JP2021157013A - 集積光学装置、集積光学モジュール - Google Patents

集積光学装置、集積光学モジュール Download PDF

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Abstract

【課題】ワイヤーボンディングの衝撃等に対する耐性が高い集積光学装置、およびこれを用いた集積光学モジュールを提供する。【解決手段】基台20と、基台20の表面21に設けられた光半導体素子30と、基板40と、基板40の表面に設けられた光導波路50と、を備え、光導波路50の入射面61が光半導体素子30の出射面31と対向するように配置され、光半導体素子30から出射される光が光導波路50に入射可能であり、光半導体素子30は、金属層75、76を介して基台20と接続されており、基台20は、金属層71、72、73を介して基板40と接続されており、基台20の表面21と反対側の基台底面23は、基板40の表面と反対側の基板底面43よりも突出した位置にある。【選択図】図4

Description

本発明は、集積光学装置、およびこれを用いた集積光学モジュールに関する。
データトラフィックの増加に伴い、光通信システムやそれらを活用した身の回りの様々な光デバイスの多機能化が進んでいる。最近では多機能化と共に高密度化が求められ、多機能且つ小型な光デバイスが検討されている。
光通信システムにおいては、シリコンフォトニクスの技術検討が進められている。これは、シリコン導波路へ発光素子や受光素子などを集積させるものである。
また身の回りもウェアラブルデバイスや小型プロジェクタなど、多機能かつ持ち歩きが可能なデバイスのために、光モジュールの小型化が求められている。
従来、複数の光学素子を1つに集積化するために、ミラー及びレンズが用いられている。例えば、特許文献1には、筐体内にレーザーダイオード(Laser Diode:LD)、光学レンズ、全反射用波長フィルタ、波長分離用フィルタ、ファイバコリメータ、フォトダイオードが集積された光モジュールが開示されている。
こうした特許文献1の光モジュールでは、LDから発せられた波長1.3μmの光が集光レンズ、キャピラリ、コリメータレンズを経て全反射用波長フィルタを通り、波長分離用フィルタで全反射し、ファイバコリメータで受光される。ファイバコリメータから入力された波長1.49μm,1.55μmの光は、波長分離用フィルタを通過してから、全反射用波長分離用フィルタにより互いに分離される。分離された後の1.55μmの光は、全反射用波長フィルタにより折り返され、結合レンズによりフォトダイオードに入射する。分離された後の1.49μmの光は、結合レンズによりフォトダイオードに入射する。
また、特許文献2には、透明基板の表面及び裏面に波長選択フィルタ及びミラーが搭載された波長合分波器に、波長選択フィルタ及びミラーの配置に合わせて所定の波長を有する光を複数入射させ、波長合分波器で合波可能な光送受信モジュールが開示されている。
特許文献1,2のようにミラーやレンズを用いた集積化とは別の構造として、例えば特許文献3、4には導波路構造を備えた光デバイスが開示されている。特許文献3に開示されている合波器では、任意のN本の薄いクラッドを持つファイバ素線がチップ型板に固定され、複数のファイバ素線の出射端が互いに束ねられている。特許文献4には、半導体導波路を有して第1の基板上に搭載された半導体チップと、PLCチップとを一体化したハイブリッド集積光モジュールが開示されている。
特許文献4のハイブリッド集積光モジュールでは、半導体チップにおいてPLCチップに対向する端面と、PLCチップにおいて半導体チップに対向する端面とはギャップをあけて互いに離間している。また、半導体チップとPLCチップとは、紫外線硬化接着剤によって接着されている。
特開2005−309370号公報 特開2009−105106号公報 特開2016−118750号公報 特開2011−102819号公報
しかしながら、特許文献4に記載されている光モジュールでは、部品同士が紫外線硬化樹脂で接着されているため、ワイヤーボンディングの工程等による温度変化による紫外線硬化接着剤の膨張・収縮が生じ、互いに接着されていた部品同士の調芯精度が低下し、集積光学装置の信頼性が低下する虞があった。また、LD等の光半導体素子を作動させるために基板に導通する必要があり、ワイヤーボンディング等の方法を用いて光半導体素子と電源とを基板上で接続する。そのとき、半導体チップに対してPLCチップが固定される強度が十分でないと、ワイヤーボンディングする際に、半導体チップが滑落する虞があった。
