JP2021150209A - 光源ユニット及び表示装置 - Google Patents

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教郎 金井
美香 宮田
Mika Miyata
美香 宮田
亜矢子 鈴木
Ayako Suzuki
亜矢子 鈴木
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Takeshi Jinnai
猛 陣内
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Abstract

【課題】光量の調節の容易化を図る。【解決手段】光源ユニット5は、LED500を含むLEDモジュール50と、LEDモジュール50から放射される光を導光する第1導光体51とを備えている。光源ユニット5は、LEDモジュール50及び第1導光体51を保持するホルダ53と、LEDモジュール50から第1導光体51に入射する光を調節する調節部材55とを備えている。第1導光体51は、光が入射する入射面510と、光を出射する出射面511とを有している。調節部材55は、LEDモジュール50と入射面510の間に配置される。【選択図】 図4

Description

本開示は、光源ユニット及び表示装置に関し、より詳細には、発光素子と導光体を有する光源ユニット、及び当該光源ユニットを備えた表示装置に関する。
従来例として、特許文献1記載の発光モジュール(光源ユニット)を例示する。特許文献1記載の発光モジュール(以下、従来例という。)は、導光部材(導光体)と、配線基板と、支持部材と、カラーフィルタとを具備する。導光部材は、光出射面と、光出射面に対して垂直な光入射面とを有する。配線基板は、光入射面に対向する発光素子を有する。カラーフィルタは、光入射面に配置され、発光素子からの出射光を透過させる。なお、従来例においては、表示したい色に合わせた適宜のカラーフィルタが採用される。
特開2018−55987号公報
ところで、特許文献1記載の発光モジュールが誘導灯のような表示装置に用いられる場合、表示面の輝度を所定の範囲内に収める必要がある。一方、LEDなどの発光素子の発光効率が年々向上することを考慮すると、発光効率の向上に合わせて導光部材から出射する光の光量を減少させなければならない。
本開示の目的は、光量の調節の容易化を図ることができる光源ユニット及び表示装置を提供することである。
本開示の一態様に係る光源ユニットは、1つ以上の発光素子を含む光源と、前記光源から放射される光を導光する導光体と、前記光源及び前記導光体を保持するホルダと、前記光源から前記導光体に入射する前記光を調節する調節部材とを備えている。前記導光体は、前記光が入射する入射面と、前記光を出射する出射面とを有している。前記調節部材は、前記光源と前記入射面の間に配置される。
本開示の一態様に係る表示装置は、前記光源ユニットと、前記導光体の前記出射面から出射する前記光を利用して所定の情報を表示する表示体とを備える。
本開示の光源ユニット及び表示装置は、光量の調節の容易化を図ることができるという効果がある。
図1は、本開示の実施形態に係る表示装置の斜視図である。 図2は、同上の表示装置の分解斜視図である。 図3は、本開示の実施形態に係る光源ユニットの斜視図である。 図4は、同上の光源ユニットの要部の断面図である。 図5は、同上の光源ユニットの変形例1における要部の断面図である。 図6は、同上の光源ユニットの変形例2における要部の断面図である。 図7は、同上の光源ユニットの変形例3における要部の断面図である。 図8は、同上の光源ユニットの変形例4における要部の断面図である。 図9は、同上の光源ユニットの変形例5における要部の断面図である。 図10は、同上の光源ユニットの変形例6における要部の断面図である。 図11は、同上の光源ユニットの変形例7における調節部材の要部の平面図である。
