JP2021155087A - Fluid pouring mechanism and fluid container - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は流体注出機構および流体容器に関する。 The present invention relates to a fluid pouring mechanism and a fluid container.
ボトル状の流体容器から流体を注出する際に、適量の流体を注出することは容易ではない。特に、柔軟な材料からなる容器本体を加圧することによって流体を注出するいわゆるスクイズボトルにおいては、圧力の調整が難しく、注出量が多過ぎて流体を無駄に消費することや、過剰に注出した流体が溢れて周囲を汚してしまうことがある。そこで、注出量を制御するための様々な流体注出機構が提案されている。 When pouring a fluid from a bottle-shaped fluid container, it is not easy to pour an appropriate amount of fluid. In particular, in a so-called squeeze bottle in which a fluid is injected by pressurizing a container body made of a flexible material, it is difficult to adjust the pressure, and the amount of injection is too large to waste the fluid or to inject excessively. The discharged fluid may overflow and pollute the surroundings. Therefore, various fluid injection mechanisms for controlling the injection amount have been proposed.
特許文献1に記載されている構成では、流体を収容する容器の注出口の近傍に円筒状の部材(本明細書ではカップ部と称する)が設けられ、このカップ部内に移動可能な部材(本明細書ではフロートと称する)が収容されている。カップ部には注出口側に位置する孔部と、注出口と反対側(容器本体側)に位置する孔部とが設けられている。カップ部内に収容されているフロートは、両孔部をそれぞれ開閉する2つの弁体を有しており、カップ部内で移動可能である。フロートの弁体は、カップ部の両孔部を同時に開閉させる。従って、注出口側の孔部と容器本体側の孔部とが開いた状態で、容器本体内の流体がカップ部内を通って注出口から外部に注出される。それから、フロートがカップ部内で移動して各弁体が注出口側の孔部と容器本体側の孔部とを閉じると、流体の注出が停止する。
In the configuration described in
特許文献1に記載された構成では、注出口から外部に流体をある程度注出したら、フロートの弁体が注出口側の孔部を覆って流体の注出を停止させる。その後、容器本体への加圧を解除することにより、フロートを注出口側の孔部から離れるように移動させて、次回の流体注出が可能になる。従って、この構成では、フロートがカップ部内を繰り返し移動する。流体注出時のフロートの移動は、主に容器本体の加圧によって容器本体からカップ部内に流入する流体がフロートを押圧することによって行われる。しかし、カップ部内での移動を繰り返すうちに、フロートがカップ部内で傾斜して、円滑な移動が行えなくなるおそれがある。特に、カップ部内に流入した流体がフロートを押圧する力が偏っていると、フロートが傾斜することがある。その結果、傾斜したフロートの複数個所がカップ部の内面に当接して引っ掛かり、フロートが移動不能になる可能性がある。そうすると、流体の注出を適切なタイミングで停止できなくなる可能性があり、さらに、液体の注出自体が困難になる可能性もある。
In the configuration described in
また、特許文献1に記載されている構成のように、フロートが、注出口側の孔部を開閉する弁体と、容器本体側の孔部を開閉する弁体とを有する場合には、各孔部の確実な開閉を行うために、カップ部に、各弁体に対応した弁座をそれぞれ形成する必要がある。従って、カップ部の構造が複雑であり、製造が煩雑で製造コストが高くなる。
Further, when the float has a valve body that opens and closes a hole on the spout side and a valve body that opens and closes a hole on the container body side as in the configuration described in
そこで、本発明の目的は、構造が簡単で容易に製造でき、フロートの円滑な移動が損なわれることが抑えられる流体注出機構および流体容器を提供することにある。 Therefore, an object of the present invention is to provide a fluid pouring mechanism and a fluid container which have a simple structure, can be easily manufactured, and can suppress the smooth movement of the float from being impaired.
