JP2021147017A - 車両の制御装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】ピニオン温度をより高い精度で推定できるようにする。【解決手段】エンジントルクおよびエンジン回転速度の積算値であるエンジン出力Pe とピニオン回転速度Npin とを用いてピニオン温度Tpin を算出するため(SP1)、ピニオン温度Tpin の推定精度が高くなる。これにより、そのピニオン温度Tpin が判断基準温度Tpinbase を超えた場合にピニオン回転速度Npin を制限するピニオン温度調整制御(SP3〜SP7)が高い精度で適切に行なわれるようになり、ピニオン回転速度Npin の制限の実施をできるだけ抑制して燃費等を確保しつつ、ピニオン温度Tpin が判断基準温度Tpinbase を超えた場合にはピニオン温度調整制御によってピニオン回転速度Npin が制限され、ピニオンの過熱による耐久性低下が適切に防止される。【選択図】図3

Description

本発明は車両の制御装置に係り、特に、エンジンの動力を遊星歯車機構を介して駆動輪へ伝達する車両の制御装置に関するものである。
エンジンの動力を遊星歯車機構を介して駆動輪へ伝達する車両が知られている。特許文献1に記載の車両はその一例で、遊星歯車機構は、エンジンに連結された第1回転要素と、差動制御用回転機に連結された第2回転要素と、出力部材に連結された第3回転要素とを有し、前記エンジンの動力を前記差動制御用回転機および前記出力部材に伝達する動力分割機構として用いられ、前記差動制御用回転機により前記エンジンの回転を無段階に変速して前記出力部材から出力する電気式無段変速部として機能するように構成されている。特許文献1にはまた、遊星歯車機構のピニオン(遊星歯車)の回転速度と、エンジンからピニオンに加えられるトルクとに基づいてピニオン温度を推定し、ピニオン温度が上限判定値を超えた場合には、ピニオン温度を下げるような走行モードに切り替える技術が記載されている。
特開2017−65416号公報
しかしながら、ピニオン温度の推定に際してエンジン回転速度が考慮されていないため、必ずしも高い精度でピニオン温度を求めることができず、ピニオン温度を下げるための制御が必要以上に行なわれる可能性があった。例えば、エンジン回転速度の上昇に伴ってエンジン自体の温度が上昇し、その影響でピニオン温度が高くなる可能性がある。また、前記特許文献1ではエンジンによって回転駆動される機械式オイルポンプを備えており、その機械式オイルポンプから吐出された潤滑油によって遊星歯車機構が潤滑されるため、エンジン回転速度がピニオン温度に影響する可能性がある。
本発明は以上の事情を背景として為されたもので、その目的とするところは、ピニオン温度をより高い精度で推定できるようにすることにある。
かかる目的を達成するために、本発明は、エンジンの動力を遊星歯車機構を介して駆動輪へ伝達する車両の制御装置において、(a) 前記エンジンのトルクおよび回転速度の積算値であるエンジン出力と、前記遊星歯車機構のピニオン(遊星歯車)の回転速度とに基づいて、そのピニオンの推定温度であるピニオン温度を算出するピニオン温度推定部と、(b) 前記ピニオン温度推定部によって算出された前記ピニオン温度が予め定められた上限判定値よりも高い場合に、前記ピニオンの回転速度を制限するピニオン回転制限部と、を有することを特徴とする。
このような車両の制御装置においては、エンジンのトルクおよび回転速度の積算値であるエンジン出力とピニオンの回転速度とを用いてピニオン温度を算出するため、ピニオン温度の推定精度が高くなり、そのピニオン温度に基づいてピニオンの回転速度を制限する制御が適切に行なわれるようになる。すなわち、ピニオンの回転速度を制限する制御の実施をできるだけ抑制しつつ、ピニオン温度が上限判定値を超えた場合にはピニオンの回転速度が制限され、ピニオンの過熱による耐久性低下を適切に防止することができる。
