JP2021126638A - 洗浄方法及び洗浄装置 - Google Patents

洗浄方法及び洗浄装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2021126638A
JP2021126638A JP2020024519A JP2020024519A JP2021126638A JP 2021126638 A JP2021126638 A JP 2021126638A JP 2020024519 A JP2020024519 A JP 2020024519A JP 2020024519 A JP2020024519 A JP 2020024519A JP 2021126638 A JP2021126638 A JP 2021126638A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
liquid
tip portion
tip
cleaning device
cleaning
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2020024519A
Other languages
English (en)
Inventor
慎介 大▲崎▼
Shinsuke Osaki
慎介 大▲崎▼
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Glory Ltd
Original Assignee
Glory Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Glory Ltd filed Critical Glory Ltd
Priority to JP2020024519A priority Critical patent/JP2021126638A/ja
Publication of JP2021126638A publication Critical patent/JP2021126638A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Sink And Installation For Waste Water (AREA)
  • Cleaning In General (AREA)

Abstract

【課題】本発明は、排水管を損傷させることなく、排水管の2つ目の屈折部の奥の尿石汚れを落とすことが可能な洗浄方法等を提供することを目的とする。【解決手段】 本発明の第1の観点は、第1洗浄装置を用いて排水管を洗浄する洗浄方法であって、前記排水管は、排水口に近い順に第1屈折部と第2屈折部を有するものであり、前記第1洗浄装置は、ホースに接続されるジョイント部と、液体を噴出する第1先端部と、前記ジョイント部から前記第1先端部に液体を送液する送液管とを備え、前記第1先端部は、樹脂製であり、前記送液管は、樹脂製の第1層を有し、前記第1先端部を前記排水口から前記第2屈折部よりも奥に挿入させる第1挿入ステップと、前記第1先端部から液体を噴出することにより前記排水管に付着した汚れを落とす第1噴出ステップとを含む、洗浄方法である。【選択図】図1

