JP2021126501A - 放射線画像処理装置、方法およびプログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】放射線画像処理装置、方法およびプログラムにおいて、放射線画像から手術用具を検出するための判別器が正しく機能しているか否かを、操作者が確認できるようにする。【解決手段】プロセッサは、手術用具を含む確認用放射線画像を取得する。プロセッサは、放射線画像が入力されると放射線画像に含まれる手術用具の領域を検出する判別器を用いて、確認用放射線画像から前記手術用具の領域を検出する。【選択図】図4

Description

本開示は、放射線画像処理装置、方法およびプログラムに関するものである。
患者の外科的手術を行う際には、出血を抑えるためのガーゼ、傷口または切開部分を縫うための糸と縫合針、切開のためのメスおよび鋏、血液を排出するためのドレイン、並びに切開部分を開くための鉗子等の様々な手術用具が使用される。このような手術用具は、手術後に患者の体内に残存していると、重篤な合併症を発生する恐れがある。このため、手術後は患者の体内に手術用具が残存していないことを確認する必要がある。
このため、ガーゼ画像の特徴を学習した学習済みモデルを用意し、手術野をカメラにより撮影することにより取得した画像を判別器に入力して、ガーゼの有無を判別する手法が提案されている(特許文献1参照)。
特開2018−068863号公報
しかしながら、学習済みモデルの学習に必要なガーゼ等の手術器具が残存した放射線画像は極めて稀である。このため、手術後の被写体を撮影することにより取得した放射線画像を判別器に入力しても、多くの場合、手術用具は検出されない。このように、放射線画像から手術用具が検出されないことが続くと、操作者は判別器が正しく機能しているかどうか分からなくなる。
本開示は上記事情に鑑みなされたものであり、放射線画像から手術用具を検出するための判別器が正しく機能しているか否かを、操作者が確認できるようにすることを目的とする。
本開示による放射線画像処理装置は、少なくとも1つのプロセッサを備え、
プロセッサは、手術用具を含む確認用放射線画像を取得し、
放射線画像に含まれる手術用具の領域を検出する学習済みモデルを用いて、確認用放射線画像から手術用具の領域を検出する。
なお、本開示による放射線画像処理装置においては、プロセッサは、検出結果を出力するものであってもよい。
また、本開示による放射線画像処理装置においては、プロセッサは、人体を含む放射線画像、および手術用具を表す手術用具画像を合成することにより、確認用放射線画像を取得するものであってもよい。
また、本開示による放射線画像処理装置においては、手術用具画像は、手術用具を放射線撮影することにより取得されるものであってもよい。
また、本開示による放射線画像処理装置においては、人体を含む放射線画像は、放射線画像処理装置を有する施設にある撮影装置により人体を撮影することにより取得されるものであってもよい。
また、本開示による放射線画像処理装置においては、手術用具画像は、放射線画像処理装置を有する施設で使用している手術用具を、施設にある撮影装置によって撮影することにより取得されるものであってもよい。
また、本開示による放射線画像処理装置においては、手術用具画像は、放射線撮影以外の手法により取得されるものであってもよい。
また、本開示による放射線画像処理装置においては、プロセッサは、放射線画像および手術用具の少なくとも一方の特性に応じた合成パラメータによって放射線画像および手術用具画像を合成することにより、確認用放射線画像を生成するものであってもよい。
また、本開示による放射線画像処理装置においては、プロセッサは、手術用具の放射線吸収率、放射線画像における放射線散乱の程度、放射線画像におけるビームハードニング、および放射線画像の撮影条件に応じたノイズの少なくとも1つに応じて合成パラメータを設定するものであってもよい。
また、本開示による放射線画像処理装置においては、手術用具は、ガーゼ、メス、鋏、ドレイン、縫合針、糸、鉗子およびステントグラフトの少なくとも1つを含むものであってもよい。
この場合、ガーゼは、放射線吸収糸を少なくとも一部に含むものであってもよい。
また、本開示による放射線画像処理装置においては、確認用放射線画像は、確認用であることを表す情報が重畳されるものであってもよい。
本開示による放射線画像処理方法は、手術用具を含む確認用放射線画像を取得し、
放射線画像に含まれる手術用具の領域を検出する学習済みモデルを用いて、確認用放射線画像から手術用具の領域を検出する。
なお、本開示による放射線画像処理方法をコンピュータに実行させるためのプログラムとして提供してもよい。
