JP2021145447A - 電源装置および車両 - Google Patents

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Abstract

【課題】複数の電源回路部で発生するノイズが重畳することを抑制することが可能な電源装置および車両を提供する。【解決手段】電源装置は、単相電源および三相電源に接続可能に構成される電源装置において、第1のスイッチング素子を有する第1の電源回路部と、第2のスイッチング素子を有する第2の電源回路部と、第1の電源回路部と第2の電源回路部とが、異なる駆動周波数で動作するように第1のスイッチング素子および第2のスイッチング素子を制御する制御部と、を備える。【選択図】図1

Description

本開示は、電源装置および車両に関する。
従来、電源装置には、スイッチング素子を有する電源回路部(例えば、力率改善回路やDC/DC変換回路)が含まれる。電源回路部では、スイッチング素子におけるスイッチング動作に起因してノイズが発生するが、発生するノイズのレベルが、EMI(Electro Magnetic Interference)規格に定められた規定値を満たす必要がある。
従来では、フィルタ回路におけるEMI対策部品(例えば、コンデンサやコイル)の追加や、駆動回路の周波数のノイズレベルを分散させるスペクトラム拡散法により、上記のノイズを低減している。また、特許文献1には、基準とする電圧波形に応じてスイッチング素子の駆動周波数を変動させることで、ノイズを低減する構成が開示されている。
また、電源装置には、例えば車載充電器等のように、大電力を確保するために同一の電源回路部(充電回路)が複数搭載されたものが知られている。このような複数の電源回路部を搭載する電源装置では、各電源回路部のそれぞれを同一の駆動周波数で駆動している。これにより、各電源回路部の設計検証が不要になり、設計工数が削減される。
特開2013−150530号公報
しかしながら、各電源回路部のそれぞれを同一の駆動周波数で動作させると、各電源回路部で発生するノイズが重畳してしまう。この重畳したノイズのピークが、上記のEMI規格を満たさない場合が起こり得る。
本開示の目的は、複数の電源回路部で発生するノイズが重畳することを抑制することが可能な電源装置および車両を提供することである。
本開示に係る電源装置は、
単相電源および三相電源に接続可能に構成される電源装置において、
第1のスイッチング素子を有する第1の電源回路部と、
第2のスイッチング素子を有する第2の電源回路部と、
前記第1の電源回路部と前記第2の電源回路部とが、異なる駆動周波数で動作するように前記第1のスイッチング素子および前記第2のスイッチング素子を制御する制御部と、
を備える。
本開示に係る車両は、
第1のスイッチング素子を有する第1の電源回路部と、
第2のスイッチング素子を有する第2の電源回路部と、
前記第1の電源回路部と前記第2の電源回路部とが、異なる駆動周波数で動作するように前記第1のスイッチング素子および前記第2のスイッチング素子を制御する制御部と、
を備える。
本開示によれば、複数の電源回路部で発生するノイズが重畳することを抑制することができる。
本開示の実施の形態に係る電源装置が適用された車両を示す図である。 単相電源に接続された電源装置が適用された車両を示す図である。 ノイズの周波数特性を示す図である。 変形例に係るノイズの周波数特性を示す図である。
以下、本開示の実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。図1は、本開示の実施の形態に係る電源装置100が適用された車両1を示す図である。
図1に示すように、電源装置100は、例えば、車両1に搭載されるバッテリー2を充電するための充電装置であり、外部の交流電源から電力が供給されることで動作する。電源装置100は、外部電源として、単相電源および三相電源10を接続可能に構成されている。
図1では、接地線Gに接続される中性点N1を中心にY結線された交流電源10A,10B,10Cを有する三相電源10が電源装置100に接続された例を示している。中性点N1には、交流電源10A,10B,10Cの各接地端部が接続されている。接地線Gは、グランドに対応する線である。
電源装置100は、電源端子101A,101B,101C、接地端子102、交流フィルタ110、第1電源回路部120A、第2電源回路部120B、第3電源回路部120Cおよび制御部130等を有する。第1電源回路部120Aは、本開示の「第2の電源回路部」に対応する。第2電源回路部120Bは、本開示の「第1の電源回路部」に対応する。