Description

本発明は、洗浄方法及び洗浄装置に関し、特に、2ヵ所以上屈折している排水管を洗浄する洗浄方法等に関するものである。
従来、トイレの排水管の洗浄は、排水管の内部に固着した尿石などの汚れを洗浄液で柔らかくした後に、複数の噴出口をもつ洗浄装置(以下、「ワイヤー」)で洗浄していた。ワイヤーは、剥がれ落ちた汚れで排水管を詰まらせることがないように、噴出口から手前側に液体を噴出するものであり、排水口側にワイヤーを引きながら排水管内の汚れを排水口側に掻き出すようにして洗浄するものであった(特許文献1)。
なお、ワイヤーは、複数の噴出口に安定して高圧の液体を噴出するために、噴出口を有する先端部が金属製であった。
特開2019−137969号公報
しかしながら、ワイヤーは金属で構成されているために、先端部の屈曲性に限界があった。そのため、排水管が図2(a)に示すように2ヵ所以上屈折している場合には、排水口側から2つ目の屈折部である第2屈折部19の奥に尿石21が付着しやすいにもかかわらず、付着している尿石を十分に落とすことができなかったことに本発明者は着目した。また、先端部が金属で構成されているため、高圧に液体を噴出した際に、先端部が大きく揺動して排水管を損傷させてしまうおそれがあった。
そこで、本発明は、排水管を損傷させることなく、排水管の2つ目の屈折部の奥に付着した汚れを落とすことが可能な洗浄方法等を提供することを目的とする。
本発明の第1の観点は、排水口に近い順に第1屈折部と第2屈折部を有する排水管を第1洗浄装置で洗浄する洗浄方法であって、前記第1洗浄装置は、ホースに接続されるジョイント部と、液体を噴出する第1先端部と、前記ジョイント部から前記第1先端部に液体を送液する送液管とを備え、前記第1先端部は、樹脂製であり、前記送液管は、樹脂製の第1層を有し、前記第1先端部を前記排水口から前記第2屈折部よりも奥に挿入させる第1挿入ステップと、前記第1先端部から液体を噴出することにより前記排水管に付着した汚れを落とす第1噴出ステップとを含む、洗浄方法である。
本発明の第2の観点は、第1の観点の洗浄方法であって、前記第1先端部は、前記ジョイント部から前記第1先端部への液体の流れに沿う方向に液体を噴出する噴出口を有する、洗浄方法である。
本発明の第3の観点は、第2の観点の洗浄方法であって、前記第1先端部は、前記噴出口を1つだけ有する、洗浄方法である。
本発明の第4の観点は、第1から第3のいずれかの観点の洗浄方法であって、前記第1挿入ステップの前に、前記ホースに接続されるジョイント部と、噴出口を複数有する第2先端部とを有する第2洗浄装置を前記排水口から挿入する第2挿入ステップと、前記第2先端部から液体を前記第2先端部よりも前記排水口に近い側に噴出することにより前記第1屈折部の汚れを落とす第2噴出ステップとを含む、洗浄方法である。
本発明の第5の観点は、第1から第4のいずれかの観点の洗浄方法であって、前記送液管は、前記第1層の周囲に、前記第1層よりも柔軟な素材からなり前記第1層を保護する第2層をさらに有する、洗浄方法である。
本発明の第6の観点は、排水管を洗浄する洗浄装置であって、ホースに接続されるジョイント部と、液体を噴出する先端部と、前記ジョイント部から前記先端部に液体を送液する送液管とを備え、前記送液管は、樹脂製の第1層と、前記第1層の周囲に、前記第1層よりも柔軟な素材からなり前記第1層を保護する第2層とを有する、洗浄装置である。
本発明の第7の観点は、第6の観点の洗浄装置であって、前記先端部は、前記ジョイント部から前記先端部への液体の流れに沿う方向に液体を噴出する噴出口を有する、洗浄装置である。
本発明の各観点によれば、第1先端部と送液管の柔軟性が高いので、従来のワイヤーを用いた洗浄方法では見落とされていた、排水管の第2屈折部よりも奥まで洗浄装置の一部を挿入して液体を噴出することができる。また、第1先端部の向きを変えることが容易である。そのため、排水管の内部に付着した尿石などの汚れを十分に除去することが可能になる。さらに、第1先端部が樹脂製であるため、排水管の内壁を傷つけることなく排水管の奥まで挿入することが容易となる。
従来のワイヤーでは先端部から排水管の手前側に液体を噴射して汚れを掻き出していたため、先端部よりも奥側に液体を噴射して汚れを落とすことができなかったが、本発明の第2の観点によれば、第1先端部が挿入可能な場所より奥側にも液体を直接噴射して、汚れを押し流すことが可能になる。