本開示の実施形態に係る光源ユニット、及び本開示の実施形態に係る表示装置について図面を参照して詳細に説明する。ただし、下記の実施形態において説明する各図は模式的な図であり、各構成要素の大きさ及び厚さのそれぞれの比が必ずしも実際の寸法比を反映しているとは限らない。なお、以下の実施形態で説明する構成は本開示の一例にすぎない。本開示は、以下の実施形態に限定されず、本開示の効果を奏することができれば、設計等に応じて種々の変更が可能である。
(1.実施形態に係る表示装置の構成)
実施形態に係る表示装置1(以下、表示装置1と略す。)について、図1及び図2を参照して説明する。なお、以下に説明する表示装置1は、事務所及び店舗などの建物の避難口又は避難口への通路に設置される誘導灯である。ただし、実施形態に係る表示装置は、誘導灯に限定されず、例えば、建物内の特定の場所(化粧室など)を表示する用途などに用いられても構わない。なお、以下の説明においては、特に断りのない限り、図2に矢印で示す上下、前後及び左右の各方向を、表示装置1の上下、前後及び左右の各方向と定義する。
表示装置1は、実施形態に係る光源ユニット5(以下、光源ユニット5と略す。)、本体2、表示ユニット3、カバー4などを備えている。
本体2は、合成樹脂材料により、前面に開口部を有する四角形の箱状に形成されている。本体2は、光源ユニット5を点灯させる点灯回路、蓄電池、蓄電池を充電する充電回路などを収容している。
充電回路は、常用電源(例えば、商用の電力系統)から供給される常用電力で蓄電池を充電する。点灯回路は、常用電力が供給されているときは常用電力で光源ユニット5を点灯させ、常用電力が供給されていないときは蓄電池から供給される非常用電力で光源ユニット5を点灯させる。
表示ユニット3は、表示パネル30と、表示パネル30を保持する保持体31と、を有している。
表示パネル30は、アクリル樹脂又はポリカーボネート樹脂などの透光性を有する合成樹脂材料によって四角形の平板状に形成されている。表示パネル30の前面には、避難誘導のためのピクトグラムが表示されている(図1参照)。なお、図2においてはピクトグラムを省略している。
保持体31は、透光性を有しない合成樹脂材料によって四角形の板状に形成されている。保持体31は、表示パネル30の左右両辺及び下辺を保持する保持部310を有している。
表示ユニット3は、本体2の開口部のうち、上部を除く大部分を覆うように本体2に取り付けられている(図2参照)。そして、本体2の上部に収容される光源ユニット5から出射する光が、表示パネル30の上端面から表示パネル30内に入射する。表示パネル30内に入射した光は、表示パネル30内を進行しながら表示パネル30の後面で全反射されて表示パネル30の前方へ出射する。
カバー4は、後面及び下面が開放された長尺の箱状に形成されている。カバー4は、本体2の開口部のうち、表示ユニット3で覆われていない上部を覆うように本体2に取り付けられる(図1参照)。
(2.光源ユニットの構成)
光源ユニット5は、図2−図4に示すように、LEDモジュール50、第1導光体51、第2導光体52、ホルダ53、取付部材54及び調節部材55を備えている。なお、以下の説明においては、特に断りのない限り、図2に矢印で示す上下、前後及び左右の各方向を、光源ユニット5の上下、前後及び左右の各方向と定義する。
LEDモジュール50は、LED500と、LED500が実装された基板501と、を有している(図4参照)。LED500は、例えば、青色LEDチップと、青色LEDチップから放射される青色光を黄色光に波長変換する蛍光体と、蛍光体を含んで青色LEDチップを封止するシリコーン樹脂とを有する、パッケージ型の照明用白色LEDである。基板501は、左右方向から見て略T字型に形成されたプリント配線板である(図3参照)。基板501の幅広の部分の表面にLED500が実装されている。基板501の幅細の部分の表面に一対の電極(不図示)が形成されている。一対の電極は、基板501のプリント配線を介してLED500のアノード及びカソードと1つずつ電気的に接続されている。
第1導光体51は、アクリル樹脂及びポリカーボネート樹脂などの透光性を有する合成樹脂材料により、略四角すい台状に形成されている(図3参照)。第1導光体51の2つの底面のうち、面積の大きい方の底面(右側の底面)が入射面510となる(図4参照)。また、第1導光体51の4つの側面のうち、長方形状の平たん面である側面(下面)が出射面511となる(図4参照)。なお、第1導光体51の4つの側面のうち、出射面511と対向する側面(上面)が、上向きに膨らむ曲面形状に形成されている(図3参照)。
