JP2021129152A - 無線通信端末、無線通信端末制御プログラム - Google Patents

無線通信端末、無線通信端末制御プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】無線通信端末の使い勝手が向上する可能性を高める技術の提供。【解決手段】周囲に存在するアクセスポイントのSSIDとMACアドレスを取得するアクセスポイント検出部と、取得したアクセスポイントのMACアドレスがグローバルアドレスである場合、当該アクセスポイントのSSIDおよびMACアドレスの組み合わせと対応付けて記憶しているパスワードを用いて当該アクセスポイントと接続し、取得したアクセスポイントのMACアドレスがローカルアドレスである場合、当該アクセスポイントのSSIDと少なくとも対応付けて記憶しているパスワードを用いて当該アクセスポイントと接続する、通信制御部と、を備える無線通信端末を構成する。【選択図】図1

Description

本発明は、無線通信端末、無線通信端末制御プログラムに関する。
特許文献1には、DHCPサーバを含むゲートウェイ装置において、無線基地局との接続が確立したユーザ端末にまずローカルIPアドレスを付与し、当該ユーザ端末のユーザがユーザ認証に成功した場合にグローバルIPアドレスを割り当てる手法が記載されている。
従来、スマートフォン等のモバイル機器をWi−Fi(登録商標)のアクセスポイントとして機能させ、他の無線通信端末が当該スマートフォンを介してインターネットに接続すること(テザリング)が知られている。また従来、スマートフォン等のモバイル機器が無線通信端末として機能する場合に、アクセスポイント側が当該モバイル機器のMACアドレスを取得可能であり、複数のアクセスポイントで取得されたMACアドレスに基づいて特定のMACアドレスを持つモバイル機器の移動をトラッキング可能であること等が知られている。そこで、プライバシー保護のために、自身のMACアドレスをランダムに変更できる機能を備えるモバイル機器が知られている。MACアドレスにはグローバルアドレスとローカルアドレスの区別があり、ランダムにMACアドレスが変更される場合、変更されたMACアドレスはローカルアドレスである。
特許第4002844号公報
無線通信端末は、例えば過去に接続を確立したことがあるアクセスポイントが周囲に存在することを検知すると、当該アクセスポイントとの過去の接続に用いたパスワードを用いて自動接続する機能を有する。しかし、MACアドレスがランダムに変化するモバイル機器をアクセスポイントとして利用する場合、同じアクセスポイントであっても、無線通信端末側は異なるアクセスポイントであると認識し自動接続が機能しない(都度パスワードの入力が必要)という問題があった。
本発明は、上記課題にかんがみてなされたもので、無線通信端末の使い勝手が向上する可能性を高める技術の提供を目的とする。
上記の目的を達成するため、無線通信端末は、周囲に存在するアクセスポイントのSSIDとMACアドレスを取得するアクセスポイント検出部と、取得したアクセスポイントのMACアドレスがグローバルアドレスである場合、当該アクセスポイントのSSIDおよびMACアドレスの組み合わせと対応付けて記憶しているパスワードを用いて当該アクセスポイントと接続し、取得したアクセスポイントのMACアドレスがローカルアドレスである場合、当該アクセスポイントのSSIDと少なくとも対応付けて記憶しているパスワードを用いて当該アクセスポイントと接続する、通信制御部と、を備える。
さらに、上記の目的を達成するため、無線通信端末制御プログラムは、コンピュータを、周囲に存在するアクセスポイントのSSIDとMACアドレスを取得するアクセスポイント検出部、取得したアクセスポイントのMACアドレスがグローバルアドレスである場合、当該アクセスポイントのSSIDおよびMACアドレスの組み合わせと対応付けて記憶しているパスワードを用いて当該アクセスポイントと接続し、取得したアクセスポイントのMACアドレスがローカルアドレスである場合、当該アクセスポイントのSSIDと少なくとも対応付けて記憶しているパスワードを用いて当該アクセスポイントと接続する、通信制御部、として機能させる。