本開示によれば、放射線画像から手術用具を検出するための学習済みモデルが正しく機能しているか否かを、操作者が確認できる。
本開示の実施形態による放射線画像処理装置を適用した放射線画像撮影システムの構成を示す概略ブロック図 本実施形態による放射線画像処理装置の概略構成を示す図 本実施形態による放射線画像処理装置の機能的な構成を示す図 確認用放射線画像を生成するための放射線画像を示す図 手術用具としての縫合針の画像を示す図 確認用放射線画像を示す図 手術用具が検出された場合における放射線画像の表示画面を示す図 手術用具の領域が検出されなかった場合の通知画面を示す図 本実施形態において行われる処理を示すフローチャート ガーゼを示す図 手術用具としてのガーゼの画像を示す図 確認用であることを示す情報が重畳された確認用放射線画像を示す図
以下、図面を参照して本開示の実施形態について説明する。図1は、本開示の実施形態による放射線画像処理装置を適用した放射線画像撮影システムの構成を示す概略ブロック図である。図1に示すように、本実施形態による放射線画像撮影システム100は、外科的手術を行った後の患者である被写体の放射線画像を取得して、放射線画像に含まれる手術用具を検出するためのものである。本実施形態による放射線画像撮影システム100は、撮影装置1、コンソール2、画像保存システム6および放射線画像処理装置7を備える。なお、撮影装置1、コンソール2および放射線画像処理装置7は同一の施設(病院および診療所等)に設置されている。
撮影装置1は、X線源等の放射線源4から発せられ、被写体Hを透過した放射線を放射線検出器5に照射することにより、手術台3に仰臥した被写体Hの放射線画像G0を取得するための撮影装置である。放射線画像G0はコンソール2に入力される。
また、放射線検出器5は、可搬型の放射線検出器であり、手術台3に設けられた取付部3Aにより手術台3に取り付けられている。なお、放射線検出器5は、手術台3に固定されたものであってもよい。
コンソール2は、無線通信LAN(Local Area Network)等のネットワークを介して、不図示のRIS(Radiology Information System)等から取得した撮影オーダおよび各種情報と、技師等により直接行われた指示等とを用いて、撮影装置1の制御を行う機能を有している。一例として、本実施形態では、サーバコンピュータをコンソール2として用いている。
画像保存システム6は、撮影装置1により撮影された放射線画像の画像データを保存するシステムである。画像保存システム6は、保存している放射線画像から、コンソール2および放射線画像処理装置7等からの要求に応じた画像を取り出して、要求元の装置に送信する。画像保存システム6の具体例としては、PACS(Picture Archiving and Communication Systems)が挙げられる。
次に、本実施形態に係る放射線画像処理装置について説明する。まず、図2を参照して、本実施形態に係る放射線画像処理装置のハードウェア構成を説明する。図2に示すように、放射線画像処理装置7は、ワークステーション、サーバコンピュータおよびパーソナルコンピュータ等のコンピュータであり、CPU(Central Processing Unit)11、不揮発性のストレージ13、および一時記憶領域としてのメモリ16を備える。また、放射線画像処理装置7は、液晶ディスプレイ等のディスプレイ14、キーボードおよびマウス等の入力デバイス15、並びにネットワーク10に接続されるネットワークI/F(InterFace)17を備える。CPU11、ストレージ13、ディスプレイ14、入力デバイス15、メモリ16およびネットワークI/F17は、バス18に接続される。なお、CPU11は、本開示におけるプロセッサの一例である。
ストレージ13は、HDD(Hard Disk Drive)、SSD(Solid State Drive)、およびフラッシュメモリ等によって実現される。記憶媒体としてのストレージ13には、放射線画像処理装置7にインストールされた放射線画像処理プログラム12が記憶される。CPU11は、ストレージ13から放射線画像処理プログラム12を読み出してメモリ16に展開し、展開した放射線画像処理プログラム12を実行する。
なお、放射線画像処理プログラム12は、ネットワークに接続されたサーバコンピュータの記憶装置、あるいはネットワークストレージに、外部からアクセス可能な状態で記憶され、要求に応じて放射線画像処理装置7を構成するコンピュータにダウンロードされ、インストールされる。または、DVD(Digital Versatile Disc)、CD−ROM(Compact Disc Read Only Memory)等の記録媒体に記録されて配布され、その記録媒体から放射線画像処理装置7を構成するコンピュータにインストールされる。