電源端子101A,101B,101Cは、三相電源10における交流電源10A,10B,10Cの各非接地端部L1,L2,L3が接続される端子であり、第1電力線A1、第2電力線B1および第3電力線C1のそれぞれに接続される。
接地端子102は、三相電源10の接地端部に対応する三相電源10の中性点N1、つまり、接地線Gに接続される。また、接地端子102は、電力線Dを介して電源装置100における第4電力線A2、第5電力線B2および第6電力線C2に接続される。
交流フィルタ110、第1電源回路部120A、第2電源回路部120B、第3電源回路部120Cは、単相電源または三相電源10から供給される電力をバッテリー2に充電する電力に変換するための回路である。
交流フィルタ110は、外部電源から入力される交流電力のノイズを除去する。交流フィルタ110は、電源端子101A,101B,101Cおよび接地端子102に接続された各電力線に設けられる。
第1電源回路部120A、第2電源回路部120Bおよび第3電源回路部120Cは、1つの電力線Dに対して並列に接続されており、整流回路121と、力率改善回路122と、DC/DC変換回路123とを有する。
なお、以下の説明において、第1電源回路部120A、第2電源回路部120Bおよび第3電源回路部120Cを、特に区別しない場合、単に「電源回路部」と称する。また、各電源回路部における各回路を区別する際には、第1電源回路部120Aに属する回路には、各回路の符号にAを付し、第2電源回路部120Bに属する回路には、各回路の符号にBを付し、第3電源回路部120Cに属する回路には、各回路の符号にCを付すものとする。
第1電源回路部120Aにおける整流回路121A、力率改善回路122AおよびDC/DC変換回路123Aは、第1電力線A1および第4電力線A2に設けられている。力率改善回路122Aは、本開示の「第2の力率改善回路」に対応する。DC/DC変換回路123Aは、本開示の「第2のDC/DC変換回路」に対応する。
第2電源回路部120Bにおける整流回路121B、力率改善回路122BおよびDC/DC変換回路123Bは、第2電力線B1および第5電力線B2に設けられている。力率改善回路122Bは、本開示の「第1の力率改善回路」に対応する。DC/DC変換回路123Bは、本開示の「第1のDC/DC変換回路」に対応する。
第3電源回路部120Cにおける整流回路121C、力率改善回路122CおよびDC/DC変換回路123Cは、第3電力線C1および第6電力線C2に設けられている。
整流回路121は、例えば、4つのダイオードで構成されるダイオードブリッジ回路を有しており、外部電源から出力された交流電力を直流電力に変換し、力率改善回路122に出力する。
力率改善回路122は、スイッチング素子124をそれぞれ含んで構成されており、それぞれが同一種類の回路である。力率改善回路122は、制御部130によりスイッチング素子124等のスイッチングを制御されることにより、整流回路121から入力された電力の力率を改善する。なお、図1、図2における力率改善回路122には、便宜上スイッチング素子124のみが示されている。力率改善回路122Aのスイッチング素子124は、本開示の「第2のスイッチング素子」に対応する。力率改善回路122Bのスイッチング素子124は、本開示の「第1のスイッチング素子」に対応する。
DC/DC変換回路123は、スイッチング素子125をそれぞれ含んで構成されており、それぞれが同一種類の回路である。DC/DC変換回路123は、制御部130によりスイッチング素子125等のスイッチングを制御されることにより、力率改善回路122から出力された直流電力を、バッテリー2を充電可能な直流電力に変換する。なお、図1、図2におけるDC/DC変換回路123には、便宜上スイッチング素子125のみが示されている。DC/DC変換回路123Aのスイッチング素子125は、本開示の「第2のスイッチング素子」に対応する。DC/DC変換回路123Bのスイッチング素子125は、本開示の「第1のスイッチング素子」に対応する。
このように電源装置100によって電力変換された直流電力がバッテリー2に出力されることにより、バッテリー2が充電される。
また、図2に示すように、電源装置100が単相電源20に接続された場合、単相電源20の非接地端部Lは、電源端子101A,101B,101Cの何れかに接続される。また、接地端部N2は、接地端子102および接地線Gに接続される。図2には、単相電源20の非接地端部Lが電源端子101Aに接続された例を示している。
