JP2021131275A - 液体センサ - Google Patents

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Tatsuya Koyama
達也 小山
彰 中津
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Abstract

【課題】寄生容量の影響を受けない液体センサを提供する。【解決手段】液体センサは、少なくとも一部分が液体中に浸漬された状態で、液位を検出するように構成されている。液体センサは、基板と、送信回路と、位相検出回路と、制御回路とを備えている。基板においては、表面に伝送線路が形成されている。送信回路は、伝送線路に電気信号を送信するように構成されている。位相検出回路は、伝送線路を透過した電気信号の位相を検出するように構成されている。制御回路は、上記位相に基づいて上記液位を検出するように構成されている。【選択図】図1

Description

本発明は、液体センサに関する。
特開2013−088374号公報(特許文献1)は、燃料の液位を検出する燃料検出装置を開示する。この燃料検出装置は、基板上に設置された検出電極と、基板を内部に収容する筒状の対向電極とを備えている。この燃料検出装置においては、検出電極と対向電極との間の静電容量に基づいて、燃料の液位が検出される(特許文献1参照)。
特開2013−088374号公報
上記特許文献1に開示されるような方式は、電極間の静電容量を検出することによって燃料(液体)の液位を検出する。このような方式の場合、たとえば電極とグラウンドとの間において寄生容量が生じ得る。寄生容量の影響が大きくなると、液位検出の精度が低下する。
本発明は、このような問題を解決するためになされたものであって、その目的は、寄生容量の影響を受けない液体センサを提供することである。
本発明に従う液体センサは、少なくとも一部分が液体中に浸漬された状態で、液位を検出するように構成されている。液体センサは、基板と、送信回路と、位相検出回路と、制御回路とを備えている。基板においては、表面に伝送線路が形成されている。送信回路は、伝送線路に電気信号を送信するように構成されている。位相検出回路は、伝送線路を透過した電気信号の位相を検出するように構成されている。制御回路は、上記位相に基づいて上記液位を検出するように構成されている。
伝送線路を伝播する電気信号の波長は、伝送線路の比誘電率の影響を受ける。すなわち、伝送線路の比誘電率によって、位相検出回路によって検出される位相は変化する。また、伝送線路の比誘電率は、伝送線路が液体中に浸漬されている割合によって変化する。すなわち、液体の液位と位相検出回路によって検出される位相とは相関を有する。この液体センサにおいては、伝送線路を透過した電気信号の位相に基づいて液体の液位が検出される。したがって、この液体センサによれば、電極間の静電容量に基づいた液位検出とは異なる方式が用いられているため、寄生容量の影響を受けずに液体の液位検出を行なうことができる。
上記液体センサは、液体の液位と電気信号の位相との関係を示す関係情報を記憶するメモリをさらに備え、制御回路は、関係情報及び上記位相に基づいて上記液位を検出するように構成されていてもよい。
上記液体センサにおいて、基板には各々の線路長が異なる複数の伝送線路が形成されており、送信回路は、複数の伝送線路の各々に電気信号を送信するように構成されており、位相検出回路は、複数の伝送線路の各々を透過した各電気信号の位相を検出するように構成されており、制御回路は、位相検出回路によって検出された各電気信号の位相に基づいて上記液位を検出するように構成されていてもよい。
上記液体センサにおいて、基板は、フッ素樹脂基板であってもよい。
この液体センサによれば、フッ素樹脂基板が耐候性及び耐薬性に優れるため、過酷環境でも燃料の液位を検出することができる。
本発明によれば、寄生容量の影響を受けない液体センサを提供することができる。
液体センサの構成を模式的に示す図である。 図1のII−II断面を模式的に示す図である。 基板を模式的に示す平面図である。 メモリに記憶されているテーブルを模式的に示す図である。 液体センサの動作手順を示すフローチャートである。 実施の形態2における基板を模式的に示す平面図である。 実施の形態2における液体センサの動作手順を示すフローチャートである。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。なお、図中同一又は相当部分には同一符号を付してその説明は繰り返さない。