本発明が適用されたハイブリッド車両の動力伝達装置を展開して示した骨子図で、制御系統の要部を併せて示した図である。 図1の動力伝達装置が備えている潤滑用油圧回路を説明する油圧回路図である。 図1の電子制御装置によって実行されるピニオン温度調整制御の作動を具体的に説明するフローチャートである。 図3のステップSP1で、エンジン出力Pe およびピニオン回転速度Npin に基づいてピニオン温度Tpin を求める際の温度推定マップの一例を説明する図である。 図3のフローチャートに従ってピニオン回転速度Npin が制限される際の各部の回転速度変化を説明する図で、遊星歯車機構の各部の回転速度を直線で結ぶことができる共線図である。 本発明の他の実施例を説明する図で、図1に対応する図である。 図6の電子制御装置によって実行されるピニオン温度調整制御の作動を具体的に説明するフローチャートである。 図7のフローチャートに従ってピニオン回転速度Npin が制限される際の各部の回転速度変化を説明する図で、遊星歯車機構の各部の回転速度を直線で結ぶことができる共線図である。
本発明は、少なくともエンジンを駆動力源として備えているエンジン駆動車両に適用されるが、エンジンおよび電動モータを駆動力源として備えているハイブリッド車両に好適に適用される。エンジンは、燃料の燃焼によって動力を発生する内燃機関である。ハイブリッド車両の電動モータとしては、発電機としても用いることができるモータジェネレータが好適に用いられる。
遊星歯車機構は、例えば前記エンジンに連結された第1回転要素と、差動制御用回転機に連結された第2回転要素と、出力部材に連結された第3回転要素とを有し、前記エンジンの動力を前記差動制御用回転機および前記出力部材に分配する動力分割機構として用いられ、前記差動制御用回転機によって前記エンジンの回転を無段階に変速して前記出力部材から出力する電気式無段変速部として機能するように構成される。この場合、シングルピニオン型の遊星歯車機構ではエンジンがキャリアに連結され、ダブルピニオン型の遊星歯車機構ではエンジンがリングギヤに連結される。エンジンおよび回転機の動力を合算して出力部材から出力する動力合算機構として機能するように、そのエンジンおよび回転機が遊星歯車機構に連結される場合、すなわちシングルピニオン型遊星歯車機構ではサンギヤおよびリングギヤの一方および他方にエンジンおよび回転機が連結され、ダブルピニオン型遊星歯車機構ではサンギヤおよびキャリアの一方および他方にエンジンおよび回転機が連結される場合など、他の態様で遊星歯車機構が用いられる場合にも本発明は適用され得る。
ピニオン温度推定部は、エンジン出力およびピニオン回転速度のみに基づいて予め定められたマップや演算式等に従ってピニオン温度を算出しても良いが、遊星歯車機構が潤滑油によって潤滑される場合には、その潤滑油の油温をパラメータとしてピニオン温度を算出することが望ましいなど、他のパラメータを用いてピニオン温度を推定することもできる。ピニオン回転制限部は、例えば車速に対応する出力部材の回転速度およびエンジン出力を変化させることなく、エンジン回転速度を変化させてピニオン回転速度を低下させるように構成される。遊星歯車機構と駆動輪との間の動力伝達経路に自動変速機が配設されている場合には、ピニオン回転制限部は、車速およびエンジン回転速度を変化させることなく、ピニオン回転速度が低下するように自動変速機を変速制御しても良い。
車両には、例えばエンジンによって直接的に回転駆動されて潤滑油を吐出する機械式オイルポンプを有し、その機械式オイルポンプから吐出された潤滑油によってピニオンを含む遊星歯車機構を潤滑、冷却する潤滑用油圧回路が設けられる。走行中にエンジンが回転停止させられるハイブリッド車両の場合、機械式オイルポンプの他に電動式オイルポンプが設けられ、その電動式オイルポンプから吐出された潤滑油によっても遊星歯車機構が潤滑、冷却されるようにすることが望ましい。機械式オイルポンプを省略し、電動式オイルポンプだけで遊星歯車機構等が潤滑されるようにしても良いし、機械式オイルポンプが動力伝達装置の出力部、例えばディファレンシャル装置等によって回転駆動されるように配置しても良いなど、種々の態様の潤滑用油圧回路を用いることができる。
以下、本発明の実施例を、図面を参照して詳細に説明する。なお、以下の実施例において、図は説明のために適宜簡略化或いは変形されており、各部の寸法比および形状等は必ずしも正確に描かれていない。
