JP2021128188A - 撮像レンズおよび撮像装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】光学全長が短く、光学性能が高い撮像レンズを提供する。【解決手段】撮像レンズは、物体側より順に、正の屈折力を有する第1レンズ群と、負の屈折力を有する第2レンズ群とから構成されて、全体として負の屈折率を有して撮像素子に被写体像を結像させる。第1レンズ群は、物体側より順に、正の屈折力を有する第1レンズと、負の屈折力を有する第2レンズと、正の屈折力を有する第3レンズと、正または負の屈折力を有する第4レンズと、正の屈折力を有する第5レンズと、負の屈折力を有する第6レンズとから構成される。第2レンズ群は、物体側より順に、負の屈折力を有する第7レンズと、正または負の屈折力を有する第8レンズとから構成される。【選択図】図1
Description
本技術は、撮像レンズに関する。詳しくは、撮像素子に被写体像を結像させる撮像レンズおよび撮像装置に関する。
近年、固体撮像素子を用いた撮像装置においては、より一層の小型化および低背化が要求されている。特に、カメラ付携帯電話またはスマートフォンのような装置については、小型化および低背化と共に撮像素子の高画素化または大型化が進んでおり、デジタルスチルカメラと同等の高画素撮像素子を搭載したモデルが普及機となっている。そのため、例えばカメラ付携帯電話またはスマートフォンのような装置に搭載される撮像レンズとしても固体撮像素子の高画素化または大型化に対応する高いレンズ性能が要求されている。さらに、例えば暗所撮影でのノイズによる画質の劣化を防止しつつ、より速いシャッタースピードを実現するため、大口径化、すなわち開口F値の低い、明るい撮像レンズが要求されている。そのため、撮像レンズの小型化、低背化および高性能化を実現するために、より多くの撮像レンズが組み合わされて用いられる傾向にある。例えば、5枚のレンズ群を備えることによって、F値が2.0程度の十分な明るさを有する撮像レンズが開示されている(例えば、特許文献1参照。)。
上述の従来技術では、第1レンズおよび第2レンズを比較的近くに配置することによって色収差の補正を図り、第3レンズおよび第4レンズによってコマ収差の補正を図っている。しかしながら、上述の従来技術では、第4レンズの屈折力が強いため、撮像レンズの組み立て性が損なわれ、撮像レンズ全系の光学性能が低くなる。また、固体撮像素子の大きさと比較して、撮像レンズ全系の焦点距離と光学全長が長くなる。したがって、さらに撮像レンズの小型化または低背化、画角の拡大またはF値の低減が進められると、諸収差、特に球面収差およびコマ収差を補正することが困難になると考えられる。
本技術はこのような状況に鑑みて生み出されたものであり、光学全長が短く、光学性能が高い撮像レンズを提供することを目的とする。
本技術は、上述の問題点を解消するためになされたものであり、その第1の側面は、物体側より順に、正の屈折力を有する第1レンズ群と、負の屈折力を有する第2レンズ群とから構成されて、全体として負の屈折率を有して撮像素子に被写体像を結像させる撮像レンズであって、上記第1レンズ群は、物体側より順に、正の屈折力を有する第1レンズと、負の屈折力を有する第2レンズと、正の屈折力を有する第3レンズと、正または負の屈折力を有する第4レンズと、正の屈折力を有する第5レンズと、負の屈折力を有する第6レンズとから構成され、上記第2レンズ群は、物体側より順に、負の屈折力を有する第7レンズと、正または負の屈折力を有する第8レンズとから構成される撮像レンズである。
また、この第1の側面において、以下の条件式(a)を満足する撮像レンズであってもよい。
条件式(a): 3.0 < |f /(fg1 /fg2)| < 35
但し、
f:レンズ全系のd線(波長587.6nm)における焦点距離
fg1:第1レンズ群のd線(波長587.6nm)における焦点距離
fg2:第2レンズ群のd線(波長587.6nm)における焦点距離
とする。
条件式(a): 3.0 < |f /(fg1 /fg2)| < 35
但し、
f:レンズ全系のd線(波長587.6nm)における焦点距離
fg1:第1レンズ群のd線(波長587.6nm)における焦点距離
fg2:第2レンズ群のd線(波長587.6nm)における焦点距離
とする。
また、この第1の側面において、以下の条件式(b)を満足する撮像レンズであってもよい。
条件式(b): 50 < |fg2 /(f8 /f7)| <4000
但し、
fg2:第2レンズ群のd線(波長587.6nm)における焦点距離
f7:第7レンズのd線(波長587.6nm)における焦点距離
f8:第8レンズのd線(波長587.6nm)における焦点距離
とする。
条件式(b): 50 < |fg2 /(f8 /f7)| <4000
但し、
fg2:第2レンズ群のd線(波長587.6nm)における焦点距離
f7:第7レンズのd線(波長587.6nm)における焦点距離
f8:第8レンズのd線(波長587.6nm)における焦点距離
とする。
また、この第1の側面において、以下の条件式(c)を満足する撮像レンズであってもよい。
条件式(c): |(f7×Nd7)/(f8×Nd8)| < 1
但し、
f7:第7レンズのd線(波長587.6nm)における焦点距離
f8:第8レンズのd線(波長587.6nm)における焦点距離
Nd7:第7レンズのd線(波長587.6nm)におけるアッベ数
Nd8:第8レンズのd線(波長587.6nm)におけるアッベ数
とする。
条件式(c): |(f7×Nd7)/(f8×Nd8)| < 1
但し、
f7:第7レンズのd線(波長587.6nm)における焦点距離
f8:第8レンズのd線(波長587.6nm)における焦点距離
Nd7:第7レンズのd線(波長587.6nm)におけるアッベ数
Nd8:第8レンズのd線(波長587.6nm)におけるアッベ数
とする。
また、この第1の側面において、以下の条件式(d)を満足する撮像レンズであってもよい。
条件式(d): |(R13−R14)/( R13+R14)| < 10
但し、
R13は 第7レンズ第1面のレンズ曲率半径
R14は 第8レンズ第1面のレンズ曲率半径
とする。
条件式(d): |(R13−R14)/( R13+R14)| < 10
但し、
R13は 第7レンズ第1面のレンズ曲率半径
R14は 第8レンズ第1面のレンズ曲率半径
とする。
また、この第1の側面において、以下の条件式(e)を満足する撮像レンズであってもよい。
条件式(e): TL/IH < 1.7
但し、
TL:レンズ系の光学全長
IH:撮像素子の光線到達最大高さ
とする。
条件式(e): TL/IH < 1.7
但し、
TL:レンズ系の光学全長
IH:撮像素子の光線到達最大高さ
とする。
また、この第1の側面において、上記第1レンズは、正の屈折力を有して物体側に凸面を向けている撮像レンズであってもよい。
また、この第1の側面において、上記第2レンズは、負の屈折力を有して像側に凹面を向けている撮像レンズであってもよい。
また、この第1の側面において、以下の条件式(f)を満足する撮像レンズであってもよい。
条件式(f): |f1/f2| < 1.0
但し、
f1:第1レンズのd線(波長587.6nm)における焦点距離
f2:第2レンズのd線(波長587.6nm)における焦点距離
とする。
条件式(f): |f1/f2| < 1.0
但し、
f1:第1レンズのd線(波長587.6nm)における焦点距離
f2:第2レンズのd線(波長587.6nm)における焦点距離
とする。
また、この第1の側面において、以下の条件式(g)を満足する撮像レンズであってもよい。
条件式(g): (νd1/νd2)/(νd3/νd4) < 3.5
但し、
νd1:第1レンズのd線(波長587.6nm)におけるアッベ数
νd2:第2レンズのd線(波長587.6nm)におけるアッベ数
νd3:第3レンズのd線(波長587.6nm)におけるアッベ数
νd4:第4レンズのd線(波長587.6nm)におけるアッベ数
とする。
条件式(g): (νd1/νd2)/(νd3/νd4) < 3.5
但し、
νd1:第1レンズのd線(波長587.6nm)におけるアッベ数
νd2:第2レンズのd線(波長587.6nm)におけるアッベ数
νd3:第3レンズのd線(波長587.6nm)におけるアッベ数
νd4:第4レンズのd線(波長587.6nm)におけるアッベ数
とする。
また、この第1の側面において、以下の条件式(h)を満足する撮像レンズであってもよい。
条件式(h): |(f3+f4+f5 )/f6| < 70.0
但し、
f3:第3レンズのd線(波長587.6nm)における焦点距離
f4:第4レンズのd線(波長587.6nm)における焦点距離
f5:第5レンズのd線(波長587.6nm)における焦点距離
f6:第6レンズのd線(波長587.6nm)における焦点距離
とする。
条件式(h): |(f3+f4+f5 )/f6| < 70.0
但し、
f3:第3レンズのd線(波長587.6nm)における焦点距離
f4:第4レンズのd線(波長587.6nm)における焦点距離
f5:第5レンズのd線(波長587.6nm)における焦点距離
f6:第6レンズのd線(波長587.6nm)における焦点距離
とする。
