JP2021144585A - 商品陳列棚管理システム、商品陳列棚管理方法およびプログラム - Google Patents

商品陳列棚管理システム、商品陳列棚管理方法およびプログラム Download PDF

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亮 佐々木
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Abstract

【課題】商品陳列棚に陳列された複数種類の商品の有無を人手によることなく遠隔監視する。【解決手段】商品陳列棚管理システムは、商品陳列棚の第1種類の商品用の陳列領域である第1陳列領域に陳列された商品の有無と、商品陳列棚の第2種類の商品用の陳列領域である第2陳列領域に陳列された商品の有無とを検知し、第1陳列領域に隣接して配置された第1棚札の位置を示す第1棚札位置情報と、第2陳列領域に隣接して配置された第2棚札の位置を示す第2棚札位置情報とを記憶し、第1棚札位置情報および第2棚札位置情報に基づいて、第1陳列領域の位置および第2陳列領域の位置を算出し、第1陳列領域の位置および第2陳列領域の位置と、第1陳列領域に陳列された商品の有無および第2陳列領域に陳列された商品の有無とに基づいて、第1種類の商品の有無および第2種類の商品の有無を算出する。【選択図】図1

Description

本発明は、商品陳列棚管理システム、商品陳列棚管理方法およびプログラムに関する。
従来、商品陳列状態を表す棚割情報を生成する棚割情報生成装置が知られている(例えば特許文献1参照)。特許文献1に記載された技術では、撮影者が、撮像装置を用いることによって、商品棚に陳列されている商品を撮像し、棚割情報生成装置が、撮影された撮影画像から棚割情報を生成する。
ところで、特許文献1に記載された技術では、棚割情報を生成するために人手(つまり、撮影者)が必要であり、撮影者が商品陳列棚まで足を運ぶ必要がある。そのため、特許文献1に記載された技術によっては、人手によることなく商品陳列棚を遠隔監視することができない。
特許文献2には、商品陳列棚に陳列された商品にそれぞれ付されたタグからタグ情報が読み取られ、このタグ情報に基づいて、商品陳列棚に陳列された商品の陳列数が求められる棚検品方法が記載されている。
ところで、特許文献2に記載された技術では、店員が、商品陳列棚の通路側に配置された電子棚札の検品キーなどを押し下げる必要がある。つまり、特許文献2に記載された技術では、棚検品を行うために、店員が商品陳列棚まで足を運ぶ必要がある。そのため、特許文献2に記載された技術によっては、人手によることなく棚検品などの商品陳列棚の遠隔監視を行うことができない。
特許文献3には、商品を陳列した際の見た目を考慮した棚割り情報を作成する棚割り情報作成装置が記載されている。
ところで、特許文献3に記載された技術では、棚割り情報を作成するために商品の外観を含む画像が用いられ、例えば商品の陳列を行う作業者などが、実際の店舗等で商品の画像を撮影する必要がある。そのため、特許文献3に記載された技術によっても、人手によることなく棚割り情報を作成し商品陳列棚を遠隔監視することができない。
特開2016−225930号公報 特開2003−276810号公報 特開2017−102602号公報 国際公開第2014/132621号
上記事情に鑑み、本発明は、商品陳列棚に陳列された複数種類の商品の有無を人手によることなく遠隔監視することができる商品陳列棚管理システム、商品陳列棚管理方法およびプログラムを提供することを目的とする。
[1]第1種類の商品用の陳列領域である第1陳列領域と、第2種類の商品用の陳列領域である第2陳列領域とを少なくとも含む商品陳列棚に陳列された複数種類の商品の有無を管理する商品陳列棚管理システムであって、前記第1陳列領域に陳列された商品の有無と、前記第2陳列領域に陳列された商品の有無とを検知する商品検知部と、前記第1陳列領域に隣接して配置された第1棚札の位置を示す第1棚札位置情報と、前記第2陳列領域に隣接して配置された第2棚札の位置を示す第2棚札位置情報とを記憶する記憶部と、演算部とを備え、前記演算部は、前記記憶部に記憶されている前記第1棚札位置情報および前記第2棚札位置情報に基づいて、前記第1陳列領域の位置および前記第2陳列領域の位置を算出し、前記第1陳列領域の位置および前記第2陳列領域の位置と、前記商品検知部によって検知された前記第1陳列領域に陳列された商品の有無および前記第2陳列領域に陳列された商品の有無とに基づいて、前記第1種類の商品の有無および前記第2種類の商品の有無を算出する、商品陳列棚管理システム。
[2]前記第1棚札を保持する第1棚札ホルダと、前記第2棚札を保持する第2棚札ホルダとを備え、前記第1棚札ホルダは、前記第1棚札ホルダの位置を検出する機能と、前記第1棚札ホルダの位置に基づいて前記第1棚札位置情報を生成する機能とを備え、前記第2棚札ホルダは、前記第2棚札ホルダの位置を検出する機能と、前記第2棚札ホルダの位置に基づいて前記第2棚札位置情報を生成する機能とを備える、[1]に記載の商品陳列棚管理システム。
[3]前記第1棚札ホルダは、前記第1棚札ホルダおよび前記第2棚札ホルダを支持するプライスレールの端部から前記第1棚札ホルダまでの距離を検出することによって、前記第1棚札ホルダの位置を検出し、前記第2棚札ホルダは、前記端部から前記第2棚札ホルダまでの距離を検出することによって、前記第2棚札ホルダの位置を検出する、[2]に記載の商品陳列棚管理システム。
[4]前記演算部を有するサーバを備え、前記サーバは、前記商品検知部によって検知された前記第1陳列領域に陳列された商品の有無を示す情報と、前記商品検知部によって検知された前記第2陳列領域に陳列された商品の有無を示す情報と、前記第1棚札ホルダによって生成された前記第1棚札位置情報と、前記第2棚札ホルダによって生成された前記第2棚札位置情報とを受信する通信部を備える、[3]に記載の商品陳列棚管理システム。
[5]前記演算部は、前記記憶部に記憶されている前記第1棚札位置情報および前記第2棚札位置情報に基づいて、前記第1陳列領域と前記第2陳列領域との境界位置を算出する、[1]から[4]のいずれかに記載の商品陳列棚管理システム。
[6]前記第1棚札は、前記第1種類の商品に関する情報を記憶する第1電子棚札であり、前記第1棚札ホルダは、前記第1電子棚札に記憶されている前記第1種類の商品に関する情報を読み取る機能を備え、前記第2棚札は、前記第2種類の商品に関する情報を記憶する第2電子棚札であり、前記第2棚札ホルダは、前記第2電子棚札に記憶されている前記第2種類の商品に関する情報を読み取る機能を備える、[2]に記載の商品陳列棚管理システム。
[7]前記第1棚札を保持する第1棚札ホルダと、前記第2棚札を保持する第2棚札ホルダと、前記第1棚札ホルダおよび前記第2棚札ホルダを支持するプライスレール上における前記第1棚札ホルダの位置と前記第2棚札ホルダの位置とを検知する棚札ホルダ検知センサと、前記棚札ホルダ検知センサによって検知された前記第1棚札ホルダの位置に基づいて前記第1棚札位置情報を生成し、前記棚札ホルダ検知センサによって検知された前記第2棚札ホルダの位置に基づいて前記第2棚札位置情報を生成する棚札位置情報生成部とを備える、[1]に記載の商品陳列棚管理システム。
[8]前記演算部は、前記商品検知部によって検知された前記第1陳列領域に陳列された商品の有無に基づいて、前記第1陳列領域に陳列されている前記第1種類の商品の数、位置および陳列時間を算出し、前記商品検知部によって検知された前記第2陳列領域に陳列された商品の有無に基づいて、前記第2陳列領域に陳列されている前記第2種類の商品の数、位置および陳列時間を算出する、[1]から[7]のいずれかに記載の商品陳列棚管理システム。
[9]第1種類の商品用の陳列領域である第1陳列領域と、第2種類の商品用の陳列領域である第2陳列領域とを少なくとも含む商品陳列棚に陳列された複数種類の商品の有無を管理する商品陳列棚管理方法であって、前記第1陳列領域に陳列された商品の有無と、前記第2陳列領域に陳列された商品の有無とを検知する商品検知ステップと、前記第1陳列領域に隣接して配置された第1棚札の位置を示す第1棚札位置情報と、前記第2陳列領域に隣接して配置された第2棚札の位置を示す第2棚札位置情報とを記憶する記憶ステップと、演算ステップとを備え、前記演算ステップでは、前記記憶ステップにおいて記憶された前記第1棚札位置情報および前記第2棚札位置情報に基づいて、前記第1陳列領域の位置および前記第2陳列領域の位置が算出され、前記第1陳列領域の位置および前記第2陳列領域の位置と、前記商品検知ステップにおいて検知された前記第1陳列領域に陳列された商品の有無および前記第2陳列領域に陳列された商品の有無とに基づいて、前記第1種類の商品の有無および前記第2種類の商品の有無が算出される、商品陳列棚管理方法。
[10]コンピュータに、商品陳列棚の第1種類の商品用の陳列領域である第1陳列領域に陳列された商品の有無と、前記商品陳列棚の第2種類の商品用の陳列領域である第2陳列領域に陳列された商品の有無とを検知する商品検知ステップと、前記第1陳列領域に隣接して配置された第1棚札の位置を示す第1棚札位置情報と、前記第2陳列領域に隣接して配置された第2棚札の位置を示す第2棚札位置情報とを記憶する記憶ステップと、演算ステップとを実行させるためのプログラムであって、前記演算ステップでは、前記記憶ステップにおいて記憶された前記第1棚札位置情報および前記第2棚札位置情報に基づいて、前記第1陳列領域の位置および前記第2陳列領域の位置が算出され、前記第1陳列領域の位置および前記第2陳列領域の位置と、前記商品検知ステップにおいて検知された前記第1陳列領域に陳列された商品の有無および前記第2陳列領域に陳列された商品の有無とに基づいて、前記第1種類の商品の有無および前記第2種類の商品の有無が算出される、プログラム。
