JP2021151119A - 制御装置およびプログラム - Google Patents

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啓太 祖父江
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洋介 大橋
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Shingo Mochizuki
信吾 望月
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Norihiro Shimizu
紀博 清水
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Abstract

【課題】給電の対象となる機器に応じて給電の制御を行うことが可能な制御装置およびプログラムを提供する。【解決手段】制御装置は、通信端末から受信した情報に基づいて通信端末の認証を行い、認証が成功した際に、電力の供給を行う給電部による無線給電を開始する制御を行う制御部を備える。また、プログラムは、コンピュータを、通信端末から受信した情報に基づいて通信端末の認証を行い、認証が成功した際に、電力の供給を行う給電部による無線給電を開始する制御を行う制御部として機能させる。【選択図】図2

Description

本発明は、制御装置およびプログラムに関する。
近年、充電ケーブルを用いることなく電力を伝送する無線給電技術が注目されている。無線給電技術では、送電側と受電側との間を物理的に接続する必要がないため、高い利便性が期待できる。
例えば下記特許文献1には、給電側の機器に設けられたコイルに電流を流すことによって発生した磁束を媒介して、受電側の機器に設けられたコイルに起電力を発生させる「電磁誘導方式」を用いた無線給電技術について記載されている。
特開2015―50719号公報
しかしながら、従来の無線充電器では、無線給電に対応する機器であればどのような機器であっても給電が開始されていた。
そこで、本発明は、上記問題に鑑みてなされたものであり、本発明の目的とするところは、給電の対象となる機器に応じて給電の制御を行うことが可能な、新規かつ改良された制御装置およびプログラムを提供することにある。
上記課題を解決するために、本発明のある観点によれば、通信端末から受信した情報に基づいて前記通信端末の認証を行い、前記認証が成功した際に、電力の供給を行う給電部による無線給電を開始する制御を行う制御部を備える、制御装置が提供される。
また、上記課題を解決するために、本発明の別の観点によれば、コンピュータを、通信端末から受信した情報に基づいて前記通信端末の認証を行い、前記認証が成功した際に、電力の供給を行う給電部による無線給電を開始する制御を行う制御部として機能させるための、プログラムが提供される。
以上説明したように本発明によれば、給電の対象となる機器に応じて給電の制御を行うことが可能となる。
本発明の一実施形態に係る無線給電を行う制御装置について説明する図である。 本実施形態に係る制御装置および情報処理端末の各構成の一例を示すブロック図である。 本実施形態に係る制御装置による無線給電の制御の流れの一例を示すフローチャートである。
以下に添付図面を参照しながら、本発明の好適な実施の形態について詳細に説明する。なお、本明細書及び図面において、実質的に同一の機能構成を有する構成要素については、同一の符号を付することにより重複説明を省略する。
<1.概要>
図1は、本発明の一実施形態に係る無線給電を行う制御装置20について説明する図である。
制御装置20は、コネクタや金属の接点など物理的に接続する手段を用いずに電力を伝送する無線給電の機能を有する。無線給電は、非接触充電とも称される。無線給電には、例えばコイルに電流を流すことで発生する磁束を媒介して行う電磁誘導方式や、送受電に用いるコイルを共振(共鳴)状態にさせる磁界共振(共鳴)方式が用いられる。本実施形態による制御装置20は、一例として、WPC(Wireless Power Consortium)により策定された国際標準規格であるQi規格の無線給電を行う機能を有していてもよい。
制御装置20は、単体で使用されてもよいし、図1に示すように、車両10に搭載された状態で使用されてもよい。車両10は、移動体の一例である。なお、制御装置20は、移動体以外に搭載されていてもよい。