次いで、本実施形態による放射線画像処理装置の機能的な構成を説明する。図3は、本実施形態による放射線画像処理装置の機能的な構成を示す図である。図3に示すように,放射線画像処理装置7は、画像取得部21、検出部22および出力部23を備える。そして、CPU11が放射線画像処理プログラム12を実行することにより、CPU11は、画像取得部21、検出部22および出力部23として機能する。
画像取得部21は、コンソール2が撮影装置1に撮影を行わせることにより取得した放射線画像を取得する。画像取得部21は、コンソール2または画像保存システム6からネットワークI/F17を介して放射線画像を取得する。なお、コンソール2は、放射線源4を駆動して手術後の被写体Hに放射線を照射し、被写体Hを透過した放射線を放射線検出器5により検出して、手術用具の検出対象の放射線画像G1を取得する。この際、コンソール2は、放射線源4において使用するターゲットおよびフィルタの種類、撮影線量、管電圧およびSID(Source Image receptor Distance)等の撮影条件を設定する。
また、画像取得部21は、手術用具を含む確認用放射線画像T0を取得する。本実施形態においては、画像取得部21は、確認用放射線画像T0を生成することにより取得する。このために、画像取得部21は、画像保存システム6からネットワークI/F17を介して、確認用放射線画像T0を生成するための任意の被写体Hを含む放射線画像G0を取得する。図4は放射線画像G0を示す図である。なお、図4は人体の胸部の放射線画像を示すが、放射線画像G0に含まれる被写体はこれに限定されるものではない。また、確認用放射線画像T0を生成するための放射線画像G0は、本実施形態による放射線画像処理装置7が設置された施設と同一の施設に設定された撮影装置1により取得されて画像保存システム6に保存されたものである。
また、画像取得部21は、確認用放射線画像T0を生成するために、手術用具を表す手術用具画像M0も画像保存システム6から取得する。本実施形態において、手術用具画像M0は、放射線撮影以外の手法により取得された画像である。例えば手術用具画像M0は、コンピュータグラフィックス等により作成された手術用具を表す3次元的な画像である。なお、本実施形態においては、手術用具として、傷口または切開部分を縫うための縫合針を用いるものとする。図5は手術用具としての縫合針の画像を示す図である。なお、図5においては、縫合針の手術用具画像M0を2次元で示しているが、3次元的に回転させたり、移動させたりすることが可能であるものとする。なお、手術用具画像M0は手術用具の写真画像であってもよい。手術用具画像M0が写真画像である場合、本実施形態による放射線画像処理装置7が設置された施設において使用している手術用具を写真撮影することにより、手術用具画像M0を取得することが好ましい。
また、画像取得部21は、放射線画像G0に手術用具画像M0を合成することにより、確認用放射線画像T0を生成する。画像取得部21は、放射線画像G0および手術用具(本実施形態においては縫合針)の少なくとも一方の特性に応じた合成パラメータによって放射線画像G0および手術用具画像M0を合成して確認用放射線画像T0を生成する。画像取得部21は、手術用具(本実施形態においては縫合針)の放射線吸収率、手術用具による放射線散乱の程度、放射線画像G0におけるビームハードニング、および放射線画像G0の撮影条件に応じたノイズの少なくとも1つにより、合成パラメータを設定する。
なお、放射線画像G0における手術用具画像M0の位置および手術用具画像M0の向きは、放射線画像G0をディスプレイ14に表示し、操作者による入力デバイス15からの指示により指定すればよい。
本実施形態においては、例えば、画像取得部21は、下記の式(1)により確認用放射線画像T0を生成するものとする。すなわち、画像取得部21は、放射線画像G0における手術用具画像M0を合成する領域の画素(x,y)において、放射線画像G0の画素値G0(x,y)から、重み係数w1により重み付けた手術用具画像M0の画素値M0(x,y)を減算することにより、確認用放射線画像T0の画素値T0(x,y)を導出する。なお、重み係数w1は0以上1以下の値をとる。重み係数w1は本実施形態の合成パラメータに含まれる。図6は確認用放射線画像を示す図である。図6に示すように、確認用放射線画像T0においては、被写体の右肺に縫合針40が含まれたものとなる。
T0(x,y)=G0(x,y)−w1・M0(x,y) (1)