図1は、本発明が適用されたハイブリッド車両10の動力伝達装置12を説明する骨子図で、その動力伝達装置12を構成している複数の軸が共通の平面内に位置するように展開して示した展開図であり、制御系統の要部を併せて示した図である。動力伝達装置12は、複数の軸が車両幅方向に沿って配置されるFF車両等の横置き型のハイブリッド車両用トランスアクスルで、車両幅方向と略平行な第1軸線S1〜第4軸線S4を備えている。第1軸線S1上には、エンジン20に連結された入力軸22が設けられているとともに、その第1軸線S1と同心にシングルピニオン型の遊星歯車機構24および第1回転機MG1が配設されている。エンジン20は、ガソリンエンジンやディーゼルエンジン等の燃料の燃焼によって動力を発生する内燃機関で、走行用の駆動力源である。入力軸22は、遊星歯車機構24および第1回転機MG1の軸心を挿通させられて、エンジン20と反対側まで突き出しており、機械式オイルポンプ(MOP)40に連結されて回転駆動する。すなわち、機械式オイルポンプ40は、エンジン20によって直接的に回転駆動されることにより、トランスアクスルケース44に設けられた油貯留部から潤滑油を汲み上げて図2に示す潤滑用油圧回路50に吐出する。トランスアクスルケース44は、必要に応じて複数のケース部材から構成され、多数の締結ボルトによって互いに一体的にボルト締結されるとともに、エンジン20に一体的に固設されている。
遊星歯車機構24は、サンギヤ24s、複数のピニオン24pを自転及び公転可能に支持するキャリア24c、およびピニオン24pを介してサンギヤ24sと噛み合わされたリングギヤ24r、の3つの回転要素を備える公知のシングルピニオン型の遊星歯車装置で、複数のピニオン24pを介してキャリア24cとサンギヤ24sとリングギヤ24rとの間で動力伝達が行なわれる差動歯車機構である。この遊星歯車機構24においては、第1回転要素としてのキャリア24cが入力軸22すなわちエンジン20に連結され、第2回転要素としてのサンギヤ24sが第1回転機MG1に連結され、第3回転要素としてのリングギヤ24rが出力部材である無段変速部出力歯車Gcvt に連結されている。サンギヤ24s、キャリア24c、およびリングギヤ24rは相互に相対回転可能であることから、遊星歯車機構24は動力分割機構として機能し、エンジン20の動力が第1回転機MG1および無段変速部出力歯車Gcvt に分配され、第1回転機MG1に伝達されたエンジン20の動力で第1回転機MG1が回転駆動される。第1回転機MG1は、電動モータおよび発電機として択一的に機能するモータジェネレータであり、エンジン20によって回転駆動される際に回生制御されることにより発電機として機能し、発電した電気エネルギーによりインバータ46を介してバッテリー48を充電したり第2回転機MG2を回転駆動したりする。
遊星歯車機構24および第1回転機MG1は、電気式無段変速部26として機能する。すなわち、差動制御用回転機として機能する第1回転機MG1の運転状態が制御されることにより、遊星歯車機構24の差動状態が制御され、変速比γcvt (=エンジン回転速度Ne /無段変速部出力回転速度Ncvt )が連続的に変化させられる。エンジン回転速度Ne はエンジン20の回転速度で、無段変速部出力回転速度Ncvt は無段変速部出力歯車Gcvt の回転速度である。これにより、電気式無段変速部26は、車速Vに対応する無段変速部出力回転速度Ncvt の変化に拘らず、例えば燃費が最も良くなるようなエンジン20の一定の燃費最良運転点、すなわちエンジン回転速度Ne およびエンジントルクTQe で、エンジン20を作動させることができる。また、第1回転機MG1のトルクが0とされてサンギヤ24sが空転させられることにより、走行中のエンジン20の連れ廻りが防止される。
第2軸線S2上には、シャフト28の両端に減速大歯車Gr1および減速小歯車Gr2が設けられた減速歯車機構30が配設されており、減速大歯車Gr1は前記無段変速部出力歯車Gcvt と噛み合わされている。減速大歯車Gr1はまた、第3軸線S3上に配設された第2回転機MG2のモータ出力歯車Gmと噛み合わされている。第2回転機MG2は、電動モータおよび発電機として択一的に用いられるモータジェネレータで、例えばバッテリー48からインバータ46を介して供給される電力によって力行制御されることにより電動モータとして機能し、ハイブリッド車両10の走行用駆動力源として用いられる。この第2回転機MG2は走行用回転機に相当する。
