JP2021126995A - 車両用電子制御装置、および車両用電子制御装置の制御方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】プロセッサに電源を適切に供給することができる。【解決手段】ECU10は、プロセッサ13と、降圧回路14と、通信用IC15と、電圧監視機構17とを備える。プロセッサ13は、制御対象12を制御する。降圧回路14は、プロセッサ13に電源を供給する。通信用IC15は、プロセッサ13から入力される動作状態の遷移信号と、外部から入力される起動信号とに基づいて、降圧回路14にプロセッサ13への電源の断続を要求する電源断続信号を出力する。電圧監視機構17は、電源要求信号がオフである状態と、起動信号がオンである状態とを同時に検出した場合、通信用IC15を再起動して通信用ICの動作状態を通電モードに遷移させる。【選択図】図1

Description

本発明は、車両用電子制御装置、および車両用電子制御装置の制御方法に関する。
車両用電子制御装置は、車両を制御するプロセッサと、プロセッサに電源を供給する電源供給回路と、他の装置と通信接続された通信用ICとを備えている。通信用ICは、電源供給回路からプロセッサへの電源の供給を断続する場合がある。具体的には、通信用ICは、その動作モードに連動して電源供給回路に電源断続信号を出力し、電源供給回路の接続を断続する。
電源供給回路からプロセッサへの電源供給をオフにする場合、プロセッサは、通信用ICの動作モードをスリープモードに遷移させるために、制御装置内の通信、例えばシリアルペリフェラルインタフェース通信(SPI通信)を通信用ICに出力する。このように、プロセッサは、通信用ICに対して動作モードを遷移させる指令を発信し、電源供給をオフにする。
一方、電源供給回路からプロセッサへの電源供給をオンにする場合、通信用ICに所定のウェイクアップトリガ信号(ウェイクアップフレーム通信信号)を受信させるか、または通信用ICのウェイクアップスイッチの入力端子にステップ信号を入力する。これにより、車両用電子制御装置は、通信用ICの動作モードをスリープモードから通電モードに遷移させて、通信用ICから出力される電源断続信号をオンにすることによって、電源供給回路による通電を開始させる。
なお、通信用ICには、電源供給回路を通電モードに遷移させて動作を開始するための有効性を確保するために、所定の設定値が格納されている。さらに、通信用ICに電源が供給される前の出荷時の状態から、初めて電源の供給が開始された場合、通信用ICの動作モードは、通電モードに一意に遷移する。このため、プロセッサは、その後の電源をオンにする操作の有効性を設定するために、通信用ICのレジスタ設定値をSPI通信によって通信用ICに送信する。
例えば、特許文献1には、車両用電子制御装置の電源供給機構が開示されている。特許文献1の技術では、外部スイッチから入力されるパルス状の入力信号のパルス幅が所定時間よりも短い場合、ウェイクアップ信号を送信し、入力信号のパルス幅が所定時間よりも長い場合、スイッチがオン状態であってもウェイクアップ信号を送らない。
特開2016−172503号公報
ところで、車両の運転者は、イグニッションスイッチを操作して、車両用電子制御装置への電源の供給を断続する。運転者は、車両の運転を終了する場合、イグニッションスイッチをオフにすることによって、車両用電子制御装置への電源供給をオフとする。しかし、運転者がイグニッションスイッチをオフする操作中に車両の運転を終了することを取り止める場合、イグニッションスイッチをオフにする操作を行った直後に、再度イグニッションスイッチをオンにすることがある。
車両用電子制御装置は、車両の運転が終了となるときは、予め定められたシャットダウン処理を行い、この処理が完了したときに通信用ICの動作モードをスリープモードに遷移させ、自ら電源供給をオフとする。しかし、通信用ICは、プロセッサが通信用ICをスリープモードに遷移させるための通信処理を行っている間に、再度イグニッションスイッチ操作により電源オン信号が入力された場合、まだスリープモードに遷移していないことがある。このとき、通信用ICは、イグニッションスイッチ操作によって入力されるトリガ信号を破棄するため、その後、通信用ICの動作モードは、スリープモードに遷移する。このように、イグニッションスイッチの入力がオンになったにもかかわらず、車両用電子制御装置は、電源オフの状態を維持し、再起動できない状態が発生することがある。