第2導光体52は、第1導光体51と同じ合成樹脂材料によって四角柱状に形成されている(図3参照)。第2導光体52の2つの底面のそれぞれに、四角すい台状の突起520が1つずつ形成されている(図4参照)。
ホルダ53は、透光性を有しない合成樹脂材料により、左右方向を長手方向とする長尺の箱状に形成されている。ただし、ホルダ53の下面及び右側面が開口している(図3参照)。
ホルダ53は、上向きに湾曲した長尺の上壁530、上壁530の前端から下向きに突出する前壁531、上壁530の後端から下向きに突出する後壁532、上壁530の左端から下向きに突出する左側壁533、及びつば部534を有している。すなわち、ホルダ53は、前壁531、後壁532、左側壁533及びつば部534のそれぞれの下端で囲まれた長方形状の開口(出射口535)を有している(図3及び図4参照)。また、つば部534は、上壁530、前壁531及び後壁532の右端において、中央に四角形の開口(入射口536)を有する枠状に形成されている(図4参照)。なお、出射口535と入射口536は、ホルダ53の内部空間を介してつながっている(図4参照)。さらに、つば部534の四隅のそれぞれから、角柱状の支持片537が右方向に1つずつ突出している(図3及び図4参照)。
ホルダ53の内部に第1導光体51と第2導光体52が収容される。このとき、上壁530に近いホルダ53内の上部に第1導光体51が収容され、第1導光体51の下(ホルダ53内の中央部及び下部)に第2導光体52が収容される(図3及び図4参照)。なお、第2導光体52の左側の底面に形成されている突起(不図示)が、ホルダ53の左側壁533の内側面に形成されている凹部(不図示)とはまり合う。
取付部材54は、8角形状の主部540と、主部540の上端から上向きに突出する第1取付片541と、主部540の下端から下向きに突出する第1取付片541とを有している(図3及び図4参照)。第1取付片541及び第2取付片542はそれぞれ、L字形に形成されている。また、第1取付片541及び第2取付片542のそれぞれの先端に、角すい台状の爪543が1つずつ設けられている(図4参照)。さらに、第1取付片541の下側面及び第2取付片542の上側面のそれぞれに、凹所544が1つずつ設けられている。なお、これら2つの凹所544には、つば部534の上下の端部と基板501の幅広部分の上下の端部がそれぞれ収められる(図4参照)。
しかして、取付部材54は、第1取付片541及び第2取付片542のそれぞれの爪543をつば部534の上端部及び下端部に引っ掛けることによってホルダ53に取り付けられる(図4参照)。このとき、第1取付片541が上側の2つの支持片537に前後方向から挟まれ、第2取付片542が下側の2つの支持片537に前後方向から挟まれることにより、取付部材54がホルダ53に位置決めされている(図3参照)。
そして、ホルダ53に取り付けられた取付部材54は、つば部534との間で基板501を挟むようにLEDモジュール50をホルダ53のつば部534に取り付けている(図4参照)。さらに、第2導光体52の右側の底面に形成されている突起520が、取付部材54の下側の爪543に引っ掛かることにより(図4参照)、第2導光体52がホルダ53に固定される。ホルダ53に固定された第2導光体52の下面がホルダ53の出射口535からホルダ53の外に露出している。また、ホルダ53内に収容された第1導光体51の入射面510がつば部534の入射口536と対向している(図4参照)。
調節部材55は、LEDモジュール50から第1導光体51に入射する光を調節する機能を有する。例えば、調節部材55は、第1導光体51を形成する材料の光透過率(可視光線透過率)よりも低い光透過率を有する材料によって、四角形の平板状に形成されることが好ましい。第1導光体51がアクリル樹脂で形成されている場合、調節部材55は、アクリル樹脂よりも光透過率の低い材料、例えば、無機ガラスなどで形成されることが好ましい。あるいは、調節部材55は、可視光を吸収する可視光吸収材料を、アクリル樹脂又はポリカーボネート樹脂などの透光性を有する合成樹脂材料に混合させた材料で形成されても構わない。
