JP2021139731A - ガスメータ - Google Patents

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正誉 松田
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忠徳 白澤
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裕治 中林
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Abstract

【課題】ガス容器交換時に不適切な動作が行われた場合でも、ガス容器の残量を正確に計測することが可能なガスメータを提供する。【解決手段】ガス容器2の下流に接続されるガスメータ1において、ガスが流れる計測流路101と、計測流路101に配置された第1超音波センサ102、第2超音波センサ103と、ガスを伝搬する超音波信号の伝搬時間を計測する伝搬時間計測部111と、ガスの流量を計測する流量演算部112と、ガスの温度を検知する温度検知部113と、を備え、ガス容器2のガスを所定時間内に所定流量以上の流量で消費したときの流量とその消費前後の伝搬時間及び温度に基づいてガス容器2のガス残量を計測する。【選択図】図2

Description

本開示は、超音波を利用してガスの流量を計測するガスメータに関し、特に、ガス容器内のガス残量を計測する機能を有するガスメータに関する。
特許文献1は、ガス残量監視機能の積算値をリセットするガス計量装置を開示する。このガス計量装置は、ガス容器交換時の切換操作に応じて切換信号を発生する切換信号発生手段を有する自動切換機能付き圧力調整器と、該圧力調整器から供給されるガスを消費するガス燃焼器のガス使用量を計量する計量器と、該圧力調整器からの信号でガス残量監視機能の積算値をリセットする構成を開示する。
特開2001−174308号公報
従来は切換機能付き圧力調整器等からガス容器切換の信号を受けてリセットされたガス使用量を再び計量することでガス容器の残量検知を行っていた為、ガス容器交換時に適切なリセット動作が行われなかった場合や未使用ではないガス容器と交換された場合などにガス容器の正しい残量を検知することができなかった。
本開示は、ガス使用時の流量とガス使用前後のガス組成と温度からガス容器の残量を計測するようにして、ガス容器交換時に誤った動作が行われた場合でもガス容器の正しいガス残量を計測できるガスメータを提供することを目的とする。
本開示のガスメータは、ガス容器の下流に接続されるガスメータにおいて、ガスが流れる計測流路と、前記ガスの流量を計測する流量計測手段と、前記ガスの組成を検知する組成検知手段と、前記ガスの温度を計測する温度検知手段と、所定時刻に前記組成検知手段で計測された組成及び前記温度検知手段で計測された温度と、前記所定時刻から所定時間経過後に前記組成検知手段で計測された組成及び前記温度検知手段で計測された温度と、前記所定時刻から前記所定時間経過後までに前記流量計測手段で計測された流量と、に基づき前記ガス容器内のガス残量を計測するガス残量演算手段と、で構成されたものである。
本開示はガス使用時の流量と前記ガス使用時前後のガス組成と温度からガス容器の残量を計測するようにして、ガス容器交換時に誤った動作が行われた場合でもガス容器の正しいガス残量を計測できるガスメータを提供することができる。
実施の形態1におけるガスメータを含むシステム図 実施の形態1におけるガスメータを含む他のシステム図 実施の形態1におけるガスメータのブロック図 (a)ガス残量変化に伴う伝搬時間の変化を示すグラフ、(b)ガス残量変化に伴う流量と積算流量値の変化を示すグラフ、(c)実施の形態1における計測タイミングを示す図 実施の形態1におけるガスメータの処理を説明するフローチャート 実施の形態2におけるガスメータのブロック図 (a)ガス残量変化に伴う下流側加熱後温度の変化を示すグラフ、(b)ガス残量変化に伴う流量と積算流量値の変化を示すグラフ 実施の形態2におけるガスメータの処理を説明するフローチャート
(本開示の基礎となった知見等)
ガス容器、所謂LPガスボンベからガスを供給する場合、使用できるガスの容量は有限である為、ガス切れを起こさないようにする為にガス容器の定期的な交換が必須であり、ガス管理業者は効率的にガス容器の交換を行う必要がある。