本発明の流体注出機構は、流体を収容可能であって注出口を有する容器の内部に設けられたカップ部と、カップ部内に収容されているフロートと、を有し、カップ部は、注出口側に開口端を有し注出口の反対側に閉鎖端を有する一端開口の円筒状であり、容器内の注出口を含む領域を囲むように配置された周壁部と、注出口の反対側で周壁部を塞ぐ蓋板部とを有し、蓋板部には孔部が設けられており、周壁部には少なくとも1つの連通孔が設けられており、フロートは、互いに間隔を置いて同心的に配置された1対の円板部と、1対の円板部の間に配置されて1対の円板部を連結させる連結部と、を有し、フロートがカップ部内に収容された状態で、注出口と反対側の円板部が蓋板部の孔部に対向する位置にあり、フロートは、カップ部内で、注出口側の円板部の側面または連結部の側面がカップ部の周壁部の連通孔と対向する位置と、円板部と連結部の側面がいずれも連通孔と対向せずに連通孔を開放させる位置との間で、1対の円板部の少なくとも一部がカップ部の周壁部の内面に当接しながら摺動可能であることを特徴とする。 The fluid pouring mechanism of the present invention has a cup portion provided inside a container capable of accommodating fluid and having a spout, and a float housed in the cup portion. A cylindrical wall with an opening on the outlet side and a closed end on the opposite side of the spout, which is arranged so as to surround the area including the spout in the container, and the opposite side of the spout. It has a lid plate portion that closes the peripheral wall portion, a hole portion is provided in the lid plate portion, and at least one communication hole is provided in the peripheral wall portion, and the floats are concentric with each other at intervals. The float was housed in the cup portion, having a pair of disc portions arranged in a manner and a connecting portion arranged between the pair of disc portions to connect the pair of disc portions. In the state, the disk portion on the opposite side of the spout is at a position facing the hole of the lid plate, and the float is in the cup portion, and the side surface of the disc portion on the spout side or the side surface of the connecting portion is the cup portion. At least one of the pair of discs between the position of the peripheral wall portion facing the communication hole and the position where the disc portion and the side surface of the connecting portion open the communication hole without facing the communication hole. It is characterized in that the portion can slide while abutting on the inner surface of the peripheral wall portion of the cup portion.
本発明によると、構造が簡単で容易に製造でき、フロートの円滑な移動が損なわれることが抑えられる流体注出機構および流体容器が提供される。 According to the present invention, there is provided a fluid pouring mechanism and a fluid container which have a simple structure, can be easily manufactured, and can suppress the smooth movement of the float from being impaired.
以下、本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。図1に示す本実施形態の流体容器の基本構造は、流体を収容可能な中空の容器本体1の開口端に、注出口2を有する中空のキャップ3が、公知の任意の方法で固定されたものである。この容器の内部に、流体の注出量を制限する流体注出機構が設けられている。本実施形態の流体注出機構は、容器の内部であって注出口2の近傍の位置に設けられたカップ部4と、カップ部4内に収容されたフロート5と、を含む。カップ部4は、注出口2側(キャップ3側であって図1の上側)に開口端を有し、注出口2の反対側(容器本体1側であって図1の下側)に閉鎖端を有する一端開口の円筒状である。カップ部4は、容器内の注出口2を含む領域を囲むように配置された周壁部6と、容器本体1側で周壁部6を塞いで閉鎖端を構成する蓋板部7とを有している。蓋板部7には孔部7aが設けられており、周壁部6には少なくとも1つの連通孔6aが設けられている。容器本体1内であってカップ部4の周囲には、容器本体1の内部から連通孔6aに至る流路13が形成されている。この流路13はさらにカップ部4の内部を通って注出口2に至る。