調節部材55は、第1導光体51の入射面510とLEDモジュール50のLED500の間に配置される。具体的に、調節部材55は、入射口536を塞ぐようにホルダ53のつば部534に取り付けられる(図4参照)。
光源ユニット5は、本体2の開口部の上部に取り付けられる(図2参照)。ここで、本体2内の右端の上部にソケット20が設けられている。ソケット20は、LEDモジュール50の基板501の幅細部分が抜き差し可能に差し込まれる。ソケット20は、基板501の幅細部分の表面に形成された一対の電極と各別に導通する一対のコンタクト(不図示)を有している。これら一対のコンタクトは、電線(不図示)を介して点灯回路と電気的に接続されている。しかして、光源ユニット5は、点灯回路からソケット20を介して供給される直流電流によって点灯する。
光源ユニット5が本体2に取り付けられた状態では、第2導光体52の下面と表示パネル30の上端面が上下方向に沿って対向する。したがって、ホルダ53の出射口535(第2導光体52の下面)から出射する光が、表示パネル30の上端面から表示パネル30内に入射し、表示パネル30内を進行しながら表示パネル30の後面で全反射されて表示パネル30の前方へ出射する。なお、光源ユニット5は、本体2の開口部の上部に取り付けられるカバー4で覆われる(図1参照)。
(3.光源ユニットの特徴)
しかして、光源ユニット5は、LEDモジュール50と第1導光体51の入射面510の間に配置された調節部材55により、第1導光体51から第2導光体52を通して表示パネル30に向けて出射される光の光量(光束)を調節する(減少させる)ことができる。ゆえに、光源ユニット5は、LED500を発光効率の向上したLEDに置き換える場合であっても、調節部材55を追加するだけで第1導光体51から出射する光の光量を調節することができる。その結果、光源ユニット5は、LED500の発光効率の向上に合わせた光量の調節の容易化を図ることができる。
また、光源ユニット5は、調節部材55が透光性材料で形成されているため、例えば、第1導光体51を形成している透光性材料の光透過率よりも低い光透過率を有する材料で調節部材55を形成することで容易に光量の調節を行うことができる。
(4.光源ユニットの変形例)
次に、実施形態に係る光源ユニット5の幾つかの変形例を説明する。ただし、以下に説明する各変形例の光源ユニット5は、調節部材55の構成に特徴があり、調節部材55以外の構成については実施形態に係る光源ユニット5の構成と共通である。
(4−1.変形例1)
変形例1の光源ユニット5において、調節部材55は、透光性を有する材料によって四角形の平板状に形成され、かつ、LEDモジュール50と対向する第1面551(右側面)に凹凸553を有している(図5参照)。
凹凸553の凸部は、砲弾状に形成されてもよいし、角すい状又は円すい状に形成されてもよい。また、凹凸553の凹部は、隣り合った複数の凸部の間に形成されている。なお、凹凸553は、調節部材55の第1面551の全体に形成されてもよいし、第1面551の一部に形成されてもよい。
しかして、調節部材55の第1面551に入射する光は、第1面551に形成されている凹凸553によって拡散される。つまり、調節部材55は、LED500から放射される光の一部が第1面551の凹凸553で拡散されることにより、第1導光体51の入射面510に入射する光の光量を減少させることができる。ゆえに、変形例1の光源ユニット5は、実施形態に係る光源ユニット5と同様に、LED500の発光効率の向上に合わせた光量の調節の容易化を図ることができる。さらに、変形例1の光源ユニット5は、実施形態に係る光源ユニット5の調節部材55と同じ材料、例えば、アクリル樹脂又はポリカーボネート樹脂などの透光性を有する合成樹脂材料で形成可能である。そのため、変形例1の光源ユニット5は、実施形態に係る光源ユニット5に比べて、調節部材55の製造コストの低減を図ることができる可能性がある。