[1.実施の形態1]
<1−1.液体センサの構成>
図1は、本実施の形態1に従う液体センサ10の構成を模式的に示す図である。図2は、図1のII−II断面を模式的に示す図である。液体センサ10は、車両等のオイルタンク内に取り付けられ、燃料(オイル)の残量(液位)を検出するように構成されている。すなわち、液体センサ10は、少なくとも一部分が燃料中に浸漬された状態で、燃料の液位を検出する。
図1及び図2を参照して、液体センサ10は、液体センサ本体100と、検出ユニット200と、ケーブル300とを含んでいる。液体センサ本体100においては、筒状のプラグ102内に基板104が収容されている。
たとえば、燃料の液位を検出する方法として、互いに対向する2つの電極を燃料中に浸漬し、該電極間の静電容量を検出することによって燃料の液位を検出する方式がある。このような方式の場合、たとえば電極とグラウンドとの間において寄生容量が生じ得る。寄生容量の影響が大きくなると、液位検出の精度が低下する。
詳細については後述するが、本実施の形態1においては、基板104上に伝送線路が形成されている。伝送線路を透過する電気信号の位相は、伝送線路の燃料への浸かり具合によって変化する。検出ユニット200は、伝送線路を透過する電気信号の位相の変化を検出することによって、燃料の液位(残量)を検出する。したがって、液体センサ10によれば、電極間の静電容量に基づいた液位検出とは異なる方式が用いられているため、寄生容量の影響を受けずに燃料の液位検出をすることができる。次に、基板104の構成について詳細に説明する。
<1−2.基板の構成>
図3は、基板104を模式的に示す平面図である。基板104は、いわゆるフッ素樹脂基板である。液体センサ10によれば、フッ素樹脂基板が耐候性及び耐薬性に優れるため、過酷環境でも燃料の液位を検出することができる。
図3に示されるように、基板104の形状は、長辺及び短辺を有する略矩形状である。液体センサ10(図1)の使用時に、基板104は、基板104の長辺が燃料の液面に垂直な方向に延びるように配置される。基板104上には、導体によって伝送線路106が形成されている。基板104上には、マイクロストリップ線路が形成されているといえる。
伝送線路106の一端には送信回路212が接続されており、伝送線路106の他端には位相検出回路214が接続されている。送信回路212は、制御回路210による制御に従って所定周波数のアナログ電気信号を伝送線路106に送信するように構成されている。位相検出回路214は、伝送線路106を透過したアナログ電気信号の位相を検出するように構成されている。本実施の形態1においては、位相検出回路214によって検出される位相に基づいて燃料の液位が検出される。なお、制御回路210、送信回路212、位相検出回路214及びメモリ216の各々は、検出ユニット200に含まれている。以下、位相に基づいて燃料の液位が検出可能な理由について説明する。
伝送線路106におけるアナログ電気信号の伝播速度「V」に関しては、以下の式(1)が成り立つ。
Figure 2021131275
なお、この式(1)において、「C」は真空中の光の速度を示し、「Er1」は空気中に配置されている伝送線路106の実効誘電率を示し、「Er2」は燃料中に配置されている伝送線路106の実効誘電率を示す。「A」は伝送線路106の燃料中への浸漬割合(0−1)を示す。
また、伝送線路106におけるアナログ電気信号の伝播速度「V」に関しては、以下の式(2)が成り立つ。
Figure 2021131275
なお、この式(2)において、「F」はアナログ電気信号の周波数を示し、「λ」はアナログ電気信号の波長を示す。上記式(1)(2)から以下の式(3)が導かれる。
Figure 2021131275
式(3)から分かるように、伝送線路106の燃料中への浸漬割合「A」が変化すると、伝送線路106を透過するアナログ電気信号の波長「λ」が変化する。アナログ電気信号の波長「λ」が変化することによって、位相検出回路214によって検出される位相が変化する。すなわち、燃料の液位と位相検出回路214によって検出される位相とは相関を有する。
