JP2021144289A - 情報処理装置、情報処理システム及び情報処理方法 - Google Patents
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Abstract
Description
請求項2に記載の発明は、前記制御部は、前記文字認識部から出力される前記文字情報に対応する金額情報を決定する、請求項1に記載の情報処理装置である。
請求項3に記載の発明は、前記切出処理部は、各行の左端の部分を、前記特定部分として前記文字画像データを切り出す、請求項1又は2に記載の情報処理装置である。
請求項4に記載の発明は、1つの前記画像データについて、前記文字認識部が前記文字情報の認識を開始する行よりも、当該文字情報の認識を終了する行がレシートの上方に位置する、請求項1〜3のいずれか1項に記載の情報処理装置である。
請求項5に記載の発明は、制御部と、レシートを撮像して画像データを出力する撮像部と、前記撮像部から前記画像データを取得する取得部と、前記画像データから特定部分の文字画像データを切り出す切出処理部と、切り出された前記文字画像データから文字情報を認識する文字認識部とを有し、前記制御部は、前記文字認識部から出力される前記文字情報に応じ、次の文字認識の対象とする前記文字画像データを決定する情報処理システムである。
請求項6に記載の発明は、レシートを撮像して画像データを出力する処理と、前記画像データから特定部分の文字画像データを切り出す処理と、切り出された前記文字画像データから文字情報を認識する処理と、認識された前記文字情報に応じ、次の文字認識の対象とする前記文字画像データを決定する処理とを有する情報処理方法である。
<実施の形態1>
<システムの構成>
図1は、実施の形態1で使用する情報処理システム1の構成例を説明する図である。
図1に示す情報処理システム1は、複数台のユーザ端末100と、ユーザ端末100からアップロードされた画像データをOCR処理し、認識された文字の中から予め定めた情報をユーザ端末100に通知するOCRサーバ200とで構成される。
図1に示す情報処理システム1の場合、ユーザ端末100とOCRサーバ200は、クラウドネットワーク300を通じて接続されている。従って、OCRサーバ200は、クラウドサーバの一例である。
本実施の形態におけるユーザ端末100は、本体のカメラで撮像された精算レシートの画像データを、OCRサーバ200にアップロードする。もっとも、ユーザ端末100とは別の装置であるデジタルカメラやスキャナで精算レシートを撮像し、各装置から出力される画像データを取得して、OCRサーバ200にアップロードしてもよい。
なお、デジタルカメラ等で撮像された画像データをOCRサーバ200にアップロードする形態であれば、ユーザ端末100として、ノート型のコンピュータやデスクトップ型のコンピュータを使用してもよい。
勿論、他の種類のアプリがユーザ端末100で実行されている場合には、撮像の対象は精算レシートに限らない。
なお、精算レシートに印字される売上等に関する単語の表現は、POSレジスタのメーカによって異なる。そこで、本実施の形態におけるOCRサーバ200には、ユーザ端末100で実行されるアプリで使用される単語に、精算レシートに印字される可能性がある単語との対応関係を記録したテーブルを用意する。本実施の形態では、精算レシートに印字される単語のうちテーブルに登録されている単語を登録単語という。
図2においては、売上金等の自動入力サービスで扱う単語をグループ欄に示している。図2に示す対応関係は、登録単語テーブルとしてOCRサーバ200に保持されている。図2の場合、グループ欄の「純売上」に対応する登録単語として「純売」、「純売上」、「純売上合計」、「純売上高」、「**総合計」が例示されている。登録単語の表現のゆらぎは、POSレジスタのメーカの設定に依存する。
また、グループ欄の「現金売上」に対応する登録単語として「現金」、「現金残高」が例示されている。
なお、グループ欄に設定される単語は一例である。また、グループ欄に設定される単語は、売上金等の自動入力サービスで使用する表現に依存する。
図3は、実施の形態1で使用するユーザ端末100の構成例を説明する図である。
ユーザ端末100は、いわゆるコンピュータである。ユーザ端末100は、各部の動作を制御する制御部101と、カメラ102と、表示部103と、操作入力部104と、記憶部105と、通信部106とを有している。