(4−2.変形例2)
変形例2の光源ユニット5において、調節部材55は、透光性を有する材料によって四角形の平板状に形成され、かつ、第1導光体51の入射面510と対向する第2面552(左側面)に凹凸553を有している(図6参照)。
凹凸553の凸部は、砲弾状に形成されてもよいし、角すい状又は円すい状に形成されてもよい。また、凹凸553の凹部は、隣り合った複数の凸部の間に形成されている。なお、凹凸553は、調節部材55の第2面552の全体に形成されてもよいし、第2面552の一部に形成されてもよい。
しかして、調節部材55の第2面552から出射する光は、第2面552に形成されている凹凸553によって拡散される。つまり、調節部材55は、LED500から放射される光の一部が第2面552の凹凸553で拡散されることにより、第1導光体51の入射面510に入射する光の光量を減少させることができる。ゆえに、変形例2の光源ユニット5は、実施形態に係る光源ユニット5と同様に、LED500の発光効率の向上に合わせた光量の調節の容易化を図ることができる。さらに、変形例2の光源ユニット5は、実施形態に係る光源ユニット5の調節部材55と同じ材料、例えば、アクリル樹脂又はポリカーボネート樹脂などの透光性を有する合成樹脂材料で形成可能である。そのため、変形例2の光源ユニット5は、実施形態に係る光源ユニット5に比べて、調節部材55の製造コストの低減を図ることができる可能性がある。
なお、調節部材55の第1面551と第2面552の両面に凹凸553が形成されても構わない。光源ユニット5は、調節部材55の第1面551と第2面552の両面に凹凸553が形成されることにより、第1導光体51の入射面510に入射する光の光量を更に減少させることができる。
(4−3.変形例3)
変形例3の光源ユニット5において、調節部材55は、透光性を有する材料によって四角形の平板状に形成され、かつ、第1面551の少なくとも一部が曲面に形成されている。具体的には、調節部材55の第1面551の中央部に、LED500に近付く向き(右向き)に膨らんだ曲面554が形成されている(図7参照)。
しかして、調節部材55の第1面551に入射する光の一部は、第1面551に形成されている曲面554において全反射する。つまり、調節部材55は、LED500から放射される光の一部を曲面554で全反射させることにより、第1導光体51の入射面510に入射する光の光量を減少させることができる。ゆえに、変形例3の光源ユニット5は、実施形態に係る光源ユニット5と同様に、LED500の発光効率の向上に合わせた光量の調節の容易化を図ることができる。さらに、変形例3の光源ユニット5は、実施形態に係る光源ユニット5の調節部材55と同じ材料、例えば、アクリル樹脂又はポリカーボネート樹脂などの透光性を有する合成樹脂材料で形成可能である。そのため、変形例3の光源ユニット5は、実施形態に係る光源ユニット5に比べて、調節部材55の製造コストの低減を図ることができる可能性がある。
(4−4.変形例4)
変形例4の光源ユニット5において、調節部材55は、透光性を有する材料によって四角形の平板状に形成され、かつ、第1面551全体が曲面に形成されている。具体的には、調節部材55の第1面551が、LED500に近付く向き(右向き)に膨らんだ曲面に形成されている(図8参照)。言い換えると、調節部材55は、平凸レンズを形成している。
しかして、調節部材55の第1面551に入射する光の一部は、曲面形状の第1面551において全反射する。つまり、調節部材55は、LED500から放射される光の一部を曲面(第1面551)で全反射させることにより、第1導光体51の入射面510に入射する光の光量を減少させることができる。ゆえに、変形例4の光源ユニット5は、実施形態に係る光源ユニット5と同様に、LED500の発光効率の向上に合わせた光量の調節の容易化を図ることができる。さらに、変形例4の光源ユニット5は、実施形態に係る光源ユニット5の調節部材55と同じ材料、例えば、アクリル樹脂又はポリカーボネート樹脂などの透光性を有する合成樹脂材料で形成可能である。そのため、変形例4の光源ユニット5は、実施形態に係る光源ユニット5に比べて、調節部材55の製造コストの低減を図ることができる可能性がある。