上記減速小歯車Gr2は、第4軸線S4上に配設されたディファレンシャル装置32のデフリングギヤGdと噛み合わされており、エンジン20および第2回転機MG2からそれぞれ減速大歯車Gr1に伝達された駆動力は、減速小歯車Gr2からディファレンシャル装置32を介して左右のドライブシャフト36に分配され、左右の駆動輪38に伝達される。減速大歯車Gr1および減速小歯車Gr2を有する減速歯車機構30およびディファレンシャル装置32は出力部に相当し、前記機械式オイルポンプ40を、この出力部によって機械的に回転駆動されるように設けることもできる。
図2は、動力伝達装置12が備えている潤滑用油圧回路50を説明する油圧回路図である。潤滑用油圧回路50は、前記機械式オイルポンプ40とは別に電動式オイルポンプ(EOP)42を油圧源として備えている。電動式オイルポンプ42は、ポンプ駆動用電動モータや電磁アクチュエータ等によって電気的に回転駆動されるポンプであって、車両走行中におけるエンジン20の回転停止時等に作動させられる。機械式オイルポンプ40および電動式オイルポンプ42は互いに並列に設けられており、トランスアクスルケース44の油貯留部に還流した潤滑油を、共通のストレーナ52を介してそれぞれ吸引し、第1逆止弁CV1および第2逆止弁CV2をそれぞれ通して合流させた後、第1供給油路L1、水冷式等のオイルクーラー54、および第2供給油路L2を通して、第1回転機MG1および第2回転機MG2へ供給して冷却する。また、第1逆止弁CV1は、入力軸22内に設けられた第3供給油路L3へも独立して潤滑油を出力するように構成されており、潤滑油はその第3供給油路L3を通して第1回転機MG1のロータおよび遊星歯車機構24へ供給され、それ等を潤滑、冷却する。また、車両走行中にディファレンシャル装置32によってトランスアクスルケース44内の上部へ掻き上げられた潤滑油は、流れ落ちる過程で、第1回転機MG1および第2回転機MG2、遊星歯車機構24、減速歯車機構30、およびそれ等の軸受などへ供給され、それ等を潤滑、冷却する。上記第1供給油路L1には、作動油の油温Toil を検出するための油温センサ72が接続されているとともに、圧力上昇を制限するための1対のリリーフ弁LV1およびLV2が接続されている。
図1に戻って、ハイブリッド車両10は、各種の制御を行なうコントローラとして電子制御装置80を備えている。電子制御装置80は、CPU、RAM、ROM、入出力インターフェース等を備えた所謂マイクロコンピュータを含んで構成されており、CPUはRAMの一時記憶機能を利用しつつ予めROMに記憶されたプログラムに従って信号処理を行うことにより、ハイブリッド車両10の各種制御を実行する。例えば、電子制御装置80は、エンジン20、第1回転機MG1、および第2回転機MG2の各出力制御や、少なくともエンジン20を駆動力源として用いて走行するハイブリッド走行モード、第2回転機MG2のみを駆動力源として用いて走行するEV走行モード等の複数の走行モードの切換制御等を実行するようになっており、必要に応じてエンジン制御用、回転機制御用等に分けて構成される。
電子制御装置80には、ハイブリッド車両10に設けられたエンジン回転速度センサ60、無段変速部出力回転速度センサ62、レゾルバ等のMG1回転速度センサ64、レゾルバ等のMG2回転速度センサ66、アクセル開度センサ68、スロットル弁開度センサ70、油温センサ72等から、エンジン回転速度Ne 、車速Vに対応する無段変速部出力回転速度Ncvt 、第1回転機MG1の回転速度(MG1回転速度)Nm1、第2回転機MG2の回転速度(MG2回転速度)Nm2、アクセルペダルの操作量であるアクセル開度θacc 、エンジン20の電子スロットル弁の開度(スロットル弁開度)θth、潤滑油の油温Toil など、制御に必要な種々の情報が供給される。アクセル開度θacc は、運転者の駆動力要求量に対応する。