本発明の第3の観点によれば、噴出口が複数ある場合と比較して、先端部から排水管の奥側に液体を強く噴射することが容易となる。また、第1先端部を小さく実現することが容易となる。したがって、細い排水管であっても、排水管の内壁を傷つけることなく、排水管の内部の汚れを押し流すことがさらに容易となる。
本発明の第4の観点によれば、第2洗浄装置により大きな汚れを除去してから、第1洗浄装置によって排水管の奥の細かい汚れを押し流すことができるため、効率のよい洗浄が可能になる。
本発明の第5の観点によれば、樹脂層を衝撃から保護することができ、洗浄対象の排水管や排水口にも傷をつけにくくなる。
図1は、本発明の洗浄装置の概要を示す図である。 図2は、本発明の洗浄方法の実施形態を示す図である。
以下、本発明の実施形態を詳細に説明する。
図1は、本発明の洗浄装置1を示す図であり、(a)は概要、(b)は断面図、(c)(d)は洗浄装置の一部の写真、(e)は洗浄装置1から高圧の液体を噴射している状態の図である。洗浄装置1は、ジョイント部3と、第1先端部5と、送液管7とを備える。
ジョイント部3は、高圧の液体を下流に供給するホースに接続される。第1先端部5は、樹脂製であり、ジョイント部から第1先端部への液体の流れに沿う方向に液体を噴出する噴出口を1つだけ有する。
送液管7は、ジョイント部3から第1先端部5に液体を送液する管であり、図1(b)に示す断面図から分かるように、樹脂層9(本願請求項記載の「第1層」の一例)と、保護カバー11(本願請求項記載の「第2層」の一例)の2層構造である。
なお、第1先端部5及び樹脂層9は、ともに樹脂製であり、特にプラスチック製であることが好ましい。
第1先端部5及び樹脂層9が樹脂製であるため、送液管7は、屈曲させることが可能な適度な弾性を有しつつ、高い内圧にも耐えうる強度を有していて、図1(e)に示すように高圧の液体を供給することできる。樹脂層9の周囲に、より柔らかい素材からなる保護カバー11を有することにより、樹脂層9に損傷が生じにくい。
図2は、本発明の洗浄方法の実施形態を示す図であり、(a)は概要、(b)は洗浄装置1を洗面台の排水口に挿入させた状態を示す図、(c)は洗面台の排水管の一例を示す図である。排水管13は、排水口15に近い順に第1屈折部17と第2屈折部19を有するものとする。尿石21などの汚れは特に屈折部に付着しやすい。洗浄装置1の第1先端部5を排水口15から第2屈折部19よりも奥に挿入させ(本願請求項記載の「第1挿入ステップ」の一例)、第1先端部5から液体を噴出することにより(本願請求項記載の「第1噴出ステップ」の一例)、細い排水管15の奥に付着していた汚れに直接液体を噴射して洗浄することが可能になる。
さらに、本発明の洗浄装置1の送液管7及び第1先端部5は、適度な弾性を有するため、従来のワイヤーに比べて、洗浄対象の排水管13や排水口15に傷をつけにくい。
小児用の洗面台やトイレの排水管は、誤って物を流してしまわないように、排水管の径が通常よりも小さい。そのため、特に従来のワイヤーでは、排水管を損傷させてしまうおそれが高く、洗浄が困難であった。本発明の洗浄方法及び洗浄装置は、細い排水管でも傷をつけにくいため、小児用の洗面台やトイレの排水管の洗浄に特に適している。
排水管の内部に大きな汚れが多い場合は、洗浄装置1を用いる前に、例えば従来のワイヤーのような、ホースに接続されるジョイント部と、噴出口を複数有する第2先端部とを有する第2洗浄装置を用いてもよい。第1挿入ステップの前に、第2洗浄装置を排水口から挿入し(本願請求項記載の「第2挿入ステップ」の一例)、第2先端部から液体を第2先端部よりも排水口側に噴出することにより(本願請求項記載の「第2噴出ステップ」の一例)、まずは排水口から第1屈折部までを重点的に洗浄する。第2洗浄装置は、従来のワイヤーと同様に、排水管の奥の洗浄には適していないが、先端部から手前側に液体を噴出し、大きな汚れを排水口から掻き出すように除去することに適している。そのため、第2洗浄装置により大きな汚れを除去してから、洗浄装置1によって排水管の奥側に液体を噴出し、細かい汚れを押し流すことができるため、効率のよい洗浄が可能になる。
なお、第1挿入ステップと第1噴出ステップを独立して行う必要はなく、第1先端部5から液体を噴出させつつ、洗浄装置1の第1先端部5を排水管に挿入させてもよい。
1 洗浄装置、3 ジョイント部、5 第1先端部、7 送液管、9 樹脂層、11 保護カバー、13 排水管、15 排水口、17 第1屈折部、19 第2屈折部、21 尿石

