JP2021130316A - 検出装置 - Google Patents

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俊之 公森
Toshiyuki Kimimori
俊之 公森
孝範 犬塚
Takanori Inuzuka
孝範 犬塚
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Abstract

【課題】車輪の転舵角を精度良く検出できる技術を提供する。【解決手段】検出装置は、ナックルアーム28と、ロアアーム34と、ロアアーム34とナックルアーム28とを連結するボールジョイント40と、ボールジョイント40に設けられたセンサ素子64を有する角度検出部100と、を備える。角度検出部100は、ナックルアーム28とロアアーム34の間の角度φを車輪の転舵角として検出する。【選択図】図2

Description

本開示は、車輪の転舵角を検出する技術に関する。
特許文献1には、転舵装置のボールジョイントに設けた3軸磁気センサを利用して、車輪の転舵角を検出する検出装置が開示されている。具体的には、転舵装置のラック軸とタイロッドとナックルアームがボールジョイントで順次連結されており、ラック軸とタイロッドを連結するボールジョイントには、3軸磁気センサが設置されている。検出装置は、この3軸磁気センサで検出したボールジョイントの角度を用いてラック軸のストローク量を演算し、ラック軸のストローク量を用いて車輪の転舵角を演算する。
特開2019−84839号公報
上述の検出装置では、タイロッドとナックルアームの間にもボールジョイントが設けられているので、3軸磁気センサで検出される角度をラック軸のストローク量に換算し、これを更に転舵角に換算する必要がある。このため、転舵角を精度よく検出できない場合があるという問題があった。具体的には、ラック軸のストローク量が小さい領域では、ストローク量の変化に対する転舵角の変化が極めて小さいので、転舵角を精度よく検出できなという問題がある。そこで、従来とは異なる構成で車輪の転舵角を精度良く検出できる技術が望まれる。
本開示の一形態によれば、車輪(50)の転舵角を検出する検出装置が提供される。この検出装置は、前記車輪の内側に固定されたナックルアーム(28)と、第1端部(34a)と第2端部(34b)とを有し、前記第1端部において前記ナックルアームと連結されたロアアーム(34)と、前記ロアアームの前記第1端部に設けられ、前記ロアアームと前記ナックルアームとを連結するボールジョイント(40)と、前記ボールジョイントに設けられたセンサ素子(64)を有する角度検出部(100)と、を備える。前記角度検出部は、前記ナックルアームと前記ロアアームの間の角度(φ)を前記車輪の転舵角として検出する。
この検出装置によれば、角度検出部が、ナックルアームとロアアームの間の角度を車輪の転舵角として検出するので、従来とは異なる構成で転舵角を精度良く検出することが可能である。
検出装置を備える車両の概略図。 ナックルアームとロアアームの連結状態を示す説明図。 ナックルアームとロアアームを連結するボールジョイントを拡大した説明図。 検出装置のブロック図。
図1に示すように、車両は、操舵装置10と、転舵装置20と、サスペンション装置30とを備える。操舵装置10及び転舵装置20は、前輪である2つの車輪50の舵角を調整する機構である。図1において、互いに直交する3つの方向X,Y,Zが描かれている。X方向は車両の前後方向、すなわち、直進方向である。Y方向は車両の幅方向である。Z方向は車両の上下方向である。
操舵装置10は、ステアリングホイール12と、操舵アクチュエータ14と、ワイヤーハーネス16とを有している。操舵アクチュエータ14は、ステアリングホイール12の回転角を検出する機能と、操舵反力をステアリングホイール12に与える機能とを有する。ワイヤーハーネス16は、操舵アクチュエータ14と、転舵装置20の転舵アクチュエータ22とを電気的に接続する。操舵アクチュエータ14は、ワイヤーハーネス16を介して転舵アクチュエータ22に舵角指令を発信する。但し、操舵アクチュエータ14と転舵アクチュエータ22とを機械的に接続してもよい。
転舵装置20は、転舵アクチュエータ22と、ラック軸24と、タイロッド26と、ナックルアーム28とが順次連結された構成を有する。ラック軸24とタイロッド26はボールジョイント25で連結され、タイロッド26とナックルアーム28はボールジョイント27で連結されている。ナックルアーム28は車輪50の内側に固定されている。転舵アクチュエータ22は、操舵アクチュエータ14からの舵角指令に応じてラック軸24を左右に変位させ、タイロッド26を介してナックルアーム28を動かすことによって車輪50の転舵角を変更する。
サスペンション装置30は、サスペンションストラット32と、ロアアーム34と、スタビライザ36とを有する。左右の2つのロアアーム34は、スタビライザ36で連結されている。本実施形態において、サスペンションストラット32は、ロアアーム34に連結されている。ロアアーム34は、ボールジョイント40でナックルアーム28に連結されている。このボールジョイント40には、後述するように、転舵角を検出する検出装置のセンサ素子が設置されている。
図2に示すように、ナックルアーム28とロアアーム34は、ボールジョイント40で連結されている。ボールジョイント40は、車両の上下方向に沿った回動軸AZを有している。ナックルアーム28とロアアーム34は、この回動軸AZを中心として相対的に回動可能である。この回動軸AZ廻りのナックルアーム28とロアアーム34の間の角度φは、車輪50の転舵角に相当する。ボールジョイント40には、磁気センサ60のセンサ素子が設置されている。後述するように、この磁気センサ60の検出結果を用いて、ナックルアーム28とロアアーム34の間の角度φを車輪50の転舵角として求めることが可能である。