電子制御装置80からは、エンジン20、インバータ46、電動式オイルポンプ42などに、エンジン制御指令信号Se、MG制御指令信号Sm、ポンプ制御指令信号Spなどが出力される。エンジン制御指令信号Seは、電子スロットル弁や燃料噴射装置等を介してエンジントルクTQe 等を制御するための指令信号で、例えばアクセル開度θacc 等の駆動力要求量に応じて出力される。MG制御指令信号Smは、第1回転機MG1および第2回転機MG2を電動モータや発電機として用いる際のトルクを制御するための指令信号で、例えばアクセル開度θacc 等の駆動力要求量に応じて出力される。MG制御指令信号Smはまた、エンジン回転速度Ne が所定の回転速度となるように、言い換えれば電気式無段変速部26の変速比γcvt が所定の値となるように、第1回転機MG1のトルクを制御するために出力される。ポンプ制御指令信号Spは、電動式オイルポンプ42を所定の吐出量で作動させるための指令信号で、例えばエンジン20が回転停止させられるEV走行モード時等に出力される。
電子制御装置80はまた、機能的にピニオン温度推定部82およびピニオン回転制限部84を備えており、図3のフローチャートのステップSP1〜SP7(以下、ステップを省略してSP1〜SP7という。他のフローチャートも同じ。)に従って信号処理を行なうことにより、ピニオン温度調整制御を実行する。図3のSP1はピニオン温度推定部82に相当し、SP2〜SP7はピニオン回転制限部84に相当し、電子制御装置80は車両の制御装置に相当する。
図3のフローチャートは、例えばエンジン20を駆動力源として用いて走行するハイブリッド走行モードでの走行時に実行され、SP1では、エンジン出力Pe 、ピニオン回転速度Npin 、および油温Toil に基づいてピニオン温度Tpin を算出する。エンジン出力Pe は、エンジントルクTQe とエンジン回転速度Ne とを掛け算した値で、エンジントルクTQe は、例えばエンジン回転速度Ne およびスロットル弁開度θthをパラメータとして予め定められた演算式やマップ等により算出できる。エンジン20の吸入空気量を検出してエンジントルクTQe を求めることもできるし、トルクセンサを用いて検出しても良いなど、種々の態様が可能である。ピニオン回転速度Npin は、例えば図5に示す共線図から明らかなように、サンギヤ24sの回転速度であるMG1回転速度Nm1、キャリア24cの回転速度であるエンジン回転速度Ne 、およびリングギヤ24rの回転速度である無段変速部出力回転速度Ncvt の何れか2つの回転速度から、遊星歯車機構24の歯数比ρ、δ等を用いて算出することができる。図5の共線図は、遊星歯車機構24の各部の回転速度を直線で結ぶことができる図で、歯数比ρは(サンギヤ24sの歯数Zs)/(リングギヤ24rの歯数Zr)であり、歯数比δは(サンギヤ24sの歯数Zs)/(ピニオン24pの歯数Zp)である。また、δ=2ρ/(1−ρ)の関係を有する。
そして、例えば図4に示す温度推定マップからピニオン温度Tpin を算出する。この温度推定マップは、潤滑用油圧回路50による潤滑等を含めて実際の動力伝達装置12を作動させて必要なデータを収集するなどして定められたものであり、例えばエンジン回転速度Ne の上昇に伴ってエンジン20自体の温度が上昇し、その影響でピニオン温度Tpin が高くなる場合や、エンジン20によって回転駆動される機械式オイルポンプ40から吐出された潤滑油による遊星歯車機構24の潤滑等が反映される。具体的には、図4の温度推定マップでは、エンジン出力Pe が大きくなる程ピニオン温度Tpin が高くなり、ピニオン回転速度Npin が大きくなる程ピニオン温度Tpin が高くなる。すなわち、図4において左上方向へ向かうに従ってピニオン温度Tpin は低くなり、右下方向へ向かうに従ってピニオン温度Tpin は高くなる。この温度推定マップは、油温Toil に応じて複数定められており、油温Toil が高い程ピニオン温度Tpin は高くなる。油温Toil に応じて図4の温度推定マップを複数設ける代わりに、図4に従って算出されたピニオン温度Tpin を油温Toil に応じて増減補正するようにしても良い。
