JP2021149775A - チャレンジ支援システム、チャレンジ支援方法及びチャレンジ支援プログラム - Google Patents

チャレンジ支援システム、チャレンジ支援方法及びチャレンジ支援プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】ユーザの活動を活性化させるための情報を提供するためのチャレンジ支援システム、チャレンジ支援方法及びチャレンジ支援プログラムを提供する。【解決手段】ユーザのチャレンジ内容、チャレンジ状況、心情変化に関する情報を記録するチャレンジ情報記憶部24と、ユーザ端末10に接続される制御部21とを備える。そして、制御部21は、ユーザのチャレンジ内容におけるチャレンジ状況を取得し、チャレンジ状況における途中結果が基準値範囲を超える変化時に、ユーザ端末10からユーザの心情変化を取得し、心情変化と許容範囲との比較とに基づいて、チャレンジ内容の継続要否を判定する。【選択図】図1

Description

本発明は、ユーザのチャレンジを支援するためのチャレンジ支援システム、チャレンジ支援方法及びチャレンジ支援プログラムに関する。
投資等にチャレンジする場合、経験がないと不安になり、一歩を踏み出せないことがある。このために、投資についての学習の手間を低減するための技術も検討されている(例えば、特許文献1参照)。この特許文献に記載された技術においては、コンピュータの検出手段は、学習履歴記憶手段の学習履歴を参照し、受講者の未学習の投資学習情報を検出する。表示手段は、検出された投資学習情報を、受講者の使用する端末に表示する。これによって、受講者は、新規の投資学習情報のみを受講することが可能となり、投資についての学習の手間を低減できる。
特開2005−321446号公報
特許文献に記載されているように、チャレンジには、学習が必要である。しかしながら、チャレンジに対して、第一歩を踏み出すためには勇気が必要である。この勇気は、各ユーザの心情によって異なる。従って、ユーザに対して過度の負担を掛けたのでは、適切なチャレンジを支援することができない。
上記課題を解決するチャレンジ支援システムは、ユーザのチャレンジ内容、チャレンジ結果、許容範囲、心情変化に関する情報を記録するチャレンジ情報記憶部と、ユーザ端末に接続される制御部とを備える。そして、前記制御部が、ユーザのチャレンジ内容に対するチャレンジ結果を取得し、前記チャレンジ結果が許容範囲内にある場合には、前記ユーザ端末から前記ユーザの心情変化を取得し、前記心情変化に基づいて、前記チャレンジ内容の継続要否を判定する。
本発明によれば、ユーザの心情を考慮してチャレンジを促すことができる。
第1の実施形態のチャレンジ支援システムの説明図。 第1の実施形態のチャレンジの影響の説明図。 第1の実施形態のハードウェア構成の説明図。 第1の実施形態の情報記憶部に記録された情報の説明図であって、(a)はユーザ情報記憶部、(b)はチャレンジ候補記憶部、(c)はチャレンジ情報記憶部の説明図。 第1の実施形態の処理手順の説明図。 第2の実施形態のチャレンジの影響の説明図。 第2の実施形態の支援サーバの説明図。 第2の実施形態の処理手順の説明図。 第2の実施形態の処理手順の説明図。 変形例の処理手順の説明図。
(第1の実施形態)
以下、図1〜図5に従って、チャレンジ支援システム、チャレンジ支援方法及びチャレンジ支援プログラムを具体化した実施形態を説明する。本実施形態では、投資に対するチャレンジを支援する場合を想定する。
このため、図1に示すように、ユーザ端末10、投資管理サーバ15、支援サーバ20を用いる。
図2に示すように、本実施形態では、チャレンジにおけるチャレンジ条件を設定する(ステップS1)。このチャレンジ条件には、後述するように経済的許容範囲、心情的許容範囲、心情的目標範囲が含まれる。そして、この経済的許容範囲の中で、実際に投資を行なうチャレンジにより、失敗又は成功を経験させる(ステップS2)。この経験において、投資失敗又は投資成功等による損失や利益の経済的影響E10が生じる。この経済的影響E10は、予め設定された経済的許容範囲E11内にとどまるように制御する。
更に、この経験により、経済的影響E10だけではなく、ユーザに対して心情的影響E20も生じる。この心情的影響E20には、例えば、失敗経験による落ち込みや、成功経験による浮かれ等がある。このような心情的影響E20を、自分を見失ったり、パニック状態になったりしない心情的影響許容範囲E21内に留める必要がある。更に、経済的影響E10に大きな変化があった場合にも、心情的影響E20も少なく、落ち込みや浮かれがない平常心を保てることが望ましい。この平常心を保てる範囲を、心情的目標範囲E22とする。
(ハードウェア構成の説明)
図3を用いて、ユーザ端末10、投資管理サーバ15、支援サーバ20を構成する情報処理装置H10のハードウェア構成を説明する。情報処理装置H10は、通信装置H11、入力装置H12、表示装置H13、記憶部H14、プロセッサH15を備える。なお、このハードウェア構成は一例であり、他のハードウェアにより実現することも可能である。