メモリ216は、伝送線路106が燃料に浸漬されていない状態で送信回路212によってアナログ電気信号が送信された場合において、位相検出回路214が検出する位相(以下では、「デフォルト位相」とも称する。)を記憶している。また、メモリ216は、位相検出回路214によって検出された位相とデフォルト位相との位相差(以下、単に「位相差」とも称する。)と、燃料の液位との対応関係を管理するテーブルT1を記憶している。
図4は、テーブルT1を模式的に示す図である。図4に示されるように、テーブルT1においては、位相差毎に燃料の液位が対応付けられている。テーブルT1は、燃料の液位と位相差との関係を予め実験を通じて導くことによって生成されている。すなわち、本実施の形態1においては、基板104が浸漬される燃料の種類が予め特定されており、該燃料に基板104を浸漬した状態における位相差と液位との関係が予め実験的に導き出されている。
制御回路210は、位相検出回路214によって位相が検出されると、メモリ216に記憶されているデフォルト位相を参照することによって位相差を算出する。制御回路210は、メモリ216に記憶されているテーブルT1を参照し、算出された位相差に対応する液位を検出する。これにより、燃料の液位が検出される。検出された液位を示す情報は、たとえば、不図示のモニタに表示される。
<1−3.液体センサの動作>
図5は、液体センサ10の動作手順を示すフローチャートである。図5に示される処理は、たとえば、制御回路210によって所定周期で繰り返し実行される。
図5を参照して、制御回路210は、アナログ電気信号を送信するように送信回路212を制御する(ステップS100)。制御回路210は、位相検出回路214によって検出された位相と、メモリ216に記憶されているデフォルト位相とに基づいて、位相差を算出する(ステップS110)。制御回路210は、メモリ216に記憶されているテーブルT1を参照して、算出された位相差に対応付けられている燃料の液位を検出する(ステップS120)。これにより、燃料の液位が検出される。
<1−4.特徴>
以上のように、本実施の形態1に従う液体センサ10において、制御回路210は、伝送線路106を透過したアナログ電気信号の位相に基づいて燃料の液位を検出する。したがって、本実施の形態1に従う液体センサ10によれば、電極間の静電容量に基づいた液位検出とは異なる方式が用いられているため、寄生容量の影響を受けずに燃料の液位検出を行なうことができる。
[2.実施の形態2]
上記実施の形態1においては、基板104が浸漬される燃料の種類が予め特定されていた。本実施の形態2に従う液体センサは、基板104が浸漬される燃料の種類が予め特定されていない場合にも燃料の液位をある程度推定可能である。以下では、上記実施の形態1と異なる点を中心に説明し、重複する部分については説明を繰り返さない。
<2−1.基板の構成>
図6は、基板104Aを模式的に示す平面図である。基板104Aは、いわゆるフッ素樹脂基板である。本実施の形態2に従う液体センサによれば、フッ素樹脂基板が耐候性及び耐薬性に優れるため、過酷環境でも燃料の液位を検出することができる。
図6に示されるように、基板104Aの形状は、長辺及び短辺を有する略矩形状である。本実施の形態2に従う液体センサの使用時に、基板104Aは、基板104Aの長辺が燃料の液面に垂直な方向に延びるように配置される。基板104A上には、導体によって第1伝送線路108、第2伝送線路110及び第3伝送線路112が形成されている。第1伝送線路108、第2伝送線路110及び第3伝送線路112は、互いに線路長が異なる。基板104A上には、複数のマイクロストリップ線路が形成されているといえる。
第1伝送線路108、第2伝送線路110及び第3伝送線路112の各々の一端には送信回路212Aが接続されており、第1伝送線路108、第2伝送線路110及び第3伝送線路112の各々の他端には位相検出回路214Aが接続されている。
送信回路212Aは、制御回路210Aによる制御に従って所定周波数のアナログ電気信号を第1伝送線路108、第2伝送線路110及び第3伝送線路112の各々に送信するように構成されている。位相検出回路214は、第1伝送線路108、第2伝送線路110及び第3伝送線路112の各々を透過したアナログ電気信号の位相を検出するように構成されている。