ここで、手術用具の放射線吸収率が高ければ、手術用具を放射線撮影することにより取得される放射線画像においては、手術用具のコントラストが高くなる。例えば、手術用具が縫合針、鋏およびメスのような金属の場合、手術用具の放射線画像はコントラストが高くなる。このため、画像取得部21は、確認用放射線画像T0においては手術用具のコントラストが高くなりすぎないように、放射線画像G0と手術用具画像M0との重み付け減算を行う際に、手術用具画像M0の重み係数w1を大きくする。
また、放射線の散乱により、放射線画像G0におけるコントラストが低下する。放射線の散乱は、被写体Hの体厚が大きいほどその影響が大きくなる。また、被写体Hの体厚が大きいほど放射線画像G0に含まれる被写体領域の濃度は小さくなる。このため、画像取得部21は、放射線画像G0に含まれる被写体領域の濃度の平均値を導出し、平均値が小さいほど、すなわち被写体Hの体厚が大きいほど、放射線画像G0と手術用具画像M0との濃度差が小さくなるように、重み係数w1を小さくして確認用放射線画像T0を生成する。
ここで、放射線源4に印加される管電圧が高く、放射線が高エネルギーであるほど、放射線が被写体Hを透過する過程において、放射線の低エネルギー成分が被写体Hに吸収され、放射線が高エネルギー化するビームハードニングが生じる。ビームハードニングが生じると、放射線画像におけるコントラストが低下する。また、ビームハードニングによる放射線の高エネルギー化は、被写体Hの体厚が大きいほど大きくなる。また、被写体Hの体厚が大きいほど放射線画像G0に含まれる被写体領域の濃度は小さくなる。このため、画像取得部21は、放射線画像G0に含まれる被写体領域の濃度の平均値を導出し、平均値が小さいほど、すなわち被写体Hの体厚が大きいほど、放射線画像G0と手術用具画像M0との濃度差が小さくなるように、重み係数w1を小さくして確認用放射線画像T0を生成する。
また、撮影条件における放射線量が小さいと、放射線画像G0に含まれるノイズが多くなる。このため、画像取得部21は、放射線量が小さい場合、下記の式(2)に示すように、式(1)に対して放射線量に応じたノイズN(x,y)を加算することにより確認用放射線画像T0を生成する。この場合、重み係数w1は予め定められた値としてもよく、上記の手術用号の放射線吸収率、放射線散乱の程度およびビームハードニングの少なくとも1つに応じて設定してもよい。また、ノイズN(x,y)は予め定められたシミュレーションにより導出して、ストレージ13に記憶しておけばよい。なお、ノイズN(x,y)も合成パラメータに含まれる。
T0(x,y)=G0(x,y)−w1・M0(x,y)+N(x,y) (2)
本実施形態においては、画像取得部21は、放射線画像G0における手術用具画像M0の合成位置を変更したり、合成パラメータを変更したりして、複数の確認用放射線画像T0を生成してもよい。これにより、手術用具画像M0が放射線撮影されたような態様にて放射線画像G0に合成された確認用放射線画像T0が生成されることとなる。なお、被写体Hが異なる複数の放射線画像G0を用いて確認用放射線画像T0を生成してもよい。
なお、手術用具画像M0は、手術用具を放射線撮影することにより取得されたものであってもよい。この場合、本実施形態による放射線画像処理装置7が設置された施設において使用している手術用具を、当該施設に設置された撮影装置1を用いて撮影することにより手術用具画像M0を取得することが好ましい。なお、この場合であっても、合成パラメータを適宜設定しつつ、手術用具画像M0を放射線画像G0に合成することにより、確認用放射線画像T0を生成すればよい。
検出部22は、検出対象の放射線画像G1における手術用具の領域を検出する。このために、検出部22は、検出対象の放射線画像G1が入力されると、放射線画像G1に含まれる手術用具の領域を検出するように機械学習がなされた判別器30が適用されてなる。なお、判別器30が学習済みモデルの一例である。これにより、検出部22に検出対象の放射線画像G1が入力されると、検出部22は、判別器30に検出対象の放射線画像G1に含まれる手術用具の領域を判別させることにより、手術用具の領域を検出する。
ここで、判別器30は、手術用具を含む放射線画像を教師データとして使用して、機械学習モデルを学習することにより構築されてなる。なお、本実施形態においては、手術用具として縫合針を使用し、放射線画像が入力されると縫合針を手術用具として検出するように判別器30が学習されてなる。