通信装置H11は、他の装置との間で通信経路を確立して、データの送受信を実行するインタフェースであり、例えばネットワークインタフェースカードや無線インタフェース等である。
入力装置H12は、ユーザ等からの入力を受け付ける装置であり、例えばマウスやキーボード等である。表示装置H13は、各種情報を表示するディスプレイ等である。
記憶部H14は、ユーザ端末10、投資管理サーバ15、支援サーバ20の各種機能を実行するためのデータや各種プログラムを格納する記憶装置である。記憶部H14の一例としては、ROM、RAM、ハードディスク等がある。
プロセッサH15は、記憶部H14に記憶されるプログラムやデータを用いて、ユーザ端末10、投資管理サーバ15、支援サーバ20における各処理を制御する。プロセッサH15の一例としては、例えばCPUやMPU等がある。このプロセッサH15は、ROM等に記憶されるプログラムをRAMに展開して、各サービスのための各種プロセスを実行する。
プロセッサH15は、自身が実行するすべての処理についてソフトウェア処理を行なうものに限られない。例えば、プロセッサH15は、自身が実行する処理の少なくとも一部についてハードウェア処理を行なう専用のハードウェア回路(例えば、特定用途向け集積回路:ASIC)を備えてもよい。すなわち、プロセッサH15は、〔1〕コンピュータプログラム(ソフトウェア)に従って動作する1つ以上のプロセッサ、〔2〕各種処理のうち少なくとも一部の処理を実行する1つ以上の専用のハードウェア回路、或いは〔3〕それらの組み合わせ、を含む回路(circuitry)として構成し得る。プロセッサは、CPU並びに、RAM及びROM等のメモリを含み、メモリは、処理をCPUに実行させるように構成されたプログラムコード又は指令を格納している。メモリすなわちコンピュータ可読媒体は、汎用又は専用のコンピュータでアクセスできるあらゆる利用可能な媒体を含む。
(各機能部の説明)
図1に示すユーザ端末10は、ユーザが用いるコンピュータ端末である。このユーザ端末10は、ユーザ状況を取得するためのインターフェイス(ユーザ状況取得部)を備える。ユーザ状況取得部は、ユーザの心情を評価するために、バイタルデータを取得する。例えば、ユーザ画像を取得するカメラや、心拍数や呼吸等のバイタル情報を取得するウェアラブル端末を用いることができる。
投資管理サーバ15は、ユーザの投資を管理するコンピュータシステムである。この投資管理サーバ15は、ユーザが拠出した資金の投資を管理し、投資による利益や損失をユーザに還元する処理を実行する。
支援サーバ20は、ユーザのチャレンジを支援するコンピュータシステムである。この支援サーバ20は、制御部21、ユーザ情報記憶部22、チャレンジ候補記憶部23、チャレンジ情報記憶部24を備える。
制御部21は、管理段階、評価段階等の各処理等を行なう。このため、支援サーバ20には、チャレンジ支援アプリケーションが格納されている。チャレンジ支援アプリケーションを起動することにより、制御部21は、管理部211、評価部212として機能する。
管理部211は、ユーザのチャレンジを管理する処理を実行する。この管理部211は、チャレンジ内容に応じて、チャレンジ状況において大きな変化を判断するための基準値範囲に関するデータを保持している。
評価部212は、チャレンジにおけるユーザへの影響を評価する処理を実行する。この影響には、経済的影響及び心情的影響等がある。例えば、経済的影響としては、投資成功による収益や、投資失敗による損失等の損益がある。心情的影響としては、投資成功による浮かれ状態や、投資失敗による落ち込み状態等の精神的不安定がある。
図4(a)に示すように、ユーザ情報記憶部22には、各ユーザについてのユーザ管理レコード220が記録される。このユーザ管理レコード220は、ユーザ登録が行なわれた場合に記録される。ユーザ管理レコード220には、ユーザID、ユーザ属性、連絡先、平常時状況、経験履歴等に関するデータが記録される。
ユーザIDデータ領域には、各ユーザを特定するための識別子に関するデータが記録される。
ユーザ属性データ領域には、このユーザの属性を特定するための識別子に関するデータが記録される。属性としては、例えば、性別、職種、役職、住所地域、年齢、家族構成、年収、資産等を用いることができる。
連絡先データ領域には、このユーザの連絡先(例えば、メールアドレス)に関するデータが記録される。
平常時状況データ領域には、このユーザのチャレンジ前の心情の統計値に関するデータが記録される。平常時状況としては、例えば、ユーザ画像やバイタル情報に基づいて算出したストレス等のメンタル評価結果の統計値を用いることができる。
経験履歴データ領域には、このユーザが経験した活動履歴に関するデータが記録される。経験履歴としては、例えば、このユーザが保有する口座の入出金履歴、購買履歴等の取引履歴を用いることができる。