(4−5.変形例5)
変形例5の光源ユニット5において、調節部材55は、透光性を有する材料によって四角形の平板状に形成され、かつ、第1面551全体が曲面に形成されている。具体的には、調節部材55の第1面551が、LED500から離れる向き(左向き)に凹んだ曲面に形成されている(図9参照)。言い換えると、調節部材55は、平凹レンズを形成している。
例えば、製造コストの削減等を目的として、相対的に発光効率の低いLED500が使用される場合も考えられる。そして、このような場合、調節部材55によって第1導光体51の入射面510に入射する光の光量を増やすことが望ましい。
しかして、変形例5の光源ユニット5は、調節部材55が平凹レンズを形成しているので、実施形態及び変形例1−4の光源ユニット5に比べて、LED500から放射される光のうち、調整部材55を透過して第1導光体51の入射面510に入射する光の光量を増やすことができる。ゆえに、変形例5の光源ユニット5は、LED500の発光効率の変化(低下)に合わせた光量の調節の容易化を図ることができる。さらに、変形例5の光源ユニット5は、実施形態に係る光源ユニット5の調節部材55と同じ材料、例えば、アクリル樹脂又はポリカーボネート樹脂などの透光性を有する合成樹脂材料で形成可能である。そのため、変形例5の光源ユニット5は、実施形態に係る光源ユニット5に比べて、調節部材55の製造コストの低減を図ることができる可能性がある。
(4−6.変形例6)
変形例6の光源ユニット5において、調節部材55は、光(可視光)を透過する光透過部555と、光を透過しない遮光部556とを有している(図10参照)。遮光部556は、光透過率(可視光線透過率)が0%から数%の合成樹脂材料によって四角形の平板状に形成されている。光透過部555は、光透過率(可視光線透過率)が90%以上の合成樹脂材料によって円柱状に形成されている。光透過部555は、例えば、二色成形によって遮光部556の中央に一体に形成されることが好ましい。
しかして、変形例6の光源ユニット5は、LED500から放射される光のうち、光透過部555に入射する一部の光のみを第1導光体51の入射面510から第1導光体51に入射させ、入射面510から入射する光の光量を減少させることができる。ゆえに、変形例6の光源ユニット5は、実施形態に係る光源ユニット5と同様に、LED500の発光効率の向上に合わせた光量の調節の容易化を図ることができる。しかも、変形例6の光源ユニット5では、光透過部555の大きさ(直径)を変えることで第1導光体51の入射面510に入射する光の光量を容易に調節することができる。
(4−7.変形例7)
変形例7の光源ユニット5において、調節部材55は、複数の光透過部555を有し、複数の光透過部555の間に遮光部556を配置している(図11参照)。複数の光透過部555はそれぞれ、角柱状に形成されている。ただし、複数の光透過部555はそれぞれ、円柱状に形成されても構わない。
しかして、変形例7の光源ユニット5は、遮光部556と一体に形成される光透過部555の個数を変えることで光量を調節することができる。ゆえに、変形例7の光源ユニット5は、変形例6の光源ユニット5に比べて、LED500の発光効率の向上に合わせた光量の調節の更なる容易化を図ることができる。
(4−8.変形例8)
変形例8の光源ユニット5において、調節部材55は、特定の波長領域の光透過率を、特定の波長領域以外の光透過率よりも低くするように形成されている。ただし、特定の波長領域は、光(LED500から放射される光)の波長領域に含まれている。
例えば、LED500が、青色LEDチップと青色光を黄色光に波長変換する蛍光体を組み合わせたLEDである場合、LED500から放射される光は青色(約465nm)の波長と黄色の波長(約560nm)にピークを持っている。一方、標準比視感度は、明所視では黄緑色の波長(555nm)にピークを持ち、暗所視では青緑色の波長(507nm)にピークを持っている。
