JP2021152884A - 表示装置、表示方法、プログラム、情報処理装置 - Google Patents
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Abstract
Description
まず、本実施形態を説明するにあたって、参考になる比較例を説明する。なお、比較例は従来技術や公知技術とは限らないことに注意されたい。
(1) ユーザーが手書きデータを表示装置に入力し、表示装置が「GEE」という文字列に変換して表示した。
(2) ユーザーは「G」と「E」の間に「R」という文字が抜けていることに気づき、「R」を手書きして認識させ「G」と「E」の間にドラッグ&ドロップする。
(3) 表示装置は、「R」がドロップされた座標に基づいて「G」と「E」の間に「R」を挿入すると判断して、全てを消去して「GREE」と表示する。
確定データとは文字認識により座標点列が文字コードなどコンピュータで取り扱いが可能な情報に変換されたデータをいう。正しい変換か否かは問わない。なお、本実施形態では、主に文字を使用して説明するが、数値、記号、アルファベットなども挿入処理に使用できる。
図3を用いて、本実施形態に係る表示装置2の全体構成を説明する。図3は、表示装置2の全体構成図を示した図である。図3(a)では、表示装置2の一例として、壁につり下げられた横長の電子黒板として使用される表示装置2を示している。
図4は、ペン2500の斜視図の一例を示す。図4は多機能なペン2500の一例を示す。電源を内蔵して表示装置2に命令を送信できるペン2500をアクティブペンという(電源を内蔵しないペンをパッシブペンという)。図4のペン2500は、物理的なスイッチがペン先に一つ、ペン尻に一つ、ペン側面に二つあり、ペン先が筆記用、ペン尻が消去用、ペン側面はユーザー機能割り当て用である。本実施形態のペン2500は不揮発性のメモリーを有しており、他のペンと重複しないペンIDを記憶している。
続いて、図5を用いて、表示装置2のハードウェア構成を説明する。表示装置2は図示するように情報処理装置又はコンピュータの構成を有している。図5は、表示装置2のハードウェア構成図の一例である。図5に示されているように、表示装置2は、CPU(Central Processing Unit)201、ROM(Read Only Memory)202、RAM(Random Access Memory)203、及び、SSD(Solid State Drive)204を備えている。
a. アクセスポイント→インターネット
b. アクセスポイント→社内ネットワーク→インターネット
aのアクセスポイントは社外のユーザー用で、ユーザーは社内ネットワークにはアクセスできないが、インターネットを利用できる。bのアクセスポイントは社内のユーザー用で、ユーザーは社内ネットワーク及びインターネットを利用できる。
次に、図6を用いて、表示装置2が有する機能について説明する。図6は表示装置2が有する機能をブロック状に示す機能ブロック図の一例である。表示装置2は、手書き入力部21、表示部22、手書き入力表示制御部23、候補表示タイマー制御部24、手書き入力保存部25、手書き認識制御部26、手書き認識辞書部27、文字列変換制御部28、文字列変換辞書部29、予測変換制御部30、予測変換辞書部31、操作コマンド認識制御部32、操作コマンド定義部33、及び、文字列挿入制御部41、を備えている。表示装置2が有する各機能は、図5に示されている各構成要素のいずれかが、SSD204からRAM203上に展開されたプログラムに従ったCPU201からの命令によって動作することで実現される機能又は手段である。
次に、図7を用いて、表示装置2が各種の処理に使用する定義済み制御データについて説明する。図7は定義済み制御データの一例を示す。図7の例では制御項目ごとに制御データを示す。
・手書きデータ矩形領域の最初にストロークデータが追加された時刻と最後にストロークデータが追加された時刻の差分がMinTime=1000〔ms〕以上、
・手書きデータ矩形領域の水平距離(幅)と垂直距離(高さ)の差分がMinDiff=10〔mm〕以上であって、
・水平距離が垂直距離より長い場合は、推定書字方向は「横書き」、推定文字サイズは垂直距離と判定することを意味する。
・水平距離が垂直距離より短い場合は、推定書字方向は「縦書き」、推定文字サイズは水平距離と判定することを意味する。
