JP2021131440A - 光レセプタクルおよび光モジュール - Google Patents

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Abstract

【課題】光学フィルターや減衰コートなどを用いることなく、発光素子から出射された光を減衰できる光レセプタクルを提供する。【解決手段】光レセプタクル100の光レセプタクル本体121は、第1光学面122と、第2光学面123と、第1光学面122で入射し、一部の光を検出素子115に向けて出射させる第3光学面124と、第1光学面122で入射した光のうち、一部の光を第2光学面123に向けて透過させ、他の一部の光を第3光学面124に向けて反射させる第4光学面125と、を含む。減衰部材131は、第1光学面122で入射した光の第4光学面125上の照射スポットの一部と重なるように第4光学面125に接触する接触面135を有する。第1光学面122で入射した一部の光は、第4光学面125の接触している領域135を透過し、他の一部の光は、第4光学面125の接触していない領域136で第3光学面124に向けて反射される。【選択図】図7

Description

本発明は、光レセプタクルおよび光モジュールに関する。
以前から、光ファイバーや光導波路などの光伝送体を用いた光通信には、面発光レーザ(例えば、垂直共振器面発光レーザ(VCSEL:Vertical Cavity Surface Emitting Laser))などの発光素子を備えた光モジュールが使用されている。光モジュールは、1または2以上の光電変換素子(発光素子または受光素子)と、送信用、受信用または送受信用の光レセプタクルを有する。
また、光通信用の光モジュールでは、安全対策の観点から、光レセプタクルから出射された光の光量を減衰させる必要があるため、ハーフミラーを使用して光レセプタクルから出射される光の光量を減衰させることがある(例えば、特許文献1参照)。また、光レセプタクルから出射される光を減衰させる減衰コートが光学面に施されることもある。
特許文献1に記載の光レセプタクル(レンズ素子)は、本体と、ハーフミラーを含む光分割部材を有する。本体は、光ファイバーと対向して配置された第1レンズ部と、発光素子および検出素子と対向して配列された2組の第2レンズ部とを有する。光分割部材は、発光素子および光ファイバー間の光路上に配置されている。特許文献1に記載の光レセプタクルは、第1レンズ部側に、複数の発光素子および複数の受光素子を有する光電変換装置が配置され、第2レンズ部側に複数の光伝送体が配置された状態で使用される。特許文献1に記載の光レセプタクルでは、発光素子から出射された光のうち、一部の光は、光伝送体に向けてハーフミラーを透過し、他の一部の光は、検出素子に向かってハーフミラーで反射する。このように、光伝送体に入射する光の光路上にハーフミラーが配置されているため、光レセプタクルから出射される光の光量を減衰させることができる。
特開2013−156440号公報
しかしながら、特許文献1に記載のハーフミラーを有する光レセプタクルでは、光分割部材に対してハーフミラーを配置する工程が必要となり、光レセプタクルの製造過程が煩雑になる。また、減衰コートを施した光学面では、その減衰コートに亀裂が生じてしまい、光が減衰できなくなることがある。
そこで、本発明の目的は、ハーフミラーや減衰コートなどを用いることなく、発光素子から出射された光を減衰できる光レセプタクルを提供することである。また、本発明の別の目的は、この光レセプタクルを有する光モジュールを提供することである。
本発明の光レセプタクルは、発光素子および検出素子を含む光電変換装置と、光伝送体との間に配置され、前記発光素子と前記光伝送体とを光学的に結合するための光レセプタクルであって、光レセプタクル本体と、前記光レセプタクル本体に接触するように配置され、前記発光素子から出射され前記光伝送体に到達する光を減衰させるための減衰部材と、を有し、前記光レセプタクル本体は、前記発光素子から出射された光を入射させるための第1光学面と、前記第1光学面で入射し、前記光レセプタクルの内部を進行した光を前記光伝送体に向けて出射させるための第2光学面と、前記第1光学面で入射し、前記光レセプタクルの内部を進行した光のうち、一部の光を前記検出素子に向けて出射させるための第3光学面と、前記第1光学面で入射した光のうち、一部の光を前記第2光学面に向けて透過させ、他の一部の光を前記第3光学面に向けて反射させるための第4光学面と、を含み、前記減衰部材は、前記第1光学面で入射した光の前記第4光学面上の照射スポットの一部と重なるように前記第4光学面に接触する接触面を有し、前記第1光学面で入射した光のうち、一部の光は、前記第4光学面のうち前記接触面と接触している領域を透過し、他の一部の光は、前記第4光学面のうち前記接触面と接触していない領域で前記第3光学面に向けて反射される。