そして、ガス容器の交換を効率的に行う為に、ガス容器のガスの残量を監視する機能(以降、積算式ガス残量監視機能という)を有するガスメータがあり、このようなガスメータでは、ガス容器を交換してからのガスの使用量を積算することでガス容器の残量を推定し、残量が少なくなるとガス容器の管理業者(以降、ガス事業者という)に通信することで、ガス切れの前にガス容器の交換が行えるようにしていた。また、積算式ガス残量監視機能を搭載したガスメータには、積算式ガス残量監視機能用の積算値をリセットする手動スイッチが設けられており、ガス容器交換時には、残量監視の積算値をリセットする為に作業者がスイッチ操作を行う必要があった。
また、ガスの残量が0になってから交換する方が配送の面からは効率的であることから、2つのガス容器を設置し、一方のガス容器の残量がほぼ0になったら、自動的に満タンのガス容器に切り替える切換弁を備えることで、交換までの猶予期間を設けることで対応することも行われていた。但し、この場合も、ガス事業者がガス容器の交換時期を管理する為に積算式ガス残量監視機能を有するガスメータが使用されており、ガス容器交換時には、残量監視の積算値をリセットする為に作業者がスイッチ操作を行う必要がった。
上記のように、積算式ガス残量監視機能を有効に利用するには、作業者がガス容器の交換時に手動で使用量のリセットを行う必要があり、ガス容器の交換時にリセットを行わない、或いは、リセットを忘れる、或いは、ガス交換をしていないのにリセットをしてしまう、と正しい残量監視が行えなかった。
そこで、ガス容器の切換時に信号を発する機能を有する切換機能付きの圧力調整器を用い、圧力調整器からの信号でガスメータの積算式ガス残量監視機能の積算値をリセットする方法が提案されていた。
しかしながら、その方法は圧力調整器に切替え時の信号発生機能と通信機能を付加し、かつ、ガスメータと通信する必要があり、圧力調整器のコストアップとなる。或いは、未使用ではないガス容器が誤って取り付けられた場合には残量監視を正しく行えないという課題を発明者らは発見し、その課題を解決する為に、本開示の主題を構成するに至った。
以下、図面を参照しながら実施の形態を詳細に説明する。但し、必要以上に詳細な説明は省略する場合がある。例えば、既によく知られた事項の詳細説明、または、実質的に同一の構成に対する重複説明を省略する場合がある。
なお、添付図面及び以下の説明は、当業者が本開示を十分に理解する為に提供されるのであって、これらにより特許請求の範囲に記載の主題を限定することを意図していない。
(実施の形態1)
以下、図1A〜図4を用いて、実施の形態1を説明する。
[1−1.構成]
図1Aは、本開示の第1の実施の形態におけるガスメータの設置状態を示す図で、図に示す様に2つのガス容器2と、ガス容器2を切換える切換弁3と、ガスメータ1と、ガス器具4とからなり、ガスは切換弁3で切換えられ、2つのガス容器2の内の選択されたガス容器2から上流管5、ガスメータ、下流管6を経由してガス器具4に供給される。切換弁3としては、圧力を検知して自動的に切換えるものや、作業者が手動により切換えるものがある。
図1Bは、本開示の第1の実施の形態におけるガスメータの他の設置状態を示す図で、図1Aと異なるのは、ガス容器の交換を切換弁3ではなく、作業者がガス容器2を入れ換える点であり、ガスメータは同じ機能を有する。
なお、以降の説明では、2つのガス容器2の内、ガスが既に一部消費されたガス容器2を使用中容器2a、ガスが満タンのガス容器2を未使用容器2bと区別して説明する。
また、図1Aと図1Bの違いは、ガス容器2の交換が切換弁3で自動若しくは手動で行なわれるか、或いは、作業者が交換作業を行うかの違いであり、以降のガスメータの説明は、共通である。
図2は、本実施の形態のガスメータの構成を示すブロック図で、ガスメータ1は、被計測流体の流れる計測流路101と、計測流路101の上流と下流に設置した第1超音波センサ102及び第2超音波センサ103と、第1超音波センサ102、第2超音波センサ103の送受信を切り換える切換部104と、第1超音波センサ102及び第2超音波センサ103を駆動する送信部105と、受信側の超音波センサで受信し切換部104を通過した受信信号を受信する受信部106と、受信した信号を所定の振幅まで増幅する増幅部107と、増幅部107で増幅された受信信号の電圧と基準電圧とを比較する基準比較部108とを備えている。
また、基準比較部108で比較される基準電圧を設定する基準電圧設定部109、基準比較部108の比較結果に基づき、時間計測の基準点を判定する判定部110、判定部110の結果に基づき、超音波の伝搬時間を計時する伝搬時間計測部111、伝搬時間計測部111で計測された伝搬時間に基づき被計測流体の流量を算出する流量演算部112、ガスの温度を検知する温度検知部113、伝搬時間計測部111で計測された伝搬時間と温度検知部113で計測された温度からガスの組成を求めるガス組成検知部114、ガス組成検知部114で求められたガス組成と温度検知部113で計測された温度と流量演算部112で計測された流量に基づきガス容器2のガス残量を演算するガス残量演算部115、流量演算部112で求められた流量を積算することでガス容器2の残量を監視する積算式ガス残量監視部116、ガス残量演算部115で演算されたガス残量に基づきガス容器の交換を検知するガス容器交換検知部117、ガス事業者等が運営するセンター装置7などの外部装置との通信を行う外部通信部118、及び、全体の制御を行う、マイクロコンピューター等で構成された制御部119を備えている。
