JP2021135653A - 改札制御装置及びプログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】入出場両用の改札機を適切なタイミングで入場モード又は出場モードに指定して混雑を抑制することに優れた改札制御装置を提供すること。【解決手段】実施形態に係る改札制御装置は、処理部及び通信部を備える。前記処理部は、入場処理及び出場処理を選択的に実行する改札機に沿う改札通路への一方向からの第1の推定利用者数、及び前記改札通路への他方向からの第2の推定利用者数の割合の変化率に基づき、前記改札通路の一端から他端への利用者の通行を制御する前記入場処理を前記改札機に実行させるための入場モード指定信号、又は前記他端から前記一端への利用者の通行を制御する前記出場処理を前記改札機に実行させるための出場モード指定信号を選択する。前記通信部は、前記改札機に対して、選択されるモード指定信号を送信する。【選択図】 図3A

Description

本発明の実施形態は、改札制御装置及びプログラムに関する。
鉄道などの交通機関の駅には改札機が導入されている。駅の改札口に設置される改札機に沿って改札通路が配置され、改札機は、改札通路を通行する利用者から提示されるIC(integrated circuit)カード等の情報記憶媒体から情報を読み取り、読み取った情報に基づき利用者の通行を許可又は抑止する。
改札機には、入場処理専用、出場処理専用、及び入出場両用の3タイプがある。入場処理専用の改札機は、この改札機に沿う改札通路の一端の入口側に設けられる入口通信部により、改札通路の一端から他端へ向かう利用者、即ち入場者から提示される情報記憶媒体の情報を読み取り、読み取った情報に基づき入場者の入場を制御する入場処理を実行する。
また、出場処理専用の改札機は、この改札機に沿う改札通路の他端の出口側に設けられる出口通信部により、改札通路の他端から一端へ向かう利用者、即ち出場者から提示される情報記憶媒体の情報を読み取り、読み取った情報に基づき出場者の出場を制御する出場処理を実行する。
入出場両用の改札機(以下、両用機)は、この改札機に沿う改札通路の一端の入口側に入口通信部、改札通路の他端の出口側に出口通信部を備え、係員による直接的な切り替え操作又は監視盤を経由した間接的な切り替え操作に基づいて、入場専用モード、出場専用モード、及び両用モードの何れかのモードで改札処理を実行する。
両用モードは、入口通信部又は出口通信部による情報記憶媒体の情報の読み取りに応じて、入場処理又は出場処理を選択的に実行するモードである。両用モードの実行中の両用機は、入口通信部により情報記憶媒体の情報が読み取られ入場処理が実行されると、その実行期間中には出口通信部による情報記憶媒体の情報の読み取りを受け付けず、出口通信部により情報記憶媒体の情報が読み取られ出場処理が実行されると、その実行期間中には入口通信部による情報記憶媒体の読み取りを受け付けない。
特開2005−70850号公報
入場処理専用及び出場処理専用の改札機(以下、専用機)は、両用機に対して安価に製造できる点で優れる。しかしながら、専用機は、入場処理又は出場処理の一方にしか対応することができず、一時的に入場者数が増加し出場者数が減少するケース、及びその逆のケースでは、入出場者を効率良く捌くことができない。
そこで、専用機に替えて両用機を導入し、両用機を両用モードで運用することが考えられる。しかしながら、入場者と出場者がほぼ同時に一台の両用機を利用しようとすると、即ち二人の利用者がほぼ同時に一つの改札通路に進入しようとすると、一方の利用者の処理が終わるまで他方の利用者は待たされることになり、このことが混雑の一因になることがある。また、待たされるのを嫌う利用者が、急に進路を変更し、他の改札機(他の改札通路)へ向かうことがあるが、このような急な進路変更が混雑助長の一因にもなっている。
本発明は、上記課題を解決するものであり、入出場両用の改札機を適切なタイミングで入場モード又は出場モードに指定して混雑を抑制することに優れた改札制御装置及びプログラムを提供することを目的とする。