半導体チップ及びPLCチップは通常、パッケージに搭載される。ワイヤーボンディングによる衝撃あるいは負荷は半導体チップ及びPLCチップのうち、半導体チップ側にかかるが、この点を考慮してワイヤーボンディングによる衝撃に対する耐性を高める技術は知られていない。
本発明は、このような事情を考慮してなされたものであり、ワイヤーボンディングの衝撃等に対する耐性が高い集積光学装置、およびこれを用いた集積光学モジュールを提供することを目的とする。
本発明の第1態様では、集積光学装置は、基台と、前記基台の表面に設けられた光半導体素子と、基板と、前記基板の表面に設けられた光導波路と、を備え、前記光導波路の入射面が前記光半導体素子の出射面と対向するように配置され、前記光半導体素子から出射される光が前記光導波路に入射可能であり、前記光半導体素子は、金属層を介して前記基台と接続されており、前記基台は、他の金属層を介して前記基板と接続されており、前記基台の表面と反対側の基台底面は、前記基板の表面と反対側の基板底面よりも突出した位置にある。
本発明の第2態様では、集積光学装置は、前記光半導体素子と前記光導波路との間に反射防止膜が設けられている。
本発明の第3態様では、集積光学装置は、前記光半導体素子を複数備え、複数の前記光半導体素子は互いに異なる波長を有する光を発し、前記光導波路には複数の前記光半導体素子が発する光のそれぞれが入射可能なコアが設けられ、複数の前記コアは前記光導波路の出射面に到達する手前側で互いに1つに集められている。
本発明の第4態様では、集積光学モジュールは、前記各項に記載の集積光学装置と、該集積光学装置を収容するパッケージとを有し、前記集積光学装置は、金属または樹脂を含む接合層を介して前記パッケージに固定されている。
本発明によれば、製造時において、光半導体素子が設けられた基台と、光導波路が設けられた基板との接続部分に、過剰な負荷が加わることのない集積光学装置、およびこれを用いた集積光学モジュールを提供することができる。
図1は、本発明の一実施形態の集積光学装置の斜視図である。 図2は、図1に示す集積光学装置のPLCの入射面の断面図である。 図3は、図1に示す集積光学装置の一部の平面図である。 図4は、図1に示す集積光学装置においてA−A´線で矢視した断面図である。 図5(a)及び図5(b)は、図1に示す集積光学装置の製造方法の一例を説明するための断面図である。 図6は、図1に示す集積光学装置がパッケージされた集積光学モジュールの平面図である。 図7は、集積光学モジュールの側面図である。 図8は、集積光学モジュールのカバーを外した状態の平面図である。 図9は、集積光学モジュールの出射部側から見た側面図である。 図10は、集積光学モジュールの使用時の一形態を示す斜視図である。
以下、本発明を適用した一実施形態である集積光学装置、およびこれを用いた集積光学モジュールについて図面を参照して説明する。なお、以下に示す実施形態は、発明の趣旨をより良く理解させるために具体的に説明するものであり、特に指定のない限り、本発明を限定するものではない。また、以下の説明で用いる図面は、本発明の特徴をわかりやすくするために、便宜上、要部となる部分を拡大して示している場合があり、各構成要素の寸法比率などが実際と同じであるとは限らない。
(集積光学装置)
図1に示すように、本実施形態の集積光学装置10は、サブキャリア(基台)20と、サブキャリア20の上面(表面)21に設けられたLD(光半導体素子)30と、基板40と、基板40の上面(表面)41に設けられたPLC(光導波路)50と、を備えている。
集積光学装置10は、光の3原色である赤(R)、緑(G)、青(B)のそれぞれの色の光を合わせる合波器である。集積光学装置10は、例えばヘッドマウントディスプレイに搭載される合波器として適用可能である。使用する光源であるLD(光半導体素子)30は、赤(R)、緑(G)、青(B)とは限らず、本実施形態において、例示として示した光の3原色のLD(光半導体素子)30は、市販の赤色光、緑色光、青色光等の各種レーザー素子が使用可能である。適宜、所望の用途により選択すればよく、例えば、赤色光とは、ピーク波長が610nm以上750nm以下である光が使用可能であり、緑色光とは、ピーク波長が500nm以上560nm以下である光が使用可能であり、青色光とは、ピーク波長が435nm以上480nm以下である光が使用可能である。
集積光学装置10は、赤色光を発するLD30−1、緑色光を発するLD30−2、及び青色光を発するLD30−3を備える。LD30−1,30−2,30−3は、それぞれのLDから発せられる光の出射方向に略直交する方向において互いに間隔をあけて配置され、個別のサブキャリア20の上面21に設けられている。LD30−1は、サブキャリア20−1の上面21−1に設けられている。LD30−2は、サブキャリア20−2の上面21−2に設けられている。LD30−3は、サブキャリア20−3の上面21−3に設けられている。以下では、集積光学装置10の任意の構成要素の符号Zについて、符号Z−1,Z−2,…,Z−Kの構成要素に共通する内容については、これらをまとめて符号Zと記載する場合がある。前述のKは2以上の自然数である。
