っている人の希望に合わないことになる。これを実現するためには、基地局側で遅延分前の静止画を送ることができ、手持ちカメラで、手持ちのカメラを保有している人の希望タイミングで静止画の映像を取り込むことが可能になる。
図15において、広域カメラ(基地局側にある)から映像を送る。ここで、映像を撮影するところでの遅延時間をT1a、画像処理での遅延時間をT1b、符号化での遅延時間をT1cとする。次に、広域化カメラから手持ちのカメラに届くまでの遅延時間をT2とする。
手持ちカメラで映像を受信して、手持ちカメラにある表示部に映像を表示する。ここで、映像を表示するまでの遅延時間は、復号化による遅延時間T3c、画像処理での遅延時間T3b、表示部に表示するときの遅延時間T3aの合計となる。手持ちカメラの人が、手持ちカメラの表示部の表示を見てシャッターを押すまでの遅延時間は、T4になる。手持ちカメラでシャッターを押してから、広域カメラまでの遅延時間は、T5になる。
広域カメラは、手持ちカメラでのシャッター押下を検出した時に、T1a+T1b+T1c+T2+T3a+T3b+T3c+T4+T5秒前の撮影した映像を静止画映像で送る。これは、ある一定時間の情報は、撮影した情報を映像記憶部に記憶しておくので、送ることができる。ここで、ここの静止画は高解像度である。
ここで、広域カメラ側での映像作成(撮影T1a+画処理T1b+符号化T1c)の映像は、低画質を考えている。これにより、回線帯域を使用する分が少なくなり、回線帯域を有効利用できる。もちろん、高画質で送っても良い。
ここでは、基地局側が固定で、映像を撮影しているケースについて説明したが、手持ちのカメラにより、広域カメラをコントロールに適用しても良い。
広域カメラでの映像を取得して、この映像を手持ちカメラへ送り、手持ちカメラで、受信した映像を表示して、撮影したいシーンでシャッターを押下し、シャッター押下の情報を広域カメラに送る。ここで、通信路での遅延、映像の符号化後の情報量に基づく遅延は遅延時間において変動する。これ以外の時間は、固定値として計算して、通信路での遅延、映像の符号化後の情報量に基づく遅延は、変動要因として随時測定を実施して、トータルの遅延時間を求めても良い。
[実施形態7]
上記の実施形態においては、手持ちとしてはカメラを考えた。しかしながら、カメラとスマホが一体化して、例えば、USB接続を行い、無線通信はカメラが実施するのではなくて、カメラに接続したスマホが実行しても良い。また、手持ちはカメラでなくて、手持ちのスマホで実行しても良い。
上記の実施形態においては、手持ちとしてはカメラを考えた。しかしながら、カメラとスマホが一体化して、例えば、USB接続を行い、無線通信はカメラが実施するのではなくて、カメラに接続したスマホが実行しても良い。また、手持ちはカメラでなくて、手持ちのスマホで実行しても良い。
[実施形態8]
上記の実施形態においては、スタジアムあるいはパークにあるカメラは、有料会場にある広域カメラとして説明を実施した。この有料会場にある広域カメラの動きは、手持ちのカメラからコントロールできるものと手持ちのカメラからコントロールできない固定タイプを考えた。ここで、上記のスタジアムあるいはパークにあるカメラは、広域カメラに限定されるものではなく、普通のカメラであっても良い。すなわち、普通のカメラで、手持ちのカメラから動かせるもの、動かせない固定のもの、スポットを狙ったものでも良い。
上記の実施形態においては、スタジアムあるいはパークにあるカメラは、有料会場にある広域カメラとして説明を実施した。この有料会場にある広域カメラの動きは、手持ちのカメラからコントロールできるものと手持ちのカメラからコントロールできない固定タイプを考えた。ここで、上記のスタジアムあるいはパークにあるカメラは、広域カメラに限定されるものではなく、普通のカメラであっても良い。すなわち、普通のカメラで、手持ちのカメラから動かせるもの、動かせない固定のもの、スポットを狙ったものでも良い。
1203 センサー
1204 信号処理部
1206 操作部入力手段
1207 無線通信部
1209 操作部出力手段
1218 CPU
1204 信号処理部
1206 操作部入力手段
1207 無線通信部
1209 操作部出力手段
1218 CPU
Claims (19)
- 有料会場の撮影情報を受信して表示することの許可を得る手段と、有料会場で撮影する手段と、撮影した情報を高速で通信する手段と、撮影した情報を受信して撮影している情報を見る手段とを有し、
前記受信して撮影している情報を見る手段は、前記撮影する手段を制御する手段と、有料会場を指定して一定金額を支払い有料会場の撮影を要求する手段とを有することを特徴とする映像撮影システム。 - 有料会場の撮影情報を受信して表示することの許可を得る手段と、有料会場で撮影する手段と、撮影した情報を高速で通信する手段と、撮影した情報を受信して撮影している情報を見る手段とを有し、