すなわち、この無線通信端末、無線通信端末制御プログラムでは、周囲に存在するアクセスポイントのMACアドレスがグローバルアドレスである場合、記憶しているSSIDとMACアドレスの組み合わせと一致するか否かを判定し、一致する場合に当該組み合わせと対応付けて記憶しているパスワードを用いて当該アクセスポイントと接続する構成を備える。従って、この構成を備えることにより、アクセスポイントとの自動接続が可能である。さらにこの無線通信端末、無線通信端末制御プログラムでは、周囲に存在するアクセスポイントのMACアドレスがローカルアドレスである場合、記憶しているSSIDと少なくとも一致するか否かを判定し(MACアドレスと一致するか否かは考慮しない)、一致する場合に当該SSIDと対応付けて記憶しているパスワードを用いて当該アクセスポイントと接続する構成を備える。従って、この構成を備えることにより、MACアドレスがランダムに変化する機能を有するアクセスポイントにも自動接続が可能である。以上のように、この無線通信端末、無線通信端末制御プログラムによれば、無線通信端末の使い勝手を向上させることができる。
車載システムの構成を示すブロック図。 自動接続処理のフローチャートである。 通信制御切り替え処理のフローチャートである。 複数のアクセスポイントが周囲に存在する例を示すタイミングチャート。
ここでは、下記の順序に従って本発明の実施の形態について説明する。
(1)車載システムの構成:
(2)自動接続処理:
(3)通信制御切り替え処理:
(4)他の実施形態:
(1)車載システムの構成:
図1は、本発明にかかる無線通信端末の一実施形態としての車載システム10の構成を示すブロック図である。車載システム10は、車両に搭載されている。車載システム10は、CPU,RAM,ROM等を備える制御部20、記録媒体30、GNSS受信部41、車速センサ42、ジャイロセンサ43、通信部44、ユーザI/F部45を備えている。車載システム10は、記録媒体30やROMに記憶されたプログラムを制御部20で実行することができる。本実施形態においては、このプログラムとして無線通信端末制御プログラム21を実行可能である。
記録媒体30には、地図情報30aが予め記録されている。地図情報30aには、ノードの位置等を示すノードデータ,ノード間の区間の形状を特定するための形状補間点の位置等を示す形状補間点データ,ノード同士の連結を示すリンクデータが含まれている。また、地図情報30aには、道路の周辺に存在する施設の位置等を示す施設データ等も含まれている。地図情報30aはマップマッチングや、経路探索、経路案内等に利用される。
GNSS受信部41は、Global Navigation Satellite Systemの信号を受信する装置であり、航法衛星からの電波を受信し、図示しないインタフェースを介して車両の現在地を算出するための信号を出力する。制御部20は、この信号を取得して車両の現在位置を取得する。車速センサ42は、車両が備える車輪の回転速度に対応した信号を出力する。制御部20は、図示しないインタフェースを介してこの信号を取得し、車速を取得する。ジャイロセンサ43は、車両の水平面内の旋回についての角加速度を検出し、車両の向きに対応した信号を出力する。制御部20は、この信号を取得して車両の進行方向を取得する。車速センサ42およびジャイロセンサ43等は、車両の走行軌跡を特定するために利用され、本実施形態においては、車両の出発位置と走行軌跡とに基づいて現在位置が特定され、当該出発位置と走行軌跡とに基づいて特定された車両の現在位置がGNSS受信部41の出力信号に基づいて補正される。
ユーザI/F部45は、利用者の指示を入力し、また利用者に各種の情報を提供するためのインタフェース部である。ユーザI/F部45は、タッチパネルディスプレイからなる入力部を兼ねた表示部や、各種スイッチ等の入力部や、スピーカ等の音声出力部や、マイク等の音声入力部を備えている。
通信部44は、車載システム10の外部の装置と通信を行う回路を備えている。制御部20は、通信部44を介して車載システム10の周辺に存在するアクセスポイント50とWi−Fi(登録商標)規格に準拠した無線通信を行うことができる。アクセスポイントとしては、例えば、モバイルルータ、Wi−Fi(登録商標)テザリング機能を備えたスマートフォン等を想定してよい。なお車載システム10は、非可搬型のアクセスポイントとももちろん無線通信可能である。
アクセスポイントは、定期的に自身のSSIDおよびMACアドレスを含むビーコンフレームをブロードキャストする。SSIDはアクセスポイントの識別名であり、最大32文字の英数字が設定される。MACアドレスは、アクセスポイントの機器を識別するための情報である。
MACアドレスは、48bitで表現される番号である。48bitのうちの1bitであるGLビットが、グローバルアドレスとローカルアドレスを区別するために利用される。GLビットが0の場合はグローバルアドレスであることを示しており、GLビットが1の場合はローカルアドレスであることを示している。なお、MACアドレスがランダムな値に変化する機器の場合、MACアドレスはローカルアドレスである。