なお、言うまでもないが、本実施形態として示した赤(R)、緑(G)、青(B)以外の光も使用可能であり、図面を用いて説明した赤(R)、緑(G)、青(B)の搭載順についても、この順である必要性はなく適宜変更可能である。
LD30は、ベアチップでサブキャリア20に実装されている。サブキャリア20は、例えば窒化アルミニウム(AlN)や、酸化アルミニウム(Al)、シリコン(Si)、等で構成されている。図4に示すように、サブキャリア20とLD30との間には、金属層75,76が設けられている。サブキャリア20とLD30とは、金属層75,76を介して接続されている。金属層75,76を形成する方法としては、公知の方法が利用可能で特に問わないが、例えば、スパッタ、蒸着、ペースト化した金属の塗布等の公知手法が利用可能である。金属層75,76は、例えば金(Au)、白金(Pt)、銀(Ag)、鉛(Pb)、インジウム(In)、ニッケル(Ni)、チタン(Ti)及びタンタル(Ta)、タングステン(W)、金(Au)とスズ(Sn)の合金、スズ(Sn)−銀(Ag)−銅(Cu)系はんだ合金(SAC)、SnCu、InBi、SnPdAg、SnBiIn及びPbBiInからなる群から選択される1又は複数の金属で構成されている。
基板40は、シリコン(Si)で構成されている。PLC50は、集積回路等の微細な構造を形成する際に用いられる公知のフォトリソグラフィやドライエッチングを含む半導体プロセスによって、上面41に、基板40と一体になるように作製されている。図1及び図2に示すように、PLC50には、複数且つLD30−1,30−2,30−3と同数のコア51−1,51−2,51−3と、コア51−1,51−2,51−3を囲むクラッド52が設けられている。クラッド52の厚みと、コア51−1,51−2,51−3の幅方向寸法は、特に制限されない。例えば、50μm程度の厚みを有するクラッド52中に、数ミクロン程度の幅方向寸法を有するコア51−1,51−2,51−3が配設されている。
コア51−1,51−2,51−3及びクラッド52は、例えば石英で構成されている。コア51−1,51−2,51−3の屈折率は、クラッド52の屈折率より所定値だけ高くなっている。このことによって、コア51−1,51−2,51−3の各々に入射した光が、各コアとクラッド52との界面で全反射しながら、各コアを伝搬する。コア51−1,51−2,51−3には、例えばゲルマニウム(Ge)等の不純物が前述の所定値に応じた量でドープされている。
以下、LD30から発せられる光の出射方向をy方向とする。y方向を含む面内でy方向に直交し、且つLD30−1,30−2,30−3が互いに間隔をあけて配置されている方向をx方向とする。x方向及びy方向に直交し、且つサブキャリア20からLD30に向かう方向をz方向とする。PLC50の入射面61では、コア51−1,51−2,51−3は、x方向及びz方向に関してLD30−1,30−2,30−3から発せられる光の光軸に合わせて配置されている。
図1及び図4に示すように、コア51−1,51−2,51−3は、PLC50の出射面64に到達する手前側で互いに1つに集められている。即ち、コア51−1,51−2,51−3は、y方向の前方に向かうにしたがって順次互いに近づき、1つのコア51−4に合流する。コア51−1,51−2,51−3からの漏れ光が生じないように、コア51−1,51−2,51−3はそれぞれ、所定の曲率半径以上の曲率半径でコア51−4に接続されるのが好ましい。
図3に示すように、PLC50の入射面61がLD30の出射面31と対向するように配置されている。詳細には、LD30−1の出射面31−1がコア51−1の入射面61−1と対向している。x方向及びz方向において、LD30−1から発せられる赤色光の光軸と入射面61−1の中心とが略重なっている。同様に、LD30−2の出射面31−2がコア51−2の入射面61−2と対向している。x方向及びz方向において、LD30−2から発せられる緑色光の光軸と入射面61−2の中心とが略重なっている。LD30−3の出射面31−3がコア51−3の入射面61−3と対向している。x方向及びz方向において、LD30−3から発せられる青色光の光軸と入射面61−3の中心とが略重なっている。このような構成及び配置によって、LD30−1,30−2,30−3から発せられる赤色光、緑色光、青色光の少なくとも一部は、コア51−1,51−2,51−3に入射可能である。