[1−2.動作]
次に、本実施の形態におけるガス残量演算部115の動作を説明する。
[1−2−1.ガス残量が計測されるときの動作]
図3(a)は、ガス器具4等を使用することでガス容器2のガスを一定流量で消費して
いる時とその前後における超音波の伝搬時間の変化、図3(b)は、流量と積算流量値の変化、図3(c)は、伝搬時間計測部111における伝搬時間の計測タイミングの一例を示す図である。
図3(a)において、一点鎖線で示すTupは第1超音波センサ102から第2超音波センサ103までの伝搬時間(以降、上流側伝搬時間Tupと称す)の変化、点線で示すTdwは第2超音波センサ103から第1超音波センサ102までの伝搬時間(以降、下流側伝搬時間Tdwと称す)の変化、及び、実線で示すTmは上流側伝搬時間Tupと下流側伝搬時間Tdwの平均値(以降、平均伝搬時間Tmと称す)を示している。
また、図3(a)において、期間T1はガスが流れておらずガスを消費していない期間を表し、期間T2はガスが流れ始め、上流管5内に残されていたガスがガスメータ1を通過している期間を表し、期間T3はガスが流れていてガスを消費している期間を表し、期間T4はガスの消費が終了している期間を表している。
また、図3(a)において、ガス消費開始前の上流側伝搬時間Tup1、下流側伝搬時間Tdw1に対し、ガス消費中のタイミングSAの上流側伝搬時間Tup2、下流側伝搬時間Tdw2、ガス消費中のタイミングSBの上流側伝搬時間Tup3、下流側伝搬時間Tdw3で、それぞれ上流側伝搬時間が下流側伝搬時間よりも短くなっているが、これはガスの流速に依存している。従って、流量演算部112は、上流側伝搬時間Tupと下流側伝搬時間Tdwの伝搬時間差によりガスの流速を求め、求めた流速に流路断面積及び流量係数を乗算することで流量Qsを求めることができる。
また、図3(a)から分かるように、ガス消費中は、経過時間と共に超音波の伝搬時間が長くなっている。これは、ガス容器2に充填されたガスの組成に基づいた音速の変化に起因するものである。ガス容器2に高圧で充填されているLPガスは、プロパン、ブタン、プロピレンなどの異なる蒸気圧をもった多成分による混合ガスであり、ガス容器2内では液相と気相が存在し平衡状態にある為、蒸気圧が高いプロピレン→プロパン→ブタンの順でガス容器2から排出される。
従って、ガス容器2内に残ったガスが少なくなると、ガスの組成が変化しブタンが占める割合が増え、プロピレンやプロパンよりも音速の遅いブタンの割合が大きくなることで伝搬時間が大きくなる。これらの相関関係は既知の式に基づいており、伝搬時間と温度からガスの組成を求めることが可能である。
また、ガス容器2から排出されるガスの組成が分かると、気相液相平衡の関係に基づいてガス容器2内の液相の組成を求められる。
しかしながら、気相と液相のそれぞれの組成が分かっただけではガス容器2内の気相と液相の物質量比率が一意に定まらない為、ガス容器内のガス残量を求めることができない。そこで、所定の物質量、すなわち、所定の積算流量値のガスをガス容器から取り除いたときのガスの組成変化の度合いが、そのときのガス容器内の気相と液相の物質量比率に依存するので、この関係を利用し、所定の時間内に流れた流量とその前後のガスの組成からガス容器内の気相と液相の物質量比率を定めることができ、その結果、ガス容器内の全物質量、すなわちガス残存量を求めることができる。
例えば、プロパンとブタンの混合気液状態では、ガス容器内を占める液体の割合が高いときには所定のガスを消費した前後のガス組成変化が小さい(ブタンの濃度がほとんど変わらない)のに対し、ガス容器内を占める液体の割合が低いときには所定のガスを消費した前後のガス組成変化が大きく(ブタンの濃度が高く)なる。
従って、ガス残量演算部115は、平均伝搬時間Tmと温度Tcと流量Qsを監視し、所定時間Tac内の積算流量値(以下、ガス消費量と称す)Qiが予め決定された所定積算流量値Qth以上に変化すればガス残量Nを計測する演算を行い、ガス容器2のガス残量Nを演算することができる。