車載システム10は、アクセスポイントを検索してビーコンフレームを受信すると、ビーコンフレームに含まれるSSIDやMACアドレス等の情報を取得する。取得したSSIDおよびMACアドレスの組み合わせから、過去に接続したことがないアクセスポイントであると判断すると、車載システム10は、ユーザI/F部45を用いて、利用者に、アクセスポイントのSSIDを提示する。利用者が提示されたSSIDが示すアクセスポイントを接続先として選択すると、車載システム10はユーザI/F部45を用いて、利用者にパスワード(暗号化キーともいう)の入力を促す。利用者がパスワードを入力すると、当該パスワード等を用いた既定のシーケンスがアクセスポイントとの間で実行され、パスワードがアクセスポイントのパスワードと一致し他の接続条件等も合致する場合に車載システム10とアクセスポイントとの接続が確立する。
記録媒体30には、運用過程で追加や更新がされる接続情報30bが記録される。本実施形態において、接続情報30bは、過去に接続が確立したアクセスポイントのSSIDとMACアドレスの組み合わせと、当該組み合わせのアクセスポイントとの接続に必要なパスワードとが対応付けられて含まれている。すなわち上述のようにアクセスポイントとの接続が確立すると、制御部20は、当該アクセスポイントのSSIDとMACアドレスとパスワードを対応付けて記録媒体30に接続情報30bとして保存する。
無線通信端末制御プログラム21は、Wi−Fi(登録商標)規格に準拠してアクセスポイントと接続し、アクセスポイントを介してインターネット等の他のネットワークを利用可能にする機能を制御部20に実現させるために、アクセスポイント検出部21a、通信制御部21b、現在位置取得部21cを備えている。アクセスポイント検出部21aは、周囲に存在するアクセスポイントのSSIDとMACアドレスを取得する機能を制御部20に実現させるプログラムモジュールである。すなわち、制御部20は通信部44を介してビーコンフレームを受信することで周囲に存在するアクセスポイントを検出する。制御部20は、受信したビーコンフレームからSSIDとMACアドレスを取得する。
通信制御部21bは、取得したアクセスポイントのMACアドレスがグローバルアドレスである場合、当該アクセスポイントのSSIDおよびMACアドレスの組み合わせと対応付けて記憶しているパスワードを用いて当該アクセスポイントと接続し、取得したアクセスポイントのMACアドレスがローカルアドレスである場合、当該アクセスポイントのSSIDと少なくとも対応付けて記憶しているパスワードを用いて当該アクセスポイントと接続する機能を制御部20に実現させるプログラムモジュールである。
すなわち制御部20は、接続情報30bを参照し、取得したSSIDが接続情報30bに含まれるSSIDと一致するか否かを判定する。SSIDが一致する場合、制御部20は、取得したMACアドレスがグローバルアドレスであるかローカルアドレスであるかを判定する。
取得したSSIDが接続情報30bに含まれるいずれかと一致する場合であって、取得したMACアドレスがグローバルアドレスである場合、制御部20は、SSIDとMACアドレスの組み合わせが接続情報30bに含まれている組み合わせと一致するか否か判定する。SSIDとMACアドレスの組み合わせが一致する場合に制御部20は、当該組み合わせに対応付けて接続情報30bに含まれているパスワードを用いて既定のシーケンスを実行し、アクセスポイントとの接続を確立する。
すなわち、アクセスポイントのMACアドレスがグローバルアドレスの場合は、SSIDとMACアドレスの組み合わせが接続情報30bに含まれているいずれかの組み合わせと一致すれば、当該組み合わせと対応付けられているパスワードを用いてアクセスポイントと自動接続可能である。従って利用者は再度パスワードを入力する必要がないため利便性が向上する。また、組み合わせが一致しなければ自動接続されないため、正規のアクセスポイントのSSIDとパスワードを意図的にまねたなりすましによるアクセスポイントに自動接続されることを防止できる。なぜなら、なりすましによるアクセスポイントのMACアドレスがグローバルアドレスの場合、正規のアクセスポイントのMACアドレスとは一致せず(グローバルアドレスは製品毎に重複しない値が割り振られるため)、組み合わせ不一致によって自動接続されないためである。