図1に示すように、LD30−1,30−2,30−3から発せられる赤色光、緑色光、青色光は、コア51−1,51−2,51−3にそれぞれ入射した後、各コアを伝搬する。コア51−1,51−2及びこれらのコアを伝搬する赤色光及び緑色光は、合流位置57−2よりy方向の後方の所定の合流位置57−1(図3参照)で合わさる。コア51−1,51−2同士が合流したコア51−7(図3参照)とコア51−3及びこれらのコアを伝搬する赤色光、緑色光及び青色光は、合流位置57−2で合わさる。合流位置57−2で集光された赤色光、緑色光及び青色光は、コア51−4を伝搬し、出射面64に到達する。出射面64から出射される3色光は、例えば集積光学装置10の使用目的に応じて信号光等として用いられる。
図4に示すように、サブキャリア20は、第1金属層71,第2金属層72,第3金属層73を介して基板40と接続されている。本実施形態では、サブキャリア20において基板40に対向する側面(第1側面)22(22−1、22−2、22−3)と基板40においてサブキャリア20に対向する側面(第2側面)42とは、第1金属層71、第2金属層72、第3金属層73、反射防止膜81を介して接続されている。金属層75の融点は、第3金属層73の融点よりも高い。
第1金属層71は、スパッタ又は蒸着等によって側面22に当接した状態で設けられ、例えば金(Au)、白金(Pt)、銀(Ag)、鉛(Pb)、インジウム(In)、ニッケル(Ni)、チタン(Ti)及びタンタル(Ta)からなる群から選択される1又は複数の金属で構成されている。好ましくは、第1金属層71に、金(Au)、白金(Pt)、銀(Ag)、鉛(Pb)、インジウム(In)、ニッケル(Ni)が用いられる。第2金属層72は、スパッタ又は蒸着等によって側面42に当接した状態で設けられ、例えばチタン(Ti)、タンタル(Ta)及びタングステン(W)からなる群から選択される1又は複数の金属で構成されている。好ましくは、第2金属層72に、タンタル(Ta)が用いられる。第3金属層73は、第1金属層71と第2金属層72との間に介在し、例えばアルミニウム(Al)、銅(Cu)、AuSn、SnCu、InBi、SnAgCu、SnPdAg、SnBiIn及びPbBiInからなる群から選択される1又は複数の金属で構成されている。好ましくは、第3金属層73に、AuSn、SnAgCu、SnBiInが用いられる。
第1金属層71の厚み、即ち第1金属層71のy方向の大きさは、例えば0.01μm以上5.00μm以下である。第2金属層72の厚み、即ち第2金属層72のy方向の大きさは、例えば0.01μm以上1.00μm以下である。第3金属層73の厚み、即ちy方向の大きさは、例えば0.01μm以上5.00μm以下である。また、第3金属層73の厚みは、第1金属層71及び第2金属層72の各厚みより大きいことが好ましい。
このような構成では、第1金属層71、第2金属層72、第3金属層73の前述の各役割が良好に発現され、基板40に対する第1金属層71の材料の進入及び各金属層同士の接着強度の低下が抑えられる。
本実施形態では、第1金属層71は、金属層75に接触しない状態で、側面22の略全域において基板40又はPLC50に対向する側面に設けられている。第2金属層72及び第3金属層73のz方向の前端、即ち上端は、z方向の前側では第1金属層71と同じ位置に達している。第2金属層72及び第3金属層73のz方向の後端、即ち下端は、第1金属層71よりも後方且つ反射防止膜81より前方の位置に達している。y方向に沿って見たとき、x方向において第1金属層71はサブキャリア20より大きく形成されている。
前述の構成のように、第1金属層71の面積、即ちx方向及びz方向を含む面内の大きさは、第2金属層72及び第3金属層73の面積と略同じであるか、或いは第2金属層72及び第3金属層73の面積より小さいことが好ましい。このような構成では、基板40に対するサブキャリア20の接続強度が最大限に確保される。
本実施形態では、LD30とPLC50との間に反射防止膜81が設けられている。例えば、反射防止膜81は、基板40の側面42とPLC50の入射面61とに、一体的に形成されている。但し、反射防止膜81は、PLC50の入射面61のみに形成されていてもよい。
入射面61に加えて出射面64にも、反射防止膜82が設けられている。なお、図1では、集積光学装置10の概略構成を示しており、第1金属層71、第2金属層72、第3金属層73及び反射防止膜81,82は省略されている。
反射防止膜81,82は、PLC50への入射光又は出射光が入射面61又は出射面64から各面に進入する方向とは逆向きに反射することを防止し、入射光又は出射光の透過率を高めるための膜である。反射防止膜81,82は、例えば複数の種類の誘電体が、入射光である赤色光、緑色光、青色光の波長に応じた所定の厚みで交互に積層されることによって形成される多層膜である。前述の誘電体としては、例えば酸化チタン(TiO)、酸化タンタル(Ta)、酸化シリコン(SiO)、酸化アルミニウム(Al)等が挙げられる。
