JP2021135390A - 合焦位置検出方法、合焦位置検出装置および合焦位置検出用プログラム - Google Patents

合焦位置検出方法、合焦位置検出装置および合焦位置検出用プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】焦点位置を光軸に沿って変化させながら撮像対象物を撮像部により撮像して取得される複数の対象画像に高輝度領域が含まれている場合であっても、検出動作を繰り返すことなく、合焦位置を安定して検出する。【解決手段】この発明は、焦点位置を光軸に沿って変化させながら撮像対象物を撮像部で撮像して複数の対象画像を取得する第1工程と、複数の対象画像から所定の輝度を超える飽和領域を取得する第2工程と、対象画像毎に、対象画像のうち飽和領域外の画像から焦点の合い具合を指標する合焦度を求める第3工程と、複数の合焦度に基づいて合焦位置を特定する第4工程と、を備えている。【選択図】図5

Description

この発明は、焦点位置を光軸に沿って変化させながら撮像対象物を撮像部により撮像して取得される複数の対象画像に基づいて合焦点位置を検出する合焦位置検出技術であり、特に輝度が飽和している高輝度領域を含む対象画像の観察に好適な合焦位置検出技術に関するものである。
細胞の培養および解析には、細胞を含む試料を撮像した画像が用いられることがある。試料は、ウェルプレートまたはマイクロプレート等と呼ばれる複数のウェル(凹部)が設けられた平板状の容器や、単一のウェルを有するディッシュと呼ばれる平皿状の容器を用いて作成される。撮像対象物である細胞を良好に撮像するためには、合焦位置を検出して焦点位置を調整する必要がある。そこで、焦点位置を光軸に沿って変化させながら撮像対象物を撮像部により撮像して取得される複数の対象画像に基づいて合焦位置を検出する合焦位置検出技術が提案されている(特許文献1、2など)。
特開平7−318784号公報 特開2016−223931号公報
しかしながら、試料中に本来の撮像対象物と異なる死細胞などが含まれることがある。この試料を撮像して取得される画像においては、死細胞などに対応する画素の輝度が極端に高くなった高輝度領域が含まれることがある。そこで、高輝度領域を含んでいる画像(後の図4の(a)欄および(b)欄参照)については高輝度領域を除外した上で合焦点位置を検出することも考えられるが、これでは死細胞などの影響を十分に排除することができない。
ここで、撮像部に含まれる照明素子やカメラの設定条件(発光時間や露光時間など)を調整して再撮像すれば、高輝度領域の発生が抑えられて上記問題は解消する。ただし、撮像対象物が細胞であるが故に、最撮像を繰り返すことは、細胞に対する問題(光毒性,蛍光退色)や撮像待ち時間の問題を引き起こす。そのため、合焦位置の検出のために再撮像を繰り返すことを回避したいという要望があった。
この発明は上記課題に鑑みなされたものであり、焦点位置を光軸に沿って変化させながら撮像対象物を撮像部により撮像して取得される複数の対象画像に高輝度領域が含まれている場合であっても、検出動作を繰り返すことなく、合焦位置を安定して検出することができる合焦位置検出技術を提供することを目的とする。
この発明の第1態様は、合焦位置検出方法であって、焦点位置を光軸に沿って変化させながら撮像対象物を撮像部で撮像して複数の対象画像を取得する第1工程と、複数の対象画像から所定の輝度を超える飽和領域を取得する第2工程と、対象画像毎に、対象画像のうち飽和領域に対応する画像を除いた画像から焦点の合い具合を指標する合焦度を求める第3工程と、複数の合焦度に基づいて合焦位置を特定する第4工程と、を備えることを特徴としている。
また、この発明の第2態様は、焦点位置を光軸に沿って変化させながら撮像対象物を撮像部により撮像して取得される複数の対象画像に基づいて合焦点位置を検出する合焦位置検出装置であって、複数の対象画像から所定の輝度を超える飽和領域を取得する飽和領域取得部と、対象画像毎に、対象画像のうち飽和領域に対応する画像を除いた画像から焦点の合い具合を指標する合焦度を求める合焦度算出部と、合焦度算出部により算出された複数の合焦度に基づいて合焦位置を特定する合焦位置特定部とを備えることを特徴としている。