[11]少なくとも第1陳列領域と第2陳列領域とを含む商品陳列棚に陳列された複数種類の商品の有無を管理する商品陳列棚管理システムであって、前記第1陳列領域に陳列された第1種類の商品の荷重と、前記第2陳列領域に陳列された第2種類の商品の荷重とを検出する商品荷重検出部と、前記第1陳列領域に隣接して配置された第1棚札の位置を示す第1棚札位置情報と、前記第2陳列領域に隣接して配置された第2棚札の位置を示す第2棚札位置情報とを記憶する記憶部と、演算部とを備え、前記演算部は、前記記憶部に記憶されている前記第1棚札位置情報および前記第2棚札位置情報に基づいて、前記第1陳列領域の位置および前記第2陳列領域の位置を算出し、前記第1陳列領域の位置および前記第2陳列領域の位置と、前記商品荷重検出部によって検出された前記第1種類の商品の荷重および前記第2種類の商品の荷重とに基づいて、前記第1種類の商品の有無および前記第2種類の商品の有無を算出する、商品陳列棚管理システム。
本発明によれば、商品陳列棚に陳列された複数種類の商品の有無を人手によることなく遠隔監視することができる商品陳列棚管理システム、商品陳列棚管理方法およびプログラムを提供することができる。
第1実施形態の商品陳列棚管理システムの概念的な構成の一例を示す機能ブロック図である。 第1実施形態の商品陳列棚管理システムの具体的な構成の一例を示す機能ブロック図である。 図2に示す構成要素の間で行われる通信を説明するための図である。 第1実施形態の商品陳列棚管理システムが適用された商品陳列棚を上側から見た概略的な平面図である。 図4に示す商品陳列棚を右前側かつ上側から見た概略的な斜視図である。 第1実施形態の商品陳列棚管理システムにおいて実行される処理の一例を示すシーケンス図である。 第2実施形態の商品陳列棚管理システムが適用された商品陳列棚を上側から見た概略的な平面図である。 第3実施形態の商品陳列棚管理システムの具体的な構成の一例を示す機能ブロック図である。 第3実施形態の商品陳列棚管理システムにおいて実行される処理の一例を示すシーケンス図である。 第4実施形態の商品陳列棚管理システムの具体的な構成の一例を示す機能ブロック図である。
以下、図面を参照し、本発明の商品陳列棚管理システム、商品陳列棚管理方法およびプログラムの実施形態について説明する。
[第1実施形態]
図1は第1実施形態の商品陳列棚管理システム1の概念的な構成の一例を示す機能ブロック図である。
図1に示す例では、第1実施形態の商品陳列棚管理システム1が、陳列領域DS1、DS2、DS3((図4および図5参照)を含む商品陳列棚DS(図4および図5参照)に陳列された複数種類の商品P1、P2、P3(図4参照)の有無を管理する。商品陳列棚管理システム1は、商品検知部11と、棚札位置情報生成部12と、記憶部13と、演算部14とを備えている。
商品検知部11は、第1種類の商品P1用の陳列領域である陳列領域DS1に陳列された商品の有無と、第2種類の商品P2用の陳列領域である陳列領域DS2に陳列された商品の有無と、第3種類の商品P3用の陳列領域である陳列領域DS3に陳列された商品の有無とを検知する。
棚札位置情報生成部12は、陳列領域DS1に隣接して配置された棚札1B−1(図4および図5参照)の位置を示す第1棚札位置情報と、陳列領域DS2に隣接して配置された棚札1B−2(図4および図5参照)の位置を示す第2棚札位置情報と、陳列領域DS3に隣接して配置された棚札1B−3(図4および図5参照)の位置を示す第3棚札位置情報とを生成する。
記憶部13は、棚札位置情報生成部12によって生成された第1棚札位置情報、第2棚札位置情報および第3棚札位置情報を記憶する。
演算部14は、記憶部13に記憶されている第1棚札位置情報に基づいて陳列領域DS1の位置を算出し、記憶部13に記憶されている第2棚札位置情報に基づいて陳列領域DS2の位置を算出し、記憶部13に記憶されている第3棚札位置情報に基づいて陳列領域DS3の位置を算出する。また、演算部14は、陳列領域DS1の位置と商品検知部11によって検知された陳列領域DS1に陳列された商品の有無とに基づいて第1種類の商品P1の有無を算出する。つまり、演算部14は、陳列領域DS1に陳列された商品が第1種類の商品P1であると推定する。更に、演算部14は、陳列領域DS2の位置と商品検知部11によって検知された陳列領域DS2に陳列された商品の有無とに基づいて第2種類の商品P2の有無を算出する。つまり、演算部14は、陳列領域DS2に陳列された商品が第2種類の商品P2であると推定する。同様に、演算部14は、陳列領域DS3の位置と商品検知部11によって検知された陳列領域DS3に陳列された商品の有無とに基づいて第3種類の商品P3の有無を算出する。つまり、演算部14は、陳列領域DS3に陳列された商品が第3種類の商品P3であると推定する。
図2は第1実施形態の商品陳列棚管理システム1の具体的な構成の一例を示す機能ブロック図である。図3は図2に示す構成要素の間で行われる通信を説明するための図である。図4は第1実施形態の商品陳列棚管理システム1が適用された商品陳列棚DSを上側から見た概略的な平面図である。図5は図4に示す商品陳列棚DSを右前側かつ上側から見た概略的な斜視図である。
図2〜図5に示す例では、商品陳列棚管理システム1が、商品検知センサ1A−1、1A−2、1A−3と、棚札1B−1、1B−2、1B−3と、棚札ホルダ1C−1、1C−2、1C−3と、プライスレール1Dと、サーバ1Eと、端末装置1Fとを備えている。
図2〜図5に示す例では、商品検知センサ1A−1、1A−2、1A−3が、図1に示す商品検知部11として機能する。
商品検知センサ1A−1、1A−2、1A−3のそれぞれは、導電性材料部分と基材部分とを有する。商品検知センサ1A−1、1A−2、1A−3のそれぞれに物体が近接すると、導電性材料部分の静電容量値が変化する。導電性材料部分の静電容量値を計測することによって、商品検知センサ1A−1、1A−2、1A−3のそれぞれの上に位置する物体の有無を検知することができる。
導電性材料部分は、例えば真空蒸着、スパッタ、イオンプレーティング、気相成長(CVD)などにより導電性材料を基材に対して形成することによって構成される。成膜スピードが速い真空蒸着法がコスト的に好ましい。導電性材料部分として、例えば銅、アルミニウム、ニッケル、クロム、亜鉛、金などの各種金属が真空蒸着により成膜可能である。また、導電性材料を印刷することによって、導電性材料部分としての回路パターンを形成してもよい。印刷方法はスクリーン、フレキソ等が挙げられ、限定されない。導電性材料としては、銀、銅、カーボンなどの粒子を利用したインク、ペーストが使用可能であり、限定されない。
基材としては、フレキシブル性を持つ樹脂材料が望ましい。シート状にして使うことができるからである。基材の材料としては、例えばPET(ポリエチレンテレフタレート)、ポリカーボネート、ポリイミド、TAC(セルローストリアセテート)、COP(シクロオレフィンポリマー)、アクリル樹脂などを用いることができる。コストや寸法安定性の面からPETが好ましい。
図2〜図5に示す例では、商品検知センサ1A−1、1A−2、1A−3のそれぞれの上に位置する物体の有無を検知するために、静電容量値の変化が利用されるが、他の例では、電気抵抗値などのような静電容量値以外の値の変化を利用してもよい。
商品検知センサ1A−1は、商品検知センサ1A−1上に載置された商品の有無を検知する。
図2〜図5に示す例では、商品検知センサ1A−1が、陳列領域DS2にまたがることなく、陳列領域DS1内に配置されている。また、陳列領域DS1内に、商品検知センサ1A−2、1A−3は配置されず、商品検知センサ1A−1のみが配置されている。
他の例では、商品検知センサ1A−1が、陳列領域DS1と陳列領域DS2とにまたがって商品陳列棚DS上に配置されてもよい。また、他の例では、陳列領域DS1内に、商品検知センサ1A−1に加えて、商品検知センサ1A−2、1A−3が配置されてもよい。
図2〜図5に示す例では、第1種類の商品P1のみが商品検知センサ1A−1上に載置され、第1種類の商品P1の有無が商品検知センサ1A−1によって検知される。商品検知センサ1A−1によって検知された第1種類の商品P1の有無を示す情報は、商品検知センサ1A−1からサーバ1Eに送信される。
他の例では、第1種類の商品P1に加えて、第2種類の商品P2および/または第3種類の商品P3が、商品検知センサ1A−1上に載置されてもよい。
商品検知センサ1A−2は、商品検知センサ1A−2上に載置された商品の有無を検知する。
図2〜図5に示す例では、商品検知センサ1A−2が、陳列領域DS1、DS3にまたがることなく、陳列領域DS2内に配置されている。また、陳列領域DS2内に、商品検知センサ1A−1、1A−3は配置されず、商品検知センサ1A−2のみが配置されている。
他の例では、商品検知センサ1A−2が、陳列領域DS1と陳列領域DS2とにまたがって、あるいは、陳列領域DS2と陳列領域DS3とにまたがって、商品陳列棚DS上に配置されてもよい。また、他の例では、陳列領域DS2内に、商品検知センサ1A−2に加えて、商品検知センサ1A−1、1A−3が配置されてもよい。
図2〜図5に示す例では、第2種類の商品P2のみが商品検知センサ1A−2上に載置され、第2種類の商品P2の有無が商品検知センサ1A−2によって検知される。商品検知センサ1A−2によって検知された第2種類の商品P2の有無を示す情報は、商品検知センサ1A−2からサーバ1Eに送信される。
他の例では、第2種類の商品P2に加えて、第1種類の商品P1および/または第3種類の商品P3が、商品検知センサ1A−2上に載置されてもよい。
商品検知センサ1A−3は、商品検知センサ1A−3上に載置された商品の有無を検知する。
図2〜図5に示す例では、商品検知センサ1A−3が、陳列領域DS1、DS2にまたがることなく、陳列領域DS3内に配置されている。また、陳列領域DS3内に、商品検知センサ1A−1、1A−2は配置されず、商品検知センサ1A−3のみが配置されている。
他の例では、商品検知センサ1A−3が、陳列領域DS2と陳列領域DS3とにまたがって商品陳列棚DS上に配置されてもよい。また、他の例では、陳列領域DS3内に、商品検知センサ1A−3に加えて、商品検知センサ1A−1、1A−2が配置されてもよい。