LD30の出射面31とPLC50の入射面61とは、所定の間隔で配置されている。入射面61は出射面31と対向しており、y方向において出射面31と入射面61との間には隙間70がある。集積光学装置10は空気中に露出されているので、隙間70には空気が満ちている。集積光学装置10がヘッドマウントディスプレイに用いられる点及びヘッドマウントディスプレイで求められる光量等をふまえると、隙間(間隔)70のy方向の大きさは、例えば0μmより大きく、5μm以下である。なお、後述するように、集積光学装置10をパッケージに収容し、収容部の内部空間に窒素(N)等の不活性ガスで封入すれば、隙間70には不活性ガスが満たされる。
図4に示すように、本実施形態の集積光学装置10は、サブキャリア(基台)20の上面(表面)21と反対側にある底面(基台底面)23は、基板40の上面(表面)41と反対側にある底面(基板底面)43よりも突出した位置になるように、サブキャリア(基台)20が形成されている。例えば、サブキャリア20の底面23は、基板40の底面43よりも、図4中の下側に向かって、例えば0.1mm〜2mm程度突出するように形成されている。
本実施形態のように、サブキャリア20の底面23が基板40の底面43よりも突出するように形成することで、集積光学装置10を製造する過程で、LD30を動作させる配線となるワイヤーボンディングを形成する際に、サブキャリア20だけに負荷が加わるため、サブキャリア20と基板40との接合部分(第1金属層71,第2金属層72,第3金属層73)に過大な負荷が加わることを防止する。これによって、サブキャリア20と基板40との接合部分の強度を特に高めなくても、LD(光半導体素子)30にワイヤーボンディングを形成する際にサブキャリア20と基板40とが分離するなどの不具合が生じることを防止できる。従って、ワイヤーボンディングの衝撃等に対する耐性が高い集積光学装置10を実現できる。
また、サブキャリア20の底面23が基板40の底面43よりも突出するように形成することで、サブキャリア20の厚みを厚くすることができる。これによって、サブキャリア20の表面積を増大させて、LD(光半導体素子)30の動作で生じた熱を、サブキャリア20から、より効率的に放熱することができる。
次いで、集積光学装置10の製造方法を簡単に説明する。先ず、サブキャリア20の上面21に、ベアチップのLD30を公知の手法を用いて実装する。例えば、サブキャリア20の上面21に、金属層75をスパッタ又は蒸着等を用いて形成する。さらに、LD30の下面33(例えば、LD30−1の下面33−1)に、金属層76をスパッタ又は蒸着等を用いて形成する。次に、図5(a)に示すように、例えば、レーザー90からレーザー光をサブキャリア20に照射し、サブキャリア20のみを溶融及び変形しない程度に加熱する。サブキャリア20からの伝熱によって、金属層75,76を軟化あるいは溶融させ、その後冷却する。これにより、サブキャリア20の上面21に、LD30が金属層75,76を介して接合される。また、LD30のサブキャリア20への実装前或いは実装後に、サブキャリア20の側面22に第1金属層71をスパッタ又は蒸着等を用いて形成する。
次に、基板40の上面41に、公知の半導体プロセスによってPLC50を形成する。
続いて、入射面61及び出射面64に反射防止膜81,82、不図示の反射防止膜を形成する。さらに、反射防止膜81のy方向の後方に、第2金属層72、第3金属層73をこの順に、スパッタ又は蒸着等を用いて形成する。
次に、x方向及びz方向において、互いに対応するLD30とコア51−1,51−2,51−3の出射面31と入射面61とをy方向に間隔をあけて対向させる。LD30から発せられる各色光の光軸と対応するコアの入射面61の中心とを略重ねる。この時、サブキャリア20の厚みが厚いため、サブキャリア20の底面23は、基板40の底面43よりも突出した位置に配置される。
次いで、図5(b)に示すように、レーザー90からレーザー光をサブキャリア20に照射し、サブキャリア20からの伝熱によって第1金属層71、第2金属層72及び第3金属層73を軟化或いは溶融させる。LD30とPLC50との相対位置を調整し、かつ、サブキャリア20の底面23と基板40の底面43とが同一平面上になるように、PLC50が形成された基板40に、LD30が実装されたサブキャリア20を接合する。こうした工程を経て、サブキャリア20の底面23が、基板40の底面43よりも突出した位置にある集積光学装置10を製造することができる。
(集積光学モジュール)