さらに、この発明の第3態様は、合焦位置検出用プログラムであって、上記合焦位置検出方法をコンピュータに実行させることを特徴としている。
上記のように、本発明によれば、焦点位置を光軸に沿って変化させながら撮像対象物を撮像部により撮像して取得される複数の対象画像に高輝度領域が含まれている場合であっても、検出動作を繰り返すことなく、合焦位置を安定して検出することができる。
本発明に係る合焦位置検出装置の一実施形態を装備する撮像装置の概略構成を示す図である。 撮像装置で使用されるウェルプレートの上面図である。 撮像装置で使用されるウェルプレートの斜視図である。 図1に示す撮像装置において実行される合焦位置検出方法の第1実施形態を示すフローチャートである。 撮像部により取得される対象画像の一例を示す図である。 飽和領域取得処理の内容ならびに合焦度算出の対象となる画像と飽和領域との関係を模式的に示す図である。 本発明に係る合焦位置検出方法の第2実施形態における飽和領域取得処理の内容ならびに合焦度算出の対象となる画像と飽和領域との関係を模式的に示す図である。 本発明に係る合焦位置検出方法の第3実施形態における飽和領域取得処理の内容ならびに合焦度算出の対象となる画像と飽和領域との関係を模式的に示す図である。 本発明に係る合焦位置検出方法の第4実施形態で実行される工程の一部を模式的に示す図である。
図1は本発明に係る合焦位置検出装置の第1実施形態を装備する撮像装置の概略構成を示す図である。図2Aおよび図2Bは撮像装置で使用されるウェルプレートの一例を示す図であり、図2Aはウェルプレートの上面図であり、図2Bはその斜視図である。ここで、各図における方向を統一的に示すために、図1に示すようにXYZ直交座標系を設定する。例えばXY平面を水平面、Z軸を鉛直軸と考えることができる。以下においては(−Z)方向を鉛直下向きとする。
撮像装置1は、ウェルプレート9の上面に形成されたウェル91と称される凹部に担持された培地中で培養される細胞、細胞コロニー、細菌等(以下、「細胞等」と称し参照符号Cを付す)の生試料を撮像する装置である。ウェルプレート9は、図2Aおよび図2Bに示すように、複数のウェル91を有する略板状の試料容器である。ウェルプレート9の材料には、例えば、光を透過する透明な樹脂が使用される。ウェルプレート9の上面には、複数のウェル91が規則的に配列されている。ウェル91は、培地とともに撮像対象物となる複数の細胞を保持する。なお、この撮像装置1が対象とするウェルプレートのサイズやウェルの数はこれらに限定されるものではなく任意であり、例えば6ないし384穴のものが一般的に使用されている。また、複数ウェルを有するウェルプレートに限らず、例えばディッシュと呼ばれる平型の容器で培養された細胞等の撮像にも、この撮像装置1を使用することが可能である。ただし、本実施形態では、上面視におけるウェル91の形状は、円形として説明する。ただし、ウェル91の形状は、矩形、角丸矩形等の他の形状であってもよい。
ウェルプレート9の各ウェル91には、図1に示すように培地Mとしての液体が所定量注入され、この液体中において所定の培養条件で培養された細胞等Cが、この撮像装置1の撮像対象物となる。培地Mは適宜の試薬が添加されたものでもよく、また液状でウェル91に投入された後ゲル化するものであってもよい。この撮像装置1では、例えばウェル91の内底面で培養された細胞等Cを撮像対象とすることができる。
撮像装置1は、ウェルプレート9を保持するホルダ11と、ホルダ11の上方に配置される照明部12と、ホルダ11の下方に配置される撮像部13と、これら各部の動作を制御するCPU141を有する制御部14とを備えている。ホルダ11は、試料を培地Mとともに各ウェル91に担持するウェルプレート9の下面周縁部に当接してウェルプレート9を略水平姿勢に保持する。
照明部12は、ホルダ11により保持されたウェルプレート9に向けて照明光を出射する。照明光の光源としては、例えば白色LED(Light Emitting Diode)を用いることができる。光源と適宜の照明光学系とを組み合わせたものが、照明部12として用いられる。照明部12により、ウェルプレート9に設けられたウェル91内の細胞等が上方から照明される。