これにより、単相電源20における電力が、第1電力線A1を介して第1電源回路部120Aに供給され、第1電源回路部120Aから出力された直流電力がバッテリー2に供給される。
制御部130は、図示しないCPU(Central Processing Unit)、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)および入出力回路を備えている。制御部130は、予め設定されたプログラムに基づいて、各スイッチング素子を制御するように構成されている。
制御部130は、3つの電源回路部が異なる駆動周波数で動作するように、各電源回路部のスイッチング素子を制御する。
制御対象となるスイッチング素子が力率改善回路122に属するものである場合、例えば、各力率改善回路122に係る制御IC(Integrated Circuit)の外付けピンに接続される抵抗素子の抵抗値がそれぞれ異なる。これにより、各力率改善回路122の駆動周波数がそれぞれ異なる周波数に設定される。
制御対象となるスイッチング素子がDC/DC変換回路123に属するものである場合、例えば、各DC/DC変換回路123のスイッチング素子125への制御信号がそれぞれ異なる信号に設定される。つまり、制御部130は、DC/DC変換回路123に含まれるスイッチング素子125への制御信号が3つの電源回路部のそれぞれで異なるように、制御信号を設定する。
なお、以下の説明では、スイッチング素子が、力率改善回路122およびDC/DC変換回路123の何れかに属するものであるかを特に区別しないが、当該スイッチング素子は3つの電源回路部における同じ種類の回路に属するものとする。
制御部130は、第2電源回路部120Bのスイッチング素子の駆動周波数をfとした場合、第1電源回路部120Aのスイッチング素子の駆動周波数をfに対してΔf小さくし、第3電源回路部120Cのスイッチング素子の駆動周波数をfに対してΔf大きくする。
3つの電源回路部における2つの電源回路部のスイッチング素子における各駆動周波数の差分であるΔfは、0より大きく、上記2つの電源回路部の一方のスイッチング素子の駆動周波数(例えば、第2電源回路部120Bの駆動周波数であるf)よりも小さく設定される。つまり、第2電源回路部120Bのスイッチング素子の駆動周波数は、第1電源回路部120Aのスイッチング素子の駆動周波数より大きく、第1電源回路部120Aのスイッチング素子の駆動周波数の2倍より小さい。また、第3電源回路部120Cのスイッチング素子の駆動周波数は、第2電源回路部120Bのスイッチング素子の駆動周波数より大きく、第2電源回路部120Bのスイッチング素子の駆動周波数の2倍より小さい。なお、ここでいう2つの電源回路部は、第1電源回路部120Aおよび第2電源回路部120B、第2電源回路部120Bおよび第3電源回路部120Cであるが、第1電源回路部120Aおよび第3電源回路部120Cであっても良い。
具体的には、2つの電源回路部のそれぞれのスイッチング素子の各駆動周波数は、電源装置100(2つの電源回路部のそれぞれ)で発生するノイズの周波数特性のピーク位置がそれぞれ異なるように設定される。
例えば、図3に示すように、各電源回路部で発生するノイズの周波数特性が互いに重ならないように、各電源回路部の駆動周波数が設定される。図3には、一番左側のノイズの周波数特性が、第1電源回路部120Aで発生したノイズに係るものである。真ん中のノイズの周波数特性が、第2電源回路部120Bで発生したノイズに係るものである。一番右側のノイズの周波数特性が、第3電源回路部120Cで発生したノイズに係るものである。
こうすることで、各電源回路部で発生するノイズの周波数特性が重畳することを抑制することができる。
ところで、各電源回路部を同一の駆動周波数で駆動させると、図3における破線で示すように、3つの電源回路部のノイズが重畳し、重畳ノイズの周波数特性のピークが大きくなる。図3においては、破線のノイズは、実線のノイズと比較して3倍になっている。
それに対し、本実施の形態では、駆動周波数を各電源回路部で異ならせることで、各ノイズの周波数特性のピークに係る周波数がずれるので、全ての回路で発生するノイズの周波数特性のピークが大きくなることを抑制することができる。
また、各ノイズの周波数特性が重畳しないようにすることで、全ての回路で発生するノイズの周波数特性のピークが、各電源回路部のノイズの周波数特性のピークと略等しくすることができるので、全体のノイズの周波数特性のピークが大きくなることをさらに抑制することができる。