次に、本実施形態の集積光学装置を有する集積光学モジュールについて説明する。
本実施形態の集積光学モジュール100は、図6、図7に示すように、例えばパッケージ110に収容されてもよい。集積光学モジュール100は、上述した集積光学装置10と、パッケージ110と、を備える。パッケージ110は、キャビティ構造を有する本体102と、本体102を覆うカバー105と、を備える。
本体102は、集積光学装置10が収容される箱状の収容部107と、収容部107に隣り合う電極部108と、を有する。本体102は、例えばセラミック等で形成されている。収容部107の上面には開口が形成されている。上面視で開口の周縁の収容部107の上面には、金属膜112が形成されている。カバー105は、金属膜112を介して、収容部107の上面に形成された開口を隙間なく覆っている。カバー105で収容部107を気密封止する際に、収容部107の内部空間に窒素(N)等の不活性ガスが封入されている。つまり、収容部107は、カバー105によって気密封止されている。収容部107の内部空間は、不活性ガスで満たされている。これにより、隙間70(図4参照)には不活性ガスが満たされる。
電極部108は、収容部107のy方向で手前側、即ちy方向の後方に配置されている。電極部108の上面は、収容部107の上面よりも下に位置している。電極部108の底面は、収容部107の底面と略同じ高さに位置している。電極部108の上面には、x方向に間隔をあけて複数の外部電極パッド210が設けられている。
図7、図8に示すように、収容部107の底壁部131の所定の位置に、集積光学装置10を設置するための土台180が設けられている。集積光学装置10は、土台180の上に設けられている。つまり、集積光学装置10は、収容部107の内部空間に配置されている。集積光学装置10は、サブキャリア(基台)20の底面(基台底面)23と土台180の上面180aに接合されており、同時に基板40の底面(基板底面)43が土台180の上面180aに接合されていてもよい。
サブキャリア(基台)20の底面(基台底面)23は、土台180の上面180a(一内面)との間で接着層182aを介して接合されていればよい。また、基板40の底面(基板底面)43は、土台180の上面180a(一内面)との間で接着層182bを介して接合されていてもよい。
サブキャリア(基台)20の底面23は、基板40の底面43よりも突出しているので、接着層182bの厚みは、接着層182aの厚みよりも厚くなるように形成されている。
こうした接着層182a,182bは、熱伝導性を高めるために、樹脂にフィラーを混合した材料が用いられている。接着層182a,182bを構成する樹脂としては、例えば、エポキシ樹脂が挙げられる。また、樹脂の熱伝導性を向上させるフィラーとしては、銅粉末やアルミニウム粉末、アルミナ粉末などを用いることができる。
なお、こうした接着層182a,182bは、一定以上の熱伝導性を保つために、熱伝導率が4W/m・K以上にすることが好ましい。
y方向においてサブキャリア20の下方の土台180と外部電極パッド210との間の位置の底壁部131には、x方向に間隔をあけて複数の内部電極パッド202が設けられている。
LD30及びサブキャリア20の各々と複数の内部電極パッド202のうち各LD30に対応する内部電極パッド202とは、ワイヤーボンディング等の方法を用いてワイヤー95によって接続されている。例えば、LD30−1及びサブキャリア20−1の各々と2つの内部電極パッド202−1の各々とは、ワイヤー95−1によって個別に接続されている。LD30−2及びサブキャリア20−2の各々と2つの内部電極パッド202−2の各々とは、ワイヤー95−2によって個別に接続されている。LD30−3及びサブキャリア20−3の各々と2つの内部電極パッド202−3の各々とは、ワイヤー95−3によって個別に接続されている。
内部電極パッド202−1、202−2、202−3の各々は、互いに異なる外部電極パッド210と接続されている。前述のように内部電極パッド202−1202−2、202−3の各々と電気的に接続された外部電極パッド210は、不図示の電源等と電気的に接続されている。つまり、集積光学装置10では、LD30と不図示の電源とがワイヤー95、内部電極パッド202−1、202−2、202−3及び外部電極パッド210によって接続されている。不図示の電源から内部電極パッド202−1、202−2、202−3の各々に対応する外部電極パッド210に電力が供給されることによって、LD30−1、30−2、30−3から赤色光、緑色光、青色光が出射される。