このように、車両の運転を継続するために電源再投入の操作を行ったにもかかわらず、車両用電子制御装置が起動せず、車両が走行できない状態になることがある。
本発明は、上記課題を解決するためのものであり、その目的は、プロセッサに電源を適切に供給することができる技術を提供することにある。
上記目的を解決するため、本発明の一観点に係る車両用電子制御装置は、車両を制御するプロセッサと、前記プロセッサに電源を供給する電源供給回路と、前記プロセッサから入力される動作状態の遷移信号と、外部から入力される起動信号とに基づいて、前記電源供給回路に前記プロセッサへの電源の断続を要求する電源断続信号を出力する通信用ICと、前記電源断続信号がオフである状態と、前記起動信号がオンである状態とを同時に検出した場合、前記通信用ICを再起動して当該通信用ICの動作モードを通電モードに遷移させる監視機構と、を備える。
本発明によれば、プロセッサに電源を適切に供給することができる。
実施例1に係る車両用電子制御システムの概略構成図。 実施例1に係る通信用ICの動作モードの遷移図。 従来の車両用電子制御装置への正常時の電源供給を示すタイミングチャート。 従来の車両用電子制御装置への異常時の電源供給を示すタイミングチャート。 実施例1の車両用電子制御装置への正常時の電源供給を示すタイミングチャート。 実施例2の車両用電子制御装置への異常時の電源供給を示すタイミングチャート。 実施例3に係る車両用電子制御システムの概略構成図。
以下、本発明の実施形態について図面を参照して説明する。以下の記載および図面は、本発明を説明するための例示であって、説明の明確化のため、適宜、省略および簡素化がなされている。本発明は、他の種々の形態でも実施することが可能である。特に限定しない限り、各構成要素は単数でも複数でも構わない。
図1は、実施例1に係る車両用電子制御システムの概略構成図である。
車両用電子制御システムは、「車両用電子制御装置」の一例としてのECU(Electronic Control Unit)10と、バッテリ電源11と、を備えている。ECU10には、バッテリ電源11からの電源VB(例えば、12〜14V)と、「起動信号」の一例としてのイグニッションスイッチ信号(以下、IGNSW信号)と、「起動信号」の一例としてのウェイクアップフレーム通信信号(以下、Rx信号)とが入力される。ECU10は、制御対象12を制御出力信号によって制御すると共に、制御対象12の動作状況をセンサ入力信号によって検知する。制御対象12は、車両に搭載された各種装置または機器でよい。
ECU10は、「プロセッサ」の一例としてのマイクロプロセッサ(以下、マイコンとも呼ぶ)13と、「電源供給回路」の一例としての降圧回路14と、スイッチ15と、通信用IC16と、スイッチ17と、「監視機構」の一例としての電圧監視機構18とを備える。
マイクロプロセッサ13は、内部に不揮発性メモリを有する。マイクロプロセッサ13は、降圧回路14と、通信用IC16と通信接続されている。マイクロプロセッサ13は、制御対象12を制御する。マイクロプロセッサ13は、通信用IC16の「動作状態」一例としての動作モードを設定する遷移信号(以下、SPI信号)を出力する。
降圧回路14は、バッテリ電源11と、電源マイクロプロセッサ13と電気的に接続されている。降圧回路14には、バッテリ電源11から電源VBが供給される。降圧回路14は、電圧VCC(例えば、3.5〜5V)をマイクロプロセッサ13に供給する。スイッチ15は、バッテリ電源11と、降圧回路14とに電気的に接続されている。スイッチ15は、バッテリ電源11から降圧回路14に入力される電源VBを断続する。