実施形態に係る改札制御装置は、処理部及び通信部を備える。前記処理部は、入場処理及び出場処理を選択的に実行する改札機に沿う改札通路への一方向からの第1の推定利用者数、及び前記改札通路への他方向からの第2の推定利用者数の割合の変化率に基づき、前記改札通路の一端から他端への利用者の通行を制御する前記入場処理を前記改札機に実行させるための入場モード指定信号、又は前記他端から前記一端への利用者の通行を制御する前記出場処理を前記改札機に実行させるための出場モード指定信号を選択する。前記通信部は、前記改札機に対して、選択されるモード指定信号を送信する。
図1は、実施形態に係る改札システムの概略構成の一例を示す図である。 図2は、実施形態に係る改札システムの概略構成の一例を示すブロック図である。 実施形態に係る改札システムによる改札モード制御(前半)の一例を示すシーケンス図である。 実施形態に係る改札システムによる改札モード制御(後半)の一例を示すシーケンス図である。 図4は、実施形態に係る改札システムにおける表示装置の入口側の表示例を示す図である。 図5は、実施形態に係る改札システムにおける表示装置の出口側の表示例を示す図である。 図6は、実施形態に係る改札システムにおいて定期的に測定される変化率の一例を示す図である。
以下、実施の形態について、図面を参照しながら説明する。
図1は、実施形態に係る改札システムの概略構成の一例を示す図である。
図1に示すように、改札システムは、改札制御装置1、改札機2、カメラ3、表示装置4、及び発車票5を備える。
改札制御装置1は、通信ネットワークを介して、改札機2、カメラ3、表示装置4、及び発車票5と接続される。例えば、改札制御装置1は、入出場者数管理装置11及び監視盤12を備える。本実施形態では、改札システムが、複数の改札機2を備えるケースについて説明する。また、本実施形態では、改札システムが、各改札機2に沿って配置される改札通路の一端側から他端側への利用者(入場者)の通行を監視するカメラ3(31)と、改札通路の他端側から一端側への利用者(出場者)の通行を監視するカメラ3(32)とを備えるケースについて説明する。
改札制御装置1は、改札機2の動作を制御する制御信号等を出力する。改札機2は、入出場両用の改札機であり、この改札機に沿う改札通路が配置され、改札通路の一端の入口側に入口通信部、改札通路の他端の出口側に出口通信部を備える。なお、改札機2は、改札通路を挟んで二つの筐体で構成することができ、一方の筐体の入口側に入口通信部、他方の筐体の出口側に出口通信部を配置する構成としてもよい。
改札機2は、係員による直接的な切り替え操作、改札制御装置1を経由した間接的な切り替え操作、又は改札制御装置1による改札モード制御に基づいて、入場専用モード、出場専用モード、及び両用モードの何れかのモードで改札処理を実行する。改札モード制御については後に詳しく説明する。
入場専用モードは、入口通信部による情報記憶媒体の情報の読み取りに応じて入場処理を実行するモードであり、入場処理実行期間中には出口通信部による情報記憶媒体の情報の読み取りは受け付けない。
出場専用モードは、出口通信部による情報記憶媒体の情報の読み取りに応じて出場処理を実行するモードであり、出口処理実行期間中には入口通信部による情報記憶媒体の情報の読み取りは受け付けない。
両用モードは、入口通信部又は出口通信部による情報記憶媒体の情報の読み取りに応じて、入場処理又は出場処理を選択的に実行するモードである。両用モードの実行中の改札機2は、入口通信部により情報記憶媒体の情報が読み取られ入場処理が実行されると、その実行期間中には出口通信部による情報記憶媒体の情報の読み取りを受け付けない。また、両用モードの実行中の改札機2は、出口通信部により情報記憶媒体の情報が読み取られ出場処理が実行されると、その実行期間中には入口通信部による情報記憶媒体の読み取りを受け付けない。
カメラ31は、各改札機2に沿う改札通路への一方向からの利用者(入場者)を撮影し、改札制御装置1に対して撮影画像を出力する。カメラ32は、各改札機2に沿う改札通路への他方向からの利用者(出場者)を撮影し、改札制御装置1に対して撮影画像を出力する。