一方、取得したSSIDが接続情報30bに含まれるいずれかと一致する場合であって、取得したMACアドレスがローカルアドレスである場合、制御部20は、SSIDに対応付けて接続情報30bに含まれているパスワードを用いて既定のシーケンスを実行し、アクセスポイントとの接続を確立する。アクセスポイントのMACアドレスがローカルアドレスの場合は、当該アクセスポイントがランダムにMACアドレスを変化させる機能を有している機器である場合や、なりすましによるアクセスポイントである場合等が考えられる。なりすましによるアクセスポイントとは、ここでは例えば、正規のアクセスポイントと同じSSIDが設定され、MACアドレスも意図的またはランダムに変更され、正規のアクセスポイントと同じパスワードが設定されたアクセスポイントを想定してよい。
ランダムにMACアドレスが変化する機器の場合、過去に接続が確立した実績のあるアクセスポイントであってもSSIDとMACアドレスの組み合わせが接続情報30bの組み合わせと一致しないため、MACアドレスがグローバルアドレスの場合と同様の手法を採用すると接続のために毎回パスワードを設定する必要がある。そのため、アクセスポイントのMACアドレスがローカルアドレスの場合は、SSIDとMACアドレスの組み合わせが一致するか否かは考慮せず、SSIDが接続情報30bに含まれていれば、SSIDと対応付けられているパスワードを用いてアクセスポイントと自動接続する。従って利用者はパスワードを入力する必要がないため利便性が向上する。しかし、アクセスポイントのMACアドレスがローカルアドレスの場合、なりすましによるアクセスポイントに自動接続される可能性を排除できない。そのため、MACアドレスがローカルアドレスのアクセスポイントに接続した場合には、情報漏洩リスクに配慮した通信制御が行われる。
本実施形態において、通信制御部21bの機能により、制御部20は、MACアドレスがグローバルアドレスであるアクセスポイントと接続した場合、セキュリティレベルが第1レベルであることに応じた通信制御を行い、MACアドレスがローカルアドレスであるアクセスポイントと接続した場合、第1レベルと異なる第2レベルであることに応じた通信制御を行う。ここで、第2レベルに応じた通信制御は、第1レベルに応じた通信制御には含まれない、情報漏洩リスクを下げる制御を含む。本実施形態において、セキュリティレベルは、制御部20にて用いられる変数であり、第1レベルまたは第2レベルのいずれかが設定される。セキュリティレベルに応じて通信制御の内容が異なる。
例えば本実施形態においては、セキュリティレベルが第1レベルである場合も第2レベルである場合も、アクセスポイント50と車載システム10との間の通信は暗号化されるが、第2レベルの方が第1レベルよりも暗号化強度が高い暗号化方式を採用する。すなわち、第1レベルの場合に採用する第1暗号方式よりも第2レベルの場合に採用する第2暗号方式の方が、暗号化強度が高い。そのため、仮になりすましによるアクセスポイントに接続してしまった場合であっても、情報漏洩リスクを低減できる。一方、第1レベルの場合、なりすましである可能性は低いと見なすことができ、本実施形態においては、第2暗号方式よりも暗号化強度の低い第1暗号方式を採用する。第1暗号方式は第2暗号方式と比較して処理負荷は低いため、通信速度等の犠牲にすることなくアクセスポイントとの間の通信を行うことができる。
現在位置取得部21cは、自端末(車載システム10)の現在位置を取得する機能を制御部20に実現させるプログラムモジュールである。すなわち、制御部20は、GNSS受信部41,車速センサ42,ジャイロセンサ43の出力信号と地図情報30aに基づいて、車載システム10(を搭載する車両)の現在位置を取得する。本実施形態において、制御部20は、予め決められた時間周期で繰り返し現在位置の取得処理を行い、ほぼリアルタイムに車載システム10の現在位置を取得する。
通信制御部21bの機能により制御部20は、一定期間内の現在位置に基づいて自端末(車載システム10)が移動しているか否かを判定する。自端末が移動中であるか否かは種々の方法によって判定可能であるが、例えば、一定期間内に異なる複数の地点に位置した履歴がある場合に、自端末が移動中であると判定してもよい。また例えば、一定期間の計測前における自端末の位置と、一定期間の計測後における自端末の位置との距離が予め決められた閾値以上である場合に、自端末が移動中であると判定してもよい。
制御部20は自端末が移動していると判定した場合であって、MACアドレスがローカルアドレスであるアクセスポイントと一定期間接続している場合に、第1レベルの通信制御に切り替える。なお制御部20は、例えば、当該一定期間中にアクセスポイントとの接続が切断されずに接続が維持された場合に、アクセスポイントと一定期間接続していると判定する。車載システム10が移動中且つ一定期間同じアクセスポイントと接続している状況は、車載システム10と共にアクセスポイントも移動している可能性が高いことを示している。この場合、当該アクセスポイントは車載システム10に持ち込まれたスマートフォン等のモバイル機器であり、悪意ある第三者が設置したなりすましによるアクセスポイントである可能性は低いと見なし、採用する暗号方式を第2暗号方式から第1暗号方式に切り替える。その結果、車載システム10やアクセスポイント50における処理負荷を低減させることができる。
