JP2021126520A

JP2021126520A - 横方向に移動可能な室内用自転車スタンド

Info

Publication number: JP2021126520A
Application number: JP2021022354A
Authority: JP
Inventors: レイブルーワー，ブライアン; Ray Brewer Brian; ジェームスマッキノン，ロバート; James Mckinnon Robert
Original assignee: Aruana Energia S A
Current assignee: Aruana Energia S A
Priority date: 2020-02-17
Filing date: 2021-02-16
Publication date: 2021-09-02
Also published as: US20210252335A1; KR20210104561A; US11964182B2; CN113262433A; EP3865186A1; BR102020003322A2

Abstract

【課題】自転車に取り付けることができる器具に関し、より具体的には、トレーニングのための運動に際して、横方向に移動することで実際の状況をシミュレートすることができる自転車スタンドを提供する。【解決手段】一体的に組み合わされた２つの主要部品、すなわち、リアローラー１５２と前輪に代わってフロントフォーク１０８に取り付けられているフロントスタンドとを備え、自転車１０２と使用することで横方向の移動が可能な室内用スタンド１００に関し、フロントフォーク１０８の下のスプリングまたはクッション１３６によって左右横方向へのある程度の移動が可能となっており、軸によって基底部に結合されたメインバーによって、安定した横方向の移動が可能となっている。これらの構成部品の存在により、本発明においては、屋外でのペダリングをうまくシミュレートでき、使用者の肩、腕、および腹部に運動効果を与えることができる。【選択図】図１

Description

本出願は、自転車に取り付けることができる器具に関し、より具体的には、トレーニングのための運動に際して、横方向に移動することで実際の状況をシミュレートすることができる自転車スタンドに関する。

米国特許出願公開第２０１８／２００５９９、欧州特許第３１４７１８７、米国特許第７５２０８４２、米国特許出願公開第２０１６／１５８６２０、および台湾特許第Ｉ−３０８４９８に記載の自転車スタンドが従来技術において知られている。

米国特許出願公開第２０１８／２００５９９に記載の運動器具においては、自転車の後輪に接触するように回動する傾斜ベルトを備え、そのベルトが車輪の回転に反応して動くことで所定の張力をかけるように構成されている自転車スタンドについて述べられている。

欧州特許第３１４７１８７に記載の運動器具においては、自転車の前輪を支持する一対の前輪ローラー、自転車の後輪を支持する一対の後輪ローラー、および後輪ローラーから前輪ローラーに回転を伝達するためのベルトを備える器具が開示されている。前輪ローラーは自転車の前輪を支持する。この器具にはさらに、前輪ローラーアジャスターと後輪ローラーアジャスターとが含まれる。前輪ローラーアジャスターは、自転車の前輪が前輪ローラーと接触する接触位置が一定になるように作動する。後輪ローラーアジャスターは、自転車の駆動力に応じて作動する。

米国特許第７５２０８４２に記載の運動器具においては、サイクリストが自転車に乗っている時に自転車を支持する器具が開示されている。この器具は、支持面上に載置されるように構成された定置構造体と回転構造体とを含む。回転構造体は定置構造体および自転車に結合され、定置構造体に対して回転するように構成され、自転車構造が静止フレームに対して所定の角変位で回転することができる。

米国特許出願公開第２０１６／１５８６２０に記載の運動器具においては、自身の自転車を用いながら、さまざまな道路状況をシミュレートできる器具が開示されている。この器具には、支持部に取り付けられた自転車のフロントフォークが含まれ、この支持部には自転車が円弧軌道に沿って前後に揺動することを可能にする可撓性の支持アームが含まれており、自転車のリアタイヤはローラーに面し、ローラーはリアタイヤの回転に応じて自由に回転可能になっている。さらに、ローラーはモーターに回転可能に接続されており、選択的にリアタイヤの回転に負荷をかけたりアシストしたりすることによって、実際の走行状況をシミュレートする。好ましくは、この器具はさらに、ローラーおよびモーターを収容する構造体を有するモーターアセンブリを含み、この構造体によりモーターアセンブリが支持体に堅固に接続され、モーターはその軸を中心に回動するようにこの構造体に取り付けられ、モーターおよびローラーが互いに一体的に回転する。

台湾特許第Ｉ−３０８４９８に記載の運動器具においては、室内で使用する自転車に応じて調節可能な器具が開示されている。この器具には、自転車を配置するためのローラーベアリング支持部を備えたトレーニングプラットフォームと、ベアリング支持部の前進後退および左から右への移動を可能にする機構と、自転車の後輪に負荷を与えるショックアブソーバーとが含まれている。トレーニングプラットフォームに結合されたコンピュータシステムは、実際の運動状況をシミュレートするインタラクションソフトウェアを使用して、前進後退、左から右への移動、およびダンパーを制御する。したがって、器具に取り付けられている場合でも、自転車において上り坂、下り坂、およびカーブ状態を再現できる。