表示装置4は、入場者向けの表示部41及び出場者向けの表示部42を備える。表示部41は、入場者に向けて改札通路の通行可否等を示す情報を表示し、表示部42は、出場者に向けて改札通路の通行可否等を示す情報を表示する。発車票5は、列車の発車時刻、及び行き先や列車種別などの情報を表示する。例えば、発車票5は、直近に発車する2列車に関する情報を表示する。
図2は、実施形態に係る改札システムの概略構成の一例を示すブロック図である。
最初に、改札制御装置の構成例について説明する。改札制御装置1は、入出場者数管理装置11及び監視盤12を備える。本実施形態では、入出場者数管理装置11及び監視盤12のそれぞれの機能について説明するが、改札制御装置1が、入出場者数管理装置11及び監視盤12のそれぞれの機能を備えていれば、特に、入出場者数管理装置11及び監視盤12に構成を分けなくてもよい。
入出場者数管理装置11は、制御部111(処理部)、記憶部112、ネットワーク通信インタフェース113、及びユーザインタフェース114(通信部)を備える。制御部111は、1又は複数のCPU(central processing unit)等のプロセッサを備える。CPUは、プログラムを実行することにより各種の処理機能を実現するプロセッサである。記憶部112は、CPUが実行するプログラムを記憶する不揮発性メモリ、及び一時的にデータを記憶する揮発性メモリ等を含む。すなわち、制御部111は、CPUがメモリに記憶されたプログラムを実行することによりデータ処理、改札モード制御、及び表示制御等を実行する。ネットワーク通信インタフェース113は、監視盤12と通信する。ユーザインタフェース114は、表示部及び入力部等を備え、入力部は、係員による操作入力を受け付け、CPUに操作入力に応じた指示を出力し、表示部は、受け付けられる操作入力等を表示する。
監視盤12は、制御部121(処理部)、記憶部122、及びネットワーク通信インタフェース123(通信部)を備える。制御部121は、1又は複数のCPU等のプロセッサを備える。CPUは、プログラムを実行することにより各種の処理機能を実現するプロセッサである。記憶部122は、CPUが実行するプログラムを記憶する不揮発性メモリ、及び一時的にデータを記憶する揮発性メモリ等を含む。すなわち、制御部121は、CPUがメモリに記憶されたプログラムを実行することによりデータ処理を実行する。ネットワーク通信インタフェース123は、入出場者数管理装置11及び各改札機2と通信する。
続いて、改札機2の構成例について説明する。改札機2は、制御部21、記憶部22、ネットワーク通信インタフェース23、入口通信部241、出口通信部242、入口通行制御機構251、出口通行制御機構252、入口表示部261、及び出口表示部262を備える。
制御部21は、1又は複数のCPU等のプロセッサを備える。CPUは、プログラムを実行することにより各種の処理機能を実現するプロセッサである。記憶部22は、CPUが実行するプログラムを記憶する不揮発性メモリ、及び一時的にデータを記憶する揮発性メモリ等を含む。すなわち、制御部21は、CPUがメモリに記憶されたプログラムを実行することによりデータ処理及び改札処理を実行する。ネットワーク通信インタフェース23は、入出場者数管理装置11及び各改札機2と通信する。例えば、制御部21は、ネットワーク通信インタフェース23を介して、改札制御装置1からの入場専用モードを指定する信号を受信すると、受信信号に基づき入場専用モードを実行する。また、制御部21は、ネットワーク通信インタフェース23を介して、出場専用モードを指定する信号を受信すると、受信信号に基づき出場専用モードを実行する。また、制御部21は、ネットワーク通信インタフェース23を介して、両用モードを指定する信号を受信すると、受信信号に基づき両用モードを実行する。
入場専用モード又は両用モードの実行中に入場者から情報記憶媒体が提示されると、入口通信部241は、入場者から提示される情報記憶媒体の情報を受信し、情報記憶媒体に格納するための入場情報を送信する。また、出場専用モード又は両用モードの実行中に出場者から情報記憶媒体が提示されると、出口通信部242は、出場者から提示される情報記憶媒体の情報を受信し、情報記憶媒体に格納するための出場情報を送信する。