また、本発明の光モジュールは、発光素子および検出素子を有する光電変換装置と、前記発光素子から出射された光を光伝送体に光学的に結合させるための光レセプタクルと、を有し、前記光レセプタクルは、上記の光レセプタクルである。
本発明の光レセプタクルは、ハーフミラーや減衰コートなどを用いることなく、発光素子から出射された光を減衰できる。
図1は、本発明に係る光モジュールの断面図である。 図2A、Bは、光モジュールの構成を示す図である。 図3A〜Cは、光モジュールの構成を示す他の図である。 図4A、Bは、光レセプタクル本体の構成を示す図である。 図5A〜Cは、光レセプタクル本体の構成を示す他の図である。 図6A〜Fは、減衰部材の構成を示す図である。 図7A、Bは、光モジュールにおける光路図である。
以下、本発明の一実施の形態に係る光レセプタクルおよび光モジュールについて、図面を参照して詳細に説明する。
(光モジュールの構成)
図1は、本発明の一実施の形態に係る光モジュール100の断面図である。なお、図1は、送信側の領域における光モジュール100の断面図である。
図1に示されるように、光モジュール100は、光電変換装置110と、光レセプタクル本体121および減衰部材131を含む光レセプタクル120とを有する。光モジュール100は、光レセプタクル本体121に光伝送体140が接続されて使用される。
光電変換装置110は、基板111と、光電変換素子112とを含む。基板111には、光電変換素子112および光レセプタクル120が配置される。基板111には、光レセプタクル本体121の基板用凹部129に対応した基板用凸部116が形成されていてもよい。基板用凸部116に基板用凹部129を嵌め込むことにより、光レセプタクル本体121(光レセプタクル120)を、基板111上に配置された光電変換素子112に対して所定の位置に配置できる。基板111の材料は、特に限定されない。基板111の例には、ガラスコンポジット基板、ガラスエポキシ基板が含まれる。
光電変換素子112は、発光素子113、受光素子114または検出素子115である。光電変換素子112は、基板111上に配置されている。光モジュール100が送信用の光モジュールであって、発光素子113が適切に光を発光しているかの確認が必要な場合は、光電変換素子112は、発光素子113および検出素子115である。また、光モジュール100が受信の機能を有する場合には、光電変換素子112は受光素子114を有する。本実施の形態に係る光モジュール100は、発光素子113が適切に光を発光しているかの確認が必要な送受信用の光モジュール100であるため、光電変換装置110は、光電変換素子112として、4個の発光素子113と、受信光を検出するための4個の受光素子114と、発光素子113の状態を確認するために発光素子113から出射された光の一部を検出するための4個の検出素子115とを有している。本実施の形態では、4個の受光素子114および4個の検出素子115は、同一直線上に配置されている。発光素子113は、例えば垂直共振器面発光レーザ(VCSEL)である。受光素子114および検出素子115は、例えばフォトディテクタである。
光レセプタクル120は、光電変換素子112と対向するように基板111上に配置されている。光レセプタクル120は、光電変換素子112および光伝送体140の間に配置された状態で、光電変換素子112および光伝送体140の端面を光学的に結合させる。本実施の形態のように、送受信用の光モジュール100では、光レセプタクル120は、光電変換素子112としての発光素子113から出射された光を入射させ、光伝送体140の端面に向けて出射するとともに、光伝送体140の端面から出射された光を入射させ、光電変換素子112としての受光素子114に向けて出射する。また、光レセプタクル120は、光電変換素子112としての発光素子113から出射された光を入射させ、光電変換素子112としての検出素子115に向けて出射する。
光伝送体140の種類は、特に限定されない。光伝送体140の種類の例には、光ファイバー、光導波路が含まれる。光伝送体140は、フェルール141を介して光レセプタクル120に接続される。フェルール141には、後述する光レセプタクル120のフェルール用凸部128に対応したフェルール用凹部142が形成されている。このフェルール用凹部142をフェルール用凸部128に嵌め込むことにより、光伝送体140の端面を光レセプタクル120に対して所定の位置に固定できる。本実施の形態では、光伝送体140は、光ファイバーである。また、光ファイバーは、シングルモード方式でもよいし、マルチモード方式でもよい。