また、本技術の第2の側面は、物体側より順に、正の屈折力を有する第1レンズ群と、負の屈折力を有する第2レンズ群とから構成されて、全体として負の屈折率を有する撮像レンズと、上記撮像レンズにより形成された光学像を電気的な信号に変換する撮像素子とを具備し、上記第1レンズ群は、物体側より順に、正の屈折力を有する第1レンズと、負の屈折力を有する第2レンズと、正の屈折力を有する第3レンズと、正または負の屈折力を有する第4レンズと、正の屈折力を有する第5レンズと、負の屈折力を有する第6レンズとから構成され、上記第2レンズ群は、物体側より順に、負の屈折力を有する第7レンズと、正または負の屈折力を有する第8レンズとから構成される撮像装置であってもよい。
以下、本技術を実施するための形態(以下、実施の形態と称する)について説明する。
本技術の実施の形態における撮像レンズは、物体側より順に、正の屈折力を有する第1レンズ群と、負の屈折力を有する第2レンズ群とから構成されて、全体として負の屈折率を有して撮像素子に被写体像を結像させる撮像レンズである。第1レンズ群は、物体側より順に、正の屈折力を有する第1レンズと、負の屈折力を有する第2レンズと、正の屈折力を有する第3レンズと、正または負の屈折力を有する第4レンズと、正の屈折力を有する第5レンズと、負の屈折力を有する第6レンズとから構成される。第2レンズ群は、物体側より順に、負の屈折力を有する第7レンズと、正または負の屈折力を有する第8レンズとから構成される。
本技術の実施の形態における撮像レンズにおいては、第5レンズおよび第6レンズにおいて像面湾曲やディストーション等の収差を解消することにより、それより前段のレンズの光学長を短縮し、また、光学性能を向上させることができる。
本技術の実施の形態における撮像レンズは、以下の条件式(a)を満足することが望ましい。
条件式(a): 3.0 < |f /(fg1 /fg2)| < 35
但し、
f:レンズ全系のd線(波長587.6nm)における焦点距離
fg1:第1レンズ群のd線(波長587.6nm)における焦点距離
fg2:第2レンズ群のd線(波長587.6nm)における焦点距離
とする。
条件式(a): 3.0 < |f /(fg1 /fg2)| < 35
但し、
f:レンズ全系のd線(波長587.6nm)における焦点距離
fg1:第1レンズ群のd線(波長587.6nm)における焦点距離
fg2:第2レンズ群のd線(波長587.6nm)における焦点距離
とする。
条件式(a)は、レンズ全系の屈折力(または焦点距離。以下同様。)に対する、第1レンズ群および第2レンズ群の屈折力の適切な関係について規定している。なお、条件式(a)に絶対値が用いられているのは、第2レンズ群が負の屈折力を有するためである。
なお、本技術の実施の形態における撮像レンズは、条件式(a)の数値範囲を以下の条件式(a')の数値範囲に設定することがより望ましい。条件式(a')の範囲に設定することによって、小型かつ低背でありつつ、各種収差をより良好に補正することができる。
条件式(a'): 7.0 < |f /(fg1 /fg2)| < 30
条件式(a'): 7.0 < |f /(fg1 /fg2)| < 30
本技術の実施の形態における撮像レンズは、以下の条件式(b)を満足することが望ましい。
条件式(b): 50 < |fg2 /(f8 /f7)| <4000
但し、
fg2:第2レンズ群のd線(波長587.6nm)における焦点距離
f7:第7レンズのd線(波長587.6nm)における焦点距離
f8:第8レンズのd線(波長587.6nm)における焦点距離
とする。
条件式(b): 50 < |fg2 /(f8 /f7)| <4000
但し、
fg2:第2レンズ群のd線(波長587.6nm)における焦点距離
f7:第7レンズのd線(波長587.6nm)における焦点距離
f8:第8レンズのd線(波長587.6nm)における焦点距離
とする。
条件式(b)は、第2レンズ群の屈折力に対する、第7レンズおよび第8レンズのそれぞれの屈折力の適切な関係について規定している。なお、条件式(b)に絶対値が用いられているのは、第2レンズ群が負の屈折力を有するためである。
なお、本技術の実施の形態における撮像レンズは、条件式(b)の数値範囲を以下の条件式(b')の数値範囲に設定することがより望ましい。条件式(b')の範囲に設定することによって、小型かつ低背でありつつ、各種収差をより良好に補正することができる。
条件式(b'): 60 < |fg2 /(f8 /f7)| <3500
条件式(b'): 60 < |fg2 /(f8 /f7)| <3500
本技術の実施の形態における撮像レンズは、以下の条件式(c)を満足することが望ましい。
条件式(c): |(f7×Nd7)/(f8×Nd8)| < 1
但し、
f7:第7レンズのd線(波長587.6nm)における焦点距離
f8:第8レンズのd線(波長587.6nm)における焦点距離
Nd7:第7レンズのd線(波長587.6nm)におけるアッベ数
Nd8:第8レンズのd線(波長587.6nm)におけるアッベ数
とする。
条件式(c): |(f7×Nd7)/(f8×Nd8)| < 1
但し、
f7:第7レンズのd線(波長587.6nm)における焦点距離
f8:第8レンズのd線(波長587.6nm)における焦点距離
Nd7:第7レンズのd線(波長587.6nm)におけるアッベ数
Nd8:第8レンズのd線(波長587.6nm)におけるアッベ数
とする。
条件式(c)は、第7レンズの屈折力に対する第7レンズの屈折率と、第8レンズの屈折力に対する第8レンズの屈折率との適切な関係について規定している。なお、条件式(c)に絶対値が用いられているのは、第7レンズまたは第8レンズのどちらかが負の屈折率を要するためである。
なお、本技術の実施の形態における撮像レンズは、条件式(c)の数値範囲を以下の条件式(c')の数値範囲に設定することがより望ましい。条件式(c')の範囲に設定することによって、小型かつ低背でありつつ、各種収差をより良好に補正することができる。
条件式(c'): |(f7×Nd7) / (f8×Nd8)| < 0.5
条件式(c'): |(f7×Nd7) / (f8×Nd8)| < 0.5
本技術の実施の形態における撮像レンズは、以下の条件式(d)を満足することが望ましい。
条件式(d): |(R13−R14)/( R13+R14)| < 10
但し、
R13は 第7レンズ第1面のレンズ曲率半径
R14は 第8レンズ第1面のレンズ曲率半径
とする。
条件式(d): |(R13−R14)/( R13+R14)| < 10
但し、
R13は 第7レンズ第1面のレンズ曲率半径
R14は 第8レンズ第1面のレンズ曲率半径
とする。
条件式(d)は、第7レンズの第1面の曲率半径と、第8レンズの第1面(または第7レンズL7の第2面)の曲率半径との適切な関係について規定している。
なお、本技術の実施の形態における撮像レンズは、条件式(d)の数値範囲を以下の条件式(d')の数値範囲に設定することがより望ましい。条件式(d')の範囲に設定することによって、小型かつ低背でありつつ、各種収差をより良好に補正することができる。
条件式(d'): |(R13−R14)/( R13+R14)| < 8.5
条件式(d'): |(R13−R14)/( R13+R14)| < 8.5
本技術の実施の形態における撮像レンズは、以下の条件式(e)を満足することが望ましい。
条件式(e): TL/IH < 1.7
但し、
TL:レンズ系の光学全長
IH:撮像素子の光線到達最大高さ
とする。
条件式(e): TL/IH < 1.7
但し、
TL:レンズ系の光学全長
IH:撮像素子の光線到達最大高さ
とする。
条件式(e)は、撮像レンズの光学全長TLと、結像面における最大像高IHとの適切な関係について規定している。
なお、本技術の実施の形態における撮像レンズは、条件式(e)の数値範囲を以下の条件式(e')の数値範囲に設定することがより望ましい。条件式(e')の範囲に設定することによって、高性能でありつつ、より小型でより低背な撮像レンズが実現される。
条件式(e'): TL/IH < 1.6
条件式(e'): TL/IH < 1.6
本技術の実施の形態における撮像レンズにおいて、第1レンズは、正の屈折力を有して物体側に凸面を向けていることが望ましい。これにより、収差の発生を低減することができる。
本技術の実施の形態における撮像レンズにおいて、第2レンズは、負の屈折力を有して像側に凹面を向けていることが望ましい。これにより、軸外光線による全反射ゴーストがレンズ周縁部に拡散し、固体撮像素子に直接入射することを回避し、コマ収差の補正にも有効である。
本技術の実施の形態における撮像レンズは、以下の条件式(f)を満足することが望ましい。
条件式(f): |f1/f2| < 1.0
但し、
f1:第1レンズのd線(波長587.6nm)における焦点距離
f2:第2レンズのd線(波長587.6nm)における焦点距離
とする。
条件式(f): |f1/f2| < 1.0
但し、
f1:第1レンズのd線(波長587.6nm)における焦点距離
f2:第2レンズのd線(波長587.6nm)における焦点距離
とする。
条件式(f)は、第1レンズと、第2レンズL2の屈折力との適切な関係について規定している。なお、条件式(f)に絶対値が用いられているのは、第2レンズが負の屈折力を有するためである。