具体的には、図3(c)に示す様に、伝搬時間計測部111は、所定のサンプリング周期Ts(例えば、2秒)の間隔で伝搬時間(上流側伝搬時間Tup及び下流側伝搬時間Tdw)を計測(S1〜S10)して平均伝搬時間(TmS1〜TmS10)を計測し、流量演算部112は、伝搬時間に基づいて瞬時流量(QsS1〜QsS10)と積算流量(QtS1〜QtS10)を演算し、温度検知部113は、温度(TcS1〜TcS10)を求める。
そして、ガス残量演算部115は、タイミングSAを起点とした所定時間Tac内にガス消費量が所定積算流量値Qthを超える場合に、タイミングSAにおける消費前平均伝搬時間TmA(=TmS3)及び消費前温度TcA(=TcS3)と、その所定積算流量値Qth以上が消費された後のタイミングSBにおける消費後平均伝搬時間TmB(=TmS7)及び消費後温度TcB(=TcS7)と、タイミングSAとタイミングSBの期間Tabに消費されたガス消費量Qiに基づき、ガス容器2のガス残量Nを演算する。
また、複数の計測で得られた平均伝搬時間Tmの移動平均値と温度の移動平均値をガス残量計測に用いる方法でも良い。例えば、図3(c)に示す計測S1〜S3で得られた3つの平均伝搬時間(TmS1、TmS2、TmS3)の移動平均値TmaAと3つの温度(TcS1、TcS2、TcS3)の移動平均値TcaA、期間Tab離れた計測S6〜S8の計測で得られた3つの平均伝搬時間(TmS6、TmS7、TmS8)の移動平均値TmaB、3つの温度(Tc6、Tc7、Tc8)の移動平均値TcaBに対して、ガス消費量Qiが所定積算流量値Qthを超えていれば、TmaA、TcaA、TmaB、TcaB及びガス消費量(Qi=QtS7−QtS2=QsS3+QsS4+QsS5+QsS6+QsS7)に基づいてガス残量Nを計測しても良く、この場合ノイズ等により伝搬時間または温度の計測誤差が生じた場合でも精度よくガス残量Nを計測できる。
また、伝搬時間は、平均伝搬時間Tmに限らず、それぞれの計測で得られた上流側伝搬時間Tup同士、或いは、下流側伝搬時間Tdw同士でも良い。
なお、所定時間Tac,所定積算流量値Qthは、ガス容器2に充填されるLPガスの組成により適宜設定することができる。
[1−2−2.フローチャートによる一連の動作説明]
次に、図4に示すフローチャートを用いて、上記で説明したガス残量演算部115の動作を説明する。
先ず、制御部119は、サンプリング周期かどうかを判断(S100)し、サンプリング周期である場合(処理S100でYes)、伝搬時間計測部111で上流側伝搬時間Tup、下流側伝搬時間Tdw、流量演算部112で流量Qs、温度検知部113で温度Tcを計測し(S101)、平均伝搬時間Tmを求め、温度Tc、流量Qsとともに時系列に保存する(S102)。サンプリング周期でない(処理S100でNo)と判断されれば処理を抜ける。
次に、ガスが流れているかどうかを判定し(S103)、続けてガス残量演算用計数タイマTiが初期値(=0)かどうかに基づき残量計測中かどうかを判定する(S104、
S108)。
ガスが流れておらず(処理S103でNo)、ガス残量演算用計数タイマTiが初期値の場合(処理S104でNo)、処理を抜ける。ガスが流れておらず(処理S103でNo)、ガス残量演算用計数タイマTiが初期値でない場合(処理S104でYes)、ガス残量演算用計数タイマTiにサンプリング周期Tsを加え(S105)、その後、ガス残量演算用計数タイマTiが所定時間Tac内かどうかを判定し(S106)、所定時間Tac内の場合(処理S106でYes)は処理を抜け、所定時間Tacを超えた場合(処理S106でNo)はガス残量演算用計数タイマTiを初期化(Ti=0)して処理から抜ける。
ガスが流れていて(処理S103でYes)、ガス残量演算用計数タイマTiが初期値の場合(処理S108でNo)、ガス消費量Qiを流量Qs×サンプリング周期Tsで、ガス残量演算用計数タイマTiをサンプリング周期Tsでそれぞれ初期化し、さらに消費前平均伝搬時間TmAに平均伝搬時間Tm、消費前温度TcAに温度Tcをそれぞれ代入し(S109)、処理から抜ける。ガスが流れていて(処理S103でYes)、ガス残量演算用計数タイマTiが初期値でない場合(処理S108でYes)、ガス消費量Qiに流量Qs×サンプリング周期Tsを、ガス残量演算用計数タイマTiにサンプリング周期Tsをそれぞれ加え(S110)、ガス残量演算用計数タイマTiが所定時間Tac内かどうか判定し(S111)、所定時間Tacを超えた場合(処理S111でNo)はガス残量演算用計数タイマTiを初期化(Ti=0)して処理から抜け、所定時間Tac内の場合(処理S111でYes)はガス消費量Qiが所定積算流量値Qthを超えているかどうかを判定する(S112)