ホルダ11により保持されたウェルプレート9の下方に、撮像部13が設けられる。撮像部13には、ウェルプレート9の直下位置に図示を省略する撮像光学系が配置されており、撮像光学系の光軸は鉛直方向(Z方向)に向けられている。
撮像部13により、ウェル91内の細胞等が撮像される。具体的には、照明部12から出射されウェル91の上方から液体に入射した光が撮像対象物を照明し、ウェル91底面から下方へ透過した光が、撮像部13の対物レンズ131を含む撮像光学系を介して撮像素子132の受光面に入射する。撮像光学系により撮像素子132の受光面に結像する撮像対象物の像が、撮像素子132により撮像される。撮像素子132は二次元の受光面を有するエリアイメージセンサであり、例えばCCDセンサまたはCMOSセンサを用いることができる。
撮像部13は、制御部14に設けられたメカ制御部146により水平方向(XY方向)および鉛直方向(Z方向)に移動可能となっている。具体的には、メカ制御部146がCPU141からの制御指令に基づき駆動機構15を作動させ、撮像部13を水平方向に移動させることにより、撮像部13がウェル91に対し水平方向に移動する。また鉛直方向への移動によりフォーカス調整がなされる。このフォーカス調整は後で詳述する合焦位置検出方法により検出される合焦位置に基づいて実行される。撮像視野内に1つのウェル91の全体が収められた状態で撮像されるときには、メカ制御部146は、光軸が当該ウェル91の中心と一致するように、撮像部13を水平方向に位置決めする。
また、駆動機構15は、撮像部13を水平方向に移動させる際、図において点線水平矢印で示すように照明部12を撮像部13と一体的に移動させる。すなわち、照明部12は、その光中心が撮像部13の光軸と略一致するように配置されており、撮像部13が水平方向に移動するとき、これと連動して移動する。これにより、どのウェル91が撮像される場合でも、当該ウェル91の中心および照明部12の光中心が常に撮像部13の光軸上に位置することとなり、各ウェル91に対する照明条件を一定にして、撮像条件を良好に維持することができる。
撮像部13の撮像素子132から出力される画像信号は、制御部14に送られる。すなわち、画像信号は制御部14に設けられたADコンバータ(A/D)143に入力されてデジタル画像データに変換される。CPU141は、受信した画像データに基づき適宜画像処理を実行する画像処理部として機能する。制御部14はさらに、画像データを記憶保存するための画像メモリ144と、CPU141が実行すべきプログラムやCPU141により生成されるデータを記憶保存するためのメモリ145とを有しているが、これらは一体のものであってもよい。CPU141は、メモリ145に記憶された制御プログラムを実行することにより、後述する飽和領域取得処理、合焦度算出処理および合焦位置特定処理などを行って合焦位置を検出する。つまり、CPU141は本発明の「飽和領域取得部」、「合焦度算出部」および「合焦位置特定部」として機能し、制御プログラムの一部が本発明の「合焦位置検出用プログラム」の一例に相当している。
その他に、制御部14には、インターフェース(IF)部142が設けられている。インターフェース部142は、ユーザからの操作入力の受け付けや、ユーザへの処理結果等の情報提示を行うユーザインターフェース機能のほか、通信回線を介して接続された外部装置との間でのデータ交換を行う機能を有する。ユーザインターフェース機能を実現するために、インターフェース部142には、ユーザからの操作入力を受け付ける入力受付部147と、ユーザへのメッセージや処理結果などを表示出力する表示部148とが接続されている。
なお、制御部14は、上記したハードウェアを備えた専用装置であってもよく、またパーソナルコンピュータやワークステーション等の汎用処理装置に、後述する処理機能を実現するための制御プログラムを組み込んだものであってもよい。すなわち、この撮像装置1の制御部14として、汎用のコンピュータを利用することが可能である。汎用処理装置を用いる場合、撮像装置1には、撮像部13等の各部を動作させるために必要最小限の制御機能が備わっていれば足りる。