なお、本技術の実施の形態における撮像レンズは、条件式(f)の数値範囲を以下の条件式(f')の数値範囲に設定することがより望ましい。条件式(f')の範囲に設定することによって、小型かつ低背でありつつ、各種収差、特に色収差をより良好に補正することができる。
条件式(f'): |f1/f2| < 0.6
条件式(f'): |f1/f2| < 0.6
本技術の実施の形態における撮像レンズは、以下の条件式(g)を満足することが望ましい。
条件式(g): (νd1/νd2)/(νd3/νd4) < 3.5
但し、
νd1:第1レンズのd線(波長587.6nm)におけるアッベ数
νd2:第2レンズのd線(波長587.6nm)におけるアッベ数
νd3:第3レンズのd線(波長587.6nm)におけるアッベ数
νd4:第4レンズのd線(波長587.6nm)におけるアッベ数
とする。
条件式(g): (νd1/νd2)/(νd3/νd4) < 3.5
但し、
νd1:第1レンズのd線(波長587.6nm)におけるアッベ数
νd2:第2レンズのd線(波長587.6nm)におけるアッベ数
νd3:第3レンズのd線(波長587.6nm)におけるアッベ数
νd4:第4レンズのd線(波長587.6nm)におけるアッベ数
とする。
条件式(g)は、第1レンズL1のアッベ数νd1、第2レンズL2のアッベ数νd2、第3レンズL3のアッベ数νd3および第4レンズL4のアッベ数νd4の適切な関係について規定している。
なお、本技術の実施の形態における撮像レンズは、条件式(g)の数値範囲を以下の条件式(g')の数値範囲に設定することがより望ましい。条件式(g')の範囲に設定することによって、小型かつ低背でありつつ、色収差をより良好に補正することができる。
条件式(g'): (νd1/νd2)/(νd3/νd4) < 3.1
条件式(g'): (νd1/νd2)/(νd3/νd4) < 3.1
本技術の実施の形態における撮像レンズは、以下の条件式(h)を満足することが望ましい。
条件式(h): |(f3+f4+f5 )/f6| < 70.0
但し、
f3:第3レンズのd線(波長587.6nm)における焦点距離
f4:第4レンズのd線(波長587.6nm)における焦点距離
f5:第5レンズのd線(波長587.6nm)における焦点距離
f6:第6レンズのd線(波長587.6nm)における焦点距離
とする。
条件式(h): |(f3+f4+f5 )/f6| < 70.0
但し、
f3:第3レンズのd線(波長587.6nm)における焦点距離
f4:第4レンズのd線(波長587.6nm)における焦点距離
f5:第5レンズのd線(波長587.6nm)における焦点距離
f6:第6レンズのd線(波長587.6nm)における焦点距離
とする。
条件式(h)は、第3レンズ、第4レンズおよび第5レンズの屈折力の合算値と、第6レンズの屈折力との適切な関係について規定している。
なお、本技術の実施の形態における撮像レンズは、条件式(h)の数値範囲を以下の条件式(h')の数値範囲に設定することがより望ましい。条件式(h')の範囲に設定することによって、小型かつ低背でありつつ、各種収差、特にコマ収差または像面湾曲をより良好に補正することができる。
条件式(h'): |(f3+f4+f5 )/f6| < 69.0
条件式(h'): |(f3+f4+f5 )/f6| < 69.0
以下、本技術の実施の形態の数値実施例について説明する。説明は以下の順序により行う。
1.第1の実施の形態(数値実施例1)
2.第2の実施の形態(数値実施例2)
3.第3の実施の形態(数値実施例3)
4.第4の実施の形態(数値実施例4)
5.第5の実施の形態(数値実施例5)
6.第6の実施の形態(数値実施例6)
7.第7の実施の形態(数値実施例7)
8.第8の実施の形態(数値実施例8)
9.第9の実施の形態(数値実施例9)
10.第10の実施の形態(数値実施例10)
11.第11の実施の形態(数値実施例11)
12.第12の実施の形態(数値実施例12)
13.第13の実施の形態(数値実施例13)
14.第14の実施の形態(数値実施例14)
15.第15の実施の形態(数値実施例15)
16.適用例(撮像装置)
1.第1の実施の形態(数値実施例1)
2.第2の実施の形態(数値実施例2)
3.第3の実施の形態(数値実施例3)
4.第4の実施の形態(数値実施例4)
5.第5の実施の形態(数値実施例5)
6.第6の実施の形態(数値実施例6)
7.第7の実施の形態(数値実施例7)
8.第8の実施の形態(数値実施例8)
9.第9の実施の形態(数値実施例9)
10.第10の実施の形態(数値実施例10)
11.第11の実施の形態(数値実施例11)
12.第12の実施の形態(数値実施例12)
13.第13の実施の形態(数値実施例13)
14.第14の実施の形態(数値実施例14)
15.第15の実施の形態(数値実施例15)
16.適用例(撮像装置)
なお、以下の各表や説明において示した記号の意味等については、下記に示す通りである。すなわち、「Si」は物体側から数えてi番目の面を意味する面番号を示す。「Ri」は物体側から数えて第i番目の面の曲率半径を示す。「Di」は物体側から数えて第i番目の面と第i+1番目の面との間の軸上面間隔を示す。「Ndi」は物体側に第i面を有する硝材または素材のd線(波長587.6nm)に対する屈折率を示す。「νdi」は物体側に第i面を有する硝材または素材のd線に対するアッベ数を示す。また、「f」はレンズ全系の焦点距離を示す。「Fno」は開放F値(Fナンバー)を示す。「ω」は半画角を示す。したがって、「2ω」は対角の全画角を示す。
非球面形状は、非球面の深さをZ、光軸からの高さをY、曲率半径をR、円錐(コーニック)定数をKとすると、次式によって定義されるものとする。
Z=(Y2/R)/(1+(1−(1+K)(Y/R)2))
+A3・Y3+A4・Y4+A5・Y5+…+Ai・Yi
なお、Aiは第i次の非球面係数である。
Z=(Y2/R)/(1+(1−(1+K)(Y/R)2))
+A3・Y3+A4・Y4+A5・Y5+…+Ai・Yi
なお、Aiは第i次の非球面係数である。
<1.第1の実施の形態>
[レンズ構成]
図1は、本技術の第1の実施の形態における撮像レンズのレンズ構成を示す図である。
[レンズ構成]
図1は、本技術の第1の実施の形態における撮像レンズのレンズ構成を示す図である。
この第1の実施の形態における撮像レンズは、物体側から像面IMGに向かって順に、第1レンズ群GR1と、第2レンズ群GR2とが配列されてなる。第1レンズ群GR1は、正の屈折力を有する。第2レンズ群GR2は、負の屈折力を有する。
第1レンズ群GR1は、物体側より順に、正の屈折力を有する第1レンズL1と、負の屈折力を有する第2レンズL2と、正の屈折力を有する第3レンズL3と、負の屈折力を有する第4レンズL4と、正の屈折力を有する第5レンズL5と、負の屈折力を有する第6レンズL6とが配列されてなる。
第2レンズ群GR2は、物体側より順に、負の屈折力を有する第7レンズL7と、負の屈折力を有する第8レンズL8とが配列されてなる。第7レンズL7および第8レンズL8は、互いに貼り合わされて接合レンズを形成する。
なお、第7レンズL7と像面IMGとの間には、シールガラスが配置される。また、第7レンズL7および第8レンズL8は、ウェハレンズを構成してもよい。他の実施の形態においても同様である。
この数値実施例1のレンズのF値Fnoは「1.822」である。また、レンズ全系の焦点距離fは「6.740」である。また、第1レンズ群GR1の焦点距離fg1は「6.547」である。また、第2レンズ群GR2の焦点距離fg2は「−9.243」である。また、半画角ωは「38.699」である。また、光学全長TLは「8.620」である。また、増高IHは「5.560」である。
[撮像レンズの収差]
図2は、本技術の第1の実施の形態における撮像レンズの諸収差図である。同図において、左から順に、球面収差図、非点収差図(像面湾曲図)、歪曲収差図(ディストーション)をそれぞれ示している。
図2は、本技術の第1の実施の形態における撮像レンズの諸収差図である。同図において、左から順に、球面収差図、非点収差図(像面湾曲図)、歪曲収差図(ディストーション)をそれぞれ示している。
なお、これらの収差図において、実線はg線(波長435.8nm)、点線はd線(587.6nm)、破線はc線(波長656.3nm)における値をそれぞれ示す。また、非点収差図において、Sはサジタル面、Mはメリディオナル面(タンジェンシャル面)を表す。また、球面収差図の縦軸は正規化瞳座標である。また、非点収差図および歪曲収差図において、縦軸は像高を表している。以下の諸収差図においても同様である。
各収差図から、数値実施例1は諸収差が良好に補正され、優れた結像性能を有していることが明らかである。
<2.第2の実施の形態>
[レンズ構成]
図3は、本技術の第2の実施の形態における撮像レンズのレンズ構成を示す図である。
[レンズ構成]
図3は、本技術の第2の実施の形態における撮像レンズのレンズ構成を示す図である。
この第2の実施の形態における撮像レンズは、物体側から像面IMGに向かって順に、第1レンズ群GR1と、第2レンズ群GR2とが配列されてなる。第1レンズ群GR1は、正の屈折力を有する。第2レンズ群GR2は、負の屈折力を有する。
