JP2021131651A - 配車システム - Google Patents

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健太 杉岡
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健太 杉岡
楓子 坂井
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楓子 坂井
良太 井関
Ryota Izeki
良太 井関
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Abstract

【課題】車両の予約者が、利用者が車両に搭乗したことを、確認できる配車システムを提供すること。【解決手段】予約に応じて配車するための配車システム1が、配車を予約するための予約デバイス2と、予約デバイス2による配車の予約を受け付け、配車予定を管理するための運行管理システム3と、配車されたバス10に対する利用者の搭乗をチェックするためのチェックデバイス4とを備え、運行管理システム3は、予約デバイス2により配車が予約され、配車されたバス10に対する利用者の搭乗がチェックデバイス4によりチェックされた場合に、配車を予約した予約デバイス2に対して、チェックデバイス4によりチェックされた利用者の搭乗を、通知可能とする。【選択図】図1

Description

本発明は、配車システムに関する。
近年、ネットワークを介して車両を管理し、利用者の需要にあわせて配車するオンデマンド配車システムが注目されている。より具体的には、例えば、所定の地域内において、利用者の予約に応じて配車し、任意の地点間を車両により送迎するシステムが、提案されている。
また、このようなシステムにおいて、車両の利用者(搭乗者)自身は、配車を予約しない場合がある。例えば、所定の地域内で車両を運用する交通システムにおいて、地域内外の被招待者を招待する招待者により操作される招待者端末と、ネットワークを介して接続され、車両の予約に基づき配車を行う配車装置であって、被招待者が招待を受け移動するための配車費用を、招待者が後払い方式で負担する後払いチケットを発行する手段と、配車費用を招待者に請求するための利用対価を算出する利用対価算出手段とを備える配車装置が、提案されている(例えば、特許文献1参照。)。
このような配車装置によれば、招待者が車両を予約し、その予約された車両に、被招待者が搭乗する。
特開2018−55485号公報
一方、特許文献1に記載の配車装置では、車両を予約した者(招待者)は、配車された車両に、利用者(被招待者)が搭乗したことを、確認できないという不具合がある。
本発明は、車両の予約者が、利用者が車両に搭乗したことを、確認できる配車システムである。
本発明[1]は、予約に応じて配車するための配車システムであり、配車を予約するための予約手段と、前記予約手段による配車の予約を受け付け、配車予定を管理するための管理手段と、配車された車両に対する利用者の搭乗をチェックするためのチェック手段と
を備え、前記管理手段は、前記予約手段により配車が予約され、配車された車両に対する利用者の搭乗が前記チェック手段によりチェックされた場合に、配車を予約した前記予約手段に対して、前記チェック手段によりチェックされた利用者の搭乗を、通知可能とする、配車システムである。
本発明[2]は、予約に応じて配車するための配車システムであり、配車を予約するための予約手段と、前記予約手段による配車の予約を受け付け、配車予定を管理するための管理手段と、配車された車両の内部をモニタリングするモニタリング手段とを備え、前記管理手段は、前記予約手段により配車が予約された場合に、配車を予約した前記予約手段から、配車された車両の内部を、モニタリング手段を介してモニタリング可能とする、配車システムである。
本発明[1]の配車システムでは、予約手段により配車が予約され、その配車された車両に対する利用者の搭乗がチェックされた場合に、管理手段が、配車を予約した予約手段に対して、利用者の搭乗を通知できる。
そのため、本発明[1]によれば、車両の配車の予約者は、利用者が車両に搭乗したことを、通知により確認できる。
また、本発明[2]の配車システムでは、配車を予約した予約手段から、配車された車両の内部を、モニタリング手段を介してモニタリングできる。
そのため、本発明[2]によれば、車両の配車の予約者は、利用者が車両に搭乗したことを、モニタリングにより確認できる。