図3に戻って、SP2では、SP1で算出されたピニオン温度Tpin が、予め定められた判断基準温度Tpinbase よりも高いか否かを判断する。判断基準温度Tpinbase は上限判定値に相当し、ピニオン温度Tpin が判断基準温度Tpinbase 以下の場合はそのまま終了するが、Tpinbase <Tpin の場合は、過熱によってピニオン24pの耐久性が損なわれる可能性があるため、SP3でピニオン温度調整制御の実施を決定する。例えば図4の温度推定マップのピニオン温度Tpin 1は、判断基準温度Tpinbase よりも高いため、SP2の判断はYES(肯定)になり、SP3以下を実行する。ピニオン温度調整制御は、具体的にはSP4〜SP7によって実行される。
SP4では、エンジン出力Pe を変化させることなく判断基準温度Tpinbase よりも低い予測温度Tpinpredictとなる変更後ピニオン回転速度Npinshiftを算出する。具体的には、例えば図4の温度推定マップにおいて、判断基準温度Tpinbase よりも所定のヒステリシスだけ低い予測温度Tpinpredictを予め設定しておき、現在のエンジン出力Pe を維持したまま予測温度Tpinpredictとなる変更後ピニオン回転速度Npinshiftを求める。例えばSP1で算出されたピニオン温度がTpin 1の場合には、エンジン出力Pe を維持したまま予測温度Tpinpredictとなるピニオン回転速度Npin 1を求め、そのピニオン回転速度Npin 1を変更後ピニオン回転速度Npinshiftとする。上記予測温度Tpinpredictは、ピニオン24pの負荷を低減するための目標温度に相当する。
SP5では、変更後ピニオン回転速度Npinshiftとなる変更後エンジン回転速度Neshiftを算出する。この変更後エンジン回転速度Neshiftは、例えば図5に破線で示した共線図のように、車速Vに対応する無段変速部出力回転速度Ncvt を維持したままピニオン回転速度Npin が変更後ピニオン回転速度Npinshiftとなるエンジン回転速度Ne を算出すれば良い。具体的には、実線で示した現在のエンジン回転速度をNe 、ピニオン回転速度をNpin 、変更後ピニオン回転速度をNpinshiftとした場合、例えば次式(1) に従って変更後エンジン回転速度Neshiftを求めることができる。
Neshift=Ne +ρ×(Npin −Npinshift)/(δ−ρ) ・・・(1)
SP6では、上記変更後エンジン回転速度Neshiftに変更した場合に現在のエンジン出力Pe を維持できる変更後エンジントルクTQeshiftを算出する。エンジン出力Pe は、エンジントルクTQe とエンジン回転速度Ne とを掛け算したものであるため、現在のエンジン出力をPe 、変更後エンジン回転速度をNeshiftとすると、変更後エンジントルクTQeshiftは次式(2) に従って求めることができる。
TQeshift=Pe /Neshift ・・・(2)
SP7では、変更後エンジン回転速度Neshift、変更後エンジントルクTQeshiftとなるように第1回転機MG1およびエンジン20を制御する。具体的には、エンジン回転速度Ne が変更後エンジン回転速度Neshiftとなるように第1回転機MG1のトルク制御を行なうとともに、エンジン20のトルクが変更後エンジントルクTQeshiftとなるようにエンジン20のスロットル弁開度θth等を制御する。これにより、エンジン出力Pe を変化させることなく、すなわちハイブリッド車両10の駆動力を変化させることなく、ピニオン回転速度Npin を変更後ピニオン回転速度Npinshiftまで低下させて、ピニオン24pの過熱を抑制することができる。
このように本実施例のハイブリッド車両10の電子制御装置80においては、エンジントルクTQe およびエンジン回転速度Ne の積算値であるエンジン出力Pe とピニオン回転速度Npin とを用いて、例えば図4の温度推定マップに従ってピニオン温度Tpin を算出するため、ピニオン温度Tpin の推定精度が高くなる。これにより、そのピニオン温度Tpin が判断基準温度Tpinbase を超えた場合にピニオン回転速度Npin を制限するピニオン温度調整制御が高い精度で適切に行なわれるようになり、ピニオン回転速度Npin の制限の実施をできるだけ抑制して燃費等を確保しつつ、ピニオン温度Tpin が判断基準温度Tpinbase を超えた場合にはピニオン温度調整制御によってピニオン回転速度Npin が制限され、ピニオン24pの過熱による耐久性低下が適切に防止される。