また、制御部130は、スイッチング素子の動作の基準となる基準周波数に応じて、各電源回路部のそれぞれのスイッチング素子を異なる駆動周波数で動作させるようにしても良い。基準周波数は、例えば、図3における第2電源回路部の駆動周波数であるf等、従来のように各電源回路部を同一の駆動周波数で駆動させる場合の駆動周波数である。
例えば、スイッチング素子の駆動周波数が大きくなるにつれスイッチングロスが増大する課題が発生するので、制御部130は、スイッチング素子の駆動周波数がある程度大きい場合、各電源回路部を異なる駆動周波数で動作させる。こうすることで、上記課題の発生を抑制することができるとともに、EMC(Electro Magnetic Compatibility)の規格を満たすことができる。
また、スイッチングロスに起因する課題がさほどではなく、また、各電源回路部のノイズの周波数特性が重畳した場合のピークがさほどではないような程度に、スイッチング素子の駆動周波数が小さい場合、制御部130は、各電源回路部の駆動周波数を異ならせない。つまり、この場合、制御部130は、各電源回路部を同一の駆動周波数で動作させる。
こうすることで、各電源回路部を同一の制御とすることができるので、制御を簡素化することができる。
以上のように構成された本実施の形態によれば、複数の電源回路部で発生するノイズが重畳することを抑制することができる。その結果、EMI規格を満たすための対策部品を追加することなく、電源装置100全体のノイズレベルを平均化することができる。
また、各電源回路部のノイズの周波数特性が重ならないようにすることで、ノイズの周波数特性のピークが大きくなることを抑制することができる。
また、各力率改善回路122の制御ICに接続された抵抗素子の抵抗値をそれぞれ異ならせることで、各力率改善回路122のスイッチング素子124を異なる駆動周波数で制御できるので、駆動周波数の調整を行いやすくすることができる。
また、各DC/DC変換回路123のスイッチング素子125の制御信号をそれぞれ異ならせることで、各DC/DC変換回路123のスイッチング素子125を異なる駆動周波数で制御できるので、DC/DC変換回路123で発生するノイズが大きくなることを抑制することができる。
なお、上記実施の形態では、3つの電源回路部の各ノイズの周波数特性が重ならないように各電源回路部の駆動周波数が設定されていたが、本発明はこれに限定されない。例えば、図4に示すように、各ノイズの周波数特性が多少重なっていても良い。
ただし、各ノイズの周波数特性が重なることによる合成ノイズの周波数特性のピークが、各電源回路部のノイズの周波数特性のピークよりも小さくなるように駆動周波数が設定されることが好ましい。これにより、合成ノイズの周波数特性のピークが大きくなり過ぎることを抑制することができる。
また、上記実施の形態では、並列接続された各電源回路部における同一の種類の回路のスイッチング素子の駆動周波数を制御していたが、本発明はこれに限定されない。例えば、電源回路部の後段に直列に接続された、他の電源回路部がある場合、電源回路部のスイッチング素子と、他の電源回路部に含まれるスイッチング素子との駆動周波数がそれぞれ異なるように制御しても良い。
また、上記実施の形態では、力率改善回路122のスイッチング素子124およびDC/DC変換回路123のスイッチング素子125の両方を制御対象としていたが、本開示はこれに限定されない。例えば、力率改善回路122のスイッチング素子124およびDC/DC変換回路123のスイッチング素子125の一方を制御対象としても良い。
また、上記実施の形態では、3つの電源回路部を有する構成を例示したが、本開示はこれに限定されず、2つ以上の電源回路部を有する構成である限り、電源回路部を何個有する構成であっても良い。
また、上記実施の形態では、第2電源回路部120Bを「第1の電源回路部」とし、第1電源回路部120Aを「第2の電源回路部」としていたが、本開示はこれに限定されない。例えば、第3電源回路部120Cを「第1の電源回路部」とし、第2電源回路部120Bを「第2の電源回路部」としても良い。
また、上記実施の形態では、2つの電源回路部のそれぞれのスイッチング素子の各駆動周波数の差分がΔfと固定値であったが、本開示はこれに限定されず、変動値としても良い。例えば、電源回路部の出力電圧値に基づいて、Δfを調整するようにしても良い。
また、上記実施の形態では、各電源回路部で共通の交流フィルタ110が設けられていたが、本開示はこれに限定されず、電源回路部毎に交流フィルタが設けられていても良い。
また、上記実施の形態では、三相電源としてY結線の構成を例示したが、本開示はこれに限定されず、デルタ結線の構成であっても良い。