図1は、第1発明の配車システムの一実施形態を示す概略図である。 図2は、第2発明の配車システムの一実施形態を示す概略図である。
1.第1発明
(1)配車システムの全体構成
図1において、配車システム1は、予約に応じて利用者に車両を配車するシステムである。
配車システム1は、車両を配車する各種の車両運行サービス、例えば、予約に応じて利用者を乗り合わせて運行するオンデマンドバス、予約に応じて利用者を送迎するタクシーなどにおいて、採用される。
以下において、配車システム1として、オンデマンドバスを例示して説明する。
図1において、配車システム1は、車両としてのバス10の配車を予約するための予約手段としての予約デバイス2と、配車予定を管理するための管理手段としての運行管理システム3と、バス10に対する利用者の搭乗をチェックするチェック手段としてのチェックデバイス4とを備えている。
予約デバイス2は、ネットワーク100(インターネットサービス)に公知の方法で接続される通信デバイスである。
予約デバイス2は、例えば、バス10の配車を予約するための情報を、データ(以下、予約データ)として、運行管理システム3にネットワーク100を介して送信可能としている。これにより、予約デバイス2は、バス10の配車を予約可能としている。
予約データは、特に制限されないが、例えば、バス10の配車を予約した者(予約者)、および/または、バス10に搭乗する予定の者(利用者、搭乗予定者)の個人情報を含むことができる。
予約者および/または利用者(搭乗予定者)の個人情報は、予約者および/または利用者(搭乗予定者)を識別可能な情報であり、例えば、氏名、年齢、性別、外見、認証IDなどが挙げられる。
また、予約データは、例えば、予約者および/または利用者(搭乗予定者)が要求するバス10の到着位置および到着時間などを含むことができる。
バス10の到着位置(配車位置)は、例えば、予約者および/または利用者(搭乗予定者)が選択する任意の地点であってもよく、また、予め登録された複数の停車可能位置から選択される地点であってもよい。
また、バス10の到着時間(配車時間)は、例えば、予約者および/または利用者(搭乗予定者)が選択する任意の時間であってもよく、また、予め登録された配車可能時間から選択される時間であってもよい。
このような予約デバイス2としては、特に制限されないが、例えば、携帯端末(スマートフォン、タブレット型コンピュータなど)、据置端末(家庭用コンピュータ、業務用コンピュータなど)などの通信端末が挙げられる。
これら通信端末は、例えば、配車予約アプリのインストール、インターネットブラウザ(配車予約サイトに接続可能なインターネットブラウザ)のインストールなどの公知の方法によって、配車を予約するための機能を備えることができる。
すなわち、予約者および/または搭乗予定者が所有する汎用の通信端末(スマートフォンなど)を、予約デバイス2として用いることができる。
また、予約デバイス2は、例えば、汎用の通信端末ではなく、配車システム1の独自端末であってもよい。
これら予約デバイス2は、単独使用または2種類以上併用することができる。
予約デバイス2として、好ましくは、配車予約アプリがインストールされた携帯端末(スマートフォンなど)が挙げられる。
なお、予約デバイス2の数は、特に制限されないが、通常、配車システム1において、配車を予約できる者(予約可能者)が複数存在する場合には、予約デバイス2は、予約可能者の数に応じて、複数備えられる。
そして、例えば、一の予約デバイス2は、一の予約可能者によってのみ、操作可能とされる。
運行管理システム3は、予約デバイス2による配車の予約を受け付け、バス10の配車予定を管理するシステムである。
より具体的には、運行管理システム3は、例えば、複数の予約デバイス2の予約(要求)に応じて、例えば、バス10の運行ルート、停車位置、停車時間などを計算し、効率よくバス10を利用者のもとへ配車するためのシステムである。
運行管理システム3は、配車予約を処理する処理装置31と、配車予約をデータとして蓄積するサーバ32とを備えている。
処理装置31は、ホストコンピュータであって、ネットワーク100に公知の方法で接続されている。これにより、処理装置31は、ネットワークを介して、配車の予約データを、予約デバイス2から受信可能としており、図示しない予約格納部(予約メモリ)に、予約データを格納可能としている。