図2〜図5に示す例では、第3種類の商品P3のみが商品検知センサ1A−3上に載置され、第3種類の商品P3の有無が商品検知センサ1A−3によって検知される。商品検知センサ1A−3によって検知された第3種類の商品P3の有無を示す情報は、商品検知センサ1A−3からサーバ1Eに送信される。
他の例では、第3種類の商品P3に加えて、第1種類の商品P1および/または第2種類の商品P2が、商品検知センサ1A−3上に載置されてもよい。
図2〜図5に示す例では、商品陳列棚DSが3つの陳列領域DS1、DS2、DS3に区分されているが、他の例では、商品陳列棚DSが3以外の任意の数(ただし、複数)の陳列領域に区分されていてもよい。
図2〜図5に示す例では、棚札1B−1は、第1種類の商品P1が陳列された陳列領域DS1に隣接して配置されている。第1種類の商品P1の購入希望者は、棚札1B−1を見ることによって、第1種類の商品P1の陳列領域DS1を把握することができる。
棚札1B−2は、第2種類の商品P2が陳列された陳列領域DS2に隣接して配置されている。第2種類の商品P2の購入希望者は、棚札1B−2を見ることによって、第2種類の商品P2の陳列領域DS2を把握することができる。
棚札1B−3は、第3種類の商品P3が陳列された陳列領域DS3に隣接して配置されている。第3種類の商品P3の購入希望者は、棚札1B−3を見ることによって、第3種類の商品P3の陳列領域DS3を把握することができる。
図2〜図5に示す例では、棚札ホルダ1C−1が棚札1B−1を保持する。棚札ホルダ1C−1は、プライスレール1Dによって支持されている。棚札ホルダ1C−1は、測距センサ1C−1Aと、通信部1C−1Bと、位置情報生成部1C−1Cとを備えている。
測距センサ1C−1Aは、プライスレール1Dの端部1D1(図4および図5参照)から棚札ホルダ1C−1までの距離を検出する。棚札ホルダ1C−1は、測距センサ1C−1Aによって検出されたプライスレール1Dの端部1D1から棚札ホルダ1C−1までの距離に基づいて、プライスレール1Dに支持されている棚札ホルダ1C−1の位置を検出(算出)する。
位置情報生成部1C−1Cは、棚札ホルダ1C−1の位置に基づいて、棚札ホルダ1C−1によって保持されている棚札1B−1の位置を示す第1棚札位置情報を生成する。つまり、位置情報生成部1C−1Cは、図1に示す棚札位置情報生成部12として機能する。
通信部1C−1Bは、サーバ1Eとの通信を行う。具体的には、通信部1C−1Bは、位置情報生成部1C−1Cによって生成された第1棚札位置情報をサーバ1Eに送信する。
図2〜図5に示す例では、棚札ホルダ1C−2が棚札1B−2を保持する。棚札ホルダ1C−2は、プライスレール1Dによって支持されている。棚札ホルダ1C−2は、測距センサ1C−2Aと、通信部1C−2Bと、位置情報生成部1C−2Cとを備えている。
測距センサ1C−2Aは、プライスレール1Dの端部1D1から棚札ホルダ1C−2までの距離を検出する。棚札ホルダ1C−2は、測距センサ1C−2Aによって検出されたプライスレール1Dの端部1D1から棚札ホルダ1C−2までの距離に基づいて、プライスレール1Dに支持されている棚札ホルダ1C−2の位置を検出(算出)する。
位置情報生成部1C−2Cは、棚札ホルダ1C−2の位置に基づいて、棚札ホルダ1C−2によって保持されている棚札1B−2の位置を示す第2棚札位置情報を生成する。つまり、位置情報生成部1C−2Cは、図1に示す棚札位置情報生成部12として機能する。
通信部1C−2Bは、サーバ1Eとの通信を行う。具体的には、通信部1C−2Bは、位置情報生成部1C−2Cによって生成された第2棚札位置情報をサーバ1Eに送信する。
図2〜図5に示す例では、棚札ホルダ1C−3が棚札1B−3を保持する。棚札ホルダ1C−3は、プライスレール1Dによって支持されている。棚札ホルダ1C−3は、測距センサ1C−3Aと、通信部1C−3Bと、位置情報生成部1C−3Cとを備えている。
測距センサ1C−3Aは、プライスレール1Dの端部1D1から棚札ホルダ1C−3までの距離を検出する。棚札ホルダ1C−3は、測距センサ1C−3Aによって検出されたプライスレール1Dの端部1D1から棚札ホルダ1C−3までの距離に基づいて、プライスレール1Dに支持されている棚札ホルダ1C−3の位置を検出(算出)する。
位置情報生成部1C−3Cは、棚札ホルダ1C−3の位置に基づいて、棚札ホルダ1C−3によって保持されている棚札1B−3の位置を示す第3棚札位置情報を生成する。つまり、位置情報生成部1C−3Cは、図1に示す棚札位置情報生成部12として機能する。
通信部1C−3Bは、サーバ1Eとの通信を行う。具体的には、通信部1C−3Bは、位置情報生成部1C−3Cによって生成された第3棚札位置情報をサーバ1Eに送信する。
棚札ホルダ1C−1、1C−2、1C−3は、プライスレール1D上の任意の位置に設置可能に構成されている。
図2〜図5に示す例では、サーバ1Eが、通信部1E1と、記憶部1E2と、演算部1E3とを備えている。
通信部1E1は、商品検知センサ1A−1によって送信された第1種類の商品P1の有無を示す情報と、商品検知センサ1A−2によって送信された第2種類の商品P2の有無を示す情報と、商品検知センサ1A−3によって送信された第3種類の商品P3の有無を示す情報とを受信する。また、通信部1E1は、棚札ホルダ1C−1によって送信された棚札1B−1の位置を示す第1棚札位置情報と、棚札ホルダ1C−2によって送信された棚札1B−2の位置を示す第2棚札位置情報と、棚札ホルダ1C−3によって送信された棚札1B−3の位置を示す第3棚札位置情報とを受信する。
記憶部1E2は、通信部1E1によって受信された第1種類の商品P1の有無を示す情報と、第2種類の商品P2の有無を示す情報と、第3種類の商品P3の有無を示す情報とを記憶する。また、記憶部1E2は、通信部1E1によって受信された棚札1B−1の位置を示す第1棚札位置情報と、棚札1B−2の位置を示す第2棚札位置情報と、棚札1B−3の位置を示す第3棚札位置情報とを記憶する。つまり、記憶部1E2は、図1に示す記憶部13として機能する。
図2〜図5に示す例では、演算部1E3が、記憶部1E2に記憶されている第1棚札位置情報に基づいて、棚札1B−1に隣接して配置された陳列領域DS1の位置を算出する。更に、演算部1E3は、算出された陳列領域DS1の位置と、第1種類の商品P1の有無の情報(図2〜図5に示す例では、陳列領域DS1内に配置された商品検知センサ1A−1によって検知された商品の有無の情報)とに基づいて、第1種類の商品P1の有無を算出する(図2〜図5に示す例では、第1種類の商品P1が商品検知センサ1A−1上に載置されているか否かを算出する)。
また、演算部1E3は、記憶部1E2に記憶されている第2棚札位置情報に基づいて、棚札1B−2に隣接して配置された陳列領域DS2の位置を算出する。更に、演算部1E3は、算出された陳列領域DS2の位置と、第2種類の商品P2の有無の情報(図2〜図5に示す例では、陳列領域DS2内に配置された商品検知センサ1A−2によって検知された商品の有無の情報)とに基づいて、第2種類の商品P2の有無を算出する(図2〜図5に示す例では、第2種類の商品P2が商品検知センサ1A−2上に載置されているか否かを算出する)。
同様に、演算部1E3は、記憶部1E2に記憶されている第3棚札位置情報に基づいて、棚札1B−3に隣接して配置された陳列領域DS3の位置を算出する。更に、演算部1E3は、算出された陳列領域DS3の位置と、第3種類の商品P3の有無の情報(図2〜図5に示す例では、陳列領域DS3内に配置された商品検知センサ1A−3によって検知された商品の有無の情報)とに基づいて、第3種類の商品P3の有無を算出する(図2〜図5に示す例では、第3種類の商品P3が商品検知センサ1A−3上に載置されているか否かを算出する)。つまり、演算部1E3が、図1に示す演算部14として機能する。
すなわち、図2〜図5に示す例では、演算部1E3は、陳列領域DS1に陳列された商品が第1種類の商品P1であると推定し、陳列領域DS2に陳列された商品が第2種類の商品P2であると推定し、陳列領域DS3に陳列された商品が第3種類の商品P3であると推定する。
図2〜図5に示す例では、第1種類の商品P1の1個当たりの底面の面積が、記憶部1E2に予め記憶されている場合に、演算部1E3は、陳列領域DS1内に配置された商品検知センサ1A−1によって検知された第1種類の商品P1の存在エリアの情報に基づいて、商品検知センサ1A−1上に載置されている第1種類の商品P1の数を算出する。
商品検知センサ1A−1が第1種類の商品P1の例えば底面形状を識別可能に構成されている例では、演算部1E3は、商品検知センサ1A−1によって検知された第1種類の商品P1の存在エリアの形状の情報に基づいて、陳列領域DS1に陳列されている第1種類の商品P1の位置を算出する。
更に、商品検知センサ1A−1が第1種類の商品P1の例えば底面形状を識別可能に構成されている例(詳細には、商品検知センサ1A−1が、商品検知センサ1A−1の各位置上に物体が存在するか否か、および、物体が存在する時刻を識別可能に構成されている例)では、演算部1E3は、商品検知センサ1A−1によって検知された第1種類の商品P1の存在エリアの形状の情報および存在時刻の情報に基づいて、陳列領域DS1に陳列されている第1種類の商品P1の陳列時間を算出する。
同様に、図2〜図5に示す例では、第2種類の商品P2の1個当たりの底面の面積が、記憶部1E2に予め記憶されている場合に、演算部1E3は、陳列領域DS2内に配置された商品検知センサ1A−2によって検知された第2種類の商品P2の存在エリアの情報に基づいて、商品検知センサ1A−2上に載置されている第2種類の商品P2の数を算出する。
商品検知センサ1A−2が第2種類の商品P2の例えば底面形状を識別可能に構成されている例では、演算部1E3は、商品検知センサ1A−2によって検知された第2種類の商品P2の存在エリアの形状の情報に基づいて、陳列領域DS2に陳列されている第2種類の商品P2の位置を算出する。
更に、商品検知センサ1A−2が第2種類の商品P2の例えば底面形状を識別可能に構成されている例(詳細には、商品検知センサ1A−2が、商品検知センサ1A−2の各位置上に物体が存在するか否か、および、物体が存在する時刻を識別可能に構成されている例)では、演算部1E3は、商品検知センサ1A−2によって検知された第2種類の商品P2の存在エリアの形状の情報および存在時刻の情報に基づいて、陳列領域DS2に陳列されている第2種類の商品P2の陳列時間を算出する。