給電の対象となる機器、すなわち受電機器としては、例えばスマートフォンやタブレット端末、また、充電可能な携帯機等の情報処理端末30が挙げられる。充電可能な携帯機とは、例えば二次電池が搭載された携帯機である。車両10のユーザは、自身が所有する情報処理端末30を制御装置20に載置することで、いつでも車両内で充電を行うことが可能となる。特に情報処理端末30が車両10のスマートキー等としても機能する場合、車両内でいつでも充電できることは利便性が高い。なおスマートキーとは、機械的な鍵を使用せずに車両のドアロックの解錠やエンジンの始動等を行うシステムで用いられる、ユーザに携帯される携帯機の名称の一例である。スマートキーとして機能する情報処理端末30は、車両10に搭載された車載機器との間で無線通信を行い得る。車載機器は、車両10との間で行われる無線通信に基づいて情報処理端末30を認証する処理を行い、認証が成功すると、ドアロックの解錠やエンジンの始動といった車両の動作を許可する。
なお、図1に示す例では、制御装置20が運転席と助手席の間に位置するセンターコンソール上に搭載されているが、本実施形態はこれに限定されない。制御装置20の搭載位置は、開閉式のセンターコンソールボックス内であってもよいし、運転席周辺に設けられた収納部内であってもよい。
(課題の整理)
ここで、従来の無線充電器では、無線給電に対応する機器であればどのような機器であっても給電が開始されていた。このため、消費電流が増加するという問題がある。また、無線充電器に給電の開始/終了を制御するスイッチが設けられている場合、電源ONのまま放置されると、消費電流の増加や、発火の恐れといった問題がある。
本発明の一実施形態に係る制御装置20は、上記の点に着目して発想されたものであり、給電の対象となる機器に応じて給電の制御を行うことを可能とする。
以下、本実施形態による給電制御について詳細に説明する。
<2.構成例>
図2は、本実施形態に係る制御装置20および情報処理端末30の各構成の一例を示すブロック図である。
(2−1.制御装置20)
制御装置20は、図2に示すように、給電部210、近距離無線通信部220、制御部230、および記憶部240を有する。
(2−1−1.給電部210)
給電部210は、コネクタや金属の接点など物理的に接続する手段を用いずに電力を伝送する無線給電機能を有する。給電部210は、例えば電磁誘導方式や磁界共鳴方式により電力を伝送し得る。より具体的には、例えば給電部210は、WPCにより策定された国際標準規格であるQi規格の無線給電を実行する構造により実現され得る。
(2−1−2.近距離無線通信部220)
近距離無線通信部220は、短い通信距離で他の装置とデータの送受信を行う通信デバイスの一例である。短い通信距離とは、例えば、5cm、10cm、1m、または10m程度内であってもよい。本実施形態では、近距離無線の通信方式として、例えば通信距離が10cm程度のNFC(Near field communication)を用いる場合について説明する。なお、近距離無線通信部220は、NFCに限らず、例えば無線LAN(Local Area Network)、Bluetooth(登録商標)、UWB(Ultra-Wide Band)、Wi−Fi(登録商標)、またはTransferJet(登録商標)等を用いる通信デバイスであってもよい。
(2−1−3.制御部230)
制御部230は、演算処理装置又は制御装置として機能し、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)、記憶部240、又はリムーバブル記録媒体等に記録された各種プログラムに基づいて各構成要素の動作全般又はその一部を制御する。制御部230は、例えば、CPU(Central Processing Unit)や、MCU(Micro Controller Unit)等のプロセッサによって実現され得る。また、制御部230は、車両に搭載されるECU(Electronic Control Unit)や、ECUに搭載されるマイコン等によって実現してもよい。
(認証処理)
また、本実施形態による制御部230は、近距離無線通信部220により他の装置である通信端末から受信したデータに基づいて、当該通信端末を認証する機能を有する。より具体的には、制御部230は、情報処理端末30と近距離無線通信部220を介してデータの送受信を行い、情報処理端末30を認証する処理を行う。情報処理端末30の認証により、情報処理端末30が制御装置20に予め登録されている通信端末か否かが判断され得る。