図3は図1に示す撮像装置において実行される合焦位置検出方法の第1実施形態を示すフローチャートである。また、図4は撮像部により取得される対象画像の一例を示す図である。合焦位置検出方法は、制御部14に設けられたCPU141が、予め実装された制御プログラムを実行し装置各部に所定の動作を行わせることにより実現される。
最初に、駆動機構15が撮像部13を駆動して、特定のウェル91、例えば中心部に位置するウェル91が視野に収めるように撮像部13の水平位置を設定するとともに、対物レンズ131の焦点位置が所定の初期位置となるように撮像部13を鉛直方向Zにおいて撮像部高さH1に位置決めする。この状態でウェル91の撮像が行われ、対象画像G1の画像データが画像メモリ144に記憶される(ステップS1)。こうして取得された対象画像G1に対し、図4の(a)欄に示すように本来的に撮像したい細胞等Cの像GC1とともに死細胞の像GC2が含まれることがある。これらのうち像GC1を構成する画素の輝度は、励起光が照射された細胞等Cから蛍光発光した光に相当しており、比較的低い値となっている。これに対し、像GC2を構成する画素の輝度は極端に高くなることがある。その結果、細胞等Cを撮像対象物として撮像するための合焦位置を検出しようとした際に、像GC2の存在が検出精度の低下の主要因のひとつとなってしまう。
そこで、本実施形態では、上記ステップS1を実行した後に、さらにステップS2〜S4が繰り返して実行される。これによって、撮像部13から細胞等Cまでの距離を4段階で異ならせながら、つまり焦点位置を光軸に沿って変化させながら細胞等Cを撮像部13で撮像して4つの対象画像G1〜G4を取得する(本発明の「第1工程」に相当)。また、所定の輝度Lmaxを超える飽和領域の取得、つまり飽和領域取得処理(本発明の「第2工程」に相当)が実行される。
図5は飽和領域取得処理の内容ならびに合焦度算出の対象となる画像と飽和領域との関係を模式的に示す図である。次のステップS2では、対象画像G1が複数個(本実施形態では、4×3のマトリックス状で、合計12個)の局所画像PGに分割される(ステップS2−1)。そして、所定の輝度Lmaxを超える局所画像PGが存在する領域、つまり高輝度領域HRが求められる(ステップS2−2)。各局所画像PGが所定の輝度Lmaxを超えるか否かの判定については、例えば局所画像PGを構成する複数の画素のうち所定の輝度Lmaxを超える画素の数に基づいて行うことができる。この点については、後で説明する第2実施形態においても同様である。
なお、所定の輝度Lmaxを超える高輝度の局所画像PGを適宜「高輝度局所画像PGs」と称する。また、高輝度領域HRおよび高輝度局所画像PGsを明示するために、図5の(S2−2)において高輝度領域HRが太線で囲まれる一方、高輝度局所画像PGsに対してハッチングが付されている。こうして高輝度領域HRが求まると、高輝度領域HRに基づいて飽和領域が取得される(ステップS2−3)。このような飽和領域取得処理は、上記対象画像G1に続いて、対象画像G2〜G4についても順次実行される。
本実施形態では、図5に示すように、対象画像G2での高輝度領域HRは対象画像G1での高輝度領域HRからさらに広範囲に存在している。つまり、対象画像G2での高輝度領域HRからなる飽和領域SRは対象画像G1での高輝度領域HRからなる飽和領域(図示省略)を包含している。しかも、図4の「輝度分布」の欄に示すように、像GC2の輝度分布は焦点位置(撮像部高さH1)でシャープなプロファイルを有する一方、焦点位置から離れるにしたがって輪郭周辺や全体の輝度が低下する一方で裾野部分が広がるというプロファイルを有している。このため、対象画像G3、G4に含まれる死細胞の像GC2の輝度は所定の輝度Lmax以下であるものの、細胞等Cの像GC1の輝度と同等あるいはそれ以上であり、合焦位置の検出に影響を及ぼす可能性が高い。そこで、本実施形態では、上記飽和領域SRを各対象画像G1〜G4において合焦位置検出を阻害する範囲とし、後で説明するように飽和領域SRを考慮して合焦度を算出する。
一方、全対象画像G1〜G4において死細胞の像GC2などが含まれない場合には、飽和領域SRは存在しないため、従来技術と同様に対象画像G1〜G4をそのまま用いて合焦位置検出を行うことが可能である。