したがって、調節部材55は、標準比視感度が相対的に高い周波数領域、例えば、500nmから560nmの波長領域(特定の波長領域)における光透過率を相対的に低くするようなフィルタ(カラーフィルタ)であることが好ましい。ただし、500nmから560nmの波長領域は一例であって、特定の波長領域は500nmから560nmの波長領域に限定されない。
しかして、変形例8の光源ユニット5は、LED500から放射される光のうち、特定の波長領域の光を減少させることができる。ゆえに、変形例8の光源ユニット5は、実施形態に係る光源ユニット5と同様に、LED500の発光効率の向上に合わせた光量の調節の容易化を図ることができる。
(5.まとめ)
本開示の第1の態様に係る光源ユニット(5)は、1つ以上の発光素子(LED500)を含む光源(LEDモジュール50)と、光源から放射される光を導光する導光体(第1導光体51)とを備えている。光源ユニット(5)は、光源及び導光体を保持するホルダ(53)と、光源から導光体に入射する光を調節する調節部材(55)とを備えている。導光体は、光が入射する入射面(510)と、光を出射する出射面(511)とを有している。調節部材(55)は、光源と入射面(510)の間に配置される。
第1の態様に係る光源ユニット(5)は、発光効率が向上した発光素子に置き換える場合であっても、調節部材(55)を追加するだけで導光体から出射する光の光量を調節することができる。その結果、第1の態様に係る光源ユニット(5)は、光量の調節の容易化を図ることができる。
本開示の第2の態様に係る光源ユニット(5)は、第1の態様との組合せにより実現され得る。第2の態様に係る光源ユニット(5)において、調節部材(55)は、光を透過する材料で形成されていることが好ましい。
第2の態様に係る光源ユニット(5)は、調節部材(55)が透光性材料で形成されているため、光量の調節の更なる容易化を図ることができる。
本開示の第3の態様に係る光源ユニット(5)は、第2の態様との組合せにより実現され得る。第3の態様に係る光源ユニット(5)において、調節部材(55)は、導光体を形成している材料の光透過率よりも低い光透過率を有する材料で形成されていることが好ましい。
第3の態様に係る光源ユニット(5)は、調節部材(55)を形成する材料の光透過率を調節することにより、光量の調節の更なる容易化を図ることができる。
本開示の第4の態様に係る光源ユニット(5)は、第2の態様との組合せにより実現され得る。第4の態様に係る光源ユニット(5)において、調節部材(55)は、光源と対向する第1面(551)及び入射面(510)と対向する第2面(552)のうちの少なくとも一方に凹凸(553)を有していることが好ましい。
第4の態様に係る光源ユニット(5)は、発光素子から放射される光の一部が凹凸(553)で拡散されることにより、導光体の入射面(510)に入射する光の光量を減少させることができる。その結果、第4の態様に係る光源ユニット(5)は、調節部材(55)を導光体と同一の材料で形成し、調節部材(55)の製造コストの低減を図ることができる。
本開示の第5の態様に係る光源ユニット(5)は、第2の態様との組合せにより実現され得る。第5の態様に係る光源ユニット(5)において、調節部材(55)は、光源と対向する面(第1面551)の少なくとも一部が曲面(554)であることが好ましい。
第5の態様に係る光源ユニット(5)は、光源から放射される光のうち、調節部材(55)の曲面に入射する光の一部を、導光体の入射面に入射させないことで光量を減少させることができる。その結果、第5の態様に係る光源ユニット(5)は、調節部材(55)を導光体と同一の材料で形成し、調節部材(55)の製造コストの低減を図ることができる。
本開示の第6の態様に係る光源ユニット(5)は、第1の態様との組合せにより実現され得る。第6の態様に係る光源ユニット(5)において、調節部材(55)は、光を透過する1つ以上の光透過部(555)と、光を透過しない遮光部(556)とを有していることが好ましい。