ロアアーム34は、第1端部34aと第2端部34bとを有する。第1端部34aは、ボールジョイント40に接続されている。第2端部34bは、支点FCを有しており、この支点FCを中心としてロアアーム34が上下方向に回動可能である。後述するように、ロアアーム34の上下方向の回動角θは、ボールジョイント40に設けられた磁気センサ60の検出結果を用いて求めることが可能である。ロアアーム34とサスペンションストラット32は、第1端部34aと第2端部34bの間にある連結点34dで連結されている。サスペンションストラット32の上下方向の変位ΔSは、次式で算出できる。
ΔS=L・sinθ …(1)
ここで、Lは支点FCと連結点34dとの間の距離、θはロアアーム34の上下方向の回動角である。
図3に示すように、ロアアーム34とナックルアーム28を連結するボールジョイント40は、ボールスタッド42と、ソケット44と、接続部46とを有する。ボールスタッド42は、球状のボール部42aと、ボール部42aに接続された直棒状のシャフト部42bとを有する。シャフト部42bは、ナックルアーム28に固定されている。ソケット44は、ボール部42aを回転可能な状態で収容している。接続部46は、ソケット44と一体に構成されており、ロアアーム34に固定されている。
ボールジョイント40は、上下方向に沿った回動軸AZを有する。ボールスタッド42とソケット44は、回動軸AZを中心として相対的に回動可能である。この回動軸AZを中心とした回動により、ナックルアーム28がロアアーム34に対して回動する。
ボールジョイント40には、3軸の磁気センサ60が設けられている。磁気センサ60は、ボール部42aに設けられた永久磁石62と、ソケット44に設けられた磁気センサ素子64とを有する。磁気センサ素子64は、永久磁石62に対向する位置に設置されている。磁気センサ素子64は、直交する3軸方向に沿った磁束密度Bx,By,Bzを検出する。磁束密度Bx,By,Bzは、ボールスタッド42とソケット44との間の角度に応じて変化する。なお、磁気センサ素子64から出力される信号は、磁束密度Bx,By,Bzを表す電圧値またはデジタル信号である。以下の説明では、磁気センサ素子64から出力される信号を「磁束密度信号Bx,By,Bz」とも呼ぶ。
ナックルアーム28とロアアーム34の間の角度φは、次式で算出できる。
φ=Atan(Bx/By) …(2)
ロアアーム34の上下方向の回動角θは、次式で算出できる。
θ=Atan(By/Bz) …(3)
磁気センサ素子64から出力される磁束密度信号Bx,By,Bzは、これらの(2)式及び(3)式が成立するようにキャリブレーションされた信号である。
図4に示すように、検出装置100は、磁気センサ60とセンサECU70とを含む。図4の例において、各種の信号Bx,By,Bz,φ,ΔSは、デジタル信号として転送される。磁気センサ60の磁気センサ素子64から出力される磁束密度信号Bx,By,Bzは、センサECU70の演算部72に与えられる。演算部72は、上述した(2)式に従ってナックルアーム28とロアアーム34の間の角度φを算出する。この角度φは、車輪50の転舵角として操舵アクチュエータ14と転舵アクチュエータ22に供給され、操舵アクチュエータ14における操舵反力の制御、及び、転舵アクチュエータ22における転舵角のフィードバック制御に用いられる。演算部72は、更に、上述した(3)式及び(1)式に従ってサスペンションストラット32の上下方向の変位ΔSを算出する。この変位ΔSは、サスペンションストローク量としてサスペンションアクチュエータ38に供給され、アクティブサスペンション制御に使用される。なお、転舵角φやサスペンションストローク量ΔSは、車両運動統合制御システムに利用可能であり、例えば、パワートレイン関係のアクチュエータ(電子スロットル等)やトランスミッション関係のアクチュエータ(電動クラッチ等による駆動力分配)のフィードバック制御にも利用可能である。
演算部72の機能は、ソフトウェアで実現してもよく、ハードウェア回路として実現してもよい。また、演算部72をセンサECU70によって実現する代わりに、磁気センサ60内に演算部72を実装するようにしてもよい。この場合に、磁気センサ素子64と演算部72は、1つのICチップとして実装してもよく、別々のチップとして実装してもよい。
以上のように、本実施形態では、角度検出部100が、ナックルアーム28とロアアーム34の間の角度φを車輪50の転舵角として検出するので、従来とは異なる構成で転舵角を精度良く検出することが可能である。
上述した実施形態では、角度検出部100で転舵角φとサスペンションストローク量ΔSの両方を検出可能としていたが、これらの一方を検出できなくてもよい。但し、1つの角度検出部100で転舵角φとサスペンションストローク量ΔSの両方を検出可能とすれば、車両に実装するセンサ類が少なくて済むという利点がある。
また、上述した実施形態では、磁気センサ60を用いて角度検出部100を構成していたが、これとは異なる構成で角度検出部100を構成してもよい。例えば、ボールジョイント40のナックルアーム28側とロアアーム34側にそれぞれジャイロ等の角度センサのセンサ素子を設け、これらの角度センサで測定された角度の差から、ナックルアーム28とロアアーム34の間の角度φや、サスペンションストローク量ΔSを検出してもよい。
本開示は上述した実施形態やその変形例に限られるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲において種々の態様において実施することが可能である。また、上述した種々の特徴的な構成は、互いに矛盾しない限り、任意に組み合わせて採用することが可能である。
28…ナックルアーム、32…サスペンションストラット、34…ロアアーム、34a…第1端部、34b…第2端部、40…ボールジョイント、50…車輪、64…磁気センサ素子、100…検出装置