また、処理装置31は、詳しくは図示しないが、バス10の運行ルートを算出するための運行ファクター(例えば、バス10の停車可能な位置、バス10の運行可能な経路、各経路におけるバス10の速度および所要時間など)が格納される運行情報格納部(メモリなど)と、バス10の運行ルートを算出するための演算部(CPUなど)とを備えている。
これにより、処理装置31は、運行ファクターおよび予約データに基づいて、効率の良い配車ルートおよび配車時間を算出可能としている。
さらに、処理装置31の演算部は、詳しくは後述するように、搭乗予定者がバス10に搭乗したことをチェックするためのプログラム(搭乗チェックプログラムP1)を、有している。
これにより、運行管理システム3の処理装置31は、詳しくは後述するが、予約デバイス2により配車が予約され、配車されたバス10に対する利用者の搭乗がチェックされた場合に、配車を予約した予約デバイス2に対して、利用者の搭乗を、通知可能としている。
サーバ32は、処理装置31で受信する予約データを、蓄積可能なデータ記憶媒体である。より具体的には、サーバ32は、処理装置31と有線通信または無線通信により接続されており、処理装置31から、予約データを受信可能としている。これにより、サーバ32は、予約デバイス2から送信され、処理装置31において受信された予約データを、蓄積可能としている。
チェックデバイス4は、配車されたバス10に対する、利用者(搭乗予定者)の搭乗をチェックするためのシステムである。チェックデバイス4は、利用者(搭乗予定者)がバス10に搭乗したことを確認できるシステムであれば、特に制限されず、公知のシステムを採用できる。
より具体的には、チェックデバイス4としては、例えば、携帯端末(スマートフォン)を用いたGPSシステム、例えば、非接触型ICカードを用いたICカードシステムなどが挙げられる。
例えば、チェックデバイス4として、GPSシステムが採用される場合、チェックデバイス4は、利用者(搭乗予定者)に所有される第1GPS端末(スマートフォンなど)41と、バス10に搭載される第2GPS端末42とを備える。
このような場合、第1GPS端末41の位置情報と、第2GPS端末42の位置情報とが重複し、また、その重複状態で所定時間保持されたことを確認すれば、利用者(搭乗予定者)がバス10に搭乗したことを判定できる。
また、例えば、チェックデバイス4として、ICカードシステムが採用される場合、詳しくは図示しないが、チェックデバイス4は、利用者(搭乗予定者)に所有されるICカードと、バス10に搭載されるカードリーダーとを備える。
このような場合、利用者(搭乗予定者)がICカードを、バス10内のカードリーダーに読み込ませることにより、利用者(搭乗予定者)がバス10に搭乗したことを判定できる。
これらチェックデバイス4は、単独使用または2種類以上併用することができる。
チェックデバイス4として、好ましくは、携帯端末(スマートフォン)を用いたGPSシステムが挙げられる。
また、チェックデバイス4は、ネットワーク100を介して、運行管理システム3と通信可能とされている。これにより、チェックデバイス4によるチェックの結果が、運行管理システム3に送信可能とされている。
(2)搭乗予定者自身による配車予約
上記の配車システム1では、通常、バス10に対する搭乗予定者が、自ら配車を予約する。
このような場合、配車システム1では、まず、バス10の搭乗予定者が、予約デバイス2を使用し、配車を予約するための予約データを、ネットワーク100を介して運行管理システム3に送信する(図1矢印A参照)。
次いで、運行管理システム3は、受信した予約データと、運行ファクター(例えば、バス10の停車可能な位置、バス10の運行可能な経路、各経路におけるバス10の速度および所要時間など)とを、所定のプログラムにより処理し、効率の良い配車ルートおよび配車時間を算出する。
その後、運行管理システム3は、配車を予約した予約デバイス2に、配車ルートおよび配車時間を送信し(図1矢印B参照)、予約データを、サーバ32に格納する。
そして、算出された配車ルートおよび配車時間に従って、バス10が運行される。
その結果、効率よく、バス10が搭乗予定者(予約者)のもとに配車される。
(3)搭乗予定者とは異なる者による配車予約
搭乗予定者とは異なる者が、例えば、搭乗予定者の保護者、搭乗予定者の代理人などとして、配車を予約する場合がある。
このような場合、配車システム1では、まず、バス10の搭乗予定者とは異なる者(予約者)が、予約デバイス2を使用し、配車を予約するための予約データを、ネットワーク100を介して運行管理システム3に送信する(図1矢印A参照)。