ガス消費量Qiが所定積算流量値Qthを超えなかった場合(処理S112でNo)は処理から抜ける。ガス消費量Qiが所定積算流量値Qthを超えた場合(処理S112でYes)は消費後平均伝搬時間TmBに平均伝搬時間Tmを、消費後温度TcBに温度Tcを代入する(S113)。
そして、ガス残量演算部115は、ガス消費量Qi、消費前平均伝搬時間TmA、消費前温度TcA、消費後平均伝搬時間TmB、消費後温度TcBからガス残量Nを求め(S114)、ガス容器交換検知部117は、ガス残量Nが前回のガス残量Npと比べて所定値ΔN以上大きくなったかどうかに基づきガス容器2の交換を判定する(S115)。
ガス容器2が交換されていない場合(処理S115でNo)、外部通信部118でセンター装置7等へガス残量を通知し、ガス業者への報知を行う(S116)。ガス容器2が交換された場合(処理S115でYes)、積算式ガス残量監視部116の積算値をリセットし(S117)、外部通信部118でセンター装置7等へガス交換検知、或いは、ガス残量を通知し、ガス業者への報知を行う(S118)。
なお、処理S117(積算式ガス残量監視部116の積算値をリセット)や処理S116、S118(センター装置7等へガス残量や交換の通知)は、設置状況に応じて適宜選択できるようにしても良い。
[1−3.効果等]
以上の様に、本実施の形態において、ガスメータ1は、ガスが流れる計測流路101と、ガスの流量を計測する流量演算部112と、ガスの組成によって変化する伝搬時間を計測する伝搬時間計測部111と、ガスの温度を計測する温度検知部113と、所定時刻に伝搬時間計測部111で計測された伝搬時間と温度検知部113で計測された温度と、所定時刻から所定時間経過後に伝搬時間計測部111で計測された伝搬時間と温度検知部113で計測された温度と、所定時刻から所定時間経過後までに流量演算部112で計測さ
れた流量と、に基づきガス容器2内のガス残量を演算するガス残量演算部115と、を備える。
これにより、ガス残量演算部115は、ガス容器2の交換時から計数した流量積算値を必要とせずに、所定時間内の計測のみでガス容器2のガス残量を正確に演算することができる。
なお、本実施の形態では、ガスの組成を検知する為に超音波の伝搬時間と温度を用いたが、ガスの組成と光波の吸収率の相関を利用した方法などの他方式のものでもガスの組成検知が可能であることは言うまでもない。
また、本実施の形態では、流量計測手段として超音波伝搬時間方式による流量演算を用いたが、差圧式流量計やサーマル式流量計などの他方式のものを用いても構わない。
また、本実施の形態では、上流と下流に設置した第1超音波センサ102及び第2超音波センサ103間の伝搬時間を用いて、ガスの流量を計測する流量演算部112とガスの組成を検知するガス組成検知部114を実現したが、流量演算部112における流量計測を超音波方式以外で行い、超音波センサを1つ用いて、送信した超音波の反射波を受信することで計測されたガスの伝搬時間をガス組成検知部114におけるガスの組成検知に用いるように構成することもできる。
本実施の形態のように、ガス残量が所定値増加したときにガス容器2の交換を検知するガス容器交換検知部117を有し、ガス容器交換検知部117によりガス容器2の交換を検知したときに積算式ガス残量監視部116の積算値をリセットするようにすると、手動によりリセットを行う必要がなくなり、積算式ガス残量監視部116によるガス容器2の残量管理を確実に行うことができる。
本実施の形態のように、センター装置7と通信する外部通信部118を備え、ガス残量演算部115でガス残量を演算した場合に、外部通信部118で報知する。
これにより、ガス事業者はガス容器2の配送などのスケジュールを組む際に優先順位等を決める参考とすることができる。更に、ガス容器2の交換前で未だガスの残量があるにも関わらず見込みで交換を行う必要がなくなり、配送効率が向上する。
また、ガス事業者が、作業者に対してガス容器2の交換(切換弁3の操作、若しくは、交換作業)の後に積算式ガス残量監視部116の積算値のリセットを行ったかどうかを確認した上で、ガス容器2を交換したのにリセットを忘れていた場合には、センター装置7からガスメータ1に対してリセットの指示を行うようにすることで、積算式ガス残量監視部116の誤検知に対応することもできる。
なお、上述の実施の形態は、本開示における技術を例示する為のものであるから、特許請求の範囲またはその均等の範囲において種々の変更、置き換え、付加、省略などを行うことができる。
(実施の形態2)
以下、図1A、図1B、図5〜図7を用いて、実施の形態2を説明する。
[2−1.構成]
図1A及び図1Bは、本開示の第2の実施の形態におけるガスメータの設置状態を示す図で、構成は第1の実施の形態で述べたものと同じである。