そこで、次のステップS5では、飽和領域SRが存在するか否かを判定している。このステップS5で飽和領域SRが存在しないと判定されると、撮像部高さH1〜H4のいずれについても対象画像G1〜G4から合焦度がそれぞれ算出される(ステップS6)。
これに対し、ステップS5で飽和領域SRが存在すると判定されると、撮像部高さH1〜H4のいずれについても飽和領域SRの画像は合焦度算出の対象外とされる。つまり、対象画像G1のうち飽和領域SR外の画像G1Aから焦点の合い具合を指標する合焦度が求められる。また、対象画像G2のうち飽和領域SR外の画像G2Aから焦点の合い具合を指標する合焦度が求められる。また、対象画像G3のうち飽和領域SR外の画像G3Aから焦点の合い具合を指標する合焦度が求めされる。さらに、対象画像G4のうち飽和領域SR外の画像G4Aから焦点の合い具合を指標する合焦度が求められる。このような合焦度の取得工程が本発明の「第3工程」の一例に相当している。
こうして撮像部高さH1〜H4の合焦度の算出が完了すると、従来技術と同様に最も合焦度の高い撮像部高さが合焦位置として特定される(ステップS8:第4工程)。
以上のように、第1実施形態によれば、死細胞の像GC2などのように高輝度の画像が対象画像に含まれる場合には、飽和領域SRの画像を合焦度算出の対象外としている。しかも、図5に示すように高輝度領域HRが出現した対象画像G1、G2のみならず、全対象画像G1〜G4について飽和領域SRの画像を合焦度算出の対象外としている。このため、死細胞などの影響を確実に排除することができ、合焦位置をより正確に検出することができる。その結果、対象画像G1〜G4の全部あるいは一部に高輝度領域HRが含まれている場合であっても、検出動作を繰り返すことなく、合焦位置を安定して検出することができる。
図6は本発明に係る合焦位置検出方法の第2実施形態における飽和領域取得処理の内容ならびに合焦度算出の対象となる画像と飽和領域との関係を模式的に示す図である。この第2実施形態が第1実施形態と大きく相違する点は、高輝度領域HRを所定量だけ膨張させた膨張高輝度領域EHRを求めるとともに、当該膨張高輝度領域EHRに基づいて飽和領域SRを決定している点である。なお、その他の構成および動作は基本的に同一である。したがって、以下においては相違点を中心に説明し、同一構成および動作については同一符号を付して説明を省略する。
第2実施形態のステップS2では、第1実施形態と同様に、各対象画像G1〜G4が12個の局所画像PGに分割され(ステップS2−1)、所定の輝度Lmaxを超える局所画像PGが存在する領域、つまり高輝度領域HRが求められる(ステップS2−2)。これに続いて、第2実施形態では、各高輝度領域HRが所定量だけ膨張される(ステップS2−4)。この膨張後の領域が膨張高輝度領域EHRであり、膨張高輝度領域EHRに基づいて飽和領域SRが取得される(ステップS2−5)。
そして、図6に示すように飽和領域SRが存在する場合には、第1実施形態と同様に、撮像部高さH1〜H4のいずれについても飽和領域SRの画像は合焦度算出の対象外とされる。そして、飽和領域SR外の画像G1A、G2A、G3A、G4Aから焦点の合い具合を指標する合焦度が求められる。その後で、従来技術と同様に最も合焦度の高い撮像部高さが合焦位置として特定される。
以上のように、第2実施形態においては、第1実施形態と同様の作用効果が得られる。しかも、像GC2の輝度分布が図4に示すように裾広がりのプロファイルを有していることに対応し、高輝度領域HRを膨張させて裾野部分を膨張高輝度領域EHRに含め、飽和領域SRに取り込んでいる。したがって、裾野部分、つまり所定の輝度Lmax以下であるものの細胞等Cの像GC1の輝度よりも十分に高い輝度を有する画像についても合焦度算出の対象外とされる。その結果、死細胞などの影響をさらに確実に排除することができ、合焦位置検出をさらに高精度なものとすることができる。
なお、第2実施形態では、各高輝度領域HRを膨張させて膨張高輝度領域EHRを求めているが、複数の高輝度領域HRが互いにつながって形成される領域(例えば図6中の高輝度領域HRが2個並んだ領域や4個固まった領域など)を所定量だけ膨張させて膨張高輝度領域EHRを取得してもよい。この点については次に説明する第3実施形態においても同様である。