通信用IC16は、イグニッションスイッチ等の他の車載機器と、マイクロプロセッサ13と、スイッチ15と通信接続されている。通信用IC16は、マイクロプロセッサ13から入力される遷移信号SPIと、外部から入力されるIGNSW信号およびRx信号とに基づいて、降圧回路14にマイクロプロセッサ13への電源の供給を要求する電源要求信号INH(以下、INH信号)を出力する。スイッチ17は、バッテリ電源11と、通信用IC16とに電気的に接続されている。スイッチ17は、バッテリ電源11から通信用IC16に入力される電源VBを断続する。
電圧監視機構18は、INH信号と、IGNSW信号との電圧レベルを比較し、所定の状態になった場合、スイッチ17を再起動する。即ち、電圧監視機構18は、スイッチ17を断続することによって、前記降圧回路14への電源供給を一時的に遮断した後、電源供給を再開する。所定の状態とは、INH信号がオフである状態と、IGNSW信号がオンである状態とを同時に検出した状態である。
図2は、実施例1に係る通信用ICの動作モードの遷移図である。
通信用IC16は、バッテリ電源11から動作用の電源が供給されることによって動作する。通信用IC16は、いわゆる車載機器間通信のための通信信号とは別に、自らの動作を設定するSPI信号をマイクロプロセッサ13から受信する。通信用IC16は、このSPI信号をマイクロプロセッサ13からのSPI通信により受信し、動作モードを変更する。例えば、車載機器間通信を停止し、ECU10の電源をオフにするときは、通信用IC16は、スリープモードに遷移する。さらに、電源供給がされていない状態では、電源オフモードに遷移し、電源供給が再開されると通電モードに遷移する。
図3は、従来の車両用電子制御装置への正常時の電源供給を示すタイミングチャートである。
運転者は、車両の運転を終了するために、IGNSW信号をオフにすることによって、ECU10への電源供給をオフとする。しかし、図3は、運転者が車両の運転を終了することを取り止めるために、IGNSW信号をオフに操作した直後に、再度IGNSW信号をオンに操作したときに、マイクロプロセッサ13への電源供給に問題が発生しない場合の図である。電源供給の問題とは、マイクロプロセッサ13から通信用IC15の動作モードを変更するSPI通信が行われている間に、外部からECU10の電源をオンにする操作が入力されたときに、この操作が無効となる問題である。即ち、運転者によるECU10の通電状態の選択(IGNSW信号)と、ECU10内部のマイクロプロセッサ13への電源供給の要求(INH信号)とが乖離する状態が生じる。
図3において、ECU10の電源は、次の手順によりオフとなる。まず、運転者は、IGNSW信号をオフにする操作を行う。マイクロプロセッサ13は、IGNSW信号がオフとなったことを認識すると、ECU10の電源をオフとするために、マイクロプロセッサ13内の不揮発性メモリの更新処理などのシャットオフ準備処理を、所定のディレイ期間中に実行する。なお、所定のディレイ期間は、不揮発性メモリにライトするデータ量によって変動する。所定のディレイ期間は、ECU10の種類に応じて十数秒〜数分でよい。
マイクロプロセッサ13は、シャットオフ準備処理の実行を完了すると、SPI通信によって通信用IC16の動作モードをスリープモードに変更させるSPI信号を送信する。通信用IC16は、マイクロプロセッサ13からSPI信号を受信すると、自身の動作モードをスリープモードに変更し、INH信号出力をオフにする。INH信号がオフになると、通信用IC16を除き、マイクロプロセッサ13を含むECU10に内蔵された電子素子への電源供給が遮断されて、ECU10の動作が停止する。その後、通信用IC16は、運転者がIGNSW信号をオンにするか、ECU10が外部からウェイクアップ信号を受信すると、予め設定されたウェイクアップ動作のトリガ条件と照合し、入力された信号がトリガ条件と合致した場合、自身の動作モードを通電実施モードに変更し、INH信号をオンとし、マイクロプロセッサ13への電源供給を開始する。
図4は、従来の車両用電子制御装置への異常時の電源供給を示すタイミングチャートである。