制御部101は、不図示のCPU(=Central Processing Unit)、ROM(=Read Only Memory)、RAM(=Random Access Memory)等で構成されている。ROMには、BIOS(=Basic Input Output System)等のデータが記憶されている。また、RAMは、アプリの作業エリアとして使用される。
勿論、他のアプリが起動されている場合、制御部101は、起動されているアプリに応じた処理を実行する。
カメラ102は、撮像部の一例である。本実施の形態の場合、カメラ102は、ユーザ端末100の本体に設けられている。なお、カメラ102の用途に制約はなく、精算レシートの撮像以外にも用いられる。
表示部103は、例えば液晶ディスプレイや有機EL(=Electro Luminescence)ディスプレイである。表示部103には、カメラ102で撮像された画像や自動入力された売上金等の確認画面が表示される。
記憶部105は、例えば半導体メモリで構成され、撮像された画像データ105Aやアプリが記憶される。なお、ユーザ端末100がノート型のコンピュータやデスクトップ型のコンピュータの場合、記憶部105はハードディスク装置でもよい。
通信部106は、クラウドネットワーク300等に接続された外部端末との通信に用いるデバイスである。通信部106は、各種の通信規格に準拠する。通信部106は、例えば無線LAN(=Local Area Network)や有線LANの通信規格、4Gや5G等の移動通信システムに準拠する。
図4は、実施の形態1で使用するOCRサーバ200の構成例を説明する図である。
OCRサーバ200は、いわゆるコンピュータである。OCRサーバ200は、各部の動作を制御する制御部201と、記憶部202と、通信部203とを有している。
制御部201は、不図示のCPU、ROM、RAM等で構成される。ROMには、BIOS等のデータが記憶されている。また、RAMは、アプリの作業エリアとして使用される。OCRサーバ200は、情報処理装置の一例である。
画像データ取得部201Aは、ユーザ端末100から画像データ105Aを取得する機能部である。画像データ取得部201Aは、取得部の一例であり、取得した画像データ105Aを、画像データ202Aとして記憶部202に記憶する。
本実施の形態における文字切出処理部201Bは、切り出した文字列画像データのうち予め定めた特定部分を切り出してOCR処理し、登録単語を含む行か否かを判定する。本実施の形態における文字切出処理部201Bは、文字画像データの先頭に現れる2文字を特定部分とする。
本実施の形態の場合、文字を含む各行の先頭から2文字を切り出してOCR処理しているが、切り出す文字は各行の先頭に現れる1文字でも、3文字以上でもよい。
なお、各行の先頭から切り出す文字の数は事前に設定される。文字の数は、文字画像データに登録単語が含まれるか否かの判定が可能であればよい。このため、切り出す文字の数は、登録単語の内容に応じて定められる。もっとも、切り出す文字の数は少ないほどOCR処理の時間が短くなるため好ましい。先頭2文字が印字される部分は、文字画像データの左端部分の一例である。
文字画像データの先頭に位置する数文字だけをOCR処理して、行全体の文字をOCR処理するか否かを判定するので、全ての行の全ての文字をOCR処理する場合に比して、OCR処理される文字数を削減できる。このことは、OCR処理に要する時間の短縮に通じる。
文字切出処理部201Bは、特定部分に文字が印字されていない文字画像データが見つかった場合、その上の行で最初に特定部分に文字が現れる行を、処理対応である文字画像データに対する親の行(親行)として紐付ける。換言すると、親行を有する行の数値部には、親行の項目部が紐付けられる。親行を有する行も、行全体の文字をOCR処理する行に設定される。
本実施の形態におけるOCR処理部201Cは、OCR処理の対象に設定された行に対応する文字画像データを項目部と数値部に分解し、それぞれに専用のOCRモデルを適用して各部に対応する文字情報を認識する。
ここでのOCRモデルは、ディープラーニング技術を用いて生成される。OCRモデルは、1文字と識別された文字画像データが入力されると、確からしい文字情報(例えば文字コード)を出力する。各文字には、認識の確からしさを示す信頼度が計算される。なお、認識された単語の信頼度は、例えば単語を構成する各文字の信頼度の平均値として与えられる。