収容部107の側壁部132のうち、集積光学装置10のPLC50の出射面31と対向する側壁部132には、開口133が形成されている。開口133は、側壁部132においてPLC50のコア51−4から出射される3色光の光軸と交差する位置を略中心として形成されている。開口133は、コア51−4から出射され、収容部107の内部空間で拡がった3色光の側壁部132の表面上での大きさよりも大きく形成されている。図12及び図13に示すように、開口133は、側壁部132の外方からガラス板220によって隙間なく覆われている。つまり、収容部107は、カバー105に加えてガラス板220によって気密封止されている。ガラス板220の両板面には、不図示の反射防止膜が設けられている。
開口133は、PLC50のコア51−4から出射される3色光が通過してパッケージ110の外部に伝搬するための窓である。図14に示すように、PLC50のコア51−4から出射された3色光LLは、y方向を中心に拡散しつつ、開口133及びガラス板220を通り、パッケージ110のy方向で奥側、即ちy方向の前方に進行する。例えば、パッケージ110の側壁部132−1よりもy方向で奥側に、コリメートレンズ310を備えたコリメート装置300を配置できる。y方向における出射面31とコリメートレンズ310との距離をコリメートレンズ310の焦点距離に合わせ、3色光LLの光軸上にコリメートレンズ310の中心を合わせることによって、コア51−4から出射された3色光LLがコリメートされ、平行光になる。
以上、本発明の一実施形態を説明したが、この実施形態は例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。この実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。この実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれると同様に、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれるものである。
例えば、本実施形態の集積光学装置10では、サブキャリア(基台)20の上面(表面)21に3つのLD(光半導体素子)30−1,30−2,30−3が設けられているが、LD(光半導体素子)は少なくとも1つだけ(例えば白色光を発するLD)設けられていればよく、あるいは4つ以上のLDが設けられていてもよい。また、それぞれのLD(光半導体素子)30−1,30−2,30−3がそれぞれ発する光も、赤色光、青色光、緑色光に限定されるものではなく、任意の波長域の光を発するLDを用いることができる。
また例えば、集積光学モジュール100は、パッケージ110の底面に更にヒートシンクなどを接合することもできる。これにより、集積光学装置10からパッケージ110に伝搬された熱を一層効率よく外部に放熱することができる。
また、例えば、集積光学装置10ではサブキャリア20と基板40とが、少なくとも第1金属層71の金属と第3金属層73との合金層、及び/又は第2金属層72の金属と第3金属層73との合金層を含む不図示の金属複合層を介して接続されていてもよい。「少なくとも第1金属層71の金属と第3金属層73との合金層、及び/又は第2金属層72の金属と第3金属層73との合金層を含む金属複合層」とは、その一部に第1金属層71の金属と第3金属層73との合金層、及び/又は第2金属層72と第3金属層73との合金層を有しているか、又は、その全部が、第1金属層71の金属と第3金属層73との合金層、及び第2金属層72の金属と第3金属層73との合金層で構成されている層を意味する。一例として、集積光学装置10において、第1金属層71の金属と第3金属層73の金属とがy方向の一部又は全体に亘って合金化し、1つの合金層を形成する場合が挙げられる。
また、例えば、第2金属層72の金属と、第3金属層73の金属とがy方向の一部又は全体に亘って合金化し、1つの合金層を形成する場合が挙げられる。これらの場合、サブキャリア20と基板40とを、第1金属層71と第3金属層73との合金層、及び第2金属層72と第3金属層73との合金層のいずれか又は双方を介して接続できる。このような構成によれば、サブキャリア20と基板40とを、合金層によって従来のような樹脂による接続よりも強固に接続でき、集積光学装置の信頼性を高めることができる。