第1レンズ群GR1は、物体側より順に、正の屈折力を有する第1レンズL1と、負の屈折力を有する第2レンズL2と、正の屈折力を有する第3レンズL3と、負の屈折力を有する第4レンズL4と、正の屈折力を有する第5レンズL5と、負の屈折力を有する第6レンズL6とが配列されてなる。
第2レンズ群GR2は、物体側より順に、負の屈折力を有する第7レンズL7と、負の屈折力を有する第8レンズL8とが配列されてなる。第7レンズL7および第8レンズL8は、互いに貼り合わされて接合レンズを形成する。
この数値実施例2のレンズのF値Fnoは「1.827」である。また、レンズ全系の焦点距離fは「6.700」である。また、第1レンズ群GR1の焦点距離fg1は「6.540」である。また、第2レンズ群GR2の焦点距離fg2は「−9.215」である。また、半画角ωは「38.809」である。また、光学全長TLは「8.610」である。また、増高IHは「5.560」である。
[撮像レンズの収差]
図4は、本技術の第2の実施の形態における撮像レンズの諸収差図である。同図において、左から順に、球面収差図、非点収差図(像面湾曲図)、歪曲収差図(ディストーション)をそれぞれ示している。
図4は、本技術の第2の実施の形態における撮像レンズの諸収差図である。同図において、左から順に、球面収差図、非点収差図(像面湾曲図)、歪曲収差図(ディストーション)をそれぞれ示している。
各収差図から、数値実施例2は諸収差が良好に補正され、優れた結像性能を有していることが明らかである。
<3.第3の実施の形態>
[レンズ構成]
図5は、本技術の第3の実施の形態における撮像レンズのレンズ構成を示す図である。
[レンズ構成]
図5は、本技術の第3の実施の形態における撮像レンズのレンズ構成を示す図である。
この第3の実施の形態における撮像レンズは、物体側から像面IMGに向かって順に、第1レンズ群GR1と、第2レンズ群GR2とが配列されてなる。第1レンズ群GR1は、正の屈折力を有する。第2レンズ群GR2は、負の屈折力を有する。
第1レンズ群GR1は、物体側より順に、正の屈折力を有する第1レンズL1と、負の屈折力を有する第2レンズL2と、正の屈折力を有する第3レンズL3と、負の屈折力を有する第4レンズL4と、正の屈折力を有する第5レンズL5と、負の屈折力を有する第6レンズL6とが配列されてなる。
第2レンズ群GR2は、物体側より順に、負の屈折力を有する第7レンズL7と、正の屈折力を有する第8レンズL8とが配列されてなる。第7レンズL7および第8レンズL8は、互いに貼り合わされて接合レンズを形成する。
この数値実施例3のレンズのF値Fnoは「1.835」である。また、レンズ全系の焦点距離fは「6.682」である。また、第1レンズ群GR1の焦点距離fg1は「6.533」である。また、第2レンズ群GR2の焦点距離fg2は「−9.323」である。また、半画角ωは「38.850」である。また、光学全長TLは「8.620」である。また、増高IHは「5.560」である。
[撮像レンズの収差]
図6は、本技術の第3の実施の形態における撮像レンズの諸収差図である。同図において、左から順に、球面収差図、非点収差図(像面湾曲図)、歪曲収差図(ディストーション)をそれぞれ示している。
図6は、本技術の第3の実施の形態における撮像レンズの諸収差図である。同図において、左から順に、球面収差図、非点収差図(像面湾曲図)、歪曲収差図(ディストーション)をそれぞれ示している。
各収差図から、数値実施例3は諸収差が良好に補正され、優れた結像性能を有していることが明らかである。
<4.第4の実施の形態>
[レンズ構成]
図7は、本技術の第4の実施の形態における撮像レンズのレンズ構成を示す図である。
[レンズ構成]
図7は、本技術の第4の実施の形態における撮像レンズのレンズ構成を示す図である。
この第4の実施の形態における撮像レンズは、物体側から像面IMGに向かって順に、第1レンズ群GR1と、第2レンズ群GR2とが配列されてなる。第1レンズ群GR1は、正の屈折力を有する。第2レンズ群GR2は、負の屈折力を有する。
第1レンズ群GR1は、物体側より順に、正の屈折力を有する第1レンズL1と、負の屈折力を有する第2レンズL2と、正の屈折力を有する第3レンズL3と、負の屈折力を有する第4レンズL4と、正の屈折力を有する第5レンズL5と、負の屈折力を有する第6レンズL6とが配列されてなる。
第2レンズ群GR2は、物体側より順に、負の屈折力を有する第7レンズL7と、負の屈折力を有する第8レンズL8とが配列されてなる。第7レンズL7および第8レンズL8は、互いに貼り合わされて接合レンズを形成する。
この数値実施例4のレンズのF値Fnoは「1.820」である。また、レンズ全系の焦点距離fは「6.800」である。また、第1レンズ群GR1の焦点距離fg1は「6.632」である。また、第2レンズ群GR2の焦点距離fg2は「−9.357」である。また、半画角ωは「38.488」である。また、光学全長TLは「8.620」である。また、増高IHは「5.560」である。
[撮像レンズの収差]
図8は、本技術の第4の実施の形態における撮像レンズの諸収差図である。同図において、左から順に、球面収差図、非点収差図(像面湾曲図)、歪曲収差図(ディストーション)をそれぞれ示している。
図8は、本技術の第4の実施の形態における撮像レンズの諸収差図である。同図において、左から順に、球面収差図、非点収差図(像面湾曲図)、歪曲収差図(ディストーション)をそれぞれ示している。
各収差図から、数値実施例4は諸収差が良好に補正され、優れた結像性能を有していることが明らかである。
<5.第5の実施の形態>
[レンズ構成]
図9は、本技術の第5の実施の形態における撮像レンズのレンズ構成を示す図である。
[レンズ構成]
図9は、本技術の第5の実施の形態における撮像レンズのレンズ構成を示す図である。
この第5の実施の形態における撮像レンズは、物体側から像面IMGに向かって順に、第1レンズ群GR1と、第2レンズ群GR2とが配列されてなる。第1レンズ群GR1は、正の屈折力を有する。第2レンズ群GR2は、負の屈折力を有する。
第1レンズ群GR1は、物体側より順に、正の屈折力を有する第1レンズL1と、負の屈折力を有する第2レンズL2と、正の屈折力を有する第3レンズL3と、正の屈折力を有する第4レンズL4と、正の屈折力を有する第5レンズL5と、負の屈折力を有する第6レンズL6とが配列されてなる。
第2レンズ群GR2は、物体側より順に、負の屈折力を有する第7レンズL7と、負の屈折力を有する第8レンズL8とが配列されてなる。第7レンズL7および第8レンズL8は、互いに貼り合わされて接合レンズを形成する。
この数値実施例5のレンズのF値Fnoは「1.844」である。また、レンズ全系の焦点距離fは「6.657」である。また、第1レンズ群GR1の焦点距離fg1は「6.518」である。また、第2レンズ群GR2の焦点距離fg2は「−9.118」である。また、半画角ωは「38.726」である。また、光学全長TLは「8.620」である。また、増高IHは「5.560」である。
[撮像レンズの収差]
図10は、本技術の第5の実施の形態における撮像レンズの諸収差図である。同図において、左から順に、球面収差図、非点収差図(像面湾曲図)、歪曲収差図(ディストーション)をそれぞれ示している。
図10は、本技術の第5の実施の形態における撮像レンズの諸収差図である。同図において、左から順に、球面収差図、非点収差図(像面湾曲図)、歪曲収差図(ディストーション)をそれぞれ示している。
各収差図から、数値実施例5は諸収差が良好に補正され、優れた結像性能を有していることが明らかである。
<6.第6の実施の形態>
[レンズ構成]
図11は、本技術の第6の実施の形態における撮像レンズのレンズ構成を示す図である。
[レンズ構成]
図11は、本技術の第6の実施の形態における撮像レンズのレンズ構成を示す図である。
この第6の実施の形態における撮像レンズは、物体側から像面IMGに向かって順に、第1レンズ群GR1と、第2レンズ群GR2とが配列されてなる。第1レンズ群GR1は、正の屈折力を有する。第2レンズ群GR2は、負の屈折力を有する。
第1レンズ群GR1は、物体側より順に、正の屈折力を有する第1レンズL1と、負の屈折力を有する第2レンズL2と、正の屈折力を有する第3レンズL3と、負の屈折力を有する第4レンズL4と、正の屈折力を有する第5レンズL5と、負の屈折力を有する第6レンズL6とが配列されてなる。
第2レンズ群GR2は、物体側より順に、負の屈折力を有する第7レンズL7と、負の屈折力を有する第8レンズL8とが配列されてなる。第7レンズL7および第8レンズL8は、互いに貼り合わされて接合レンズを形成する。
この数値実施例6のレンズのF値Fnoは「1.847」である。また、レンズ全系の焦点距離fは「6.533」である。また、第1レンズ群GR1の焦点距離fg1は「6.388」である。また、第2レンズ群GR2の焦点距離fg2は「−8.461」である。また、半画角ωは「39.312」である。また、光学全長TLは「8.700」である。また、増高IHは「5.560」である。
[撮像レンズの収差]
図12は、本技術の第6の実施の形態における撮像レンズの諸収差図である。同図において、左から順に、球面収差図、非点収差図(像面湾曲図)、歪曲収差図(ディストーション)をそれぞれ示している。