制御部21は、情報記憶媒体から受信した情報に基づき入出場許可又は不許可を判定する。入口通行制御機構251は、入場許可の判定に基づき通行阻止の状態から通行許可の状態に可動し入場者の通行を許可し、入場不許可の判定に基づき通行阻止の状態を維持し入場者の通行を抑止する。出口通行制御機構252は、出場許可の判定に基づき通行阻止の状態から通行許可の状態に可動し出場者の通行を許可し、出場不許可の判定に基づき通行阻止の状態を維持し出場者の通行を抑止する。
図3Aは、実施形態に係る改札システムによる改札モード制御(前半)の一例を示すシーケンス図である。図3Bは、実施形態に係る改札システムによる改札モード制御(後半)の一例を示すシーケンス図である。例えば、5台の改札機2a、2b、2c、2d、2e、改札機2aに対応するカメラ31a及び32a、改札機2bに対応するカメラ31b及び32b、改札機2cに対応するカメラ31c及び32c、改札機2dに対応するカメラ31d及び32d、及び改札機2eに対応するカメラ31e及び32eが設置されるケースについて説明する。
例えば、入出場者数管理装置11の制御部111は、ユーザインタフェース114からの係員指示に基づき改札モード制御を開始し、記憶部112に記憶された初期設定又はユーザインタフェース114からの係員設定に従い、各改札機2(改札機2a、2b、2c、2d、2e)に向けて両用モードを指定する両用モード指定信号を選択する。入出場者数管理装置11のネットワーク通信インタフェース113は、監視盤12に対して、制御部111により選択された信号である両用モード指定信号を送信する(ST1)。監視盤12のネットワーク通信インタフェース123は、両用モード指定信号を受信し、各改札機2に対して、両用モード指定信号を送信する(ST2)。各改札機2のネットワーク通信インタフェース23は、両用モード指定信号を受信し、制御部21は、両用モード指定信号に基づき両用モードを実行する(ST3)。つまり、各改札機2が両用モードで運用される。
カメラ3は、改札モード制御の実行中、撮影画像を出力し続ける(ST4)。つまり、カメラ31aは、改札機2aに沿う改札通路への一方向からの利用者(入場者)を撮影し、入出場者数管理装置11に対して撮影画像を出力し続ける(ST4)。同様に、カメラ31b、31c、31d、31eは、改札機2b、2c、2d、2eの改札通路への一方向からの入場者を撮影し、改札制御装置1に対して撮影画像を出力し続ける(ST4)。また、カメラ32aは、改札機2aに沿う改札通路への他方向からの利用者(出場者)を撮影し、改札制御装置1に対して撮影画像を出力し続ける(ST4)。同様に、カメラ32b、32c、32d、32eは、改札機2b、2c、2d、2eの改札通路への他方区からの出場者を撮影し、改札制御装置1に対して撮影画像を出力し続ける(ST4)。
改札制御装置1の制御部111は、改札モード制御の実行中、カメラ31aからの撮影画像を解析し、改札機2aに沿う改札通路の一端の入口側に向かってくると推定される推定入場者数(第1の推定利用者数)を一定時間ごとに計測する(ST5)。例えば、制御部111は、撮影画像から顔又は目線の数を検出し、検出結果に基づき、一定時間ごとに推定入場者数を算出する。同様に、制御部111は、カメラ31b、31c、31d、31eからの撮影画像を解析し、改札機2b、2c、2d、2eの入口側に向かってくると推定される推定入場者数を一定時間ごとに計測する(ST5)。
制御部111は、改札モード制御の実行中、カメラ32aからの撮影画像を解析し、改札機2aに沿う改札通路の他端の出口側に向かってくると推定される推定出場者数(第2の推定利用者数)を一定時間ごとに計測する(ST5)。例えば、制御部111は、撮影画像から顔又は目線の数を検出し、検出結果に基づき、一定時間ごとに推定出場者数を算出する。同様に、制御部111は、カメラ32b、32c、32d、32eからの撮影画像を解析し、改札機2b、2c、2d、2eの出口側に向かってくると推定される推定出場者数を一定時間ごとに計測する(ST5)。