(光レセプタクルの構成)
図2A、Bおよび図3A〜Cは、光レセプタクル120の構成を示す図である。図2Aは、光レセプタクル120の平面図であり、図2Bは、底面図である。図3Aは、光レセプタクル120の正面図であり、図3Bは、背面図であり、図3Cは右側面図である。
図2A、Bおよび図3A〜Cに示されるように、光レセプタクル120は、光レセプタクル本体121と、減衰部材131とを有する。
図4A、Bおよび図5A〜Cは、光レセプタクル本体121の構成を示す図である。図4Aは、光レセプタクル本体121の平面図であり、図4Bは、底面図である。図5Aは、光レセプタクル本体121の正面図であり、図5Bは、背面図であり、図5Cは右側面図である。
図4A、Bおよび図5A〜Cに示されるように、光レセプタクル本体121は、略直方体形状の部材である。光レセプタクル本体121は、第1光学面122と、第2光学面123と、第3光学面124と、第4光学面125とを有する。なお、本実施の形態では、光レセプタクル本体121は、第1光学面122で入射した光を第4光学面125に向けて反射させるための第5光学面126と、第2光学面123で入射した受信光を第3光学面124に向けて反射させるための第6光学面127とも有している。
光レセプタクル本体121は、光通信に用いられる波長の光に対して透光性を有する材料を用いて形成される。光レセプタクル本体121の材料の例には、ウルテムなどのポリエーテルイミド(PEI)や環状オレフィン樹脂などの透明な樹脂が含まれる。また、光レセプタクル本体121は、例えば射出成形により製造されうる。
第1光学面122は、光電変換素子112としての発光素子113から出射された光を光レセプタクル120の内部に入射させる光学面である。すなわち、第1光学面122は、入射面として機能する。第1光学面122は、光電変換素子112(発光素子113)のそれぞれに対向できるように光レセプタクル120の基板111に対向する面(底面)に配置されている。第1光学面122の数は、特に限定されない。本実施の形態では、第1光学面122は、12個である。12個の第1光学面122は、図4Bの左右方向に配列している。本実施の形態では、図4Bの紙面右側の4個の第1光学面122のみを使用している。
第1光学面122の形状は、特に限定されない。本実施の形態では、第1光学面122の形状は、光電変換素子112に向かって凸状の凸レンズ面である。また、第1光学面122の平面視形状は、円形である。第1光学面122の中心軸は、光電変換素子112の発光面(基板111の表面)に対して垂直であることが好ましい。また、第1光学面122の中心軸は、光電変換素子112としての発光素子113から出射された光の光軸と一致することが好ましい。第1光学面122の配列方向には、複数の第1光学面122を挟むように基板用凹部129、129が配置されている。基板用凹部129は、前述のとおり基板111の基板用凸部116に嵌め込まれる。基板用凹部129は、基板用凸部116と共同で、光レセプタクル本体121を基板111の所望の位置に固定する。基板用凹部129の形状および大きさは、前述の効果を発揮できれば、特に限定されない。本実施の形態では、基板用凹部129は、略円柱形状の凹部である。
第2光学面123は、第1光学面122で入射し、光レセプタクル本体121の内部を進行した光を光伝送体140の端面に向けて出射させるか、光伝送体140の端面から出射された光を光レセプタクル120の内部に入射させる光学面である。すなわち、第2光学面123は、送信側として機能する場合には、出射面として機能し、受信側として機能する場合には、入射面として機能する。第2光学面123は、光伝送体140の端面と対向できるように光レセプタクル本体121の正面に配置されている。第2光学面123の数は、第1光学面122の数と同じである。すなわち本実施の形態では、第2光学面123の数は、12個である。12個の第2光学面123の配列方向も第1光学面122の配置方向と同じ方向である。本実施の形態では、12個の第2光学面123は、図5Aの左右方向に配列している。図5Aの紙面右側の4個の第2光学面123は送信用の第2光学面123であり、図5Aの紙面左側の4個の第2光学面123は受信用の第2光学面123である。
第2光学面123の形状は、特に限定されない。本実施の形態では、第2光学面123の形状は、光伝送体140の端面に向かって凸状の凸レンズ面である。第2光学面123の中心軸は、光伝送体140の端面に対して垂直であることが好ましい。また、第2光学面123の中心軸は、光伝送体140の端面の中心軸と一致していることが好ましい。