(2)自動接続処理:
次に、制御部20が実行する接続処理を、図2を参照しながら説明する。自動接続処理は、例えば、車両のACCがオンされた場合に実行される。自動接続処理が開始されると、制御部20は、アクセスポイント検出部21aの機能により、アクセスポイントを検索する(ステップS100)。すなわち、制御部20は、通信部44を介してビーコンフレームを受信できる状態に遷移する。なお、パッシブスキャンに限定されず、アクティブスキャンが行われても良い。
続いて、制御部20は、アクセスポイント検出部21aの機能により、記憶しているSSIDとSSIDが一致するアクセスポイントを発見したか否かを判定する(ステップS105)。すなわち制御部20は、アクセスポイントからビーコンフレーム(あるいはプローブレスポンスフレーム)を受信すると、フレームに含まれるSSIDとMACアドレスを取得する。制御部20は、取得したSSIDが接続情報30bに含まれるいずれかのSSIDと一致するか否かを判定する。ステップS105において発見したと判定されなかった場合、自動接続処理を終了する。なお、接続情報30bに含まれないSSIDのアクセスポイントのフレームを受信したことによって自動接続処理を終了した後、この新規のアクセスポイントとの接続に必要なパスワードの入力を促す処理が制御部20によって実行されても良い。
ステップS105において発見したと判定された場合、制御部20は、通信制御部21bの機能により、発見したアクセスポイントのMACアドレスはグローバルアドレスであるか否かを判定する(ステップS110)。すなわち、制御部20は、ステップS105で取得したMACアドレスのGLビットを参照し、グローバルアドレスであるかローカルアドレスであるかを判定する。
ステップS110において、グローバルアドレスであると判定された場合、制御部20は、通信制御部21bの機能により、SSIDとMACアドレスの組み合わせが記憶しているものと一致するか否かを判定する(ステップS115)。すなわち、制御部20は、SSIDとMACアドレス(グローバルアドレス)の組み合わせが、接続情報30bに含まれるいずれかの組み合わせと一致するか否かを判定する。ステップS115において一致すると判定されなかった場合、自動接続処理を終了する。
ステップS115において一致すると判定された場合、制御部20は通信制御部21bの機能により、SSIDとMACアドレスの組み合わせに対応付けて記憶しているパスワードでアクセスポイントと接続する(ステップS120)。すなわち制御部20は、ステップS105で取得したMACアドレス(グローバルアドレス)で示されるアクセスポイントとの接続を確立するための既定のシーケンスを実行する。制御部20は、当該シーケンスの過程で、SSIDとMACアドレスの組み合わせに対応付けて記憶しているパスワードを用いる。
なお、この場合、制御部20は通信制御部21bの機能により、セキュリティレベルを第1レベルに設定し、第1レベルに応じた通信制御を行う。本実施形態においては、制御部20は、第1暗号方式を採用してアクセスポイント50との通信を行う。
ステップS110においてグローバルアドレスであると判定されなかった場合、制御部20は、通信制御部21bの機能により、SSIDと対応付けて記憶しているパスワードでアクセスポイントと接続する(ステップS125)。すなわち、制御部20は、ステップS105で取得したMACアドレス(ローカルアドレス)で示されるアクセスポイントとの接続を確立するための既定のシーケンスを実行する。当該シーケンスの過程で、制御部20は、SSIDに対応付けて接続情報30bに含まれているパスワードを用いる。制御部20は、ステップS105で取得したSSIDとMACアドレスの組み合わせが接続情報30bのいずれかの組み合わせと一致するか否かは判定しない。
なお、この場合、制御部20は、通信制御部21bの機能により、セキュリティレベルを第1レベルと異なる第2レベルに設定し、第2レベルに応じた通信制御を行う。本実施形態においては、制御部20は、第2暗号方式を採用してアクセスポイント50との通信を行う。
なお、ステップS120やS130において接続が確立できなかった場合、パスワードの入力を促す画面を表示する処理が実行されてもよい。
(3)通信制御切り替え処理:
図3は、図2の自動接続処理が終了し車載システム10とアクセスポイントとの接続が確立した後に、制御部20が予め決められた時間毎に繰り返し実行する処理のフローチャートである。図3の通信制御切り替え処理が開始されると、制御部20は、現在位置取得部21cの機能により、現在位置を取得する(ステップS200)。すなわち、GNSS受信部41,車速センサ42,ジャイロセンサ43の出力信号と地図情報30aに基づいて、車載システム10の現在位置を取得する。
続いて制御部20は、通信制御部21bの機能により、セキュリティレベルは第2レベルであるか否かを判定する(ステップS205)。すなわち制御部20は、セキュリティレベルとして設定されている値が第1レベルであるか第2レベルであるかを判定する。ステップS205において第2レベルであると判定されなかった場合、すなわちセキュリティレベルが第1レベルである場合、制御部20は通信制御切り替え処理を終了する。すなわち、本実施形態においては、第1暗号方式を採用した通信制御を継続する。
ステップS205において第2レベルであると判定された場合、制御部20は、通信制御部21bの機能により、一定期間内に移動しているか否かを判定する(ステップS210)。例えば本実施形態において、一定期間内に異なる複数の地点に位置した履歴がある場合に、制御部20は、一定期間内に車載システム10が移動していると判定する。ステップS210において移動していないと判定された場合、通信制御切り替え処理を終了する。
ステップS210において移動していると判定された場合、制御部20は、通信制御部21bの機能により、一定期間同じアクセスポイントと接続しているか否かを判定する(ステップS215)。例えば本実施形態において、制御部20は、現在時刻から一定期間前の時刻から現在時刻までの間、同じSSIDかつ同じMACアドレスのアクセスポイントとの接続が維持されている場合に、一定期間同じアクセスポイントと接続していると判定する。ステップS215において接続していないと判定された場合、通信制御切り替え処理を終了する。
ステップS215において一定期間接続していると判定された場合、制御部20は通信制御部21bの機能により、セキュリティレベルを第1レベルに切り替え、第1レベルに応じた通信制御を行う(ステップS220)。すなわち制御部20は、セキュリティレベルを第1レベルに設定し、本実施形態においては、これ以降、第1暗号方式を採用した通信制御を行う。
(3)他の実施形態:
以上の実施形態は本発明を実施するための一例であり、他にも種々の実施形態を採用可能である。例えば、無線通信端末は、車両に搭載された装置であってもよいし、車両に搭載されていない装置であってもよい。例えば無線通信端末は、スマートフォンやタブレット端末、スマートウォッチ、スマートグラス、パーソナルコンピュータ等であってもよい。
さらに、無線通信端末を構成するアクセスポイント検出部21a、通信制御部21b、現在位置取得部21cのうち、現在位置取得部21cが省略されてもよい。また、アクセスポイント検出部21a、通信制御部21b、現在位置取得部21cにおいて、実行される処理の順序が変動または省略されてもよい。
接続情報は、過去に接続が確立した実績のあるアクセスポイントのSSIDやMACアドレスやパスワードの組み合わせが記憶されたものであってもよいし、過去に接続が確立した実績がなくても無線通信端末の出荷時にプリセットされたものであってもよいし、利用者が手動で予め登録したものであってもよい。
セキュリティレベルが第2レベルである場合の通信制御は、第1レベルである場合の通信制御には含まれない、情報漏洩リスクを下げる制御が含まれていればよい。例えば、上記実施形態のように第2レベルの場合は第1レベルの場合よりも暗号化強度が高い通信を行う構成を採用してもよい。第1レベルの場合は暗号化せずにアクセスポイントとの通信を行い、第2レベルの場合は暗号化してアクセスポイントとの通信を行う構成を採用してもよい。
また例えば、第2レベルの場合には、無線通信端末は秘匿性の高い情報をアクセスポイントに送信しないように制御され、第1レベルの場合には、無線通信端末は、情報の秘匿性に関わらず情報をアクセスポイントに送信するように制御される構成を採用してもよい。また例えば、第2レベルの場合であって、秘匿性の高い情報を送信する場合に追加認証が求められる構成であってもよい。