Hereinafter, embodiments of the present invention will be described with reference to the drawings. In the basic structure of the fluid container of the present embodiment shown in FIG. 1, a
カップ部4の周壁部6と蓋板部7とによって区画された空間10内に、フロート5が収容されている。フロート5は、互いに間隔を置いて同心的に配置された1対の円板部8a,8bと、1対の円板部8a,8bの間に配置されて1対の円板部8a,8bを連結させる連結部9と、を有している。1対の円板部8a,8bおよび連結部9は一体形成されていると、小型化しやすく、かつ容易に製造できるため好ましい。各円板部8a,8bは、カップ部4の内径、すなわち空間10の直径と実質的に等しいか、または僅かに小さい外径を有している。このフロート5がカップ部4内に収容された状態で、容器本体1側の円板部8aは、カップ部4の蓋板部7に設けられた孔部7aに対向する位置にある。
The
フロート5は、カップ部4内で、1対の円板部8a,8bの少なくとも一部がカップ部4の周壁部6の内面に当接しながら摺動可能である。具体的には、フロート5が注出口2から離れた位置であって、円板部8a,8bと連結部9の側面がいずれもカップ部4の周壁部6の連通孔6aと対向せずに連通孔6aを開放させる位置と、フロート5が注出口2に近接する位置であって、円板部8bまたは連結部9の側面が連通孔6aと対向する位置との間で、フロート5が移動可能である。
The
本実施形態における流体注出方法について説明する。注出口2が鉛直上方に位置するように容器が立っており、容器本体1を加圧しない状態では、図1に示すように、フロート5は自重で降下して、容器本体1側の円板部8aがカップ部4の蓋板部7上に位置している。この時、円板部8a,8bおよび連結部9の側面はいずれもカップ部4の周壁部6の連通孔6aに対向せず、連通孔6aは塞がれることなく開放されている。流体を注出する際には、使用者が容器本体1を握るなどして、容器本体1およびその内部の流体に圧力を加える。加圧された容器本体1内の流体が、図2に矢印で示すように、蓋板部7の孔部7aを通過してカップ部4内の空間10に流入する。空間10に流入した流体が、孔部7aと対向する位置にある円板部8aを押圧し、フロート5は移動する。同時に、加圧された容器本体1内の流体は、カップ部4の周囲の流路13を通り、さらに周壁部6の連通孔6aからカップ部4の内部を通って注出口2に到達し、注出口2から外部に注出される。なお、このように容器本体1を加圧して流体を注出する際には、流体を付与すべき位置の鉛直上方に注出口2が位置するように、容器を傾けることが好ましい。ただし、容器を傾けることなく容器本体1を加圧して流体を注出してもよい。流体の種類や用途に応じて任意の姿勢で流体の注出を行うことができる。
The fluid injection method in this embodiment will be described. When the container stands so that the
容器本体1の加圧を継続すると、流体が注出口2から外部へ注出され続けながら、フロート5がカップ部4内でさらに注出口2に接近するように移動する。フロート5は、1対の円板部8a,8bの少なくとも一部が周壁部の内面に常に接触しながら、カップ部4内を摺動する。そして、図示しないが、フロート5の注出口2側の円板部8bの側面が周壁部6の連通孔6aに対向すると、円筒部8bの側面によって連通孔6aが塞がれて、連通孔6aからカップ部4内への流体の流入が遮断される。その結果、カップ部4内において円板部8bよりも注出口2側(キャップ3側)の空間に保持されている少量の流体を最後に、注出口2からの流体の注出が停止する。そして、フロート5がさらに移動すると、図3に示すように、フロート5の連結部9の側面が、カップ部4の周壁部6の連通孔6aと対向する位置に到達する。この状態で、フロート5の注出口2側の端部(図3の上端部)がキャップ3の内面に当接して、フロート5は注出口2側へそれ以上移動できなくなり停止する。カップ部4内においては、注出口2側の円板部8bと容器本体1側の円板部8aとの間に空間が生じ、連通孔6aからカップ部4内に流体が流入して、この空間内に保持される。この空間内の流体は、注出口2側の円板部8bに阻まれて、注出口2には到達できないため、注出口2から流体が注出されない状態が継続する。すなわち、容器本体1の加圧により開始された注出口2からの流体の注出は、フロート5の注出口2側の円板部8bの側面が周壁部6の連通孔6aに対向した時点で実質的に停止する。その後にフロート5はさらに移動し、フロート5の連結部9の側面が周壁部6の連通孔6aと対向する状態で、フロート5の注出口2側への移動は終了する。この間も注出口2からの流体の注出は行われないままである。このようにして、本実施形態により、流体の注出が制御され、容器本体1の1回の加圧による流体の注出量が概ね一定になる。
When the pressurization of the
なお、注出口2側の円板部8bの側面が周壁部6の連通孔6aに対向した時点で、流体の注出が停止すると同時に、フロート5の移動も停止する構成にしてもよい。例えば、円板部8bの側面が周壁部6の連通孔6aに対向した状態で、フロート5の一部がキャップ3に当接して、それ以上吐出口2側(キャップ3側)に移動できない構成であってもよい。また、注出口2側の円板部8bの側面が周壁部6の連通孔6aに対向した時点では流体の注出が停止せず、フロート5の連結部9の側面が周壁部6の連通孔6aと対向した時点で、フロート5の移動が停止するとともに流体の注出が停止する構成であってもよい。いずれの構成であっても、本実施形態では、容器本体1の加圧によって注出口2からの流体の注出を開始してから、ある程度の流体の注出を行うと、流体の注出が自動的に停止されるので、過剰な量の流体の注出が抑制できる。