第2光学面123の配列方向には、複数の第2光学面123を挟むように一対のフェルール用凸部128、128が配置されている。フェルール用凸部128は、前述のとおり光伝送体140のフェルール141に形成されたフェルール用凹部142に嵌め込まれる。フェルール用凸部128は、フェルール用凹部142とともに、光伝送体140の端面を第2光学面123の所望の位置に固定する。フェルール用凸部128の形状および大きさは、前述の効果を発揮できれば、特に限定されない。本実施の形態では、フェルール用凸部128は、略円柱形状の凸部である。
第3光学面124は、発光素子113の状態を確認するために発光素子113から出射された光の一部を検出するためのモニター光を検出素子115に向けて出射させるか、受信光を受光素子114に向けて出射させる光学面である。第3光学面124は、受光素子114および検出素子115のそれぞれに対向できるように光レセプタクル本体121の基板111と対向した面(底面)に配置されている。第3光学面124の数は、特に限定されない。本実施の形態では、第3光学面124は、12個である。12個の第3光学面124の配列方向は、第1光学面122の配列方向と同じ方向である。本実施の形態では、12個の第3光学面124は、図4Bの左右方向に配列している。図4Bの紙面右側の4個の第3光学面124は送信用の第3光学面124であり、図4Bの紙面左側の4個の第3光学面124は受信用の第3光学面124である。
第3光学面124の形状は、特に限定されない。本実施の形態では、第3光学面124の形状は、光電変換素子112に向かって凸状の凸レンズ面である。また、第3光学面124の平面視形状は、円形である。第3光学面124の中心軸は、光電変換素子112の受光面(基板111の表面)に対して垂直であることが好ましい。また、第3光学面124の中心軸は、受光素子114および検出素子115に入射する光の光軸と一致することが好ましい。
第4光学面125は、第1光学面122で入射した光のうち、一部の光を透過させ、他の一部の光を第3光学面124に向けて反射させる光学面である。第4光学面125は、光レセプタクル本体121底面から天面に向かうにつれて、光伝送体140(正面)から離れるように傾斜している。第4光学面125の傾斜角度は、特に限定されない。本実施の形態では、第4光学面125の傾斜角度は、第4光学面125に入射する光の光軸に対して45°である。第4光学面125の形状は、特に限定されない。本実施の形態では、第4光学面125の形状は、平面である。
第5光学面126は、第1光学面122で入射した光を第4光学面125に向けて反射させる光学面である。第5光学面126は、第4光学面125に対して第2光学面123と反対側に配置されている。第5光学面126は、光レセプタクル本体121底面から天面に向かうにつれて、光伝送体140(正面)に近づくように傾斜している。第5光学面126の傾斜角度は、特に限定されない。本実施の形態では、第5光学面126の傾斜角度は、第5光学面126に入射する光の光軸に対して45°である。第5光学面126の形状は、特に限定されない。本実施の形態では、第5光学面126の形状は、平面である。
第6光学面127は、第2光学面123で入射した光を第3光学面124に向けて反射させる光学面である。第6光学面127は、光レセプタクル本体121底面から天面に向かうにつれて、光伝送体140(正面)に近づくように傾斜している。第6光学面127の傾斜角度は、特に限定されない。本実施の形態では、第6光学面127の傾斜角度は、第6光学面127に入射する光の光軸に対して45°である。第6光学面127の形状は、特に限定されない。本実施の形態では、第6光学面127の形状は、平面である。
このように、光レセプタクル120の送信側の領域では、第1光学面122と、第2光学面123と、第3光学面124と、第4光学面125と、第5光学面126とを使用する。一方、光レセプタクル120の受信側の領域では、第2光学面123と、第3光学面124と、第6光学面127とを使用する。
図6A〜Fは、減衰部材131の構成を示す図である。図6Aは、減衰部材131の平面図であり、図6Bは、底面図であり、図6Cは、正面図であり、図6Dは、背面図であり、図6Eは、右側面図であり、図6Fは、左側面図である。