なお、図2に示す自動接続処理のステップS100において、複数のビーコンフレーム等を受信した場合、すなわち周囲に複数のアクセスポイントが存在する場合に、各アクセスポイントからそれぞれ受信したフレームについてSSIDおよびMACアドレスの取得が行われて良い。そして複数のアクセスポイントのうち接続するアクセスポイントが次のように選択されてもよい。例えば、周囲に、SSIDが同じであって、MACアドレスがグローバルアドレスであるアクセスポイントとMACアドレスがローカルアドレスであるアクセスポイントとが存在する場合、MACアドレスがグローバルアドレスであるアクセスポイントを選択して、接続する構成を採用してもよい。すなわち、SSIDが同じであればMACアドレスがグローバルアドレスであるアクセスポイントを接続先として優先的に選択する構成を採用してよい。この構成によれば、悪意ある第三者が設定したアクセスポイントに無線通信端末が意図せず接続される可能性を低減できる。
具体例を説明する。車載システム10を搭載する車両を運転する利用者が、自身が所有するモバイルルータ(MACアドレスはグローバルアドレス)を持ち込み、当該モバイルルータを介して車載システム10をインターネットに接続するように運用する場合がある。仮に、悪意のある第三者が当該モバイルルータと同じSSIDとパスワードを設定したスマートフォン(MACアドレスはローカルアドレス)を車両に接近させると、SSIDは同じであるがMACアドレスがグローバルとローカルの2種類のアクセスポイントを車載システム10は検出することとなる。例えば先にスマートフォンの方を検出したとしても、アクセスポイントの一定の検索期間中は、直ちにスマートフォンと接続せず待機することで、検索期間中に取得した複数のアクセスポイントのSSIDとMACアドレスの組み合わせから優先的に接続するべきアクセスポイント選択できる。
また例えば、周囲に、SSIDが同じであってMACアドレスが異なるローカルアドレスであるアクセスポイントが複数存在する場合、周囲に存在している期間が最も長いアクセスポイントを選択して、接続する構成を採用してもよい。この構成によれば、悪意ある第三者が設定したアクセスポイントに無線通信端末が意図せず接続される可能性を低減できる。
図4を参照しながら具体例を説明する。例えば、車載システム10を搭載する車両を運転する利用者が携帯するスマートフォン(MACアドレスはローカルアドレス)である第1アクセスポイントを車内に持ち込み、車両のACCをONすると、過去に接続したことのあるSSIDであるため自動接続される。ACCをONして接続が確立された時刻をt1とする。利用者が車両を運転して他の地点に移動し、ACCをOFFして駐車する。ACCをOFFした時刻をt2とする。時刻t1から時刻t2までの第1期間、制御部20は、車内に持ち込まれた第1アクセスポイントのビーコンフレームを受信することができるため、制御部20は、時刻t2において、t1からt2までの第1期間、第1アクセスポイントが周囲に存在していたことを記録媒体30の接続情報30bに記憶する。すなわち、第1アクセスポイントのSSIDとMACアドレスとパスワードに対応付けて第1期間が記録される。
悪意ある第三者が、第1アクセスポイントと同じSSIDとパスワードを設定したスマートフォン(MACアドレスはローカルアドレス)である第2アクセスポイントを車両の駐車地点近傍に設置している場合、制御部20は駐車地点に接近し車両が駐車地点に駐車される直前の第2期間(<第1期間)に第2アクセスポイントのビーコンフレームを受信可能である。そのため、制御部20は、時刻t2において、第2期間、第2アクセスポイントが周囲に存在していたことを接続情報30bとして記憶する。すなわち、第2アクセスポイントのSSIDとMACアドレスに対応付けて第2期間が記録される。なお、第1アクセスポイントと第2アクセスポイントはMACアドレスによって識別可能である。
駐車期間中、利用者は自身のスマートフォンのテザリングONを継続する場合、MACアドレスは同じ値が継続される。第2アクセスポイントも駐車地点においてテザリングONを継続する場合、MACアドレスは同じ値が継続される。時刻t3において利用者は再び車両のACCをONすると、車載システム10は、SSIDが同じであってMACアドレスが異なるローカルアドレスである第1アクセスポイントと第2アクセスポイントのビーコンフレームをそれぞれ受信することとなる。ここで制御部20は、第1アクセスポイントが周囲に存在していた第1期間の長さと、第2アクセスポイントが周囲に存在していた第2期間の長さを、接続情報30bを参照して取得し、比較する。そして制御部20は、通信制御部21bの機能により、周囲に存在している期間が最も長い第1アクセスポイントを接続先として選択し、接続を確立する。アクセスポイントのMACアドレスがローカルアドレスである場合、過去に接続した際の当該アクセスポイントのMACアドレスと一致するか否かは考慮しないため、この構成のように周囲に存在していた期間を考慮しなければ、時刻t3において第2アクセスポイントに車載システム10が接続される可能性があったが、この構成を採用すれば、悪意のある第三者が設置した第2アクセスポイントに接続される可能性を低減できる。