At the time when the side surface of the
本実施形態では、特許文献1に記載された構成と同様に、フロート5がカップ部4内を繰り返し移動するが、フロート5がカップ部4内で傾斜して円滑な移動が行えなくなるおそれが小さい。その点について説明する。本実施形態のフロート5は、1対の円板部8a,8bが連結された構成であり、1対の円板部8a,8bの少なくとも一部がカップ部4の周壁部6の内面に当接しながらカップ部4内を摺動する。仮に、孔部7aからカップ部4内に流入した流体がフロート5の円板部8aに偏った力を加えても、1対の円板部8a,8bのうちの少なくとも一部がカップ部4の周壁部6の内面に当接しているため、この当接部分がストッパーになってフロート5の傾斜が抑制される。フロート5が傾斜することなくカップ部4内を円滑に移動できると、円板部8a,8bと孔部7aおよび連通孔6aとの適切な位置関係が保てるので、カップ部4に円板部8a,8bの形状に対応した弁座を設ける必要がない。従って、カップ部4の構造が簡単で、容易かつ低コストで製造できる。
In the present embodiment, the
このように、本実施形態では、1対の円板部8a,8bのうちの少なくとも一部がカップ部4の周壁部6の内面に当接していればよいが、1対の円板部8a,8bの両方が周壁部6の内面に当接するとより好ましい。その場合、円板部8a,8bが実質的に同じ外径を有し、円板部8a,8bの平面形状が一致していてもよい。各円板部8a,8bが周壁部6の内面に当接する部分は1箇所であってもよいが、複数個所であることがより好ましい。また、各円板部8a,8bの側面全体が全周に亘って周壁部6の内面に当接していてもよいが、摩擦力によってフロート5の円滑な移動が阻害されることを抑えるためには、各円板部8a,8bの側面全体ではなく、側面が部分的に周壁部6の内面に当接することが好ましい。すなわち、各円板部8a,8bと周壁部6の内面との接触は、面接触ではなく線接触または点接触であることが好ましい。このように摩擦力を抑えてフロート5の円滑な移動を実現するという観点から、フロート5は、外径が実質的に一定で大面積の側面を有する円柱状または円筒状であるよりも、本実施形態のように小面積の側面を有する1対の円板部8a,8bの間に小径で周壁部6の内面に当接しない連結部9を有する構成が好ましい。また、摩擦力を抑えるという観点から、円板部8a,8bの側面に凹凸形状が設けられており、凸部11のみが周壁部6の内面に当接し、それ以外の部分は周壁部6の内面に当接しない構成にすることが好ましい。ただし、各図面に示されているような、円板部8a,8bの全周に亘って周方向に延びる凸部11を有する構成に限られず、周方向に交差する方向(例えば周方向に直交する方向)に延びる凸部や、点状の凸部が設けられた構成にすることもできる。
As described above, in the present embodiment, at least a part of the pair of
カップ部4の蓋板部7の平面形状の中心位置に孔部7aが設けられ、この孔部7aが、円板部8a,8bの平面形状の中心位置と対向することが好ましい。フロート5の連結部9と円板部8a,8bは同心的に配置されており、それらの平面形状の中心位置が一致していることが好ましい。さらに、本実施形態では、フロート5には、容器本体1側の円板部8aの蓋板部7に対向する面から、連結部9の、注出口2側の円板部8bに近接する位置までくりぬかれた座繰り部12が設けられている。この座繰り部12は、円板部8a,8bの平面形状の中心位置に設けられ、孔部7aと対向する。このような構成であると、孔部7aを介してカップ部4内に流入する流体が座繰り部12内に導かれて、フロート5の中央に偏りなく圧力を加えやすい。その結果、エネルギー損失が小さく、効率よくフロート5を移動させることができる。さらに、フロート5の傾斜が抑制される。
It is preferable that the
カップ部4の周壁部6の連通孔6aは、図1,2に示すような円孔に限られず、長孔(スリット)であってもよい。連通孔6aは1つであってもよいが、複数の連通孔6aが周壁部6に均等な間隔で配置されていることが好ましい。その場合、フロート5の一部が連通孔6aに対向する位置にある時に、各連通孔6aを通過した流体がフロート5を側方から押すことによってフロート5が安定して保持され、フロート5の傾斜が抑制される。
The
図示しないが、キャップ3の注出口2を塞ぐシール部材や、キャップ3を覆うカバーが取り付けられていてもよい。その場合、流体の注出を行う前にカバーやシール部材を取り外す。本実施形態の容器に収容される流体は、調味料や薬剤等の液体であってよい。本発明の流体容器および流体注出機構の各部材は合成樹脂製であることが好ましい。特に、本実施形態の流体容器は、使用者が容器本体1を手で握って圧力を加えられる程度の柔軟性を持つ材料からなるいわゆるスクイズボトルであることが好ましい。
Although not shown, a seal member that closes the
本発明によると、容器本体1を加圧して流体を注出口2から注出し、そのまま容器本体1を加圧し続けて流体の注出を続けると、ある時点、具体的には円板部8b(または連結部9)の側面が連通孔6aに対向する位置に到達するまでフロート5が移動した時点で、流体の注出が停止する。すなわち、流体の注出が自動的に終了し、流体の注出量は概ね一定(例えば8〜10ml程度)になり、注出量が過剰になることが抑えられる。流体の注出量を変更したい場合には、カップ部4の長さを変えてフロート5の移動量を変更することや、連通孔6aの大きさを変えることで容易に対応できる。すなわち、簡単な設計変更で、流体の注出量を調整することができる。そして、フロート5がカップ部4内で移動を繰り返しても、フロート5が傾斜するおそれが小さい。従って、フロート5の円滑な移動が維持できる。しかも、フロート5の円滑な移動を維持するために複雑な構成(例えば弁座など)を採用する必要はなく、簡単な構成で容易にフロート5の傾斜を抑制できる。