また、例えば、集積光学装置10では、サブキャリア20とLD30とが、少なくとも金属層75,76との合金層を含む不図示の金属複合層を介して接続されていてもよい。「少なくとも金属層75,76との合金層を含む金属複合層」とは、その一部に金属層75と金属層76との合金層を有している層であるか、又は、その全部が当該合金層で構成されている層を意味する。一例として、集積光学装置10において、金属層75の金属と金属層76の金属とがz方向の一部又は全体に亘って合金化し、合金層を形成している場合が挙げられる。金属層75の金属と金属層76の金属とがz方向の一部で合金化された場合、サブキャリア20とLD30との間には、金属層75,76の合金層と、金属層75及び金属層76のいずれか又は双方とが介在する。金属層75の金属と金属層76の金属とがz方向の全体に亘って合金化された場合、サブキャリア20とLDとの間には、実質的に上記合金層のみが介在する。また、金属層75と金属層76とがy方向の全体に亘って合金化し、合金層が形成されることが好ましいが、このような構成に限定されず、y方向の一部で合金化し、合金層が形成されていてもよい。
サブキャリア20と基板40とを接続するためにサブキャリア20と基板40との間に介在させる金属材料は、サブキャリア20、基板40、第1金属層71の各材料によって適宜変更可能である。また、金属層や合金層の金属材料の厚みについても、サブキャリア20、基板40、第1金属層71の各材料に応じて適宜設定される。金属材料の種類及び厚み、サブキャリア20の加熱条件等によって、サブキャリア20と基板40との間に介在する金属複合層の構成は変わり得る。金属複合層は、単独の合金層、金属層と合金層との組み合わせ、互いに異なる組成の合金層同士の組み合わせ、これら以外に少なくとも合金層を含む多層構造の何れであってもよい。
また、上述の集積光学装置10は、可視波長域の3原色の光を合わせる合波器である旨を説明したが、本発明の集積光学装置は合波器に限定されず、光通信用途で広く使用可能である。
また、上述の集積光学装置10は、ウェアラブルデバイスや小型プロジェクタ等の用途に用いられることを目的として、可視波長域の3原色を合波可能である旨を説明したが、本発明の集積光学装置が処理する光の波長は可視波長域に限定されない。例えば、本発明の集積光学装置が処理する光の波長域は、可視波長域から近赤外波長域に亘ってもよく、光通信で用いられることを目的として近赤外波長域のみであってもよい。本発明の集積が処理する光の波長に応じて、基板40やPLC50、各種金属層及び合金層の材料を選択すればよい。
10 集積光学装置
20 サブキャリア(基台)
20−1 サブキャリア(基台)
20−2 サブキャリア(基台)
20−3 サブキャリア(基台)
21 上面
21−1 上面
21−2 上面
21−3 上面
22 側面
22−1 側面
22−2 側面
22−3 側面
23 底面(基台底面)
30 LD(光半導体素子)
30−1 LD
30−2 LD
30−3 LD
31 出射面
31−1 出射面
31−2 出射面
31−3 出射面
33 下面
33−1 下面
40 基板
41 上面(表面)
42 側面
43 底面(基板底面)
50 PLC(光導波路)
51−1,51−2,51−3 コア
51−4,51−7 コア
52 クラッド
57−1,57−2 合流位置
61 入射面
61−1 入射面
61−2 入射面
61−3 入射面
64 出射面
70 隙間
71 第1金属層
72 第2金属層
73 第3金属層
75 金属層
76 金属層
81,82 反射防止膜
100 集積光学モジュール
102 本体
105 カバー
110 パッケージ
180 土台
180a 上面(一内面)
182a,182b 接着層

Claims (4)

  1. 基台と、
    前記基台の表面に設けられた光半導体素子と、
    基板と、
    前記基板の表面に設けられた光導波路と、
    を備え、
    前記光導波路の入射面が前記光半導体素子の出射面と対向するように配置され、
    前記光半導体素子から出射される光が前記光導波路に入射可能であり、
    前記光半導体素子は、金属層を介して前記基台と接続されており、
    前記基台は、他の金属層を介して前記基板と接続されており、
    前記基台の表面と反対側の基台底面は、前記基板の表面と反対側の基板底面よりも突出した位置にある集積光学装置。
  2. 前記光半導体素子と前記光導波路との間に反射防止膜が設けられている、請求項1に記載の集積光学装置。
  3. 前記光半導体素子を複数備え、
    複数の前記光半導体素子は互いに異なる波長を有する光を発し、
    前記光導波路には複数の前記光半導体素子が発する光のそれぞれが入射可能なコアが設けられ、
    複数の前記コアは前記光導波路の出射面に到達する手前側で互いに1つに集められている、請求項1または2に記載の集積光学装置。
  4. 請求項1から3のいずれか一項に記載の集積光学装置と、該集積光学装置を収容するパッケージとを有し、前記集積光学装置は、金属または樹脂を含む接合層を介して前記パッケージに固定されている、集積光学モジュール。
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