なお、判別器30としては、機械学習モデルを用いることができる。機械学習モデルの一例として、ニューラルネットワークモデルが挙げられる。ニューラルネットワークモデルとしては、単純パーセプトロン、多層パーセプトロン、ディープニューラルネットワーク、畳み込みニューラルネットワーク、ディープビリーフネットワーク、リカレントニューラルネットワーク、および確率的ニューラルネットワーク等が挙げられる。
出力部23は、検出部22が検出対象となる放射線画像G1または後述するように確認用放射線画像T0から検出した手術用具の領域を強調して、放射線画像G1または確認用放射線画像T0をディスプレイ14に表示する。図7は手術用具が検出された場合における放射線画像の表示画面を示す図である。図7に示すように、表示画面50には検出対象の放射線画像G1または確認用放射線画像T0が表示されており、放射線画像G1または確認用放射線画像T0に含まれる手術用具の領域51を矩形領域52で囲むことにより、手術用具の領域51が強調されている。なお、図7において、矩形領域52を白抜きにて示しているが、色を付与してもよい。なお、矩形領域52の付与に代えて、手術用具の領域付近に矢印および星印等のマークを付与することにより、手術用具の領域を強調してもよい。
なお、放射線画像G1または確認用放射線画像T0をディスプレイ14に表示する際には、表示された放射線画像G1または確認用放射線画像T0を観察しやすくするために、階調変換処理および濃度変換処理等の表示用の画像処理を放射線画像G1または確認用放射線画像T0に対して施すようにしてもよい。表示用の画像処理は、出力部23が行ってもよく、表示用の画像処理を行うための画像処理部を別途設けるようにしてもよい。また、放射線画像G1に対して表示用の画像処理を行う場合、検出部22においては、表示用の画像処理が施された放射線画像G1または確認用放射線画像T0から手術用具の領域を検出するようにしてもよい。
また、検出部22が放射線画像G1または確認用放射線画像T0から手術用具の領域を検出しなかった場合、出力部23は、その旨の通知を行う。図8は、手術器具が検出されなかった場合の通知画面を示す図である。図8に示すように、通知画面60には、放射線画像G1または確認用放射線画像T0に重畳して、「手術用具は検出されませんでした。」のメッセージ61が表示される。なお、メッセージ61に代えて、手術用具が検出されなかったことを表すアイコンおよびマーク等を表示してもよい。また、入力デバイス15からの指示により、メッセージ61の表示のオンおよびオフを切り替え可能としてもよい。
ここで、検出部22が有する判別器30の学習に必要な手術器具が残存した放射線画像は極めて稀である。このため、手術後の被写体Hを撮影することにより取得した、検出対象の放射線画像G1を判別器30に入力しても、多くの場合、手術用具は検出されない。このように、放射線画像G1から手術用具が検出されないことが続くと、操作者は、判別器30が正しく機能しているかどうか分からなくなる。このため、本実施形態においては、検出部22に手術用具を含む確認用放射線画像T0から手術用具の領域を検出させて、検出部22の判別器30が正しく機能しているか否かを、操作者が確認できるようにするものである。
以下、確認用放射線画像T0を用いて本実施形態において行われる処理について説明する。図9は本実施形態において行われる処理を示すフローチャートである。まず、画像取得部21が、確認用放射線画像T0を生成するための放射線画像G0および手術用具画像M0を取得する(ステップST1)。次いで、合成部32が放射線画像G0と手術用具画像M0との合成パラメータを設定し(ステップST2)、合成パラメータに応じて放射線画像G0と手術用具画像M0とを合成して確認用放射線画像T0を生成する(ステップST3)。
次いで、検出部22が、確認用放射線画像T0から手術用具の領域を検出する(ステップST4)。確認用放射線画像T0から手術用具の領域が検出されると(ステップST5:YES)、出力部23が、手術用具の領域を視認可能に、確認用放射線画像T0をディスプレイ14に表示し(ステップST6)、処理を終了する。一方、ステップST4が否定されると、出力部23は、手術用具の領域が検出されなかった旨の通知を行い(手術用具が検出されなかった旨の通知;ステップST7)、処理を終了する。
このように、本実施形態においては、手術用具を含む確認用放射線画像T0を取得し、検出部22において確認用放射線画像T0から手術用具を検出するようにした。確認用放射線画像T0には手術用具が含まれるため、確認用放射線画像T0から手術用具が検出されれば、図7に示す表示画面50がディスプレイ14に表示される。このため、表示画面50が表示されることにより、操作者は、検出部22の判別器30が正しく機能していることを確認することができる。一方、確認用放射線画像T0から手術用具が検出されなければ、図8に示す通知画面60がディスプレイ14に表示される。この場合、通知画面60が表示されることにより、操作者は検出部22の判別器30が正しく機能していないことを確認することができる。したがって、本実施形態によれば、操作者は、判別器30が正しく機能しているか否かを確認することができる。