図4(b)に示すように、チャレンジ候補記憶部23には、ユーザに対して提案するチャレンジ候補についてのチャレンジ候補管理レコード230が記録される。このチャレンジ候補管理レコード230は、チャレンジ候補が登録された場合に記録される。チャレンジ候補管理レコード230には、経験種別、ユーザ属性、経験内容等に関するデータが記録される。
経験種別データ領域には、ユーザに提案するチャレンジ(投資)を特定するための識別子に関するデータが記録される。
ユーザ属性データ領域には、このチャレンジを優先して提案するユーザの属性に関するデータが記録される。
経験内容データ領域には、このチャレンジを優先して提案するユーザの経験の内容(例えば、所定商品への投資)に関するデータが記録される。本実施形態では、ユーザ属性に対応して、成功と失敗を経験しやすくするため、ユーザの心情変化が大きい可能性があるチャレンジ内容を記録する。
図4(c)に示すように、チャレンジ情報記憶部24には、ユーザにおけるチャレンジに関するチャレンジ管理レコード240が記録される。このチャレンジ管理レコード240は、ユーザがチャレンジする経験種別を決定した場合に記録され、チャレンジ状況を取得した場合に追加記録される。このチャレンジ管理レコード240は、ユーザID、経験種別、許容範囲、目標範囲、開始日、終了日、チャレンジ結果に関するデータが記録される。更に、チャレンジ管理レコード240には、状況取得日毎に、チャレンジ状況、評価結果に関するデータが記録される。
ユーザIDデータ領域には、各ユーザを特定するための識別子に関するデータが記録される。
経験種別データ領域には、このユーザがチャレンジする経験(チャレンジ内容)を特定するための識別子に関するデータが記録される。
許容範囲データ領域には、このチャレンジにおいて許容される経済的許容範囲(金額)、心情的許容範囲(バイタル情報)に関するデータが記録される。
目標範囲データ領域には、大きな変化があった場合には心情的な揺れ幅を収める範囲(バイタル情報)に関するデータが記録される。この目標範囲は、心情的許容範囲内で設定する。
開始日データ領域、終了日データ領域には、それぞれ、このチャレンジの開始年月日、終了年月日に関するデータが記録される。
チャレンジ結果データ領域には、このチャレンジにおける結果(目標達成フラグ、継続不可フラグ)に関するフラグが記録される。
状況取得日データ領域には、このチャレンジにおける途中経過(投資結果)を取得した年月日に関するデータが記録される。
チャレンジ状況データ領域には、このチャレンジの途中結果に関するデータが記録される。例えば、投資についてのチャレンジでは、損益額が記録される。
評価結果データ領域には、ユーザ状況を評価した結果に関するデータが記録される。このデータ領域には、心情変化の評価結果(心情情報)が記録される。
(チャレンジ支援処理)
図5を用いて、チャレンジ支援処理を説明する。チャレンジを希望するチャレンジユーザは、ユーザ端末10を用いて、支援サーバ20にアクセスする。
まず、支援サーバ20の制御部21は、経験種別の選定処理を実行する(ステップS1−1)。具体的には、制御部21の管理部211は、ユーザ端末10からユーザIDを取得し、このユーザIDが記録されたユーザ管理レコード220をユーザ情報記憶部22から抽出する。そして、管理部211は、チャレンジ候補記憶部23から、ユーザ管理レコード220の経験履歴に記録された経験種別以外のチャレンジ候補管理レコード230を取得する。なお、同じチャレンジの繰り返しを許容する場合には、経験履歴に記録された経験種別以外に限定されない。
次に、管理部211は、抽出したチャレンジ候補管理レコード230の経験種別を、ユーザ管理レコード220に記録されたユーザ属性に対応する順番に並べ替えて表示した経験種別選択画面を生成する。そして、管理部211は、ユーザ端末10の表示装置H13に経験種別選択画面を表示する。次に、管理部211は、ユーザ端末10において、入力装置H12により選択された経験種別を取得する。この場合、管理部211は、ユーザID、経験種別を記録したチャレンジ管理レコード240を生成し、チャレンジ情報記憶部24に記録する。
次に、支援サーバ20の制御部21は、チャレンジ条件の設定処理を実行する(ステップS1−2)。具体的には、制御部21の管理部211は、ユーザ端末10の表示装置H13に条件設定画面を表示する。この条件設定画面においては、経済的許容範囲、心情的許容範囲、心情的目標範囲を設定する。経済的許容範囲は、チャレンジを終了する経済的条件である。例えば、投資のチャレンジにおいては、ユーザの資産状況に応じて、損失を許容できる範囲や、収益に満足できる範囲を設定する。心情的許容範囲は、ユーザにおいて心情の揺らぎを許容できる範囲である。心情的目標範囲は、チャレンジ状況が基準値範囲を超える変化時にも、ユーザの心情変化を収めたい目標範囲を設定する。心情的許容範囲、心情的目標範囲は、ユーザ管理レコード220に記録されている平常時状況を参照して設定することができる。そして、管理部211は、ユーザ端末10から取得したチャレンジ条件を、チャレンジ管理レコード240に記録する。