例えば、制御部111は、改札モード制御の実行中、各改札機2に向かう推定入場者数と推定出場者数の割合を計算し、記憶部112は、各改札機2の推定入場者数/推定出場者数の値を記憶する。制御部111は、一定時間ごとに記憶される各改札機2の推定入場者数及び推定出場者数の割合の変化率を計算する(ST6)。つまり、制御部111は、各改札機2の「推定入場者数/推定出場者数」の値の変化率を計算する(ST6)。制御部111は、各改札機2に対応する変化率に基づき、各改札機2に向けた入場専用モード指定信号(入場モード指定信号)と入場専用モードの表示制御信号と入場許容人数の表示制御信号(例えば10人を指定)、又は出場専用モード指定信号(出場モード指定信号)と出場専用モードの表示制御信号と出場許容人数の表示制御信号(例えば10人を指定)を選択する。なお、記憶部112は、改札機2ごとの入場許容人数又は出場許容人数を記憶(管理)する。
制御部111は、改札機2aの「推定入場者数/推定出場者数」の値の変化率が大幅に増加し、その増加量が閾値(例えば0.5)を超える場合に、入場専用モード指定信号と入場専用モードの表示制御信号と入場許容人数の表示制御信号を選択する。また、制御部111は、改札機2aの「推定入場者数/推定出場者数」の値の変化率が大幅に減少し、その減少量が閾値(例えば0.5)を超える場合に、出場専用モード指定信号と出場専用モードの表示制御信号と出場許容人数の表示制御信号を選択する。なお、この段階では、入場許容人数の表示制御信号、又は出場許容人数の表示制御信号の選択を省略するようにしてもよい。
ネットワーク通信インタフェース113は、表示装置4に対して、各改札機2向けの入場専用モードの表示制御信号と入場許容人数の表示制御信号、又は出場専用モードの表示制御信号と出場許容人数の表示制御信号を送信する(ST7)。表示装置4は、入場専用モード表示制御信号、又は出場専用モード表示制御信号に応じた入場又は出場の案内を表示する(ST8)。入場許容人数又は出場許容人数の表示制御信号が送信される場合、表示装置4は、入場許容人数又は出場許容人数を表示してもよい。
例えば、表示装置41は、改札機2a向けの入場専用モードの表示制御信号に基づき、改札機2aに対応する表示エリアに通行を許可する内容(例えば〇)を表示し、表示装置41の反対側の表示装置42は、改札機2a向けの出場専用モードの表示制御信号に基づき、改札機2aに対応する表示エリアに通行を抑止する内容(例えば×)を表示する。或いは、表示装置41は、改札機2aに向けた出場専用モードの表示制御信号に基づき、改札機2aに対応する表示エリアに通行を抑止する内容(例えば×)を表示し、表示装置41の反対側の表示装置42は、改札機2aに向けた出場専用モードの表示制御信号に基づき、改札機2aに対応する表示エリアに通行を許可する内容(例えば〇)を表示する。
また、ネットワーク通信インタフェース113は、監視盤12に対して、制御部111により選択された信号である入場専用モード指定信号又は出場専用モード指定信号を送信し(ST9)、監視盤12のネットワーク通信インタフェース123は、各改札機2向けの入場専用モード指定信号又は出場専用モード指定信号を転送する(ST10)。
各改札機2のネットワーク通信インタフェース23は、入場専用モード指定信号又は出場専用モード指定信号を受信し、制御部21は、入場専用モード指定信号又は出場専用モード指定信号に基づき入場専用モード又は出場専用モードを実行する(ST11)。例えば改札機2aは、改札機2a向けの入場専用モード又は出場専用モードを受信し入場専用モード又は出場専用モードを実行する。
入場専用モードを実行する改札機2の制御部21は、入口通信部241による情報記憶媒体の情報の読み取りに応じて入場処理を実行し(ST12)、改札機2のネットワーク通信インタフェース23は、入場記録を送信する(ST13)。出場専用モードを実行する改札機2の制御部21は、出口通信部242による情報記憶媒体の情報の読み取りに応じて出場処理を実行し(ST12)、改札機2のネットワーク通信インタフェース23は、出場記録を送信する(ST13)。監視盤12のネットワーク通信インタフェース123は、入場記録又は出場記録を入出場者数管理装置11へ転送する(ST14)。