図12は、本技術の第6の実施の形態における撮像レンズの諸収差図である。同図において、左から順に、球面収差図、非点収差図(像面湾曲図)、歪曲収差図(ディストーション)をそれぞれ示している。
各収差図から、数値実施例6は諸収差が良好に補正され、優れた結像性能を有していることが明らかである。
<7.第7の実施の形態>
[レンズ構成]
図13は、本技術の第7の実施の形態における撮像レンズのレンズ構成を示す図である。
[レンズ構成]
図13は、本技術の第7の実施の形態における撮像レンズのレンズ構成を示す図である。
この第7の実施の形態における撮像レンズは、物体側から像面IMGに向かって順に、第1レンズ群GR1と、第2レンズ群GR2とが配列されてなる。第1レンズ群GR1は、正の屈折力を有する。第2レンズ群GR2は、負の屈折力を有する。
第1レンズ群GR1は、物体側より順に、正の屈折力を有する第1レンズL1と、負の屈折力を有する第2レンズL2と、正の屈折力を有する第3レンズL3と、負の屈折力を有する第4レンズL4と、正の屈折力を有する第5レンズL5と、負の屈折力を有する第6レンズL6とが配列されてなる。
第2レンズ群GR2は、物体側より順に、負の屈折力を有する第7レンズL7と、負の屈折力を有する第8レンズL8とが配列されてなる。第7レンズL7および第8レンズL8は、互いに貼り合わされて接合レンズを形成する。
この数値実施例7のレンズのF値Fnoは「1.848」である。また、レンズ全系の焦点距離fは「6.660」である。また、第1レンズ群GR1の焦点距離fg1は「6.569」である。また、第2レンズ群GR2の焦点距離fg2は「−13.633」である。また、半画角ωは「38.815」である。また、光学全長TLは「8.700」である。また、増高IHは「5.560」である。
[撮像レンズの収差]
図14は、本技術の第7の実施の形態における撮像レンズの諸収差図である。同図において、左から順に、球面収差図、非点収差図(像面湾曲図)、歪曲収差図(ディストーション)をそれぞれ示している。
図14は、本技術の第7の実施の形態における撮像レンズの諸収差図である。同図において、左から順に、球面収差図、非点収差図(像面湾曲図)、歪曲収差図(ディストーション)をそれぞれ示している。
各収差図から、数値実施例7は諸収差が良好に補正され、優れた結像性能を有していることが明らかである。
<8.第8の実施の形態>
[レンズ構成]
図15は、本技術の第8の実施の形態における撮像レンズのレンズ構成を示す図である。
[レンズ構成]
図15は、本技術の第8の実施の形態における撮像レンズのレンズ構成を示す図である。
この第8の実施の形態における撮像レンズは、物体側から像面IMGに向かって順に、第1レンズ群GR1と、第2レンズ群GR2とが配列されてなる。第1レンズ群GR1は、正の屈折力を有する。第2レンズ群GR2は、負の屈折力を有する。
第1レンズ群GR1は、物体側より順に、正の屈折力を有する第1レンズL1と、負の屈折力を有する第2レンズL2と、正の屈折力を有する第3レンズL3と、負の屈折力を有する第4レンズL4と、正の屈折力を有する第5レンズL5と、負の屈折力を有する第6レンズL6とが配列されてなる。
第2レンズ群GR2は、物体側より順に、負の屈折力を有する第7レンズL7と、正の屈折力を有する第8レンズL8とが配列されてなる。第7レンズL7および第8レンズL8は、互いに貼り合わされて接合レンズを形成する。
この数値実施例8のレンズのF値Fnoは「1.845」である。また、レンズ全系の焦点距離fは「6.613」である。また、第1レンズ群GR1の焦点距離fg1は「6.534」である。また、第2レンズ群GR2の焦点距離fg2は「−16.117」である。また、半画角ωは「39.116」である。また、光学全長TLは「8.700」である。また、増高IHは「5.560」である。
[撮像レンズの収差]
図16は、本技術の第8の実施の形態における撮像レンズの諸収差図である。同図において、左から順に、球面収差図、非点収差図(像面湾曲図)、歪曲収差図(ディストーション)をそれぞれ示している。
図16は、本技術の第8の実施の形態における撮像レンズの諸収差図である。同図において、左から順に、球面収差図、非点収差図(像面湾曲図)、歪曲収差図(ディストーション)をそれぞれ示している。
各収差図から、数値実施例8は諸収差が良好に補正され、優れた結像性能を有していることが明らかである。
<9.第9の実施の形態>
[レンズ構成]
図17は、本技術の第9の実施の形態における撮像レンズのレンズ構成を示す図である。
[レンズ構成]
図17は、本技術の第9の実施の形態における撮像レンズのレンズ構成を示す図である。
この第9の実施の形態における撮像レンズは、物体側から像面IMGに向かって順に、第1レンズ群GR1と、第2レンズ群GR2とが配列されてなる。第1レンズ群GR1は、正の屈折力を有する。第2レンズ群GR2は、負の屈折力を有する。
第1レンズ群GR1は、物体側より順に、正の屈折力を有する第1レンズL1と、負の屈折力を有する第2レンズL2と、正の屈折力を有する第3レンズL3と、負の屈折力を有する第4レンズL4と、正の屈折力を有する第5レンズL5と、負の屈折力を有する第6レンズL6とが配列されてなる。
第2レンズ群GR2は、物体側より順に、負の屈折力を有する第7レンズL7と、負の屈折力を有する第8レンズL8とが配列されてなる。第7レンズL7および第8レンズL8は、互いに貼り合わされて接合レンズを形成する。
この数値実施例9のレンズのF値Fnoは「1.857」である。また、レンズ全系の焦点距離fは「6.428」である。また、第1レンズ群GR1の焦点距離fg1は「6.324」である。また、第2レンズ群GR2の焦点距離fg2は「−10.702」である。また、半画角ωは「39.786」である。また、光学全長TLは「8.700」である。また、増高IHは「5.560」である。
[撮像レンズの収差]
図18は、本技術の第9の実施の形態における撮像レンズの諸収差図である。同図において、左から順に、球面収差図、非点収差図(像面湾曲図)、歪曲収差図(ディストーション)をそれぞれ示している。
図18は、本技術の第9の実施の形態における撮像レンズの諸収差図である。同図において、左から順に、球面収差図、非点収差図(像面湾曲図)、歪曲収差図(ディストーション)をそれぞれ示している。
各収差図から、数値実施例9は諸収差が良好に補正され、優れた結像性能を有していることが明らかである。
<10.第10の実施の形態>
[レンズ構成]
図19は、本技術の第10の実施の形態における撮像レンズのレンズ構成を示す図である。
[レンズ構成]
図19は、本技術の第10の実施の形態における撮像レンズのレンズ構成を示す図である。
この第10の実施の形態における撮像レンズは、物体側から像面IMGに向かって順に、第1レンズ群GR1と、第2レンズ群GR2とが配列されてなる。第1レンズ群GR1は、正の屈折力を有する。第2レンズ群GR2は、負の屈折力を有する。
第1レンズ群GR1は、物体側より順に、正の屈折力を有する第1レンズL1と、負の屈折力を有する第2レンズL2と、正の屈折力を有する第3レンズL3と、負の屈折力を有する第4レンズL4と、正の屈折力を有する第5レンズL5と、負の屈折力を有する第6レンズL6とが配列されてなる。
第2レンズ群GR2は、物体側より順に、負の屈折力を有する第7レンズL7と、負の屈折力を有する第8レンズL8とが配列されてなる。第7レンズL7および第8レンズL8は、互いに貼り合わされて接合レンズを形成する。
この数値実施例10のレンズのF値Fnoは「1.855」である。また、レンズ全系の焦点距離fは「6.428」である。また、第1レンズ群GR1の焦点距離fg1は「6.331」である。また、第2レンズ群GR2の焦点距離fg2は「−11.765」である。また、半画角ωは「39.747」である。また、光学全長TLは「8.680」である。また、増高IHは「5.560」である。
[撮像レンズの収差]
図20は、本技術の第10の実施の形態における撮像レンズの諸収差図である。同図において、左から順に、球面収差図、非点収差図(像面湾曲図)、歪曲収差図(ディストーション)をそれぞれ示している。
図20は、本技術の第10の実施の形態における撮像レンズの諸収差図である。同図において、左から順に、球面収差図、非点収差図(像面湾曲図)、歪曲収差図(ディストーション)をそれぞれ示している。
各収差図から、数値実施例10は諸収差が良好に補正され、優れた結像性能を有していることが明らかである。
<11.第11の実施の形態>
[レンズ構成]
図21は、本技術の第11の実施の形態における撮像レンズのレンズ構成を示す図である。
[レンズ構成]
図21は、本技術の第11の実施の形態における撮像レンズのレンズ構成を示す図である。
この第11の実施の形態における撮像レンズは、物体側から像面IMGに向かって順に、第1レンズ群GR1と、第2レンズ群GR2とが配列されてなる。第1レンズ群GR1は、正の屈折力を有する。第2レンズ群GR2は、負の屈折力を有する。
第1レンズ群GR1は、物体側より順に、正の屈折力を有する第1レンズL1と、負の屈折力を有する第2レンズL2と、正の屈折力を有する第3レンズL3と、負の屈折力を有する第4レンズL4と、正の屈折力を有する第5レンズL5と、負の屈折力を有する第6レンズL6とが配列されてなる。