また、図2〜図5に示す例では、第3種類の商品P3の1個当たりの底面の面積が、記憶部1E2に予め記憶されている場合に、演算部1E3は、陳列領域DS3内に配置された商品検知センサ1A−3によって検知された第3種類の商品P3の存在エリアの情報に基づいて、商品検知センサ1A−3上に載置されている第3種類の商品P3の数を算出する)。
商品検知センサ1A−3が第3種類の商品P3の例えば底面形状を識別可能に構成されている例では、演算部1E3は、商品検知センサ1A−3によって検知された第3種類の商品P3の存在エリアの形状の情報に基づいて、陳列領域DS3に陳列されている第3種類の商品P3の位置を算出する。
更に、商品検知センサ1A−3が第3種類の商品P3の例えば底面形状を識別可能に構成されている例(詳細には、商品検知センサ1A−3が、商品検知センサ1A−3の各位置上に物体が存在するか否か、および、物体が存在する時刻を識別可能に構成されている例)では、演算部1E3は、商品検知センサ1A−3によって検知された第3種類の商品P3の存在エリアの形状の情報および存在時刻の情報に基づいて、陳列領域DS3に陳列されている第3種類の商品P3の陳列時間を算出する。
端末装置1Fは、例えば第1実施形態の商品陳列棚管理システム1の利用者によって利用(例えば携帯)される。
図2〜図5に示す例では、端末装置1Fが、例えば商品陳列棚管理システム1の利用者からのデータ要求などに基づいて、サーバ1Eの演算部1E3による演算結果などを受信し、商品陳列棚管理システム1の利用者などに提示する。そのため、図2〜図5に示す例では、商品陳列棚管理システム1の利用者は、人手によることなく、商品陳列棚DSに陳列された第1種類の商品P1の有無、第2種類の商品P2の有無、第3種類の商品P3の有無などを遠隔監視することができる。
また、端末装置1Fは、例えば商品陳列棚管理システム1の利用者からのデータ設定要求などを受け付け、サーバ1Eに送信する。サーバ1Eは、端末装置1Fから送信されたデータ設定要求などに基づいて、例えば記憶部1E2に記憶されている設定の書き換えなどを行う。
図2〜図5に示す例では、サーバ1Eの演算部1E3が、陳列領域DS1と陳列領域DS2との境界位置DSA(図4および図5参照)および陳列領域DS2と陳列領域DS3との境界位置DSB(図4および図5参照)を算出しない。
他の例では、サーバ1Eの演算部1E3が、陳列領域DS1と陳列領域DS2との境界位置DSAおよび陳列領域DS2と陳列領域DS3との境界位置DSBを算出してもよい。この例では、演算部1E3が、記憶部1E2に記憶されている第1棚札位置情報および第2棚札位置情報に基づいて、陳列領域DS1と陳列領域DS2との境界位置DSAを算出する。また、演算部1E3は、記憶部1E2に記憶されている第2棚札位置情報および第3棚札位置情報に基づいて、陳列領域DS2と陳列領域DS3との境界位置DSBを算出する。
演算部1E3は、境界位置DSAとして、例えば棚札1B−1と棚札1B−2との中間位置を算出し、境界位置DSBとして、例えば棚札1B−2と棚札1B−3との中間位置を算出する。
図6は第1実施形態の商品陳列棚管理システム1において実行される処理の一例を示すシーケンス図である。
図6に示す例では、ステップS10において、商品検知センサ1A−1が、商品検知センサ1A−1上に載置された第1種類の商品P1の有無を検知する。
図示しないステップでは、商品検知センサ1A−2が、商品検知センサ1A−2上に載置された第2種類の商品P2の有無を検知し、商品検知センサ1A−3が、商品検知センサ1A−3上に載置された第3種類の商品P3の有無を検知する。
次いで、ステップS11では、商品検知センサ1A−1が、第1種類の商品P1の有無を示す情報をサーバ1Eに送信する。
図示しないステップでは、商品検知センサ1A−2が、第2種類の商品P2の有無を示す情報をサーバ1Eに送信し、商品検知センサ1A−3が、第3種類の商品P3の有無を示す情報をサーバ1Eに送信する。
次いで、ステップS12では、サーバ1Eの記憶部1E2が、商品検知センサ1A−1によって送信された第1種類の商品P1の有無を示す情報を記憶する。
図示しないステップでは、記憶部1E2が、商品検知センサ1A−2によって送信された第2種類の商品P2の有無を示す情報を記憶する。また、記憶部1E2が、商品検知センサ1A−3によって送信された第3種類の商品P3の有無を示す情報を記憶する。
また、ステップS13では、棚札ホルダ1C−1の測距センサ1C−1Aが、プライスレール1Dの端部1D1から棚札ホルダ1C−1までの距離を検出する。
図示しないステップでは、棚札ホルダ1C−2の測距センサ1C−2Aが、プライスレール1Dの端部1D1から棚札ホルダ1C−2までの距離を検出し、棚札ホルダ1C−3の測距センサ1C−3Aが、プライスレール1Dの端部1D1から棚札ホルダ1C−3までの距離を検出する。
次いで、ステップS14では、棚札ホルダ1C−1が、プライスレール1Dの端部1D1から棚札ホルダ1C−1までの距離に基づいて、棚札ホルダ1C−1の位置を算出する。
図示しないステップでは、棚札ホルダ1C−2が、プライスレール1Dの端部1D1から棚札ホルダ1C−2までの距離に基づいて、棚札ホルダ1C−2の位置を算出し、棚札ホルダ1C−3が、プライスレール1Dの端部1D1から棚札ホルダ1C−3までの距離に基づいて、棚札ホルダ1C−3の位置を算出する。
次いで、ステップS15では、棚札ホルダ1C−1の位置情報生成部1C−1Cが、棚札ホルダ1C−1の位置に基づいて、棚札ホルダ1C−1によって保持されている棚札1B−1の位置を示す第1棚札位置情報を生成する。
図示しないステップでは、棚札ホルダ1C−2の位置情報生成部1C−2Cが、棚札ホルダ1C−2の位置に基づいて、棚札ホルダ1C−2によって保持されている棚札1B−2の位置を示す第2棚札位置情報を生成する。また、棚札ホルダ1C−3の位置情報生成部1C−3Cが、棚札ホルダ1C−3の位置に基づいて、棚札ホルダ1C−3によって保持されている棚札1B−3の位置を示す第3棚札位置情報を生成する。
次いで、ステップS16では、棚札ホルダ1C−1の通信部1C−1Bが、第1棚札位置情報をサーバ1Eに送信する。
図示しないステップでは、棚札ホルダ1C−2の通信部1C−2Bが第2棚札位置情報をサーバ1Eに送信し、棚札ホルダ1C−3の通信部1C−3Bが第3棚札位置情報をサーバ1Eに送信する。
次いで、ステップS17では、サーバ1Eの記憶部1E2が、棚札ホルダ1C−1の通信部1C−1Bによって送信された第1棚札位置情報を記憶する。
図示しないステップでは、記憶部1E2が、棚札ホルダ1C−2の通信部1C−2Bによって送信された第2棚札位置情報を記憶する。また、記憶部1E2が、棚札ホルダ1C−3の通信部1C−3Bによって送信された第3棚札位置情報を記憶する。
次いで、ステップS18では、サーバ1Eの演算部1E3が、第1棚札位置情報に基づいて、棚札1B−1に隣接して配置された陳列領域DS1の位置を算出する。
図示しないステップでは、演算部1E3が、第2棚札位置情報に基づいて、棚札1B−2に隣接して配置された陳列領域DS2の位置を算出する。また、演算部1E3が、第3棚札位置情報に基づいて、棚札1B−3に隣接して配置された陳列領域DS3の位置を算出する。
次いで、ステップS19では、サーバ1Eの演算部1E3が、陳列領域DS1の位置と、商品検知センサ1A−1によって検知された第1種類の商品P1の有無を示す情報とに基づいて、第1種類の商品P1の有無を算出し、サーバ1Eの記憶部1E2が、第1種類の商品P1の有無を記憶する。
図示しないステップでは、演算部1E3が、陳列領域DS2の位置と、商品検知センサ1A−2によって検知された第2種類の商品P2の有無を示す情報とに基づいて、第2種類の商品P2の有無を算出し、記憶部1E2が、第2種類の商品P2の有無を記憶する。また、演算部1E3が、陳列領域DS3の位置と、商品検知センサ1A−3によって検知された第3種類の商品P3の有無を示す情報とに基づいて、第3種類の商品P3の有無を算出し、記憶部1E2が、第3種類の商品P3の有無を記憶する。
また、ステップS20では、サーバ1Eの演算部1E3が、陳列領域DS1に陳列されている第1種類の商品P1の数を算出し、サーバ1Eの記憶部1E2が、第1種類の商品P1の数を記憶する。
図示しないステップでは、演算部1E3が、陳列領域DS2に陳列されている第2種類の商品P2の数を算出し、記憶部1E2が、第2種類の商品P2の数を記憶する。また、演算部1E3が、陳列領域DS3に陳列されている第3種類の商品P3の数を算出し、記憶部1E2が、第3種類の商品P3の数を記憶する。
また、ステップS21では、サーバ1Eの演算部1E3が、陳列領域DS1に陳列されている第1種類の商品P1の位置を算出し、サーバ1Eの記憶部1E2が、第1種類の商品P1の位置を記憶する。
図示しないステップでは、演算部1E3が、陳列領域DS2に陳列されている第2種類の商品P2の位置を算出し、記憶部1E2が、第2種類の商品P2の位置を記憶する。また、演算部1E3が、陳列領域DS3に陳列されている第3種類の商品P3の位置を算出し、記憶部1E2が、第3種類の商品P3の位置を記憶する。
また、ステップS22では、サーバ1Eの演算部1E3が、陳列領域DS1に陳列されている第1種類の商品P1の陳列時間を算出し、サーバ1Eの記憶部1E2が、第1種類の商品P1の陳列時間を記憶する。
図示しないステップでは、演算部1E3が、陳列領域DS2に陳列されている第2種類の商品P2の陳列時間を算出し、記憶部1E2が、第2種類の商品P2の陳列時間を記憶する。また、演算部1E3が、陳列領域DS3に陳列されている第3種類の商品P3の陳列時間を算出し、記憶部1E2が、第3種類の商品P3の陳列時間を記憶する。
[第2実施形態]
以下、本発明の商品陳列棚管理システム、商品陳列棚管理方法およびプログラムの第2実施形態について説明する。