図8〜図10を用いて辞書データについて説明する。図8は手書き認識辞書部27の辞書データの一例であり、図9は文字列変換辞書部29の辞書データの一例であり、図10は予測変換辞書部31の辞書データの一例である。なお、これらの辞書データはそれぞれ図30のステップS21〜S34で使用される。
次に、図11、図12を用いて操作コマンド認識制御部32が使用する操作コマンド定義データについて説明する。図11は、操作コマンド定義部33が保持する操作コマンド定義データ、システム定義データ、及び、挿入記号305定義データの一例を示す。
図13は操作ガイド500と操作ガイドが表示する選択可能候補530の一例である。ユーザーが手書きデータ504を手書きすることで(選択可能候補表示タイマーのタイムアウトにより)、操作ガイド500が表示される。操作ガイド500は、操作ヘッダー520、操作コマンドの候補510、手書き認識文字列候補506、変換文字列候補507、文字列/予測変換の候補508、及び、手書きデータ矩形領域表示503を有している。選択可能候補530は、操作コマンドの候補510、手書き認識文字列候補506、変換文字列候補507、文字列/予測変換の候補508である。この例では言語変換文字列がないが表示される場合がある。また、操作コマンドの候補510を除く選択可能候補530を文字列候補539という。
本実施形態の表示装置2は確定データをユーザーが手書きにより選択することで選択データを指定できる。選択データは編集、修飾又は挿入の対象となる。
図15は、図14に示した手書きデータがある場合の操作コマンド定義データに基づく操作コマンドの候補の表示例を示す。図15(a)は編集系の操作コマンドの候補であり、図15(b)は修飾系の操作コマンドの候補である。また、図15(a)は図14(a)の手書きデータ11aで選択データが指定された例を示す。
図18を用いて文字の挿入先の決定方法を説明する。図18は文字の挿入先を説明する図の一例である。図18には確定データとして「今日の会議」303が表示されている。手書き入力保存部25には、確定データの左上コーナーの座標P1と右下コーナーの座標P2が保存されている。また、使用しているフォント及び文字サイズも既知である。また、フォントが分かれば各文字の文字サイズも既知となる。例えば、一般の漢字、ひらがな、数字、などに対応付けて縦横のサイズが登録されているテーブルを手書き入力保存部25が有している。したがって、手書き入力表示制御部23はこれらの情報を使って、各文字の座標(例えば1文字分のマスの左上コーナーと右下コーナーの座標)を算出できる。
続いて、図19〜図24を参照して、表示装置2が文字の挿入を受け付ける流れを説明する。図19は確定データ13hと手書きデータ504の一例である。「今日の会議」という確定データ13hが表示されている。また、ユーザーは「定例」を挿入するために「ていれい」と手書きした。なお、挿入先の文字列は手書きにより入力された確定データに限らず、ファイルなどから読み取られた文字列でもよい。挿入される文字列についても同様である。
(i) 「定例」を囲む外接矩形(内部処理のための外接矩形なので非可視でもよいが、図22では挿入対象枠304を使用して説明する。)の辺311〜314のうち、確定データ13hの外接矩形に最も近い辺312。例えば、辺311〜314に垂直に中央を通過する直線が確定データの外接矩形に達するまでの距離が使用される。手書き入力表示制御部23はこの辺312に垂直に、矢頭を確定データ13hに向けて矢印303を表示する。矢印303は1つ以上の文字の文字列に対する位置を表す。なお、矢尻は辺312上でよいが、挿入対象枠304の内側又は外側でもよい。辺312における矢印303の位置は辺312上であればよい。図22では、矢尻は辺312の中央である。
(ii) 複数の確定データがある場合は、「定例」を囲む外接矩形(挿入対象枠304)の辺311〜314のうち、各辺の中央からの距離が最も近い確定データについて(i)と同様に決定した辺。ただし、表示装置2は、複数の確定データのそれぞれについて矢印303を表示してもよい。各辺の中央と確定データの距離は、例えば、辺に垂直に中央を通過する直線が確定データの外接矩形に達するまでの距離でよい。
(iii) 選択データの移動方向の辺。例えば左方向にドラッグされている場合、手書き入力表示制御部23は辺312に矢印303を表示する。斜めにドラッグされた場合、左右上下の4方向のうち最も成分が多い方向でよい。
(i) ドラッグを開始した直後(移動を開始した直後)。