Claims (3)

  1. 車輪(50)の転舵角を検出する検出装置であって、
    前記車輪の内側に固定されたナックルアーム(28)と、
    第1端部(34a)と第2端部(34b)とを有し、前記第1端部において前記ナックルアームと連結されたロアアーム(34)と、
    前記ロアアームの前記第1端部に設けられ、前記ロアアームと前記ナックルアームとを連結するボールジョイント(40)と、
    前記ボールジョイントに設けられたセンサ素子(64)を有する角度検出部(100)と、
    を備え、
    前記角度検出部は、前記ナックルアームと前記ロアアームの間の角度(φ)を前記車輪の転舵角として検出する、検出装置。
  2. 請求項1に記載の検出装置であって、
    前記ナックルアームと前記ロアアームは、上下方向に沿った回動軸(AZ)を中心として前記ナックルアームが回動可能となるように前記ボールジョイントで連結されており、
    前記角度検出部は、前記回動軸回りの前記ナックルアームの回動角を前記転舵角として検出する、検出装置。
  3. 請求項1又は2に記載の検出装置であって、更に、
    前記ロアアームに連結されたサスペンションストラット(32)を備え、
    前記ロアアームの前記第2端部は、支点(FC)を有し、前記ナックルアームと前記ロアアームは、前記支点(FC)を中心として前記ロアアームが上下に回動可能となるように前記ボールジョイントで連結されており、
    前記角度検出部は、前記支点回りの前記ロアアームの回動角(θ)を用いて、前記サスペンションストラットの変位を演算する、検出装置。
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