第2実施形態の商品陳列棚管理システム1は、後述する点を除き、上述した第1実施形態の商品陳列棚管理システム1と同様に構成されている。従って、第2実施形態の商品陳列棚管理システム1によれば、後述する点を除き、上述した第1実施形態の商品陳列棚管理システム1と同様の効果を奏することができる。
図7は第2実施形態の商品陳列棚管理システム1が適用された商品陳列棚DSを上側から見た概略的な平面図である。
上述したように、図2〜図5に示す例では、商品陳列棚管理システム1が、商品検知センサ1A−1、1A−2、1A−3を備えている。一方、図7に示す例では、商品陳列棚管理システム1が、1つの商品検知センサ1A−1のみを備えており、商品検知センサ1A−1が、図1に示す商品検知部11として機能する。
図7に示す例では、商品検知センサ1A−1が、商品検知センサ1A−1上に載置された商品P1、P2、P3の有無を検知する。詳細には、商品検知センサ1A−1が、陳列領域DS1と陳列領域DS2と陳列領域DS3とにまたがって、商品陳列棚DS上に配置されている。
図7に示す例では、商品検知センサ1A−1が、商品検知センサ1A−1の各位置上に物体が存在するか否か、および、物体が存在する時刻を識別可能に構成されている。つまり、商品検知センサ1A−1は、商品検知センサ1A−1上に配列された第1種類の商品P1の底面形状、第2種類の商品P2の底面形状、および、第3種類の商品P3の底面形状を識別可能に構成されている。
図7に示す例では、第1種類の商品P1と、第2種類の商品P2と、第3種類の商品P3とが商品検知センサ1A−1上に載置され、第1種類の商品P1、第2種類の商品P2および第3種類の商品P3の有無が商品検知センサ1A−1によって検知される。商品検知センサ1A−1によって検知された第1種類の商品P1、第2種類の商品P2および第3種類の商品P3の有無を示す情報は、商品検知センサ1A−1からサーバ1Eに送信される。
図7に示す例では、サーバ1Eの通信部1E1が、商品検知センサ1A−1によって送信された第1種類の商品P1、第2種類の商品Pおよび第3種類の商品P3の有無を示す情報を受信する。また、通信部1E1は、棚札ホルダ1C−1によって送信された棚札1B−1の位置を示す第1棚札位置情報と、棚札ホルダ1C−2によって送信された棚札1B−2の位置を示す第2棚札位置情報と、棚札ホルダ1C−3によって送信された棚札1B−3の位置を示す第3棚札位置情報とを受信する。
記憶部1E2は、通信部1E1によって受信された第1種類の商品P1、第2種類の商品P2および第3種類の商品P3の有無を示す情報を記憶する。また、記憶部1E2は、通信部1E1によって受信された棚札1B−1の位置を示す第1棚札位置情報と、棚札1B−2の位置を示す第2棚札位置情報と、棚札1B−3の位置を示す第3棚札位置情報とを記憶する。
図7に示す例では、演算部1E3が、記憶部1E2に記憶されている第1棚札位置情報に基づいて、棚札1B−1に隣接して配置された陳列領域DS1の位置を算出する。更に、演算部1E3が、算出された陳列領域DS1の位置と、記憶部1E2に記憶されている商品検知センサ1A−1によって検知された第1種類の商品P1、第2種類の商品Pおよび第3種類の商品P3の有無の情報とに基づいて、陳列領域DS1に陳列された第1種類の商品P1の有無を算出する。つまり、演算部1E3は、第1種類の商品P1が陳列領域DS1に陳列されているか否かを算出する。すなわち、演算部1E3は、陳列領域DS1に陳列された商品が第1種類の商品P1であると推定する。
また、演算部1E3が、記憶部1E2に記憶されている第2棚札位置情報に基づいて、棚札1B−2に隣接して配置された陳列領域DS2の位置を算出する。更に、演算部1E3が、算出された陳列領域DS2の位置と、記憶部1E2に記憶されている商品検知センサ1A−1によって検知された第1種類の商品P1、第2種類の商品Pおよび第3種類の商品P3の有無の情報とに基づいて、陳列領域DS2に陳列された第2種類の商品P2の有無を算出する。つまり、演算部1E3は、第2種類の商品P2が陳列領域DS2に陳列されているか否かを算出する。すなわち、演算部1E3は、陳列領域DS2に陳列された商品が第2種類の商品P2であると推定する。
同様に、演算部1E3が、記憶部1E2に記憶されている第3棚札位置情報に基づいて、棚札1B−3に隣接して配置された陳列領域DS3の位置を算出する。更に、演算部1E3が、算出された陳列領域DS3の位置と、記憶部1E2に記憶されている商品検知センサ1A−1によって検知された第1種類の商品P1、第2種類の商品Pおよび第3種類の商品P3の有無の情報とに基づいて、陳列領域DS3に陳列された第3種類の商品P3の有無を算出する。つまり、演算部1E3は、第3種類の商品P3が陳列領域DS3に陳列されているか否かを算出する。すなわち、演算部1E3は、陳列領域DS3に陳列された商品が第3種類の商品P3であると推定する。
図7に示す例では、第1種類の商品P1の1個当たりの底面の面積が、記憶部1E2に予め記憶されている場合に、演算部1E3は、第1種類の商品P1の存在エリアの情報に基づいて、陳列領域DS1に陳列されている第1種類の商品P1の数を算出する。更に、演算部1E3は、陳列領域DS1に陳列されている第1種類の商品P1の位置と陳列時間とを算出する。
また、第2種類の商品P2の1個当たりの底面の面積が、記憶部1E2に予め記憶されている場合に、演算部1E3は、第2種類の商品P2の存在エリアの情報に基づいて、陳列領域DS2に陳列されている第2種類の商品P2の数を算出する。更に、演算部1E3は、陳列領域DS2に陳列されている第2種類の商品P2の位置と陳列時間とを算出する。
同様に、第3種類の商品P3の1個当たりの底面の面積が、記憶部1E2に予め記憶されている場合に、演算部1E3は、第3種類の商品P3の存在エリアの情報に基づいて、陳列領域DS3に陳列されている第3種類の商品P3の数を算出する。更に、演算部1E3は、陳列領域DS3に陳列されている第3種類の商品P3の位置と陳列時間とを算出する。
詳細には、図7に示す例では、サーバ1Eの演算部1E3が、陳列領域DS1と陳列領域DS2との境界位置DSAおよび陳列領域DS2と陳列領域DS3との境界位置DSBを算出する。また、演算部1E3は、陳列領域DS1の位置と境界位置DSAとに基づいて、陳列領域DS1に陳列された第1種類の商品P1の有無を算出する。更に、演算部1E3は、陳列領域DS2の位置と境界位置DSAと境界位置DSBとに基づいて、陳列領域DS2に陳列された第2種類の商品P2の有無を算出し、陳列領域DS3の位置と境界位置DSBとに基づいて、陳列領域DS3に陳列された第3種類の商品P3の有無を算出する。
[第3実施形態]
以下、本発明の商品陳列棚管理システム、商品陳列棚管理方法およびプログラムの第3実施形態について説明する。
第3実施形態の商品陳列棚管理システム1は、後述する点を除き、上述した第1実施形態の商品陳列棚管理システム1と同様に構成されている。従って、第3実施形態の商品陳列棚管理システム1によれば、後述する点を除き、上述した第1実施形態の商品陳列棚管理システム1と同様の効果を奏することができる。
図8は第3実施形態の商品陳列棚管理システム1の具体的な構成の一例を示す機能ブロック図である。
図2〜図5に示す例では、棚札1B−1、1B−2、1B−3が、情報を記憶する機能を備えていない。
一方、図8に示す例では、棚札1B−1、1B−2、1B−3が、情報を記憶する機能を備える電子棚札である。棚札1B−1は、第1種類の商品P1に関する情報を記憶する記憶部1B−1Aを備えている。棚札1B−2は、第2種類の商品P2に関する情報を記憶する記憶部1B−2Aを備えている。棚札1B−3は、第3種類の商品P3に関する情報を記憶する記憶部1B−3Aを備えている。
図2〜図5に示す例では、棚札ホルダ1C−1、1C−2、1C−3が、例えばIC(Integrated Circuit)タグリーダ機能などのような情報を読み取る機能を備えていない。
一方、図8に示す例では、棚札ホルダ1C−1が、棚札1B−1の記憶部1B−1Aに記憶されている第1種類の商品P1に関する情報を読み取る取得部1C−1Dを備えている。棚札ホルダ1C−2は、棚札1B−2の記憶部1B−2Aに記憶されている第2種類の商品P2に関する情報を読み取る取得部1C−2Dを備えている。棚札ホルダ1C−3は、棚札1B−3の記憶部1B−3Aに記憶されている第3種類の商品P3に関する情報を読み取る取得部1C−3Dを備えている。
図8に示す例では、棚札ホルダ1C−1の通信部1C−1Bは、取得部1C−1Dによって取得された第1種類の商品P1に関する情報をサーバ1Eに送信する。
棚札ホルダ1C−2の通信部1C−2Bは、取得部1C−2Dによって取得された第2種類の商品P2に関する情報をサーバ1Eに送信する。棚札ホルダ1C−3の通信部1C−3Bは、取得部1C−3Dによって取得された第3種類の商品P3に関する情報をサーバ1Eに送信する。
図8に示す例では、サーバ1Eの通信部1E1は、棚札ホルダ1C−1によって送信された第1種類の商品P1に関する情報と、棚札ホルダ1C−2によって送信された第2種類の商品P2に関する情報と、棚札ホルダ1C−3によって送信された第3種類の商品P3に関する情報とを受信する。
サーバ1Eの記憶部1E2は、通信部1E1によって受信された第1種類の商品P1に関する情報と、第2種類の商品P2に関する情報と、第3種類の商品P3に関する情報とを記憶する。
図9は第3実施形態の商品陳列棚管理システム1において実行される処理の一例を示すシーケンス図である。
図9に示す例では、ステップS30において、商品検知センサ1A−1が、商品検知センサ1A−1上に載置された第1種類の商品P1の有無を検知する。
図示しないステップでは、商品検知センサ1A−2が、商品検知センサ1A−2上に載置された第2種類の商品P2の有無を検知し、商品検知センサ1A−3が、商品検知センサ1A−3上に載置された第3種類の商品P3の有無を検知する。
次いで、ステップS31では、商品検知センサ1A−1が、第1種類の商品P1の有無を示す情報をサーバ1Eに送信する。