値選択部201Eは、1つの項目(項目部)が複数の値を持つ場合、該当する項目に対応付ける1つの値を選択する機能である。1つの項目が複数の値を持つ場合には、親行が存在する場合がある。例えば2つの値が1つの項目に対応付けられている場合、値選択部201Eは、Currency型に変換可能な値の方を選択する。ただし、2つの値のいずれもがCurrency型に変換可能である場合、値選択部201Eは、2つの値のうちで大きい方の値を選択する。
グループ別結果選択部201Fは、グループ欄の1つの単語が複数の値を持つ場合、該当する単語に対応付ける1つの値を選択する機能である。例えば2つの値がグループの1つの単語に対応付けられている場合、グループ別結果選択部201Fは、項目部をOCR処理した結果の信頼度が高い方の値を選択する。
記憶部202は、例えばハードディスク装置や半導体メモリで構成される。なお、記憶部202は、クラウドストレージサーバとして、クラウドネットワーク300に接続されていてもよい。
通信部203は、クラウドネットワーク300等に接続された外部端末との通信に用いるデバイスである。通信部203は、各種の通信規格に準拠する。通信部203は、例えば無線LANや有線LANの通信規格、4Gや5G等の移動通信システムに準拠する。
次に、OCRサーバ200が実行する処理動作例を説明する。
図5は、実施の形態1で使用するOCRサーバ200が実行する処理動作の一例を示すフローチャートである。図中に示す記号のSはステップを意味する。図5に示す処理動作は、情報処理方法の一例である。
なお、OCRサーバ200が実行する一連の動作は、ユーザ端末100から精算レシートの画像がアップデートされることで開始される。
まず、ユーザ端末100では、ユーザによって、売上金等の自動入力サービスに連携するアプリが起動される(ステップ1)。
図6は、ユーザ端末100の表示部103に表示される画像の例を示す図である。表示部103には、カメラ102(図3参照)で撮像された精算レシートの画像110と、シャッターボタン120とが表示されている。図6の場合、精算レシートの画像110のうち上端側の表記を省略している。
図5の説明に戻る。
ユーザ端末100を操作するユーザがアップロードする画像データ105Aを選択すると、ユーザ端末100は、精算レシートの画像データ105Aをアップロードする(ステップ2)。なお、シャッターボタン120(図6参照)の操作によって記憶された画像データ105Aを自動的にアップロードする設定の場合には、ユーザによるアップロードする画像データの選択は不要である。
記憶部202に画像データ202Aが記憶されると、OCRサーバ200は、画像データ202Aに含まれる文字画像データを切り出す(ステップ3)。従って、文字を含まない背景部分や余白部分は、切り出しの対象から除外される。
次に、OCRサーバ200は、各行に対応する文字画像データの特定部分だけをOCR処理して対象文字をサーチする(ステップ4)。本実施の形態の場合、対象文字は、登録単語の先頭側の2文字である。
例えば精算レシートの最下端の行には「現金残高 \37,462」が印字されているが、行の先頭に位置する「現金」が特定部分として切り出される。因みに、「現金残高」が項目部であり、「\37,462」が数値部である。
「現金」は、登録単語である「現金残高」の先頭2文字であり、対象文字の一例である。従って、最下端の行は、行全体の文字をOCR処理する対象に判定される。
図8の場合、破線で囲んだ4つの領域が行全体の文字をOCR処理する対象に設定されている。なお、上から3つ目の領域は、親行としての「現金 4数」が印字された行と、親行を有する「 \16,520」が印字された行の2行を含んでいる。
次に、OCRサーバ200は、これら4つの領域を対象として、行全体をOCR処理する(ステップ5)。
図9は、OCR処理で認識される情報に紐付けられる情報の例を説明する図である。
上から1つ目の領域に対応する文字画像データは、精算レシートの19行目にあたる。項目部の生のOCR処理の結果は「**純売」であり、数値部の値は「\15,297」である。
上から2つ目の領域に対応する文字画像データは、精算レシートの21行目にあたる。項目部の生のOCR処理の結果は「**総総合計」であり、数値部の値は「\16,520」である。