前記受信して撮影している情報を見る手段は、前記撮影する手段を制御する手段と、前記撮影する手段の制御を実行する権利は、前記受信して撮影している情報を見ることの希望者数に応じて割り当てる手段と、有料会場を指定して一定金額を支払い有料会場の撮影を要求する手段とを有することを特徴とする映像撮影システム。 - 有料会場の撮影情報を受信して表示することの許可を得る手段と、有料会場で撮影する手段と、撮影した情報を高速で通信する手段と、撮影した情報を受信して撮影している情報を見る手段とを有し、
前記受信して撮影している情報を見る手段は、前記撮影する手段を制御する手段と、有料会場を指定して一定金額を支払い有料会場の撮影を要求する手段とを有し、
有料会場の撮影情報を受信して表示することの許可を得て前記撮影する手段の制御を実行する権利は、前記受信して撮影している情報を見ることを所定条件では割り当てる制御を行い、さらには、前記受信して撮影している情報を見ることを前記所定条件と異なる所定条件になると前記撮影する手段の制御を実行する権利はないが撮影を実行できることを特徴とする請求項1又は2記載の映像撮影システム。 - 有料会場の撮影情報を受信して表示することの許可を得る手段と、有料会場で撮影する手段と、撮影した情報を高速で通信する手段と、撮影した情報を受信して撮影している情報を見る手段とを有し、
前記受信して撮影している情報を見る手段は、前記撮影する手段を制御する手段と、有料会場を指定して一定金額を支払い有料会場の撮影を要求する手段とを有し、
有料会場の撮影情報を受信して表示することの許可を得て前記撮影する手段の制御を実行する権利は、前記受信して撮影している情報を見ることの希望者数に応じて割り当てる制御を行い、さらには、前記受信して撮影している情報を見ることの希望者数が所定人数以上になると前記撮影する手段の制御を実行する権利はないが撮影を実行できることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の映像撮影システム。 - 有料会場の撮影情報を受信して表示することの許可を得る手段と、有料会場で撮影する手段と、撮影した情報を高速で通信する手段と、撮影した情報を受信して撮影している情報を見る手段とを有し、
前記受信して撮影している情報を見る手段は、前記撮影する手段を制御する手段と、有料会場を指定して一定金額を支払い有料会場の撮影を要求する手段とを有し、
有料会場の撮影情報を受信して表示することの許可を得て前記撮影する手段の制御を実行する権利は、所定の複数人に対して有料会場の前記撮影する手段の制御が実行可能であり、
有料会場の前記撮影する手段の制御を実行する権利は、前記受信して撮影している情報を見ることの希望者数が前記所定の複数人未満の時には割り当てる制御を行い、さらには、前記受信して撮影している情報を見ることの希望者数が所定人数以上になると、前記撮影する手段の制御を実行する権利はないが撮影を実行できることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の映像撮影システム。 - 有料会場の撮影情報を受信して表示することの許可を得る手段と、有料会場で受信して撮影している情報を見る手段とを有する端末装置で撮影を実施する撮影方式と、前記端末装置以外の撮影を実施する撮影方式とを有することを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の映像撮影システム。
- 有料会場の撮影情報を受信して表示することの許可を得る手段と、有料会場で受信して撮影している情報を見る手段とを有する端末装置で撮影を実施する撮影方式と、前記端末装置以外の撮影を実施する撮影方式とを有し、さらに、バーチャルな映像を取得し見ることができることを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載の映像撮影システム。
- 有料会場の撮影情報を受信して表示することの許可を得る手段と、有料会場で撮影する手段と、撮影した情報を高速で通信する手段と、撮影した情報を受信して撮影している情報を見る手段とを有し、
前記受信して撮影している情報を見る手段は、前記撮影する手段を制御する手段と、有料会場を指定して一定金額を支払い有料会場の撮影を要求する手段とを有し、
さらに、有料会場の撮影の金額は条件により変更することを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載の映像撮影システム。 - 有料会場の撮影情報を受信して表示することの許可を得る手段と、有料会場で撮影する手段と、撮影した情報を高速で通信する手段と、撮影した情報を受信して撮影している情報を見る手段とを有し、