(ii) 「定例」と確定データ13hの距離が閾値未満となった場合。この閾値は挿入判定条件408の閾値とは異なり、矢印303を表示するかどうかを決定する閾値である。挿入判定条件408が2mmであれば、それより大きい10mmなどでよい。「定例」の周囲に複数の確定データがある場合、手書き入力表示制御部23はそれぞれの辺311〜314と最も近い確定データとの距離と閾値を比較して、辺ごとに表示と非表示を決定する。
(iii) 選択データが選択された直後(主に長押しで選択される場合)。
図19〜図24では、確定データの手書き方向が縦書き、選択データ(「定例」)が横書きであった。このようにすると、選択データ16の高さは一文字分に収まるので、ユーザーが確定データに対する選択データの位置(挿入先)を把握しやすいというメリットがある。したがって、ユーザーは確定データの手書き方向とは違う方向に挿入される文字列を手書きするとよい。一方、手書き入力表示制御部23は、選択データ16(「定例」)の表示方向を横書きから縦書きに変更してから、確定データ15hに挿入する。具体的には、手書き入力表示制御部23は「今日の定例会議」を文字コードで扱うので、「今日の定例会議」の表示方向を縦方向にすればよい。
図27に示すように、手書き入力表示制御部23は確定データ15h側に挿入先を示す挿入記号305を表示してもよい。図27は確定データ側に表示された挿入先を示す挿入記号305の一例である。図27では三角形の挿入記号305(表示部品の一例)が「の」と「会」の間に表示されている。挿入記号305は1つ以上の文字の文字列に対する位置を表す。手書き入力表示制御部23は、選択データ16と確定データ15hとの距離が閾値未満になると、選択データ16の外接矩形(挿入対象枠304)を形成する辺312の中央と最も近い、確定データ15h側の文字と文字の間に挿入記号305を表示する。ユーザーが選択データをドラッグで移動させると、辺312の中央の位置に応じて、手書き入力表示制御部23は挿入記号305の位置を変更する。
以上の構成と図28〜図33を用いて、表示装置2の動作について説明する。図28〜図33は表示装置2が文字列候補と操作コマンドの候補を表示する処理を説明する一例のシーケンス図である。図28の処理は、表示装置2が起動すると(アプリケーションが起動すると)スタートする。なお、図28〜図33ではスペースの都合上、符号で図6の機能を示した。
S27:文字列変換制御部28は受信した変換文字列候補を操作コマンド認識制御部32に送信する。
以上のシーケンス図について本実施形態の挿入に関して補足する。まず、ユーザーが「定例」を挿入するため「ていれい」を手書きすると、図13に示した操作ガイド500がステップS47で表示される。ユーザーはステップS55で操作ガイド500の「定例」を選択する。これによりステップS61〜S63でいったん操作ガイド500は消去される。
図34を参照して、手書き入力表示制御部23が挿入先を示す矢印303を表示する処理について説明する。図34は、手書き入力表示制御部23が挿入先を示す矢印303を表示する処理を説明するフローチャート図の一例である。ここでは、確定データと選択データの位置関係に応じて矢印303の表示と非表示を制御する場合を説明する。位置関係とは例えば距離である。なお、図34の処理は選択データのドラッグが開始されるとスタートする。
以上説明したように、本実施形態の表示装置は、文字列に対する1つ以上の文字の位置を示す矢印303を表示するので、文字列と1つ以上の文字の相対位置を明確にすることができる。挿入対象の文字数が多い場合でもユーザーが所望の挿入位置に文字等を挿入しやすくなる。
図36は、英語変換における定義済み制御データの一例を示す。なお、図36の説明では主に図7との相違を説明する。各定義済み制御データの内容は図7と同様であるが、「FontStyle」にアルファベット用のフォント名が対応付けられている。したがって、ユーザーが英語で手書きすると、英語でよく使用されるフォントで文字列を表示できる。
図37〜図39を用いて英語変換の場合の辞書データについて説明する。図37〜図39の説明では、主に図8〜図10との相違を説明する。図37は、英語変換における手書き認識辞書部27の辞書データの一例である。図37の手書き認識辞書部27の辞書データは、手書きされた「a(ストロークデータの状態)」は、確率0.90で「a」、確率0.10で「o」に変換されることを示す。