運転者は、車両の運転を終了するために、IGNSW信号をオフにすることによって、ECU10への電源供給をオフとする。しかし、図4は、運転者が車両の運転を終了することを取り止めるために、IGNSW信号をオフに操作した直後に、再度IGNSW信号をオンにする操作したときに、マイクロプロセッサ13への電源供給に問題が発生する場合の図である。
図4の例では、マイクロプロセッサ13から通信用IC16の動作モードを変更するSPI通信が行われている間に、運転者がIGNSW信号をオンに操作する。しかし、通信用IC16は、IGNSW信号をオンに操作したときは、動作モードが通電モードであるため、動作モードが変更されることは無い。その後、通信用IC16は、SPI通信が完了した時点で、SPI信号の内容を認識し、自らの動作モードをスリープモードに変更して、マイクロプロセッサ13への電源供給をオフにし、ECU10の電源をオフにする。このとき、運転者は、IGNSW信号をオンにすることにより、ECU10の電源をオンとしている。しかし、ECU10内部では、通信用IC16の動作モードがスリープモードに遷移しており、マイクロプロセッサ13への電源供給はオフになる。このように、通信用IC16によってECU10内部への電源供給を断続操作するECU10では、運転者がIGNSW信号をオフにした後に、再度オンに操作するとき、場合によってはマイクロプロセッサ13に電源が供給されず、ECU10が動作しない状態となる問題が発生する。
この問題を解決するために、電圧監視機構18は、通信用IC16への動作用電源の供給を断続して、通信用IC16を強制的に再起動させることによって、マイクロプロセッサ13への電源供給を開始させる。電圧監視機構18には、マイクロプロセッサ13ヘの電源供給の実行の有無を監視するために、通信用IC16から出力されるINH信号が入力される。さらに、電圧監視機構18には、外部からのECU10の電源状態の選択を監視するために、IGNSW信号が入力される。
図5は、実施例1の車両用電子制御装置への正常時の電源供給を示すタイミングチャートである。
電圧監視機構18は、図5のように、INH信号がオフで且つIGNSW信号がオンとなった場合、通信用IC16への電源供給を一時的に遮断した後、通信用IC16への電源供給を再開する。電圧監視機構18は、通信用IC16への電源供給を操作することによって、通信用IC16が強制的に通電モードに遷移し、INH信号がオンとなり、マイクロプロセッサ13への電源供給が開始される。これにより、ECU10が起動し、IGNSW信号入力と、ECU10の動作状態が一致するため、マイクロプロセッサ13に電源を適切に供給することができる。
次に、図6を参照して、実施例2に係る電子制御装置20について説明する。
図6は、実施例2の車両用電子制御装置への異常時の電源供給を示すタイミングチャートである。
電圧監視機構18は、INH信号がオフで且つIGNSW信号がオンとなった状態を所定時間ΔT(例えば、数10〜数100ms)に亘って検出した場合、通信用IC16への電源供給の遮断した後、通信用IC16への電源供給を再開する。即ち、電圧監視機構18は、INH信号がオフで且つIGNSW信号がオンとなった状態から所定時間ΔTが経過するまでは、通信用IC16への電源供給を遮断しない。この場合、電圧監視機構18が電源状態の乖離を検出してから所定時間が経過するまでの間に、IGNSW信号がオフとなった場合、電圧監視装置18は、通信用IC16への電源供給を遮断しない。このように、電圧監視機構18は、所定時間ΔTが経過するまで待機することにより、INH信号およびIGNSW信号に意図しないノイズが発生しても、通信用IC16への電源が遮断されず、ECU10の動作を継続させることができる。
なお、電圧監視機構18は、INH信号がオフで且つIGNSW信号がオンとなった状態を所定時間ΔT内に複数回に亘って検出した場合、通信用IC16への電源供給の遮断した後、通信用IC16への電源供給を再開してもよい。これにより、電圧を検出する回数を削減することができる。
次に、図7を参照して、実施例3に係る電子制御装置30について説明する。
図7は、実施例3に係る車両用電子制御システムの概略構成図である。