入出場者数管理装置11のネットワーク通信インタフェース113は、入場記録又は出場記録を受信し、制御部111は、記憶部112に記憶された改札機2ごとの入場許容人数又は出場許容人数を更新(減算)する(ST15)。例えば、制御部111は、改札機2aからの入場記録又は出場記録に基づき、記憶部112に記憶された改札機2aの入場許容人数又は出場許容人数を減算(−1)する。
ST12〜ST15の処理が繰り返され、制御部111は、入場許容人数又は出場許容人数が一定数以下(例えば5人以下)になると(ST16)、入場許容人数又は出場許容人数を表示する入場許容人数又は出場許容人数の表示制御信号を選択する(ST17)。例えば、制御部111は、改札機2aの入場許容人数又は出場許容人数が一定数以下になると(ST16)、改札機2a向けの入場許容人数又は出場許容人数を表示する許容人数の表示制御信号を選択し、ネットワーク通信インタフェース113は、表示装置4に対して、入場許容人数又は出場許容人数を表示する許容人数の表示制御信号を送信する(ST17)。
表示装置4は、入場許容人数又は出場許容人数を表示する許容人数の表示制御信号に基づき入場許容人数又は出場許容人数を表示する(ST18)。例えば、表示装置4は、改札機2a向けの入場許容人数又は出場許容人数を表示する許容人数の表示制御信号に基づき、改札機2aに対応する表示エリアに、許容人数(例えば5人)を表示する。
図4は、実施形態に係る改札システムにおける表示装置の入口側の表示例を示す図であり、図5は、実施形態に係る改札システムにおける表示装置の出口側の表示例を示す図である。
図4に示すように、表示装置4の入場者向けの表示部41には、改札機2aに対応して残り5人の通過が許容されることが表示され、改札機2b及び2cに対応して一定人数以上(例えば6人以上)の通過が許容されることが表示され、改札機2d及び2eに対応して通過が抑止されることが表示される。また、図5に示すように、表示装置4の出場者向けの表示部42には、改札機2a、2b、及び2cに対応して通過が抑止されることが表示され、改札機2d及び2eに対応して一定人数以上(例えば6人以上)の通過が許容されることが表示される。
また、ST12〜ST15の処理が繰り返され、制御部111は、入場許容人数又は出場許容人数がゼロになると(ST19)、現在の入場専用モード又は出場専用モードを両用モードへ切り替えるための両用モード指定信号を選択する。例えば、制御部111は、改札機2aの入場許容人数又は出場許容人数がゼロになると、改札機2a向けの両用モード指定信号を選択し、ネットワーク通信インタフェース113は、改札機2aに対して、制御部111により選択された信号である両用モード指定信号を送信する(ST20)。監視盤12のネットワーク通信インタフェース113は、改札機2aに対して両用モード指定信号を送信する(ST21)。改札機2aのネットワーク通信インタフェース23は、両用モード指定信号を受信し、制御部21は、両用モード指定信号に基づき両用モードを実行する(ST22)。つまり、各改札機2aは、初期状態の両用モードで運用される。
なお、本実施形態では、改札制御装置1が各改札機2の入場許容人数又は出場許容人数を管理し、入場許容人数又は出場許容人数がゼロになった改札機2に対して両用モード指定信号を送信し、入場専用モード又は出場専用モードを両用モードへ切り替えるケースについて説明したが、これに限定されるものではない。例えば、各改札機2が、入場許容人数又は出場許容人数を管理し、各改札機が、入場許容人数又は出場許容人数がゼロになった場合に入場専用モード又は出場専用モードから両用モードへ切り替えるようにしてもよい。
ここで、変化率の変動量について補足説明する。図6は、実施形態に係る改札システムにおいて定期的に測定される変化率の一例を示す図である。