次に、支援サーバ20の制御部21は、経験監視処理を実行する(ステップS1−3)。具体的には、制御部21の管理部211は、ユーザ端末10を、投資管理サーバ15に誘導する。この場合、制御部21の管理部211は、開始日(現在年月日)をチャレンジ管理レコード240に記録する。そして、チャレンジユーザは、ユーザ端末10を用いて、チャレンジする経験種別を実行する。この場合、管理部211は、投資管理サーバ15から、チャレンジユーザのチャレンジにおいて途中結果として、投資についての損益額情報を取得する。そして、管理部211は、取得したチャレンジ状況を、状況取得日(現在年月日)に関連付けてチャレンジ管理レコード240に記録する。
この場合、支援サーバ20の制御部21は、心情変化の計測処理を実行する(ステップS1−4)。具体的には、制御部21の評価部212は、ユーザ状況取得部から、ユーザ状況情報(ユーザ画像やバイタル情報等)を取得する。そして、評価部212は、取得したユーザ状況情報に基づいて、ユーザの精神不安定性(心情変化)を評価する。なお、心情変化の計測処理(ステップS1−4)は、後述するように、大きな経済的変化があったと判定した場合(ステップS1−5において「YES」の場合)に行なうようにしてもよい。
そして、支援サーバ20の制御部21は、大きな経済的変化があったかどうかについての判定処理を実行する(ステップS1−5)。具体的には、制御部21の管理部211は、チャレンジ状況における損益額と基準値範囲とを比較する。ここで、損益額が基準値範囲を超える場合には、大きな経済的変化があったと判定し、損益額が基準値範囲内の場合には、大きな経済的変化はないと判定する。
大きな経済的変化がないと判定した場合(ステップS1−5において「NO」の場合)、支援サーバ20の制御部21は、経験監視処理(ステップS1−3)に戻る。
一方、大きな経済的変化があったと判定した場合(ステップS1−5において「YES」の場合)、支援サーバ20の制御部21は、経済的許容範囲内かどうかについての判定処理を実行する(ステップS1−6)。具体的には、制御部21の管理部211は、チャレンジ状況における損益額と、チャレンジ管理レコード240に記録された経済的許容範囲とを比較する。
損益額が経済的許容範囲外と判定した場合(ステップS1−6において「NO」の場合)には、支援サーバ20の制御部21は、中止処理を実行する(ステップS1−9)。具体的には、制御部21の管理部211は、チャレンジを継続不可と判定し、投資管理サーバ15に対して、チャレンジの中断を指示する。更に、管理部211は、終了日(現在年月日)、継続不可フラグ(チャレンジ結果)をチャレンジ管理レコード240に記録して、チャレンジ支援処理を終了する。
一方、損益額が経済的許容範囲内と判定した場合(ステップS1−6において「YES」の場合)には、支援サーバ20の制御部21は、心情的許容範囲内かどうかについての判定処理を実行する(ステップS1−7)。具体的には、制御部21の管理部211は、評価部212で評価した精神不安定性(心情変化)と、チャレンジ管理レコード240に記録された心情的許容範囲とを比較する。ここでは、チャレンジの失敗時だけではなく、成功時の心情変化についても評価する。
心情的許容範囲外と判定した場合(ステップS1−7において「NO」の場合)にも、支援サーバ20の制御部21は、中止処理を実行する(ステップS1−9)。
一方、心情的許容範囲内と判定した場合(ステップS1−7において「YES」の場合)、支援サーバ20の制御部21は、心情変化が心情的目標範囲内に収まっているかどうかについての判定処理を実行する(ステップS1−8)。具体的には、制御部21の管理部211は、評価部212で評価した精神不安定性(心情変化)と、チャレンジ管理レコード240に記録された心情的目標範囲とを比較する。
心情変化が心情的目標範囲内に収まっていないと判定した場合(ステップS1−8において「NO」の場合)、支援サーバ20の制御部21は、経験監視処理(ステップS1−3)に戻る。
一方、心情変化が心情的目標範囲内に収まっていると判定した場合(ステップS1−8において「YES」の場合)、支援サーバ20の制御部21は、目標達成処理を実行する(ステップS1−10)。具体的には、制御部21の管理部211は、チャレンジ管理レコード240に、終了日(現在年月日)、目標達成フラグ(チャレンジ結果)を記録して、チャレンジ支援処理を終了する。
以上、本実施形態によれば、以下に示す効果を得ることができる。
(1)本実施形態では、支援サーバ20の制御部21は、経験種別の選定処理を実行する(ステップS1−1)。これにより、ユーザは、チャレンジする経験種別を選択することができる。
(2)本実施形態では、支援サーバ20の制御部21は、チャレンジ条件の設定処理を実行する(ステップS1−2)。ここでは、経済的許容範囲、心情的許容範囲、心情的目標範囲を設定する。これにより、チャレンジを終了させる条件を設定することができる。
(3)本実施形態では、支援サーバ20の制御部21は、経験監視処理を実行する(ステップS1−3)。これにより、ユーザのチャレンジの進捗状況を把握することができる。