図示しないステップでは、商品検知センサ1A−2が、第2種類の商品P2の有無を示す情報をサーバ1Eに送信し、商品検知センサ1A−3が、第3種類の商品P3の有無を示す情報をサーバ1Eに送信する。
次いで、ステップS32では、サーバ1Eの記憶部1E2が、商品検知センサ1A−1によって送信された第1種類の商品P1の有無を示す情報を記憶する。
図示しないステップでは、記憶部1E2が、商品検知センサ1A−2によって送信された第2種類の商品P2の有無を示す情報を記憶する。また、記憶部1E2が、商品検知センサ1A−3によって送信された第3種類の商品P3の有無を示す情報を記憶する。
また、ステップS33では、棚札ホルダ1C−1の取得部1C−1Dが、棚札1B−1の記憶部1B−1Aに記憶されている第1種類の商品P1に関する情報を読み取る。
図示しないステップでは、棚札ホルダ1C−2の取得部1C−2Dが、棚札1B−2の記憶部1B−2Aに記憶されている第2種類の商品P2に関する情報を読み取る。また、棚札ホルダ1C−3の取得部1C−3Dが、棚札1B−3の記憶部1B−3Aに記憶されている第3種類の商品P3に関する情報を読み取る。
また、ステップS34では、棚札ホルダ1C−1の測距センサ1C−1Aが、プライスレール1Dの端部1D1から棚札ホルダ1C−1までの距離を検出する。
図示しないステップでは、棚札ホルダ1C−2の測距センサ1C−2Aが、プライスレール1Dの端部1D1から棚札ホルダ1C−2までの距離を検出し、棚札ホルダ1C−3の測距センサ1C−3Aが、プライスレール1Dの端部1D1から棚札ホルダ1C−3までの距離を検出する。
次いで、ステップS35では、棚札ホルダ1C−1が、プライスレール1Dの端部1D1から棚札ホルダ1C−1までの距離に基づいて、棚札ホルダ1C−1の位置を算出する。
図示しないステップでは、棚札ホルダ1C−2が、プライスレール1Dの端部1D1から棚札ホルダ1C−2までの距離に基づいて、棚札ホルダ1C−2の位置を算出し、棚札ホルダ1C−3が、プライスレール1Dの端部1D1から棚札ホルダ1C−3までの距離に基づいて、棚札ホルダ1C−3の位置を算出する。
次いで、ステップS36では、棚札ホルダ1C−1の位置情報生成部1C−1Cが、棚札ホルダ1C−1の位置に基づいて、棚札ホルダ1C−1によって保持されている棚札1B−1の位置を示す第1棚札位置情報を生成する。
図示しないステップでは、棚札ホルダ1C−2の位置情報生成部1C−2Cが、棚札ホルダ1C−2の位置に基づいて、棚札ホルダ1C−2によって保持されている棚札1B−2の位置を示す第2棚札位置情報を生成する。また、棚札ホルダ1C−3の位置情報生成部1C−3Cが、棚札ホルダ1C−3の位置に基づいて、棚札ホルダ1C−3によって保持されている棚札1B−3の位置を示す第3棚札位置情報を生成する。
次いで、ステップS37では、棚札ホルダ1C−1の通信部1C−1Bが、第1種類の商品P1に関する情報と第1棚札位置情報とをサーバ1Eに送信する。
図示しないステップでは、棚札ホルダ1C−2の通信部1C−2Bが第2種類の商品P2に関する情報と第2棚札位置情報とをサーバ1Eに送信し、棚札ホルダ1C−3の通信部1C−3Bが第3種類の商品P3に関する情報と第3棚札位置情報とをサーバ1Eに送信する。
次いで、ステップS38では、サーバ1Eの記憶部1E2が、棚札ホルダ1C−1の通信部1C−1Bによって送信された第1種類の商品P1に関する情報と第1棚札位置情報とを記憶する。
図示しないステップでは、記憶部1E2が、棚札ホルダ1C−2の通信部1C−2Bによって送信された第2種類の商品P2に関する情報と第2棚札位置情報とを記憶する。また、記憶部1E2が、棚札ホルダ1C−3の通信部1C−3Bによって送信された第3種類の商品P3に関する情報と第3棚札位置情報とを記憶する。
次いで、ステップS39では、サーバ1Eの演算部1E3が、第1棚札位置情報に基づいて、棚札1B−1に隣接して配置された陳列領域DS1の位置を算出する。
図示しないステップでは、演算部1E3が、第2棚札位置情報に基づいて、棚札1B−2に隣接して配置された陳列領域DS2の位置を算出する。また、演算部1E3が、第3棚札位置情報に基づいて、棚札1B−3に隣接して配置された陳列領域DS3の位置を算出する。
次いで、ステップS40では、サーバ1Eの演算部1E3が、陳列領域DS1の位置と、商品検知センサ1A−1によって検知された第1種類の商品P1の有無を示す情報とに基づいて、第1種類の商品P1の有無を算出し、サーバ1Eの記憶部1E2が、第1種類の商品P1の有無を記憶する。
図示しないステップでは、演算部1E3が、陳列領域DS2の位置と、商品検知センサ1A−2によって検知された第2種類の商品P2の有無を示す情報とに基づいて、第2種類の商品P2の有無を算出し、記憶部1E2が、第2種類の商品P2の有無を記憶する。また、演算部1E3が、陳列領域DS3の位置と、商品検知センサ1A−3によって検知された第3種類の商品P3の有無を示す情報とに基づいて、第3種類の商品P3の有無を算出し、記憶部1E2が、第3種類の商品P3の有無を記憶する。
また、ステップS41では、サーバ1Eの演算部1E3が、陳列領域DS1に陳列されている第1種類の商品P1の数を算出し、サーバ1Eの記憶部1E2が、第1種類の商品P1の数を記憶する。
図示しないステップでは、演算部1E3が、陳列領域DS2に陳列されている第2種類の商品P2の数を算出し、記憶部1E2が、第2種類の商品P2の数を記憶する。また、演算部1E3が、陳列領域DS3に陳列されている第3種類の商品P3の数を算出し、記憶部1E2が、第3種類の商品P3の数を記憶する。
また、ステップS42では、サーバ1Eの演算部1E3が、陳列領域DS1に陳列されている第1種類の商品P1の位置を算出し、サーバ1Eの記憶部1E2が、第1種類の商品P1の位置を記憶する。
図示しないステップでは、演算部1E3が、陳列領域DS2に陳列されている第2種類の商品P2の位置を算出し、記憶部1E2が、第2種類の商品P2の位置を記憶する。また、演算部1E3が、陳列領域DS3に陳列されている第3種類の商品P3の位置を算出し、記憶部1E2が、第3種類の商品P3の位置を記憶する。
また、ステップS43では、サーバ1Eの演算部1E3が、陳列領域DS1に陳列されている第1種類の商品P1の陳列時間を算出し、サーバ1Eの記憶部1E2が、第1種類の商品P1の陳列時間を記憶する。
図示しないステップでは、演算部1E3が、陳列領域DS2に陳列されている第2種類の商品P2の陳列時間を算出し、記憶部1E2が、第2種類の商品P2の陳列時間を記憶する。また、演算部1E3が、陳列領域DS3に陳列されている第3種類の商品P3の陳列時間を算出し、記憶部1E2が、第3種類の商品P3の陳列時間を記憶する。
上述したように、第3実施形態の商品陳列棚管理システム1では、商品陳列棚DS上の商品P1、P2、P3を検知する商品検知センサ1A−1、1A−2、1A−3と、商品P1、P2、P3に関する情報を記憶する機能を有する棚札1B−1、1B−2、1B−3と、棚札1B−1、1B−2、1B−3の位置情報を生成するために用いられる棚札ホルダ1C−1、1C−2、1C−3を用いることによって、商品陳列棚DSから離れた遠隔位置で商品P1、P2、P3の有無をデータ化して確認することができる。
また、第1から第3実施形態の商品陳列棚管理システム1は、商品陳列棚DS上に設置され、商品P1、P2、P3の個数を特定するための情報を得ることができる商品検知センサ1A−1、1A−2、1A−3と、プライスレール1Dに設置され、商品P1、P2、P3を特定するために用いられる棚札1B−1、1B−2、1B−3と、プライスレール1D上における自己位置を取得する機能を有する棚札ホルダ1C−1、1C−2、1C−3とによって構成される商品陳列棚モニタリングシステムである。
[第4実施形態]
以下、本発明の商品陳列棚管理システム、商品陳列棚管理方法およびプログラムの第4実施形態について説明する。
第4実施形態の商品陳列棚管理システム1は、後述する点を除き、上述した第1実施形態の商品陳列棚管理システム1と同様に構成されている。従って、第4実施形態の商品陳列棚管理システム1によれば、後述する点を除き、上述した第1実施形態の商品陳列棚管理システム1と同様の効果を奏することができる。
図10は第4実施形態の商品陳列棚管理システム1の具体的な構成の一例を示す機能ブロック図である。
図2〜図5に示す例では、棚札ホルダ1C−1が測距センサ1C−1Aを備えており、棚札ホルダ1C−2が測距センサ1C−2Aを備えており、棚札ホルダ1C−3が測距センサ1C−3Aを備えている。
一方、図10に示す例では、棚札ホルダ1C−1が測距センサ1C−1Aを備えておらず、棚札ホルダ1C−2が測距センサ1C−2Aを備えておらず、棚札ホルダ1C−3が測距センサ1C−3Aを備えていない。
図10に示す例では、プライスレール1Dが、棚札ホルダ検知センサ1D2を備えている。棚札ホルダ検知センサ1D2は、プライスレール1D上における棚札ホルダ1C−1の位置と棚札ホルダ1C−2の位置と棚札ホルダ1C−3の位置とを検知する。
プライスレール1Dは、棚札ホルダ1C−1の位置と棚札ホルダ1C−2の位置と棚札ホルダ1C−3の位置とを示す情報をサーバ1Eに送信する。
サーバ1Eの通信部1E1は、プライスレール1Dによって送信された棚札ホルダ1C−1の位置と棚札ホルダ1C−2の位置と棚札ホルダ1C−3の位置とを示す情報を受信する。
サーバ1Eの記憶部1E2は、通信部1E1によって受信された棚札ホルダ1C−1の位置と棚札ホルダ1C−2の位置と棚札ホルダ1C−3の位置とを示す情報を記憶する。
図10に示す例では、サーバ1Eの演算部1E3が、記憶部1E2に記憶されている棚札ホルダ1C−1の位置を示す情報に基づいて、棚札1B−1の位置を示す第1棚札位置情報を生成する。また、演算部1E3は、記憶部1E2に記憶されている棚札ホルダ1C−2の位置を示す情報に基づいて、棚札1B−2の位置を示す第2棚札位置情報を生成する。更に、演算部1E3は、記憶部1E2に記憶されている棚札ホルダ1C−3の位置を示す情報に基づいて、棚札1B−3の位置を示す第3棚札位置情報を生成する。つまり、演算部1E3は、図1に示す棚札位置情報生成部12として機能する。