ECU30は、マイクロプロセッサ(以下、第一のマイクロプロセッサ)31に加え、第一のマイクロプロセッサ31の動作を監視するためのウォッチドッグ機能を有する「他のプロセッサ」の一例としての監視IC(以下、監視IC)32とを備えている。第一のマイクロプロセッサ31は、少なくとも所定の周期内に監視IC32に対して所定の信号を送る。監視IC32は、所定の周期内に第一のマイクロプロセッサ31から予め定められた信号が出力されることを確認し、第一のマイクロプロセッサ31が正常に動作していることを判定する。
監視IC32は、所定の周期内に第一のマイクロプロセッサ31から予め定められた信号が送信されない場合、第一のマイクロプロセッサ31が正常に動作していないと判断し、第一のマイクロプロセッサ31のリセットを行う信号を第一のマイクロプロセッサ31のリセット端子へ出力することによって、第一のマイクロプロセッサ31を強制的に初期化し、第一のマイクロプロセッサ31の動作を初期状態から再開させる。
このときに、監視IC32として第一のマイクロプロセッサ31よりも簡易な第二のマイクロプロセッサ32を採用することによって、複雑な監視機能を提供することができる。電圧監視機構18は、INH信号がオフで且つIGNSW信号がオンとなったことを検出する必要がある。しかし、これらの信号は、第二のマイクロプロセッサ32に入力される。第二のマイクロプロセッサ32は、通常のウォッチドッグ機能の提供に加え、INH信号がオフで且つIGNSW信号がオンとなったことを検出した場合、通信用IC16への電源供給を一時的に遮断した後、通信用IC16への電源供給を再開する。
なお、第二のマイクロプロセッサ32は、常に電源供給を受ける必要があるため、第一のマイクロプロセッサ31とは異なる電源回路の経路によって動作用電力の供給を受ける。さらに、第二のマイクロプロセッサ32は、第一のマイクロプロセッサ31への電源供給が遮断されているときは、消費電力が低くなる動作モードにてINH信号の電圧レベルと、IGNSW信号の電圧レベルとを監視する。これにより、車両に搭載されたバッテリ電源11の消耗、いわゆる暗電流を軽減することができる。
10:ECU、12:制御対象、13:マイクロプロセッサ、14:降圧回路、15:スイッチ、16:通信用IC、18:電圧監視機構、30:ECU、31:第一のマイクロプロセッサ、32:第二のマイクロプロセッサ

Claims (5)

  1. 制御対象を制御するプロセッサと、
    前記プロセッサに電源を供給する電源供給回路と、
    前記プロセッサから入力される動作状態の遷移信号と、外部から入力される起動信号とに基づいて、前記電源供給回路に前記プロセッサへの電源の断続を要求する電源断続信号を出力する通信用ICと、
    前記電源断続信号がオフである状態と、前記起動信号がオンである状態とを同時に検出した場合、前記通信用ICを再起動して当該通信用ICの動作状態を通電モードに遷移させる監視機構と、を備える車両用電子制御装置。
  2. 前記監視機構は、前記電源断続信号がオフである状態と、前記起動信号がオンである状態を所定時間に亘って検出した場合、前記通信用ICを再起動する、
    請求項1に記載の車両用電子制御装置。
  3. 前記監視機構は、前記電源断続信号がオフである状態と、前記起動信号がオンである状態とを所定時間内に複数回検出した場合、前記通信用ICを再起動する、
    請求項1に記載の車両用電子制御装置。
  4. 前記監視機構は、前記プロセッサの動作状態を監視するウォッチドッグ機能を有する他のプロセッサに実装される、
    請求項2または3に記載の車両用電子制御装置。
  5. 制御対象を制御するプロセッサから入力される動作状態の遷移信号と、外部から入力される起動信号とに基づいて、前記プロセッサに電源を供給する電源供給回路に当該プロセッサへの電源の断続を要求する電源断続信号がオフである状態と、前記起動信号がオンである状態とを同時に検出した場合、前記電源断続信号を出力する通信用ICを再起動して当該通信用ICの動作状態を通電モードに遷移させる車両用電子制御装置の制御方法。

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