また、本実施例では現在のエンジン出力Pe を維持できるように、変更後ピニオン回転速度Npinshiftとなる変更後エンジン回転速度Neshift、および変更後エンジントルクTQeshiftを算出し、その変更後エンジン回転速度Neshiftおよび変更後エンジントルクTQeshiftでエンジン20が作動するように第1回転機MG1およびエンジン20が制御されるため、ハイブリッド車両10の駆動力を変化させることなくピニオン回転速度Npin を変更後ピニオン回転速度Npinshiftまで低下させて過熱を抑制することができる。
次に、本発明の他の実施例を説明する。なお、以下の実施例において前記実施例と実質的に共通する部分には同一の符号を付して詳しい説明を省略する。
図6のハイブリッド車両90の動力伝達装置92は、前記実施例の動力伝達装置12に比較して、前記減速歯車機構30とディファレンシャル装置32との間の動力伝達経路に自動変速機94が設けられている点が相違する。この自動変速機94は、例えば遊星歯車式や平行2軸式等の有段変速機が用いられるが、ベルト式等の無段変速機を採用することもできる。自動変速機94は、前記減速小歯車Gr2と噛み合わされた変速機入力歯車Ginと、前記デフリングギヤGdと噛み合わされた変速機出力歯車Gtmとを備えており、変速比γat(=変速機入力歯車Ginの回転速度である変速機入力回転速度Nin/変速機出力歯車Gtmの回転速度である変速機出力回転速度Ntm)が異なる複数のギヤ段を成立させることができる。本実施例では、変速機出力回転速度Ntmが車速Vに対応し、その変速機出力回転速度Ntmを検出する変速機出力回転速度センサ74が追加して設けられる。
図8は、このように自動変速機94を有する動力伝達装置92の各部の回転速度を直線で結ぶことができる共線図の一例で、基本的には前記実施例の図5と同じで、自動変速機94の変速機出力歯車Gtmの回転速度に関する縦軸を、変速機出力回転速度Ntmすなわち自動変速機94のギヤ段に応じて追加したものである。図8の実線および破線は、エンジン回転速度Ne 、および車速Vに対応する変速機出力回転速度Ntmが同じ、すなわち総変速比γ0=γcvt ×γatが等しく、無段変速部出力回転速度Ncvt 等の他の部分の回転速度が異なる2種類の共線図である。破線で示した共線図の自動変速機94のギヤ段Bは、実線で示した共線図の自動変速機94のギヤ段Aよりも変速比γatが小さいハイ側のギヤ段であり、その分だけ無段変速部出力回転速度Ncvt は低くなるため、電気式無段変速部26は、変速比γcvt が大きいローギヤ側とされる。このように本実施例の動力伝達装置92においては、エンジン回転速度Ne 、および車速Vに対応する変速機出力回転速度Ntmを同じに維持したまま、電気式無段変速部26および自動変速機94の変速制御によって共線図を変更し、ピニオン回転速度Npin を増減変化させることができる。
図7は、本実施例において前記ピニオン温度推定部82およびピニオン回転制限部84によって実行される信号処理を具体的に説明するフローチャートであり、前記実施例に比較してSP4−1およびSP4−2が追加して設けられている点が相違する。このSP4−1およびSP4−2も、ピニオン回転制限部84に相当する。
図7のSP4−1では、自動変速機94のギヤ段の変更によってピニオン回転速度Npin を変更後ピニオン回転速度Npinshiftに調整できるか否かを判断する。自動変速機94は有段変速機であるため、ギヤ段の変更によってピニオン回転速度Npin を変更後ピニオン回転速度Npinshiftと一致させることはできず、ピニオン回転速度Npin が変更後ピニオン回転速度Npinshift以下になるギヤ段を選択可能か否かを判断する。そして、ピニオン回転速度Npin が変更後ピニオン回転速度Npinshift以下になるギヤ段を選択できない場合はSP5以下を実行し、前記実施例と同様にエンジン回転速度Ne を変化させてピニオン回転速度Npin を変更後ピニオン回転速度Npinshiftまで低下させる。