なお、上記実施形態においては、手術用具として縫合針を検出の対象としているが、これに限定されるものではない。ガーゼ、メス、鋏、ドレイン、糸、鉗子およびステントグラフト等の手術の際に使用する任意の手術用具を検出の対象とすることができる。この場合、判別器30は対象となる手術用具を判別するように学習すればよい。なお、判別器30を複数チャンネルの検出を行うように学習することにより、1種類の手術用具のみならず、複数種類の手術用具を判別するように、判別器30を構築することも可能である。
ここで、手術用具として使用するガーゼについて説明する。図10はガーゼを示す図である。図10に示すように、ガーゼ70は綿糸が平織りされてなる生地であり、その一部に放射線吸収糸71が織り込まれている。綿糸は放射線を透過するが、放射線吸収糸71は放射線を吸収する。このため、ガーゼ70の放射線画像には、線状の放射線吸収糸71のみが含まれる。ここで、手術の際には、出血を吸収するために、ガーゼ70は丸められて人体内に挿入される。このため、確認用放射線画像T0を生成するために放射線画像G0と合成する手術用具画像M0としては、図11に示すように、放射線吸収糸71が丸まった状態を表すものを使用する。
また、上記実施形態においては、画像取得部21が、放射線画像G0および手術用具画像M0から確認用放射線画像T0を生成しているが、これに限定されるものではない。画像保存システム6に確認用放射線画像T0を保存しておき、画像保存システム6から確認用放射線画像T0を取得するようにしてもよい。
また、上記実施形態においては、出力部23は、確認用放射線画像T0から手術用具の領域が検出された場合に図7に示す表示画面50を表示し、検出されなかった場合に図8に示す通知画面60を表示しているが、これに限定されるものではない。出力部23は、音声により確認用放射線画像T0からの手術用具の領域の検出結果を通知するようにしてもよい。また、図7に示す表示画面50および図8に示す通知画面60と音声とを併せて出力するようにしてもよい。
また、上記実施形態において、確認用放射線画像T0には、確認用であることを示す情報を重畳するようにしてもよい。図12は確認用であることを示す情報が重畳された確認用放射線画像を示す図である。図12に示すように、確認用放射線画像T0には、確認用であることを示す情報として、「これは確認用画像です。」のキャプション80が重畳されている。なお、キャプション80の内容は確認用であることを示す内容であれば、これに限定されるものではなく、例えば「診断に使用しないで下さい。」等の他のテキストを用いることができる。また、キャプション80は確認用放射線画像T0に埋め込んでおくことが好ましい。また、キャプション80に代えて、確認用であることを示すマーク等を用いてもよい。このように、確認用であることを示す情報を確認用放射線画像T0に重畳することにより、実際に診断に使用する臨床用の放射線画像と間違えて、確認用放射線画像T0を診断に使用してしまうことを防止することができる。
また、上記実施形態においては、放射線は、とくに限定されるものではなく、X線の他、α線またはγ線等を適用することができる。
また、上記実施形態において、例えば、画像取得部21、検出部22および出力部23といった各種の処理を実行する処理部(Processing Unit)のハードウェア的な構造としては、次に示す各種のプロセッサ(Processor)を用いることができる。上記各種のプロセッサには、上述したように、ソフトウェア(プログラム)を実行して各種の処理部として機能する汎用的なプロセッサであるCPUに加えて、FPGA(Field Programmable Gate Array)等の製造後に回路構成を変更可能なプロセッサであるプログラマブルロジックデバイス(Programmable Logic Device :PLD)、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)等の特定の処理を実行させるために専用に設計された回路構成を有するプロセッサである専用電気回路等が含まれる。
1つの処理部は、これらの各種のプロセッサのうちの1つで構成されてもよいし、同種または異種の2つ以上のプロセッサの組み合わせ(例えば、複数のFPGAの組み合わせまたはCPUとFPGAとの組み合わせ)で構成されてもよい。また、複数の処理部を1つのプロセッサで構成してもよい。