サーバ1Eの記憶部1E2は、演算部1E3によって生成された第1棚札位置情報と第2棚札位置情報と第3棚札位置情報とを記憶する。
従来の小売店での商品管理では、ある場所に設置されている商品の有無を目視やカメラで確認する、POS(point of sale)を利用して確認するといった方法が一般的となっている。しかし、見て確認する方法ではそのための人手と手間が必要となって人件費を増加させ、POSを利用する方法では商品が無くなってから補充するまでのタイムロスが発生し、商品補充の遅れによる販売機会の損失や万引き等による商品喪失の発見遅れに繋がることもある。
解決策としてカメラを用いた商品のロケーション記録や、RFID(Radio Frequency IDentification)タグを用いた陳列管理はあるが、前者は商品画像登録やその後の画像処理に非常に手間がかかり、後者では数cm単位での商品位置特定が出来ず、小売店の陳列棚管理には適していない。
一方、第1から第4実施形態の商品陳列棚管理システム1では、簡便な方法で商品の不足を検知し、販売機会の拡大、従業員の作業量軽減を図ることが出来る。
また、第1から第4実施形態の商品陳列棚管理システム1を商品陳列棚DSの一部のみに適用することによって、特定の商品を厳密に管理すること、小売店から商品陳列棚DSの一部を借り受けて、小売店全体の商品管理とは別に販売を行うこと等を支援することができる。
また、POS等による店全体の販売状況管理システムにリンクさせることなく、第1から第4実施形態の商品陳列棚管理システム1を適用する場合には、簡易かつ低コストに商品陳列棚DSの管理を行うことができ、陳列状況のデータ化による効率的な売り場設計が可能となる。また、商品陳列棚DSの一部を店舗から借り受けて商品を販売する業態を実現しやすくすることができる。
第1から第4実施形態の商品陳列棚管理システム1では、棚札ホルダ1C−1、1C−2、1C−3とサーバ1Eとの間の通信に、例えばBluetooth(登録商標)、wifi(商標名)、LoRa(商標名)などが用いられ、用途からLoRaが望ましい。
第1から第3実施形態の商品陳列棚管理システム1では、棚札ホルダ1C−1の位置を検出(算出)するために測距センサ1C−1Aが用いられるが、他の実施形態の商品陳列棚管理システム1では、プライスレール1D上の目盛り(図示せず)を読み取ることによって、棚札ホルダ1C−1の位置が算出されてもよい。
第1から第4実施形態の商品陳列棚管理システム1では、例えば棚札ホルダ1C−1、1C−2、1C−3などの電源として、リチウムイオンバッテリ、ボタン電池、光発電パネルなどが搭載されることが考えられるが、他の例では、例えば棚札ホルダ1C−1、1C−2、1C−3などに対してプライスレール1Dから直接給電される形式、例えば棚札ホルダ1C−1、1C−2、1C−3などに対してケーブル(図示せず)から給電される形式などであってもよい。
第3実施形態の商品陳列棚管理システム1では、棚札1B−1、1B−2、1B−3が、商品情報表示機能を有する電子棚札であってもよい。この例では、棚札1B−1、1B−2、1B−3が、通信機能を有する棚札ホルダ1C−1、1C−2、1C−3から商品情報を受信し、リアルタイムに更新、表示できることが望ましい。
他の実施形態の商品陳列棚管理システム1では、商品情報が、棚札1B−1、1B−2、1B−3に対して予め外部で入力され、紙製の棚札1B−1、1B−2、1B−3が商品情報を表示していてもよい。
他の実施形態の商品陳列棚管理システム1では、サーバ1Eが、棚札ホルダ1C−1、1C−2、1C−3から情報を受信、あるいは予め入力される商品情報を追加し、商品P1、P2、P3の欠品と照らし合わせ陳列状態を記録してもよい。
他の実施形態の商品陳列棚管理システム1では、サーバ1Eと棚札ホルダ1C−1、1C−2、1C−3との間に、ゲートウェイデバイスなどの中継機器が設置されもよい。
第1から第4実施形態の商品陳列棚管理システム1では、商品P1、P2、P3の状態を検知するセンサとして、商品陳列棚DSの陳列状態を撮影するカメラ、重量計、近接センサなどが考えられるが、商品陳列棚DSの外観や陳列スペースを損ねず、商品P1、P2、P3の位置を特定できる商品検知センサ1A−1、1A−2、1A−3(シート型の近接センサ)が望ましい。商品検知センサ1A−1、1A−2、1A−3がシート型の近接センサである場合には、商品検知センサ1A−1、1A−2、1A−3上に商品を載せることができ、低コストで商品の有無を検知できるからである。
シート型の近接センサの導電回路は主にフィルムへの蒸着やスパッタによる成膜、導電樹脂の印刷による回路形成が考えられる。この場合、コストの面から印刷回路が望ましい。
第1から第4実施形態の商品陳列棚管理システム1では、商品陳列棚DSへの商品P1、P2、P3の在庫補充を適切に行うことができ、商品P1、P2、P3の販売チャンスロスを低減することができる。また、商品陳列棚DSの整理を適切に行うことができ、例えば商品P1、P2、P3を商品陳列棚DSの前列に出す作業を適切に行うことによって、商品P1、P2、P3の販売を促進することができる。更に、商品P1、P2、P3の陳列から購入までの時間などのデータ化を行うことによって、効率的な売り場設計を行うことができ、人手によることなくアルタイムに商品P1、P2、P3を管理することができる。
第1から第4実施形態の商品陳列棚管理システム1では、サーバ1Eが商品P1、P2、P3の位置、数、陳列時間などの情報をデータ化し、例えばPC(パーソナルコンピュータ)、タブレット端末、スマートフォン等の端末装置1Fに出力する。端末装置1Fは、サーバ1Eから送信された情報を表示する。端末装置1Fが、データ表示機能、分析機能、アラーム等の通知機能などを有していてもよい。サーバ1Eが、情報を製造現場、補充作業者などの端末装置1Fに転送し、迅速に過不足のない商品P1、P2、P3の生産、補充などを実現してもよい。
[第5実施形態]
以下、本発明の商品陳列棚管理システム、商品陳列棚管理方法およびプログラムの第5実施形態について説明する。
第5実施形態の商品陳列棚管理システム1は、後述する点を除き、上述した第1実施形態の商品陳列棚管理システム1と同様に構成されている。従って、第5実施形態の商品陳列棚管理システム1によれば、後述する点を除き、上述した第1実施形態の商品陳列棚管理システム1と同様の効果を奏することができる。
上述した第1から第4実施形態の商品陳列棚管理システム1では、測距センサ1C−1A、1C−2A、1C−3Aあるいは棚札ホルダ検知センサ1D2の検出結果(検知結果)を利用して棚札位置情報が生成され、陳列領域DS1、DS2、DS3の位置が算出される。
第5実施形態の商品陳列棚管理システム1では、商品陳列棚管理システム1の利用者(例えば商品陳列棚DSの管理者)によって、棚札位置情報あるいは陳列領域DS1、DS2、DS3が、サーバ1Eの記憶部1E2に書き込まれてもよい。
[第6実施形態]
以下、本発明の商品陳列棚管理システム、商品陳列棚管理方法およびプログラムの第6実施形態について説明する。
第6実施形態の商品陳列棚管理システム1は、後述する点を除き、上述した第1実施形態の商品陳列棚管理システム1と同様に構成されている。従って、第6実施形態の商品陳列棚管理システム1によれば、後述する点を除き、上述した第1実施形態の商品陳列棚管理システム1と同様の効果を奏することができる。
上述したように、第1実施形態の商品陳列棚管理システム1では、商品検知センサ1A−1が、商品検知センサ1A−1上の物体の有無を検知し、商品検知センサ1A−2が、商品検知センサ1A−2上の物体の有無を検知し、商品検知センサ1A−3が、商品検知センサ1A−3上の物体の有無を検知する。また、商品検知部11は、第1種類の商品P1用の陳列領域である陳列領域DS1に陳列された商品の有無と、第2種類の商品P2用の陳列領域である陳列領域DS2に陳列された商品の有無と、第3種類の商品P3用の陳列領域である陳列領域DS3に陳列された商品の有無とを検知する。
一方、第6実施形態の商品陳列棚管理システム1では、商品検知センサ1A−1が、商品検知センサ1A−1上の物体の荷重を検出し、商品検知センサ1A−2が、商品検知センサ1A−2上の物体の荷重を検出し、商品検知センサ1A−3が、商品検知センサ1A−3上の物体の荷重を検出する。商品検知センサ1A−1、1A−2、1A−3は、例えば電気抵抗値の変化を検知することによって、物体の荷重を検出する。また、商品検知部11は、商品荷重検出部として機能し、第1種類の商品P1用の陳列領域である陳列領域DS1に陳列された商品の荷重と、第2種類の商品P2用の陳列領域である陳列領域DS2に陳列された商品の荷重と、第3種類の商品P3用の陳列領域である陳列領域DS3に陳列された商品の荷重とを検出する。
更に、第6実施形態の商品陳列棚管理システム1では、演算部14が、陳列領域DS1の位置と、商品検知部11によって検知(検出)された商品検知センサ1A−1上の物体の荷重(つまり、第1種類の商品P1の荷重)とに基づいて、第1種類の商品P1の有無を算出する。また、演算部14は、陳列領域DS2の位置と、商品検知部11によって検知(検出)された商品検知センサ1A−2上の物体の荷重(つまり、第2種類の商品P2の荷重)とに基づいて、第2種類の商品P2の有無を算出する。同様に、演算部14は、陳列領域DS3の位置と、商品検知部11によって検知(検出)された商品検知センサ1A−3上の物体の荷重(つまり、第3種類の商品P3の荷重)とに基づいて、第3種類の商品P3の有無を算出する。
以上、本発明を実施するための形態について実施形態を用いて説明したが、本発明はこうした実施形態に何等限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々の変形及び置換を加えることができる。上述した各実施形態および各例の構成を適宜組み合わせてもよい。
なお、上述した実施形態における商品陳列棚管理システム1が備える各部の機能全体あるいはその一部は、これらの機能を実現するためのプログラムをコンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録して、この記録媒体に記録されたプログラムをコンピュータシステムに読み込ませ、実行することによって実現しても良い。なお、ここでいう「コンピュータシステム」とは、OSや周辺機器等のハードウェアを含むものとする。