前記受信して撮影している情報を見る手段は、前記撮影する手段を制御する手段と、有料会場を指定して一定金額を支払い有料会場の撮影を要求する手段とを有し、
さらに、有料会場の撮影の金額は条件により変更するが、前記条件としては、イベントの重要性、見える範囲、見ることのできる時間、視聴時間、今の状況の盛り上がり、コントロール権が与えられる機材のスペックなどによることを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載の映像撮影システム。 - 有料会場の撮影情報を受信して表示することの許可を得る手段と、有料会場で撮影する手段と、撮影した情報を高速で通信する手段と、撮影した情報を受信して撮影している情報を見る手段とを有し、
前記受信して撮影している情報を見る手段は、前記撮影する手段を制御する手段と、有料会場を指定して一定金額を支払い有料会場の撮影を要求する手段とを有し、
さらに、有料会場の撮影の金額は条件により変更するが、前記条件としては、途中で見ることをやめたときの金額の値引きも入れることを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載の映像撮影システム。 - 有料会場の撮影情報を受信して表示することの許可を得る手段と、有料会場で撮影する手段と、撮影した情報を高速で通信する手段と、撮影した情報を受信して撮影している情報を見る手段とを有し、
前記受信して撮影している情報を見る手段は、前記撮影する手段を制御する手段と、有料会場を指定して一定金額を支払い有料会場の撮影を要求する手段とを有し、
さらに、有料会場の撮影の金額は条件により変更するが、前記条件としては、手持ちのカメラでは、有料の会場の広域カメラをコントロールできないが、シャッタのみ切ることができる使い方においては、金額の値引きも入れることを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載の映像撮影システム。 - 有料会場の撮影情報を受信して表示することの許可を得る手段と、有料会場で撮影する手段と、撮影した情報を高速で通信する手段と、撮影した情報を受信して撮影している情報を見る手段とを有し、
前記受信して撮影している情報を見る手段は、前記撮影する手段を制御する手段と、有料会場を指定して一定金額を支払い有料会場の撮影を要求する手段とを有し、
さらに、有料会場の撮影の金額は条件により変更するが、前記条件としては、広域カメラで撮像している写真の撮影を行って、手持ちのカメラにこの映像を取り込んだ時には、金額の増額をすることを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載の映像撮影システム。 - 有料会場で撮影した情報を高速で通信する手段は、無線通信を実行して、その後、有線通信を実行する構成において、有料会場の撮影情報を受信して表示することの許可を得る手段と、有料である会場で受信して撮影している情報を見る手段とを有する端末装置は、無線通信あるいは有線通信を含むことを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の映像撮影システム。
- 有料会場で受信して撮影している情報を見る手段を有する端末装置は、カメラであることを特徴とする請求項1乃至8のいずれか1項に記載の映像撮影システム。
- 有料会場で受信して撮影している情報を見る手段を有する端末装置は、バーチャルリアリティ機器であることを特徴とする請求項1乃至8のいずれか1項に記載の映像撮影システム。
- 有料会場で撮影する手段は、2次元の撮影である普通に撮影するカメラに加えて、360度が撮影可能なカメラあるいは180度が撮影可能なカメラであることを特徴とする請求項1乃至14のいずれか1項に記載の映像撮影システム。
- 有料会場で受信して撮影している情報を見る手段を有する端末装置は、一部のブロックを取り外すことが可能である端末装置であることを特徴とする請求項1乃至15のいずれか1項に記載の映像撮影システム。
- 有料会場で受信して撮影している情報を見る手段を有する端末装置は、一部のブロックを取り外し、軽量化することが可能である端末装置であることを特徴とする請求項1乃至15のいずれか1項に記載の映像撮影システム。
- 有料会場で撮影する手段は、有料会場で受信して撮影している情報を見る手段を有する複数台の端末からのカメラコントローラ制御による映像を出力する手段を有し、前記各端末に同時にカメラコントロール制御に基づいて映像を送ることを特徴とする請求項1乃至18のいずれか1項に記載の映像撮影システム。
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