図5は、本実施の形態2のガスメータの構成を示すブロック図で、ガスメータ20は、被計測流体の流れる計測流路201と、計測流路201の上流側から下流側に順に設置した第1温度センサ202、第2温度センサ203、第3温度センサ204と、第2温度センサ203と第3温度センサ204の間に設置した発熱体205と、発熱体205を加熱する加熱部206と、加熱部206への電力を制御する電力制御部207と、発熱体205により加熱されたガスの温度を第2温度センサ203で検知した上流側加熱後温度と発熱体205により加熱されたガスの温度を第3温度センサ204で検知した下流側加熱後温度とに基づき流量を演算する流量演算部208と、発熱体205により加熱されていないガスの温度を第1温度センサ202で検知した加熱前温度と第3温度センサ204で検知された下流側加熱後温度に基づきガスの組成を求めるガス組成検知部209と、ガス組成検知部209で求められたガス組成と第1温度センサ202で検知した加熱前温度と流量演算部208で求められた流量に基づきガス容器2のガス残量を演算するガス残量演算部210とを備えている。
また、流量演算部208で求められた流量を積算することでガス容器2の残量を監視する積算式ガス残量監視部211、ガス残量演算部210で演算されたガス残量に基づきガス容器の交換を検知するガス容器交換検知部212、ガス事業者等が運営するセンター装置7などの外部装置との通信を行う外部通信部213、及び、全体の制御を行う、マイクロコンピューター等で構成された制御部214を備えている。
[2−2.動作]
次に、本実施の形態におけるガス残量演算部210の動作を説明する。
[2−2−1.ガス残量が計測されるときの動作]
図6(a)は、ガス器具4等を使用することでガス容器2のガスを消費している時とその前後における下流側加熱後温度の変化、図6(b)は、流量と積算流量値の変化、を示す図である。
図6(a)において、点線で示すTcupは発熱体205により加熱されたガスの温度を第2温度センサ203で検知した温度(以降、上流側加熱後温度Tcupと称す)の変化、一点鎖線で示すTcdwは発熱体205により加熱されたガスの温度を第3温度センサ204で検知した温度(以降、下流側加熱後温度Tcdwと称す)の変化、及び、実線で示すTcnは第1温度センサ202で検知された温度(以降、加熱前温度Tcnと称す)を示している。
また、図6(a)において、期間T1はガスが流れておらずガスを消費していない期間を表し、期間T2はガスが流れ始め、上流管5内に残されていたガスがガスメータ20を通過している期間を表し、期間T3はガスが流れていてガスを消費している期間を表し、T4はガスの消費が終了している期間を表している。
また、図6(a)において、ガス消費開始前の上流側加熱後温度Tcup1、下流側加熱後温度Tcdw1に対し、ガス消費中のタイミングSAの上流側加熱後温度Tcup2、下流側加熱後温度Tcdw2、ガス消費中のタイミングSBの上流側加熱後温度Tcup3、下流側加熱後温度Tcdw3で、それぞれ上流側加熱後温度が下流側加熱後温度よりも低くなっているが、これはガスの流量に依存している。従って、流量演算部208は、上流側加熱後温度Tcupと下流側加熱後温度Tcdwの温度差によりガスの補正前流量を求め、求めた補正前流量にコンバージョンファクター及び流量係数を乗算することで流量Qsを求めることができる。
また、図6(a)から分かるように、ガス消費中は下流側加熱後温度が上昇している。これは、ガス容器2に充填されたガスの組成に基づいた熱伝導率の変化に起因するものである。ガス容器2内に残ったガスが少なくなると、ガスの組成が変化しブタンが占める割合が増え、プロピレンやプロパンよりも熱伝導率の低いブタンの割合が大きくなることで、発熱体205で加熱されたガスの温度が周囲に拡散しにくくなり、結果として第2温度センサ203及び第3温度センサ204で検知される加熱後温度が大きくなる。これらの相関関係は既知の式に基づいており、上流側または下流側の加熱後温度と加熱前温度からガスの組成を検知することが可能である。
従って、ガス残量演算部210は、下流側加熱後温度Tcdwと加熱前温度Tcnと流量Qsを監視し、所定時間Tac内のガス消費量Qiが予め決定された所定積算流量値Qth以上に変化すればガス残量を計測する演算を行い、ガス消費量Qi、消費前加熱後温度Tm1A、消費前加熱前温度Tc1A、消費後加熱後温度Tm1B、消費後加熱前温度Tc1Bに基づいてガス容器2のガス残量Nを演算することができる。
また、下流側加熱後温度Tcdwの代わりに上流側加熱後温度Tcupを用いてガスの組成を検知しても良い。
なお、所定時間Tac,所定積算流量値Qthは、ガス容器2に充填されるLPガスの組成により適宜設定することができる。