第2レンズ群GR2は、物体側より順に、負の屈折力を有する第7レンズL7と、負の屈折力を有する第8レンズL8とが配列されてなる。第7レンズL7および第8レンズL8は、互いに貼り合わされて接合レンズを形成する。
この数値実施例11のレンズのF値Fnoは「1.862」である。また、レンズ全系の焦点距離fは「6.149」である。また、第1レンズ群GR1の焦点距離fg1は「6.042」である。また、第2レンズ群GR2の焦点距離fg2は「−9.571」である。また、半画角ωは「41.000」である。また、光学全長TLは「8.461」である。また、増高IHは「5.560」である。
[撮像レンズの収差]
図22は、本技術の第11の実施の形態における撮像レンズの諸収差図である。同図において、左から順に、球面収差図、非点収差図(像面湾曲図)、歪曲収差図(ディストーション)をそれぞれ示している。
図22は、本技術の第11の実施の形態における撮像レンズの諸収差図である。同図において、左から順に、球面収差図、非点収差図(像面湾曲図)、歪曲収差図(ディストーション)をそれぞれ示している。
各収差図から、数値実施例11は諸収差が良好に補正され、優れた結像性能を有していることが明らかである。
<12.第12の実施の形態>
[レンズ構成]
図23は、本技術の第12の実施の形態における撮像レンズのレンズ構成を示す図である。
[レンズ構成]
図23は、本技術の第12の実施の形態における撮像レンズのレンズ構成を示す図である。
この第12の実施の形態における撮像レンズは、物体側から像面IMGに向かって順に、第1レンズ群GR1と、第2レンズ群GR2とが配列されてなる。第1レンズ群GR1は、正の屈折力を有する。第2レンズ群GR2は、負の屈折力を有する。
第1レンズ群GR1は、物体側より順に、正の屈折力を有する第1レンズL1と、負の屈折力を有する第2レンズL2と、正の屈折力を有する第3レンズL3と、負の屈折力を有する第4レンズL4と、正の屈折力を有する第5レンズL5と、負の屈折力を有する第6レンズL6とが配列されてなる。
第2レンズ群GR2は、物体側より順に、負の屈折力を有する第7レンズL7と、負の屈折力を有する第8レンズL8とが配列されてなる。第7レンズL7および第8レンズL8は、互いに貼り合わされて接合レンズを形成する。
この数値実施例12のレンズのF値Fnoは「1.856」である。また、レンズ全系の焦点距離fは「6.074」である。また、第1レンズ群GR1の焦点距離fg1は「5.936」である。また、第2レンズ群GR2の焦点距離fg2は「−7.931」である。また、半画角ωは「41.338」である。また、光学全長TLは「8.200」である。また、増高IHは「5.560」である。
[撮像レンズの収差]
図24は、本技術の第12の実施の形態における撮像レンズの諸収差図である。同図において、左から順に、球面収差図、非点収差図(像面湾曲図)、歪曲収差図(ディストーション)をそれぞれ示している。
図24は、本技術の第12の実施の形態における撮像レンズの諸収差図である。同図において、左から順に、球面収差図、非点収差図(像面湾曲図)、歪曲収差図(ディストーション)をそれぞれ示している。
各収差図から、数値実施例12は諸収差が良好に補正され、優れた結像性能を有していることが明らかである。
<13.第13の実施の形態>
[レンズ構成]
図25は、本技術の第13の実施の形態における撮像レンズのレンズ構成を示す図である。
[レンズ構成]
図25は、本技術の第13の実施の形態における撮像レンズのレンズ構成を示す図である。
この第13の実施の形態における撮像レンズは、物体側から像面IMGに向かって順に、第1レンズ群GR1と、第2レンズ群GR2とが配列されてなる。第1レンズ群GR1は、正の屈折力を有する。第2レンズ群GR2は、負の屈折力を有する。
第1レンズ群GR1は、物体側より順に、正の屈折力を有する第1レンズL1と、負の屈折力を有する第2レンズL2と、正の屈折力を有する第3レンズL3と、負の屈折力を有する第4レンズL4と、正の屈折力を有する第5レンズL5と、負の屈折力を有する第6レンズL6とが配列されてなる。
第2レンズ群GR2は、物体側より順に、負の屈折力を有する第7レンズL7と、負の屈折力を有する第8レンズL8とが配列されてなる。第7レンズL7および第8レンズL8は、互いに貼り合わされて接合レンズを形成する。
この数値実施例13のレンズのF値Fnoは「1.887」である。また、レンズ全系の焦点距離fは「5.900」である。また、第1レンズ群GR1の焦点距離fg1は「5.794」である。また、第2レンズ群GR2の焦点距離fg2は「−7.947」である。また、半画角ωは「41.839」である。また、光学全長TLは「8.147」である。また、増高IHは「5.560」である。
[撮像レンズの収差]
図26は、本技術の第13の実施の形態における撮像レンズの諸収差図である。同図において、左から順に、球面収差図、非点収差図(像面湾曲図)、歪曲収差図(ディストーション)をそれぞれ示している。
図26は、本技術の第13の実施の形態における撮像レンズの諸収差図である。同図において、左から順に、球面収差図、非点収差図(像面湾曲図)、歪曲収差図(ディストーション)をそれぞれ示している。
各収差図から、数値実施例13は諸収差が良好に補正され、優れた結像性能を有していることが明らかである。
<14.第14の実施の形態>
[レンズ構成]
図27は、本技術の第14の実施の形態における撮像レンズのレンズ構成を示す図である。
[レンズ構成]
図27は、本技術の第14の実施の形態における撮像レンズのレンズ構成を示す図である。
この第14の実施の形態における撮像レンズは、物体側から像面IMGに向かって順に、第1レンズ群GR1と、第2レンズ群GR2とが配列されてなる。第1レンズ群GR1は、正の屈折力を有する。第2レンズ群GR2は、負の屈折力を有する。
第1レンズ群GR1は、物体側より順に、正の屈折力を有する第1レンズL1と、負の屈折力を有する第2レンズL2と、正の屈折力を有する第3レンズL3と、負の屈折力を有する第4レンズL4と、正の屈折力を有する第5レンズL5と、負の屈折力を有する第6レンズL6とが配列されてなる。
第2レンズ群GR2は、物体側より順に、負の屈折力を有する第7レンズL7と、正の屈折力を有する第8レンズL8とが配列されてなる。第7レンズL7および第8レンズL8は、互いに貼り合わされて接合レンズを形成する。
この数値実施例14のレンズのF値Fnoは「1.858」である。また、レンズ全系の焦点距離fは「6.535」である。また、第1レンズ群GR1の焦点距離fg1は「6.409」である。また、第2レンズ群GR2の焦点距離fg2は「−8.908」である。また、半画角ωは「38.998」である。また、光学全長TLは「8.700」である。また、増高IHは「6.560」である。
[撮像レンズの収差]
図28は、本技術の第14の実施の形態における撮像レンズの諸収差図である。同図において、左から順に、球面収差図、非点収差図(像面湾曲図)、歪曲収差図(ディストーション)をそれぞれ示している。
図28は、本技術の第14の実施の形態における撮像レンズの諸収差図である。同図において、左から順に、球面収差図、非点収差図(像面湾曲図)、歪曲収差図(ディストーション)をそれぞれ示している。
各収差図から、数値実施例14は諸収差が良好に補正され、優れた結像性能を有していることが明らかである。
<15.第15の実施の形態>
[レンズ構成]
図29は、本技術の第15の実施の形態における撮像レンズのレンズ構成を示す図である。
[レンズ構成]
図29は、本技術の第15の実施の形態における撮像レンズのレンズ構成を示す図である。
この第15の実施の形態における撮像レンズは、物体側から像面IMGに向かって順に、第1レンズ群GR1と、第2レンズ群GR2とが配列されてなる。第1レンズ群GR1は、正の屈折力を有する。第2レンズ群GR2は、負の屈折力を有する。
第1レンズ群GR1は、物体側より順に、正の屈折力を有する第1レンズL1と、負の屈折力を有する第2レンズL2と、正の屈折力を有する第3レンズL3と、負の屈折力を有する第4レンズL4と、正の屈折力を有する第5レンズL5と、負の屈折力を有する第6レンズL6とが配列されてなる。
第2レンズ群GR2は、物体側より順に、負の屈折力を有する第7レンズL7と、正の屈折力を有する第8レンズL8とが配列されてなる。第7レンズL7および第8レンズL8は、互いに貼り合わされて接合レンズを形成する。
この数値実施例15のレンズのF値Fnoは「1.872」である。また、レンズ全系の焦点距離fは「7.032」である。また、第1レンズ群GR1の焦点距離fg1は「6.993」である。また、第2レンズ群GR2の焦点距離fg2は「−28.266」である。また、半画角ωは「37.247」である。また、光学全長TLは「9.367」である。また、増高IHは「7.560」である。
[撮像レンズの収差]
図30は、本技術の第15の実施の形態における撮像レンズの諸収差図である。同図において、左から順に、球面収差図、非点収差図(像面湾曲図)、歪曲収差図(ディストーション)をそれぞれ示している。
図30は、本技術の第15の実施の形態における撮像レンズの諸収差図である。同図において、左から順に、球面収差図、非点収差図(像面湾曲図)、歪曲収差図(ディストーション)をそれぞれ示している。