図40(a)は、英語変換において、選択データがない場合の操作コマンド定義データの一例である。図40の説明では主に図11との相違を説明する。各操作コマンドの内容は図11と同様であるが、Nameとstringに英語表現が対応付けられている。したがって、ユーザーは英語で操作コマンドを手書きでき、英語の操作コマンドを選択できる。
図42は英語変換の場合の操作ガイド500と操作ガイド500が表示する選択可能候補530の一例である。図42の説明では主に図13との相違を説明する。図42ではユーザーが手書きデータ504として「a」を手書きした。「a」に基づいて、操作コマンドの候補510、手書き認識文字列候補506、変換文字列候補507、文字列/予測変換の候補508、が表示されている。したがって、図13の日本語が英語に変わる以外は図13と同様でよい。
図43は、英語変換の場合の選択データの指定例を説明する図の一例である。なお、図43の説明では主に図14との相違を説明する。
図44は、英語変換の場合に、図41に示した手書きデータがある場合の操作コマンド定義データに基づく操作コマンドの候補の表示例を示す。図44の説明では主に図15との相違を説明する。
図45は、英語変換の場合に、ペン2500の長押しにより選択される確定データ13gの一例を示す。図45の説明では主に図17との相違を説明する。表示装置2は変換単位で文字列の座標を管理しているので、「regular」の確定データ13gの外接矩形302の座標も既知である。したがって表示装置2は、英語変換の場合も日本語と同様に確定データ13gを検出できる。
図46を用いて、英語変換における文字の挿入先の決定方法を説明する。図46の説明では主に図18との相違を説明する。図46は英語変換における文字の挿入先を説明する図の一例である。図46には確定データとして「Today's meeting」301が表示されている。手書き入力保存部25には、確定データの左上コーナーの座標P1と右下コーナーの座標P2が保存されている。また、使用しているフォント及び文字サイズも既知である。また、フォントが分かれば各文字の文字サイズも既知となる。例えば、アルファベットに対応付けて縦横のサイズが登録されているテーブルを手書き入力保存部25が有している。したがって、手書き入力表示制御部23はこれらの情報を使って、各文字の座標(例えば1文字分のマスの左上コーナーと右下コーナーの座標)を算出できる。
続いて、図47〜図52を参照して、英語変換において、表示装置2が文字の挿入を受け付ける流れを説明する。図47は確定データ13hと手書きデータ504の一例である。図47〜図52の説明では主に図19〜図24との相違を説明する。
図47〜図52では、確定データの手書き方向が横書き、選択データ(regular)も横書きであった。英語の場合、横書きが一般的であるため、確定データ又は選択データが縦書きの実施形態は省略する。
図53に示すように、手書き入力表示制御部23は確定データ15h側に挿入先を示す挿入記号305を表示してもよい。図53の説明では主に図27との相違を説明する。図53は確定データ側に表示された挿入先を示す挿入記号305の一例である。図53では三角形の挿入記号305(表示部品の一例)が「s」と「m」の間に表示されている。挿入記号305は1つ以上の文字の文字列に対する位置を表す。手書き入力表示制御部23は、選択データ16と確定データ15hとの距離が閾値未満になると、選択データ16の外接矩形(挿入対象枠304)を形成する辺312の中央と最も近い、確定データ15h側の文字と文字の間に挿入記号305を表示する。ユーザーが選択データをドラッグで移動させると、辺312の中央の位置に応じて、手書き入力表示制御部23は挿入記号305の位置を変更する。
本実施例によれば、英語変換の場合も、表示装置2は、文字列に対する1つ以上の文字の位置を示す矢印303を表示するので、文字列と1つ以上の文字の相対位置を明確にすることができる。挿入対象の文字数が多い場合でもユーザーが所望の挿入位置に文字等を挿入しやすくなる。
図55は、中国語変換における定義済み制御データの一例を示す。なお、図55の説明では主に図7との相違を説明する。各定義済み制御データの内容は図7と同様であるが、「FontStyle」に中国語用のフォント名(例えば、宋体、黒体)が対応付けられている。したがって、ユーザーが中国語で手書きすると、中国語でよく使用されるフォントで文字列を表示できる。