[2−2−2.フローチャートによる一連の動作説明]
次に、図7に示すフローチャートを用いて、上記で説明したガス残量演算部210の動作を説明する。
先ず、制御部214は、サンプリング周期かどうかを判断(S200)し、サンプリング周期である場合(処理S200でYes)、第1温度センサ202、第2温度センサ203、第3温度センサ204で加熱前温度Tcn、上流側加熱後温度Tcup、下流側加熱後温度Tcdw、流量演算部208で流量Qsを計測し(S201)、時系列に保存する(S202)。サンプリング周期でない(処理S200でNo)と判断されれば処理を抜ける。
次にガスが流れているかどうかを判定し(S203)、続けてガス残量演算用計数タイマTiが初期値(=0)かどうかに基づき残量計測中かどうかを判定する(S204、S208)。
ガスが流れておらず(処理S203でNo)、ガス残量演算用計数タイマTiが初期値の場合(処理S204でNo)、処理を抜ける。ガスが流れておらず(処理S203でNo)、ガス残量演算用計数タイマTiが初期値でない場合(処理S204でYes)、ガス残量演算用計数タイマTiにサンプリング周期Tsを加え(S205)、その後、ガス残量演算用計数タイマTiが所定時間Tac内かどうかを判定し(S206)、所定時間Tac内の場合(処理S206でYes)は処理を抜け、所定時間Tacを超えた場合(処理S206でNo)はガス残量演算用計数タイマTiを初期化(Ti=0)して処理から抜ける。
ガスが流れていて(処理S203でYes)、ガス残量演算用計数タイマTiが初期値の場合(処理S208でNo)、ガス消費量Qiを流量Qs×サンプリング周期Tsで、ガス残量演算用計数タイマTiをサンプリング周期Tsでそれぞれ初期化し、さらに消費前加熱後温度Tm1Aに下流側加熱後温度Tcdw、消費前加熱前温度Tc1Aに加熱前温度Tcnをそれぞれ代入し(S209)、処理から抜ける。ガスが流れていて(処理S
203でYes)、ガス残量演算用計数タイマTiが初期値でない場合(処理S208でYes)、ガス消費量Qiに流量Qs×サンプリング周期Tsを、ガス残量演算用計数タイマTiにサンプリング周期Tsをそれぞれ加え(S210)、ガス残量演算用計数タイマTiが所定時間Tac内かどうか判定し(S211)、所定時間Tacを超えた場合(処理S211でNo)はガス残量演算用計数タイマTiを初期化(Ti=0)して処理から抜け、所定時間Tac内の場合(処理S211でYes)はガス消費量Qiが所定積算流量値Qthを超えているかどうかを判定する(S212)
ガス消費量Qiが所定積算流量値Qthを超えなかった場合(処理S212でNo)は処理から抜ける。ガス消費量Qiが所定積算流量値Qthを超えた場合(処理S212でYes)は消費後加熱後温度Tm1Bに下流側加熱後温度Tcdwを、消費後温度TcBに加熱前温度Tcnを代入する(S213)。
そして、ガス残量演算部210で、ガス消費量Qi、消費前加熱後温度Tm1A、消費前加熱前温度Tc1A、消費後加熱後温度Tm1B、消費後加熱前温度Tc1Bからガス残量Nを求め(S214)、ガス容器交換検知部212で、ガス残量Nが前回のガス残量Npと比べて所定値ΔN以上大きくなったかどうかに基づきガス容器の交換を判定する(S215)。
ガス容器が交換されていない場合(処理S215でNo)、外部通信部213でセンター装置7等へガス残量を通知し、ガス業者への報知を行う(S216)。ガス容器が交換された場合(処理S215でYes)、積算式ガス残量監視部211の積算値をリセットし(S217)、外部通信部213でセンター装置7等へガス交換検知、或いは、ガス残量を通知し、ガス業者への報知を行う(S218)。
なお、処理S217(積算式ガス残量監視部211の積算値をリセット)や処理S216、S218(センター装置7等へガス残量や交換の通知)は、設置状況に応じて適宜選択できるようにしても良い。
[2−3.効果等]
以上の様に、本実施の形態において、ガスメータ20は、ガスが流れる計測流路201と、計測流路201の上流側から下流側に順に設置した第1温度センサ202、第2温度センサ203、第3温度センサ204と、第2温度センサ203と第3温度センサ204の間に設置した発熱体205と、発熱体205により加熱されたガスの温度を第2温度センサ203で検知した上流側加熱後温度と発熱体205により加熱されたガスの温度を第3温度センサ204で検知した下流側加熱後温度とに基づき流量を演算する流量演算部208と、発熱体205により加熱されていないガスの温度を第1温度センサ202で検知した加熱前温度と第3温度センサ204で検知された下流側加熱後温度と流量演算部208で求められた流量に基づきガス容器2のガス残量を演算するガス残量演算部210と、を備える。