図7は本発明に係る合焦位置検出方法の第3実施形態における飽和領域取得処理の内容ならびに合焦度算出の対象となる画像と飽和領域との関係を模式的に示す図である。この第3実施形態が第1実施形態と大きく相違する点は、対象画像を複数の局所画像に分割することなく高輝度領域HRを求めている点と、第2実施形態と同様に膨張高輝度領域EHRに基づいて飽和領域SRを決定している点とである。なお、その他の構成および動作は基本的に同一である。したがって、以下においては相違点を中心に説明し、同一構成および動作については同一符号を付して説明を省略する。
第1実施形態よび第2実施形態では、局所画像PG単位で飽和領域SRが導出されているが、第3実施形態のステップS2では、以下の段階を経て飽和領域SRが導出される。すなわち、第1段階で所定の輝度Lmaxを超える領域が高輝度領域HRとして取得される(ステップS2−6)。そして、高輝度領域HRが所定量だけ膨張され、膨張高輝度領域EHRが取得され(ステップS2−7)、さらに膨張高輝度領域EHRに基づいて飽和領域SRが取得される(ステップS2−8)。ここで、膨張高輝度領域EHRを求める技術的意義は、第2実施形態と同様に、輝度分布の裾野部分(所定の輝度Lmax以下であるものの細胞等Cの像GC1の輝度よりも十分に高い輝度を有する領域)を合焦度算出の対象外とすることで焦位置検出の精度を高める点にある。
そして、図7に示すように飽和領域SRが存在する場合には、第1実施形態および第2実施形態と同様に、撮像部高さH1〜H4のいずれについても飽和領域SRの画像は合焦度算出の対象外とされる。そして、飽和領域SR外の画像G1A、G2A、G3A、G4Aから焦点の合い具合を指標する合焦度が求められる。その後で、従来技術と同様に最も合焦度の高い撮像部高さが合焦位置として特定される。
以上のように、第3実施形態においては、第1実施形態および第2実施形態と同様の作用効果が得られる。しかも、第3実施形態では、所定の輝度Lmaxを超える領域および当該領域から膨張された領域のみを飽和領域SRとして取得しているため、次のような作用効果が得られる。第1実施形態および第2実施形態では、局所画像PG単位で高輝度領域HRが求められるため、局所画像PGの範囲ではあるが、所定の輝度Lmaxを超える領域から十分に離れている領域も高輝度領域HRと認定されることがある。そのため、合焦度算出の基礎となる輝度データが不足することがある。これに対し、第3実施形態では、所定の輝度Lmaxを超える領域から十分に離れている領域(膨張高輝度領域EHR以外の領域)の輝度データは合焦度算出の基礎となる。したがって、より多くのデータに基づいて合焦位置を検出することができる。
ところで、上記第1実施形態ないし第3実施形態により飽和領域SRを除外した画像G1A、G2A、G3A、G4Aが得られるが、それらに含まれる主たる像は撮像対象物に励起光を照射して蛍光発光させた細胞等Cの像GC1であり、画像G1A〜G4Aは一般的に暗い。そのため、像GC1の輝度とノイズとの差が小さく、バックグランドノイズの影響を受け易い。そこで、次に説明するようにして画像G1A〜G4Aから合焦度を算出するように構成してもよい(第4実施形態)。
図8は本発明に係る合焦位置検出方法の第4実施形態で実行される工程の一部を模式的に示す図である。第4実施形態では、対象画像G1A〜G4A毎に、対象画像の分割、局所領域毎の局所合焦度(局所値)の算出および複数の局所合焦度に基づく対象画像に対応する合焦度の算出が行われる。ここでは、対象画像G1Aに対する処理について説明し、その他については説明を省略する。図4に示すように対象画像G1Aが高輝度領域HRの取得時と同じ分割態様で複数の局所領域PRに分割され、合計8個の局所領域PRが取得される。もちろん、分割態様(分割数、分割形状など)を高輝度領域HRの取得時と相違させてもよいことは言うまでもない。
次に、局所領域PR毎に焦点の合い具合を指標する合焦度が算出される。本明細書では、このように局所領域PRから算出される合焦度を従来から周知の合焦度、つまり対象画像G1Aから算出される合焦度と区別するために、「局所合焦度」と称している。つまり、本実施形態では、8個の局所合焦度が算出される。