図56〜図58を用いて中国語変換の場合の辞書データについて説明する。図56〜図58の説明では、主に図8〜図10との相違を説明する。図56は、中国語変換における手書き認識辞書部27の辞書データの一例である。なお、中国語にはひらがなに相当する文字種がないため、中国語変換における手書き認識辞書部27は文字認識のための辞書である。図56の手書き認識辞書部27の辞書データは、手書きされた符号321の中国語(ストロークデータの状態)は、確率0.90で符号322の中国語、確率0.10で符号323の中国語に変換されることを示す。
図59(a)は、中国語変換において、選択データがない場合の操作コマンド定義データの一例である。図59の説明では主に図11との相違を説明する。各操作コマンドの内容は図11と同様であるが、Nameとstringに中国語表現が対応付けられている。したがって、ユーザーは中国語で操作コマンドを手書きでき、中国語の操作コマンドを選択できる。
図61は中国語変換の場合の操作ガイド500と操作ガイド500が表示する選択可能候補530の一例である。図61の説明では主に図13との相違を説明する。図61ではユーザーが手書きデータ504の中国語を手書きした。手書きデータ504に基づいて、操作コマンドの候補510、手書き認識文字列候補506、変換文字列候補507、文字列/予測変換の候補508、が表示されている。したがって、図13の日本語が中国語に変わる以外は図13と同様でよい。
図62は、中国語変換の場合の選択データの指定例を説明する図の一例である。なお、図62の説明では主に図14との相違を説明する。
図63は、中国語変換の場合に、図62に示した手書きデータがある場合の操作コマンド定義データに基づく操作コマンドの候補の表示例を示す。図63の説明では主に図15との相違を説明する。
図64は、中国語変換の場合に、ペン2500の長押しにより選択される確定データ13gの一例を示す。図64の説明では主に図17との相違を説明する。表示装置2は変換単位で文字列の座標を管理しているので、「定期」の確定データ13gの外接矩形302の座標も既知である。したがって表示装置2は、中国語変換の場合も日本語と同様に確定データ13gを検出できる。
図65を用いて、中国語変換における文字の挿入先の決定方法を説明する。図65の説明では主に図18との相違を説明する。図65は中国語変換における文字の挿入先を説明する図の一例である。図65には確定データとして符号301の中国語が表示されている。手書き入力保存部25には、確定データの左上コーナーの座標P1と右下コーナーの座標P2が保存されている。また、使用しているフォント及び文字サイズも既知である。また、フォントが分かれば各文字の文字サイズも既知となる。例えば、中国語の文字に対応付けて縦横のサイズが登録されているテーブルを手書き入力保存部25が有している。したがって、手書き入力表示制御部23はこれらの情報を使って、各文字の座標(例えば1文字分のマスの左上コーナーと右下コーナーの座標)を算出できる。
続いて、図66〜図71を参照して、中国語変換において、表示装置2が文字の挿入を受け付ける流れを説明する。図66は確定データ13hと手書きデータ504の一例である。図66〜図71の説明では主に図19〜図24との相違を説明する。
図66〜図71では、確定データの手書き方向が横書き、選択データ(定期)も横書きであった。これは中国語の場合、横書きが一般的だからである。しかし、中国語の場合も、確定データ15hの手書き方向が横書き、選択データ16(「定期」)が縦書きでもよい。あるいは、確定データ15hの手書き方向が縦書き、選択データ16(「定期」)が縦書きでもよい。あるいは、確定データ15hの手書き方向が縦書き、選択データ16(「定期」)が横書きでもよい。
図72に示すように、手書き入力表示制御部23は確定データ15h側に挿入先を示す挿入記号305を表示してもよい。図72の説明では主に図27との相違を説明する。図72は確定データ側に表示された挿入先を示す挿入記号305の一例である。図72では三角形の挿入記号305(表示部品の一例)が「的」と「会」の間に表示されている。挿入記号305は1つ以上の文字の文字列に対する位置を表す。手書き入力表示制御部23は、選択データ16と確定データ15hとの距離が閾値未満になると、選択データ16の外接矩形(挿入対象枠304)を形成する辺312の中央と最も近い、確定データ15h側の文字と文字の間に挿入記号305を表示する。ユーザーが選択データをドラッグで移動させると、辺312の中央の位置に応じて、手書き入力表示制御部23は挿入記号305の位置を変更する。