(4)本実施形態では、支援サーバ20の制御部21は、心情変化の計測処理を実行する(ステップS1−4)。これにより、ユーザに対して、チャレンジ状況における心情的な影響を把握することができる。
(5)本実施形態では、経済的許容範囲外と判定した場合(ステップS1−6において「NO」の場合)には、支援サーバ20の制御部21は、中止処理を実行する(ステップS1−9)。これにより、ユーザの経済的不利益を抑制することができる。
また、心情的許容範囲外と判定した場合(ステップS1−7において「NO」の場合)も、支援サーバ20の制御部21は、中止処理を実行する(ステップS1−9)。これにより、ユーザの心情的不利益を抑制することができる。
(6)本実施形態では、心情的目標範囲内と判定した場合(ステップS1−8において「YES」の場合)、支援サーバ20の制御部21は、目標達成処理を実行する(ステップS1−9)。これにより、状況の変化時にも、安定した心情(平常心)で対応できることを確認して、チャレンジを終了させることができる。
(第2の実施形態)
次に、図6〜図9を用いて、チャレンジ支援システム、チャレンジ支援方法及びチャレンジ支援プログラムの第2の実施形態を説明する。なお、第2の実施形態は、第1の実施形態において、チャレンジ結果を開示先に開示する構成を追加したものであるため、同様の部分については詳細な説明を省略する。
図6に示すように、チャレンジ経験を第三者との間で情報共有を行なうことにより(ステップS3)、精神的な不安定の変化(緩和や助長)を促す(ステップS4)。更に、第三者は、他者のチャレンジ経験の情報共有を行なうことにより、疑似体験E30を行ない、第三者に対しても、チャレンジを促す。
この場合、図7に示すように、制御部21に開示部213を設ける。この開示部213は、ユーザのチャレンジ結果を第三者に対して開示し、情報共有を支援する処理を実行する。この情報共有により、ユーザの精神的不安定の緩和や助長を促進させるとともに、第三者がユーザのチャレンジを疑似体験することにより、第三者のチャレンジを促す。
更に、チャレンジ情報記憶部24のチャレンジ管理レコード240には、開示先に関するデータを記録する。この開示先データ領域には、チャレンジについての情報共有を行なう第三者ユーザを特定するための識別子に関するデータが記録される。
更に、チャレンジ管理レコード240には、チャレンジ状況、評価結果に関連付けて、開示先から取得したメッセージを記録する。
次に、図8、図9を用いて、チャレンジ支援処理を説明する。
まず、支援サーバ20の制御部21は、ステップS1−1と同様に、経験種別の選定処理を実行する(ステップS2−1)。
次に、支援サーバ20の制御部21は、開示先の選定処理を実行する(ステップS2−2)。具体的には、制御部21の管理部211は、チャレンジユーザと、ユーザ属性とが共通する他のユーザ管理レコード220を、ユーザ情報記憶部22から抽出する。この場合、管理部211は、選定された経験種別が経験履歴に記録されたユーザ管理レコード220を除く。なお、同じチャレンジの繰り返しを許容する場合には、経験種別が経験履歴に記録されたユーザ管理レコード220を除く必要はない。次に、管理部211は、抽出したユーザ管理レコード220を用いて、1又は複数の開示先ユーザを特定する。そして、管理部211は、チャレンジ管理レコード240に、開示先ユーザのユーザIDを記録する。
次に、支援サーバ20の制御部21は、ステップS1−2と同様に、チャレンジ条件の設定処理を実行する(ステップS2−3)。
次に、支援サーバ20の制御部21は、ステップS1−3,S1−4と同様に、経験監視処理(ステップS2−4)、心情変化の計測処理(ステップS2−5)を実行する。
そして、支援サーバ20の制御部21は、ステップS1−5と同様に、大きな経済的変化があったかどうかについての判定処理を実行する(ステップS2−6)。
大きな経済的変化がないと判定した場合(ステップS2−6において「NO」の場合)、支援サーバ20の制御部21は、経験監視処理(ステップS2−4)に戻る。
一方、大きな経済的変化があったと判定した場合(ステップS2−6において「YES」の場合)、支援サーバ20の制御部21は、ステップS1−6と同様に、経済的許容範囲内かどうかについての判定処理を実行する(ステップS2−7)。
損益額が経済的許容範囲外と判定した場合(ステップS2−7において「NO」の場合)には、支援サーバ20の制御部21は、ステップS1−9と同様に、中止処理を実行する(ステップS2−10)。
一方、損益額が経済的許容範囲内と判定した場合(ステップS2−7において「YES」の場合)には、支援サーバ20の制御部21は、ステップS1−7と同様に、心情的許容範囲内かどうかについての判定処理を実行する(ステップS2−8)。
心情的許容範囲外と判定した場合(ステップS2−8において「NO」の場合)、支援サーバ20の制御部21は、ステップS1−9と同様に、中止処理を実行する(ステップS2−10)。