一方、ピニオン回転速度Npin を変更後ピニオン回転速度Npinshift以下にできるギヤ段を選択可能であればSP4−2を実行する。SP4−2では、ピニオン回転速度Npin を変更後ピニオン回転速度Npinshift以下にできるギヤ段の中で最もロー側のギヤ段、すなわちピニオン回転速度Npin が変更後ピニオン回転速度Npinshiftに最も近くなるギヤ段で、例えば図8のギヤ段Bを選択する。そして、エンジン回転速度Ne およびエンジントルクTQe を現状維持しつつ、例えば図8の共線図が実線から破線に変化するように、電気式無段変速部26および自動変速機94を変速制御することにより、ピニオン回転速度Npin を変更後ピニオン回転速度Npinshift以下まで低下させる。具体的には、自動変速機94をギヤ段Aからギヤ段Bへアップシフトするとともに、エンジン20の回転速度Ne およびトルクTQe を変化させることなく、自動変速機94のアップシフトに伴う変速機入力回転速度Ninの低下すなわち無段変速部出力回転速度Ncvt の低下、を許容するように第1回転機MG1のトルクを制御する。
本実施例においても、SP4−1の判断がNO(否定)の場合、すなわちピニオン回転速度Npin が変更後ピニオン回転速度Npinshift以下になるギヤ段を選択できない場合には、SP5以下が実行されることにより、前記実施例と同様の作用効果が得られる。また、ピニオン回転速度Npin が変更後ピニオン回転速度Npinshift以下になるギヤ段を選択可能な場合には、SP4−2が実行されて、車速Vに対応する変速機出力回転速度Ntmおよびエンジン回転速度Ne を一定に維持したまま、電気式無段変速部26および自動変速機94の変速制御によってピニオン回転速度Npin を変更後ピニオン回転速度Npinshift以下まで低下させる。これにより、ピニオン温度Tpin が判断基準温度Tpinbase よりも低くなるようにピニオン回転速度Npin を制限してピニオン24pの過熱による耐久性低下を抑制しつつ、例えばエンジン20の作動状態を燃費最良運転点に維持して、燃費を一層向上させることができる。
なお、上記SP4−2では、ピニオン回転速度Npin が変更後ピニオン回転速度Npinshift以下まで低下させられるが、ピニオン回転速度Npin が変更後ピニオン回転速度Npinshiftと一致するように、自動変速機94をギヤ段Aからギヤ段Bへアップシフトするとともに、エンジン出力Pe を現状維持しつつエンジン回転速度Ne を変化させて電気式無段変速部26を変速することもできる。
以上、本発明の実施例を図面に基づいて詳細に説明したが、これ等はあくまでも一実施形態であり、本発明は当業者の知識に基づいて種々の変更、改良を加えた態様で実施することができる。
10、90:ハイブリッド車両(車両) 20:エンジン 24:遊星歯車機構 24p:ピニオン 38:駆動輪 80:電子制御装置(車両の制御装置) 82:ピニオン温度推定部 84:ピニオン回転制限部 Tpin :ピニオン温度 Tpinbase :判断基準温度(上限判定値) Npin :ピニオン回転速度 Pe :エンジン出力 Ne :エンジン回転速度

Claims (1)

  1. エンジンの動力を遊星歯車機構を介して駆動輪へ伝達する車両の制御装置において、
    前記エンジンのトルクおよび回転速度の積算値であるエンジン出力と、前記遊星歯車機構のピニオンの回転速度とに基づいて、該ピニオンの推定温度であるピニオン温度を算出するピニオン温度推定部と、
    前記ピニオン温度推定部によって算出された前記ピニオン温度が予め定められた上限判定値よりも高い場合に、前記ピニオンの回転速度を制限するピニオン回転制限部と、
    を有することを特徴とする車両の制御装置。
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