28行目の項目部には文字が無いが、1行上の27行目の項目部には対象文字が存在している。このため、27行目は、28行目の親行である。28行目における生のOCR処理の結果は、27行目にも紐付けられる。
図9の場合、精算レシートの27行目の生のOCR処理の結果は「現金」であり、数値部の値は「4数」である。
一方、精算レシートの28行目には、生のOCR処理の結果として、27行目の生のOCR処理の結果である「現金」が紐付けられる。なお、同行における数値部の値は「\16,520」である。
上から4つ目の領域に対応する文字画像データは、精算レシートの31行目にあたる。項目部の生のOCR処理の結果は「現金残高」であり、数値部の値は「\37,462」である。
次に、OCRサーバ200は、マッチング処理を実行する(ステップ6)。マッチング処理では、生のOCR処理の結果である文字を登録単語に紐付ける処理と、登録単語が対応付けられているグループの単語に紐付ける処理とが実行される。
図10は、マッチングの一例を説明する図である。図10では、紙面の都合から精算レシートの上から3つ目と4つ目の領域についてのみ表している。
精算レシートの27行目の項目部をOCR処理して認識された文字「現金」は、登録単語の「現金」に一致する。このため、認識された単語「現金」の信頼度は1.0である。信頼度は、生のOCR処理した結果の確からしさを表している。本実施の形態の場合、1.0が最大値である。なお、登録単語の「現金」はグループの「現金売上」に対応する。
精算レシートの31行目の項目部から読み出された文字「現金残高」は、登録単語の「現金」に対応する。信頼度は0.5である。なお、登録単語の「現金」はグループの「現金売上」に対応する。
次に、OCRサーバ200は、1つの項目に紐付ける値の選択を実行する(ステップ7)。本実施の形態の場合、項目部の「現金」に紐付けられている27行目の値と28行目の値の中から1つを選択する。
図11は、値の選択に使用される処理の内容を説明するフローチャートである。
まず、OCRサーバ200は、処理対象が1つの項目に複数の値を持つか否かを判定する(ステップ11)。
一方、ステップ11で否定結果が得られた場合、OCRサーバ200は、対応する値をそのまま使用する(ステップ13)。
図12は、ステップ7における値の選択を説明する図である。
精算レシートの27行目の値「4数」はCurrent型に変換できない値である。一方、28行目の値「\16,520」はCurrent型に変換できる値である。このため、この例では、28行目の値「\16,520」が、グループ「現金売上」に対応付けられる値として選択されている。
4つの領域の全てについて値の選択が完了すると、OCRサーバ200は、グループ別に値を選択する(ステップ8)。
本実施の形態の場合、精算レシートの19行目の値「\15,297」と同21行目の値「\16,520」は、いずれもグループの単語「純売上」に対応付けられている。また、精算レシートの28行目の値「\16,520」と同31行目の値「\37,462」は、いずれもグループの単語「現金売上」に対応付けられる。このため、各グループの単語に紐付ける1つの値を選択する必要がある。
まず、OCRサーバ200は、同じグループに紐付けられる値が複数あるか否かを判定する(ステップ21)。
ステップ21で肯定結果が得られた場合、OCRサーバ200は、信頼度は同じか否かを判定する(ステップ22)。
ステップ22で肯定結果が得られた場合、OCRサーバ200は、値が大きい方の値を選択する(ステップ23)。一方、ステップ22で否定結果が得られた場合、OCRサーバ200は、信頼度の高い方の値を選択する。
なお、ステップ21で否定結果が得られた場合、OCRサーバ200は、対応する行の値をそのまま抽出する。この場合は、1つのグループに紐付けられる値が1つしか存在しないためである。
グループ「現金売上」の場合、精算レシートの28行目の値「\16,520」と31行目の値「\37,462」が紐付けられている。ただし、28行目の生のOCR処理の結果の信頼度が1.0であるのに対し、31行目の生のOCR処理の結果の信頼度は0.5である。このため、信頼度が相対的に高い28行目の値「\16,520」がグループ「現金売上」の値として選択される。