また、上記実施の形態では、電源装置として車両1に搭載されるバッテリー2を充電する充電装置を例示したが、本開示はこれに限定されず、充電装置以外の装置であっても良い。
また、上記実施の形態では、電源装置100が車両1に搭載されていたが、本開示はこれに限定されず、車両1以外の装置に搭載されていても良い。また、上記実施の形態では接地線Gが設けられていたが本開示はこれに限定されない。車体をグランドとして使用し、各電力線をグランド接続するように構成してもよい。
その他、上記実施の形態は、何れも本開示を実施するにあたっての具体化の一例を示したものに過ぎず、これらによって本開示の技術的範囲が限定的に解釈されてはならないものである。すなわち、本開示はその要旨、またはその主要な特徴から逸脱することなく、様々な形で実施することができる。
本開示の電源装置は、複数の電源回路部で発生するノイズが重畳することを抑制することが可能な電源装置および車両として有用である。
1 車両
2 バッテリー
10 三相電源
10A 交流電源
10B 交流電源
10C 交流電源
20 単相電源
100 電源装置
101A 電源端子
101B 電源端子
101C 電源端子
102 接地端子
110 交流フィルタ
120A 第1電源回路部
120B 第2電源回路部
120C 第3電源回路部
121 整流回路
122 力率改善回路
123 DC/DC変換回路
124 スイッチング素子
125 スイッチング素子
130 制御部
A1 第1電力線
A2 第4電力線
B1 第2電力線
B2 第5電力線
C1 第3電力線
C2 第6電力線
D 電力線
G 接地線

Claims (10)

  1. 単相電源および三相電源に接続可能に構成される電源装置において、
    第1のスイッチング素子を有する第1の電源回路部と、
    第2のスイッチング素子を有する第2の電源回路部と、
    前記第1の電源回路部と前記第2の電源回路部とが、異なる駆動周波数で動作するように前記第1のスイッチング素子および前記第2のスイッチング素子を制御する制御部と、
    を備える電源装置。
  2. 前記第1の電源回路部と前記第2の電源回路部とは、並列に接続されている、
    請求項1に記載の電源装置。
  3. 前記制御部は、前記第1の電源回路部および前記第2の電源回路部における同じ種類の回路に属するスイッチング素子を制御する、
    請求項1または請求項2に記載の電源装置。
  4. 前記第1の電源回路部は、第1の力率改善回路を含み、
    前記第2の電源回路部は、第2の力率改善回路を含み、
    前記第1の力率改善回路の駆動周波数と、前記第2の力率改善回路の駆動周波数とは、異なる周波数に設定される、
    請求項1〜3の何れか1項に記載の電源装置。
  5. 前記第1の電源回路部は、第1のDC/DC変換回路を含み、
    前記第2の電源回路部は、第2のDC/DC変換回路を含み、
    前記制御部は、前記第1のDC/DC変換回路に含まれるスイッチング素子への制御信号と、前記第2のDC/DC変換回路に含まれるスイッチング素子への制御信号が異なるように、前記制御信号を設定する、
    請求項1〜4の何れか1項に記載の電源装置。
  6. 前記制御部は、前記スイッチング素子の動作の基準となる基準周波数に応じて、前記第1のスイッチング素子と前記第2のスイッチング素子とを異なる駆動周波数で動作させる、
    請求項5に記載の電源装置。
  7. 前記第1のスイッチング素子の駆動周波数は前記第2のスイッチング素子の駆動周波数より大きく、前記第2のスイッチング素子の駆動周波数の2倍の周波数よりも小さい、
    請求項1〜6の何れか1項に電源装置。
  8. 前記第1の電源回路部と前記第2の電源回路部とはノイズの周波数特性が互いに重ならないように設定される、
    請求項7に記載の電源装置。
  9. 前記第1の電源回路部と前記第2の電源回路部とはノイズの合成ノイズの周波数特性のピークが、各ノイズの周波数特性のピークよりも小さくなるように設定される、
    請求項7に記載の電源装置。
  10. 第1のスイッチング素子を有する第1の電源回路部と、
    第2のスイッチング素子を有する第2の電源回路部と、
    前記第1の電源回路部と前記第2の電源回路部とが、異なる駆動周波数で動作するように前記第1のスイッチング素子および前記第2のスイッチング素子を制御する制御部と、
    を備える車両。
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