減衰部材131は、光レセプタクル本体121と接触するように配置され、発光素子113から出射され光伝送体140に到達する光を減衰させるための部材である。図6A〜Fに示されるように、減衰部材131は、蓋体132と、挿入部133と、接触面135および非接触部136を含む突出部134とを有する。減衰部材131は、光通信に用いられる波長の光に対して透光性を有する材料を用いて形成される。本実施の形態では、減衰部材131は、光レセプタクル本体121と同じ部材で形成されていることが好ましい。また、減衰部材131は、例えば射出成形により製造されうる。蓋体132の下面に挿入部133が配置されており、挿入部133の下面に突出部134が配置されている。
蓋体132は、略矩形の板状に形成されている。蓋体132の大きさは、光レセプタクル本体121を平面視したときの大きさよりも小さく、光レセプタクル本体121の天面に形成された凹部の大きさよりも大きい。光レセプタクル本体121の天面に形成された凹部に減衰部材131を配置することで、蓋体132は、減衰部材131の光レセプタクル本体121に対する下方向の移動を規制する。
挿入部133は、略矩形の板状に形成されている。挿入部133の大きさは、挿入部133を平面視したとき、光レセプタクル本体121の天面に形成された凹部よりも僅かに小さい。挿入部133は、蓋体132の下面の中央部分に配置されている。光レセプタクル本体121の天面に形成された凹部に減衰部材131を配置することで、挿入部133は、減衰部材131の光レセプタクル本体121に対する水平方向の移動を規制する。
突出部134は、略台形柱に形成されている。突出部134は、挿入部133の下面の一部に配置されている。より具体的には、突出部134は、第1光学面122から入射した光が到達する第4光学面125に対向するように配置されている。突出部134は、接触面135および非接触部136を有する。
接触面135は、光レセプタクル本体121に減衰部材131を配置したときに、光レセプタクル本体121の第4光学面125の一部に接触するように配置されている。より具体的には、接触面135は、第1光学面122で入射した光の第4光学面125上の照射スポットの一部と重なるように第4光学面125に接触する。接触面135の平面視形状は、特に限定されない。本実施の形態では、接触面135の平面視形状は、図6Bの左右方向に延在した矩形の平面である。接触面135の大きさを調整することで、光伝送体40に向かう信号光と、検出素子115に向かうモニター光の比率を調整できる。
非接触部136は、光レセプタクル本体121の第4光学面125に接触しないように配置されている。非接触部136の形状は、上記の機能を発揮できれば特に限定されない。本実施の形態では、非接触部136の形状は、接触面135の長辺方向の両端部に配置された平面である。また、本実施の形態では、非接触部136は、図6Bの左右方向に沿って形成されている。
減衰部材131を光レセプタクル本体121に配置したとき、挿入部133および突出部134は、光レセプタクル本体121の凹部の内部に配置される。減衰部材131を光レセプタクル本体121に配置したときの減衰部材131の水平方向の位置は、挿入部133の側面と、凹部の内側面とが接触することで規定される。減衰部材131の上下方向に垂直な方向の位置は、光レセプタクル本体121の天面と、蓋体132の下面が接触するとともに、第4光学面125と、接触面135とが接触することで規定される。
(光モジュールにおける光の光路)
ここで、本実施の形態に係る光モジュール100における光路について説明する。図7A、Bは、光モジュール100の光路を示す図である。図7Aは、光レセプタクル120の断面へのハッチングを省略した光モジュール100の断面図であり、図7Bは、図7Aの円で示された領域の部分拡大図である。
図7A、Bに示されるように、発光素子113から出射された光は、第1光学面122で光レセプタクル本体121に入射する。第1光学面122で入射した光は、第5光学面126に向けて進行し、第5光学面126に到達する。第5光学面126に到達した光は、第4光学面125に向けて反射される。減衰部材131には、第4光学面125に接触しない非接触部136と、第4光学面125に接触する接触面135があるため、第4光学面125に到達した光のうち、一部の光は、第4光学面125を透過し、他の一部の光は、第4光学面125で第3光学面124に向かって反射する。より具体的には、第1光学面122で入射した光のうち、一部の光は、第4光学面125のうち接触面135と接触している接触領域を透過する。一方、第1光学面122で入射した光のうち、他の一部の光は、第4光学面125のうち接触面135と接触していない非接触領域で第3光学面124に向けて反射される。