メモリ216Aは、第1伝送線路108が燃料に浸漬されていない状態で送信回路212Aによってアナログ電気信号が送信された場合において、位相検出回路214Aが検出する位相(以下では、「第1デフォルト位相」とも称する。)を記憶している。また、メモリ216Aは、第2伝送線路110が燃料に浸漬されていない状態で送信回路212Aによってアナログ電気信号が送信された場合において、位相検出回路214Aが検出する位相(以下では、「第2デフォルト位相」とも称する。)を記憶している。また、メモリ216Aは、第3伝送線路112が燃料に浸漬されていない状態で送信回路212Aによってアナログ電気信号が送信された場合において、位相検出回路214Aが検出する位相(以下では、「第3デフォルト位相」とも称する。)を記憶している。
制御回路210Aは、第1伝送線路108を透過したアナログ電気信号の位相と第1デフォルト位相との位相差がある場合には、燃料の液位がエリアA1に存在すると判定する。なお、「位相差がある」とは位相差が所定値以上であることを示し、「位相差がない」とは位相差が所定値未満であることを示す。
制御回路210Aは、第1伝送線路108を透過したアナログ電気信号の位相と第1デフォルト位相との位相差がなく、第2伝送線路110を透過したアナログ電気信号の位相と第2デフォルト位相との位相差がある場合には、燃料の液位がエリアA2に存在すると判定する。
また、制御回路210Aは、第1伝送線路108を透過したアナログ電気信号の位相と第1デフォルト位相との位相差がなく、第2伝送線路110を透過したアナログ電気信号の位相と第2デフォルト位相との位相差がなく、第3伝送線路112を透過したアナログ電気信号の位相と第3デフォルト位相との位相差がある場合には、燃料の液位がエリアA3に存在すると判定する。
また、制御回路210Aは、第1伝送線路108を透過したアナログ電気信号の位相と第1デフォルト位相との位相差がなく、第2伝送線路110を透過したアナログ電気信号の位相と第2デフォルト位相との位相差がなく、第3伝送線路112を透過したアナログ電気信号の位相と第3デフォルト位相との位相差がない場合には、燃料の液位がエリアA4に存在すると判定する。
<2−2.液体センサの動作>
図7は、本実施の形態2に従う液体センサの動作手順を示すフローチャートである。図7に示される処理は、たとえば、制御回路210Aによって所定周期で繰り返し実行される。
図7を参照して、制御回路210Aは、第1伝送線路108、第2伝送線路110及び第3伝送線路112の各々にアナログ電気信号を送信するように送信回路212Aを制御する(ステップS200)。制御回路210Aは、第1伝送線路108を透過したアナログ電気信号の位相と第1デフォルト位相との位相差、第2伝送線路110を透過したアナログ電気信号の位相と第2デフォルト位相との位相差、及び、第3伝送線路112を透過したアナログ電気信号の位相と第3デフォルト位相との位相差を検出する(ステップS210)。
制御回路210Aは、第1伝送線路108を透過したアナログ電気信号の位相と第1デフォルト位相との位相差がないか否かを判定する(ステップS220)。位相差があると判定されると(ステップS220において「NO」)、制御回路210Aは、燃料の液位がエリアA1(図6)に存在することを検出する(ステップS230)。
一方、位相差がないと判定されると(ステップS220において「YES」)、制御回路210Aは、第2伝送線路110を透過したアナログ電気信号の位相と第2デフォルト位相との位相差がないか否かを判定する(ステップS240)。位相差があると判定されると(ステップS240において「NO」)、制御回路210Aは、燃料の液位がエリアA2に存在することを検出する(ステップS250)。
一方、位相差がないと判定されると(ステップS240において「YES」)、制御回路210Aは、第3伝送線路112を透過したアナログ電気信号の位相と第3デフォルト位相との位相差がないか否かを判定する(ステップS260)。位相差があると判定されると(ステップS260において「NO」)、制御回路210Aは、燃料の液位がエリアA3に存在することを検出する(ステップS270)。
一方、位相差がないと判定されると(ステップS260において「YES」)、制御回路210Aは、燃料の液位がエリアA4に存在することを検出する(ステップS280)。