Claims (7)

  1. 排水口に近い順に第1屈折部と第2屈折部を有する排水管を第1洗浄装置で洗浄する洗浄方法であって、
    前記第1洗浄装置は、
    ホースに接続されるジョイント部と、
    液体を噴出する第1先端部と、
    前記ジョイント部から前記第1先端部に液体を送液する送液管とを備え、
    前記第1先端部は、樹脂製であり、
    前記送液管は、樹脂製の第1層を有し、
    前記第1先端部を前記排水口から前記第2屈折部よりも奥に挿入させる第1挿入ステップと、
    前記第1先端部から液体を噴出することにより前記排水管に付着した汚れを落とす第1噴出ステップとを含む、洗浄方法。
  2. 前記第1先端部は、前記ジョイント部から前記第1先端部への液体の流れに沿う方向に液体を噴出する噴出口を有する、請求項1記載の洗浄方法。
  3. 前記第1先端部は、前記噴出口を1つだけ有する、請求項2記載の洗浄方法。
  4. 前記第1挿入ステップの前に、
    前記ホースに接続されるジョイント部と、噴出口を複数有する第2先端部とを有する第2洗浄装置を前記排水口から挿入する第2挿入ステップと、
    前記第2先端部から液体を前記第2先端部よりも前記排水口に近い側に噴出することにより前記第1屈折部の汚れを落とす第2噴出ステップとを含む、請求項1から3のいずれかに記載の洗浄方法。
  5. 前記送液管は、
    前記第1層の周囲に、前記第1層よりも柔軟な素材からなり前記第1層を保護する第2層をさらに有する、請求項1から4のいずれかに記載の洗浄方法。
  6. 排水管を洗浄する洗浄装置であって、
    ホースに接続されるジョイント部と、
    液体を噴出する先端部と
    前記ジョイント部から前記先端部に液体を送液する送液管とを備え、
    前記送液管は、
    樹脂製の第1層と、
    前記第1層の周囲に、前記第1層よりも柔軟な素材からなり前記第1層を保護する第2層とを有する、洗浄装置。
  7. 前記先端部は、前記ジョイント部から前記先端部への液体の流れに沿う方向に液体を噴出する噴出口を有する、請求項6記載の洗浄装置。
JP2020024519A 2020-02-17 2020-02-17 洗浄方法及び洗浄装置 Pending JP2021126638A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2020024519A JP2021126638A (ja) 2020-02-17 2020-02-17 洗浄方法及び洗浄装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2020024519A JP2021126638A (ja) 2020-02-17 2020-02-17 洗浄方法及び洗浄装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2021126638A true JP2021126638A (ja) 2021-09-02

Family

ID=77487454

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2020024519A Pending JP2021126638A (ja) 2020-02-17 2020-02-17 洗浄方法及び洗浄装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2021126638A (ja)

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0286685U (ja) * 1988-12-19 1990-07-09
JP2009148651A (ja) * 2007-12-18 2009-07-09 Shirokatsu Ura 排水管の洗浄方法及び装置

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0286685U (ja) * 1988-12-19 1990-07-09
JP2009148651A (ja) * 2007-12-18 2009-07-09 Shirokatsu Ura 排水管の洗浄方法及び装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5497514A (en) Drain cleaning device
KR101690588B1 (ko) 물과 압축공기로 형성된 에어피그를 이용한 관로 세척 방법
US2315673A (en) Cleaning device
JP6536906B2 (ja) 水洗大便器
JP2018025073A (ja) 継手、及び排水システム
US3535161A (en) Clearing sewer lines and the like
JP2006348683A (ja) 高圧洗浄用保護部材及びこれを用いた排水管の高圧洗浄方法
JP2010264336A (ja) ディスポーザー連結排水管の洗浄方法
JP2021126638A (ja) 洗浄方法及び洗浄装置
JP2008025283A (ja) 水道管の洗浄方法とこの方法に使用する水道管の洗管ピグ
KR20090054546A (ko) 이물질 제거효율이 우수한 피그
JP5823239B2 (ja) 管内ケーブル撤去補助装置および該装置を備える管内ケーブル撤去システム
KR20160048404A (ko) 분사노즐을 이용한 관 세척장치
JP2007252559A (ja) 内視鏡の観察窓洗浄ノズル
KR20110015940A (ko) 일회용 질 세정 비데
JP6571986B2 (ja) 配管洗浄治具、及び配管の洗浄方法
JP2008119564A (ja) 水道管の洗管ピグ
JP2006088002A (ja) 管内面の洗浄装置
JP5812828B2 (ja) 管内壁の研掃方法、管内壁の研掃方法に用いる偏向部材および管内壁研掃システム
JP2011062585A (ja) 深井戸管内の洗浄方法
US20110225714A1 (en) Drain cleaning and clearing assembly
JP2009148651A (ja) 排水管の洗浄方法及び装置
JP2005021799A (ja) 管内清掃具
JP2003209337A (ja) 印刷配線板用現像装置の洗浄方法
JP2006021175A (ja) 高圧洗浄用ノズル部材

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20221226

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20230928

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20231002

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20231201

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20240326