局所合焦度としては、従来から周知のもの、例えば(1)局所領域PRを構成する画素の輝度に応じた指標値(輝度平均値、コントラスト、エッジ強度など)、(2)上記指標値に対して局所領域PRの面積や値に応じて係数を掛け合わせた指標値、(3)局所領域PRを構成する画素の輝度ヒストグラムから解析的に算出した指標値などを用いることができる。本実施形態では、対象画像G1Aを構成する画素の輝度を0から255の階調で表し、局所領域PR毎の輝度平均値を局所合焦度としている。したがって、図8の「局所領域」と「局所合焦度」とを関連付けて観察するとわかるように、対象画像G1A全体にわたって局所合焦度が比較的低く、細胞等Cの像GC1に対応する局所合焦度が若干高くなっている。
こうして対象画像G1Aに対して複数の局所合焦度が求まると、局所合焦度の大小に応じた補正を行いつつ、撮像部13を撮像部高さH1に位置決めしたときの合焦度が算出される(本発明の「第3工程」の一例に相当)。本実施形態では、局所合焦度の大きさに応じた係数を局所合焦度に掛け合わせて補正値を算出している。より詳しくは、撮像部13の焦点の合い具合の順に上記8個の局所合焦度をソートし、上位から一定順位(上位50%)までの局所合焦度に係数としてゼロよりも大きな値(本実施形態では「1」)を掛け合わせて複数の補正値を算出する一方で、残りの局所合焦度に係数としてゼロを掛け合わせて合焦度を算出するための補正値から実質的に除外している。すなわち、図8の「局所合焦度」においてハッチングで示された上位4個の局所合焦度が補正値として抽出され、これらの平均値が撮像部13を撮像部高さH1に位置決めしたときの合焦度として求められる。なお、撮像部13を撮像部高さH2〜H4に位置決めしたときの合焦度も、それぞれ対象画像G2A〜G4Aに基づいて求められる(本発明の「第3工程」の一例に相当)。
こうして撮像部高さH1〜H4毎に合焦度が求まると、従来技術と同様に最も合焦度の高い撮像部高さが合焦位置として特定される(本発明の「第4工程」の一例に相当)。例えば図8に示すように合焦度が分布する場合、最も高い値を示すときの撮像部高さH3が合焦位置と特定される。
ここで、対象画像G1A〜G4A毎に対象画像を構成する全画素の輝度を単純平均した値を合焦度とする第1実施形態(図8の左端)と、本実施形態(図8の右端)とを比較すると、第4実施形態が次のような優位性を有することがわかる。第1実施形態では単純平均しているに過ぎず、バックグランドノイズの影響を受け易い。このため、撮像部高さH1〜H4の変更に伴う合焦度の変化量は小さい。これに対し、第4実施形態では、局所合焦度が上位50%未満となっている領域、つまり細胞等Cの像GC1が含まれていない蓋然性が高いバックグランド領域を除外して対象画像G1A〜G4A毎の合焦度を求めている。そのため、撮像部高さH1〜H4の変更に伴う合焦度の変化量は大きく、合焦位置をより正確に検出することができる。その結果、対象画像G1A〜G4Aが比較的暗い場合であっても、検出動作を繰り返すことなく、合焦位置を安定して検出することができる。
なお、本発明は上記した実施形態に限定されるものではなく、その趣旨を逸脱しない限りにおいて上述したもの以外に種々の変更を行うことが可能である。例えば、上記実施形態では、撮像部13を撮像部高さH1〜H4に位置決めする毎に飽和領域SRを取得しているが、4つの対象画像G1〜G4の取得完了後に飽和領域SRを一括して算出してもよい。
また、上記実施形態では、ウェル91内の細胞等Cを連続的に撮像する前に、特定のウェル91を使用して上記合焦位置検出動作を実行しているが、ウェル91の細胞撮像毎に上記合焦位置検出動作を実行してもよい。
また、上記実施形態では、撮像部13から撮像対象物(細胞等C)までの距離を4段階で変更しているが、撮像部高さの段数はこれに限定されるものではなく、多段階である限り任意である。