各収差図から、数値実施例15は諸収差が良好に補正され、優れた結像性能を有していることが明らかである。
[条件式のまとめ]
図31は、本技術の第1乃至第15の実施の形態の数値実施例1乃至15における条件式の値を示す図である。この値からも明らかなように、各数値実施例は条件式(a)乃至(h)を満足することがわかる。
図31は、本技術の第1乃至第15の実施の形態の数値実施例1乃至15における条件式の値を示す図である。この値からも明らかなように、各数値実施例は条件式(a)乃至(h)を満足することがわかる。
<16.適用例>
[撮像装置の構成]
図32は、本技術の第1乃至15の実施の形態による撮像レンズを撮像装置100に適用した例を示す図である。この撮像装置100として、例えば、携帯電話(スマートフォンも含む)やモバイルPC(Personal Computer)、ウェアラブル機器、スキャナー、監視カメラ、アクションカム、ビデオカメラおよびデジタルカメラなどが想定される。この撮像装置100は、撮像レンズ110と、固体撮像素子118と、信号処理部120と、記録部130と、制御部150とを備えている。
[撮像装置の構成]
図32は、本技術の第1乃至15の実施の形態による撮像レンズを撮像装置100に適用した例を示す図である。この撮像装置100として、例えば、携帯電話(スマートフォンも含む)やモバイルPC(Personal Computer)、ウェアラブル機器、スキャナー、監視カメラ、アクションカム、ビデオカメラおよびデジタルカメラなどが想定される。この撮像装置100は、撮像レンズ110と、固体撮像素子118と、信号処理部120と、記録部130と、制御部150とを備えている。
固体撮像素子118は、撮像機能を担うものであり、第1乃至15の実施の形態による撮像レンズ110により形成された光学像を電気的信号に変換する。固体撮像素子118において撮像された画像信号は、信号線119を介して信号処理部120に供給される。
信号処理部120は、固体撮像素子118によって撮像された画像信号に対してアナログ−デジタル変換等の信号処理を行うものである。この信号処理部120は、固体撮像素子118からの出力信号に対してデジタル信号への変換を行う。また、この信号処理部120は、ノイズ除去、画質補正、輝度・色差信号への変換等の各種の信号処理を行う。この信号処理として、例えば、固体撮像素子118の出力に対して光学ディストーションの補正を行う。この信号処理部120によって信号処理が施された画像信号は、信号線129を介して記録部130に供給される。
記録部130は、信号処理部120から供給された画像信号を記録媒体に記録するものである。
制御部150は、撮像装置100の各部を制御するものである。この制御部150は、ユーザの操作などに従って固体撮像素子118を制御して、画像を撮像させる。また、制御部150は、信号処理部120を制御して、画像の撮像に同期して信号処理を行わせる。この制御部150からの制御信号は、信号線119および158を介して、信号処理部120および固体撮像素子118に供給される。
なお、撮像装置100は、表示部をさらに備え、撮像した画像を、その表示部に表示してもよい。また、撮像装置100は、インターフェースをさらに備え、そのインターフェースを介して外部の装置に画像信号を送信してもよい。
このように、本技術の実施の形態によれば、高画素の固体撮像素子に対応した良好な光学性能を有し、ゴーストやフレアによるコントラストの低下が少ない、極めて小型の撮像レンズを実現することができる。
なお、上述の実施の形態は本技術を具現化するための一例を示したものであり、実施の形態における事項と、特許請求の範囲における発明特定事項とはそれぞれ対応関係を有する。同様に、特許請求の範囲における発明特定事項と、これと同一名称を付した本技術の実施の形態における事項とはそれぞれ対応関係を有する。ただし、本技術は実施の形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲において実施の形態に種々の変形を施すことにより具現化することができる。
なお、本明細書に記載された効果はあくまで例示であって、限定されるものではなく、また、他の効果があってもよい。
なお、本技術は以下のような構成もとることができる。
(1)物体側より順に、正の屈折力を有する第1レンズ群と、負の屈折力を有する第2レンズ群とから構成されて、全体として負の屈折率を有して撮像素子に被写体像を結像させる撮像レンズであって、
前記第1レンズ群は、物体側より順に、正の屈折力を有する第1レンズと、負の屈折力を有する第2レンズと、正の屈折力を有する第3レンズと、正または負の屈折力を有する第4レンズと、正の屈折力を有する第5レンズと、負の屈折力を有する第6レンズとから構成され、
前記第2レンズ群は、物体側より順に、負の屈折力を有する第7レンズと、正または負の屈折力を有する第8レンズとから構成される
撮像レンズ。
(2)以下の条件式(a)を満足する前記(1)に記載の撮像レンズ。
条件式(a): 3.0 < |f /(fg1 /fg2)| < 35
但し、
f:レンズ全系のd線(波長587.6nm)における焦点距離
fg1:第1レンズ群のd線(波長587.6nm)における焦点距離
fg2:第2レンズ群のd線(波長587.6nm)における焦点距離
とする。
(3)以下の条件式(b)を満足する前記(1)または(2)に記載の撮像レンズ。
条件式(b): 50 < |fg2 /(f8 /f7)| <4000
但し、
fg2:第2レンズ群のd線(波長587.6nm)における焦点距離
f7:第7レンズのd線(波長587.6nm)における焦点距離
f8:第8レンズのd線(波長587.6nm)における焦点距離
とする。
(4)以下の条件式(c)を満足する前記(1)から(3)のいずれかに記載の撮像レンズ。
条件式(c): |(f7×Nd7)/(f8×Nd8)| < 1
但し、
f7:第7レンズのd線(波長587.6nm)における焦点距離
f8:第8レンズのd線(波長587.6nm)における焦点距離
Nd7:第7レンズのd線(波長587.6nm)におけるアッベ数
Nd8:第8レンズのd線(波長587.6nm)におけるアッベ数
とする。
(5)以下の条件式(d)を満足する前記(1)から(4)のいずれかに記載の撮像レンズ。
条件式(d): |(R13−R14)/( R13+R14)| < 10
但し、
R13は 第7レンズ第1面のレンズ曲率半径
R14は 第8レンズ第1面のレンズ曲率半径
とする。
(6)以下の条件式(e)を満足する前記(1)から(5)のいずれかに記載の撮像レンズ。
条件式(e): TL/IH < 1.7
但し、
TL:レンズ系の光学全長
IH:撮像素子の光線到達最大高さ
とする。
(7)前記第1レンズは、正の屈折力を有して物体側に凸面を向けている
前記(1)から(6)のいずれかに記載の撮像レンズ。
(8)前記第2レンズは、負の屈折力を有して像側に凹面を向けている
前記(1)から(7)のいずれかに記載の撮像レンズ。
(9)以下の条件式(f)を満足する前記(1)から(8)のいずれかに記載の撮像レンズ。
条件式(f): |f1/f2| < 1.0
但し、
f1:第1レンズのd線(波長587.6nm)における焦点距離
f2:第2レンズのd線(波長587.6nm)における焦点距離
とする。
(10)以下の条件式(g)を満足する前記(1)から(9)のいずれかに記載の撮像レンズ。
条件式(g): (νd1/νd2)/(νd3/νd4) < 3.5
但し、
νd1:第1レンズのd線(波長587.6nm)におけるアッベ数
νd2:第2レンズのd線(波長587.6nm)におけるアッベ数
νd3:第3レンズのd線(波長587.6nm)におけるアッベ数
νd4:第4レンズのd線(波長587.6nm)におけるアッベ数
とする。
(11)以下の条件式(h)を満足する前記(1)から(10)のいずれかに記載の撮像レンズ。
条件式(h): |(f3+f4+f5 )/f6| < 70.0
但し、
f3:第3レンズのd線(波長587.6nm)における焦点距離
f4:第4レンズのd線(波長587.6nm)における焦点距離
f5:第5レンズのd線(波長587.6nm)における焦点距離
f6:第6レンズのd線(波長587.6nm)における焦点距離
とする。
(12)物体側より順に、正の屈折力を有する第1レンズ群と、負の屈折力を有する第2レンズ群とから構成されて、全体として負の屈折率を有する撮像レンズと、
前記撮像レンズにより形成された光学像を電気的な信号に変換する撮像素子と
を具備し、
前記第1レンズ群は、物体側より順に、正の屈折力を有する第1レンズと、負の屈折力を有する第2レンズと、正の屈折力を有する第3レンズと、正または負の屈折力を有する第4レンズと、正の屈折力を有する第5レンズと、負の屈折力を有する第6レンズとから構成され、
前記第2レンズ群は、物体側より順に、負の屈折力を有する第7レンズと、正または負の屈折力を有する第8レンズとから構成される
撮像装置。
(1)物体側より順に、正の屈折力を有する第1レンズ群と、負の屈折力を有する第2レンズ群とから構成されて、全体として負の屈折率を有して撮像素子に被写体像を結像させる撮像レンズであって、