図6では、改札機2a、2b、2c、2d、2eをそれぞれa、b、c、d、eと表記し、時間T_1からT_8まで定期的に変化率が測定されることを示している。例えば、時間T_4から時間T_5にかけて改札機2dにおける変化率が大幅に減少していることが読み取れる(1.0327→0.1317)。制御部111は、このように変化率が大幅に減少し、その減少量が閾値(例えば0.5)を超える場合に、入場専用モード指定信号(入場処理指定信号)と入場許容人数(例えば10人)と入場専用モード表示制御信号を出力する。
また、時間T_6から時間T_7にかけて改札機2bにおける変化率が大幅に増加していることが読み取れる(1.1547→1.9656)。制御部111は、このように変化率が大幅に増加し、その増加量が閾値(例えば0.5)を超える場合に、入場専用モード指定信号(入場処理指定信号)と入場許容人数(例えば10人)と入場専用モード表示制御信号を出力する。
また、制御部111は、全改札機2(5つの改札通路)の推定入場者数及び推定出場者数を総合的に判断し、どの改札機に入場処理を割り当て、どの改札機に出場処理を割り当てるかを決定するようにしてもよい。人の流れを考慮すると、入場専用モードの改札機と出場専用モードの改札機が1台ずつ交互に並ぶより、ある程度のまとまりで並ぶ方が人の流れがスムーズになる。そこで、制御部111は、3台以上(本実施形態では5台)の改札機2のうちの2台以上の連続して配置される改札機2へ送信するための入場専用モード指定信号又は出場専用モード指定信号を選択し、残りの改札機2へ送信するための出場専用モード指定信号又は入場専用モード指定信号を選択する。これにより、例えば、改札機2a、2bが入場専用モード、残りの改札機2c、2d、2eが出場専用モードになる。又は、改札機2a、2b、2c、2dが入場専用モード、残りの改札機2eが出場専用モードになる。又は、改札機2b、2c、2dが入場専用モード、残りの改札機2a、2eが出場専用モードになる。
さらに、上記説明した改札モード制御において定期制御と動的制御を併用するようにしてもよい。動的制御は、上記説明した通りであり、「推定入場者数/推定出場者数」の値の変化率に基づき、一時的に、両用モードを入場専用モード又は出場専用モードへ切り替えて、入場許容人数又は出場許容人数がゼロになると入場専用モード又は出場専用モードを両用モードへ戻す制御である。
一方の定期制御は、時刻又は曜日等に応じたモードの切り替え制御である。例えば、入出場者数管理装置11の制御部111は、記憶部112の初期設定に従い、入場者が出場者よりも多くなる第1の時刻(例えば6:00)に、改札機2a、2b、2cに対して入場専用モードを指定する入場専用モード指定信号を出力し、改札機2dに対して出場専用モードを指定する出場専用モード指定信号を出力し、改札機2eに対して両用モードを指定する両用モード指定信号を出力する。これにより、第1の時刻には、改札機2a、2b、2cの3台が入場専用モードで運用され、改札機2dの1台が出場専用モードで運用され、改札機2eの1台が両用モードで運用される。また、入出場者数管理装置11の制御部111は、記憶部112の初期設定に従い、出場者が入場者より多くなる第2の時刻(例えば17:00)に、改札機2a、2b、2cに対して出場専用モード指定信号を出力し、改札機2dに対して入場専用モード指定信号を出力し、改札機2eに対して両用モードを指定する両用モード指定信号を出力する。これにより、第2の時刻には、改札機2a、2b、2cの3台が出場専用モードで運用され、改札機2dの1台が入場専用モードで運用され、改札機2eの1台が両用モードで運用される。
改札モード制御において定期制御と動的制御を併用することにより、混雑緩和に向けたより効果的なモード選択が可能となる。なお、定期制御と動的制御を併用するにあたり、定期制御において両用モードで運用されている改札機2だけに動的制御を併用するようにしてもよいし、モードに関係無く全ての改札機2に対して動的制御を併用するようにしてもよい。