心情的許容範囲内と判定した場合(ステップS2−8において「YES」の場合)、支援サーバ20の制御部21は、ステップS1−8と同様に、心情変化が心情的目標範囲内に収まっているかどうかについての判定処理を実行する(ステップS2−9)。
心情変化が心情的目標範囲内に収まっていないと判定した場合(ステップS2−9において「NO」の場合)、支援サーバ20の制御部21は、経験監視処理(ステップS2−4)に戻る。
一方、心情変化が心情的目標範囲内に収まっていると判定した場合(ステップS2−9において「YES」の場合)、支援サーバ20の制御部21は、チャレンジ状況の開示処理(A)を行なう。
図9に示すように、このチャレンジ状況の開示処理(A)では、支援サーバ20の制御部21は、開示設定されているかどうかについての判定処理を実行する(ステップS3−1)。具体的には、制御部21の管理部211は、チャレンジ管理レコード240に開示先のユーザIDが記録されているかどうかを確認する。チャレンジ管理レコード240に開示先のユーザIDが記録されている場合には、開示設定されていると判定する。
開示設定されていると判定した場合(ステップS3−1において「YES」の場合)、支援サーバ20の制御部21は、チャレンジ状況の開示処理を実行する(ステップS3−2)。具体的には、制御部21の開示部213は、チャレンジ管理レコード240に記録された開示先のユーザIDを特定する。そして、開示部213は、特定した開示先のユーザIDが記録されたユーザ管理レコード220をユーザ情報記憶部22から取得し、開示先ユーザの連絡先を特定する。次に、開示部213は、開示先ユーザのユーザ端末10に対して、チャレンジユーザのチャレンジ状況を通知する。そして、開示部213は、開示先ユーザから、チャレンジに対するメッセージを取得し、チャレンジ管理レコード240に記録する。次に、開示部213は、チャレンジユーザのユーザ端末10に、開始先ユーザのメッセージを転送する。
次に、支援サーバ20の制御部21は、開示時の心情変化の計測処理を実行する(ステップS3−3)。具体的には、制御部21の評価部212は、開示先ユーザからのメッセージを確認したチャレンジユーザのユーザ状況情報(ユーザ画像やバイタル情報等)を取得する。そして、評価部212は、取得したユーザ状況情報に基づいて、ユーザの精神状態(心情変化)を評価する。
次に、支援サーバ20の制御部21は、ステップS2−9と同様に、心情変化が心情的目標範囲内に収まっているかどうかについての判定処理を実行する(ステップS3−4)。
ここで、開示先からのメッセージを確認したときに、心情変化が心情的目標範囲内に収まっていないと判定した場合(ステップS3−4において「NO」の場合)、支援サーバ20の制御部21は、ステップBにおいて、図8の経験監視処理を実行する(ステップS2−4)。
一方、開示先からのメッセージを確認したときにも、心情的許容範囲内に収まっていると判定した場合(ステップS3−4において「YES」の場合)、支援サーバ20の制御部21は、ステップS1−10と同様に、目標達成処理を実行する(ステップS3−5)。
なお、チャレンジ管理レコード240に開示先のユーザIDが記録されておらず、開示設定されていないと判定した場合(ステップS3−1において「NO」の場合)においても、支援サーバ20の制御部21は、ステップS1−10と同様に、目標達成処理を実行する(ステップS3−5)。
以上、第2の実施形態によれば、以下に示す効果を、更に得ることができる。
(7)第2の実施形態では、支援サーバ20の制御部21は、開示先の選定処理を実行する(ステップS2−2)。そして、支援サーバ20の制御部21は、チャレンジ状況の開示処理を実行する(ステップS3−2)。これにより、チャレンジ状況を第三者と情報共有することにより、心情の揺らぎを与えて、心情的目標範囲内の維持を確認することができる。また、第三者は、他者のチャレンジを見て、疑似体験することができる。
(8)第2の実施形態では、支援サーバ20の制御部21は、開示時の心情変化の計測処理を実行する(ステップS3−3)。これにより、第三者とのチャレンジ状況の情報共有による心情的な影響を把握することができる。
本実施形態は、以下のように変更して実施することができる。本実施形態及び以下の変更例は、技術的に矛盾しない範囲で互いに組み合わせて実施することができる。
・上記各実施形態では、ユーザ端末10に入力された情報を用いて、支援サーバ20がチャレンジ支援を行なう。ハードウェアの構成は、これに限定されるものではない。例えば、チャレンジ支援をユーザ端末10で行なうようにしてもよい。この場合には、制御部21〜チャレンジ情報記憶部24をユーザ端末10に設ける。
・上記各実施形態では、支援サーバ20の制御部21は、チャレンジ条件の設定処理を実行する(ステップS1−2,S2−3)。ここでは、ユーザが、経済的許容範囲、心情的許容範囲、心情的目標範囲を設定する。これらのチャレンジ条件の設定方法は、これに限定されるものではない。これをユーザが設定する必要はなく、ユーザ属性や経験履歴に応じて、各チャレンジ条件を決定してもよい。例えば、ユーザ属性や経験履歴に応じたチャレンジ条件を決定するためのチャレンジ条件設定テーブルを予め準備しておく。そして、管理部211は、ユーザ情報記憶部22に記録されたユーザ属性や経験履歴に応じて、チャレンジ条件設定テーブルを用いて、各チャレンジ条件を決定する。