複数の処理部を1つのプロセッサで構成する例としては、第1に、クライアントおよびサーバ等のコンピュータに代表されるように、1つ以上のCPUとソフトウェアとの組み合わせで1つのプロセッサを構成し、このプロセッサが複数の処理部として機能する形態がある。第2に、システムオンチップ(System On Chip:SoC)等に代表されるように、複数の処理部を含むシステム全体の機能を1つのIC(Integrated Circuit)チップで実現するプロセッサを使用する形態がある。このように、各種の処理部は、ハードウェア的な構造として、上記各種のプロセッサの1つ以上を用いて構成される。
さらに、これらの各種のプロセッサのハードウェア的な構造としては、より具体的には、半導体素子等の回路素子を組み合わせた電気回路(Circuitry)を用いることができる。
1 撮影装置
2 コンソール
3 手術台
3A 取付部
4 放射線源
5 放射線検出器
6 画像保存システム
7 放射線画像処理装置
11 CPU
12 放射線画像処理プログラム
13 ストレージ
14 ディスプレイ
15 入力デバイス
16 メモリ
17 ネットワークI/F
18 バス
21 画像取得部
22 検出部
23 出力部
30 判別器
40 縫合針
50 表示画面
51 手術用具の領域
52 矩形領域
60 通知画面
61 メッセージ
70 ガーゼ
71 放射線吸収糸
80 キャプション
100 放射線画像撮影システム
G0,G1 放射線画像
H 被写体
M0 手術用具画像
T0 確認用放射線画像

Claims (14)

  1. 少なくとも1つのプロセッサを備え、
    前記プロセッサは、
    手術用具を含む確認用放射線画像を取得し、
    放射線画像に含まれる前記手術用具の領域を検出する学習済みモデルを用いて、前記確認用放射線画像から前記手術用具の領域を検出する放射線画像処理装置。
  2. 前記プロセッサは、前記検出結果を出力する請求項1に記載の放射線画像処理装置。
  3. 前記プロセッサは、人体を含む放射線画像と前記手術用具を表す手術用具画像とを合成することにより、前記確認用放射線画像を取得する請求項1または2に記載の放射線画像処理装置。
  4. 前記手術用具画像は、前記手術用具を放射線撮影することにより取得される請求項3に記載の放射線画像処理装置。
  5. 前記人体を含む放射線画像は、前記放射線画像処理装置を有する施設にある撮影装置により前記人体を撮影することにより取得される請求項3または4に記載の放射線画像処理装置。
  6. 前記手術用具画像は、前記放射線画像処理装置を有する施設で使用している手術用具を、前記施設にある撮影装置によって撮影することにより取得される請求項5に記載の放射線画像処理装置。
  7. 前記手術用具画像は、放射線撮影以外の手法により取得される請求項3または5に記載の放射線画像処理装置。
  8. 前記プロセッサは、前記放射線画像および前記手術用具の少なくとも一方の特性に応じた合成パラメータによって前記放射線画像および前記手術用具画像を合成することにより、前記確認用放射線画像を生成する請求項3から7のいずれか1項に記載の放射線画像処理装置。
  9. 前記プロセッサは、前記手術用具の放射線吸収率、前記放射線画像における放射線散乱の程度、前記放射線画像におけるビームハードニング、および前記放射線画像の撮影条件に応じたノイズの少なくとも1つに応じて前記合成パラメータを設定する請求項8に記載の放射線画像処理装置。
  10. 前記手術用具は、ガーゼ、メス、鋏、ドレイン、縫合針、糸、鉗子およびステントグラフトの少なくとも1つを含む請求項1から9のいずれか1項に記載の放射線画像処理装置。
  11. 前記ガーゼは、放射線吸収糸を少なくとも一部に含む請求項10に記載の放射線画像処理装置。
  12. 前記確認用放射線画像には確認用であることを表す情報が重畳される請求項1から11のいずれか1項に記載の放射線画像処理装置。
  13. 手術用具を含む確認用放射線画像を取得し、
    放射線画像に含まれる前記手術用具の領域を検出する学習済みモデルを用いて、前記確認用放射線画像から前記手術用具の領域を検出する放射線画像処理方法。
  14. 手術用具を含む確認用放射線画像を取得する手順と、
    放射線画像に含まれる前記手術用具の領域を検出する学習済みモデルを用いて、前記確認用放射線画像から前記手術用具の領域を検出する手順とをコンピュータに実行させる放射線画像処理プログラム。
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