グループ「純売上」の場合、精算レシートの19行目の値「\15,297」と21行目の値「\16,520」が紐付けられている。ただし、21行目の生のOCR処理の結果の信頼度が0.9であるのに対し、19行目の生のOCR処理の結果の信頼度は0.4である。このため、信頼度が相対的に高い21行目の値「\16,520」がグループ「純売上」の値として選択される。
グループ別に値が選択されると、OCRサーバ200は、ユーザ端末100に対し、選択結果を送信する(ステップ9)。具体的には、「現金売上」の値として「\16,520」が送信され、純売上の値として「\16,520」が送信される。
これらの情報を受信したユーザ端末100は、結果を合成した画面を表示部103(図3参照)に表示する(ステップ10)。
図16は、ユーザ端末100の表示部103に表示される売上金等の自動入力結果の画面例を説明する図である。図16に示す画面には、撮像された精算レシートの年月日の情報、天気の情報、現金売上の情報、現金外売上の情報、純売上の情報、キャンセルボタン121、登録ボタン122が表示されている。
なお、OCR処理により自動入力された値が間違っている場合には、手入力による数値の修正も可能である。
ユーザが登録ボタン122をタップすると、表示された金額が確定する。
前述の実施の形態1の場合には、図7を用いて説明したように、文字画像データの先頭2文字をOCR処理した結果に対象文字が含まれるかサーチすることで、OCR処理の対象となる文字数を低減させ、その結果として、OCR処理に要する時間の短縮を実現している。
ただし、OCR処理に要する時間の短縮は、他の手法によっても実現が可能である。
もっとも、実施の形態2の場合も、各行の先頭2文字だけを読み取り、行全体の文字をOCR処理するか否かを判定する機能を組み合わせてもよい。この場合、OCR処理が対象とする文字数は実施の形態1よりも少なくなり、更なるOCR処理の時間の短縮が実現される。
以上、本発明の実施の形態について説明したが、本発明の技術的範囲は前述した実施の形態に記載の範囲に限定されない。前述した実施の形態に、種々の変更又は改良を加えたものも、本発明の技術的範囲に含まれることは、特許請求の範囲の記載から明らかである。
(2)前述の実施の形態は、いずれも精算レシートを読み取りの対象としているが、消費者が受け取るレシートの特定の情報だけをOCR処理して自動入力する用途にも利用できる。
(5)前述の実施の形態の場合、1台のOCRサーバ200が図4に示す機能の全てを実行しているが、これらの機能の一部をクラウドネットワーク300に接続される他のサーバや端末との協働により実行してもよい。
Claims (6)
- 制御部と、
撮像部が撮像したレシートの画像データを、当該撮像部から取得する取得部と、
前記画像データから特定部分の文字画像データを切り出す切出処理部と、
切り出された前記文字画像データから文字情報を認識する文字認識部と
を有し、
前記制御部は、前記文字認識部から出力される前記文字情報に応じ、次の文字認識の対象とする前記文字画像データを決定する
情報処理装置。 - 前記制御部は、前記文字認識部から出力される前記文字情報に対応する金額情報を決定する、請求項1に記載の情報処理装置。
- 前記切出処理部は、各行の左端の部分を、前記特定部分として前記文字画像データを切り出す、請求項1又は2に記載の情報処理装置。
- 1つの前記画像データについて、前記文字認識部が前記文字情報の認識を開始する行よりも、当該文字情報の認識を終了する行がレシートの上方に位置する、請求項1〜3のいずれか1項に記載の情報処理装置。
- 制御部と、
レシートを撮像して画像データを出力する撮像部と、
前記撮像部から前記画像データを取得する取得部と、
前記画像データから特定部分の文字画像データを切り出す切出処理部と、
切り出された前記文字画像データから文字情報を認識する文字認識部と
を有し、
前記制御部は、前記文字認識部から出力される前記文字情報に応じ、次の文字認識の対象とする前記文字画像データを決定する
情報処理システム。 - レシートを撮像して画像データを出力する処理と、
前記画像データから特定部分の文字画像データを切り出す処理と、
切り出された前記文字画像データから文字情報を認識する処理と、
認識された前記文字情報に応じ、次の文字認識の対象とする前記文字画像データを決定する処理と
を有する情報処理方法。
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