本実施例によれば、中国語変換の場合も、表示装置2は、文字列に対する1つ以上の文字の位置を示す矢印303を表示するので、文字列と1つ以上の文字の相対位置を明確にすることができる。挿入対象の文字数が多い場合でもユーザーが所望の挿入位置に文字等を挿入しやすくなる。
本実施形態の表示装置2は大型のタッチパネルを有するものとして説明されているが、表示装置2はタッチパネルを有するものに限られない。
図74は、表示装置2の他の構成例を示す図である。図74の例では、表示装置2は、端末装置600、画像投影装置700A、及び、ペン動作検出装置810を有する。
図75は、表示装置2の構成例を示す図である。図75の例では、表示装置2は、端末装置600と、ディスプレー800Aと、ペン動作検出装置810Aとを有する。
図76は、表示装置2の構成例を示す図である。図76の例では、表示装置2は、端末装置600と、画像投影装置700Aとを有する。
以上、本発明を実施するための最良の形態について実施例を用いて説明したが、本発明はこうした実施例に何等限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々の変形及び置換を加えることができる。
Claims (14)
- 文字列を表示する表示装置であって、
手書きデータから変換された1つ以上の文字を表示する表示部と、
前記1つ以上の文字の前記文字列に対する位置を表す表示部品を表示する手書き入力表示制御部と、
を有することを特徴とする表示装置。 - 前記1つ以上の文字の移動を受け付ける手書き入力部を有し、
前記手書き入力部が受け付けた前記1つ以上の文字の移動に伴う、前記1つ以上の文字と前記文字列との位置関係に応じて、前記手書き入力表示制御部は前記表示部品を表示することを特徴とする請求項1に記載の表示装置。 - 前記1つ以上の文字と前記文字列との位置関係とは、前記1つ以上の文字と前記文字列との距離を示すことを特徴とする請求項2に記載の表示装置。
- 前記手書き入力表示制御部は、前記1つ以上の文字と前記文字列との距離が閾値未満又は閾値以下になった場合、前記表示部品を表示することを特徴とする請求項2に記載の表示装置。
- 前記手書き入力部が前記1つ以上の文字の移動を開始した場合に、前記手書き入力表示制御部は前記表示部品を表示することを特徴とする請求項2に記載の表示装置。
- 前記手書き入力部が前記1つ以上の文字を離した場合に、前記手書き入力表示制御部は前記表示部品を非表示にすることを特徴とする請求項2〜4のいずれか1項に記載の表示装置。
- ドラッグとは1つ以上の文字を選択した状態で、選択している1つ以上の文字を移動する操作であり、
前記1つ以上の文字を離すとは、ドラッグしている1つ以上の文字を離すことであることを特徴とする請求項6に記載の表示装置。 - 前記手書き入力表示制御部は、前記表示部品と共に前記1つ以上の文字を囲む枠を表示することを特徴とする請求項1〜7のいずれか1項に記載の表示装置。
- 前記表示部品は、前記文字列の側に矢頭があり、前記1つ以上の文字の方向に矢尻がある矢印の形状を有することを特徴とする請求項1〜8のいずれか1項に記載の表示装置。
- 前記表示部品は、前記文字列が有する文字と文字の間に表示される挿入記号であることを特徴とする請求項1〜8のいずれか1項に記載の表示装置。
- 前記文字列と前記表示部品との距離が最も近い文字と文字の間に前記1つ以上の文字を挿入し、第二の文字列を生成する文字列挿入制御部を有し、
前記手書き入力表示制御部は、前記文字列挿入制御部が生成した前記第二の文字列を表示することを特徴とする請求項1〜10のいずれか1項に記載の表示装置。 - 前記1つ以上の文字が縦書き、前記文字列が横書きである場合、前記手書き入力表示制御部は、前記第二の文字列を縦書きで表示し、
前記1つ以上の文字が横書き、前記文字列が縦書きである場合、前記手書き入力表示制御部は、前記第二の文字列を横書きで表示することを特徴とする請求項11に記載の表示装置。 - 文字列を表示する表示装置が行う表示方法であって、
表示部が、手書きデータから変換された1つ以上の文字を表示するステップと、
手書き入力表示制御部が、前記1つ以上の文字の前記文字列に対する位置を表す表示部品を表示するステップと、
を有することを特徴とする表示方法。 - 文字列を表示する表示装置を、
手書きデータから変換された1つ以上の文字を表示する表示部と、
前記1つ以上の文字の前記文字列に対する位置を表す表示部品を表示する手書き入力表示制御部、として機能させるためのプログラム。
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