第6の態様に係る光源ユニット(5)は、光源から放射される光のうち、光透過部(555)に入射する一部の光のみを導光体の入射面(510)から導光体に入射させ、入射面(510)から入射する光の光量を減少させることができる。その結果、第6の態様に係る光源ユニット(5)は、光透過部(555)の大きさを変えることで導光体の入射面(510)に入射する光の光量を容易に調節することができる。
本開示の第7の態様に係る光源ユニット(5)は、第6の態様との組合せにより実現され得る。第7の態様に係る光源ユニット(5)において、調節部材(55)は、光透過部(555)を複数有していることが好ましい。複数の光透過部(555)の間に遮光部(556)が配置されていることが好ましい。
第7の態様に係る光源ユニット(5)は、光透過部(555)の個数を変えることで導光体の入射面(510)に入射する光の光量を容易に調節することができる。
本開示の第8の態様に係る光源ユニット(5)は、第1−第7のいずれかの態様との組合せにより実現され得る。第8の態様に係る光源ユニット(5)において、調節部材(55)は、特定の波長領域の光透過率を、特定の波長領域以外の光透過率よりも低くするように形成されていることが好ましい。特定の波長領域は、光(発光素子から放射される光)の波長領域に含まれていることが好ましい。
第8の態様に係る光源ユニット(5)は、光源から放射される光のうち、特定の波長領域の光を減少させることによって、光の光量の調節の更なる容易化を図ることができる。
本開示の第9の態様に係る表示装置(1)は、第1−第8のいずれかの態様に係る光源ユニット(5)と、導光体の出射面(511)から出射する光を利用して所定の情報を表示する表示体(表示パネル30)とを備える。
第9の態様に係る表示装置(1)は、光量の調節の容易化を図ることができる。
1 表示装置
5 光源ユニット
30 表示パネル(表示体)
50 LEDモジュール(光源)
51 第1導光体(導光体)
53 ホルダ
55 調節部材
500 LED(発光素子)
510 入射面
511 出射面
551 第1面
552 第2面
553 凹凸
554 曲面
555 光透過部
556 遮光部

Claims (9)

  1. 1つ以上の発光素子を含む光源と、
    前記光源から放射される光を導光する導光体と、
    前記光源及び前記導光体を保持するホルダと、
    前記光源から前記導光体に入射する前記光を調節する調節部材と、
    を備え、
    前記導光体は、前記光が入射する入射面と、前記光を出射する出射面とを有しており、
    前記調節部材は、前記光源と前記入射面の間に配置される、
    光源ユニット。
  2. 前記調節部材は、前記光を透過する材料で形成されている、
    請求項1記載の光源ユニット。
  3. 前記調節部材は、前記導光体を形成している材料の光透過率よりも低い光透過率を有する前記材料で形成されている、
    請求項2記載の光源ユニット。
  4. 前記調節部材は、前記光源と対向する第1面及び前記入射面と対向する第2面のうちの少なくとも一方に凹凸を有している、
    請求項2記載の光源ユニット。
  5. 前記調節部材は、前記光源と対向する面の少なくとも一部が曲面である、
    請求項2記載の光源ユニット。
  6. 前記調節部材は、前記光を透過する1つ以上の光透過部と、前記光を透過しない遮光部とを有している、
    請求項1記載の光源ユニット。
  7. 前記調節部材は、前記光透過部を複数有しており、
    前記複数の光透過部の間に前記遮光部が配置されている、
    請求項6記載の光源ユニット。
  8. 前記調節部材は、特定の波長領域の光透過率を、前記特定の波長領域以外の光透過率よりも低くするように形成されており、
    前記特定の波長領域は、前記光の波長領域に含まれている、
    請求項1−7のいずれか1項に記載の光源ユニット。
  9. 請求項1−8のいずれかの光源ユニットと、
    前記導光体の前記出射面から出射する前記光を利用して所定の情報を表示する表示体と、
    を備える、
    表示装置。
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