また、チャレンジユーザの口座の入出金状況や、カード決済の消費状況や資産状況等を用いて、日常的な支出の範囲内や資産の一定の範囲内に収まるような経済的許容範囲を予測して設定してもよい。この場合には、管理部211に、入出金状況や消費状況や資産状況に応じて、経済的許容範囲を決定するための情報を保持させておく。
そして、制御部21の管理部211は、予測した経済的許容範囲を、許容範囲設定画面において、ユーザに対して提案してもよい。
・上記各実施形態では、心情的許容範囲外と判定した場合(ステップS1−7、S2−8において「NO」の場合)、支援サーバ20の制御部21は、中止処理を実行する(ステップS1−9,S2−10)。ここで、心情的許容範囲外と判定した場合には、チャレンジについて、所定期間の中断を行なうようにしてもよい。この場合には、支援サーバ20の制御部21は、ユーザの心情変化に応じて設定された期間で、チャレンジを中断させる。この場合、支援サーバ20の制御部21は、心情状況がユーザ情報記憶部22に記録された平常時状況になったことを確認して、チャレンジの再開を許可する。これにより、ユーザの心情を落ち着かせて、再チャレンジを促すことができる。
・上記各実施形態では、支援サーバ20の制御部21は、チャレンジ条件の設定処理を実行する(ステップS1−2,S2−3)。ここでは、ユーザが、経済的許容範囲を設定する。これに代えて、チャレンジユーザに応じて経済的許容範囲、心情的許容範囲、心情的目標範囲を予測するようにしてもよい。
この場合には、図10に示すように、チャレンジ経験者のユーザ属性、ユーザ行動パターン、ユーザ環境、チャレンジ内容(経験種別)、開示先、心情変化、チャレンジ条件(経済的許容範囲、心情的許容範囲、心情的目標範囲)を教師データとして用いる。
ここで、ユーザ行動パターンは、ユーザの行動を分類したパターンであり、例えば、ユーザの取引履歴やSNS発信履歴等のユーザ行動を分析することにより算出される特徴量を用いることができる。
ユーザ環境は、ユーザが置かれた環境であり、例えば、ユーザが保有する資産によって分類したセグメント(富裕層、マス層等)を用いることができる。
まず、支援サーバ20の制御部21は、機械学習処理を実行する(ステップS4−1)。具体的には、制御部21の管理部211は、教師データのユーザ属性、ユーザ行動パターン、ユーザ環境、チャレンジ内容、開示先、チャレンジ条件を入力層、心情変化を出力層として設定した深層学習により、中間層(予測モデル)を生成する。
そして、支援サーバ20の制御部21は、予測処理を実行する(ステップS4−2)。具体的には、制御部21の管理部211は、新たなチャレンジユーザのユーザ属性、ユーザ行動パターン、ユーザ環境、チャレンジ内容、開示先、チャレンジ条件を取得し、予測モデルを用いて、心情変化を予測する。そして、管理部211は、予測した心情変化を、チャレンジユーザのユーザ端末に出力する。チャレンジユーザは、予測された心情変化を参照して、心情的許容範囲、心情的目標範囲の再調整を行なう。
また、ユーザ環境、ユーザ属性、ユーザ行動パターン、チャレンジ内容、開示先、心情変化に応じて、支援サーバ20の制御部21が、チャレンジ状況において大きな変化を判断するための基準値範囲を設定してもよい。
なお、ユーザ属性、ユーザ行動パターン、ユーザ環境、開示先からチャレンジ内容を予測する予測モデルを機械学習により生成するようにしてもよい。この場合には、チャレンジユーザのユーザ属性、ユーザ行動パターン、ユーザ環境、開示先とチャレンジ内容との組み合わせを入力として、心情変化が大きさを出力とする教師データを用いる。そして、新たなチャレンジユーザのユーザ属性、ユーザ行動パターン、ユーザ環境、開示先とチャレンジ候補とを入力として、心情変化が大きい可能性が高いチャレンジ内容を予測する。
また、ユーザ属性、ユーザ行動パターン、ユーザ環境、チャレンジ内容から、開示先を予測する予測モデルを機械学習により生成するようにしてもよい。この場合には、支援サーバ20の制御部21は、チャレンジユーザのユーザ属性、ユーザ行動パターン、ユーザ環境、チャレンジ内容と、開示先のユーザ属性との組み合わせを入力として、開示前後の心情変化を出力とする教師データとして用いる。そして、支援サーバ20の制御部21は、新たなチャレンジユーザのユーザ属性、ユーザ行動パターン、ユーザ環境、チャレンジ内容と開示先候補とを入力として、開示後の心情変化を予測する。そして、予測した心情変化に応じて、開示後に心情変化を緩和や助長する可能性が高い開示先候補を特定する。
・上記各実施形態では、支援サーバ20の制御部21は、経験種別の選定処理を実行する(ステップS1−1,S2−1)。ここで、ユーザにおいて、複数のチャレンジ内容を同時期に並行して経験できるようにしてもよい。この場合、支援サーバ20の制御部21は、経験監視処理(ステップS1−3,S2−4)において、同時期に並行しているすべてのチャレンジ状況を取得する。これにより、ユーザにおいて成功と失敗を経験しやすくすることができる。