これにより、ガス残量演算部210は、ガス容器2の交換時から計数した流量積算値を必要とせずに、所定時間内の計測のみでガス容器2のガス残量を正確に計測することができる。
なお、本実施の形態では、ガスの組成と熱伝導率の相関を利用した方法を用いたが、ガスの組成と光波の吸収率の相関を利用した方法などの他方式のものでもガスの組成検知が可能であることは言うまでもない。
また、本実施の形態では、流量計測手段として発熱体加熱時の上流側と下流側の温度差を利用する流量演算を用いたが、超音波流量計や差圧式流量計などの他方式のものを用い
ても構わない。
その他の効果は実施の形態1と同様である。
なお、上述の実施の形態は、本開示における技術を例示する為のものであるから、特許請求の範囲またはその均等の範囲において種々の変更、置き換え、付加、省略などを行うことができる。
以上のように、本開示にかかるガスメータによるとガス容器のガス残量を検知できるので、ガス容器交換、回収等の効率化を図ることができる。
1、20 ガスメータ
2 ガス容器
7 センター装置
101 計測流路
102 第1超音波センサ(超音波センサ)
103 第2超音波センサ(超音波センサ)
105 送信部(送信手段)
111 伝搬時間計測部(流量計測手段、伝搬時間計測手段)
112、208 流量演算部(流量演算手段)
113 温度検知部(温度検知手段)
114 ガス組成検知部(組成検知手段)
115、210 ガス残量演算部(ガス残量演算手段)
116、211 積算式ガス残量監視部(積算式ガス残量監視手段)
117、212 ガス容器交換検知部(ガス容器交換検知手段)
118、213 外部通信部
119、214 制御部
201 計測流路
202 第1温度センサ
203 第2温度センサ
204 第3温度センサ(加熱後ガス温度検知手段)
205 発熱体
206 加熱部(加熱手段)
207 電力制御部
209 ガス組成検知部(組成検知手段)

Claims (6)

  1. ガス容器の下流に接続されるガスメータにおいて、
    ガスが流れる計測流路と、
    前記ガスの流量を計測する流量計測手段と、
    前記ガスの組成を検知する組成検知手段と、
    前記ガスの温度を計測する温度検知手段と、
    所定時刻に前記組成検知手段で計測された組成及び前記温度検知手段で計測された温度と、前記所定時刻から所定時間経過後に前記組成検知手段で計測された組成及び前記温度検知手段で計測された温度と、前記所定時刻から前記所定時間経過後までに前記流量計測手段で計測された流量と、に基づき前記ガス容器内のガス残量を演算するガス残量演算手段と、
    を備えたガスメータ。
  2. 前記計測流路に配置した少なくとも一つの超音波センサと、
    前記超音波センサを駆動して前記ガス中に超音波信号を送信する送信手段と、
    前記超音波センサで受信した前記超音波信号から前記ガス中を前記超音波信号が伝搬する伝搬時間を計測する伝搬時間計測手段と、を有し、
    前記組成検知手段が、前記伝搬時間計測手段で計測された伝搬時間と、前記温度検知手段で計測された温度と、に基づき前記ガスの組成を検知することを特徴とした請求項1に記載のガスメータ。
  3. 前記計測流路に配置した発熱体と、
    前記発熱体を加熱する加熱手段と、
    前記加熱手段により熱せられた前記ガスの温度を検知する加熱後ガス温度検知手段と、を有し、
    前記組成検知手段が、前記加熱後ガス温度検知手段で検知された温度に基づき前記ガスの組成を検知することを特徴とした請求項1に記載のガスメータ。
  4. 前記ガス残量演算手段で計測されたガス残量が所定時間の間に所定値以上変化した場合に前記ガス容器が交換されたとするガス容器交換検知手段を備えた請求項1から3のいずれか1項に記載のガスメータ。
  5. 前記流量計測手段で計測された流量を前記ガス容器の切換え時から積算した積算値に基づき前記ガス容器のガス残量を監視する積算式ガス残量監視手段を有し、
    前記ガス容器交換検知手段で前記ガス容器が切換えられたと検知した場合に、前記積算式ガス残量監視手段の積算値をリセットすることを特徴とする請求項4に記載のガスメータ。
  6. センター装置と通信する外部通信手段を有し、
    前記ガス残量演算手段でガス残量を演算した場合に、あるいは、前記ガス容器交換検知手段でガス容器の交換を検知した場合に、前記外部通信手段で前記センター装置に報知することを特徴とする請求項1から5のいずれか1項に記載のガスメータ。
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