また、「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、フレキシブルディスク、光磁気ディスク、ROM、CD−ROM等の可搬媒体、コンピュータシステムに内蔵されるハードディスク等の記憶部のことをいう。さらに「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、インターネット等のネットワークや電話回線等の通信回線を介してプログラムを送信する場合の通信線のように、短時間の間、動的にプログラムを保持するもの、その場合のサーバやクライアントとなるコンピュータシステム内部の揮発性メモリのように、一定時間プログラムを保持しているものも含んでも良い。また上記プログラムは、前述した機能の一部を実現するためのものであっても良く、さらに前述した機能をコンピュータシステムにすでに記録されているプログラムとの組み合わせで実現できるものであっても良い。
1…商品陳列棚管理システム、11…商品検知部、12…棚札位置情報生成部、13…記憶部、14…演算部、1A−1、1A−2、1A−3…商品検知センサ、1B−1、1B−2、1B−3…棚札、1B−1A、1B−2A、1B−3A…記憶部、1C−1、1C−2、1C−3…棚札ホルダ、1C−1A、1C−2A、1C−3A…測距センサ、1C−1B、1C−2B、1C−3B…通信部、1C−1C、1C−2C、1C−3C…位置情報生成部、1C−1D、1C−2D、1C−3D…取得部、1D…プライスレール、1D1…端部、1D2…棚札ホルダ検知センサ、1E…サーバ、1E1…通信部、1E2…記憶部、1E3…演算部、1F…端末装置、P1、P2、P3…商品、DS…商品陳列棚、DS1、DS2、DS3…陳列領域、DSA、DSB…境界位置

Claims (11)

  1. 第1種類の商品用の陳列領域である第1陳列領域と、第2種類の商品用の陳列領域である第2陳列領域とを少なくとも含む商品陳列棚に陳列された複数種類の商品の有無を管理する商品陳列棚管理システムであって、
    前記第1陳列領域に陳列された商品の有無と、前記第2陳列領域に陳列された商品の有無とを検知する商品検知部と、
    前記第1陳列領域に隣接して配置された第1棚札の位置を示す第1棚札位置情報と、前記第2陳列領域に隣接して配置された第2棚札の位置を示す第2棚札位置情報とを記憶する記憶部と、
    演算部とを備え、
    前記演算部は、
    前記記憶部に記憶されている前記第1棚札位置情報および前記第2棚札位置情報に基づいて、前記第1陳列領域の位置および前記第2陳列領域の位置を算出し、
    前記第1陳列領域の位置および前記第2陳列領域の位置と、前記商品検知部によって検知された前記第1陳列領域に陳列された商品の有無および前記第2陳列領域に陳列された商品の有無とに基づいて、前記第1種類の商品の有無および前記第2種類の商品の有無を算出する、
    商品陳列棚管理システム。
  2. 前記第1棚札を保持する第1棚札ホルダと、
    前記第2棚札を保持する第2棚札ホルダとを備え、
    前記第1棚札ホルダは、
    前記第1棚札ホルダの位置を検出する機能と、
    前記第1棚札ホルダの位置に基づいて前記第1棚札位置情報を生成する機能とを備え、
    前記第2棚札ホルダは、
    前記第2棚札ホルダの位置を検出する機能と、
    前記第2棚札ホルダの位置に基づいて前記第2棚札位置情報を生成する機能とを備える、
    請求項1に記載の商品陳列棚管理システム。
  3. 前記第1棚札ホルダは、
    前記第1棚札ホルダおよび前記第2棚札ホルダを支持するプライスレールの端部から前記第1棚札ホルダまでの距離を検出することによって、前記第1棚札ホルダの位置を検出し、
    前記第2棚札ホルダは、
    前記端部から前記第2棚札ホルダまでの距離を検出することによって、前記第2棚札ホルダの位置を検出する、
    請求項2に記載の商品陳列棚管理システム。
  4. 前記演算部を有するサーバを備え、
    前記サーバは、
    前記商品検知部によって検知された前記第1陳列領域に陳列された商品の有無を示す情報と、前記商品検知部によって検知された前記第2陳列領域に陳列された商品の有無を示す情報と、前記第1棚札ホルダによって生成された前記第1棚札位置情報と、前記第2棚札ホルダによって生成された前記第2棚札位置情報とを受信する通信部を備える、
    請求項3に記載の商品陳列棚管理システム。
  5. 前記演算部は、
    前記記憶部に記憶されている前記第1棚札位置情報および前記第2棚札位置情報に基づいて、前記第1陳列領域と前記第2陳列領域との境界位置を算出する、
    請求項1から請求項4のいずれか一項に記載の商品陳列棚管理システム。
  6. 前記第1棚札は、前記第1種類の商品に関する情報を記憶する第1電子棚札であり、
    前記第1棚札ホルダは、前記第1電子棚札に記憶されている前記第1種類の商品に関する情報を読み取る機能を備え、
    前記第2棚札は、前記第2種類の商品に関する情報を記憶する第2電子棚札であり、
    前記第2棚札ホルダは、前記第2電子棚札に記憶されている前記第2種類の商品に関する情報を読み取る機能を備える、
    請求項2に記載の商品陳列棚管理システム。
  7. 前記第1棚札を保持する第1棚札ホルダと、
    前記第2棚札を保持する第2棚札ホルダと、
    前記第1棚札ホルダおよび前記第2棚札ホルダを支持するプライスレール上における前記第1棚札ホルダの位置と前記第2棚札ホルダの位置とを検知する棚札ホルダ検知センサと、
    前記棚札ホルダ検知センサによって検知された前記第1棚札ホルダの位置に基づいて前記第1棚札位置情報を生成し、前記棚札ホルダ検知センサによって検知された前記第2棚札ホルダの位置に基づいて前記第2棚札位置情報を生成する棚札位置情報生成部とを備える、
    請求項1に記載の商品陳列棚管理システム。
  8. 前記演算部は、
    前記商品検知部によって検知された前記第1陳列領域に陳列された商品の有無に基づいて、前記第1陳列領域に陳列されている前記第1種類の商品の数、位置および陳列時間を算出し、
    前記商品検知部によって検知された前記第2陳列領域に陳列された商品の有無に基づいて、前記第2陳列領域に陳列されている前記第2種類の商品の数、位置および陳列時間を算出する、
    請求項1から請求項7のいずれか一項に記載の商品陳列棚管理システム。
  9. 第1種類の商品用の陳列領域である第1陳列領域と、第2種類の商品用の陳列領域である第2陳列領域とを少なくとも含む商品陳列棚に陳列された複数種類の商品の有無を管理する商品陳列棚管理方法であって、
    前記第1陳列領域に陳列された商品の有無と、前記第2陳列領域に陳列された商品の有無とを検知する商品検知ステップと、
    前記第1陳列領域に隣接して配置された第1棚札の位置を示す第1棚札位置情報と、前記第2陳列領域に隣接して配置された第2棚札の位置を示す第2棚札位置情報とを記憶する記憶ステップと、
    演算ステップとを備え、
    前記演算ステップでは、
    前記記憶ステップにおいて記憶された前記第1棚札位置情報および前記第2棚札位置情報に基づいて、前記第1陳列領域の位置および前記第2陳列領域の位置が算出され、
    前記第1陳列領域の位置および前記第2陳列領域の位置と、前記商品検知ステップにおいて検知された前記第1陳列領域に陳列された商品の有無および前記第2陳列領域に陳列された商品の有無とに基づいて、前記第1種類の商品の有無および前記第2種類の商品の有無が算出される、
    商品陳列棚管理方法。
  10. コンピュータに、
    商品陳列棚の第1種類の商品用の陳列領域である第1陳列領域に陳列された商品の有無と、前記商品陳列棚の第2種類の商品用の陳列領域である第2陳列領域に陳列された商品の有無とを検知する商品検知ステップと、
    前記第1陳列領域に隣接して配置された第1棚札の位置を示す第1棚札位置情報と、前記第2陳列領域に隣接して配置された第2棚札の位置を示す第2棚札位置情報とを記憶する記憶ステップと、
    演算ステップとを実行させるためのプログラムであって、
    前記演算ステップでは、
    前記記憶ステップにおいて記憶された前記第1棚札位置情報および前記第2棚札位置情報に基づいて、前記第1陳列領域の位置および前記第2陳列領域の位置が算出され、
    前記第1陳列領域の位置および前記第2陳列領域の位置と、前記商品検知ステップにおいて検知された前記第1陳列領域に陳列された商品の有無および前記第2陳列領域に陳列された商品の有無とに基づいて、前記第1種類の商品の有無および前記第2種類の商品の有無が算出される、
    プログラム。
  11. 少なくとも第1陳列領域と第2陳列領域とを含む商品陳列棚に陳列された複数種類の商品の有無を管理する商品陳列棚管理システムであって、
    前記第1陳列領域に陳列された第1種類の商品の荷重と、前記第2陳列領域に陳列された第2種類の商品の荷重とを検出する商品荷重検出部と、
    前記第1陳列領域に隣接して配置された第1棚札の位置を示す第1棚札位置情報と、前記第2陳列領域に隣接して配置された第2棚札の位置を示す第2棚札位置情報とを記憶する記憶部と、
    演算部とを備え、
    前記演算部は、
    前記記憶部に記憶されている前記第1棚札位置情報および前記第2棚札位置情報に基づいて、前記第1陳列領域の位置および前記第2陳列領域の位置を算出し、
    前記第1陳列領域の位置および前記第2陳列領域の位置と、前記商品荷重検出部によって検出された前記第1種類の商品の荷重および前記第2種類の商品の荷重とに基づいて、前記第1種類の商品の有無および前記第2種類の商品の有無を算出する、
    商品陳列棚管理システム。
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