さらに、本発明のように、アクセスポイントのMACアドレスがグローバルアドレスである場合、当該アクセスポイントのSSIDおよびMACアドレスの組み合わせと対応付けて記憶しているパスワードを用いて当該アクセスポイントと接続し、アクセスポイントのMACアドレスがローカルアドレスである場合、当該アクセスポイントのSSIDと少なくとも対応付けて記憶しているパスワードを用いて当該アクセスポイントと接続する手法は、プログラムや方法としても適用可能である。また、以上のようなシステム、プログラム、方法は、単独の装置として実現される場合もあれば、車両に備えられる各部と共有の部品を利用して実現される場合もあり、各種の態様を含むものである。また、一部がソフトウェアであり一部がハードウェアであったりするなど、適宜、変更可能である。さらに、システムを制御するプログラムの記録媒体としても発明は成立する。むろん、そのプログラムの記録媒体は、磁気記録媒体であってもよいし半導体メモリであってもよいし、今後開発されるいかなる記録媒体においても全く同様に考えることができる。
10…車載システム、20…制御部、21…無線通信端末制御プログラム、21a…アクセスポイント検出部、21b…通信制御部、21c…現在位置取得部、30…記録媒体、30a…地図情報、30b…接続情報、41…GNSS受信部、42…車速センサ、43…ジャイロセンサ、44…通信部、45…ユーザI/F部、50…アクセスポイント

Claims (6)

  1. 周囲に存在するアクセスポイントのSSIDとMACアドレスを取得するアクセスポイント検出部と、
    取得したアクセスポイントのMACアドレスがグローバルアドレスである場合、当該アクセスポイントのSSIDおよびMACアドレスの組み合わせと対応付けて記憶しているパスワードを用いて当該アクセスポイントと接続し、
    取得したアクセスポイントのMACアドレスがローカルアドレスである場合、当該アクセスポイントのSSIDと少なくとも対応付けて記憶しているパスワードを用いて当該アクセスポイントと接続する、通信制御部と、
    を備える無線通信端末。
  2. 前記通信制御部は、
    MACアドレスがグローバルアドレスであるアクセスポイントと接続した場合、セキュリティレベルが第1レベルであることに応じた通信制御を行い、
    MACアドレスがローカルアドレスであるアクセスポイントと接続した場合、前記セキュリティレベルが前記第1レベルと異なる第2レベルであることに応じた通信制御を行い、
    前記第2レベルに応じた通信制御は、前記第1レベルに応じた通信制御には含まれない、情報漏洩リスクを下げる制御を含む、
    請求項1に記載の無線通信端末。
  3. 自端末の現在位置を取得する現在位置取得部を備え、
    前記通信制御部は、
    一定期間内の現在位置に基づいて前記自端末が移動していると判定した場合であって、MACアドレスがローカルアドレスであるアクセスポイントと前記一定期間接続している場合に、前記第1レベルの通信制御に切り替える、
    請求項2に記載の無線通信端末。
  4. 前記通信制御部は、
    周囲に、SSIDが同じであって、MACアドレスがグローバルアドレスであるアクセスポイントとMACアドレスがローカルアドレスであるアクセスポイントとが存在する場合、MACアドレスがグローバルアドレスであるアクセスポイントを選択して、接続する、
    請求項1または請求項2に記載の無線通信端末。
  5. 前記通信制御部は、
    周囲に、SSIDが同じであってMACアドレスが異なるローカルアドレスであるアクセスポイントが複数存在する場合、周囲に存在している期間が最も長いアクセスポイントを選択して、接続する、
    請求項1または請求項2に記載の無線通信端末。
  6. コンピュータを、
    周囲に存在するアクセスポイントのSSIDとMACアドレスを取得するアクセスポイント検出部、
    取得したアクセスポイントのMACアドレスがグローバルアドレスである場合、当該アクセスポイントのSSIDおよびMACアドレスの組み合わせと対応付けて記憶しているパスワードを用いて当該アクセスポイントと接続し、
    取得したアクセスポイントのMACアドレスがローカルアドレスである場合、当該アクセスポイントのSSIDと少なくとも対応付けて記憶しているパスワードを用いて当該アクセスポイントと接続する、通信制御部、
    として機能させる無線通信端末制御プログラム。
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