第4光学面125を透過した光は、減衰部材131から出射され光レセプタクル本体121に再度入射する。光レセプタクル本体121に再度入射した光は、第2光学面123に到達する。第2光学面123に到達した光は、光伝送体140に向けて出射される。
また、第4光学面125で反射した光は、第3光学面124に到達する。第3光学面124に到達した光は、第3光学面124で検出素子115の受光面に向けて出射される。
一方、光伝送体140の端面から出射した光は、第2光学面123で光レセプタクル本体121の内部に入射する。光レセプタクル本体121の内部に入射した光は、第6光学面127で第3光学面124に向かって反射する。第6光学面127で反射した光は、第3光学面124に到達する。第3光学面124に到達した光は、受光素子114の受光面に向かって出射する。
(効果)
以上のように、本実施の形態に係る光レセプタクル120は、発光素子113から出射され、第1光学面122で入射した光を減衰させるための非接触部136を含む減衰部材131を有する。このため、光を減衰させる減衰フィルターを配置することがなく、かつ減衰コートなどの二次加工をすることなく、発光素子113から出射された光を減衰できる。また、本実施の形態に係る光レセプタクル120のように、光レセプタクル120が送受信用であった場合にも、送信側として機能する領域にのみ減衰部材131を配置すればよいため、加工が容易である。
なお、本実施の形態では、送受信用の光モジュール100について説明したが、送信用の光モジュールであってもよい。この場合、第2光学面123は、光レセプタクル120の内部を進行した光を光伝送体140の端面に向けて出射する。また、第3光学面124は、光レセプタクル120の内部を進行した光を検出素子115の受光面に向けて出射する。
本発明に係る光レセプタクルおよび光モジュールは、光伝送体を用いた光通信に有用である。
100 光モジュール
110 光電変換装置
111 基板
112 光電変換素子
113 発光素子
114 受光素子
115 検出素子
116 基板用凸部
120 光レセプタクル
121 光レセプタクル本体
122 第1光学面
123 第2光学面
124 第3光学面
125 第4光学面
126 第5光学面
127 第6光学面
128 フェルール用凸部
129 基板用凹部
131 減衰部材
132 蓋体
133 挿入部
134 突出部
135 接触面
136 非接触部
140 光伝送体
141 フェルール
142 フェルール用凹部

Claims (4)

  1. 発光素子および検出素子を含む光電変換装置と、光伝送体との間に配置され、前記発光素子と前記光伝送体とを光学的に結合するための光レセプタクルであって、
    光レセプタクル本体と、
    前記光レセプタクル本体に接触するように配置され、前記発光素子から出射され前記光伝送体に到達する光を減衰させるための減衰部材と、
    を有し、
    前記光レセプタクル本体は、
    前記発光素子から出射された光を入射させるための第1光学面と、
    前記第1光学面で入射し、前記光レセプタクルの内部を進行した光を前記光伝送体に向けて出射させるための第2光学面と、
    前記第1光学面で入射し、前記光レセプタクルの内部を進行した光のうち、一部の光を前記検出素子に向けて出射させるための第3光学面と、
    前記第1光学面で入射した光のうち、一部の光を前記第2光学面に向けて透過させ、他の一部の光を前記第3光学面に向けて反射させるための第4光学面と、
    を含み、
    前記減衰部材は、前記第1光学面で入射した光の前記第4光学面上の照射スポットの一部と重なるように前記第4光学面に接触する接触面を有し、
    前記第1光学面で入射した光のうち、一部の光は、前記第4光学面のうち前記接触面と接触している領域を透過し、他の一部の光は、前記第4光学面のうち前記接触面と接触していない領域で前記第3光学面に向けて反射される、
    光レセプタクル。
  2. 前記光レセプタクル本体と、前記減衰部材とは、同じ材料で形成されている、請求項1に記載の光レセプタクル。
  3. 前記光レセプタクル本体は、前記第1光学面で入射した光を前記第4光学面に向けて反射させるための第5光学面をさらに有する、請求項1または請求項2に記載の光レセプタクル。
  4. 発光素子および検出素子を有する光電変換装置と、
    前記発光素子から出射された光を光伝送体に光学的に結合させるための光レセプタクルと、
    を有し、
    前記光レセプタクルは、請求項1〜3のいずれか一項に記載の光レセプタクルである、
    光モジュール。
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