認証方法は様々な方式を用いることが可能である。本発明において認証方法は特に限定しないが、例えば以下のような例が挙げられる。
例えば、制御部230は、情報処理端末30から固有IDやパスワードなどの識別情報を受信し、予め登録された識別情報と一致するか否かを判断することで認証を行ってもよい。識別情報が一致した場合、認証成功となる。この際、制御部230から先に近距離無線通信部220により問い合わせ信号を発信し(ポーリングとも称される)、当該問い合わせ信号の応答として、情報処理端末30から上記固有IDやパスワードが送信され得る。
また、制御部230は、暗号鍵を用いて認証処理を行ってもよい。暗号鍵は、共通鍵暗号方式を使用する場合の共通鍵であってもよいし、公開鍵暗号方式を使用する場合の秘密鍵であってもよい。また、暗号鍵は、情報処理端末30との間で共有されてもよい。すなわち、制御装置20と情報処理端末30が同じ暗号鍵を有していてもよい。暗号鍵を用いた認証処理は、例えば以下のように行われる。まず制御装置20の制御部230が乱数を生成して認証要求信号として近距離無線通信部220から情報処理端末30に送信する。次いで、情報処理端末30の制御部340は、近距離無線通信部330により受信した上記認証要求信号に含まれる乱数を暗号鍵で暗号化して、制御装置20に対して認証応答信号として近距離無線通信部330から返信する。そして、制御装置20の制御部230は、暗号鍵を用いて復号化し、上記生成した乱数と一致するか否かを判断する。このような認証を、要求応答認証とも称する。また、制御装置20および情報処理端末30は、かかる要求応答認証を互いに行う相互認証を行ってもよい。
また、要求応答認証は、暗号鍵を用いる方法に限定されない。例えばパスワードに乱数を加えてハッシュ化を行う方法を用いた要求応答認証であってもよい。具体的には、まず制御装置20の制御部230は、乱数を生成して認証要求信号として情報処理端末30に送信する。次に、情報処理端末30の制御部340は、受信した乱数にパスワードを結合してハッシュ化した値を認証応答信号として制御装置20に返信する。そして、制御装置20の制御部230は、上記生成した乱数にパスワードを加えてハッシュ値を算出し、情報処理端末30から受信した値と一致するか否かを判断する。また、制御装置20および情報処理端末30は、かかる要求応答認証を互いに行う相互認証を行ってもよい。
なお、制御装置20の制御部230は、近距離無線通信部220から問い合わせ信号を発信し、当該問い合わせ信号に対する応答があった場合に、認証処理を開始するようにしてもよい。かかる問い合わせ信号の発信は、ポーリングとも称される。また、制御部230は、制御装置20の電源スイッチ21がONにされた場合に、上記問い合わせ信号を発信するなどの、認証処理を開始するための動作を開始するようにしてもよい。
また、制御装置20の制御部230は、認証処理が成功した後に、情報処理端末30から固有IDなどの識別情報を取得してもよい。
上述したように、認証に用いる情報を送受信する際の通信規格は、NFCに限られない。例えば近距離無線通信部220は、誘導電界を利用した通信方法であってもよい。誘導電界を利用した通信方法としては、例えばTransferJetが挙げられる。制御部230は、例えばTransferJetにより求信号を発信し、情報処理端末30から返信された応答信号に基づいて認証処理を行ってもよい。また、認証に用いる情報を送受信する際の通信規格は、UWB(Ultra-Wide Band)や、他の通信規格を用いてもよい。
(給電制御)
さらに、本実施形態による制御部230は、給電部210による給電の開始を制御する機能を有する。給電の開始制御とは、例えば給電部210に含まれる送電用のコイルに電流を流す制御である。
より具体的には、制御部230は、情報処理端末30の認証が成功した際に、給電部210による無線給電を開始する制御を行う。近距離無線通信を用いた認証処理により、予め制御装置20に登録された情報処理端末30が制御装置20と近接した位置にあること、すなわち給電部210上に載置されていることが分かる。また、予め登録された情報処理端末30のみを給電の対象とすることで、消費電流の増加を低減することができる。また、特定の情報処理端末30に対してのみ充電権限を付与することとなり、制御装置20の利用者の差別化を図ることができる。