次いで、運行管理システム3は、受信した予約データと、運行ファクター(例えば、バス10の停車可能な位置、バス10の運行可能な経路、各経路におけるバス10の速度および所要時間など)とを、所定のプログラムにより処理し、効率の良い配車ルートおよび配車時間を算出する。
その後、運行管理システム3は、配車を予約した予約デバイス2に、配車ルートおよび配車時間を送信し(図1矢印B参照)、予約データを、サーバ32に格納する。
配車ルートおよび配車時間は、公知の方法で、搭乗予定者に共有される。
例えば、運行管理システム3は、予約デバイス2に配車ルートおよび配車時間を送信するとともに、搭乗予定者の所有する携帯端末(スマートフォンなど)にも、配車ルートおよび配車時間を送信する。
好ましくは、搭乗予定者の所有する携帯端末(スマートフォンなど)は、チェックデバイス4における第1GPS端末41としても兼用される。
そして、算出された配車ルートおよび配車時間に従って、バス10が運行される。
その結果、効率よく、バス10が搭乗予定者(非予約者)のもとに配車される。
(4)搭乗の確認
上記のように、搭乗予定者とは異なる者が配車を予約する場合、バス10が搭乗予定者(非予約者)のもとに配車されても、配車を予約した者(予約者)は、バス10に搭乗予定者(非予約者)が搭乗したことを、確認できない。
そこで、上記の配車システム1では、バス10に対する利用者(非予約者)の搭乗を、運行管理システム3およびチェックデバイス4によってチェックし、予約デバイス2に対して通知する。
より具体的には、上記の配車システム1では、まず、搭乗予定者(非予約者)が配車されたバス10に搭乗すると、その搭乗がチェックデバイス4によりチェックされる。
例えば、チェックデバイス4がGPSシステムであった場合、搭乗予定者(非予約者)の位置情報と、バス10の位置情報とが、GPSシステムにより確認される。確認された位置情報は、ネットワーク100を介して、運行管理システム3の処理装置31に送信される。処理装置31の搭乗チェックプログラムP1は、搭乗予定者(非予約者)の位置情報と、バス10の位置情報との重複を確認する。
そして、搭乗予定者(非予約者)の位置情報とバス10の位置情報とが重複した状態で所定時間保持された場合に、処理装置31は、搭乗予定車(非予約者)がバス10に搭乗したと、判断する。
また、例えば、チェックデバイス4がICカードシステムであった場合、搭乗予定者(非予約者)がICカードをバス10のカードリーダー読み込ませると、カードリーダーがそのICカードの登録情報(所有者情報)を処理装置31に送信する。そして、処理装置31の搭乗チェックプログラムP1は、ICカードの登録情報(所有者情報)と、予約データに含まれる登場予定者(非予約者)の情報を照合する。そして、これらの情報が一致した場合に、処理装置31は、搭乗予定車(非予約者)がバス10に搭乗したと、判断する。
このようにして、配車されたバス10に対する利用者の搭乗がチェックされた場合、処理装置31は、サーバ32に格納された予約データを参照し、バス10に搭乗した利用者(非予約者)に対応する予約者および予約デバイス2を特定する(図1破線G参照)。
そして、運行管理システム3は、予約者が所有する予約デバイス2に対して、利用者の搭乗を通知する(図1矢印C参照)。
これにより、バス10の配車の予約者は、利用者がバス10に搭乗したことを、通知により確認できる。
なお、通知方法は、特に制限されず、予約デバイス2に対する画面表示など、公知の方法が採用される。
以上のように、上記した配車システム1では、予約デバイス2により配車が予約され、その配車されたバス10に対する利用者の搭乗がチェックされた場合に、運行管理システム3が、配車を予約した予約デバイス2に対して、利用者の搭乗を通知できる。
そのため、上記した配車システム1によれば、バス10の配車の予約者は、利用者がバス10に搭乗したことを、通知により確認できる。
2.第2発明
(1)配車システムの全体構成
図2において、配車システム1は、図1に示される配車システム1と同様、予約に応じて利用者に車両としてのバス10を配車するシステムである。
図2では、図1に示した配車システム1と同一のものに対して、同一の参照符号を付する。また、図1において説明した事項については、詳細な説明を省略する。