<2−3.特徴>
以上のように、本実施の形態2に従う液体センサにおいて、制御回路210Aは、第1伝送線路108、第2伝送線路110及び第3伝送線路112の各々を透過したアナログ電気信号の位相に基づいて燃料の液位を検出する。したがって、本実施の形態2に従う液体センサによれば、電極間の静電容量に基づいた液位検出とは異なる方式が用いられているため、寄生容量の影響を受けずに燃料の液位検出を行なうことができる。
[3.変形例]
以上、実施の形態1,2について説明したが、本発明は、上記実施の形態1,2に限定されるものではなく、その趣旨を逸脱しない限りにおいて、種々の変更が可能である。以下、変形例について説明する。
上記実施の形態1,2においては、基板上に1又は複数の伝送線路が形成された。しかしながら、各伝送線路の形状及び長さはこれらに限定されない。燃料の液位が変化した場合に、位相差が2πを越えない範囲において、各伝送線路の形状及び長さは適宜変更可能である。
また、上記実施の形態1において、テーブルT1は、位相差と液位との対応関係を管理した。しかしながら、テーブルT1によって管理される内容はこれに限定されない。テーブルT1は、たとえば、位相検出回路214によって検出される位相自体と液位との対応関係を管理してもよいし、位相検出回路214によって検出される位相差を何らかのルールで変換した値と液位との対応関係を管理してもよい。
また、上記実施の形態2において、伝送線路の数は3つであった。しかしながら、基板104A上に形成される伝送線路の数はこれに限定されない。基板104A上には、たとえば、2つの伝送線路が形成されてもよいし、4つ以上の伝送線路が形成されてもよい。
また、上記実施の形態1,2においては、液体センサ10等がオイルタンク内に取り付けられ、燃料の液位(残量)が検出された。しかしながら、液体センサ10等が検出する液位は、燃料の液位に限られない。液体センサ10等は、たとえば、動作時に振動を伴なうタンク内に取り付けられ、水、各種水溶液(たとえば、酸性水溶液、アルカリ性水溶液)、アルコール類、溶剤類、オイル(たとえば、振動が発生する機器の差動オイル又は潤滑オイル)等の液位を検出してもよい。すなわち、液体センサ10等は、少なくとも一部分が液体中に浸漬された状態で、液体の液位を検出すればよい。
10 液体センサ、100 液体センサ本体、102 プラグ、104,104A 基板、106 伝送線路、108 第1伝送線路、110 第2伝送線路、112 第3伝送線路、200 検出ユニット、210,210A 制御回路、212,212A 送信回路、214,214A 位相検出回路、216,216A メモリ、300 ケーブル、A1,A2,A3,A4 エリア、T1 テーブル(関係情報)。

Claims (4)

  1. 少なくとも一部分が液体中に浸漬された状態で、液位を検出するように構成された液体センサであって、
    表面に伝送線路が形成された基板と、
    前記伝送線路に電気信号を送信するように構成された送信回路と、
    前記伝送線路を透過した電気信号の位相を検出するように構成された位相検出回路と、
    前記位相に基づいて前記液位を検出するように構成された制御回路とを備える、液体センサ。
  2. 前記液位と前記位相との関係を示す関係情報を記憶するメモリをさらに備え、
    前記制御回路は、前記関係情報及び前記位相に基づいて前記液位を検出するように構成されている、請求項1に記載の液体センサ。
  3. 前記基板には各々の線路長が異なる複数の伝送線路が形成されており、
    前記送信回路は、前記複数の伝送線路の各々に電気信号を送信するように構成されており、
    前記位相検出回路は、前記複数の伝送線路の各々を透過した各電気信号の位相を検出するように構成されており、
    前記制御回路は、前記位相検出回路によって検出された各電気信号の位相に基づいて前記液位を検出するように構成されている、請求項1に記載の液体センサ。
  4. 前記基板は、フッ素樹脂基板である、請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の液体センサ。
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