しかし、従来技術には、一体的に設けられた２つの主要部品、すなわち、（１）リアローラーと（２）前輪に代わりフロントフォークに取り付けられるフロントスタンドとを備え、フロントフォークの下のスプリングまたはクッションによって左右横方向へのある程度の移動が可能となっている、本発明の器具のような横方向に移動可能な室内用自転車スタンドについて開示も提案もされていない。これらの構成部品の存在により、本発明においては、屋外でのペダリングをうまくシミュレートでき、使用者の肩、腕、および腹部に運動効果を与えることができる。

本発明は、（ａ）スプリングまたはクッションを（フロントフォークに嵌合する固定要素の下に）備え、自転車のフロントフォークを固定するように嵌合する支持部と、（ｂ）ローラーアセンブリ上の自転車のリアタイヤ支持部とを備え、ローラーアセンブリがリアタイヤの回転に応じて自由に回転し、実際のストローク状況をシミュレートして使用者の肩、腕、および胴部に運動効果を与えることができる一体型自転車スタンドに関し、メインバーは軸によって基底部に結合されて横方向の移動を可能としており、横方向の荷重を許容するスプリングが各側面に設けられている。

本発明の器具を、一例として添付の図面を参照して以下に説明する。
本発明に係る室内用自転車スタンドアセンブリの概略斜視図である。スタンドアセンブリの概略部分正面図である。自転車の左方向への移動の範囲を示す概略部分正面図である。自転車の右方向への移動の範囲を示す概略部分正面図である。リアローラーを強調して示す、本発明に係る室内用自転車スタンドアセンブリの概略斜視図である。スプリングまたはクッションを備える固定部支持部を強調して示す、自転車のフロントフォークに嵌合するアセンブリの概略斜視図である。スプリングまたはクッションを強調して示す、自転車のフロントフォークを嵌合するアセンブリの概略背面図である。

図１に概略的に示されている器具（１００）は以下の主要な構成部品、すなわち、自転車（１０２）、フロント支持部（１０４）、およびローラーセット（１０６）を含み、フロント支持部およびローラーセットは、メインバー（１０３）に強固に取り付けられている。

自転車（１０２）は、フロントフォーク（１０８）から前輪が取り外されていることを除いて、通常の自転車のすべての構成部品を含んでいる。

したがって、自転車（１０２）は、自転車のフレームに取り付けられたハンドル、シート、ペダル、リアタイヤを有する後輪（１２０）、後部の歯付きアセンブリと係合するチェーン（１２４）を含む、自転車に見られる通常の構成部品をすべて含んでいる。

支持部（１０４）は、自転車（１０２）のフロントフォーク（１０８）がフォークねじ止め要素（１３３）を用いて取り付けられる、フォーク固定支持部（１３０）を含む。

固定支持部（１３０）は、接続アーム（１３４）およびスプリングまたはクッション（１３６）の形状のスタビライザーに接続されている。

接続アームは、一端でスタビライザー（１３６）に接続され、他端でローラーセット（１０６）に接続されている。

ローラーセット（１０６）は、２つのローラー（１５２）を収容する構造を含んでおり、これらのローラーは共通の軸で接続され、歯付き支持部（１５６）によって互いに離間されている。リアタイヤ（１２２）がローラーの各面に接触している。

使用時には、器具（１００）の使用者は、実際の活動がシミュレートされた状況下で自転車（１０２）を使用することができ、軸によって基底部に結合されたメインバーによって、横方向の移動が可能となっている。

自転車の前輪が取り外され、自転車（１０２）のフロントフォーク（１０８）が可撓性の支持アームに接続されており、そうすることで、自転車が揺動軌道に沿って横方向に動くことが可能になる。なお、後輪（１２０）に取り付けられたリアタイヤは、唯一の接触点がローラーの面上にあるため、横方向に自由に移動可能である。

したがって、使用者が自転車（１０２）に乗った際には、自由に左右に移動することができ、移動の自由度は接続アームの可撓性に応じて決まり、メインバー（１０３）によって安定化されている。

上記のこの構造の様々な修正および改良が、添付の特許請求の範囲で定義される本発明の精神から逸脱しない範囲で可能であることは、当業者には明らかであろう。

Claims

メインバー（１０３）によって一体に組み合わされているフロント支持部（１０４）とローラーセット（１０６）とを備える自転車（１０２）スタンド（１００）であって、
前記自転車の前輪が取り外され、前記自転車（１０２）のフロントフォーク（１０８）が前記支持部（１０４）の接続アーム（１３４）に接続されており、前記支持部は、その一端で接続アームおよびスプリングまたはクッション（１３６）の形状のスタビライザーに接続され、他端で２つのローラー（１５２）を収容する構造を有するローラーセット（１０６）に接続されているフォーク固定支持部（１３０）を含み、前記２つのローラーは共通の軸で接続され、歯付き支持部（１５６）によって互いに離間されており、前記自転車のリアタイヤが前記ローラーの面に接触し、前記スタンド（１００）に取り付けられた前記自転車（１０２）が横方向に自由に移動可能となっていることを特徴とする、
自転車スタンド。