上記説明した実施形態によれば、入出場両用の改札機を適切なタイミングで入場モード又は出場モードに指定して混雑を抑制することに優れた改札制御装置及びプログラムを提供することができる。改札制御装置1は、各改札機2の「推定入場者数/推定出場者数」の値の変化率に基づき、入場モード指定信号又は出場モード指定信号を選択し、各改札機2へ送信するので、入出場者の変動に応じて適切なタイミングで改札モードを制御することができる。また、表示装置4が、各改札機2に対応した入場専用モード又は出場専用モードを案内表示し、さらに入場許容人数又は出場許容人数を案内表示することにより、スムーズな改札処理を支援することができる。
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
1…改札制御装置
2…改札機
3…カメラ
4…表示装置
5…発車票
11…入出場者数管理装置
12…監視盤
21…制御部
22…記憶部
23…ネットワーク通信インタフェース
41、42…表示部
111…制御部
112…記憶部
113…ネットワーク通信インタフェース
114…ユーザインタフェース
121…制御部
122…記憶部
123…ネットワーク通信インタフェース
241…入口通信部
242…出口通信部
251…入口通行制御機構
252…出口通行制御機構
261…入口表示部
262…出口表示部

Claims (8)

  1. 入場処理及び出場処理を選択的に実行する改札機に沿う改札通路への一方向からの第1の推定利用者数、及び前記改札通路への他方向からの第2の推定利用者数の割合の変化率に基づき、前記改札通路の一端から他端への利用者の通行を制御する前記入場処理を前記改札機に実行させるための入場モード指定信号、又は前記他端から前記一端への利用者の通行を制御する前記出場処理を前記改札機に実行させるための出場モード指定信号を選択する処理部と、
    前記改札機に対して、選択されるモード指定信号を送信する通信部と、
    を備える改札制御装置。
  2. 前記処理部は、カメラで撮影された画像を解析し前記第1及び第2の推定利用者数を計測する、請求項1の改札制御装置。
  3. 前記処理部は、前記入場処理及び前記出場処理を選択的に実行するモードを指定する両用モード指定信号を選択した後、前記変化率に基づき前記入場モード指定信号、又は前記出場モード指定信号を選択する、請求項1又は2の改札制御装置。
  4. 前記処理部は、複数台の改札機のそれぞれに沿う各改札通路への一方向からの前記第1の推定利用者数、及び各改札通路への他方向からの前記第2の推定利用者数の割合の変化率に基づき、各改札機へ送信する前記出場モード指定信号又は前記入場モード指定信号を選択する、請求項1乃至3の何れか一つの改札制御装置。
  5. 前記処理部は、3台以上の改札機のうちの2台以上の連続して配置される改札機に送信するための前記出場モード指定信号又は前記入場モード指定信号を選択し、残りの改札機へ送信するための前記入場モード指定信号又は前記出場モード指定信号を選択する、請求項4の改札制御装置。
  6. 前記処理部は、前記変化率に基づき、前記入場モード指定信号及び入場モードの表示制御信号、又は前記出場モード指定信号及び出場モードの表示制御信号を選択する、請求項4又は5の改札制御装置。
  7. 前記処理部は、前記第1及び第2の推定利用者数に基づき、前記入場モード指定信号及び入場許容人数の表示制御信号、又は前記出場モード指定信号及び出場許容人数の表示制御信号を選択する、請求項4又は5の改札制御装置。
  8. コンピュータに、
    入場処理及び出場処理を選択的に実行する改札機に沿う改札通路への一方向からの第1の推定利用者数、及び前記改札通路への他方向からの第2の推定利用者数の割合の変化率に基づき、前記改札通路の一端から他端への利用者の通行を制御する前記入場処理を前記改札機に実行させるための入場モード指定信号、又は前記他端から前記一端への利用者の通行を制御する前記出場処理を前記改札機に実行させるための出場モード指定信号を選択する手順と、
    前記改札機に対して、選択されるモード指定信号を送信する手順と、
    を実行させるためのプログラム。
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