According to the present invention, when the
なお、本実施形態の流体容器を誤って倒し、注出口2が鉛直下方に位置する姿勢になった場合には、フロート5が自重によってカップ部4内で注出口2に近接する方向に移動し、図3に示すように流体が注出口2に到達できない状態になる。従って、カップ部4内の少量の流体が注出口2からこぼれた後は、容器本体1内の流体が注出口2からこぼれることはない。従って、本実施形態の構成によると、流体容器を誤って倒した際に流体がこぼれる量を低減する効果もある。
If the fluid container of the present embodiment is accidentally tilted and the
1 容器本体
2 注出口
3 キャップ
4 カップ部
5 フロート
6 周壁部
6a 連通孔
7 蓋板部
7a 孔部
8a,8b 円板部
9 連結部
10 空間
11 凸部
12 座繰り部
13 流路
1
Claims (8)
前記カップ部は、前記注出口側に開口端を有し前記注出口の反対側に閉鎖端を有する一端開口の円筒状であり、前記容器内の前記注出口を含む領域を囲むように配置された周壁部と、前記注出口の反対側で前記周壁部を塞ぐ蓋板部とを有し、前記蓋板部には孔部が設けられており、前記周壁部には少なくとも1つの連通孔が設けられており、
前記フロートは、互いに間隔を置いて同心的に配置された1対の円板部と、前記1対の円板部の間に配置されて前記1対の円板部を連結させる連結部と、を有し、
前記フロートが前記カップ部内に収容された状態で、前記注出口と反対側の前記円板部が前記蓋板部の前記孔部に対向する位置にあり、
前記フロートは、前記カップ部内で、前記注出口側の前記円板部の側面または前記連結部の側面が前記カップ部の前記周壁部の前記連通孔と対向する位置と、前記円板部と前記連結部の側面がいずれも前記連通孔と対向せずに前記連通孔を開放させる位置との間で、前記1対の円板部の少なくとも一部が前記カップ部の前記周壁部の内面に当接しながら摺動可能であることを特徴とする、流体注出機構。 It has a cup portion provided inside a container capable of containing a fluid and having a spout, and a float contained in the cup portion.
The cup portion has a cylindrical shape with an opening at one end having an opening end on the spout side and a closed end on the opposite side of the spout, and is arranged so as to surround a region including the spout in the container. It has a peripheral wall portion and a lid plate portion that closes the peripheral wall portion on the opposite side of the spout, the lid plate portion is provided with a hole portion, and the peripheral wall portion has at least one communication hole. It is provided,
The float includes a pair of discs that are concentrically arranged at intervals from each other, and a connecting portion that is arranged between the pair of discs and connects the pair of discs. Have,
With the float housed in the cup portion, the disk portion on the opposite side of the spout is located at a position facing the hole portion of the lid plate portion.
The float is provided at a position in the cup portion where the side surface of the disk portion on the spout side or the side surface of the connecting portion faces the communication hole of the peripheral wall portion of the cup portion, and the disk portion and the above. At least a part of the pair of discs hits the inner surface of the peripheral wall portion of the cup portion between the side surfaces of the connecting portion and the position where the communication hole is opened without facing the communication hole. A fluid injection mechanism characterized by being slidable while in contact.
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