図2において、配車システム1は、配車を予約するための予約手段としての予約デバイス2と、配車予定を管理するための管理手段としての運行管理システム3と、バス10の内部(車内)をモニタリングするモニタリング手段としてのモニタリングデバイス5とを備えている。
予約デバイス2は、図1に示した予約デバイス2と同様の予約デバイス2である。すなわち、予約デバイス2は、予約データを運行管理システム3にネットワーク100を介して送信することにより、バス10の配車を予約可能としている。
運行管理システム3は、図1に示した運行管理システム3と同様の運行管理システム3である。すなわち、運行管理システム3は、予約デバイス2による配車の予約を受け付け、バス10の配車予定を管理可能としている。
また、運行管理システム3において、処理装置31の演算部は、詳しくは後述するように、バス10に対する搭乗予定者の搭乗を、後述のモニタリングデバイス5によりモニタリングするためのプログラム(モニタリングプログラムP2)を有している。これにより、運行管理システム3の処理装置31は、詳しくは後述するが、配車を予約した予約デバイス2から、配車されたバス10の車内をモニタリング可能としている。
モニタリングデバイス5は、配車されたバス10の車内を撮像し、バス10の車内をモニタリングするためのデバイスであり、例えば、バス10の車内を動画として撮影する動画カメラ、例えば、バス10の車内を所定の時間ごとに静止画として撮影する静止画カメラなどが挙げられる。
これらモニタリングデバイス5は、単独使用または2種類以上併用することができる。
モニタリングデバイス5として、好ましくは、動画カメラが挙げられる。
また、モニタリングデバイス5は、ネットワーク100を介して、運行管理システム3と通信可能とされている。これにより、モニタリングデバイス5により得られるバス10の車内の情報が、運行管理システム3に送信可能とされている。
(2)搭乗の確認
図2に示す配車システム1でも、図1に示す配車システム1と同様、バス10に対する搭乗予定者が、自ら配車を予約することができる。また、搭乗予定者とは異なる者が、例えば、搭乗予定者の保護者、搭乗予定者の代理人などとして、配車を予約することができる。
しかし、図1において示した配車システム1と同様、搭乗予定者とは異なる者が配車を予約する場合、バス10が搭乗予定者(非予約者)のもとに配車されても、配車を予約した者(予約者)は、バス10に搭乗予定者(非予約者)が搭乗したことを、確認できない。
そこで、上記の配車システム1では、バス10に対する利用者(非予約者)の搭乗を、運行管理システム3およびモニタリングデバイス5を介して、予約デバイス2からモニタリングする。
すなわち、上記の配車システム1では、搭乗予定者(非予約者)が配車されたバス10に搭乗すると、その搭乗がモニタリングデバイス5によりモニタリングされる。
より具体的には、例えば、モニタリングデバイス5が動画カメラであった場合、バス10の車内が、動画カメラにより撮像される。撮影されたバス10の車内の撮像は、ネットワーク100を介して、運行管理システム3の処理装置31にリアルタイムで送信される。
処理装置31のモニタリングプログラムP2は、得られた撮像を、リアルタイムでサーバ32に格納する。また、処理装置31のモニタリングプログラムP2は、サーバ32に格納された予約データを参照し、そのバス10の配車を予約した予約者および予約デバイス2を特定する(図2破線H参照)。
そして、モニタリングプログラムP2は、その予約者が所有する予約デバイス2に対して、サーバ32に格納された撮像(バス10の車内の動画)の閲覧権限を付与し、予約デバイス2から撮像を、リアルタイムで参照可能とする。また、必要により、予約デバイス2に、閲覧権限を示すアイコンを表示する。
これにより、利用者(非予約者)のために配車を予約した予約デバイス2から、バス10の車内を、モニタリングデバイス5を介してモニタリングできる(図2矢印D参照)。
その結果、バス10の配車の予約者は、利用者がバス10に搭乗したことを、モニタリングにより確認できる。
以上のように、上記した配車システム1では、配車を予約した予約デバイス2から、配車されたバス10の内部を、モニタリングデバイス5を介してモニタリングできる。
そのため、上記した配車システム1によれば、バス10の配車の予約者は、利用者がバス10に搭乗したことを、モニタリングにより確認できる。
3.変形例