また、制御部230は、認証が成功し、さらに、情報処理端末30が無線給電により供給される電力を受電して充電できる機能を有する通信端末である場合に、無線給電を開始する制御を行うようにしてもよい。例えば、NFCが設けられたICカード(以下、NFCカードと称する)が車両10のスマートキーとして用いられる場合、当該NFCカードが制御装置20に載置されるとNFC通信により認証は成功するが、給電が行われると発熱や磁場によりNFCカードが破損する恐れがある。そこで、制御部230は、認証が成功し、かつ、無線給電により供給される電力を受電して充電できる機能を有する通信端末である場合に、無線給電を開始する制御を行う。かかる判断は、例えば情報処理端末30から送信される固有IDや機器情報に基づいて行われてもよい。制御装置20の記憶部240には、予め情報処理端末30の固有IDが格納され、また、充電可能な通信端末であるか否かを示す情報が当該固有IDに対応付けて格納され得る。
(記憶部240)
記憶部240は、各種情報を記憶する構成である。例えば、記憶部240は、制御部230によって使用されるプログラムやパラメータ等を記憶する。また、記憶部240は、制御部230による処理結果や、近距離無線通信部220によって他の装置から受信した情報等を記憶してもよい。なお、記憶部240が記憶する情報の内容は特に限定されない。また、記憶部240は、例えばROM(Read Only Memory)やRAM(Random Access Memory)等によって実現され得る。また、記憶部240には、例えば、ハードディスクドライブ(HDD)等の磁気記憶デバイス、半導体記憶デバイス、光記憶デバイス、又は光磁気記憶デバイス等が用いられてもよい。
以上、本実施形態による制御装置20の構成例について説明した。なお、本実施形態による制御装置20の構成は、図2に示す例に限定されない。例えば制御装置20は、複数の装置により構成されてもよい。例えば、制御装置20は、認証に用いる情報や、予め登録された情報処理端末30の固有IDの情報を、車両10に設けられた別の車載装置から取得してもよい。また、制御部230の機能が、別の車載装置により行われてもよい。制御装置20と、別の車載装置との間のデータの送受信は、例えばCAN(Controller Area Network)、LIN(Local Interconnect Network)、又はLAN(Local Area Network)等の任意の規格に準拠した車載通信ネットワークを用いて行われ得る。
また、制御部230の機能を、車両に搭載されない外部装置(例えば、インターネット上のクラウドサーバなど)によって実現するようにしてもよい。また、制御装置20が有する通信デバイスは近距離無線通信部220に限定されない。
(2−2.情報処理端末30)
情報処理端末30は、図2に示すように、受電部310、バッテリ320、近距離無線通信部330、制御部340、および記憶部350を有する。
(2−2−1.受電部310およびバッテリ320)
受電部310は、無線給電により伝送された電力を受ける機能を有する。例えば受電部310は、電磁誘導方式により受電し得る。また、受電部310により受電された電力は、バッテリ320に送られ、バッテリ320の充電が行われる。バッテリ320は、電源部の一例である。バッテリ320は、近距離無線通信部330および制御部340など、情報処理端末30の各構成に電力を供給する。
(2−2−2.近距離無線通信部330)
近距離無線通信部330は、短い通信距離で他の装置とデータの送受信を行う通信デバイスの一例である。短い通信距離とは、例えば、5cm、10cm、1m、または10m程度内であってもよい。本実施形態では、例えば通信距離が10cm程度のNFC(Near field communication)を用いる。なお、近距離無線通信部330は、NFCに限らず、例えば無線LAN(Local Area Network)、Bluetooth(登録商標)、Wi−Fi(登録商標)、またはTransferJet(登録商標)等を用いる通信デバイスであってもよい。
(2−2−3.制御部340)
制御部340は、演算処理装置又は制御装置として機能し、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)、記憶部350、又はリムーバブル記録媒体等に記録された各種プログラムに基づいて各構成要素の動作全般又はその一部を制御する。制御部340は、例えば、CPU(Central Processing Unit)や、MCU(Micro Controller Unit)等のプロセッサによって実現され得る。