・上記第2の実施形態では、心情変化が心情的目標範囲内に収まっていると判定した場合(ステップS2−9において「YES」の場合)、チャレンジ状況の開示処理(A)において、支援サーバ20の制御部21は、開示設定されているかどうかについての判定処理を実行する(ステップS3−1)。チャレンジ状況の開示処理は、心情変化が心情的目標範囲内に収まっていると判定した場合に限定されない。例えば、心情変化が心情的目標範囲内に収まっていないと判定した場合に、チャレンジ状況の開示処理を行なうようにしてもよい。この場合には、開示により、心情変化を緩和させて、心情的目標を達成させることができる。
更に、例えば、心情的許容範囲外と判定した場合(ステップS2−8において「NO」の場合)に、チャレンジ状況の開示処理を行なってもよい。この場合には、支援サーバ20の制御部21は、開示時の心情変化の計測処理(ステップS3−3)を実行し、心情的許容範囲内と判定した場合に、経験監視処理(ステップS2−4)に戻る。これにより、開示により、心情変化を緩和させて、チャレンジを継続させることができる。
10…ユーザ端末、15…投資管理サーバ、20…支援サーバ、21…制御部、211…管理部、212…評価部、213…開示部、22…ユーザ情報記憶部、23…チャレンジ候補記憶部、24…チャレンジ情報記憶部。

Claims (8)

  1. ユーザのチャレンジ内容、チャレンジ状況、心情変化に関する情報を記録するチャレンジ情報記憶部と、
    ユーザ端末に接続される制御部とを備えたチャレンジ支援システムであって、
    前記制御部が、
    ユーザのチャレンジ内容におけるチャレンジ状況を取得し、
    前記チャレンジ状況における途中結果が基準値範囲を超える変化時に、前記ユーザ端末から前記ユーザの心情変化を取得し、
    前記心情変化と許容範囲との比較とに基づいて、前記チャレンジ内容の継続要否を判定することを特徴とするチャレンジ支援システム。
  2. 前記制御部が、前記基準値範囲を超える変化時において、前記心情変化と目標範囲との比較とに基づいて、前記チャレンジ内容の目標到達要否を判定することを特徴とする請求項1に記載のチャレンジ支援システム。
  3. 前記制御部が、前記許容範囲及び前記目標範囲を、前記ユーザのユーザ情報に基づいて予測することを特徴とする請求項2に記載のチャレンジ支援システム。
  4. 前記制御部が、
    前記チャレンジ状況における途中結果の開示先を特定し、
    取得したチャレンジ状況における途中結果を前記開示先に提供し、
    前記開示先からの応答を前記ユーザ端末に出力し、
    前記応答に応じた前記ユーザの心情変化を取得することを特徴とする請求項1〜3の何れか一項に記載のチャレンジ支援システム。
  5. 前記制御部が、前記ユーザにおいて、複数のチャレンジ内容におけるチャレンジ状況を取得することを特徴とする請求項1〜4の何れか一項に記載のチャレンジ支援システム。
  6. ユーザ情報に対応して、成功と失敗を経験しやすくするため、ユーザの心情変化が大きい可能性があるチャレンジ内容を記録するチャレンジ候補記憶部を更に備え、
    前記制御部が、前記ユーザのユーザ情報に基づいて、前記チャレンジ候補記憶部を用いて、前記ユーザがチャレンジするチャレンジ内容を特定することを特徴とする請求項1〜5の何れか一項に記載のチャレンジ支援システム。
  7. ユーザのチャレンジ内容、チャレンジ状況、心情変化に関する情報を記録するチャレンジ情報記憶部と、
    ユーザ端末に接続される制御部とを備えたチャレンジ支援システムを用いて、チャレンジ支援を行なうための方法であって、
    前記制御部が、
    ユーザのチャレンジ内容におけるチャレンジ状況を取得し、
    前記チャレンジ状況における途中結果が基準値範囲を超える変化時に、前記ユーザ端末から前記ユーザの心情変化を取得し、
    前記心情変化と許容範囲との比較とに基づいて、前記チャレンジ内容の継続要否を判定することを特徴とするチャレンジ支援方法。
  8. ユーザのチャレンジ内容、チャレンジ状況、心情変化に関する情報を記録するチャレンジ情報記憶部と、
    ユーザ端末に接続される制御部とを備えたチャレンジ支援システムを用いて、チャレンジ支援を行なうためのプログラムであって、
    前記制御部を、
    ユーザのチャレンジ内容におけるチャレンジ状況を取得し、
    前記チャレンジ状況における途中結果が基準値範囲を超える変化時に、前記ユーザ端末から前記ユーザの心情変化を取得し、
    前記心情変化と許容範囲との比較とに基づいて、前記チャレンジ内容の継続要否を判定する手段として機能させることを特徴とするチャレンジ支援プログラム。
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