上記した第1発明の配車システムの一実施形態では、搭乗予定者の搭乗を通知し、また、上記した第2発明の配車システムの一実施形態では、搭乗予定者の搭乗を、バス10の車内をモニタリングすることにより確認したが、これら第1発明および第2発明を組み合わせることもできる。
すなわち、予約者が配車を予約したバス10に、搭乗予定者が搭乗した場合に、上記と同様、チェックデバイス4により搭乗をチェックして、予約者の予約デバイス2に通知し、さらに、その通知された予約デバイス2から、モニタリングデバイス5を介して、バス10の車内をモニタリングすることもできる。
また、上記の配車システム1では、搭乗予定者の搭乗を、通知および/またはモニタリングにより確認するとともに、例えば、バス10の位置情報、走行速度、車外映像、ドライバー名などを、予約デバイス2により確認することもできる。このような場合、バス10の位置情報、走行速度、車外映像、ドライバー名などは、公知の方法で取得され、サーバ32に格納される。
また、搭乗予定者が、予約されたバス10に搭乗しなかった場合、上記の配車システム1は、搭乗予定者がバス10に搭乗しなかったことを、公知の方法で確認し、予約デバイス2に通知することもできる。
また、上記した説明では、運行管理システム3は、予約者および予約デバイス2を特定し(図2破線G参照)、その予約デバイス2に対して、搭乗予定者(非予約者)の搭乗を通知およびモニタリング可能としているが、運行管理システム3は、必要により、図示しない認証装置を備えることができ、認証装置により、予約デバイス2に対して、公知の方法で認証要求することができる。
より具体的には、認証装置は、例えば、バス10に搭乗した利用者(非予約者)と、予約デバイス2の所有者(予約者)との関係を、予め運行管理システム3に登録することができる。そして、認証装置は、バス10に搭乗した利用者(非予約者)と、予約デバイス2の所有者(予約者)との関係に基づく認証を、予約デバイス2に要求することができる。
このような場合、認証装置による認証をクリアした場合のみ、予約デバイス2に対して、搭乗予定者(非予約者)の搭乗を通知およびモニタリング可能とする。
そのため、予約者は、個人情報の保護などに配慮しながら、搭乗予定者がバス10に搭乗したことを、確認できる。
また、上記した説明では、搭乗予定者がバス10に乗車したことを、チェックデバイス4および/またはモニタリングデバイス5を介して、確認しているが、例えば、搭乗者がバス10から下車したことを、チェックデバイス4および/またはモニタリングデバイス5を介して、確認することもできる。
また、上記した説明において、予約者とは異なる搭乗予定者が、携帯端末(スマートフォンなど)を保有する場合、配車システム1は、予約者が予約した配車の情報を、搭乗予定者の携帯端末に送信することができ、また、搭乗予定者の携帯端末から、予約内容を変更可能とすることができる。さらに、このような場合、搭乗予定者の携帯端末から変更された予約内容を、予約者の予約デバイス2に通知可能とすることができる。
1 配車システム
2 予約デバイス
3 運行管理システム
4 チェックデバイス
5 モニタリングデバイス
10 バス
31 処理装置
32 サーバ
100 ネットワーク

Claims (2)

  1. 予約に応じて配車するための配車システムであり、
    配車を予約するための予約手段と、
    前記予約手段による配車の予約を受け付け、配車予定を管理するための管理手段と、
    配車された車両に対する利用者の搭乗をチェックするためのチェック手段と
    を備え、
    前記管理手段は、
    前記予約手段により配車が予約され、配車された車両に対する利用者の搭乗が前記チェック手段によりチェックされた場合に、
    配車を予約した前記予約手段に対して、前記チェック手段によりチェックされた利用者の搭乗を、通知可能とする
    ことを特徴とする、配車システム。
  2. 予約に応じて配車するための配車システムであり、
    配車を予約するための予約手段と、
    前記予約手段による配車の予約を受け付け、配車予定を管理するための管理手段と、
    配車された車両の内部をモニタリングするモニタリング手段と
    を備え、
    前記管理手段は、
    前記予約手段により配車が予約された場合に、
    配車を予約した前記予約手段から、配車された車両の内部を、モニタリング手段を介してモニタリング可能とする
    ことを特徴とする、配車システム。
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