本実施形態による制御部340は、近距離無線通信部330を介して制御装置20との間で行われる認証処理に関する所定の制御を行う。例えば制御部340は、近距離無線通信部330により制御装置20から受信した認証要求信号に基づいて認証応答信号を生成し、近距離無線通信部330から制御装置20に送信する制御を行う。認証処理の詳細については上述した通りである。
(2−2−4.記憶部350)
記憶部350は、各種情報を記憶する構成である。例えば、記憶部350は、制御部340によって使用されるプログラムやパラメータ等を記憶する。また、記憶部350は、制御部340による処理結果や、近距離無線通信部330によって外部から受信した情報等を記憶してもよい。また、記憶部350は、例えばROM(Read Only Memory)やRAM(Random Access Memory)等によって実現され得る。また、記憶部350には、例えば、ハードディスクドライブ(HDD)等の磁気記憶デバイス、半導体記憶デバイス、光記憶デバイス、又は光磁気記憶デバイス等が用いられてもよい。
以上、本実施形態による制御装置20の構成例について説明した。なお、本実施形態による制御装置20の構成は、図2に示す例に限定されない。例えば制御装置20は、複数の装置により構成されてもよい。
<3.動作処理>
図3は、本実施形態に係る制御装置20による無線給電の制御の流れの一例を示すフローチャートである。図3に示すように、まず、制御装置20の制御部230は、近距離無線通信によりポーリングを実行する(ステップS103)。制御部230は、制御装置20に設けられた電源スイッチ21がONのときに、近距離無線通信部220によるポーリングを行うよう制御してもよい。
次に、制御部230は、ポーリングに応答した端末を認証する処理を行う(ステップS106)。具体的には、制御部230は、ポーリングに応答した情報処理端末30と所定のデータ送受信を行い、情報処理端末30を認証する処理、すなわち、情報処理端末30が予め登録された通信端末であるか否かの判断を行う。
次いで、認証が成功した場合(ステップS109/Yes)、制御部230は、給電部210による無線給電を開始する制御を行う(ステップS112)。これにより、制御装置20は、予め登録された通信端末が載置された際に充電を行うことが可能となる。
一方、認証が失敗した場合は(ステップS109/No)、予め登録された通信端末ではないため、無線給電は行われない。
以上、本実施形態による給電制御の動作処理について説明した。なお、図3に示す動作処理は一例であって、本発明はこれに限定されない。
<4.補足>
続いて、本実施形態による給電制御について補足する。
(4−1.車両状態の考慮)
本実施形態による制御部230は、認証が成功し、さらに、制御装置20が搭載された車両10の状態が、規定された条件を満たす際に、給電部210による無線給電を開始するよう制御してもよい。
車両10の状態とは、例えば、エンジンの状態や、エンジンからタイヤまでの動力を伝達する部品装置をまとめた総称である駆動系の状態、また、車両10の走行に影響しない電子部品に電力を供給するアクセサリー電源の状態等が挙げられる。制御部230は、認証が成功し、さらに、例えばエンジンが始動している状態の場合、若しくは、アクセサリー電源が入っている状態の場合に、給電を開始する制御を行うようにしてもよい。これにより、適宜適切な状況において充電を行うことが可能とする。
この場合も、制御部230は、情報処理端末30が充電可能な機器である場合に給電を開始するよう制御してもよい。
(4−2.特殊状況の考慮)
本実施形態による制御部230は、上述した車両10の状態を考慮して給電制御を行う際に、特殊な状況であることを示す特殊情報が入力された場合には、例外的に、車両10の状態に関わらず、給電部210による無線給電を開始するよう制御してもよい。
特殊な状況とは、例えば災害時が想定される。災害時などの特殊な状況においては、情報処理端末30を充電することの優先度が高くなるため、例えば車両10のエンジンが始動していない状態であっても、制御部230は給電部210による無線給電を開始する制御を行う。これにより、車両10の利便性がさらに向上する。
特殊情報は、車両10に設けられた所定の操作部から制御装置20に入力されてもよいし、情報処理端末30から制御装置20に入力されてもよい。
(4−3.給電の終了制御)
制御部230は、給電部210による給電を終了する制御を行ってもよい。給電の終了制御とは、例えば給電部210に含まれる送電用のコイルに流していた電流を止める制御である。