前記第1レンズ群は、物体側より順に、正の屈折力を有する第1レンズと、負の屈折力を有する第2レンズと、正の屈折力を有する第3レンズと、正または負の屈折力を有する第4レンズと、正の屈折力を有する第5レンズと、負の屈折力を有する第6レンズとから構成され、
前記第2レンズ群は、物体側より順に、負の屈折力を有する第7レンズと、正または負の屈折力を有する第8レンズとから構成される
撮像レンズ。
(2)以下の条件式(a)を満足する前記(1)に記載の撮像レンズ。
条件式(a): 3.0 < |f /(fg1 /fg2)| < 35
但し、
f:レンズ全系のd線(波長587.6nm)における焦点距離
fg1:第1レンズ群のd線(波長587.6nm)における焦点距離
fg2:第2レンズ群のd線(波長587.6nm)における焦点距離
とする。
(3)以下の条件式(b)を満足する前記(1)または(2)に記載の撮像レンズ。
条件式(b): 50 < |fg2 /(f8 /f7)| <4000
但し、
fg2:第2レンズ群のd線(波長587.6nm)における焦点距離
f7:第7レンズのd線(波長587.6nm)における焦点距離
f8:第8レンズのd線(波長587.6nm)における焦点距離
とする。
(4)以下の条件式(c)を満足する前記(1)から(3)のいずれかに記載の撮像レンズ。
条件式(c): |(f7×Nd7)/(f8×Nd8)| < 1
但し、
f7:第7レンズのd線(波長587.6nm)における焦点距離
f8:第8レンズのd線(波長587.6nm)における焦点距離
Nd7:第7レンズのd線(波長587.6nm)におけるアッベ数
Nd8:第8レンズのd線(波長587.6nm)におけるアッベ数
とする。
(5)以下の条件式(d)を満足する前記(1)から(4)のいずれかに記載の撮像レンズ。
条件式(d): |(R13−R14)/( R13+R14)| < 10
但し、
R13は 第7レンズ第1面のレンズ曲率半径
R14は 第8レンズ第1面のレンズ曲率半径
とする。
(6)以下の条件式(e)を満足する前記(1)から(5)のいずれかに記載の撮像レンズ。
条件式(e): TL/IH < 1.7
但し、
TL:レンズ系の光学全長
IH:撮像素子の光線到達最大高さ
とする。
(7)前記第1レンズは、正の屈折力を有して物体側に凸面を向けている
前記(1)から(6)のいずれかに記載の撮像レンズ。
(8)前記第2レンズは、負の屈折力を有して像側に凹面を向けている
前記(1)から(7)のいずれかに記載の撮像レンズ。
(9)以下の条件式(f)を満足する前記(1)から(8)のいずれかに記載の撮像レンズ。
条件式(f): |f1/f2| < 1.0
但し、
f1:第1レンズのd線(波長587.6nm)における焦点距離
f2:第2レンズのd線(波長587.6nm)における焦点距離
とする。
(10)以下の条件式(g)を満足する前記(1)から(9)のいずれかに記載の撮像レンズ。
条件式(g): (νd1/νd2)/(νd3/νd4) < 3.5
但し、
νd1:第1レンズのd線(波長587.6nm)におけるアッベ数
νd2:第2レンズのd線(波長587.6nm)におけるアッベ数
νd3:第3レンズのd線(波長587.6nm)におけるアッベ数
νd4:第4レンズのd線(波長587.6nm)におけるアッベ数
とする。
(11)以下の条件式(h)を満足する前記(1)から(10)のいずれかに記載の撮像レンズ。
条件式(h): |(f3+f4+f5 )/f6| < 70.0
但し、
f3:第3レンズのd線(波長587.6nm)における焦点距離
f4:第4レンズのd線(波長587.6nm)における焦点距離
f5:第5レンズのd線(波長587.6nm)における焦点距離
f6:第6レンズのd線(波長587.6nm)における焦点距離
とする。
(12)物体側より順に、正の屈折力を有する第1レンズ群と、負の屈折力を有する第2レンズ群とから構成されて、全体として負の屈折率を有する撮像レンズと、
前記撮像レンズにより形成された光学像を電気的な信号に変換する撮像素子と
を具備し、
前記第1レンズ群は、物体側より順に、正の屈折力を有する第1レンズと、負の屈折力を有する第2レンズと、正の屈折力を有する第3レンズと、正または負の屈折力を有する第4レンズと、正の屈折力を有する第5レンズと、負の屈折力を有する第6レンズとから構成され、
前記第2レンズ群は、物体側より順に、負の屈折力を有する第7レンズと、正または負の屈折力を有する第8レンズとから構成される
撮像装置。
GR1、GR2 第1、第2レンズ群
L1〜L8 第1〜第8レンズ
100 撮像装置
110 撮像レンズ
118 固体撮像素子
120 信号処理部
130 記録部
150 制御部
L1〜L8 第1〜第8レンズ
100 撮像装置
110 撮像レンズ
118 固体撮像素子
120 信号処理部
130 記録部
150 制御部
Claims (12)
- 物体側より順に、正の屈折力を有する第1レンズ群と、負の屈折力を有する第2レンズ群とから構成されて、全体として負の屈折率を有して撮像素子に被写体像を結像させる撮像レンズであって、
前記第1レンズ群は、物体側より順に、正の屈折力を有する第1レンズと、負の屈折力を有する第2レンズと、正の屈折力を有する第3レンズと、正または負の屈折力を有する第4レンズと、正の屈折力を有する第5レンズと、負の屈折力を有する第6レンズとから構成され、
前記第2レンズ群は、物体側より順に、負の屈折力を有する第7レンズと、正または負の屈折力を有する第8レンズとから構成される
撮像レンズ。 - 以下の条件式(a)を満足する請求項1記載の撮像レンズ。
条件式(a): 3.0 < |f /(fg1 /fg2)| < 35
但し、
f:レンズ全系のd線(波長587.6nm)における焦点距離
fg1:第1レンズ群のd線(波長587.6nm)における焦点距離
fg2:第2レンズ群のd線(波長587.6nm)における焦点距離
とする。 - 以下の条件式(b)を満足する請求項1記載の撮像レンズ。
条件式(b): 50 < |fg2 /(f8 /f7)| <4000
但し、
fg2:第2レンズ群のd線(波長587.6nm)における焦点距離
f7:第7レンズのd線(波長587.6nm)における焦点距離
f8:第8レンズのd線(波長587.6nm)における焦点距離
とする。 - 以下の条件式(c)を満足する請求項1記載の撮像レンズ。
条件式(c): |(f7×Nd7)/(f8×Nd8)| < 1
但し、
f7:第7レンズのd線(波長587.6nm)における焦点距離
f8:第8レンズのd線(波長587.6nm)における焦点距離
Nd7:第7レンズのd線(波長587.6nm)におけるアッベ数
Nd8:第8レンズのd線(波長587.6nm)におけるアッベ数
とする。 - 以下の条件式(d)を満足する請求項1記載の撮像レンズ。
条件式(d): |(R13−R14)/( R13+R14)| < 10
但し、
R13は 第7レンズ第1面のレンズ曲率半径
R14は 第8レンズ第1面のレンズ曲率半径
とする。 - 以下の条件式(e)を満足する請求項1記載の撮像レンズ。
条件式(e): TL/IH < 1.7
但し、
TL:レンズ系の光学全長
IH:撮像素子の光線到達最大高さ
とする。 - 前記第1レンズは、正の屈折力を有して物体側に凸面を向けている
請求項1記載の撮像レンズ。 - 前記第2レンズは、負の屈折力を有して像側に凹面を向けている
請求項1記載の撮像レンズ。 - 以下の条件式(f)を満足する請求項1記載の撮像レンズ。
条件式(f): |f1/f2| < 1.0
但し、
f1:第1レンズのd線(波長587.6nm)における焦点距離
f2:第2レンズのd線(波長587.6nm)における焦点距離
とする。 - 以下の条件式(g)を満足する請求項1記載の撮像レンズ。
条件式(g): (νd1/νd2)/(νd3/νd4) < 3.5
但し、
νd1:第1レンズのd線(波長587.6nm)におけるアッベ数
νd2:第2レンズのd線(波長587.6nm)におけるアッベ数
νd3:第3レンズのd線(波長587.6nm)におけるアッベ数
νd4:第4レンズのd線(波長587.6nm)におけるアッベ数
とする。 - 以下の条件式(h)を満足する請求項1記載の撮像レンズ。
条件式(h): |(f3+f4+f5 )/f6| < 70.0
但し、
f3:第3レンズのd線(波長587.6nm)における焦点距離
f4:第4レンズのd線(波長587.6nm)における焦点距離
f5:第5レンズのd線(波長587.6nm)における焦点距離
f6:第6レンズのd線(波長587.6nm)における焦点距離
とする。 - 物体側より順に、正の屈折力を有する第1レンズ群と、負の屈折力を有する第2レンズ群とから構成されて、全体として負の屈折率を有する撮像レンズと、
前記撮像レンズにより形成された光学像を電気的な信号に変換する撮像素子と
を具備し、
前記第1レンズ群は、物体側より順に、正の屈折力を有する第1レンズと、負の屈折力を有する第2レンズと、正の屈折力を有する第3レンズと、正または負の屈折力を有する第4レンズと、正の屈折力を有する第5レンズと、負の屈折力を有する第6レンズとから構成され、
前記第2レンズ群は、物体側より順に、負の屈折力を有する第7レンズと、正または負の屈折力を有する第8レンズとから構成される
撮像装置。
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