また、上記実施形態では、合焦位置検出用プログラムを含む制御プログラムはメモリ145に予め記憶されているが、インターフェース部142をディスクドライブ(図示省略)と電気的に接続してインストールプログラムを読取るように構成してもよい。つまり、当該ディスクドライブに挿入されるCD−ROM(=Compact Disc - Read Only Memory)やDVD−ROM(=Digital Versatile Disk - Read Only Memory)などの外部記録媒体に記録されている上記合焦位置検出用プログラムを読み取り可能に構成し、ディスクドライブを読取部として機能させてもよい。つまり、上記した合焦位置検出方法を実行不能な撮像装置1であっても、上記合焦位置検出用プログラムをインストールすることで合焦位置検出用プログラムを組み込んで上記した合焦位置検出方法を実行可能にバージョンアップさせてもよい。なお、記録媒体としてCD−ROMやDVD−ROM以外の記録媒体を用いて合焦位置検出用プログラムの読み取りを行うようにしてもよい。また、通信手段を利用して合焦位置検出用プログラムを読取るように構成してもよい。
この発明は、焦点位置を光軸に沿って変化させながら撮像対象物を撮像部により撮像して取得される複数の対象画像に基づいて合焦位置を検出する合焦位置検出技術全般に適用することができる。
1…撮像装置
13…撮像部
141…CPU(飽和領域取得部、合焦度算出部、合焦位置特定部)
144…画像メモリ
C…細胞等(撮像対象物)
G1〜G4…対象画像
G1A〜G4A…(飽和領域外の)画像
H1〜H4…撮像部高さ
EHR…膨張高輝度領域
HR…高輝度領域
PG…局所画像
Z…鉛直方向

Claims (7)

  1. 焦点位置を光軸に沿って変化させながら前記撮像対象物を前記撮像部で撮像して複数の対象画像を取得する第1工程と、
    前記複数の対象画像から所定の輝度を超える飽和領域を取得する第2工程と、
    前記対象画像毎に、前記対象画像のうち前記飽和領域外の画像から焦点の合い具合を指標する合焦度を求める第3工程と、
    前記複数の合焦度に基づいて合焦位置を特定する第4工程と、
    を備えることを特徴とする合焦位置検出方法。
  2. 請求項1に記載の合焦位置検出方法であって、
    前記第2工程は、
    前記対象画像を複数の局所画像に分割する工程と、
    前記所定の輝度を超える前記局所画像に対応する高輝度領域を求める工程と、
    前記高輝度領域に基づいて前記飽和領域を決定する工程と
    を有する合焦位置検出方法。
  3. 請求項1に記載の合焦位置検出方法であって、
    前記第2工程は、
    前記対象画像を複数の局所画像に分割する工程と、
    前記所定の輝度を超える前記局所画像に対応する高輝度領域を求める工程と、
    前記高輝度領域を所定量だけ膨張させた膨張高輝度領域を求める工程と、
    前記膨張高輝度領域に基づいて前記飽和領域を決定する工程と
    を有する合焦位置検出方法。
  4. 請求項2または3に記載の合焦位置検出方法であって、
    前記局所画像が前記所定の輝度を超えるか否かの判定は前記局所画像を構成する複数の画素のうち前記所定の輝度を超える画素の数に基づいて行われる合焦位置検出方法。
  5. 請求項1に記載の合焦位置検出方法であって、
    前記第2工程は、
    前記所定の輝度を超える高輝度領域を求める工程と、
    前記高輝度領域を所定量だけ膨張させた膨張高輝度領域を求める工程と、
    前記膨張高輝度領域に基づいて前記飽和領域を決定する工程と
    を有する合焦位置検出方法。
  6. 焦点位置を光軸に沿って変化させながら前記撮像対象物を前記撮像部により撮像して取得される複数の対象画像に基づいて合焦点位置を検出する合焦位置検出装置であって、
    前記複数の対象画像から所定の輝度を超える飽和領域を取得する飽和領域取得部と、
    前記対象画像毎に、前記対象画像のうち前記飽和領域外の画像から焦点の合い具合を指標する合焦度を求める合焦度算出部と、
    前記合焦度算出部により算出された前記複数の合焦度に基づいて前記合焦位置を特定する合焦位置特定部と
    を備えることを特徴とする合焦位置検出装置。
  7. 請求項1ないし5のいずれか一項に記載の合焦位置検出方法をコンピュータに実行させることを特徴とする合焦位置検出用プログラム。
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