制御部230は、例えば情報処理端末30から送信される、バッテリ320の充電の状況を示す充電状況情報に応じて、給電の終了制御を行ってもよい。例えば、制御部230は、情報処理端末30において満充電が検出された場合、給電を終了するよう制御してもよい。これにより、制御装置20の消費電流の増加を低減することが可能となる。
<5.まとめ>
以上、添付図面を参照しながら本発明の好適な実施形態について詳細に説明したが、本発明はかかる例に限定されない。本発明の属する技術の分野における通常の知識を有する者であれば、特許請求の範囲に記載された技術的思想の範疇内において、各種の変更例または修正例に想到し得ることは明らかであり、これらについても、当然に本発明の技術的範囲に属するものと了解される。
例えば、上記では、制御装置20が搭載される移動体の一例として車両を用いたが、本実施形態に係る移動体は車両に限定されず、船舶(例えば、旅客船、貨物船、又は潜水艦等)や航空機(例えば、飛行機、ヘリコプター、グライダー、又は飛行船等)などであってもよい。また、車両は自動車に限定されず、バス、バイク、機関車、又は電車等であってもよい。また、移動体は、必ずしも上記の例に限定されず、移動可能な物体であればよい。また、制御装置20が移動体に搭載されることはあくまで一例であり、制御装置20は、移動体以外に載置されてもよい。また、制御装置20の少なくとも一部の構成が移動体に搭載され、他の構成は移動体以外に搭載されてもよい。
また、上述した実施形態の内容および補足で説明した内容を、各々組み合わせてもよい。
また、本明細書に記載された効果は、あくまで説明的または例示的なものであって限定的ではない。つまり、本開示に係る技術は、上記の効果とともに、または上記の効果に代えて、本明細書の記載から当業者には明らかな他の効果を奏しうる。
また、コンピュータに内蔵されるCPU、ROMおよびRAMなどのハードウェアに、制御装置20が有する構成と同等の機能を発揮させるためのプログラムも作成可能であり、当該プログラムを記録した、コンピュータに読み取り可能な記録媒体も提供され得る。
10:車両、20:制御装置、210:給電部、220:近距離無線通信部、230:制御部、240:記憶部、30:情報処理端末、310:受電部、320:バッテリ、330:近距離無線通信部、340:制御部、350:記憶部

Claims (12)

  1. 通信端末から受信した情報に基づいて前記通信端末の認証を行い、前記認証が成功した際に、電力の供給を行う給電部による無線給電を開始する制御を行う制御部を備える、制御装置。
  2. 前記制御部は、前記認証として、前記通信端末が予め登録された通信端末であるか否かを判断する、請求項1に記載の制御装置。
  3. 前記制御部は、前記認証が成功し、さらに、前記通信端末が前記無線給電により供給される電力を受ける機能を有する通信端末である際に、前記無線給電を開始する制御を行う、請求項2に記載の制御装置。
  4. 前記制御部は、前記認証が成功し、さらに、前記制御装置が搭載された移動体の状態が規定された条件を満たす際に、前記無線給電を開始する制御を行う、請求項1〜3のいずれか1項に記載の制御装置。
  5. 前記制御部は、特殊な状況であることを示す特殊情報が入力された場合、前記移動体の状態に関わらず前記無線給電を開始する制御を行う、請求項4に記載の制御装置。
  6. 前記特殊情報は、災害時であることを示す情報である、請求項5に記載の制御装置。
  7. 前記制御部は、前記通信端末から、通信距離が短い無線通信である近距離無線通信により受信した情報に基づいて前記認証を行う、請求項1〜6のいずれか1項に記載の制御装置。
  8. 前記制御装置は、前記近距離無線通信を行う近距離無線通信部をさらに備える、請求項7に記載の制御装置。
  9. 前記近距離無線通信は、NFC(Near field communication)による通信である、請求項7または8に記載の制御装置。
  10. 前記制御装置は、前記給電部をさらに備える、請求項1〜9のいずれか1項に記載の制御装置。
  11. 前記制御装置は、移動体に搭載される装置である、請求項1〜10のいずれか1項に記載の制御装置。
  12. コンピュータを、
    通信端末から受信した情報に基づいて前記通信端末の認証を行い、前記認証が成功した際に、電力の供給を行う給電部による無線給電を開始する制御を行う制御部として機能させるための、プログラム。
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